JP2003188232A - 可変圧チャンバ内の半導体の動きを抑制するシステム及び方法 - Google Patents

可変圧チャンバ内の半導体の動きを抑制するシステム及び方法

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JP2003188232A
JP2003188232A JP2002323310A JP2002323310A JP2003188232A JP 2003188232 A JP2003188232 A JP 2003188232A JP 2002323310 A JP2002323310 A JP 2002323310A JP 2002323310 A JP2002323310 A JP 2002323310A JP 2003188232 A JP2003188232 A JP 2003188232A
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wafer
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paddle
chamber
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エス カーサ ニール
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    • H01L21/67155Apparatus for manufacturing or treating in a plurality of work-stations
    • H01L21/67196Apparatus for manufacturing or treating in a plurality of work-stations characterized by the construction of the transfer chamber

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハが、交互に減圧及び加圧される搬送
チャンバ又はロードロックチャンバ内に存在する間に、
半導体ウェーハ等の二次元物体の意図されたものではな
い動きを抑制する新規かつ改善されたシステム及び方法
を提供する。 【解決手段】 半導体ウェーハは、雰囲気と真空圧に保
たれている真空チャンバとの間の移動時に搬送チャンバ
が加圧及び減圧される際に、搬送チャンバ内で所定位置
に保持される。搬送チャンバは、雰囲気と真空チャンバ
との間に配置される。パドルは搬送チャンバ内に配置さ
れ、ウェーハによって覆われ、開口を備えるウェーハ受
け面を有する。真空作動システムは、開口にて吸引を行
なうことによってウェーハをパドルのウェーハ受け面に
吸引する。ウェーハは、パドルのウェーハ受け面に吸引
されるので、搬送チャンバの減圧及び加圧時にパドル上
にしっかりと保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交互に減圧及び加
圧されるチャンバ内の半導体ウェーハ等の二次元物体の
動きを抑制するシステム及び方法に関し、更に詳細に
は、ロードロックチャンバによって真空下で作動する自
動測定システムへの搬送及びそこからのウェーハの搬送
時に、ロードロックチャンバ内でウェーハをしっかりと
保持するウェーハ保持システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像システムは、超小型電子技術、医
療、生物学、遺伝子工学、地図作製、及び天文学等の分
野で使用されている。撮像装置は、適切な形式の顕微
鏡、又は天文学では望遠鏡であってもよい。高い撮像精
度が要求されるので、撮像システムによって撮像対象物
から得られた信号中の雑音の影響は最小限に抑える必要
がある。
【0003】利便性及び効率の理由から、本発明は、他
の環境も選択できる筈であるが、超小型電子技術環境に
関連して説明する。超LSI(VLSI)半導体の製造
時、対象物上の特定の特徴部が所定の設計公差内にある
か否かを決定するために、製造工程の幾つかの段階にお
いて測定が行われる。設計公差内にない場合には、適切
な是正措置が速やかに実行される。
【0004】このような製造工程によってウェーハが製
造され、各ダイに分離されることは公知である。各々の
ダイは、多数の電子構成部品を有する。これらの構成部
品は、特徴部が背景から区別可能な前景として又はその
逆として、及び幅等の寸法をもつものとして顕微鏡で検
出できるという意味において、一般に呼ばれる「特徴
部」によって定義される。幅を測定するために、特徴部
の縁部を正確に見つける必要がある。「縁部」とは、
(超小型電子技術のみならず、いかなる環境において
も)特徴部を撮像することによって得られる信号中の検
出可能な不連続面を示すために使用される用語である。
縁部を検出する目的は、ぶれの影響及び雑音の存在にも
かかわらず変化部分を正確に見つけることである。
【0005】技術が進歩してダイ当たりの構成部品の密
度が高くなるにつれて、特徴点の寸法は、ミクロン以下
に非常に小さくなっている。従って、測定装置は、一層
低い許容誤差公差値でもってサブミクロンの寸法を測定
する必要がある。
【0006】高い処理歩留まりを得るため、汚染物質に
対するウェーハの暴露を低減するため、及び高い処理能
力を可能にするために、手動システムの代わりにこれら
の測定を行う自動化システムが開発されている。自動化
システムの一例は、米国特許第4,938,600号に開
示されている。本特許の図1に示され以下に詳細に説明
するように、特徴部の画像は、顕微鏡によって記録さ
れ、次に、記録画像は、必要な測定値を得るために電子
的に処理される。このような自動化システムの1つとし
ては、Shulumberger ATE Produ
ctの子会社である、マサチューセッツ州コンコードの
Schlumberger Verification
Systemsが製造するModel IVS−12
0測定システムを挙げることができる。ウェーハ処理装
置、光学系、及びコンピュータシステムを含む本システ
ムの主要な部品は、キャビネット(図示せず)内に取り
付けられている。
【0007】ウェーハ操作装置は、測定されるウェーハ
を収容するカセット式ウェーハホルダ112、プリアラ
イナ114、ウェーハを移動させるためのウェーハ搬送
ピック機構(例えば、図示しないロボット式搬送アー
ム)、及び実際の測定作業中にウェーハを保持する測定
ステージ118を含む。作動時、ウェーハ搬送ピック機
構は、カセット112からウェーハ116を取り出して
プリアライナ114上に置く。次に、プリアライナ11
4は、ウェーハ116上のマーク、平らな箇所、又は切
欠き縁部を検出することによってウェーハ116を所定
の方位に回転させ、その後、ウェーハ搬送ピック機構
は、プリアライナ114から測定ステージ118までウ
ェーハ116を搬送してウェーハ116を水平方向に位
置決めする。ステージ118は、実際の測定を行う光学
系に対してウェーハ116を正確に位置決めできるよう
に3次元的に移動可能である。
【0008】光学系は、測定ステージ118の上側に配
置されている顕微鏡120とビデオカメラ122、及び
ウェーハ116を含む。一般的に、顕微鏡120は、所
望範囲の倍率をもたらす複数の対物レンズを支持するタ
レットを有し、顕微鏡120は、顕微鏡120及びカメ
ラ122がウェーハ表面に対して垂直な縦方向光軸を有
するように取り付けられている。
【0009】ウェーハ116上で測定される特徴部は、
該特徴部が対物レンズの視野に入るまで可動測定ステー
ジ118によって公知の方法で、顕微鏡120で確認さ
れる。光学系の焦点を合わせて、焦点が合った特徴部の
画像がデジタル化されてカメラ122によって記録され
る。次に、画像は格納、即ち「こま止め」される。
【0010】システムは、コンピュータ130によって
制御される。コンピュータ130には、カメラ122及
びテキストで記録された画像を表示するモニタ132、
