JP2014072321A - 板状体保持機構、基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法 - Google Patents

板状体保持機構、基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】板状体の反りを矯正する。
【解決手段】真空室10aを大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能な真空容器10内に配置された表示基板101を保持する板状体保持機構200は、載置部220と、配管230と、第2真空ポンプ240と、圧力バランサ260と、を備える。載置部220は、上面に吸盤225を有し、表示基板101が載置される。配管230は、一端部が吸盤255の筒孔に連通する。第2真空ポンプ240は、配管230の他端部に連結され、配管230内の気体を吸引する。圧力バランサ260は、真空室10aと配管230内とを連通する連通孔265が形成された連通部261と、配管230の内圧より真空容器10の内圧の方が低いときに連通孔265を開き、配管230の内圧より真空容器10の内圧の方が高いときに連通孔265を閉じる蓋部262と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、矩形板状の板状体、例えば、表示基板やカバー基板、を保持する板状体保持機構、この板状体保持機構を用いて2枚の基板を貼り合わせる基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法に関するものである。
表示機器の表示部は、例えば、液晶モジュールや有機発光ダイオードモジュールなどの表示基板に設けられた偏光板の上に、タッチセンサ付き基板や保護基板などのカバー基板が設けられている。近年、このような表示部は、表示基板にカバー基板を貼り合わせる工程を経て生産される。
表示基板にカバー基板を貼り合わせる工程は、両基板間に気泡が入らないようにするために、真空環境下で行われる。特許文献1には、位置合せのためのアライメントマークをそれぞれ有する駆動パネルと封止パネルとを真空容器内で貼り合わせる表示装置の製造装置が開示されている。この製造装置は、内部を真空にすることが可能な真空容器を有している。そして、真空容器には、駆動パネルが載置される基体と、封止パネルを支持して駆動パネルに対して相対的に移動させる移動機構と、駆動パネルと封止パネルとの間に接着樹脂を介在させて密着させるための加圧部材が配設されている。
特開2005−243413号公報
ところで、表示基板やカバー基板を、複数の部材を積層して多層状に形成すると、これらの基板には、大小の反りが生じる場合がある。
しかし、特許文献1に開示された製造装置では、駆動パネルが基体に載置されているにすぎない。したがって、反りが生じている駆動パネルと封止パネルとを貼り合わせる際に、駆動パネルの反りが原因で、両パネル間に大きな隙間が発生してしまう。このため、両パネルを良好に貼り合わせることができない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、板状体の反りを矯正して保持する板状体保持機構、基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の板状体保持機構は、内圧を大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能な真空容器内に配置された矩形板状の板状体を保持する板状体保持機構であって、載置部と、配管と、吸引部と、圧力バランサと、を備える。
載置部は、真空容器内に配置され、吸引開口が形成された上面に板状体が載置される。配管は、一端部が吸引開口に連通する。吸引部は、配管の他端部に連結され、配管内の気体を吸引して配管の内圧を大気圧よりも低く、且つ第1の圧力よりも高い第2の圧力に設定する吸引動作を行う。圧力バランサは、真空容器内に設けられ、真空容器内と配管内とを連通する連通孔が形成された連通部と、配管の内圧より真空容器の内圧の方が低いときに連通孔を開き、配管の内圧より真空容器の内圧の方が高いときに連通孔を閉じる蓋部と、を有する。
また、本発明の基板貼り合わせ装置は、真空容器と、板状体保持機構と、保持部と、駆動部と、を備える。
真空容器は、内圧を大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能である。板状体保持機構は、上記板状体保持機構と同様の構成を有し、矩形板状の第1の基板を保持する。保持部は、真空容器内に配置され、矩形板状の第2の基板を保持して、板状体保持機構に保持された第1の基板の上面に第2の基板の下面を対向させる。駆動部は、板状体保持機構又は保持部を移動させ、第1の基板の上面と第2の基板の下面とを接着剤を介して当接させる。
また、本発明の基板貼り合わせ方法は、上記基板貼り合わせ装置を用いて、板状体保持機構の配管の内圧を第2の圧力に設定して、載置部が第1の基板を吸着して保持し、且つ保持部が前記第2の基板を保持する。次に、真空容器の内圧を第1の圧力に設定し、駆動部が、板状体保持機構又は保持部を移動させ、第1の基板の上面と、第2の基板の下面とを接着剤を介して当接させる。
本発明の板状体保持機構、基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法では、上面に吸引開口が形成された載置部が板状体(基板を含む)を吸着して保持するので、板状体保持機構で保持する板状体を載置部の形状に応じるように弾性変形させることができる。したがって、板状体保持機構で保持する板状体に反りが生じていた場合、この反りを矯正することができる。
また、圧力バランサは、配管の内圧より真空容器の内圧の方が低いときに連通孔を開き、配管の内圧より真空容器の内圧の方が高いときに連通孔を閉じる蓋部を有している。
このため、蓋部が連通孔を閉じているときに、配管内を第2の圧力に設定することによって、配管の一端部が連通する吸引開口が形成された載置部で板状体を吸着保持することができる。
また、載置部が板状体を保持している状態で、真空容器の内圧を第1の内圧に設定する場合、配管の内圧より真空容器の内圧の方が低くなる。このとき、蓋部が連通孔を開いて、真空容器内と配管内とを連通させる。このため、配管の内圧と真空容器の内圧との平衡が保たれるので、配管内の空気が載置部の吸引開口から真空容器内に流出することがない。したがって、板状体を載置部で保持している状態を維持することができる。
