JP2016159970A - 噴霧装置、液体容器 - Google Patents

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丈盛 太田
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Abstract

【課題】噴霧装置において液体容器の着脱を容易にして使い勝手を向上させる。
【解決手段】噴霧装置100は、気体容器に収容された気体を気体用ノズルの先端口から噴射させて生じた負圧により、液体容器6に収容された液体を液体用ノズル12の先端口から吐出させて気体と合流させて噴霧する。各容器と各ノズルは、ケース1内に収納されている。ケース1には、外方へ開口する液体容器収納部10が設けられている。液体容器6は、液体容器収納部10に対して挿抜可能であって、該液体容器6の内部から外部へ通じる液体通路21aを有する。液体容器6が液体容器収納部10に挿入されたときに、液体通路21aが液体用ノズル12の基端口と接続されるように液体容器6を位置決めして、液体容器収納部10から脱落しないように液体容器6を保持する位置決め保持構造20が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、気体の噴流により液体を噴霧する噴霧装置と、該噴霧装置で用いられる液体容器に関するものである。
炭酸ガスなどの気体を収容した気体容器と、美容液や化粧水などの液体を収容した液体容器とを備えた噴霧装置がある。この噴霧装置は、気体容器内の気体を気体用ノズルから噴射させることで生じた負圧により、液体容器内の液体を吸引して液体用ノズルから吐出させ、液体を気体と合流させて外部へ噴霧する。
この種の噴霧装置には、特許文献1のように、液体吐出部、気体噴射部、液体容器、および気体容器が分離したセパレート型のものがある。しかし、セパレート型の噴霧装置では、各部の連結やノズル同士の位置合わせに手間がかかったり、各部を保管する場所や状態に注意を払う必要があったりするので、一般家庭でユーザが取り扱うには難点があった。
それに対して、特許文献2や特許文献3のように、気体容器、気体用ノズル、液体容器、および液体用ノズルなどを、同一のケース内に収納した一体型の噴霧装置がある。この一体型の噴霧装置では、各部がケース内に収納されるので、保管し易く、設置スペースが小さくてすみ、しかもノズル同士を位置合わせする必要がないので、ユーザが容易に取り扱うことができる。
特開2012−125664号公報 特開2013−233958号公報 実用新案登録第3185312号公報
特許文献2や特許文献3のような従来の噴霧装置では、たとえば、噴霧する液体の補充・交換または液体容器の交換・掃除などを行う際に、ケースに対して液体容器を脱着する必要がある。しかし、ケースに対して液体容器を脱着するには、ケースを開閉したり液体容器と液体通路を分離・接続したりしなければならないので、作業が煩雑になり、一般家庭でのユーザによる使い勝手を損なってしまう。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、噴霧装置において液体容器の着脱を容易にして使い勝手を向上させることである。
本発明による噴霧装置は、気体を収容した気体容器と、液体を収容した液体容器と、気体を噴射させる気体用ノズルと、液体を噴射させる液体用ノズルと、各容器および各ノズルが収納されるケースとを備え、気体容器に収容された気体を気体用ノズルの先端口から噴射させて生じた負圧により、液体容器に収容された液体を液体用ノズルの先端口から吐出させて気体と合流させて噴霧する。そして、外方へ開口するようにケースに設けられ、液体容器が挿抜可能に収納される液体容器収納部と、液体容器の内部から外部へ通じるように設けられた液体通路と、液体容器が液体容器収納部に挿入されたときに、液体通路が液体用ノズルの基端口と接続されるように液体容器を位置決めして、液体容器収納部から脱落しないように液体容器を保持する位置決め保持構造とを備える。
本発明による液体容器は、前記噴霧装置で用いられ、前記液体を収容する容器であって、前記液体容器収納部に対して挿抜可能となっている。液体容器は、当該液体容器の内部から外部へ通じる液体通路と、液体容器収納部に挿入されたときに、該液体容器収納部に設けられた第1係合部と係合する第2係合部とを備える。そして、第1係合部と第2係合部の係合により、液体容器は、液体通路と液体用ノズルの基端口とが接続されるように位置決めされて、液体容器収納部から離脱しないように保持される。
上記構成によると、開口しているケースの液体容器収納部に液体容器を挿入することで、位置決め保持構造により液体容器の液体通路が液体用ノズルの基端口と接続され、液体容器が液体容器収納部に保持される。また、開口している液体容器収納部から液体容器を容易に引き抜くことができる。このため、たとえば、噴霧する液体の補充・交換または液体容器の交換・掃除などを行う際に、ケースを開閉したり液体容器と液体通路を分離・接続したりしなくても、ケースに対して液体容器を簡単に着脱することができ、手間がかからない。よって、噴霧装置および液体容器の使い勝手を向上させることが可能となる。
本発明の噴霧装置は、気体容器の気体を流出させる流出口から気体用ノズルの基端口へ通じる気体通路と、気体通路を開閉する開閉ユニットと、気体用ノズルと液体用ノズルとが一体化されたノズルユニットと、ノズルユニットに設けられ、両ノズルの先端口とそれぞれ連通して外方へ開口する噴霧口とをさらに備えていてもよい。そして、気体用ノズルの先端口の前方近傍に液体用ノズルの先端口が位置し、かつ気体用ノズルの向きと液体用ノズルの向きとが直交するようにしてもよい。
これによると、開閉ユニットにより気体通路を開通させることで、気体容器に収容された気体を、気体通路へ通して気体用ノズルの先端口から噴射することができる。そして、その噴射によって気体用ノズルの前方に生じた負圧により、液体容器に収容された液体を吸引して液体用ノズルの先端口から吐出させ、該液体を気体と合流させて噴霧口から噴霧することができる。また、両ノズルがノズルユニットに一体化されているので、ノズル同士を位置合わせする必要がなく、最適な噴霧状態を保持することができる。
また、本発明では、液体容器収納部は、気体容器の上部でかつ両ノズルの下部に配置されて、ケースの側方へ開口していてもよい。そして、液体容器が液体容器収納部に挿入された状態で、液体容器収納部から露出する液体容器の露出面は、ケースの外側面と同一の曲率半径を有する曲面を構成してもよい。
これにより、気体容器の上部でかつ両ノズルの下部に、液体容器が配置されるので、噴霧時以外のときに、重力により液体容器内の液体が不用意に液体通路を通って液体用ノズル側へ漏出するのを防止することができる。また、液体容器収納部からの液体容器の露出面が、ケースの外側面と同一の曲率半径を有する曲面であるので、該露出面とケースの外側面とが連続した同じ曲面を構成して、噴霧装置の外観を美しくすることができる。
