JP2014069877A - 二重容器、その容器用プリフォーム、及びその容器の製造方法 - Google Patents

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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/0055Containers or packages provided with a flexible bag or a deformable membrane or diaphragm for expelling the contents

Abstract

【課題】内容物の注出に伴う内層体の底部の持ち上がりを防止でき、また内層体を均等に減容させることができる二重容器を提案する。
【解決手段】本発明の二重容器は、内容物を収納する充填空間Mを有し、充填空間Mの減容を可能とする内層体10Aと、内層体10Aを内側に収納する外層体20とを備え、外層体20は、その底部24に貫通孔26を有し、内層体10Aは、貫通孔26を通り抜けてこの貫通孔26に係止されるとともにそれらの相互間に形成される隙間17を通して外層体20と内層体10Aとの間に外気を導入する複数個の爪部16を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容物の充填空間を有するとともに内容物の注出に伴って減容する内層体と、この内層体を内側に収納する外層体とを備える二重容器、その容器用プリフォーム、及びその容器の製造方法に関するものである。
化粧水などの化粧料やシャンプーやリンスあるいは液体石鹸、各種の薬剤、また食品調味料などを収納する容器としては、内容物の充填空間を有する内層体と、この内層体を剥離可能に収納するとともに内層体との間に外気を取り込む導入口を備える外層体とからなり、内容物の注出に伴って内層体を減容できるようにした二重容器が知られている。(例えば特許文献1参照)。この種の容器は、充填空間内の内容物と外気との置換を行うことなく内容物を注出することができるので、特に、外気との接触によって品質が低下するおそれのある内容物を収納する容器として好適である。
また、このような二重容器を製造する方法として、例えば特許文献2には、有底円筒形状となる外側プリフォーム(外層ピースA’)と、外側プリフォーム内に嵌合する内側プリフォーム(内層ピースB’)とをそれぞれ成形し、内側プリフォームを外側プリフォームに嵌め合わせて延伸可能な温度まで加熱した後、延伸ピンで延伸させながらブロー成形することが示されている。
特開2011−136704号公報 実開昭53−25856号公報
ところで、このような二重容器に、例えばポンプ機能を有するとともに内層体の底部に向けて延びる吸引チューブを備える吐出器を装着して使用する場合には、内容物の注出に伴い内層体の底部が口部側に持ち上げられて吸引チューブの先端開口を塞いでしまい、内容物の注出が行い難くなることがあった。また、内層体の減容が不均一に進んで胴部が括れるように潰れてしまい、胴部の下方に内容物を残したままその中間部が閉塞されてしまうこともあった。このため、内容物の注出が進んで内層体が減容しても内層体の底部の持ち上がりが防止でき、また、内層体が均等に減容して内容物を最後まで無駄なく注出させることができる新たな二重容器が求められていた。
本発明は、このような問題を解決することを課題とするものであり、その目的は、内容物の注出に伴う内層体の底部の持ち上がりを確実に防止でき、また内層体を均等に減容させることができる新規の二重容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収納する充填空間を有し該充填空間の減容を可能とする内層体と、該内層体を内側に収納する外層体とを備える二重容器であって、
前記外層体は、その底部に貫通孔を有し、
前記内層体は、前記貫通孔を通り抜けて該貫通孔に係止されるとともにそれらの相互間に形成される隙間を通して該外層体と該内層体との間に外気を導入する複数個の爪部を有する二重容器である。
前記爪部は、該爪部を傾倒させる押圧部を有することが好ましい。
また本発明は、内容物を収納する充填空間を有し該充填空間の減容を可能とする内層体と、該内層体を内側に収納する外層体とを備える二重容器を成形するためのプリフォームであって、
前記プリフォームは、前記内層体を形成する内側プリフォームと前記外層体を形成する外側プリフォームとからなり、
前記外側プリフォームは、その底部に貫通孔を有し、