本発明によれば、板状体の反りを矯正して保持することができる。
本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置により貼り合わせる一方の基板である表示基板の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置により貼り合わせる他方の基板であるタッチセンサ付き基板の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る搬送部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置の構成を示す図であり、Aは要部正面断面図、Bは要部側面断面図である。 図4の基板貼り合わせ装置における板状体保持機構を示す上面図である。 図4の基板貼り合わせ装置における板状体保持機構を示す側面図である。 図5のX−X線矢視断面図である。 図4の基板貼り合わせ装置における制御系を示すブロック図である。 図4の基板貼り合わせ装置の基板保持部にタッチセンサ付き基板を保持させた状態を示す説明図である。 図9の基板貼り合わせ装置の板状体保持機構が表示基板を保持した状態を示す説明図である。 図3の搬送部に両端部が下方へ反っている表示基板を吸着保持する場合を説明する図であり、Aは吸着保持前の状態を示し、Bは吸着保持した状態を示す。 図9の板状体保持機構の載置部に両端部が上方へ反っている表示基板を載置した場合の作用を説明する図であり、Aは載置直後の状態を示し、Bは載置後載置部が表示基板を吸着保持した状態を示す。 図10の基板貼り合わせ装置の基板保持部が上昇した状態を示す説明図である。 図13の基板貼り合わせ装置の下部材が上昇して真空容器を形成した状態を示す説明図である。 図14の基板貼り合わせ装置の基板保持部が下降してタッチセンサ付き基板と表示基板を接触させた状態を示す説明図である。 図15の基板貼り合わせ装置の下部材が初期位置に下降した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る板状体保持機構200及びこの板状体保持機構200を備える基板貼り合わせ装置1について、図1〜図16を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[表示基板]
まず、板状体の一例として表示基板(板状体、第1の基板)101について、図1を参照して説明する。
図1は、基板貼り合わせ装置1により貼り合わせる一方の基板である表示基板101の構成を示す説明図である。
図1に示すように、表示基板101は、例えばLCDモジュール(LCM)であり、液晶が用いられた基板本体102と、基板本体102の一方の面を露出させて収容するフレーム103と、基板本体102の一方の面に取り付けられた偏光板104を備えている。
なお、本発明に係る表示基板101としては、有機発光ダイオード(OLED)モジュールやその他の表示モジュールであってもよい。
基板本体102は、長方形の板状に形成されており、一方の面が表示面となる。
また、基板本体102は、複数の部材が積層されて、図示しない長方形の枠状に形成された額縁印刷からなる層を含む多層状に形成されている。この額縁印刷の内周の輪郭は、偏光板104の外周の輪郭と略等しい。額縁印刷は、例えば、金属クロムを基板本体102にスパッタリング蒸着させ、エッチングによって不要部分を除去することで形成される。
フレーム103は、基板本体102の4辺と、基板本体102の他方の面を覆う。
偏光板104は、長方形に形成されており、基板本体102よりも外周の輪郭が小さい。つまり、偏光板104の外周の輪郭は、基板本体102の表示領域と略等しい大きさに形成されている。表示基板101の偏光板104側は、後述するタッチセンサ付き基板121に接着剤、例えば紫外線硬化樹脂を介して貼り付けられる。なお、接着剤は紫外線硬化樹脂に限定されない。例えば他の光硬化樹脂や熱硬化樹脂を用いてもよい。
[タッチセンサ付き基板]
次に、板状体の他の例としてタッチセンサ付き基板(第2の基板)121について、図2を参照して説明する。
図2は、タッチセンサ付き基板121の構成を示す説明図である。
図2に示すように、タッチセンサ付き基板121は、基板本体122と、この基板本体122の一方の面に設けられた額縁印刷123を備えている。基板本体122は、長方形の板状に形成されている。このタッチセンサ付き基板121の外周の輪郭は、表示基板101におけるフレーム103の外周の輪郭よりも大きく形成されている。
額縁印刷123の外周の輪郭は、基板本体122の外周の輪郭と略等しく、内周の輪郭は、表示基板101における偏光板104の外周の輪郭と略等しい。額縁印刷123は、例えば、表示基板101の表示面と接合する基板本体122のエリアをマスキングしておき、加色印刷を行い、マスキングを除去することで形成される。
本実施形態では、不図示の樹脂塗布部によって、タッチセンサ付き基板121の額縁印刷123が形成されている面における額縁印刷123の内側に紫外線硬化樹脂が塗布される。
なお、本実施形態では、カバー基板としてタッチセンサ付き基板121を例に説明するが、本発明に係るカバー基板としては、タッチセンサ付き基板121に限定されず、例えば、ガラス材により形成された保護基板であってもよい。
[基板貼り合わせ装置]
次に、本実施形態の基板貼り合わせ装置1の構成について、図3及び図4を参照し説明する。図3は、搬送部2の斜視図である。図4Aは基板貼り合わせ装置1の要部正面断面図を示し、図4Bは要部側面断面図を示している。なお、図4A及び図4Bでは、搬送部2の図示を省略している。また、基板貼り合わせ装置1を収容し、有機溶剤の拡散を防止するエンクロージャーの内底面32のみを図示し、エンクロージャーのその他の構成の図示を省略している。また、以下の説明において、基板貼り合わせ装置1が載置されるエンクロージャーの内底面32に沿った一方向をX方向とし、この内底面32に平行でX方向に直交する方向をY方向とする。また、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向(上下方向)とする。
搬送部2は、表示基板101、タッチセンサ付き基板121のそれぞれを所定の位置に搬送する。搬送部2は、略長方形の平板状に形成され、X方向に延びる本体部21と、本体部21を移動又は回転させる搬送部動作機構(図示省略)と、を備えている。搬送部動作機構は、本体部21をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる。また、搬送部動作機構は、本体部21おける長辺の略中央を通る軸線を中心に本体部21を回転させる。