キーボード136(オペレータ指令を入力する入力端末
を構成)、及びシステムソフトウェア及びデータを記憶
するディスクドライブ138が接続されている。
【0011】画像プロセッサ128は、ソフトウェアア
ルゴリズムを使用して、選択した特徴点の縁部を見つけ
て測定を行う。次に、コンピュータ130は、画面上に
測定データを表示して、ハードコピーを印刷するか又は
集中データ解析を行うためにデータを直接ホストコンピ
ュータ(図示せず)へ転送する。処理が完了すると、ウ
ェーハ116はウェーハ操作装置によってカセット11
2へ戻される。
【0012】前記システムの1つの変形例では、測定ス
テージは、真空圧に保たれている真空チャンバに収容さ
れている。カセット112は、通常、雰囲気中にあるの
で、ロードロックチャンバと呼ばれる場合が多い1つ又
はそれ以上のチャンバは、真空チャンバと雰囲気との間
のウェーハの搬送を容易にするように雰囲気と真空チャ
ンバとの間に配置されている。ロードロックチャンバ
は、交互に減圧及び加圧される。ロードロックチャンバ
から真空チャンバへ入ってくる未検査ウェーハの搬送、
及び真空チャンバからロードロックチャンバへ出ていく
検査済みのウェーハの搬送を可能にするために、ロード
ロックチャンバは真空チャンバ内で真空圧に減圧され
る。この目的にために、仕切り弁は、各々のロードロッ
クチャンバと関連しており、真空チャンバと雰囲気との
間で、ウェーハ搬送時に真空環境を雰囲気から隔離する
ようになっている。ロードロックチャンバ内では、通
常、ウェーハはパドル、即ちステージ上に置かれる。
【0013】真空チャンバ内に測定ステージを配置する
こと、及び雰囲気と真空チャンバとの間のウェーハの搬
送を容易にするためにロードロックを操作するのに必要
な付随装置から生じる1つの問題は、処理能力が低下す
ることである。詳細には、ウェーハの測定値を得るため
の処理時間は、ロードロックチャンバと真空チャンバと
の間のウェーハの搬送を可能にするために、ロードロッ
クチャンバを真空チャンバの圧力レベルまで減圧、即ち
排気して、その後、ロードロックチャンバと雰囲気との
間のウェーハの搬送を可能にするために、ロードロック
チャンバを雰囲気の圧力レベルまで加圧、即ち給気する
のに必要な時間との兼ね合いで長くなる。
【0014】更に、ウェーハは、ロードロックチャンバ
の減圧及び加圧によってパドル上で動く場合が多い。こ
のことは、ロボット式搬送アームによってウェーハを把
持して真空チャンバ内で正確に位置決めできるようにウ
ェーハを正確に位置決めする必要があるので、ウェーハ
の搬送を中断させる場合がある。特に、ガスをロードロ
ックチャンバから排気する場合、ロードロックチャンバ
の圧力が大気圧から急激に低下するのでガス乱流が発生
し、このガス乱流が意図しない望ましくないウェーハの
動きを引き起す場合がある。ガスをロードロックチャン
バへ給気する場合、ガスの流入が突然起こり、同様にウ
ェーハが動く場合がある。この問題を解決する従来の方
法は、ウェーハの動きを引き起こす可能性がある激しい
空気流を回避するように、ロードロックチャンバに対す
るガスの給気及び排気を緩慢に行うものであった。残念
ながら、このような緩慢な給排気は、ウェーハの処理能
力を一層低下させる傾向にある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の1つ
の目的は、ウェーハが、交互に減圧及び加圧される搬送
チャンバ又はロードロックチャンバ内に存在する間に、
半導体ウェーハ等の二次元物体の意図されたものではな
い動きを抑制する新規かつ改善されたシステム及び方法
を提供することである。
【0016】本発明の別の目的は、ロードロックチャン
バの減圧及び加圧時にパドル上のウェーハの意図された
ものではない動きを防止すると同時に、ウェーハがロー
ドロックチャンバによって真空下で作動する自動測定シ
ステムを出入りする間に、ロードロックチャンバ内でウ
ェーハをしっかりと保持する新規かつ改善されたウェー
ハ保持システム及び方法を提供することである。
【0017】本発明の別の目的は、ロードロックチャン
バを経由してウェーハを搬送する新規かつ改善されたウ
ェーハ搬送システム及び方法を提供することであり、ロ
ードロックチャンバの減圧又は加圧時にロードロックチ
ャンバ内に配置されているウェーハの意図されたもので
はない動きを防止する目的で、ロードロックチャンバの
減圧及び/又は加圧が制御される。
【0018】本発明の別の目的は、ロードロックチャン
バを経由してウェーハを搬送する新規かつ改善されたウ
ェーハ搬送システム及び方法を提供することであり、ロ
ードロックチャンバを減圧及び加圧する時間を短くする
ことによって、チャンバ内でパドル上に配置されている
ウェーハの問題のある動きを引き起すことなく、ウェー
ハの処理能力を高めるものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】前述及び他の目的は、雰
囲気と真空圧の検査チャンバとの間のウェーハの搬送時
に、ウェーハを搬送チャンバ内で所定位置に保持する半
導体ウェーハ保持システムに関する本発明の1つの態様
によって達成される。搬送チャンバは、雰囲気と検査チ
ャンバとの間に配置され、交互に減圧及び加圧される。
少なくとも1つのパドルは、搬送チャンバ内に配置さ
れ、ウェーハによって覆われるようになっている開口を
有するウェーハ受け面を有する。ウェーハを少なくとも
1つのパドルのウェーハ受け面に吸引し、結果的に減圧
時及び加圧の少なくとも一方の期間に、搬送チャンバ内
のウェーハの動きを抑制する吸引手段を設けられてい
る。
【0020】本発明の別の態様は、雰囲気と真空圧の検
査チャンバとの間のウェーハの搬送時にウェーハを所定
位置に保持する半導体ウェーハ保持システムに関する。
搬送チャンバは、雰囲気と真空圧の検査チャンバとの間
に配置され、交互に減圧及び加圧される。パドルは、搬
送チャンバ内に配置され、ウェーハによって覆われるよ
うになっている開口を備えるウェーハ受け面を有する。
経路は、真空源又はポンプを開口と連通状態で連結す
る。少なくとも1つの弁は、経路内に作動的に配置さ
れ、これによって少なくとも1つの弁の作動によって連
通が制御され、開口の圧力が搬送チャンバ内の圧力をよ
り低くなった場合に、ウェーハはパドルのウェーハ受け
面に吸引され、結果的に搬送チャンバ内のウェーハの動
きを抑制するようになっている。
【0021】本発明の更なる態様は、交互に減圧及び加
圧される搬送チャンバ内の半導体ウェーハの動きを抑制
する方法に関する。パドルは、搬送チャンバ内に配置さ
れ、開口を備えるウェーハ受け面を有する。ウェーハ
は、パドルウェーハ受け面に開口を覆って配置される。
開口は、真空源又はポンプと連通状態で連結されてお
り、真空源又はポンプと開口との間の連通は、減圧又は
加圧の少なくとも一方の期間に制御され、ウェーハは、
真空圧によってパドルのウェーハ受け面に吸引され、結
果的に搬送チャンバ内のウェーハの動きを抑制するよう
になっている。
【0022】本発明の更なる別の態様は、搬送チャンバ
と真空圧の検査チャンバとの間のウェーハの搬送時に搬
送チャンバ内でウェーハを保持する半導体ウェーハ保持
システムに関する。搬送チャンバは、雰囲気と検査チャ
ンバとの間に配置され、交互に減圧及び加圧される。パ
ドルは、搬送チャンバ内に配置され、ウェーハ受け面を
有する。層流ガスを搬送チャンバに導入して搬送チャン
バを加圧し、結果的に加圧時にウェーハの動きを抑制す
る層流手段が設けられている。
【0023】本発明の1つの他の態様は、搬送チャンバ
の加圧時に半導体ウェーハの動きを抑制する方法に関す
る。パドルは、搬送チャンバ内に配置され、ウェーハ
は、パドルのウェーハ受け面に配置される。搬送チャン
バの加圧時に層流ガスを搬送チャンバに導入して、結果
的に搬送チャンバの加圧時にウェーハの動きを抑制する
ようになっている。
【0024】本発明の前述及び他の目的、態様、及び特