前記内側プリフォームは、前記貫通孔を通り抜けて該貫通孔に係止されるとともにそれらの相互間に形成される隙間を通して該外層体と該内層体との間に外気を導入する複数個の爪部を有するプリフォームである。
前記プリフォームにて二重容器を成形するにあたり、
前記内側プリフォームを前記外側プリフォームに挿入するとともに、前記爪部を前記貫通孔に係止させ、
次いで、該内側プリフォーム及び該外側プリフォームを延伸可能な温度まで加熱した後、二軸延伸ブロー成形を行うことが好ましい。
二重容器を、減容可能な内層体とこの内層体を内側に収納する外層体にて構成し、外層体の底部に貫通孔を設け、内層体に、貫通孔を通り抜けてこの貫通孔に係止される複数個の爪部を設けたので、内層体の底部は外層体に係合保持されて口部側への持ち上がりが防止され、また、内層体を均等に減容させることができる。また、これらの爪部の相互間に形成される隙間を通して外層体と内層体との間に外気を導入するようにしたので、内層体の減容が阻害されることがない。さらに、爪部及びその相互間に隙間は、容器の底部に設けられることになるので目立ちにくく、見栄えが損なわれることがない。
また、爪部に押圧部を設ける場合は、内容物の注出後、この押圧部を押して爪部を傾倒させることで内層体を取り外すことができるので、分別廃棄が容易となる。
また、このような二重容器を、内層体を形成する内側プリフォームと外層体を形成する外側プリフォームとからなり、内側プリフォームに、外側プリフォームの底部に設けた貫通孔を通り抜けてこの貫通孔に係止されるとともに、それらの相互間に形成される隙間を通して外層体と内層体との間に外気を導入する複数個の爪部を設けたプリフォームにて成形することが好ましい。この場合、内側プリフォームを外側プリフォームに挿入するとともに爪部を貫通孔に係止させ、次いで、内側プリフォーム及び外側プリフォームを延伸可能な温度まで加熱した後、二軸延伸ブロー成形を行えば、上述した二重容器を簡単に成形することができる。
(a)は、本発明に従う二重容器の実施形態を一部断面(図1(b)のX−Xに沿う断面)で示す側面図であり、また破線部分はこの二重容器の二軸延伸ブロー成形前のプリフォームを示す側面図であって、(b)は、(a)の矢印Aに沿う矢視図である。 図1に示す実施形態の二重容器につき、図示しない吐出器にて内容物を注出して内層体が減容した状態を、一部断面で示した側面図である。 (a)は、本発明に従う二重容器の他の実施形態を一部断面で示す側面図であり、また破線部分はこの二重容器の二軸延伸ブロー成形前のプリフォームを示す側面図であって、(b)は、(a)の矢印Bに沿う矢視図である。 図3に示す他の実施形態の二重容器につき、内容物を注出後、爪部の押圧部を指で押して爪部の係合を解除した状態を、一部断面で示した側面図である。 図4に示す状態から内層体を取り出す状態を、一部断面で示した側面図である。 (a)は、図1に示す二重容器のプリフォームにつき、内層体を形成する内側プリフォームを一部断面で示した側面図であり、(b)は(a)の矢印Cに沿う矢視図である。 図1に示す二重容器のプリフォームにつき、外層体を形成する外側プリフォームを一部断面で示した側面図である。 図6に示す内側プリフォーム及び図7に示す外側プリフォームを組み合わせた状態を一部断面で示した側面図である。 (a)は、図3に示す二重容器のプリフォームにつき、内層体を形成する内側プリフォームを一部断面で示した側面図であり、(b)は(a)の矢印Dに沿う矢視図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1(a)は、本発明に従う二重容器の実施形態を一部断面(図1(b)のX−Xに沿う断面)で示す側面図であり、また破線部分はこの二重容器の二軸延伸ブロー成形前のプリフォームを示す側面図であって、図1(b)は、(a)の矢印Aに沿う矢視図である。また、図2は、図1に示す実施形態の二重容器につき、図示しない吐出器にて内容物を注出して内層体が減容した状態を、一部断面で示した側面図である。
図1(a)において、符号1Aは、本発明に従う二重容器である。二重容器1Aは、その内側に内容物を収納する充填空間Mを有するとともに、この充填空間Mの減容を可能とする内層体10Aと、内層体10Aを内側に収納する外層体20とを備えている。なお、図1に示す破線部分は、後述する製造方法にて二重容器1Aを成形するプリフォーム2Aを示している。
内層体10A及び外層体20との相互間は、内層体10Aのみを減容させるために剥離可能となっていて、本実施形態では、内層体10AをPP(ポリプロピレン)製とし、外層体20をPET(ポリエチレンテレフタレート)製としている。なお、内層体10A及び外層体20の材質は、剥離可能であれば同材質でも異材質でもよく、他にもPE(ポリエチレン)、PA(ポリアミド)等、適宜選択することができる。
