JP2014071422A - 現像剤収納ユニット、現像ユニット、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー充填時に発生した傷やバリ等による部品の組立性の低下を抑制する。
【解決手段】 現像剤を収納する枠体に設けられた現像剤を充填するための開口部が駆動伝達部材により封止される現像剤収納ユニットにおいて、撹拌部材がトナー充填装置と嵌合するための嵌合部と、撹拌部材を駆動するための駆動伝達部材を装着するための装着部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロセスカートリッジを用いた電子写真画像形成装置に関するものである。特に、カラー電子写真画像形成装置に適用して好適なものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
従来、プロセスカートリッジの現像剤(以下、トナー)の充填方法として、現像剤を収納する枠体にトナーを充填するための開口部を設け、開口部からトナーを充填した後、キャップ等の封止部材により開口部を封止するといった方法が用いられている。しかし、この方法では開口部を封止するための専用の封止部材を用意する必要があるため、部品点数の増加や、組立工程の増加が不可欠であった。
また、現像剤を収納する枠体内にはトナーを撹拌して搬送するための回転可能な撹拌ユニットが設けられている例が多く、撹拌ユニットは、撹拌部材と、撹拌部材に取り付けられる可撓性のシートで構成されている。
特許文献1、2には、上述のような、封止部材による部品点数の増加や組立工数の増加を改善する方法として、撹拌部材に駆動力を伝達するための駆動伝達部材により、トナーを充填するための開口部を封止する方式が提案されている。
この方式では、トナーを充填するための開口部からトナーを充填したあと、駆動伝達部材が撹拌部材に装着されることで、開口部が封止される。この構成では、上述したような封止部材を駆動伝達部材とは別に用意する必要がないため、部品点数の低減、組立工数の低減を可能にしている。
特開2002−341635(第4図) 特開2005−257934(第6図)
上述の従来技術においては、トナー充填装置が撹拌部材の嵌合部と嵌合して現像剤を収納する枠体の開口部からトナー充填を行う。この嵌合時に、撹拌部材の嵌合部に傷やバリが発生する可能性がある。トナー充填後、撹拌部材を駆動するための駆動伝達部材が撹拌部材の嵌合部に嵌合する。このとき、トナー充填工程で撹拌部材の嵌合部に発生した傷やバリの影響により、撹拌部材に対する駆動伝達部材の組み付け性が不安定になることがある。そこで本発明は、現像剤を収納する枠体に設けられた現像剤を充填するための開口部が駆動伝達部材により封止される現像剤収納ユニットにおいて、撹拌部材に対する駆動伝達部材の組み付け性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る発明は、現像剤を収納する収納部を形成する枠体と、前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、前記撹拌部材に設けられた装着部に装着され前記撹拌部材に駆動を伝達する駆動伝達部材と、を有し、前記枠体に設けられた前記現像剤を前記収納部に充填するための開口が前記駆動伝達部材により封止されている現像剤収納ユニットであって、前記撹拌部材は、前記現像剤を前記収納部に充填する充填装置が嵌合するための嵌合部を前記装着部とは異なる位置に有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤を収納する枠体に設けられた現像剤を充填するための開口部が駆動伝達部材により封止される現像剤収納ユニットにおいて、撹拌部材に対する駆動伝達部材の組み付け性を向上することができる。
実施例における現像剤収納ユニットの部分断面図 実施例における電子写真画像形成装置の概略断面図 実施例におけるプロセスカートリッジの概略断面図 実施例におけるプロセスカートリッジの外観斜視図 実施例における現像ユニットの外観斜視図 実施例における現像剤収納ユニットの構成を説明するための斜視図 実施例における駆動伝達部材が撹拌部材に係止される構成を説明するための斜視図 実施例における現像剤収納ユニットのトナー充填工程を説明するための斜視図 実施例における現像剤収納ユニットの部分断面図
〔実施例〕
本発明に係るプロセスカートリッジ及びカラー電子写真画像形成装置の実施形態について説明する。図2は本実施形態に係るカラー電子写真画像形成装置の全体構成図である。
(画像形成装置の全体構成)
画像形成装置の全体構成について、図2を用いて説明する。図2に示す画像形成装置100は、4個のプロセスカートリッジを着脱可能に有する。図2において、Y,M,C,Bkはそれぞれフルカラー画像の色分解成分色に対応するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤(以下トナー)による画像を形成する第1〜第4の4つの作像ステーションである。Y,M,C,Bkは、装置本体100内に水平方向に対して傾斜して併設されている。