また、本発明では、位置決め保持構造は、液体容器の挿抜方向と直交する幅方向において、液体容器収納部の少なくとも一方の端部に設けられた第1係合部と、液体容器の少なくとも一方の端部に設けられた第2係合部とを含んでいてもよい。そして、第1係合部と第2係合部のうち、一方は前記幅方向へ突出した凸部であって、他方は凸部と対向する凹部であり、液体容器が液体容器収納部に挿入されたときに、第1係合部と第2係合部とが係合してもよい。
これにより、液体容器収納部内で第1係合部と第2係合部とが係合することで、液体容器を幅方向に位置決めして、液体容器収納部から脱落しないように液体容器を保持することができる。
また、本発明では、液体用ノズルは、ケースの高さ方向と平行になるように、ケース内に固定され、液体通路は、前記高さ方向と平行に設けられ、一端部が液体容器の内部に挿入されて他端部が液体容器の外部に突出した吐出管から構成されてもよい。また、位置決め保持構造は、液体用ノズルの基端口を囲むように設けられた第3係合部と、吐出管の他端に設けられた第4係合部と、吐出管を前記高さ方向と平行に外方へ付勢する第1付勢部材とを含んでいてもよい。そして、第3係合部と第4係合部のうち、一方は前記高さ方向へ突出した凸部であって、他方は凸部と対向する凹部であり、液体容器が液体容器収納部に挿入されたときに、第3係合部と第4係合部とが係合して、第1付勢部材により液体容器が吐出管の一端部側にある液体容器収納部の壁面に押し付けられるようにしてもよい。
これにより、液体容器収納部内で第3係合部と第4係合部とが係合することで、液体容器を高さ方向に位置決めして、液体用ノズルの基端口と吐出管の内空部とを連通させ、液体容器収納部から脱落しないように液体容器を保持することができる。また、液体用ノズルと吐出管とが高さ方向に一直線に連通するので、気体用ノズルからの気体の噴射で生じた負圧により、液体容器に収容された液体を液体用ノズルの先端口まで効率よく吸引することができる。
また、本発明では、液体用ノズルの基端口側の端部に設けられ、液体用ノズルを保護する保護部材をさらに備え、保護部材は、液体容器収納部の開口部に向かって延びるガイド部を有していてもよい。ガイド部は、液体用ノズルの基端口側の端部より該基端口の開口方向へ突出しないようにするのが好ましい。
これにより、液体容器収納部に液体容器を挿入する際に、液体容器が液体用ノズルに当接してノズルが損傷したり位置ずれしたりするのを、保護部材により保護することができる。そして、液体容器収納部に液体容器を挿入したときに、位置決め保持構造により液体容器を位置決めして、液体容器の液体通路と液体用ノズルの基端口とを確実に接続することができる。
また、本発明では、位置決め保持構造による液体容器の保持を解除して、液体容器を液体容器収納部から抜去可能にする保持解除構造をさらに備えてもよい。
これにより、液体容器収納部から液体容器を容易に抜去することができる。
保持解除構造は、たとえば、液体容器収納部の奥壁に相当するケースの側壁に設けられた貫通孔と、液体容器が液体容器収納部に挿入された状態で、貫通孔から突出するように液体容器に設けられた突出部とから構成される。この場合、貫通孔から突出した突出部をケース内へ押し込むことで、液体容器収納部内の液体容器が抜去方向へ移動して、位置決め保持構造による液体容器の保持が解除される。
これにより、ケースの貫通孔から突出した液体容器の突出部をケース内へ押し込むことで、液体容器収納部内の液体容器の保持が解除されて、液体容器を液体容器収納部内から容易に引き抜くことができる。
また、本発明では、液体容器は、内部へ液体を注入するための注入口と、注入口を閉塞する蓋と、蓋を液体容器に係止する係止具とを有していてもよい。
これにより、液体容器収納部から液体容器を離脱させた後、液体容器の蓋を開けて、注入口から液体容器内に液体を注入したり、液体容器内を掃除したりすることができる。また、液体容器の蓋を閉じることで、液体容器内の液体が流出するのを防止することができる。さらに、係止具で蓋を液体容器に係止するので、蓋の紛失を防止することができる。
また、本発明では、液体用ノズルの先端口と対向するようにケースに設けられた挿通孔と、挿通孔を通して液体用ノズルに対して着脱可能なノズルクリーナとをさらに備え、ノズルクリーナは、液体用ノズルに装着した状態で、液体用ノズルの先端口から内部に挿入可能なニードルを有していてもよい。
これにより、ノズルクリーナを用いて、液体用ノズルの目詰まりを解消して、液体を正常に噴霧させ続けることができる。
ノズルクリーナは、液体用ノズルに当該ノズルクリーナを装着した状態で、液体用ノズルの先端口と連通して、ニードルが出没する出没孔と、ニードルを出没孔から没入する方向に付勢する第2付勢部材と、押圧操作することで、ニードルを出没孔から突出させて液体用ノズルの先端口から内部に挿入する操作子とをさらに有してもよい。
これにより、ノズルクリーナを液体用ノズルに取り付けて、操作子を押圧操作することにより、ニードルを出没孔から突出させて、液体用ノズルの先端口から内部に挿入し、液体用ノズルの目詰まりを解消することができる。また、非使用時には、第2付勢部材の付勢力によって、ニードルが出没孔から退避して内部へ没入しているので、ニードルで噴霧装置やユーザが損傷するのを防止することができる。
本発明によれば、噴霧装置において液体容器の着脱を容易にして使い勝手を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態による噴霧装置の斜視図である。 図1の噴霧装置の液体容器の離脱状態を前方から見た斜視図である。 図1の噴霧装置の液体容器の離脱状態を後方から見た斜視図である。 図1の噴霧装置の縦断面図である。 図4の開閉ユニットより上部の拡大図である。 図1の上パーツを下方から見た斜視図である。 図4の開閉ユニットとブラケットの斜視図である。 図1の噴霧装置の液体容器収納部に対する液体容器の離脱状態を示した図である。 図1の噴霧装置の液体容器収納部に対する液体容器の装着状態を示した図である。 図1の噴霧装置とノズルクリーナを示した斜視図である。 図10のノズルクリーナの縦断面図である。 図1の噴霧装置に対するノズルクリーナの装着状態を示した正面図である。 図1の噴霧装置に対するノズルクリーナの装着状態を示した拡大断面図である。 図1の噴霧装置におけるノズルクリーナの使用状態を示した拡大断面図である。 本発明の他の実施形態による噴霧装置と保護部材を示した拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態による噴霧装置100の斜視図である。図2および図3は、噴霧装置100の液体容器6の離脱状態を示した斜視図である。図1および図2では、噴霧装置100を前方Fから見た状態を示し、図3では、噴霧装置100を後方Bから見た状態を示している。図4は、噴霧装置100の縦断面図である。
噴霧装置100は、図4に示すように、各部(後述する容器2、6とユニット3〜7など)がケース1内に収納された一体型の噴霧装置である。また、噴霧装置100は、一般家庭で用いられることを考慮して、小型で軽量に構成されており、片手で把持可能な円柱状の外観を有している。