本体部21のX方向の両端部には、Y方向に延びる延出部21aが形成されている。本体部21と延出部21aとは、略四角形の切欠部22を形成している。また、延出部21aの一面には、弾性部材からなる筒状の吸着部23が複数形成されている。吸着部23の筒孔24は、図示しない真空ポンプに接続されている。
搬送部2には、配線(図示省略)の一端が接続されている。この配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続されている。制御部14は、搬送部動作機構の駆動を制御して、本体部21を移動又は回転させる。また、真空ポンプを駆動させて搬送部2に表示基板101及びタッチセンサ付き基板121を吸着保持させる。吸着保持されるときの両基板101,121は、両基板101,121の短辺が延出部21aの延存する方向(Y方向)と平行になり、両基板101,121の長辺が本体部21の延存する方向と平行になるように配置される。すなわち、両基板101,121の長手方向の両端部が搬送部2の吸着部23に吸着されることで、両基板101,121は搬送部2に吸着保持される。
図4A及び図4Bに示すように基板貼り合わせ装置1は、支持フレーム4を備えている。支持フレーム4は、X方向に沿って延びる平板状の懸架部41と、懸架部41のX方向の両端部から下方へ延びる一対の脚部42とを備えている。懸架部41のX方向及びY方向の略中央部には、後述する保持部移動機構12が固定されており、保持部移動機構12は、後述する基板保持部11を上下方向に移動可能に支持している。
脚部42の下部は、エンクロージャーの内底面32に固定されている。また、脚部42の上部には、後述する上部材7の周壁部72が固定されている。
また、基板貼り合わせ装置1は、上部材7と、下部材8と、下部材移動機構9と、を備えている。
上部材7と下部材8は、互いに当接することにより、密閉された内部空間である真空室10a(図14参照)を有する真空容器10を形成する。
上部材7は、下部が開口した中空の直方体状に形成されており、四角形の板状に形成された上蓋部71と、この上蓋部71の四辺に連続して下方に延びる周壁部72を有している。周壁部72は、X方向に対向する壁片72a,72bと、Y方向に対向する壁片72c,72dと、を有している。
壁片72cには、真空室10aを脱気するための排気口73と真空室10aに外気を吸入するための吸気口74が形成されている。排気口73には排気口73を開放又は閉止する排気弁75(図8参照)が設けられ、吸気口74には吸気口74を開放又は閉止する吸気弁76(図8参照)が設けられている。排気弁75及び吸気弁76には、配線(図示省略)の一端が接続されている。この配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続されている。
吸気弁76によって吸気口74が開放されると、吸気口74を介して、真空室10aとエンクロージャー内の空間とが連通する。
排気口73には、排気管(図示省略)の一端部が接続されている。そして、排気管の他端部は、第1の吸引部としての第1真空ポンプ77(図8参照)に接続されている。排気弁75によって排気口73を開放し、且つ、第1真空ポンプ77が駆動すると、真空室10aの気体(空気)が排気口73及び排気管を通って排気される。なお、排気口73と吸気口74は、壁片72cに代えて、壁片72a,72b,72dのいずれかに形成してもよい。また、第1の吸引部としては、工場などに備え付けられた吸引設備を用いてもよい。
上部材7の上蓋部71には、本発明に係る保持部の一例として、基板保持部11が設けられている。この基板保持部11は、アーム部114で、タッチセンサ付き基板121を保持し、タッチセンサ付き基板121のX方向、Y方向及びZ方向への移動を規制する。基板保持部11は、タッチセンサ付き基板121を、タッチセンサ付き基板121の互いに対向する長辺がX方向に沿って延在し、タッチセンサ付き基板121の紫外線硬化樹脂が塗布された面が下面となるように保持する。
基板保持部11は、略矩形板状の保持板部111と、保持板部111の各辺に設けられたアーム部114と、保持板部111の略中央部から上方へ延びる筒状部112と、筒状部112の筒孔(図示省略)を上下方向に移動可能なシャフト113と、を備えている。
アーム部114は、保持板部111の各辺の略中央部から外側へ保持板部111の上面と平行に延びる矩形板状のアーム支持部115と、アーム支持部115の外端部の下面から下方に延びるアーム部本体116と、で構成されている。アーム部本体116は、アーム支持部115の下端部に内外に揺動可能に軸支されている。
アーム部本体116には、配線(図示省略)の一端が接続されている。配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続される。アーム部本体116は、制御部14によって、保持状態又は解放状態に選択的に設定される。保持状態とは、アーム部本体116が内側に傾斜し、タッチセンサ付き基板121の各辺を保持可能な状態である。また、解放状態とは、アーム部本体116が外側に傾斜し、搬送部2が所定の位置に搬送したタッチセンサ付き基板121を受け入れ可能な状態、又は、保持しているタッチセンサ付き基板121を解放する状態である。
シャフト113の上端部は、上蓋部71を上下方向に貫通して、後述する保持部移動機構12のピストンロッド(図示省略)に固定されている。シャフト113の下端部には、筒状部112における上端の内縁部と係合する略円板状の円板部(図示省略)が設けられている。円板部は、シャフト113が筒孔から抜けることを防止する。
保持部移動機構12は、例えばエアシリンダから構成されており、支持フレーム4に固定されている。保持部移動機構12には、配線(図示省略)の一端が接続されている。配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続されている。保持部移動機構12のピストンロッドの一端は、基板保持部11のシャフト113の上端部に固定されている。保持部移動機構12は、シャフト113を上下方向(Z方向)に移動させることで、基板保持部11を同方向に移動させる。
下部材移動機構9は、エンクロージャー3の内底面32に固定されている。下部材移動機構9は、下部材8をX方向、Y方向、Z方向及びZ方向に延びる軸を中心としたθ方向へ移動又は回転させる(以下、単に移動という場合がある)。