各作像ステーションY,M,C,Bkには、それぞれ静電潜像を担持する像担持体としての電子写真感光体ドラム1(1a,1b,1c,1d)の周囲に感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)、感光体ドラム1に形成した静電潜像をトナーによって現像して可視像化する現像剤担持体としての現像ローラ25(25a,25b,25c,25d)、感光体ドラム1に形成した現像剤像を記録媒体に転写した後に、感光体ドラム1に残留したトナーを除去するクリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)等の電子写真プロセス手段が配置されている。尚、後述する通り、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ25、及び、クリーニング部材6は、一体的にプロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)に設けられており、プロセスカートリッジ7は画像形成装置本体に着脱可能に構成されている。
また、画像形成装置本体におけるプロセスカートリッジ下側には画像情報に基づいて感光体ドラム1に選択的な露光を行い、感光体ドラム1に潜像を形成するためのスキャナユニット3が設けられている。
装置本体の下部には記録媒体Sを収納したカセット17が装着されている。そして、記録媒体Sが各感光体ドラム1の位置を通過して装置本体上方へ搬送されるように記録媒体搬送手段が設けられている。すなわち、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離給送する給送ローラ54、給送された記録媒体Sを搬送する搬送ローラ対76、感光体ドラム1に形成される潜像と記録媒体Sとの同期を取るためのレジストローラ対55が設けられている。また、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)の上方には各感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)上に形成したトナー画像を転写させるための中間転写手段としての中間転写ユニット5が設けられている。中間転写ユニット5には駆動ローラ56、従動ローラ57、各色の感光体ドラムに対向する位置に1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)、2次転写ローラ70に対向する位置に対向ローラ59を有し、転写ベルト9が掛け渡されている。そして、転写ベルト9はすべての感光体ドラム1に対向し、且つ接するように循環移動し、1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)に電圧を印加することにより、感光体ドラム1から転写ベルト9上に一次転写を行う。そして、転写ベルト9内に配置された対向59ローラと2次転写ローラ70への電圧印加により、転写ベルト9のトナーを記録媒体Sに転写する。
画像形成に際しては、各感光体ドラム1を回転させ、帯電ローラ2によって一様に帯電させた感光体ドラム1にスキャナユニット3から選択的な露光を行う。これによって、感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像ローラ25によって現像する。これによって、各感光体ドラム1に各色現像剤像を形成する。この画像形成と同期して、レジストローラ対55が、記録媒体Sを対向ローラ59と2次転写ローラ70とが転写ベルト9を介在させて当接している2次転写位置に搬送する。そして、2次転写ローラ70へ転写バイアス電圧を印加することで、転写ベルト上の各色現像剤像を記録媒体Sに2次転写する。これによって、記録媒体Sにカラー画像を形成する。前述のようにしてカラー画像が形成された記録媒体Sは、定着部74によって加熱、加圧されて現像剤像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。尚、定着部74は、装置本体上部に配置されている。
(プロセスカートリッジ)
次に、本発明を実施したプロセスカートリッジについて説明する。図3は現像剤(以後、トナーと言う)を収納したプロセスカートリッジ7の主断面である。尚、イエロー色のトナーを収納したカートリッジ7a、マゼンタ色のトナーを収納したカートリッジ7b、シアン色のトナーを収納したカートリッジ7c、ブラック色のトナーを収納したカートリッジ7dは同一構成である。
プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)は、感光体ドラム1(1a,1b,1c,1d)と、帯電ローラ2(2a,2b,2c,2d)、及びクリーニング部材6(6a,6b,6c,6d)を備えた第一の枠体としてのクリーニングユニット26(26a,26b,26c,26d)、及び現像ローラを有する第二枠体としての現像ユニット4(4a,4b,4c,4d)に分かれている。
クリーニングユニット26のクリーニング枠体27には、感光体ドラム1がドラム前軸受10、ドラム奥軸受11(図4参照)を介して回転自在に取り付けられている。感光体ドラム1の周上には、前述した通り帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。
さらに、クリーニング部材6によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは除去トナー室27aに落下する。そしてクリーニングユニット26に本体駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて回転駆動させる。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、クリーニング枠体27に回転可能に取り付けられており、帯電ローラ加圧部材46により感光体ドラム1に向かって加圧され、感光体ドラム1に従動回転する。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印B方向に回転する現像ローラ25と後述の現像剤収納ユニット33(トナー収納容器)とを有する。現像ローラ25は、現像枠体の両側にそれぞれ取り付けられた現像前軸受12、現像奥軸受13(図5参照)を介して、回転自在に現像枠体31に支持されている。また現像ローラ25の周上には、現像ローラ25に接触して矢印C方向に回転するトナー供給ローラ34と現像ローラ25上のトナー層を規制するための現像ブレード35がそれぞれ配置されている。さらに現像枠体31のトナー収納部31aには、収納されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ34へトナーを搬送するための撹拌部材36が設けられている。
図4はプロセスカートリッジの外観斜視図である。クリーニングユニット26に対し現像ユニット4が回転自在に取り付けられている。現像ユニット4は、現像前軸受12、現像奥軸受13の吊り穴12a、13a(図5参照)に、クリーニング枠体27に圧入される前支持ピン14、奥支持ピン15が係合されることで、クリーニング枠体27に対し回転自在に支持されている(図3、図4参照)。またクリーニング枠体27には感光体ドラム1を回転自在に支持するドラム前軸受10、ドラム奥軸受11が設けられている。そしてドラム奥軸受11には電子写真感光体ドラムに画像形成装置本体の駆動力を伝達するために感光体ドラム1に結合されたドラムカップリング16を支持している。
また、図5に示す現像ユニット4は、プロセスカートリッジ7の画像形成時においては、現像枠体31に設けられた加圧バネ38と、現像前軸受12に設けられた引張りバネ39によりクリーニングユニット26に付勢される構成となっている。このバネにより現像前軸受12、現像奥軸受13の穴12a、13aが回動中心となり、現像ローラ25が感光体ドラム1に接触するための加圧力となる。
尚、感光体ドラム1と現像ローラ25が接触して現像を行う接触現像方式においては、感光体ドラム1は剛体とし、現像ローラ25は弾性体を有するローラとすることが好ましい。この弾性体としては、ソリッドゴム単層やトナーへの帯電付与性を考慮してソリッドゴム層上に樹脂コーティングを施したもの等が用いられる。
次に、プロセスカートリッジの画像形成に関する一連の動作を説明する(図2、図3参照)。画像情報が画像形成装置に送られると、不図示の本体駆動モーターが回転を開始し、感光体ドラム1に駆動を伝達する。そして帯電ローラ2に画像形成装置本体から帯電バイアス電圧が印加され、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。そして画像情報に応じ、スキャナユニット3から露光が行われ潜像画像が感光体ドラム1上に形成される。
そして現像枠体31内のトナーは、撹拌部材36によってトナー供給ローラ34へ送り込まれる。そしてトナー供給ローラ34が、現像ローラ25の外周にトナーを供給する。供給されたトナーは現像ブレード35により現像ローラ25の外周に摩擦帯電される。そして現像ローラ25に装置本体から現像バイアス電圧を印加する。これにより、電子写真感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像する。尚、現像ローラ25は感光体ドラム1と対向して配置されている。そして、現像ローラ25は、感光体ドラム1に接触して、感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像する構成となっている。
(トナー収納ユニットの構成)