ケース1は、上パーツ1a、中間パーツ1b、および下パーツ1cから構成されている。図6は、上パーツ1aを下方から見た斜視図である。
図1〜図4に示すように、上パーツ1aは中間パーツ1bの上方に図示しないロック構造により取り付けられる。下パーツ1cは中間パーツ1bの下方に図示しないロック構造により取り付けられる。このように各パーツ1a〜1cを組み立てることで、ケース1が構成されて、ケース1内に収納空間が形成される。
図4に示すように、ケース1内には、下方Dから気体容器2、接続ユニット3、減圧ユニット4、開閉ユニット5、液体容器6、およびノズルユニット7などが収納されている。
気体容器2は、内部に圧縮状態の炭酸ガスが収容されたガスボンベから成る。炭酸ガスは、本発明の「気体」の一例である。
接続ユニット3には、ボンベ接続部31と開栓部32と気体通路8a、8bなどが備わっている。気体容器2の径が小さくなっている上部の外周面には、雄ねじ部2aが形成されている。円筒状のボンベ接続部31の内周面には、雌ねじ部31aが形成されている。開栓部32の下端は先鋭になっていて、ボンベ接続部31の内部に突出している。開栓部32の下端から上端まで貫通するように、気体通路8aは形成されている。上部にある気体通路8bは、気体通路8aと連通している。
気体容器2をケース1内に収納するには、ケース1の中間パーツ1bから下パーツ1cを取り外した後、気体容器2の上部の雄ねじ部2aをボンベ接続部31の内側の雌ねじ部31aに螺合して行く。これにより、接続ユニット3に気体容器2が接続されて、気体容器2の上端部に設けられた封止栓2bが、開栓部32の下端によって突き破られて、気体容器2が開栓される。そして、その気体容器2の突き破られた部分が流出口2cとなって、気体容器2内の炭酸ガスが流出口2cから気体通路8a、8bへ流入する。その後、ケース1の中間パーツ1bに下パーツ1cを取り付けることで、接続ユニット3に接続された気体容器2は下パーツ1cによって覆われる。
接続ユニット3の上部(U方向側)には、減圧ユニット4が接続されている。減圧ユニット4は、気体容器2から接続ユニット3を介して流入した炭酸ガスを減圧する。減圧ユニット4には、炭酸ガスを通す気体通路8c、8d、8eが設けられている。気体通路8cは接続ユニット3の気体通路8bと連通し、気体通路8dは気体通路8cと連通し、気体通路8eは気体通路8dと連通している。
減圧ユニット4の上部には、開閉ユニット5が接続されている。図5は、図4の開閉ユニット5より上部の拡大図である。図7は、開閉ユニット5とブラケット15の斜視図である。
図5に示すように、開閉ユニット5には、気体通路8f、8g、バルブ33、コイルばね34、および噴射ボタン9が備わっている。また、図7に示すように、開閉ユニット5の右側面には、チューブ接続部35が突出するように設けられている。チューブ接続部35には、図4および図5に示すチューブ18の一端が接続されている。チューブ18内は、気体通路8hを構成している。
気体通路8fは、減圧ユニット4の気体通路8eと気体通路8gとに連通している。気体通路8gは、チューブ接続部35(図7)の内空部とも連通している。つまり、気体通路8gは、一端が気体通路8fと連通し、他端がチューブ接続部35を介してチューブ18と連通している。
図5に示すように、バルブ33は、棒状に形成されていて、軸方向が前後方向F、Bと平行になるように設けられている。バルブ33の一端部は、気体通路8gの内部に挿入されていて、他端部は気密状態で気体通路8gの外部に突出している。
バルブ33の他端部には、噴射ボタン9が取り付けられている。噴射ボタン9の前部(F方向側の部分)は、ケース1の中間パーツ1bに設けられたボタン孔1dから突出している。たとえばケース1の中央を片手で把持した状態で、その片手の親指で押圧操作可能な位置に、噴射ボタン9は配置されている。
バルブ33の一端部には、鍔部33aが設けられている。気体通路8gには、鍔部33aが当接する段差部80が設けられている。コイルばね34は、図4でF方向に付勢されていて、鍔部33aを段差部80に押し付けている。
コイルばね34の弾性力で、鍔部33aが段差部80に押し付けられることで、気体通路8gは閉塞されている。図5において噴霧ボタン9をB方向へ押圧操作すると、バルブ33が後方Bへ移動して、鍔部33aが段差部80から離間し、気体通路8gが開通して、気体通路8gとチューブ接続部35の内空部とチューブ18の気体通路8fとが連通する。
ケース1の上パーツ1aの天井面には、ノズルユニット7が固定されている。ノズルユニット7には、気体用ノズル11と液体用ノズル12とが一体化されている。つまり、両ノズル11、12はケース1内に固定されている。ノズルユニット7の前部には、噴霧口14が設けられている。
気体用ノズル11は、先端口11aが前方Fを向き、基端口11bが後方Bを向くように、水平に設けられている。気体用ノズル11の基端口11bには、チューブ18の他端が接続されている。
液体用ノズル12は、先端口12aが上方Uを向き、基端口12bが下方Dを向くように、鉛直に設けられている。また、気体用ノズル11の先端口11aの前方F近傍に液体用ノズル12の先端口12aが位置し、かつ両ノズル11、12の向きが直交するように、両ノズル11、12は配置されている。つまり、気体用ノズル11の先端口11aからの気体(炭酸ガス)の噴射方向Fと、液体用ノズル12の先端口12aからの液体の吐出方向Uとは、直交している。
噴霧口14は、両ノズル11、12の先端口11a、12aとそれぞれ連通している。また、噴霧口14は、ケース1の上パーツ1aの前部に設けられた開口部1eを介して、前側Fの外方へ開口している。
気体容器2とユニット3〜5の上部で、かつノズルユニット7の下部には、液体容器6を収納する液体容器収納部10が配置されている。液体容器収納部10は、図2に示すように、ケース1の中間パーツ1bの上部に凹状に設けられ、前側Fの外方へ開口している。液体容器6の内部には、化粧水などの液体が収容される。
図2および図7に示すブラケット15は、板金から成る。ブラケット15は、図4、図5、図7、および図8に示すように、開閉ユニット5の上部にねじ止めされていて、液体容器収納部10の一部を構成する。図8は、液体容器収納部10に対する液体容器6の離脱状態を示した図である。図9は、液体容器収納部10に対する液体容器6の装着状態を示した図である。
図2および図8に示すように、ブラケット15の水平面15hは、液体容器収納部10の下壁を構成する。水平面15hから立ち上がった左右垂直部15n、15r(図7、図8)は、液体容器収納部10の左右側壁を構成する。中間パーツ1bの後部内周面は、液体容器収納部10の奥壁を構成する。ブラケット15の右垂直部15rと中間パーツ1bの右側内周面との間には、チューブ18が通されている(図8、図9)。
液体容器6は、液体容器収納部10に対してB、F方向に挿抜可能なカートリッジである。図2、図3、図8、および図9に示すように、液体容器6の前面6fと後面6bは曲面から成り、その他の面(符号省略)は平面から成る。図1および図9に示すように、液体容器6を液体容器収納部10に挿入した状態で、液体容器6の前面6fは、液体容器収納部10から露出し、中間パーツ1bの外側面(外周面)と同一の曲率半径を有する曲面を構成する。