本実施形態において内層体10Aは、円筒状の口部11と、口部11に肩部12を介して連結し口部11よりも大径となる円筒状の胴部13と、胴部13の下端部を閉鎖する底部14とを備えていて、これら口部11、肩部12、胴部13、及び底部14にて区画した内側空間を充填空間Mとしている。また、口部11の上端部には、径方向外側に向けて折り返した環状の折り返し部15が設けられている。そして底部14の中心部には、口部11に対して反対側に突き出す複数個の爪部16が設けられている。本実施形態においては、図1(b)に示すように均等配置で3個設けられていて、これらの爪部16の相互間には隙間17が形成されている。
外層体20は、口部11を取り囲むとともにその外周面にねじ部を設けた口部21と、口部21に肩部22を介して連結し胴部13を取り囲む円筒状の胴部23と、底部14を内側に収めて胴部23の下端部を閉鎖する底部24とを備えている。また口部21の上部には折り返し部15に係合する環状壁25が設けられている。そして、底部24の中心部には貫通孔26が設けられている。貫通孔26は、爪部16を内側から外側に向けて挿通させるとともに、その端部に係止させることができる。そして隣り合う爪部16の相互間の隙間17は、図2に示すように内層体10Aと外層体20との間に外気を導入する導入口として機能する。なお、底部24は、図1(a)に示すように爪部16が、底部24の外縁部よりも外側に飛び出さない位置まで径方向内側に向かって上向きに傾斜しているので、二重容器1Aを起立させた状態で、爪部16が邪魔になることはない。
上記のように構成される二重容器1Aは、図示は省略するが、例えばヘッドの押し込み動作の繰り返しによってポンプを駆動させて充填空間M内の内容物を注出可能とする吐出器を、口部21に固定保持して使用される。そして、充填空間M内の内容物が注出されるに伴って、図2に示すように内層体10Aは減容していくが、内層体10Aの底部14は、爪部16が外層体20の貫通孔26に係止されているので、口部側に向かう持ち上がりが防止できる。また、内層体10は、折り返し部15が環状壁25に係合して口部11の先端も係止されていて、胴部13は内容物の注出に従って二重容器1の中心軸線に向けて全体が均等に収縮するので、内容物の取り残しがなくなる。なお、内層体10A及び外層体20の相互間には、隙間17を通して外気が導入されるので、充填空間M内の内容物の注出に伴って内層体10Aが減容する一方、外層体20の形状はそのまま維持される。
また、例えば隙間17を通して内層体10Aと外層体20との相互間に加圧した空気を導入可能とする加圧装置を用いれば、上述した吐出器のヘッドを押し下げている間、連続して内容物を注出させることもできる。なお、この場合の吐出器としては、例えば、ヘッドを押し下げたりレバーを牽曳したりすることで、充填空間Mと外界とが連通するようにした逆止弁の機能を備える一方、ポンプ機能は省略したものを用いることができる。
また、本発明に従う二重容器は、図3(a)、(b)に示す他の実施形態とすることもできる。なお、上述した図1〜図2に示す部位と共通する機能を有する部位には、同一の符号を付して説明を省略する。
図3(a)に示す二重容器1Bは、爪部16の先端を延ばして押圧部18としたものであり、また、爪部16は、図3(b)に示すように均等配置で2個設けられている。
上記のような構成となる二重容器1Bは、図4に示すように、押圧部18を押して爪部16を内側に傾倒させることで、爪部16と貫通孔26との係合を解除することができる。これによって、図5に示すように内層体10Bを口部21から取り外すことができるので、分別廃棄が容易となる。
次に、本発明に従う二重容器の製造方法について、上述した二重容器1Aに則して説明する。二重容器1Aを製造するに当たっては、図6〜図8に示すように、内層体10Aを形成する内側プリフォーム30Aと、外層体20を形成する外側プリフォーム40とからなるプリフォーム2Aを準備する。なお、内側プリフォーム30A及び外側プリフォーム40は、例えば射出成形によって成形される。
ここで、本実施形態の内側プリフォーム30Aは、図6(a)に示すように口部31を有する有底筒状であって、口部31の上端部には、径方向外側に向けて折り返した環状の折り返し部32が設けられている。そして内側プリフォーム30Aの底部には、口部31に対して反対側に突き出す爪部33が設けられている。本実施形態においては図6(b)に示すように均等配置で3個設けられていて、これらの爪部33の相互間には、隙間34が形成されている。