徴は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むこと
で更に明確に理解されるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】最初に図2を参照すると、本発明
を適用可能な自動測定システムは符号10で示されてお
り、検査チャンバ12及びロードロックチャンバ14を
含む。検査チャンバ12は、搬送部16と、一対の測定
場所20を有する検査部又は測定部18とを備える。測
定装置(図示せず)は、ウェーハが測定場所20に置か
れている場合にウェーハの測定又は検査を行う。検査チ
ャンバ12は、高い真空状態(例えば、10E−6トー
ル)に保たれている。また、検査チャンバ12は、周囲
の振動及び測定システムの構成部品の運動から生じる他
の振動を相殺するために振動絶縁システム15(図5)
の上に載置されている。振動絶縁システムは公知であり
本発明を構成するものではないので、このシステムの詳
細な説明は本明細書では省略する。ロードロックチャン
バは支持フレーム24に固定されているので、以下に説
明するように、検査チャンバ12とロードロックチャン
バ14との間にはフローティング・カップリング33が
設けられており、チャンバ12とポンプとの間にはフロ
ーティング・カップリング13(図5参照)が設けられ
ている。フローティング・カップリング33の詳細につ
いては、 年 月 日出願の米国特許出願番号
「走査電子顕微鏡等のためのエラストマー隔膜を
有する振動絶縁カップリング」(代理人整理番号002
4/TL4)に説明されている。検査チャンバ12内に
はロボット式搬送アーム22が置かれており、ロードロ
ックチャンバ14と検査チャンバ12の測定部18との
間でウェーハを搬送する。
【0026】ロードロックチャンバ14は、雰囲気と検
査チャンバ12との間の搬送時にウェーハ28がその上
に保持される1つ又はそれ以上の受台又はパドルを備え
る。一般的に、少なくとも2つのパドル26が設けられ
ており、一方のパドルは入ってくる検査ウェーハを受け
取り、他方は次の処理のために戻される、出ていくウェ
ーハを受け取る。従って、以下の説明は2つのパドル2
6a、26bの使用に関連している。便宜上、以下の説
明では、両パドルは特定のパドルへの言及を必要としな
い限り全体的に符号26で示される。
【0027】第1の仕切り弁30は、検査チャンバ12
とロードロックチャンバ14との間に配置され、第2の
仕切り弁32は、ロードロックチャンバ14と雰囲気と
の間に配置されている。各々の仕切り弁30、32は、
弁の両側の環境が相互に連通状態にある開位置と、弁の
両側の環境が相互に隔離されている閉位置との間で作動
可能である。ウェーハをパドル26上に載置し、検査済
みウェーハを取り出すために、ウェーハのカセット、プ
リアライナ、及びロボット式搬送アーム(図示せず)等
の他のウェーハ操作装置が第2の仕切り弁の外側に配置
されている。
【0028】最初に、図2に示す装置の作動方法を説明
するために、本発明の特定の態様を含むことなく全体的
な説明を行なう。その後に、本発明の原理に基づく特徴
及び作動の詳細な説明を行なう。
【0029】作動時に、仕切り弁30は、仕切り弁32
が開いている間、最初は閉じており、ウェーハは、仕切
り弁32を通って雰囲気内に配置されているカセット
(図示せず)からロードロックチャンバ14内のパドル
26上に置かれる。これはロードロックチャンバ14が
雰囲気と同じ圧力なので、大気圧ウェーハ交換である。
次に、仕切り弁32が閉じ、ロードロックチャンバ14
の圧力は、実質的に検査チャンバ12と同じ真空レベル
になり、その後、仕切り弁30が開く。搬送アーム22
は、ウェーハをロードロックチャンバ14から取り出
し、検査チャンバ12の搬送部16に持ち込む。これは
真空チャンバ12及びロードロックチャンバ14が実質
的に同じ真空圧になっているので、真空圧ウェーハ交換
である。次に、仕切り弁30が閉じ、ロードロックチャ
ンバ14が加圧され、仕切り弁32が開いて別のウェー
ハがカセットから1つのパドル26上に搬送される。こ
の加圧及び大気圧ウェーハ交換時に、搬送アーム22
は、搬送部16に持ち込まれた検査ウェーハを測定部1
8内の測定場所20へ移動し、検査が実行される。別の
ウェーハをロードロックチャンバ14内の空いているパ
ドル上に置いた後に、仕切り弁32が閉じてロードロッ
クチャンバ14が減圧され、仕切り弁30が開く。搬送
アーム22は、ウェーハを測定場所20からロードロッ
クチャンバ14内の空いているパドル26へ搬送するの
で、結果的にロードロックチャンバ14は、入ってくる
未検査ウェーハ及び出ていく検査済みウェーハを収容す
ることになる。次に、搬送アーム22は、入ってくるウ
ェーハをロードロックチャンバ14から取り出す。仕切
り弁30が閉じ、ロードロックチャンバ14が加圧され
た後に、仕切り弁32が開く。検査済みウェーハは、ロ
ードロックチャンバ14から取り出され、別の入ってく
る未検査ウェーハは、ロードロックチャンバ14へ配置
される。ロードロックチャンバ14が加圧されて、出て
いく検査済みウェーハが取り出されると同時に、搬送ア
ーム22は、ロードロックチャンバ14から取り出した
ばかりのウェーハを測定場所20上に配置し、ウェーハ
が検査される。この工程は、カセット内の全てのウェー
ハの検査が終了するまで繰り返される。
【0030】本発明の特徴及び作動の説明に移る前に、
以下の要因を理解する必要がある。仕切り弁32が開い
た状態で大気圧ウェーハ交換が行われる時には、ロード
ロックチャンバ14は大気圧である。仕切り弁32が閉
じた後で、仕切り弁30が開く前に、ロードロックチャ
ンバ14は、チャンバ12内で保たれている非常に高い
真空圧レベルに減圧する必要がある。減圧又は排気運転
時、即ち仕切り弁32が閉じた後で、仕切り弁30が開
く前にロードロックチャンバ14からガスを除去する場
合、2つの形態のガス流が順次形成される。第1の形態
のガス流は、大気圧がポンプダウンされて10E−3ト
ールを越える場合に発生するガス乱流であり、第2の形
態のガス流は、10E−3トール以下の分子性ガス流で
ある。減圧の初期段階の間の空気の奔出によるガス乱流
は、ウェーハがパドル26上に着座している間にロード
ロックチャンバ14内のウェーハを回転方向及び/又は
横方向に動かすのに十分な力をロードロックチャンバ1
4内に引き起こす。このような動きによってウェーハは
搬送アーム22による持ち上げ位置の範囲外になってし
まう場合があり、持ち上げが可能であっても、検査チャ
ンバ12において不正確な読み取りが行われてしまう可
能性がある。分子性ガス流は、ウェーハの動きに全く影
響を与えない。
【0031】図3及び図4を参照すると、本発明によれ
ば、ロードロックチャンバ14の減圧及び加圧時のパド
ル26上のウェーハの動きは、吸引力でもってウェーハ
をパドル26の上面36に向かって吸引又は引き付ける
真空作動手段34を設けることで抑制される。パドル2
6aは、垂直スタンド27と、上向きのウェーハ受け面
36を有する平らで水平の円形頂部29aとを有するも
のとして示されている。パドル26bは、26aと同じ
でものである。
【0032】図示の実施形態において、真空作動式吸引
手段34は、パドル26の上面36の開口38、真空ポ
ンプ40、及び分岐経路42a、42bを備え、該分岐
経路42a、42bは、真空ポンプ40からパドル26
内に配置され、開口38で終わっているパドル経路44
a、44bへ繋がっている。上面36の開口38の場所
は、ウェーハをパドル26上に置いた場合に、開口38
がウェーハ28によって覆われるように選択される。ま
た、経路48は、弁46a、46bからロードロックチ
ャンバ14の内側に繋がっている。
【0033】各々のパドルの各開口38と真空源40と
の間には三方弁46が配置されており、開口38に作用
する吸引力の選択的なオン/オフ制御ができるようにな
っている。弁46aは入力47aによって制御され、パ
ドル26aの開口38で吸引力が生じるように経路42