図4および図5に示すように、液体容器6の上部には、注入口6aが形成されている。蓋16は、注入口6aに対して着脱可能になっている。注入口6aから蓋16を外すと、注入口6aから液体容器6の内部に液体を注入することができる。注入口6aに蓋16を装着すると、注入口6aが閉塞される。本例では、液体容器6の内部に化粧水を収容している。
蓋16には、図2、図3、図8、および図9に示すように、側方に延びるリード部16sが形成されている。液体容器6の上部には、蓋16のリード部16sを液体容器6に係止する係止具17が設けられている。詳しくは、係止具17は、ねじから成り、リード部16sの環状部16wを貫通して液体容器6に螺合されることにより、蓋16を液体容器6上に繋ぎ止める。
図2〜図5、図8、および図9に示すように、液体容器6には、吐出管21が設けられている。吐出管21は、高さ方向U、Dと平行に設けられ、液体容器6の上面に設けられた挿通孔6c(図5)を貫通している。吐出管21と挿通孔6cとの間にはあそび(隙間)が設けられているため、吐出管21は挿通孔6cに対して上下方向U、Dに移動可能で、かつ径方向にも若干移動可能になっている。挿通孔6cより上部の吐出管21の周囲には、Oリングなどのシール部材24が取り付けられていている。シール部材24は、液体容器6内の化粧水が吐出管21と挿通孔6cの間から漏出するのを防止している。
吐出管21の一端部(下端部)21bは、液体容器6の内部に挿入されて、該内部に設けられた支持部6dによって側方から支持されている。支持部6dには、スリット6sが設けられている。
吐出管21の他端部(上端部)21uは、液体容器6の外部に突出している。吐出管21の上端には、フランジ部21fが形成されている。フランジ部21fの下面に当接するように、吐出管21の周囲にはコイルばね22が取り付けられている。コイルばね22は、吐出管21を上方Uへ付勢している。コイルばね22は、本発明の「第1付勢部材」の一例である。
液体容器6内において、吐出管21の中央には、抜け止め鍔23が設けられている。抜け止め鍔23は、吐出管21が挿通孔6cから脱落するのを防止している。
吐出管21の内空部は、液体容器6の内底部6tから上側Uの外部へ通じていて、液体容器6に収容された化粧水を外部へ吐出する液体通路21aを構成する。
位置決め保持構造20は、液体容器6と液体容器収納部10とに分散して設けられている。位置決め保持構造20は、図4および図5に示すように、液体容器6が液体容器収納部10に挿入されたときに、液体通路21aが液体用ノズル12の基端口12bと接続されるように液体容器6を位置決めして、液体容器収納部10から脱落しないように液体容器6を保持する。
詳しくは、図8などに示すように、位置決め保持構造20には、液体容器収納部10に設けられた左右(L、R方向)1対のリブ1kと、各リブ1kに設けられた第1係合部1mと、液体容器6に設けられた左右1対の立壁6wと、各立壁6wに設けられた第2係合部6mとが含まれている。
各リブ1kは、上方Uから液体容器収納部10の幅方向(左右方向)L、Rの両端部に突出するように、ケース1の上パーツ1aに設けられている(図6)。また、各リブ1Lは、幅方向L、Rに所定の弾性力を有している。
液体容器6を液体容器収納部10に収納した状態で(図4、図5)、各リブ1kの下端と液体容器6の上面との間には、所定の隙間が形成される。第1係合部1mは、液体容器収納部10の中心と反対側の幅方向L、Rへ突出するように、各リブ1kに設けられている。詳しくは、各第1係合部1mは、山状に形成された凸部からなり、各第1係合部1mのF、B方向を向いた面は傾斜している。
図8に示すように、各立壁6wは、液体容器6の前部でかつ幅方向L、Rの両端部に立設されている。また、各立壁6wは、液体容器6の前面6fと連続しつつ後方Bへ所定長延びている。各立壁6wの後端部(B方向側の端部)は所定の曲率半径で丸められている。第2係合部6mは、各リブ1kの第1係合部1mと対向するように、各立壁6wに設けられている。詳しくは、各第2係合部6mは、谷状に形成された凹部からなり、各第2係合部6mのF、B方向を向いた面は傾斜している。
1対のリブ1kの間隔は、1対の立壁6wの間隔より狭くなっている。1対の第1係合部1mの間隔は、1対の立壁6wの間隔より若干広くて、1対の第2係合部6mの間隔とほぼ同等になっている。
また、位置決め保持構造20には、図5などに示すように、液体容器収納部10に設けられた第3係合部12cと、液体容器6に設けられた吐出管21と第4係合部21cとコイルばね22も含まれている。
第3係合部12cは、下向き(D方向)の凸部からなり、液体用ノズル12の基端口12bを囲みつつ、上方Uから液体容器収納部10に突出するように、液体用ノズル12の下端に設けられている。第3係合部12cの下端周縁部は、所定の曲率半径で丸められている(後述の図13も参照)。
第4係合部21cは、上向き(U方向)凹部からなり、第3係合部12cと対向するように、吐出管21の他端(上端)に設けられている。詳しくは、第4係合部21cは、吐出管21の内空部21aを囲うように、フランジ部21fに環状に形成されていて、第4係合部21cの上端周縁部は緩やかに傾斜している(図13も参照)。フランジ部21fの上端周縁部も緩やかに傾斜している。
また、液体容器6と液体容器収納部10には、位置決め保持構造20による液体容器6の保持を解除して、液体容器6を液体容器収納部10から抜去可能にする保持解除構造30が設けられている。
保持解除構造30は、図3〜図5、図8、および図9に示すように、液体容器収納部10の奥壁(中間パーツ1bの側壁)に設けられた貫通孔1gと、液体容器6の後面6bに設けられた突出部6gとから構成されている。図3に示すように、後方Bから見て、貫通孔1gと突出部6gは矩形状に形成されている。図4、図5、および図9に示すように、液体容器収納部10の奥まで液体容器6を挿入した状態で、突出部6gは貫通孔1gから若干突出する。
図2、図3、および図8に示す分離状態から、液体容器6を液体容器収納部10に対してB方向に挿入して行く。すると、1対の第1係合部1mが1対の立壁6wにそれぞれ当接して、1対のリブ1kが一旦互いに接近するように若干撓んだ後、図9に示すように、1対の第1係合部1mと1対の第2係合部6mとが係合する。このとき、立壁6wの後端部、第1係合部1mのF方向側の面、および第2係合部6mのB方向側の面が傾斜しているので、第1係合部1mと立壁6wとが引っ掛かることなく摺動して、第1係合部1mと第2係合部6mとがスムーズに係合する。
第1係合部1mと第2係合部6mとが係合すると、液体容器収納部10内で液体容器6が幅方向L、Rに位置決めされて、液体容器収納部10から液体容器6が脱落しないように保持される。また、第1係合部1mと立壁6wとの摺動時に、液体容器6の挿入に対する抵抗力が高くなるが、第1係合部1mと第2係合部6mとが係合すると、その抵抗力が急に軽くなるので、クリック感が発生する。