下部材8は、上部が開口した中空の直方体状に形成されており、四角形の板状に形成された底部81と、この底部81の四辺に連続して上方に延びる周壁部82を有している。周壁部82の外周の輪郭は、上部材7における周壁部72の外周の輪郭よりも小さく形成されている。また、周壁部82の内周の輪郭は、上部材7における周壁部72の内周の輪郭と略等しい大きさに形成されている。
周壁部82の先端部には、シール部材83が取り付けられている。シール部材83は、上部材7に当接して密着し、周壁部82の先端部と上部材7との間を密閉する。シール部材83の材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴムなどのゴム部材を適用することができる。
下部材移動機構9によって下部材8が移動し、上部材7とシール部材83を介して当接すると、真空容器10(図14参照)が形成され、また、上部材7と下部材8との間に真空室10a(図14参照)が形成される。下部材8の底部81には、板状体保持機構200が設けられている。
次に、板状体保持機構200について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、板状体保持機構200の上面図である。図6は、板状体保持機構200の側面図である。
板状体保持機構200は、表示基板101を下方から保持する。板状体保持機構200は、支持部210と、載置部220と、配管230と、第2真空ポンプ240(図8参照)と、弁部250(図8参照)と、圧力バランサ260と、を備える。
図5及び図6に示すように、支持部210は、載置部220を下方から支持する。支持部210は、矩形板状の第1台座部211と、第1台座部211の上面における略中央部に設けられた角柱状の第2台座部212と、で構成されている。
載置部220は、枠体221と、吸盤225と、を有している。枠体221は、矩形枠状の外枠222と、外枠222の内側で互いに対向する短辺部の中央部を連結する矩形板状の長板部223と、外枠222の内側で互いに対向する長辺部の中央部を連結する矩形板状の短板部224と、を有し、上面視格子状に形成されている。外枠222、長板部223及び短板部224は、一体的に形成されている。長板部223と短板部224とが交わる枠体221の中心部の下面が第2台座部212の上面に固定されることによって、載置部220が支持部210に支持されている。外枠222の互いに対向する長辺部はX方向に沿って延在し、互いに対向する短辺部はY方向に沿って延在している。外枠222の長辺部及び短辺部の長さは、表示基板101の長辺部及び短辺部の長さよりもやや短く設定されている。
なお、枠体221を、上面視格子状に代えて、矩形板状に形成してもよい。
吸盤225は、弾性部材、例えばゴムからなり、内部に筒孔(吸引開口)228を有する円筒状に形成されている。また、吸盤225は、上端部から下端部に向かうにつれて小径となるテーパ部226と、テーパ部226の下端部と連続し、テーパ部226の下端部と同径の小径部227とを、備えている。
枠体221の上面には、合計9つの吸盤225が配置されている。具体的には、吸盤225は、外枠222の四隅、外枠222の長辺部の略中央部、外枠222の短辺部の略中央部及び長板部223と短板部224との交点に配置されている。それぞれの吸盤225の高さ、すなわち枠体221の上面から吸盤225の上端部までの長さH(図6参照)は等しく設定されている。
配管230は、載置部220の枠体221に埋め込まれている。配管230の一端部側は、7つに分割されており、配管230のそれぞれの一端部は、枠体221の外枠222の四隅、外枠222の長辺部の略中央部及び長板部223と短板部224との交点に配置されている吸盤225の筒孔228と連通している。配管230の他端部は、第2の吸引部としての第2真空ポンプ240(図8参照)に接続されている。第2真空ポンプ240は、接続されている配管230及び配管230と連通する吸盤225の筒孔228内の気体(空気)、並びに、吸盤225の筒孔228を介して周囲の空気を吸引する吸引動作を行う。また、第2真空ポンプ240には、配線(図示省略)の一端が接続されている。配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続される。第2真空ポンプ240の吸引動作は、制御部14によって制御される。なお、第2の吸引部としては、工場などに備え付けられた吸引設備を用いてもよい。
弁部250(図8参照)は、配管に設けられている。弁部250には、配線(図示省略)の一端が接続されている。配線の他端は、後述する制御部14(図8参照)に接続される。弁部250は制御部14によって、吸引状態と、閉止状態と、大気開放状態と、に選択的に設定される。吸引状態とは、配管230と第2真空ポンプ240とを連通させて第2真空ポンプ240による吸引動作を可能とする状態である。閉止状態とは、配管230を閉止して、第2真空ポンプ240による吸引動作及び大気の流入を不可能とする状態である。大気開放状態とは、配管230を大気に開放して、大気の流入を可能とする状態である。
次に、圧力バランサ260について、図7を参照して説明する。図7は図5のX−X線矢視断面図である。
圧力バランサ260は、配管230の一端部と弁部250との間に設けられる。本実施形態では、載置部220における長板部223と短板部224との交点と、外枠222の一方の長辺部の略中央部と、の間に圧力バランサ260を設けている。
圧力バランサ260は、連通部261と、蓋部262と、ストッパ263と、コイルばね264とを、有している。
連通部261は、中空の直方体状に形成され、連通部261の上面は、載置部220の短板部224の上面と連続している。連通部261の上面には、上下方向に貫通する連通孔265が設けられている。連通部261の底面には、上方に突出するガイド棒266が設けられている。連通部261の互いに対向する側面には、上下方向に直交する方向に貫通する貫通孔267が形成されている。貫通孔267には、一端部が配管230に接続されている継手268の他端部が係合している。これによって、連通部261の内部空間と、配管230内とが連通している。
ストッパ263は、連通部261の上面に対向する矩形板状のストッパ本体部269と、ストッパ本体部269の一辺に連続して下方に延び、下端部が連通部261の一側面に固定されている板状のストッパ支持部270とを有している。なお、ストッパ支持部270の下端部を第1台座部211の上面まで延在させて、第1台座部211の上面に固定してもよい。