a及び44aを相互に連通するようになっている。その
結果、図3で矢印Aによって示すように、パドル26a
の上面36に置かれているウェーハ28は上面36の方
向へ吸引される。ウェーハに対するこの吸引力又は引き
寄せ力は、ロードロックチャンバ14の減圧及び加圧時
にウェーハの動きを抑制する役目を果たす。弁46aの
制御入力47aは、公知の弁装置に基づいて電気式又は
空圧式とすることができる。
【0034】真空吸引力は、少なくともガス乱流がロー
ドロックチャンバ14を支配する期間に開口38に発生
する。吸引力を遮断するために、入力47aによって、
弁46aは、経路44a及び48を相互に連通させる。
その結果、ウェーハ28の上下に同じ圧力が作用するの
で、ウェーハは重力だけでパドル上の所定の位置に保持
される。
【0035】図5は、本発明を実施するのに必要な装置
の更に詳細な概略図を示す。図3と同一の構成部品は、
同じ参照番号で示されている。従って、図5は、図3に
関して説明した関連の経路に加えて、チャンバ12及び
14、仕切り弁30及び32、パドル26a及び26
b、弁46a及び46b、及び真空ポンプ40を含む。
更に、図5には、それぞれ経路57及び58を経由して
チャンバ12及び14に対する真空排気を行う粗引きポ
ンプ56(「粗引き」という語は、10E−3トールを
越える圧力を示す用語である)が示されている。粗引き
弁52は、粗引きポンプ56とロードロックチャンバ1
4との間にある。ターボ分子真空ポンプ62は、弁64
を経由して粗引きポンプ56と連通可能であり、弁60
を経由してロードロックチャンバ14と連通可能であ
る。従って、ロードロックチャンバ14内の圧力は、粗
引きポンプによって大気圧から10E−3トールまで急
速に低減される。その後、ターボポンプは、圧力を10
E−6トールまで更に低減する。
【0036】別のターボ分子真空ポンプ72は、弁74
を経由して粗引きポンプ56と、弁80を経由して検査
チャンバ12と連通可能である。ポンプ72は、装置の
作動時には常にチャンバ12と連通状態にあり、チャン
バ12内を10E−6トールの一定圧に保つよう作用す
る。前述のように、チャンバ12は、フローティング・
カップリング13によって種々のポンプから絶縁され、
振動絶縁システム15によって他の環境から絶縁されて
いる。前述のように、仕切り弁30は、フローティング
・カップリング33によってチャンバ12に連結されて
いる。
【0037】弁64及び74は、それぞれ経路58とチ
ャンバ14との間、及び経路58とチャンバ12との間
に設けられている。ライン58の圧力は、弁52が開く
たびに大気圧まで上昇し、チャンバ14は大気圧になる
ことに留意されたい。弁64及び74は、このような期
間にターボ62及び72を経路58から切り離すのに使
用されるが、そうしないと、この圧力でターボポンプが
停止して損傷する可能性があるからである。
【0038】チャンバ14を加圧するために、弁86及
び経路78、79を経由してロードロックチャンバ14
内のディフューザ82と連通する窒素源78が設けられ
ている。ディフューザの詳細は、層流を発生させる理由
及びその方法に関する説明に関連して以下に示す。一般
的に、窒素ガスは、この作業に適する公知の好都合な特
性を有するのでチャンバの加圧に使用される。勿論、他
のガスも好適であれば使用できる。
【0039】本発明に関して、図5の装置は以下のよう
に作動する。 1.前述のように、仕切り弁32が開いた状態で大気圧
交換を完了する。 2.仕切り弁32を閉じる。 3.弁46a及び/又は46bを作動させて、真空源4
0を対応するパドルの開口38と連通させて、ウェーハ
の上面と下面との間で形成される差圧の作用でウェーハ
を上面36の方に吸引する吸引力を発生させる。塞がっ
ているパドルに関連する真空弁46a及び46bだけを
開くことが必要であり、センサ(図示せず)を設けて、
ウェーハがパドルに載置されているか否か、及びウェー
ハが載置されているパドルだけで吸引が行なわれている
か否かを判定する。 4.弁64及び74を閉じる。
【0040】5.粗引き弁52を開いて、粗引きポンプ
56とロードロックチャンバ14とを連通させる。粗引
きポンプ56は、ロードロックチャンバ14の排気を急
速に行なうように設計されている。この段階で、ロード
ロックチャンバ14内にガス乱流が発生して、パドル2
6上のウェーハを動かす可能性があるが、ウェーハは、
パドル26の表面36の開口38を介してウェーハ下面
に作用する吸引力によって保持されており、ウェーハは
動くことはない。 6.圧力センサ90は、ロードロックチャンバ14が約
10E−3トールの所定のトリガ圧力に達したか否かを
判定し、これによって粗引き弁52の入力53を制御し
て粗引き弁52を閉じる制御信号が生成される。 7.弁64及び74を開く。
【0041】8.弁46a及び46bを制御して、ウェ
ーハの上下の圧力が等しくなるように開口38を経路4
8と連通する。この時点では、ウェーハは重力だけで所
定位置に保たれるが、ウェーハは、分子流のみに曝され
るのでの動くことはない。 9.ターボ弁60を開き、ターボ分子真空ポンプ62を
ロードロックチャンバ14と連通して、ロードロックチ
ャンバ14の圧力を10E−6トールまで更に低減す
る。 10.圧力センサ90は、ロードロックチャンバ14が
10E−6トールの所定のトリガ圧力に達したか否かを
判定し、これによって仕切り弁30を開く制御信号が生
成される。仕切り弁30が開いた場合、一般に、チャン
バ12と14との間には差圧が存在するが、この理由は
ロードロックチャンバ14がチャンバ12のレベルと等
しくなるように減圧された場合にスループットに悪影響
を及ぼすからである。つまり、ロードロックチャンバ1
4から検査チャンバ12に至る最小限の分子流が存在す
ることになる。しかしながら、この分子流は、パドル上
のウェーハを動かすことはできない。
【0042】11.前述のように、仕切り弁30を開い
た状態で真空圧交換を完了する。 12.仕切り弁30を閉じる。 13.弁60を閉じる。 14.弁46a及び46bを開いて真空源40からの真
空圧をパドルに作用させる。 15.ロードロックチャンバ14を急速に給気、即ち充
填するために弁86を開くことによって、窒素源76を
ディフューザ82と連通させる。 16.ロードロックチャンバ14において、センサ90
が大気圧にほぼ等しい圧力を検出すると、前述のよう
に、弁46a及び46bを再度作動させてウェーハに関
する圧力を等しくする。 17.ロードロックチャンバ14が大気圧になると弁3
2を開く。 18.他の大気圧交換のためのステップ1から17まで
の繰り返しサイクルを実行する。
【0043】給気運転時にロードロックチャンバ14の
過充填を防止するために、従来型の圧力逃し弁92が設
けられている。
【0044】ロードロックチャンバ14の充填時にウェ
ーハの動きを防止するのを助けるために、ロードロック
チャンバ14内には充填段階又は加圧段階の間に層流を
作り出す手段が設けられている。1つの例示的な実施形
態において、層流手段は、経路79の端部に配置されて
いるディフューザ82を含む。ディフューザ82は、1
つ又はそれ以上の特別に作られた開口を有し、この開口
は、窒素源76からの窒素ガスがロードロックチャンバ
14に急速に導入された場合にロードロックチャンバ1
4内に乱流ではなく層流を作り出すように設計されてい
る。層流を作り出すことによって、乱流を引き起すこと
なく、つまりパドル26上のウェーハを全く動かすこと
なく、ロードロックチャンバ14の充填を急速に行うこ
とができる。
【0045】ディフューザ82は、一端がチャンバ14
に挿入されている管であることが好ましい。経路79と
連通する管の内側には、横向きの開口、即ちノズルが設
けられている。ディフューザ82は、パドルの上方かつ
壁の近傍に配置されることが好ましい。従って、窒素
は、ノズルから噴射されるとチャンバの周辺回りで旋回
する傾向にある。この作用は、ディフューザをチャンバ
のコーナ部に配置する場合には強化される。更に、ディ