図6を用いて、本発明に係るトナー収納ユニット(現像剤収納ユニット)33の説明を行う。図6に示すように、トナー収納ユニット33は主に、トナーを収納する現像容器31と蓋部材32、トナーを撹拌し搬送する撹拌部材36、撹拌部材36を駆動する駆動伝達部材83から成っている。ここで、撹拌部材36の一部であるトナー搬送シート36aは説明を分かりやすくするため不図示とした(図3参照)。
まず、現像容器31に撹拌部材36を配置する。撹拌部材36は両端に被支持部(第一の被支持部36cと第二の被支持部36d)を有しており、現像容器31に設けた第一の支持部31c(図8参照)と第二の支持部31dに回転可能に支持される。
その後、現像容器31に蓋部材32を結合する。現像容器31と蓋部材32の結合は主に超音波溶着を用いている。
その後、トナーをトナー収納部31aに充填してから、撹拌部材36を回転駆動力を伝達するための駆動伝達部材83を撹拌部材36にP方向(図1、図6参照)に組み付ける。撹拌部材36と駆動伝達部材83はそれぞれに設けた係止部(36b、83b)により係止される。(図7参照)
また、その際、現像容器31に収納したトナーがもれることを防止するため、駆動伝達部材83と現像容器31により、弾性を有するトナーシール部材82を圧縮保持し、現像容器31からのトナーもれを防いでいる。(図1参照)
(トナー充填方法と撹拌部材構成)
トナー充填方法について図8、図9(a)を用いて説明する。本実施例では、駆動伝達部材83が撹拌部材36に装着されていない状態において、トナー収納部31aと現像容器31の外部とが中空の撹拌部材36を介して連通しているため、この中空部から効率的にトナーを充填することができる。トナー充填は、現像容器31と蓋部材32とが結合された状態で、駆動伝達部材83を撹拌部材36に組み付ける前に行う。
図8に示すように、トナー充填装置90は、現像容器31の現像容器開口31bを介して、撹拌部材36の撹拌部材開口36k(図6参照)にセットする。撹拌部材開口36kは、後述の装着部36fと、装着部36fよりも内径の大きな第一嵌合部36eとを有し、図9(a)に示すようにトナー充填装置90が撹拌部材36の第一嵌合部36eに嵌合することでトナー充填装置90の位置が決まる。
この状態において、トナー充填装置90から撹拌部材36の中空部を介して現像容器31へトナーを充填する。
次に、図6を用いて撹拌部材36の構成を説明する。本発明では、撹拌部材36を利用しトナーを充填するため、撹拌部材36の一端にトナーを充填するための開口36kを有している。また、撹拌部材36は中空であり、撹拌部材36から現像容器31内へトナーを排出するための複数の排出口36hを有している。
このトナー充填工程において、トナー充填装置90が撹拌部材36の第一嵌合部36eと嵌合する際、第一嵌合部36eの表面に傷やバリが発生する可能性がある。
(駆動伝達部材の組付け)
前述のトナー充填を行ったあと、現像容器開口31bを封止するために、撹拌部材36に駆動伝達部材83を組付ける。以下、図6、図7、図9(b)を用いて説明する。
図6に示したように、現像容器31に撹拌部材36を配置し、現像容器31と蓋部材32を結合する。この時、撹拌部材36は、第一の被支持部36cと第二の被支持部36dを現像容器31に回転可能に支持されている。
次に、撹拌部材36に回転駆動力を伝達するための駆動伝達部材83を組み付ける。撹拌部材36と駆動伝達部材83はそれぞれに設けた係止部(撹拌部材係止部36b、駆動伝達部材係止部83b)により係止される(図7参照)。これにより、駆動伝達部材が撹拌部材から軸方向に外れるのを防止している。本実施例では、係止部としてスナップフィットを用いている。
また、図9(b)に示したように、現像容器31内のトナーを封止するために、トナーシール部材82を、駆動伝達部材83と現像容器31により圧縮保持している。
次に、撹拌部材36に対する駆動伝達部材83の装着について、図9(b)を用いて説明する。
本発明において、撹拌部材36に対する駆動伝達部材83の装着は、図9(b)に示すように、撹拌部材36の装着部36f(第二嵌合部)が駆動伝達部材83の被装着部83fと嵌合することで行われる。このように、撹拌部材36は、トナー充填装置90が嵌合するための第一嵌合部36eとは異なる位置に装着部36fを有している。これにより、充填装置90が撹拌部材36に嵌合する時に、撹拌部材36の第一嵌合部36e(図9(a))に傷やバリが発生した場合でも、駆動伝達部材83の撹拌部材36への組み付け性を低下させることなく組付けることができる。
また、前述の特開2002−341635に記載されるような従来構成では、駆動伝達部材を撹拌部材へ組み付ける際、トナー充填工程で形成された撹拌部材のバリ等が剥がれ、トナー収納部31a内のトナーとバリ等とが混ざり画質が不安定になる可能性があった。これに対し、本実施例の構成では、駆動伝達部材83の撹拌部材36への装着方向P(以下、P方向と記載)において、第一嵌合部36eは装着部36fよりも上流側に位置している。従って、トナー充填工程で形成されたバリ等のトナー収納部31aへの混入を抑制することができる。本実施例では、第一嵌合部36eの方が装着部36fよりもP方向における断面が大きいため、この効果をさらに高めることができる。の方がよりただし、駆動伝達部材83の撹拌部材36への組立性に関する上述の効果を得る上では、第一嵌合部36eが装着部36fよりもP方向において下流側に位置していてもよい。
