JP2014069734A - 鞍乗型電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型電動車両において、車両前方側と車両後方側とで荷重を適切に配分する。
【解決手段】自動二輪車10は、ヘッドパイプ28と、該ヘッドパイプ28から車体後方側に延在する上側フレーム30、下側フレーム32とを有し、この中の上側フレーム30と下側フレーム32の間のクリアランスにバッテリ22が配置される。このバッテリ22からモータに供給される電力量は、制御装置52によって制御される。ここで、該制御装置52は、上側フレーム30のヘッドパイプ28近傍の部位に配置されており、その上端部側は上方カバー14で覆われている。
【選択図】図7

Description

本発明は、バッテリからモータに供給される電力量を制御するための制御装置を具備する鞍乗型電動車両に関する。
運転者がシートに跨るようにして乗車するとともに、モータを走行駆動源とする、いわゆる鞍乗型電動車両では、モータを付勢するためのバッテリと、パワードライブユニット(PDU)と指称される制御装置が搭載される。なお、該制御装置は、バッテリからモータに供給される電力量を制御する機能を有する。
特許文献1の特に第1図には、この種の鞍乗型電動車両の典型例が挙げられている。すなわち、メインフレームの下方に設けたバッテリフレームにバッテリを保持するとともに、シートレールに対して制御装置(特許文献1においては「コントローラ25」と表されている)を搭載した構成である。
特開平4−90979号公報
特許文献1に開示されるような従来技術においては、バッテリ及び制御装置の双方が後輪側、換言すれば、車体後方側に配置されている。バッテリ及び制御装置は相当な重量物であり、このため、後輪側に荷重が集中し易くなる。すなわち、前輪側と後輪側との荷重配分のバランスを図ることが容易ではない。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、前輪側に荷重を分担させることが可能であり、これにより前輪側と後輪側との荷重配分のバランスを図ることが可能な鞍乗型電動車両を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、バッテリ(22)からモータに供給される電力量を制御するための制御装置(52)を具備する鞍乗型電動車両(10)において、
ヘッドパイプ(28)と、
前記ヘッドパイプ(28)から車体後方側に延在するメインフレーム(30)と、
前記メインフレーム(30)の下方に搭載される前記バッテリ(22)と、
を有し、
前記制御装置(52)は、前記メインフレーム(30)の前記ヘッドパイプ(28)近傍の部位に配置され、且つ上方側から制御装置カバー(12、14、118)で覆われることを特徴とする。
すなわち、本発明においては、制御装置をヘッドパイプの近傍に配置するようにしている。ヘッドパイプは、周知の通りフロントフォークに近接して設けられる部材である。このため、上記した構成の鞍乗型電動車両では、制御装置が車体前方側(前輪側)に配設されることになる。従って、前輪側にも荷重が分担されることとなり、その結果、前輪側と後輪側との荷重配分のバランスを図ることができるようになる。
なお、前記制御装置カバー(12、14、118)は、前記制御装置(52)の上方を覆うとともに、側面視にて前記制御装置(52)の一部を露出する露出部(117)を備える上方カバー(14)と、前記上方カバー(14)の前記露出部(117)から露出した部位を覆うとともに、前記上方カバー(14)とは別体に形成される側方カバー(12、118)とを有するものとして構成するようにしてもよい。
上方カバーを、制御装置の全部位を覆うことが可能な程度の大きさとすると、車体後方側に向かうに従って、車体の幅方向に沿って拡開するような形状となり易い。換言すれば、車体の幅方向寸法が大きくなる傾向がある。しかも、大形状の上方カバーを得るためには、大規模な成形装置が必要となる。
これに対し、上方カバー及び側方カバーで制御装置を覆うようにすると、側方カバーを、車体の前後方向に沿って略直線状に延在する形状のものとすることができる。従って、車体の幅方向寸法が大きくなることを抑制することができる。また、上方カバー及び側方カバーの各々を得るための成形装置として、小規模のものを選定することができるという利点もある。