蓋部262は、円板状の蓋本体部272と、蓋本体部272の下面の中央部から下方に延びる円筒状の円筒部273と、で構成されている。蓋本体部272の下面の外縁部には、Oリング274が固定されている。また、蓋本体部272の上面の中央部には、下方へ凹む凹部275が形成されている。円筒部273の筒孔には、連通部261のガイド棒266が挿入されている。
コイルばね264は、一端部が蓋本体部272の凹部275の底部に固定され、他端部がストッパ263のストッパ本体部269の下面に固定されている。コイルばね264は、蓋部262を上方へ付勢している。圧力バランサ260の蓋部262は、配管230の内圧と配管230外の圧力、例えば真空容器10(図14参照)の内圧と、が等しい場合は、自重によってOリング274が連通部261の上面に当接する初期位置に位置し、連通孔265を閉止する。後述するように、真空容器10の内圧が配管230内の内圧よりも低くなると、蓋部262は、配管230から真空室10a(図14参照)へ移動しようとする空気の押圧及びコイルばね264の付勢力によって、上方へ移動し、連通孔265を開放する。
[基板貼り合わせ装置の制御系]
次に、基板貼り合わせ装置1の制御系について、図8を参照して説明する。
図8は、貼り合わせ装置1の制御系を示すブロック図である。
図8に示すように、基板貼り合わせ装置1は、制御部14を備えている。この制御部14は、例えば、CPU(中央演算処理装置)と、CPUが実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)とを有する。
制御部14は、第1圧力センサ15と、第2圧力センサ16と、に電気的に接続されている。また、制御部14は、搬送部2と、基板保持部11と、弁部250と、第2真空ポンプ240と、に電気的に接続されている。また、制御部14は、下部材移動機構9と、排気弁75と、吸気弁76と、第1真空ポンプ77と、保持部移動機構12と、に電気的に接続されている。
制御部14は、搬送部2の動作を制御して、表示基板101、タッチセンサ付き基板121のそれぞれを所定の貼り合わせ位置に配置する。制御部14のROMには、表示基板101、タッチセンサ付き基板121のそれぞれについて、所定の貼り合わせ位置を示す位置データが予め記憶されている。表示基板101についての所定の貼り合わせ位置を示す位置データは、表示基板101の互いに対向する長辺部がX方向に沿って延在し、表示基板101の中心が板状体保持機構200の枠体221の中心と重なるように設定されている。タッチセンサ付き基板121についての所定の貼り合わせ位置を示す位置データは、タッチセンサ付き基板121の互いに対向する長辺部がX方向に沿って延在し、タッチセンサ付き基板121の中心と保持板部111の中心が重なるように設定されている。なお、基板貼り合わせ装置1に各種センサ、例えばフォトセンサや押圧センサを設けて、制御部14が、これらのセンサから出力される信号に基づいて、表示基板101、タッチセンサ付き基板121のそれぞれを所定の貼り合わせ位置に配置してもよい。
また、制御部14は、搬送部2の動作を制御して、所定の貼り合わせ位置に配置した表示基板101を板状体保持機構200の載置部220上に載置する。制御部14は、表示基板101のフレーム103側の面が吸盤225と当接し、偏光板104が取り付けられた面が上方を向くように、搬送部2の動作を制御する。
制御部14は、基板保持部11のアーム部本体116の動作を制御して、アーム部本体116を解放状態又は保持状態に選択的に設定する。これによって、搬送部2によって所定の貼り合わせ位置に配置されたタッチセンサ付き基板121はアーム部114で保持させる。
制御部14は、弁部250の動作を制御して、弁部250を吸引状態、閉止状態又は開放状態に選択的に設定する。
第2圧力センサ16は、配管230の一端部と弁部250との間の配管230内に設けられている。第2圧力センサ16は、配管230の内圧を検出し、検出結果を制御部14に出力する。
制御部14は、第2真空ポンプ240の駆動を制御して、第2真空ポンプ240に吸引動作を行わせる。これによって、配管230内が脱気される。制御部14は、第2圧力センサ16の検出結果に基づいて、配管230の内圧を第2の圧力に設定する。なお、第2の圧力は、大気圧よりも低い値、且つ、後述する第1の圧力よりも高い値、例えば30×10〜60×10Paに設定されている。
制御部14は、下部材移動機構9の駆動を制御して、下部材8を上方へ移動(上昇)させて、上部材7に当接させる。これによって、上部材7と下部材8によって、真空容器10を形成させる。
制御部14は、排気弁75及び吸気弁76の動作を制御して、排気口73及び吸気口74を閉止又は開放する。例えば制御部14は、排気弁75及び吸気弁76を駆動して、排気口73及び吸気口74を、完全に開放した開放状態と、開放状態と比較して開放量が小さい少量開放状態と、完全に閉止した閉止状態と、に設定する。なお、少量開放状態における排気口73及び吸気口74の開放量は任意に設定可能である。
第1圧力センサ15は、第1台座部211に設けられている。第1圧力センサ15は、上部材7と下部材8によって形成された真空容器10(図14参照)の内圧を検出し、検出結果を制御部14に出力する。
制御部14は、第1真空ポンプ77の駆動を制御して、排気口73を介して、真空容器10の真空室10aの空気を吸引させる。これによって、真空室10aが脱気される。制御部14は、第1圧力センサ15の検出結果に基づいて、排気弁75及び吸気弁76並びに第1真空ポンプ77を駆動して、真空容器10の内圧を第1の圧力に設定する。なお、第1の圧力は、大気圧よりも低い値、例えば10〜100Paに設定されている。
制御部14は、保持部移動機構12の駆動を制御し、基板保持部11をZ方向へ移動させる。制御部14は、タッチセンサ付き基板121を保持した基板保持部11を真空室10a内で下降させる。これによって、真空容器10の内圧が第1の圧力に設定された、すなわち真空状態において、基板保持部11に保持されたタッチセンサ付き基板121と板状体保持機構200に保持された表示基板101とを、当接させる。
[基板貼り合わせ装置の動作]
次に、基板貼り合わせ装置1及び板状体保持機構200の動作及び作用について、図9〜図16を参照して説明する。図9〜図16は、基板貼り合わせ装置1及び板状体保持機構200の動作及び作用を説明する説明図である。