また、外側プリフォーム40は、図7に示すように、その外周面にねじ部が形成された口部41を有する有底筒状となっている。また、口部41の上部には、折り返し部32に係合する環状壁42が設けられている。本実施形態において成形後の外側プリフォーム40の底部は、中心部が口部41とは反対側に突出していて塞がる形状となっているが、線cに沿って切り取ることで、図8に示すように貫通孔43を形成する。なお、最初から貫通孔43が形成されるような金型構造にて外側プリフォーム40を成形してもよい。
そして、図8に示すように内側プリフォーム30Aを外側プリフォーム40に挿入し、最後まで押し込むことで爪部33が貫通孔43に係止され、また、折り返し部32が環状壁42に係止されて、二重容器用のプリフォーム2Aが形成される。
次いで、プリフォーム2Aを延伸可能な温度まで加熱し、ブロー成形用金型内にセットした後、二軸延伸ブロー成形を行う。本実施形態では、図示は省略するが、口部31から挿通されて内側プリフォーム30Aの底部を突き出すように構成された延伸ロッドと、この延伸ロッドに対向して配置され、外側プリフォーム40の底部に当接するとともに延伸ロッドの突き出しに応じて後退するように設けた受けロッドとを備えている。そして、口部31から所定圧力の空気を内側プリフォーム30A内に送り込み、延伸ロッドを突き出しつつ受けロッドを後退させることによって、二重容器1Aが成形される。なお内側プリフォーム30Aの口部31は、折り返し部32が環状壁42に係止されているので、延伸ブロー成形中に外側プリフォーム40から外れてしまうことはない。
このように、爪部33を有する内側プリフォーム30Aと貫通孔43を有する外側プリフォーム40とからなるプリフォーム2Aを用いて二軸延伸ブロー成形を行えば、通常の容器と同様の二軸延伸ブロー成形にて、二重容器1Aを製造することができる。
なお、他の実施形態である二重容器1Bを製造するに当たっては、上述した内側プリフォーム30Aに代えて、図9(a)、(b)に示すように、先端を延ばして押圧部35を形成した爪部33を均等配置で2個備える内側プリフォーム30Bを準備し、上述したプリフォーム2Aと同様に、この内側プリフォーム30Bを外側プリフォーム40と組み合わせたプリフォーム2Bにて二軸延伸ブロー成形を行えばよい。
本発明によれば、内容物の注出に伴う内層体の底部の持ち上がりを確実に防止できるので、吸引チューブを有する吐出器を設ける場合にも注出が妨げられることがなく、また、内層体を均等に減容させることが可能となるので、内容物を最後まで無駄なく注出させることができ、しかも従来と同様の二軸延伸ブロー成形にて簡単に製造することができる二重容器を提供できる。
1A 二重容器
1B 二重容器
2A プリフォーム
2B プリフォーム
10A 内層体
10B 内層体
16 爪部
17 隙間
18 押圧部
20 外層体
26 貫通孔
30A 内側プリフォーム
30B 内側プリフォーム
33 爪部
34 隙間
35 押圧部
40 外側プリフォーム
43 貫通孔
M 充填空間

Claims (4)

  1. 内容物を収納する充填空間を有し該充填空間の減容を可能とする内層体と、該内層体を内側に収納する外層体とを備える二重容器であって、
    前記外層体は、その底部に貫通孔を有し、
    前記内層体は、前記貫通孔を通り抜けて該貫通孔に係止されるとともにそれらの相互間に形成される隙間を通して該外層体と該内層体との間に外気を導入する複数個の爪部を有する二重容器。
  2. 前記爪部は、該爪部を傾倒させる押圧部を有する請求項1に記載の二重容器。
  3. 内容物を収納する充填空間を有し該充填空間の減容を可能とする内層体と、該内層体を内側に収納する外層体とを備える二重容器を成形するためのプリフォームであって、
    前記プリフォームは、前記内層体を形成する内側プリフォームと前記外層体を形成する外側プリフォームとからなり、
    前記外側プリフォームは、その底部に貫通孔を有し、
    前記内側プリフォームは、前記貫通孔を通り抜けて該貫通孔に係止されるとともにそれらの相互間に形成される隙間を通して該外層体と該内層体との間に外気を導入する複数個の爪部を有するプリフォーム。
  4. 請求項3に記載のプリフォームにて二重容器を成形するにあたり、
    前記内側プリフォームを前記外側プリフォームに挿入するとともに、前記爪部を前記貫通孔に係止させ、
    次いで、該内側プリフォーム及び該外側プリフォームを延伸可能な温度まで加熱した後、二軸延伸ブロー成形を行う二重容器の製造方法。
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