フューザをパドルの上方に配置することによって、窒素
はウェーハより上に入るので、ウェーハを浮かせる可能
性がある揚力の発生が最小限に抑えられる。また、ディ
フューザをチャンバの端に配置することによって、入っ
てくる窒素によって作り出される横向きの力は、ウェー
ハの薄い端面によって形成される微小表面に加わるの
で、結果的にウェーハには最小限の横向きの力だけが作
用することになる。
【0046】以上の詳細な説明は、本発明の特定の実施
形態を示しているが、当業者であれば種々変形例が容易
に理解できる筈である。例えば、真空源40は、パドル
を粗引きポンプ56と連通させることによって置き換え
可能である。この場合、特定のステップの順序に関し
て、開口38に生成されウェーハの底面に作用する圧力
は、チャンバ14内の圧力を超える可能性がある。その
場合には、ウェーハより下の圧力がロードロックチャン
バ14内の圧力を越えることを防止するための逆止め弁
が必要となることもあり、そうしないとウェーハが浮い
てしまうであろう。また、パドルのスタンド29は、水
平に配置することも可能である。また、粗引き弁と接続
することを必要としないターボポンプを使用することも
できる。また、弁80は、フローティング・プラットフ
ォーム13によってチャンバ12から切り離すこともで
きる。更に、単一の検査チャンバと共に使用するための
単一のロードロックチャンバ14を示して説明したが、
本発明は、単一の検査チャンバを備える複数のロードロ
ックチャンバ、又は複数の検査チャンバを備える複数の
ロードロックチャンバを含む、ウェーハ操作及び搬送シ
ステムに適用できる。このようなシステムのロードロッ
クチャンバの1つ又はそれ以上は、前述の本発明の態様
のいずれか又は全てを組み込むことができる。また、パ
ドル26の開口38に繋がる経路44は、多数の方法で
実現できる。例えば、経路44は、パドル内の通路であ
る必要はない。パドルのスタンドと並行のラインであっ
てもよい。更に、ステップ10には圧力センサ90以外
の圧力センサを使用することができる。更に、ディフュ
ーザ82には種々のデザインを使用することができる。
これらの全ての変形例は、特許請求の範囲に定義するよ
うな本発明の範疇に入ることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体素子の光学測定システムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明による方法及び装置を適用できる自動測
定システムの平面図である。
【図3】本発明の原理に基づいて配置されている図4の
線3−3に沿って切り取ったロードロックチャンバの断
面図を含む概略図である。
【図4】図3の線4−4−に沿って切り取った断面図で
ある。
【図5】本発明の原理に基づいて配置されているシステ
ムの概略図である。
【符号の説明】
10 自動測定システム 12 検査チャンバ 14 搬送チャンバ 26 パドル 28 ウェーハ 34 吸引手段 36 ウェーハ受け面 38 開口 40 真空源 76 窒素源 82 ディフューザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 FA12 FA15 HA13 MA11 MA13 MA33 NA02 NA05 NA09 PA02

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雰囲気と真空圧の検査チャンバとの間の
    ウェーハ搬送時にウェーハを搬送チャンバ内で所定位置
    に保持する半導体ウェーハ保持システムであって、 前記雰囲気と前記検査チャンバとの間に配置され、交互
    に減圧及び加圧される搬送チャンバと、 前記搬送チャンバ内に配置され、ウェーハによって覆わ
    れるようになっている開口を備えるウェーハ受け面を有
    する少なくとも1つのパドルと、 前記ウェーハを前記少なくとも1つのパドルの前記ウェ
    ーハ受け面を吸引して、結果的に前記減圧及び加圧の少
    なくとも一方の期間に前記搬送チャンバ内の前記ウェー
    ハの動きを抑制する吸引手段と、を備えることを特徴と
    する半導体ウェーハ保持システム。
  2. 【請求項2】 前記吸引手段は、前記開口において前記
    搬送チャンバを支配する圧力よりも低い圧力をもたらす
    ように配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 前記吸引手段は、真空源又はポンプと、
    前記真空源又はポンプと前記開口との間を連通して吸引
    を引き起こす経路手段とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記吸引手段は、前記真空源又はポンプ
    と前記開口との間の前記連通を開閉するために、前記経
    路手段に作動的に配置されている弁手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記経路手段は、前記少なくとも1つの
    パドルの各々にそれぞれ繋がる経路を備え、前記弁手段
    は、前記経路の各々に作動的に配置されているそれぞれ
    の弁を備えることを特徴とする請求項4に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記弁手段は、前記開口を前記搬送チャ
    ンバの内部と制御可能に連通するために、前記搬送チャ
    ンバの内部に至る連通部を含むことを特徴とする請求項
    5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記吸引手段は、前記少なくとも1つの
    パドルの各々に配置され、前記パドル内の前記開口と連
    通するパドル経路を更に備えることを特徴とする請求項
    5に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つのパドルは、2つの
    パドルを備えることを特徴とする請求項1に記載のシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記吸引手段は、真空源又はポンプと、
    前記パドルの各々に配置されているパドル経路と、前記
    真空源又はポンプと第1及び第2のパドルのそれぞれの
    1つにおける前記パドル経路との間に各々が配置されて
    いる第1及び第2の分岐経路と、前記真空源又はポンプ
    と前記第1及び第2のパドルのそれぞれの1つにおける
    開口との間の連通を開閉するために、前記第1及び第2
    の分岐経路のそれぞれの1つに作動的に配置されている
    第1及び第2の弁とを備えることを特徴とする請求項8
    に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 層流ガスを前記搬送チャンバに導入し
    て前記搬送チャンバを加圧するための層流手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記層流手段は、前記搬送チャンバ内
    に配置され、少なくとも1つの開口を有するディフュー
    ザを備え、前記ガスは、前記ディフューザを通って前記
    搬送チャンバへ導入されるようになっていることを特徴
    とする請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記ロードロックチャンバの減圧及び
    加圧時に、前記雰囲気及び前記検査チャンバから前記搬
    送チャンバを密封する弁を更に備えることを特徴とする
    請求項1に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 雰囲気と真空圧の検査チャンバとの間
    のウェーハ搬送時に、ウェーハを所定位置に保持する半
    導体ウェーハ保持システムであって、 前記雰囲気と前記検査チャンバとの間に配置され、交互