勿論、上方カバー及び側方カバーを取り付けた状態では制御装置が視認されることがないので、外観も良好である。
この構成においては、前記上方カバー(14)と前記側方カバー(12、118)がともに樹脂材からなり、且つ乗員が着座するシート(16)の車体前方の下方の位置で一部同士が重畳される重畳部(136、138)を備えることが好ましい。
この重畳により、上方カバー及び側方カバーの剛性が大きくなる。従って、運転者にとって、側方カバーを両膝で締め付ける、いわゆるニーグリップを行ったときに剛性感を感じることができる。
そして、前記制御装置(52)を略矩形状とし、且つ該制御装置(52)のケーブル接続部を上端面に設けるとともに、前記制御装置(52)と前記バッテリ(22)を電気的に接続するケーブル(114)、又は、前記制御装置(52)とモータとを電気的に接続するケーブル(116)の少なくとも一方を、前記制御装置(52)の上方側に延在した後に前記上方カバー(14)内で下方に湾曲させ、さらに、前記メインフレーム(30)に沿って配設することが好ましい。
制御装置の近傍では、ケーブルを湾曲させて接続するべく十分なスペースを設ける必要がある。従って、制御装置のケーブル接続部を前方端面や後方端面、左方側面又は右方側面等に設けた場合、前記スペースを設けることに伴って車体の前後方向寸法又は幅方向寸法が大きくなる。
これに対し、上記の構成では、制御装置のケーブル接続部を該制御装置の上端面に設けるようにしているので、ケーブル接続部に接続されたケーブルを車体上方から下方に向かうように円弧状に湾曲させることができる。これによりケーブルを緩やかに湾曲させることができるので、車体の前後方向寸法又は幅方向寸法を大きくすることなく、ケーブルを制御装置に接続することができる。
しかも、上方カバーを取り付けるまでは制御装置の上端面、すなわち、ケーブル接続部が作業者側に向かって露呈した状態にある。このため、ケーブル接続部近傍におけるケーブルの配策、及び該ケーブルの制御装置への接続作業が容易となる。
さらに、前記上方カバー(14)に、前記シート(16)よりも車体前方側で前記制御装置(52)を覆う本体部(129)と、前記本体部(129)に連なり且つ車体後方側に延在する後方部(128)とを設けることが好ましい。この場合、前記後方部(128)に前記シート(16)を重畳し、且つ前記本体部(129)と前記後方部(128)との間に、前記後方部(128)が前記本体部(129)よりも低くなるような段部(133)を設けることにより、前記本体部(129)の上端面と前記シート(16)の前端部の上端面とを、互いが略連続するように繋げる。
このように、上方カバーの上端面とシートの前端部の上端面とを、互いが略連続するように繋げ、且つ後方部にシートを重畳することにより、該上方カバーの剛性が大きくなる。従って、上方カバーの耐久性が向上する。また、ニーグリップの際の剛性感が一層向上する。
本発明においては、鞍乗型電動車両のフロントフォークに近接して設けられるヘッドパイプの近傍に制御装置を配置するようにしている。すなわち、制御装置が車体前方側(前輪側)に配設されることになるので、前輪側も荷重を担うようになる。これにより、前輪側と後輪側とで荷重を適切に配分することができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車(鞍乗型電動車両)の要部概略左方側面図である。 図1から左側方カバー、上方カバー及びシートを取り外した状態の要部概略左方側面図である。 前記自動二輪車の車体右前方下方側からの要部概略斜視図である。 バッテリの図示を省略し且つ要部の車幅方向中央断面を示した一部断面左方側面図である。 図1のV−V線矢視断面図である。 図1のVI−VI線矢視断面図である。 図1から左側方カバーを取り外した状態の自動二輪車の要部概略左方側面図である。
以下、本発明に係る鞍乗型電動車両につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、車体の走行側を前方、その逆方向を後方とし、且つ運転者が正規姿勢で乗車した状態の左手側を車体左方、右手側を車体右方と表記する。また、図面中では、前方、左方、鉛直方向上側を、それぞれ、Fr、L、Upと示している。