また、液体容器6を液体容器収納部10に挿入して行くと、吐出管21のフランジ部21fと液体用ノズル12の第3係合部12cとが当接する。そして、吐出管21が第3係合部12cにより押し下げられて、コイルばね22が圧縮され、図4および図5に示すように、第3係合部12cと第4係合部21cとが係合する。このとき、フランジ部21f、第3係合部12c、および第4係合部21cの各周縁部が傾斜しているので、第3係合部12cとフランジ部21fとが引っ掛かることなく摺動して、第3係合部12cと第4係合部21cとがスムーズに係合する。
第3係合部12cと第4係合部21cとが係合すると、液体容器6がコイルばね22の弾性力により、ブラケット15の水平部15hに押し付けられる。また、吐出管21の管軸と液体用ノズル12の管軸とが一致するように、吐出管21の径方向の位置が矯正されて、吐出管21と液体用ノズル12とが高さ方向U、Dに一直線に連通し、液体通路21aが液体用ノズル12の基端口12bと接続される。そして、液体容器収納部10内で液体容器6が高さ方向U、Dに位置決めされて、液体容器収納部10から液体容器6が脱落しないように保持される。吐出管21の下端と液体容器6の内底部6tとの間には、所定の隙間Sが確保され、液体容器6内から吐出管21の液体通路21aへの化粧水の通路となる。
さらに、第3係合部12cとフランジ部21fとが摺動するときに、液体容器6の挿入に対する抵抗力が高くなり、第3係合部12cと第4係合部21cとが係合すると、その抵抗力が急に軽くなるので、ここでもクリック感が発生する。
また、図4、図5、および図9に示すように、液体容器収納部10の奥まで液体容器6を挿入することで、液体容器6の後面6bがケース1の中間パーツ1bの内周面に支持され、突出部6gが貫通孔1gに嵌入する。これにより、ケース1の後部の幅方向L、Rや高さ方向U、Dへの移動が制限される。
図4などに示すように、ケース1内に液体容器6と気体容器2が装着された状態で、噴霧ボタン9をB方向に押圧操作すると、バルブ33がB方向に移動して、気体通路8gが開通する。すると、気体容器2に収容された炭酸ガスが、気体通路8a、8b、8c、8d、8e、8f、8g、8hを順に通って、気体用ノズル11の基端口11bから内部に流入し、気体用ノズル11の先端口11aから前方Fに向かって噴射する。この噴射により、気体用ノズル11の前方Fに負圧が生じる。このため、液体容器6に収容された化粧水が、液体用ノズル12の内部と吐出管21内の液体通路21aを通して吸引されて、液体用ノズル12の先端口12aから吐出される。そして、この吐出された化粧水が、炭酸ガスの噴流と合流してミストとなり、図1の破線で示すように、噴霧口14を通って前方Fへ噴霧される。
たとえば、噴霧する液体の補充・交換または液体容器6の交換・掃除などを行うには、液体容器収納部10から液体容器6を離脱させる必要がある。そこで、図4、図5、および図9の状態から、保持解除構造30の貫通孔1gより突出した液体容器6の突出部6gを、ケース1内に押し込む。すると、液体容器6がF方向に移動して、第1係合部1mと第2係合部6mの係合が外れるとともに、第3係合部12cと第4係合部21cの係合が外れて、液体容器6の前部が液体容器収納部10から突出する。
このとき、第1係合部1mと第2係合部6mのF方向側の各面が傾斜しているので、第1係合部1mと第2係合部6mとの係合がスムーズに外れて、第1係合部1mと立壁6wとが引っ掛かることなく摺動する。また、第3係合部12c、および第4係合部21cの周縁部が傾斜しているので、第3係合部12cと第4係合部21cとの係合がスムーズに外れて、第3係合部12cとフランジ部21fとが引っ掛かることなく摺動する。そして、液体容器6がF方向に移動する。
各係合部1m、6m、12c、21cの係合が外れて、液体容器6の前部が液体容器収納部10から突出すると、位置決め保持構造20による液体容器6の保持が解除されて、液体容器6が液体容器収納部10から抜去可能になる。この後、液体容器収納部10から液体容器6をF方向に引き抜くことで、図2、図3、および図8に示すように、液体容器収納部10から液体容器6を離脱させることができる。
ところで、液体容器6に収容される化粧水は高分子成分を含んでいる。このため、液体容器6から吐出管21と液体用ノズル12の内部を通して化粧水を吐出させた後、液体用ノズル12の先端口12a近傍の極細部分で高分子成分が残留して、液体用ノズル12が目詰まりすることがある。この液体用ノズル12の目詰まり対策として、図10〜図14に示すノズルクリーナ40を用いる。
図10は、噴霧装置100とノズルクリーナ40を示した斜視図である。図11は、ノズルクリーナ40の縦断面図である。図12は、噴霧装置100に対するノズルクリーナ40の装着状態を示した正面図である。図13は、噴霧装置100に対するノズルクリーナ40の装着状態を示した拡大断面図である。図14は、噴霧装置100におけるノズルクリーナ40の使用状態を示した縦断面図である。
ノズルクリーナ40は、ケース1の上方Uから液体用ノズル12に対して着脱可能になっている。図11に示すように、ノズルクリーナ40は、操作子41、コイルばね42、ニードル43、出没孔44、および取付軸45を有している。
操作子41の下端部は、ノズルクリーナ40の内部に挿入され、操作子41の上端部は、ノズルクリーナ40の上方Uへ突出している。操作子41の中央には、フランジ部41fが形成されている。フランジ部41fがノズルクリーナ40の内部に収容されることで、操作子41がノズルクリーナ40の本体から離脱しなくなっている。
コイルばね42とニードル43は、ノズルクリーナ40の内部に収容されている。ニードル43は、針部43aが下方Dを向くように、操作子41の下端部に固定されている。針部43aの径は、液体用ノズル12の最も小さい先端口12a(図13)の内径より小さくなっている。
コイルばね42は、フランジ部41fより下方で操作子41の周囲に取り付けられている。コイルばね42は、フランジ部41fに当接して、操作子41とニードル43を上方Uへ付勢している。コイルばね42は、本発明の「第2付勢部材」の一例である。
ノズルクリーナ40には、下方Dへ突出するように、取付軸45が設けられている。取付軸45の内部には、ノズルクリーナ40の内部空間に連通しつつ下方Dへ開口するように、出没孔44が形成されている。ニードル43の針部43aは、出没孔44から出没可能になっている。
ノズルクリーナ40の取付軸45には、図10に示すように、前方Fへ突出しつつ上下方向U、Dと平行にキー部45kが形成されている。また、取付軸45の下端部のキー部45kと反対側には、切欠き部45gが形成されている(図11)。
図10に示すように、ケース1の上パーツ1aの上部には、挿通孔1jが形成されている。挿通孔1jは、図13および図14に示すように、液体用ノズル12の先端口12aと対向している。ノズルユニット7の上部には、液体用ノズル12の先端口12aと対向しつつ挿通孔1jと連通するように、挿通孔7jが形成されている。挿通孔1jの径より挿通孔7jの径の方が小さくなっている(図10)。挿通孔7jの前部には、キー溝7mが形成されている。