    に減圧及び加圧される搬送チャンバと、 前記搬送チャンバ内に配置され、ウェーハによって覆わ
    れるようになっている開口をもつウェーハ受け面を有す
    るパドルと、 真空源又はポンプと、 前記真空源又はポンプを前記開口へ連通状態で連結する
    経路と、 前記経路内に作動的に配置されている少なくとも1つの
    弁と、を備え、前記少なくとも1つの弁の作動は前記連
    通を制御して、前記開口の圧力が前記搬送チャンバを支
    配する圧力以下の場合に、前記ウェーハが前記パドルの
    前記ウェーハ受け面に吸引され、結果的に前記搬送チャ
    ンバ内での前記ウェーハの動きを抑制するようになって
    いることを特徴とする半導体ウェーハ保持システム。
  14. 【請求項14】 前記弁手段は、前記開口を前記搬送チ
    ャンバの内部と制御可能に連通するために、前記搬送チ
    ャンバの内部に至る連通部を含むことを特徴とする請求
    項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記経路は、前記パドル内に配置さ
    れ、前記パドルの前記開口と連通するパドル経路を備え
    ることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記チャンバに配置され、少なくとも
    1つの開口を有するディフューザを更に備え、層流ガス
    は、前記開口を通って前記搬送チャンバへ導入されて前
    記搬送チャンバを加圧するようになっていることを特徴
    とする請求項13に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 交互に減圧及び加圧される搬送チャン
    バ内の半導体ウェーハの動きを抑制する方法であって、 開口を備えるウェーハ受け面を有するパドルを前記搬送
    チャンバ内に配置する段階と、 前記ウェーハを前記パドルの前記ウェーハ受け面上で、
    前記開口を覆うように置く段階と、 前記開口を連通状態で真空源又はポンプと連結する段階
    と、 前記搬送チャンバの前記減圧及び加圧の少なくとも一方
    の期間に前記真空源又はポンプと前記開口との間の連通
    を制御して、前記ウェーハを真空力によって前記パドル
    の前記ウェーハ受け面に吸引して、結果的に前記搬送チ
    ャンバ内の前記ウェーハの動きを抑制する段階と、を含
    むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記開口を真空源又はポンプと連結す
    る前記段階は、前記真空源又はポンプと前記開口との間
    に経路を準備する段階を含み、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の連通を制御する前記段階は、前記経路
    に弁を作動的に配置する段階を含むことを特徴とする請
    求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 減圧された前記搬送チャンバ内の圧力
    が大気圧にほぼ等しくなるまで上昇した場合に、前記真
    空源又はポンプと前記開口との間の連通を閉じる段階を
    更に含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記搬送チャンバの加圧時に、層流ガ
    スを前記搬送チャンバへ導入する段階を更に含むことを
    特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 ガスを前記搬送チャンバに導入する前
    記段階は、ディフューザを前記搬送チャンバ内に配置す
    る段階と、少なくとも1つの開口を有する前記ディフュ
    ーザを準備する段階と、を含み、前記ガスは、前記開口
    を通って前記搬送チャンバへ導入されることを特徴とす
    る請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 搬送チャンバを経由して、雰囲気と、
    真空圧に保たれている検査チャンバとの間で半導体ウェ
    ーハを搬送する方法であって、 前記搬送チャンバが閉状態の第2の仕切り弁によって前
    記検査チャンバから隔離されている間に、ウェーハを前
    記雰囲気から第1の仕切り弁を通って前記搬送チャンバ
    内のパドル上に搬送する段階と、 前記第1のウェーハが前記パドル上に配置された後に、
    前記第1の仕切り弁を閉じて前記搬送チャンバを前記雰
    囲気から隔離する段階と、 前記搬送チャンバ内の圧力が前記検査チャンバ内の圧力
    にほぼ等しくなるまで前記搬送チャンバを減圧して、そ
    の後、前記第2の仕切り弁を開く段階と、 前記第2の仕切り弁が開いた後に、前記ウェーハを前記
    搬送チャンバから前記検査チャンバへ搬送する段階と、 前記ウェーハを検査して、その後、検査済みの前記ウェ
    ーハを前記減圧された搬送チャンバ内のパドルへ戻す段
    階と、 前記第2の仕切り弁を閉じ、前記第2の仕切り弁が閉じ
    ている間に前記搬送チャンバを加圧する段階と、 開口を有するウェーハ受け面を備える前記パドルを準備
    する段階であって、前記ウェーハは、前記パドル上で前
    記開口を覆うように置かれる段階と、 前記開口を真空源又はポンプと連通状態で連結する段階
    と、 前記搬送チャンバの前記減圧及び加圧の少なくとも一方
    の期間に、前記真空源又はポンプと前記開口との間の連
    通を制御して、前記ウェーハを吸引力によって前記パド
    ルの前記ウェーハ受け面に吸引して、結果的に前記搬送
    チャンバの前記減圧及び加圧の前記少なくとも一方の期
    間に前記ウェーハの動きを抑制する段階と、を含むこと
    を特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 前記開口を真空源又はポンプと連結す
    る前記段階は、前記真空源又はポンプと前記開口との間
    に経路を準備する段階を含み、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の連通を制御する段階は、前記経路に弁
    を作動的に配置する段階を含むことを特徴とする請求項
    22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 減圧された前記搬送チャンバ内の圧力
    がほぼ大気圧まで上昇した場合に、前記真空源又はポン
    プと前記開口との間の連通を遮断する段階を更に含むこ
    とを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記真空源又はポンプと前記開口との
    間の前記連通が遮断されると、前記搬送チャンバの内部
    と前記開口との間の連通を可能にする段階を更に含むこ
    とを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記搬送チャンバを加圧する前記段階
    は、層流ガスを前記搬送チャンバへ導入する段階を含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  27. 【請求項27】 搬送チャンバを経由して、雰囲気と、
    真空圧に保たれている検査チャンバとの間で半導体ウェ
    ーハを搬送する方法であって、 前記搬送チャンバが閉状態の第2の仕切り弁によって前
    記検査チャンバから隔離されている間に、第1のウェー
    ハを前記雰囲気から第1の仕切り弁を通って前記搬送チ
    ャンバ内の第1のパドル上に搬送する段階と、 前記第1のウェーハが前記パドル上に配置された後に、
    前記第1の仕切り弁を閉じて前記搬送チャンバを前記雰
    囲気から隔離する段階と、 前記搬送チャンバ内の圧力が前記検査チャンバ内の圧力