まず、表示基板101とタッチセンサ付き基板121を用意する。そして、不図示の樹脂塗布部によって、タッチセンサ付き基板121の額縁印刷123が形成されている面(図2参照)における額縁印刷123の内側に紫外線硬化樹脂が塗布される。
次に、制御部14は、搬送部2を制御し、タッチセンサ付き基板121を所定の貼り合わせ位置に配置する。また、制御部14は、基板保持部11のアーム部本体116を解放状態に設定し、所定の位置に配置されたタッチセンサ付き基板121をアーム部本体116に受け入れさせる。そして、制御部14は、図9に示すように、アーム部本体116を保持状態に設定し、基板保持部11にタッチセンサ付き基板121を保持させる。基板保持部11に保持されたタッチセンサ付き基板121の下面は、紫外線硬化樹脂が塗布された面となっている。
次に、制御部14は、搬送部2を制御し、表示基板101を所定の位置に搬送し、図10に示すように、板状体保持機構200の載置部220上に載置させる。また、制御部14は、予め開放状態に設定されていた弁部250を吸引状態に設定し、配管230と第2真空ポンプ240とを連通させる。そして、制御部14は、第2真空ポンプ240に吸引動作を開始させる。
第2真空ポンプ240が吸引動作を開始すると、吸盤225の筒孔228に周囲の空気が吸引される。これによって、板状体保持機構200は、載置部220に載置された表示基板101を吸引し、載置部220に吸着させて保持することができる。
ここで、上述のように複数の部材を積層して多層状に形成される表示基板101及びタッチセンサ付き基板121には、不規則な反りが生じやすい。例えば、互いに対向する長辺部がX方向に沿って延在するように載置部220に載置される表示基板101は、長手方向(X方向)の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて、上方又は下方に反りやすい。
例えば、図11Aに示すように、表示基板101が長手方向の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて下方に反っている場合がある。この場合、図11Bに示すように、表示基板101が搬送部2に吸着保持されると、表示基板101は、自重によって、長手方向の中央部が下方へ撓むように変形する。すなわち、表示基板101が長手方向の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて上方に反るように撓み変形する。
制御部14は、搬送部2の搬送部動作機構を制御して表示基板101を所定の位置に搬送し、搬送部2を載置部220の上方から下方に移動させる。そして、図12Aに示すように、制御部14は、載置部220を搬送部2の切欠部22内に位置させ、表示基板101の下面を吸盤225の上部に当接させて表示基板101を載置部220に載置する。そして、制御部14は、搬送部2の吸着部23に接続されている真空ポンプ(図示省略)の駆動を停止して、搬送部2に表示基板101を解放させる。また、制御部14は、第2真空ポンプ240を駆動して吸引動作を開始させ、板状体保持機構200に、表示基板101を吸着保持させる。このとき、載置部220に載置された表示基板101の長手方向の両端部が吸引されて弾性変形し、載置部220に吸着される。したがって、図12Bに示すように、表示基板101の反りが矯正される。
また、例えば、表示基板101が長手方向の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて上方に反っている場合がある。この場合は、搬送部2に吸着保持されても、表示基板101の両端部の反り方向は変化しない。したがって、上述のように、載置部220に載置された表示基板101の長手方向の両端部が吸引されて弾性変形し、載置部220に吸着される。これによって、表示基板101の反りが矯正される。
なお、本実施形態では、表示基板101が載置部220に載置されるときに長手方向の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて上方に反っている場合について説明した。しかし、本実施形態の板状体保持機構200は、載置されるときの表示基板101が長手方向の中央部から同方向の両端部に向かうにつれて下方に反っていても、反り量が、表示基板101の中央部を載置部220に吸着できる範囲内であれば矯正可能である。
制御部14(図8参照)は、第2圧力センサが出力する配管230の内圧が第2の圧力となるまで、第2真空ポンプ240による吸引動作を継続させる。そして、配管230の内圧が第2の圧力となると、制御部14は、第2真空ポンプ240による吸引動作を終了させ、また、弁部250を吸入状態から閉止状態に設定する。
なお、第2真空ポンプ240による吸引動作が開始されるまで、配管230の内圧と配管230外の圧力は等しいので、圧力バランサ260(図7参照)の蓋部262は初期位置に位置し、連通孔265を閉止する。また、第2真空ポンプ240による吸引動作が開始されると、配管230の内圧が配管230外の圧力よりも低くなるため、配管230外の大気に押圧されて蓋部262が連通孔265を閉止する状態が維持される。
次に、制御部14は、図13に示すように、保持部移動機構12を駆動して基板保持部11を上昇させてタッチセンサ付き基板121を上部材7の内側に配置する。
次に、制御部14は、図14に示すように、下部材移動機構9を駆動して下部材8を上昇させる。これによって、下部材8が上部材7に当接し、上部材7と下部材8は、真空容器10を形成する。
次に、制御部14は、吸気弁76を駆動して、吸気口74を閉止状態に設定する。また、排気弁75を駆動して、排気口73を少量開放状態に設定し、第1真空ポンプ77を駆動して、真空室10aの脱気(真空引き)を開始する。制御部14は、脱気を開始後、第1圧力センサ15によって検出された真空容器10の内圧が所定の圧力よりも低くなると、排気弁75を駆動して、排気口73を全開状態に設定する。これによって、真空室10aの脱気の進行が早まる。
そして、制御部14は、真空容器10の内圧が第1の圧力になったとき、第1真空ポンプ77の駆動を停止する。これによって、制御部14は、真空容器10の内圧を第1の圧力にすること、すなわち真空容器10内を真空状態に設定することができる。また、まず排気口73を少量開放状態に設定することで、真空容器10の内圧が急激に低下することを防止する。これによって多層状に形成されている表示基板101における層間に残留した空気の急激な膨張によって表示基板101が壊れることを防止することができる。また、真空容器10の内圧が所定の圧力よりも低くなると、排気口73を全開状態に設定して真空室10aの脱気の進行が早めるので、真空状態にするための所用時間を短縮することができる。