ケース1の上パーツ1aの上部には、スライドカバー19が前後方向F、Bへスライド可能に取り付けられている。図10、図13、および図14に示すように、スライドカバー19を後方Bへスライドさせることで、挿通孔1j、7jが露出する。また、図1〜図5に示すように、スライドカバー19を前方Fへスライドさせることで、挿通孔1j、7jがスライドカバー19で覆われる。
スライドカバー19の前部には、通気孔19aが形成されている。スライドカバー19で挿通孔1j、7jを覆った状態で、通気孔19aは挿通孔1j、7jの直上に位置する(図5)。
図10に示すように、スライドカバー19を後方Bへスライドさせた後、ノズルクリーナ40の取付軸45を、挿通孔1j、7jを通して、ノズルユニット7内に挿入する。このとき、取付軸45のキー部45kを挿通孔7jのキー溝7mに係合させる。これにより、図12および図13に示すように、ケース1上にノズルクリーナ40が取り付けられ、ノズルクリーナ40の出没孔44内に液体用ノズル12の先端口12a近傍が嵌入する。つまり、液体用ノズル12上にノズルクリーナ40の取付軸45が取り付けられ、液体用ノズル12の内部とノズルクリーナ40の出没孔44とが連通する。
また、ニードル43の針部43aの中心軸と、液体用ノズル12の中心軸とが一致し、キー部45kとキー溝7mとの係合により、ノズルクリーナ40の回転と側方への移動が制限される。さらに、気体用ノズル11の先端が切欠き部45gに入り込むため、気体用ノズル11が取付軸45と接触して損傷するのを防止することができる。
ノズルクリーナ40を液体用ノズル12に取り付けた状態で、図14に示すように、操作子41を押下すると、ニードル43の針部43aが出没孔44から突出して、液体用ノズル12の先端口12aから内部に挿入される。これにより、液体用ノズル12内の目詰まりが解消される。
操作子41の押下を解除すると、コイルばね42の弾性力により操作子41とニードル43が上方Uへ押し上げられて、図13に示すように、ニードル43の針部43aが出没孔44から退避して、ノズルクリーナ40の内部へ没入する。
図12および図13の状態から、ノズルクリーナ40を上方Uへ引っ張ることで、ノズルクリーナ40がケース1から離脱する。ノズルクリーナ40の非使用は、ケース1からノズルクリーナ40を外しておく。
上記実施形態によると、前方Fに開口しているケース1の液体容器収納部10に液体容器6をB方向に挿入することで、位置決め保持構造20により液体容器6の液体通路21aが液体用ノズル12の基端口12bと接続され、液体容器6が液体容器収納部10に保持される(図5)。また、開口している液体容器収納部10から液体容器6をF方向に容易に引き抜くことができる(図2)。このため、たとえば、噴霧する液体の補充・交換または液体容器6の交換・掃除などを行う際に、ケース1を開閉(分解・組み立て)したり、液体容器6と液体通路21aを分離・接続したりしなくても、ケース1に対して液体容器6を簡単に着脱することができ、手間がかからない。よって、一般家庭でユーザが噴霧装置100を使用する場合の使い勝手を向上させることが可能となる。
また、上記実施形態では、気体容器2の上部でかつ両ノズル11、12の下部に、液体容器6が配置されるので(図4)、噴霧時以外のときに、重力により液体容器6内の化粧水が不用意に液体通路21cを通って液体用ノズル12側へ漏出するのを防止することができる。また、液体容器収納部10からの液体容器6の露出面6fが、ケース1の外側面と同一の曲率半径を有する曲面であるので、露出面6fとケース1の外側面とが連続した同じ曲面を構成して、噴霧装置100の外観を美しくすることができる(図1)。
また、上記実施形態では、位置決め保持構造20において、液体容器収納部10に液体容器6を挿入したときに、ケース1の上パーツ1aに設けられた第1係合部1mと、液体容器6に設けられた第2係合部6mとが係合する(図9)。これにより、液体容器6を挿抜方向B、Fに対して垂直な幅方向L、Rに位置決めして、液体容器収納部10から脱落しないように液体容器6を保持することができる。
また、上記実施形態では、位置決め保持構造20において、液体容器収納部10に液体容器6を挿入したときに、液体用ノズル12に設けられた第3係合部12cと、液体容器6の吐出管21に設けられた第4係合部21cとが係合する(図5)。これにより、液体容器6を挿抜方向B、Fに対して垂直な高さ方向U、Dに位置決めして、液体用ノズル12の基端口12bと吐出管21の内空部21aとを連通させ、液体容器収納部10から脱落しないように液体容器6を保持することができる。また、液体用ノズル12と吐出管21とが高さ方向U、Dに一直線に連通するので、気体用ノズル12からの炭酸ガスの噴射で生じた負圧により、液体容器6に収容された化粧水を液体用ノズル12の先端口12aまで効率よく吸引することができる。
また、上記実施形態では、保持解除構造30において、液体容器収納部10の奥まで液体容器6を挿入することで、液体容器6の後面6bに設けられた突出部6gが、ケース1の後部に設けられた貫通孔1gから突出する(図4)。このため、突出部6gをケース1内へ押し込むことで、液体容器収納部10内での位置決め保持構造20による液体容器6の保持が解除されて、液体容器6がケース1より前方Fへ突出し、液体容器収納部10内から液体容器6を容易に引き抜くことができる。
また、上記実施形態では、液体容器収納部10から液体容器6を離脱させた後、液体容器6の蓋16を開けて、液体容器6の注入口6aから内部に化粧水などの液体を注入したり、液体容器6内を掃除したりすることができる。また、液体容器6の蓋16を閉じることで、液体容器6内の液体が注入口6aから流出するのを防止することができる。さらに、係止具17で蓋16のリード部16sを液体容器6に係止するので、蓋16の紛失を防止することができる(図2)。
また、上記実施形態では、開閉ユニット5により気体通路8a〜8hを開通させることで、気体容器2に収容された炭酸ガスを気体通路8a〜8hへ通して気体用ノズル11の先端口11aから噴射することができる。そして、その噴射によって気体用ノズル11の前方Fに生じた負圧により、液体容器6に収容された化粧水を吸引して液体用ノズル12の先端口12aから吐出させ、該化粧水を炭酸ガスと合流させて噴霧口14から噴霧することができる。また、両ノズル11、12がノズルユニット7に一体化されているので(図4)、ノズル11、12同士を位置合わせする必要がなく、最適な噴霧状態を保持することができる。
さらに、上記実施形態では、ケース1や液体用ノズル12の上部に、ノズルクリーナ40を取り付けて、操作子41を押圧操作することで、ニードル43が出没孔44から突出して、液体用ノズル12の先端口12aから内部に挿入される(図14)。このため、液体用ノズル12の目詰まりを解消することができ、化粧水を正常に噴霧させ続けることができる。また、ノズルクリーナ40の非使用時には、コイルばね42の弾性力によって、ニードル43が出没孔44から退避して内部へ没入しているので(図11)、ニードル43で噴霧装置100やユーザが損傷するのを防止することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、液体容器収納部10が、気体容器2の上部でかつノズル11、12の下部に配置されて、ケース1の前側方Fへ開口している例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、液体容器収納部を気体容器と各ノズルの上方または下方に設けたり、上下、左右、または前後のいずれかの方向に液体容器収納部を開口させたりしてもよい。