    にほぼ等しくなるまで前記搬送チャンバを減圧して、そ
    の後、前記第2の仕切り弁を開く段階と、 前記第2の仕切り弁が開いた後に、前記第1のウェーハ
    を前記搬送チャンバから前記検査チャンバへ搬送する段
    階と、 前記第2の仕切り弁を閉じ、前記第2の仕切り弁が閉じ
    ている間に前記第1のウェーハを前記検査チャンバ内の
    測定場所に置き、前記搬送チャンバを加圧し、前記第1
    の仕切り弁を開き、第2のウェーハを前記搬送チャンバ
    内の第2のパドル上に置き、前記第1の仕切り弁を閉
    じ、前記搬送チャンバを減圧する段階と、 前記第2の仕切り弁を開き、前記第2の仕切り弁が開い
    ている間に前記第1のウェーハを前記検査チャンバから
    前記搬送チャンバ内の前記第1のパドル上に搬送し、前
    記第2のウェーハを前記搬送チャンバから前記検査チャ
    ンバへ搬送する段階と、 前記第2の仕切り弁を閉じ、前記第2の仕切り弁が閉じ
    ている間に前記第2のウェーハを前記検査チャンバ内の
    測定場所に置き、前記搬送チャンバを加圧し、前記第1
    の仕切り弁を開き、第3のウェーハを前記搬送チャンバ
    内の第1のパドル上に置き、前記第1の仕切り弁を閉
    じ、前記搬送チャンバを減圧する段階と、 前記第1及び第2のパドルに開口を備えるウェーハ受け
    面を準備する段階であって、前記ウェーハは、前記第1
    及び第2のパドル上で前記開口を覆うように置かれてい
    る段階と、 前記開口を真空源又はポンプと連通状態で連結する段階
    と、 前記搬送チャンバの前記減圧及び加圧の少なくとも一方
    の期間に、前記真空源又はポンプと前記開口との間の連
    通を制御して、前記ウェーハを吸引力によって前記パド
    ルの前記ウェーハ受け面に吸引して、結果的に前記搬送
    チャンバの前記減圧及び加圧の前記少なくとも一方の期
    間に前記ウェーハの動きを抑制する段階と、を含むこと
    を特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 前記開口を真空源又はポンプと連結す
    る前記段階は、前記真空源又はポンプと前記開口との間
    に経路を準備する段階を含み、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の連通を制御する段階は、前記経路に弁
    を作動的に配置する段階を含むことを特徴とする請求項
    27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 減圧された前記搬送チャンバ内の圧力
    がほぼ大気圧まで上昇した場合に、前記真空源又はポン
    プと前記開口との間の連通を遮断する段階を更に含むこ
    とを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記真空源又はポンプと前記開口との
    間の前記連通が遮断されると、前記搬送チャンバの内部
    と前記開口との間の連通を可能にする段階を更に含むこ
    とを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記搬送チャンバを減圧する前記段階
    は、前記搬送チャンバを減圧するために、前記搬送チャ
    ンバと作動的に関連する粗引き弁を開く段階と、減圧時
    に前記搬送チャンバ内の前記圧力を測定する段階と、測
    定圧力が約10E−3トールに達する場合に前記粗引き
    弁を閉じ、ターボ分子真空ポンプを開いて前記搬送チャ
    ンバを約10E−6トールの圧力まで減圧する段階とを
    含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 減圧された前記搬送チャンバの圧力が
    ほぼ大気圧まで上昇するまで、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の連通を可能にする段階と、次に、前記
    搬送チャンバの内部と前記開口との間の連通を可能にす
    る段階と、を更に含むことを特徴とする請求項31に記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 前記搬送チャンバを加圧する前記段階
    は、層流ガスを前記搬送チャンバへ導入する段階を含む
    ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  34. 【請求項34】 ガスを前記搬送チャンバに導入する前
    記段階は、ディフューザを前記搬送チャンバ内に作動的
    に配置する段階と、少なくとも1つの開口を備える前記
    ディフューザを準備する段階とを含み、前記ガスは、前
    記開口を通って前記搬送チャンバに導入されることを特
    徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 雰囲気と真空圧の検査チャンバとの間
    のウェーハ搬送時に、搬送チャンバ内でウェーハを保持
    する半導体ウェーハ保持システムであって、 前記雰囲気と前記検査チャンバとの間に配置され、交互
    に減圧及び加圧される搬送チャンバと、 前記搬送チャンバ内に配置されウェーハ受け面を有する
    パドルと、 層流ガスを前記搬送チャンバに導入して前記搬送チャン
    バを加圧し、結果的に加圧時にウェーハの動きを抑制す
    る層流手段と、 を含むことを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 前記層流手段は、前記搬送チャンバに
    作動的に配置され、少なくとも1つの開口を有するディ
    フューザを備え、前記ガスは、前記開口を通って前記搬
    送チャンバ内に導入されることを特徴とする請求項30
    に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 ガス源と、前記ガス源から前記ディフ
    ューザに繋がる経路と、前記ガス源から前記ディフュー
    ザまでのガス流を調整するために前記経路に作動的に配
    置されている弁とを更に備えることを特徴とする請求項
    36に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記パドルの上方に置かれていることを特
    徴とする請求項36に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記ディフューザ内の前記少なくとも
    1つの開口は、前記搬送チャンバ内で横方向の流れを作
    り出すように方向づけされていることを特徴とする請求
    項38に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記搬送チャンバの壁に隣接して置かれて
    いることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記搬送チャンバのコーナ部に置かれてい
    ることを特徴とする請求項40に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記パドルの前記ウェーハ受け面は、
    前記ウェーハによって覆われるようになっている開口を
    有し、前記システムは、前記搬送チャンバを支配する圧
    力よりも低い圧力を前記開口に供給することによって前
    記ウェーハを前記パドルの前記ウェーハ受け面に吸引し
    て、結果的に前記搬送チャンバ内のウェーハの全ての動
    きを抑制するようになった吸引手段を更に備えることを
    特徴とする請求項41に記載のシステム。
  43. 【請求項43】 第2のパドルと、ウェーハを前記パド
    ルの前記ウェーハ受け面に吸引して、結果的に前記搬送