真空室10aの脱気が開始されたときは、圧力バランサ260(図7参照)の蓋部262は連通孔265を閉止し、また、配管230の一端部と閉止状態の弁部250との間の空間(以下、空間Aと称する場合がある)の内圧は第2の圧力に維持されている。脱気が進んで真空容器10の内圧が第2の圧力よりも低くなると、蓋部262は、真空室10aへ移動しようとする空間A内の空気による押圧及びコイルばね264の付勢力によって、上方へ移動し、連通孔265を開放する。
連通孔265が開放されると、空間Aと真空室10aとが連通する。そして、空間Aの内圧と真空容器10内の内圧が等しくなると、蓋部262は自重によって下方へ移動し、連通孔265を閉止する。なお、蓋部262が連通孔265を閉止したときに、真空室10aの脱気が継続している場合は、脱気が終了するまで脱気の進行により真空容器10の内圧が空間Aの内圧よりも低くなる度に、蓋部262による連通孔265の開放と閉止が繰り返される。すなわち、圧力バランサ260は、真空容器10の内圧と空間Aとの内圧を平衡に保つように機能する。このため、真空容器10の内圧が第1の圧力になり真空室10aの脱気が終了すると、空間Aの内圧も第1の圧力と略等しい圧力になっている。
次に、制御部14は、図15に示すように、保持部移動機構12を駆動して基板保持部11を下降させる。具体的には、制御部14は、保持部移動機構12を駆動してシャフト113を所定の距離分下降させる。この所定の距離は、下降前の基板保持部11に保持されたタッチセンサ付き基板121と板状体保持機構200に保持された表示基板101の間の距離よりも長く設定されている。
このため、シャフト113が所定の距離分下降する前に、タッチセンサ付き基板121と表示基板101とが当接し、両基板101,121は貼り合わせ位置に配置される。当接後、シャフト113の円板部と筒状部112との係合が解除され、シャフト113は、筒状部112の筒孔内を下方に移動して、所定の距離分駆動した後に停止する。
また、両基板101,121が貼り合わせ位置に配置された後、基板保持部11の保持板部111、筒状部112、アーム部114並びに、基板保持部11が保持するタッチセンサ付き基板121の荷重は、表示基板101にかかる。この荷重によって、タッチセンサ付き基板121と表示基板101とが、両基板101,121間に紫外線硬化樹脂を介在した状態で貼り合わされる。なお、制御部14は、真空室10aの脱気と並行して保持部移動機構12を駆動して基板保持部11を下降させてもよい。
表示基板101とタッチセンサ付き基板121とを密着させた後、制御部14は、排気弁75を駆動して、排気口73を閉止状態に設定する。また、吸気弁76を駆動して、吸気口74を少量開放状態に設定し、吸気口74からエンクロージャー内の空気を真空室10aに吸入する。制御部14は、空気の吸入を開始した後、第1圧力センサ15によって検出された真空容器10の内圧が所定の圧力よりも高くなると、吸気弁76を駆動して吸気口74を全開状態に設定する。これによって、空気の吸入の進行が早まる。
真空容器10の内圧が大気圧と等しくなると、両基板101,121間に比較的小さな隙間が生じていた場合、この隙間に周囲の紫外線硬化樹脂が吸引され、隙間をつぶすことができる。
真空室10aに空気が吸入されて真空容器10の内圧が大気圧と等しくなる間、圧力バランサ260(図7参照)の蓋部262は、真空室10a内に吸入された空気に押圧されて連通孔265を閉止した状態を維持している。したがって、空間Aの内圧は、第1の圧力と略等しい圧力に保たれている。このため、板状体保持機構200は、載置部220に載置された表示基板101を吸引し、載置部220に吸着させて保持している。
次に、制御部14は、基板貼り合わせ装置1に設けられている図示しないカメラ部が撮像した両基板101,121の画像から両基板101,121が所定の基準以上にずれていないかを検査する。両基板101,121が所定の基準以上にずれていた場合は、下部材移動機構9が下部材8をX方向、Y方向及びθ方向へ移動させて、タッチセンサ付き基板121に対して表示基板101を相対的に移動させて位置合わせを行う。
以上で、表示基板101とタッチセンサ付き基板121を貼り合わせた基板組立体150の組み立てが完了する。
次に、制御部14は、アーム部本体116を解放状態に設定し、基板保持部11によるタッチセンサ付き基板121の保持を開放する。続いて、制御部14は、図16に示すように、下部材移動機構9を駆動して下部材8を初期位置に下降させる。
その後、制御部14は、弁部250を大気開放状態に設定し、配管230内にエンクロージャー内の空気を流入させて、配管230の内圧と大気圧とを等しくさせる。これによって、基板組立体150は、載置部220に吸着保持されていた状態から解放されて、載置部220から搬送可能となる。そして、制御部14は、搬送部2を駆動し、基板組立体150を樹脂硬化部(図示省略)に搬送する。樹脂硬化部は、供給された基板組立体150の紫外線硬化樹脂を硬化させる。
本実施形態の基板貼り合せ装置1では、板状体保持機構200の載置部220が表示基板101を吸着して保持するので、表示基板101を載置部220の形状に応じるように弾性変形させることができる。したがって、表示基板101に反りが生じていた場合、表示基板101を鉛直方向に水平な平面と平行になるように、この反りを矯正することができる。これによって、表示基板101とタッチセンサ付き基板121とを良好に貼り合わせることができる。
また、本実施形態の基板貼り合わせ装置1では、板状体保持機構200が、真空室10aの脱気中に真空容器10の内圧と空間Aとの内圧を平衡に保つように機能する圧力バランサ260を有している。このため、空間A内の空気が配管230及び吸盤225の筒孔228を介して真空室10a内に流出することを防止することができる。したがって、表示基板101を載置部220で載置している状態を維持することができる。
また、真空状態の真空容器10内では、載置部220に載置された表示基板101に吸盤225の摩擦力が作用するので、真空状態の真空容器10内で表示基板101が載置位置からずれてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の板状体保持機構200及び基板貼り合わせ装置1の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の板状体保持機構及び基板貼り合わせ装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施形態では、板状体保持機構200で、表示基板101を支持する態様を説明したが、板状体保持機構200で、タッチセンサ付き基板121を保持してもよい。この場合、基板保持部11で表示基板101を保持する。