また、上記実施形態では、前向きに配置された気体用ノズル11に対して、液体用ノズル12を上向きに配置して、両ノズル11、12の向きを直交させた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、前向きに配置された気体用ノズルに対して、液体用ノズルを下向き、横向き、または斜めに配置して、両ノズルの向きを直交または所定の傾斜角度で交差させてもよい。また、液体用ノズルの内側に気体用ノズルを内蔵して、両ノズルの向きを同じにしてもよい。
また、上記実施形態では、液体容器収納部10と液体容器6の幅方向L、Rの両端部に、第1係合部1mと第2係合部6mをそれぞれ設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。第1係合部と第2係合部は、液体容器収納部10と液体容器6の幅方向の少なくとも一方の端部に設ければよい。たとえば、液体容器収納部10と液体容器6の幅方向の一方の端部に第1係合部と第2係合部をそれぞれ設けた場合は、第1係合部と第2係合部が係合することで、液体容器6を幅方向の他方の端部にある液体容器収納部10の側壁に押し付けて、液体容器6を幅方向に位置決めすればよい。
また、上記実施形態では、液体容器収納部10側にある第1係合部1mと第3係合部12cを凸状に形成し、液体容器6側にある第2係合部6mと第4係合部21cを凹状に形成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。逆に、液体容器収納部10側にある第1係合部と第3係合部を凹状に形成し、液体容器6側にある第2係合部と第4係合部を凸状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、図5などに示したように、液体用ノズル12の基端口12b側の端部をノズルユニット7の本体から下方へ突出させて、基端口12bが液体容器収納部10を臨むようにした例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、図15に示すように、液体用ノズル12の基端口12b側の下端部12dの周囲に、液体用ノズル12を保護する保護部材29を取り付けてもよい。
図15において、保護部材29は、液体容器収納部10の開口部10aに向かって延びるガイド部29aを有している。ガイド部29aは、開口部10aの上壁を構成する上パーツ1aの下端面1qより、液体容器収納部10の奥へ行くに連れて、基端口12bの開口方向(下方)Dへ突出するように傾斜している。但し、ガイド部29aは、液体用ノズル12の下端部12dにある第3係合部12cよりは下方Dへ突出していない。第3係合部12cは、保護部材29から下方Dへ突出している。
このように、液体用ノズル12の下端部12dに保護部材29を取り付けることで、液体容器収納部10に液体容器6を挿入する際に、液体容器6や蓋16が下端部12dに直接当接することがなく、液体用ノズル12が損傷したり位置ずれしたりするのを、保護部材29により保護することができる。そして、液体容器収納部10に液体容器6を挿入したときに、位置決め保持構造20により液体容器6を位置決めして、液体容器6の液体通路21aと液体用ノズル12の基端口12bとを確実に接続することができる。
また、上記実施形態では、ケース1に設けた貫通孔1gと液体容器6に設けた突出部6gとで保持解除構造30を構成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、液体容器収納部10内から液体容器6を押し出すボタン、レバー、およびその他の機構から成る保持解除構造を備えてもよい。
また、上記実施形態では、気体容器2から気体用ノズル11に流れる気体を減圧する減圧ユニット4をケース1内に設けているが、これに加えて、気体容器2内から気体用ノズル11へ流れる気体の流量を調整する流量調整手段を気体通路中に設けてもよい。
また、上記実施形態では、液体容器6に化粧水を収容し、気体容器2に収容された炭酸ガスの噴流に乗せて化粧水を噴霧する例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、美容液などの他の液体を液体容器6に収容し、気体容器に収容された他の気体の噴流に乗せて液体を噴霧してもよい。
さらに、上記実施形態では、一般家庭用の噴霧装置100に本発明を適用した例を示したが、業務用など他の用途の噴霧装置においても、本発明を適用することは可能である。
1 ケース
1a 上パーツ
1b 中間パーツ
1c 下パーツ
1g 貫通孔
1j、7j 挿通孔
1m 第1係合部
2 気体容器
2c 流出口
5 開閉ユニット
6 液体容器
6f 前面(露出面)
6g 突出部
6m 第2係合部
6t 内底部
7 ノズルユニット
8a、8b、8c、8d、8e、8f、8g、8h 気体通路
10 液体容器収納部
10a 開口部
11 気体用ノズル
11a 先端口
11b 基端口
12 液体用ノズル
12a 先端口
12b 基端口
12c 第3係合部
12d 下端部
14 噴霧口
15h ブラケットの水平部(液体容器収納部の壁面)
16 蓋
17 係止具
20 位置決め保持構造
21 吐出管
21a 液体通路
21b 他端部
21c 第4係合部
21u 一端部
22 コイルばね(第1付勢部材)
29 保護部材
29a ガイド部
30 保持解除構造
40 ノズルクリーナ
41 操作子
42 コイルばね(第2付勢部材)
43 ニードル
44 出没孔
100 噴霧装置
B、F 挿抜方向
L、R 幅方向
U、D 高さ方向

Claims (13)

  1. 気体を収容した気体容器と、
    液体を収容した液体容器と、
    前記気体を噴射させる気体用ノズルと、
    前記液体を噴射させる液体用ノズルと、
    前記各容器および前記各ノズルが収納されるケースと、を備え、
    前記気体容器に収容された気体を前記気体用ノズルの先端口から噴射させて生じた負圧により、前記液体容器に収容された液体を前記液体用ノズルの先端口から吐出させて前記気体と合流させて噴霧する噴霧装置において、
    外方へ開口するように前記ケースに設けられ、前記液体容器が挿抜可能に収納される液体容器収納部と、
    前記液体容器の内部から外部へ通じるように設けられた液体通路と、
    前記液体容器が前記液体容器収納部に挿入されたときに、前記液体通路が前記液体用ノズルの基端口と接続されるように前記液体容器を位置決めして、前記液体容器収納部から脱落しないように前記液体容器を保持する位置決め保持構造と、を備えたことを特徴とする噴霧装置。