    チャンバ内の前記ウェーハの動きを抑制する吸引手段と
    を更に備え、前記吸引手段は、真空源又はポンプと、前
    記真空源又はポンプと第1及び第2のパドルのそれぞれ
    の1つにおける前記パドル経路との間に各々が配置され
    ている第1及び第2の分岐経路と、前記真空源又はポン
    プと前記第1及び第2のパドルのそれぞれの1つにおけ
    る開口との間の連通経路を開閉するために、前記第1及
    び第2の分岐経路のそれぞれの1つに作動的に配置され
    ている第1及び第2の弁とを備えることを特徴とする請
    求項42に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記搬送チャンバ内で横方向に流れを作り
    出すように方向づけされていることを特徴とする請求項
    36に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記搬送チャンバの壁に隣接して置かれて
    いることを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記ディフューザの前記少なくとも1
    つの開口は、前記搬送チャンバのコーナ部に置かれてい
    ることを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 搬送チャンバの加圧時に前記搬送チャ
    ンバ内の半導体ウェーハの動きを抑制する方法であっ
    て、 前記搬送チャンバ内にパドルを配置する段階と、 前記ウェーハを前記パドルのウェーハ受け面上に置く段
    階と、 前記搬送チャンバの加圧時に層流ガスを前記搬送チャン
    バに導入して、結果的に前記搬送チャンバの再加圧時に
    前記ウェーハの動きを抑制する段階と、を含むことを特
    徴とする方法。
  48. 【請求項48】 ガスを前記搬送チャンバに導入する前
    記段階は、ディフューザを前記搬送チャンバに関連して
    配置する段階と、複数の開口を備える前記ディフューザ
    を準備する段階とを含み、前記ガスは、前記開口を通っ
    て前記搬送チャンバに導入されることを特徴とする請求
    項47に記載の方法。
  49. 【請求項49】 開口を前記パドルの前記ウェーハ受け
    面に配置する段階であって、前記ウェーハは、前記パド
    ル上の前記ウェーハ受け面上に前記開口を覆って置かれ
    ている段階と、 前記開口を真空源又はポンプと連結する段階と、 加圧時に前記真空源又はポンプと前記開口との間の連通
    を選択的に可能にして、前記ウェーハが吸引力によって
    前記パドルの前記ウェーハ受け面に吸引されるようにな
    った段階と、を更に含むことを特徴とする請求項47に
    記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記開口を真空源又はポンプと連結す
    る前記段階は、前記真空源又はポンプと前記開口との間
    に経路を準備する段階を含み、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の連通を選択的に可能にする前記段階
    は、前記経路に関連して弁を配置する段階を含むことを
    特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記真空源又はポンプと前記開口との
    間の連通は、前記ガスの前記搬送チャンバへの導入時に
    可能にされることを特徴とする請求項49に記載の方
    法。
  52. 【請求項52】 真空圧に保たれている検査チャンバ内
    で半導体ウェーハを検査する方法であって、 前記搬送チャンバが閉状態の第2の仕切り弁によって前
    記検査チャンバから隔離されている間に、第1のウェー
    ハを雰囲気から第1の仕切り弁を通って前記搬送チャン
    バ内の第1のパドル上に搬送する段階と、 前記第1のウェーハが前記パドル上に配置された後に、
    前記第1の仕切り弁を閉じて前記搬送チャンバを前記雰
    囲気から隔離する段階と、 前記搬送チャンバ内の圧力が前記検査チャンバ内の圧力
    にほぼ等しくなるまで前記搬送チャンバを減圧して、そ
    の後、前記第2の仕切り弁を開く段階と、 前記第1の仕切り弁が開いている場合に前記第1のウェ
    ーハを前記搬送チャンバから取り出す段階と、 前記第2の仕切り弁を閉じ、前記第2の仕切り弁が閉じ
    ている間に前記第1のウェーハを前記検査チャンバ内の
    測定場所に置き、前記搬送チャンバを加圧し、前記第1
    の仕切り弁を開き、第2のウェーハを前記搬送チャンバ
    内の第2のパドル上に置き、前記第1の仕切り弁を閉
    じ、前記搬送チャンバを減圧する段階と、 第2の仕切り弁を開き、前記第2の仕切り弁が開いてい
    る間に前記第1のウェーハを前記検査チャンバから前記
    搬送チャンバ内の前記第1のパドル上に搬送し、前記第
    2のウェーハを前記搬送チャンバから取り出す段階と、 前記第2の仕切り弁を閉じ、前記第2の仕切り弁が閉じ
    ている間に前記第2のウェーハを前記検査チャンバ内の
    測定場所に置き、前記搬送チャンバを加圧し、前記第1
    の仕切り弁を開き、第3のウェーハを前記搬送チャンバ
    内の第1のパドル上に置き、前記第1の仕切り弁を閉
    じ、前記搬送チャンバを減圧する段階と、を含み、 前記搬送チャンバを加圧する前記段階は、ガスを前記搬
    送チャンバに導入して前記搬送チャンバ内に層流を作り
    出す段階を含むことを特徴とする方法。
  53. 【請求項53】 ガスを前記搬送チャンバに導入する前
    記段階は、ディフューザを前記搬送チャンバに関連して
    配置する段階と、開口を備える前記ディフューザを準備
    する段階とを含み、前記ガスは、前記開口を通って前記
    搬送チャンバに導入されることを特徴とする請求項52
    に記載の方法。
  54. 【請求項54】 開口を有するウェーハ受け面を備える
    前記第1及び第2のパドルに準備する段階であって、前
    記ウェーハは、前記第1及び第2のパドル上に前記開口
    を覆って配置される段階と、 前記開口を真空源又はポンプに連結する段階と、 前記搬送チャンバの減圧及び加圧のいずれか一方の期間
    に、前記真空源又はポンプと前記開口との間の連通を選
    択的に可能にして、前記ウェーハが吸引力によって前記
    パドルの前記ウェーハ受け面に吸引され、結果的に前記
    搬送チャンバの減圧及び加圧のいずれか一方の期間に前
    記ウェーハの動きを抑制するようになっている段階と、
    を更に含むことを特徴とする請求項52に記載の方法。
  55. 【請求項55】 前記開口を真空源又はポンプに連結す
    る前記段階は、前記真空源又はポンプと前記開口との間
    に経路を準備する段階を含み、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の流体連通を選択的に可能にする前記段
    階は、前記経路に関連して弁を配置する段階を含むこと
    を特徴とする請求項54に記載の方法。
  56. 【請求項56】 減圧された搬送チャンバ内の圧力がほ
    ぼ大気圧まで上昇した場合に、前記真空源又はポンプと
    前記開口との間の前記連通を遮断する段階を更に含むこ
    とを特徴とする請求項54に記載の方法。
  57. 【請求項57】 前記真空源又はポンプと前記開口との
    間の連通が遮断された後に前記搬送チャンバの内部と前
    記開口との間の連通を選択的に可能にする段階を更に含
    むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
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