また、本実施形態では、載置部220の枠体221上に吸盤225を9個配置する態様を説明したが、配置する吸盤225の数及び配置場所は適宜設定可能である。
また、配置したすべての吸盤225の筒孔228と配管230とを連通させてもよい。
また、吸盤225を枠体221内に埋め込んでもよい。
1…基板貼り合わせ装置、 2…搬送部、 4…支持フレーム、 7…上部材、 8…下部材、 9…下部材移動機構、 10…真空容器、 10a…真空室、 11…基板保持部(保持部)、 12…保持部移動機構(駆動部)、 14…制御部、 101…表示基板(板状体、第1の基板)、 121…タッチセンサ付き基板(第2の基板)、 200…板状体保持機構、 210…支持部、 220…載置部、 225…吸盤、 228…筒孔(吸引開口)、 230…配管、 240…第2真空ポンプ(吸引部)、 250…弁部、 260…圧力バランサ、 261…連通部、 262…蓋部、 265…連通孔

Claims (6)

  1. 内圧を大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能な真空容器内に配置された矩形板状の板状体を保持する板状体保持機構であって、
    前記真空容器内に配置され、吸引開口が形成された上面に前記板状体が載置される載置部と、
    一端部が前記吸引開口に連通する配管と、
    前記配管の他端部に連結され、前記配管内の気体を吸引して前記配管の内圧を大気圧よりも低く、且つ前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に設定する吸引動作を行う吸引部と、
    前記真空容器内に設けられ、前記真空容器内と前記配管内とを連通する連通孔が形成された連通部と、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が低いときに前記連通孔を開き、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が高いときに前記連通孔を閉じる蓋部と、を有する圧力バランサと、
    を備える板状体保持機構。
  2. 前記圧力バランサの前記連通部は、箱状に形成され、上面に前記連通孔が形成されている
    請求項1に記載の板状体保持機構。
  3. 前記吸引開口は、前記載置部の上面の少なくとも前記板状体の四隅に対向する位置に配置されている
    請求項1〜2に記載の板状体保持機構。
  4. 前記載置部の上面には、複数の吸盤が設けられ、
    前記複数の吸盤に前記吸引開口が形成されている
    請求項1〜3に記載の板状体保持機構。
  5. 内圧を大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能な真空容器と、
    矩形板状の第1の基板を保持する板状体保持機構と、
    前記真空容器内に配置され、矩形板状の第2の基板を保持して、前記板状体保持機構に保持された前記第1の基板の上面に前記第2の基板の下面を対向させる保持部と、
    前記板状体保持機構又は前記保持部を移動させ、前記第1の基板の上面と前記第2の基板の下面とを接着剤を介して当接させる駆動部と、を備え、
    前記板状体保持機構は、
    前記真空容器内に配置され、吸引開口が形成された上面に前記板状体が載置される載置部と、
    一端部が前記吸引開口に連通する配管と、
    前記配管の他端部に連結され、前記配管内の気体を吸引して前記配管の内圧を大気圧よりも低く、且つ前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に設定する吸引動作を行う吸引部と、
    前記真空容器内に設けられ、前記真空容器の内圧と前記配管内とを連通する連通孔が形成された連通部と、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が低いときに前記連通孔を開き、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が高いときに前記連通孔を閉じる蓋部と、を有する圧力バランサと、を有する
    基板貼り合わせ装置。
  6. 内圧を大気圧よりも低い第1の圧力に設定可能な真空容器と、
    矩形板状の第1の基板を保持する板状体保持機構と、
    前記真空容器内に配置され、矩形板状の第2の基板を保持して、前記板状体保持機構に保持された前記第1の基板の上面に前記第2の基板の下面を対向させる保持部と、
    前記板状体保持機構又は前記保持部を移動させ、前記第1の基板の上面と前記第2の基板の下面とを接着剤を介して当接させる駆動部と、を備え、
    前記板状体保持機構は、
    前記真空容器内に配置され、吸引開口が形成された上面に前記板状体が載置される載置部と、
    一端部が前記吸引開口に連通する配管と、
    前記配管の他端部に連結され、前記配管内の気体を吸引して前記配管の内圧を大気圧よりも低く、且つ前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に設定する吸引動作を行う吸引部と、
    前記真空容器内に設けられ、前記真空容器内と前記配管内とを連通する連通孔が形成された連通部と、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が低いときに前記連通孔を開き、前記配管の内圧より前記真空容器の内圧の方が高いときに前記連通孔を閉じる蓋部と、を有する圧力バランサと、を有する
    基板貼り合わせ装置を用いて、
    前記板状体保持機構の前記配管の内圧を前記第2の圧力に設定して、前記載置部が前記第1の基板を吸着して保持し、且つ前記保持部が前記第2の基板を保持し、
    前記真空容器の内圧を第1の圧力に設定し、
    前記駆動部が、前記板状体保持機構又は前記保持部を移動させ、前記第1の基板の上面と、前記第2の基板の下面とを接着剤を介して当接させる
    基板貼り合わせ方法。
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