  2. 請求項1に記載の噴霧装置において、
    前記気体容器の気体を流出させる流出口から前記気体用ノズルの基端口へ通じる気体通路と、
    前記気体通路を開閉する開閉ユニットと、
    前記気体用ノズルと前記液体用ノズルとが一体化されたノズルユニットと、
    前記ノズルユニットに設けられ、前記両ノズルの先端口とそれぞれ連通して外方へ開口する噴霧口と、をさらに備え、
    前記気体用ノズルの先端口の前方近傍に前記液体用ノズルの先端口が位置し、かつ前記気体用ノズルの向きと前記液体用ノズルの向きとが直交している、ことを特徴とする噴霧装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の噴霧装置において、
    前記液体容器収納部は、前記気体容器の上部でかつ前記両ノズルの下部に配置されて、前記ケースの側方へ開口しており、
    前記液体容器が前記液体容器収納部に挿入された状態で、前記液体容器収納部から露出する前記液体容器の露出面は、前記ケースの外側面と同一の曲率半径を有する曲面を構成する、ことを特徴とする噴霧装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の噴霧装置において、
    前記位置決め保持構造は、
    前記液体容器の挿抜方向と直交する幅方向において、
    前記液体容器収納部の少なくとも一方の端部に設けられた第1係合部と、
    前記液体容器の少なくとも一方の端部に設けられた第2係合部と、を含み、
    前記第1係合部と前記第2係合部のうち、一方は前記幅方向へ突出した凸部であって、他方は前記凸部と対向する凹部であり、
    前記液体容器が前記液体容器収納部に挿入されたときに、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合する、ことを特徴とする噴霧装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の噴霧装置において、
    前記液体用ノズルは、前記ケースの高さ方向と平行になるように、前記ケース内に固定され、
    前記液体通路は、前記高さ方向と平行に設けられ、一端部が前記液体容器の内部に挿入されて他端部が前記液体容器の外部に突出した吐出管から構成され、
    前記位置決め保持構造は、
    前記液体用ノズルの基端口を囲むように設けられた第3係合部と、
    前記吐出管の他端に設けられた第4係合部と、
    前記吐出管を前記高さ方向と平行に外方へ付勢する第1付勢部材と、を含み、
    前記第3係合部と前記第4係合部のうち、一方は前記高さ方向へ突出した凸部であって、他方は前記凸部と対向する凹部であり、
    前記液体容器が前記液体容器収納部に挿入されたときに、前記第3係合部と前記第4係合部とが係合して、前記第1付勢部材により前記液体容器が前記吐出管の一端部側にある前記液体容器収納部の壁面に押し付けられる、ことを特徴とする噴霧装置。
  6. 請求項5に記載の噴霧装置において、
    前記液体用ノズルの基端口側の端部に設けられ、前記液体用ノズルを保護する保護部材をさらに備え、
    前記保護部材は、前記液体容器収納部の開口部に向かって延びるガイド部を有し、
    前記ガイド部は、前記液体用ノズルの基端口側の端部より該基端口の開口方向へ突出していない、ことを特徴とする噴霧装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の噴霧装置において、
    前記位置決め保持構造による前記液体容器の保持を解除して、前記液体容器を前記液体容器収納部から抜去可能にする保持解除構造をさらに備えた、ことを特徴とする噴霧装置。
  8. 請求項7に記載の噴霧装置において、
    前記保持解除構造は、
    前記液体容器収納部の奥壁に相当する前記ケースの側壁に設けられた貫通孔と、
    前記液体容器が前記液体容器収納部に挿入された状態で、前記貫通孔から突出するように前記液体容器に設けられた突出部と、から構成され、
    前記貫通孔から突出した前記突出部を前記ケース内へ押し込むことで、前記液体容器収納部内の前記液体容器が抜去方向へ移動して、前記位置決め保持構造による前記液体容器の保持が解除される、ことを特徴とする噴霧装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の噴霧装置において、
    前記液体容器は、
    内部へ液体を注入するための注入口と、
    前記注入口を閉塞する蓋と、
    前記蓋を前記液体容器に係止する係止具と、を有することを特徴とする噴霧装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の噴霧装置において、
    前記液体用ノズルの先端口と対向するように、前記ケースに設けられた挿通孔と、
    前記挿通孔を通して前記液体用ノズルに対して着脱可能なノズルクリーナと、をさらに備え、
    前記ノズルクリーナは、前記液体用ノズルに装着した状態で、前記液体用ノズルの先端口から内部に挿入可能なニードルを有する、ことを特徴とする噴霧装置。
  11. 請求項10に記載の噴霧装置において、
    前記ノズルクリーナは、
    前記液体用ノズルに当該ノズルクリーナを装着した状態で、前記液体用ノズルの先端口と連通して、前記ニードルが出没する出没孔と、
    前記ニードルを前記出没孔から没入する方向に付勢する第2付勢部材と、
    押圧操作することで、前記ニードルを前記出没孔から突出させて前記液体用ノズルの先端口から内部に挿入する操作子と、をさらに有することを特徴とする噴霧装置。
  12. 気体を噴射させる気体用ノズルと、液体を噴射させる液体用ノズルと、前記各ノズルが収納されるケースとを備え、前記気体用ノズルの先端口から気体を噴出させて生じた負圧により、前記液体用ノズルの先端口から液体を吐出させて前記気体と合流させて噴霧する噴霧装置において用いられる、前記液体を収容する液体容器であって、
    外方へ開口するように前記ケースに設けられた液体容器収納部に対して挿抜可能であり、
    当該液体容器の内部から外部へ通じる液体通路と、
    前記液体容器収納部に挿入されたときに、該液体容器収納部に設けられた第1係合部と係合する第2係合部と、を備え、
    前記第1係合部と前記第2係合部の係合により、前記液体通路と前記液体用ノズルの基端口とが接続されるように位置決めされて、前記液体容器収納部から離脱しないように保持される、ことを特徴とする液体容器。
  13. 請求項12に記載の液体容器において、
    当該液体容器が前記液体容器収納部に挿入された状態で、前記液体容器収納部から露出する当該液体容器の露出面は、前記ケースの外側面と同一の曲率半径を有する曲面を構成する、ことを特徴とする液体容器。
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