なお、本実施例では、中空の撹拌部材36を用いたが、駆動伝達部材83により現像容器開口31bを封止する構成を採用するためには、撹拌部材36は中空でなくともよい。すなわち、現像容器開口31bをP方向に見た時に現像剤を充填するための十分な隙間があれば、撹拌部材36は中空でなくともよい。ただし、効率的に現像剤を現像容器31に充填する上では、中空の撹拌部材を用いる方が望ましい。
また、本実施例では、撹拌部材36に円筒形状の撹拌部材開口36kを設けたが、駆動伝達部材83により現像容器開口31bを封止する構成を採用するためには、この構成に限られない。すなわち、現像容器開口31bをP方向に見た時に現像剤を充填するための十分な隙間があれば、撹拌部材開口36kを設けなくともよい。ただし、効率的に現像剤を現像容器31に充填する上では、撹拌部材36に撹拌部材開口36kを設けたほうが望ましく、撹拌部材開口36kは円筒形状であることが望ましい。
また、本実施例では、トナー充填装置90を撹拌部材36の第一嵌合部36eに嵌合する構成を採用している。ここでの「嵌合」とは、トナー充填装置90と撹拌部材の第一嵌合部36eとが隙間なく嵌合するものも、多少の隙間をもって嵌合(係合)するものも含む意味で用いている。すなわち、トナー充填工程において、トナー充填装置90と撹拌部材36とが干渉して前述のバリが発生しうる程度の状態で嵌合する構成であれば本発明を適用することが可能である。
S 記録媒体
G トナー
1(1a〜1d) 感光体ドラム
2(2a〜2d) 帯電ローラ
4(4a〜44d) 現像ユニット
6(6a〜6d) クリーニング部材
7(7a〜7d) プロセスカートリッジ
25(25a〜25d) 現像ローラ
31 現像容器(現像枠体)
31a トナー収納部
31b 現像容器開口
32 蓋部材
33 現像剤収納ユニット
34 トナー供給ローラ
35 現像ブレード
36 撹拌部材
36a トナー搬送シート
36b 撹拌部材係止部
36c 第一の支持部
36d 第二の支持部
36e 第一嵌合部
36f 装着部(第二嵌合部)
36h 排出口
36k 撹拌部材開口
82 トナーシール部材
83 駆動伝達部材
83b 駆動伝達部材係止部
83e 駆動軸部
90 トナー充填装置
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 現像剤を収納する収納部を形成する枠体と、
    前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材に設けられた装着部に装着され前記撹拌部材に駆動を伝達する駆動伝達部材と、
    を有し、
    前記枠体に設けられた前記現像剤を前記収納部に充填するための開口が前記駆動伝達部材により封止されている現像剤収納ユニットであって、
    前記撹拌部材は、前記現像剤を前記収納部に充填する充填装置と嵌合するための嵌合部を前記装着部とは異なる位置に有することを特徴とする現像剤収納ユニット。
  2. 前記駆動伝達部材を前記装着部に装着する装着方向において、前記嵌合部は、前記装着部よりも上流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納ユニット。
  3. 前記撹拌部材は中空の撹拌部材であり、前記駆動伝達部材が前記撹拌部材に装着されていない状態において、前記収納部と前記枠体の外部とが前記撹拌部材を介して連通していることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤収納ユニット。
  4. 請求項1〜3に記載の現像剤収納ユニットと、
    前記現像剤を担持して静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    を有することを特徴とする現像ユニット。
  5. 請求項4に記載の現像ユニットと、前記静電潜像を担持する像担持体と、を有し、画像形成装置本体に対し着脱可能なプロセスカートリッジ。
  6. 記録媒体に画像形成を行う画像形成装置であって、
    記録媒体を搬送する搬送手段と、
    請求項5に記載のプロセスカートリッジと、
    を有する画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017033599A1 (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置

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