図1は、本実施の形態に係る自動二輪車10(鞍乗型電動車両)の要部概略左方側面図である。この自動二輪車10は、後輪18のホイール20内に設けられ、バッテリ22によって付勢される図示しないインホイール式のモータを走行駆動源とする、電動二輪車である。
ここで、図1から左側方カバー12、上方カバー14及びシート16を取り外した状態の要部概略左方側面を図2に示す。なお、ヘッドライト等も図示を省略している。
この図2に示すように、自動二輪車10は、前輪24を支持したフロントフォーク26を操向可能に支承するヘッドパイプ28と、該ヘッドパイプ28から車体後方側に延在する上側フレーム30(メインフレーム)と、前記ヘッドパイプ28から車体後方側に延在し且つ前記メインフレーム30の下方に位置する下側フレーム32(サブフレーム)とを有する。前記バッテリ22は、上側フレーム30と下側フレーム32との間のクリアランスに配置される。
下側フレーム32は、ヘッドパイプ28から二叉に分岐しており、このため、図3に示すように、車体左方側の左フレーム34と、車体右方側の右フレーム36とを有する。換言すれば、下側フレーム32は左右1組のフレームからなり、左フレーム34と右フレーム36の間は所定間隔で離間しており、このため、左フレーム34と右フレーム36の間に挿通口37が形成される。
図1に示すように、これら左フレーム34及び右フレーム36は、車体後方側に向かうにつれて地面に接近するように、後下方に傾斜しつつ略直線状に延在している。本実施の形態に係るバッテリ搭載構造は、このように構成される下側フレーム32に近接して設けられているが、この点については後に詳述する。
一方、上側フレーム30は、ヘッドパイプ28から略水平に車体後方側に延在する水平部38と、該水平部38から湾曲して下側フレーム32に向かう湾曲部40とを有する。このため、上側フレーム30は、バッテリ22を迂回するように湾曲している。なお、下側フレーム32と上側フレーム30の湾曲部40は、ピボットフレーム42を介して連結される。このピボットフレーム42には、車体スタンド44及びステップ46が支持される。
また、上側フレーム30には第1ステー48及び第2ステー50が設けられ、これら第1ステー48と第2ステー50により、制御装置(パワードライブユニット、PDU)52が保持されている。
さらに、第2ステー50の車体後方側には、リアアーム58を支持するためのリアクッション56が設けられる。
そして、上側フレーム30において、湾曲部40の起端部40a近傍には、シートレール60が接続される。
次に、バッテリ搭載構造につき説明する。
図3に示すように、下側フレーム32の下方側には、左フレーム34及び右フレーム36に跨るようにしてアンダカバー62が取り付けられる。すなわち、左フレーム34及び右フレーム36には、車体の幅方向に沿って延在する支持フレーム64が2本橋架される(図3においては、その中の1本を示している)。アンダカバー62は、ボルト66によってこれら支持フレーム64に連結されるとともに、上側フレーム30とリアアーム58の連結部近傍までを覆っている(図1参照)。
アンダカバー62の車体後方側には、バッテリ22の図示を省略した図4に示すように、バッテリ22と電気的に接続される車体側電極68が配設される。この車体側電極68は、電極ケース70に囲繞される。なお、電極ケース70は、下側フレーム32及びピボットフレーム42に支持されている。
電極ケース70は中空体であり、その車体前方側には、バッテリ22を挿入するための開口が形成される。また、その両側壁は、車体下方側から上方側にかけて、ステップ46及び車体スタンド44との干渉を避けるべく、長方形の一部を切り欠いて傾斜したような形状となっている。
電極ケース70の天井壁には、車体前方側に指向して陥没した凹部72が形成される。電極ケース70の開口の底壁、すなわち、電極ケース70の車体後方側壁は、該凹部72よりも車体前方側に若干偏倚して設けられている。また、車体後方側壁には、車体側電極68を通すための図示しない挿通口が貫通形成される。
バッテリ22の車体後方側端部は、上記したように電極ケース70に挿入される。この挿入により、バッテリ22の車体後方側端部が電極ケース70に支持される。すなわち、バッテリ22の車体後方側端部の車体後方側、及び車体幅方向(左右側方)への移動は、電極ケース70によって規制される。
ここで、支持フレーム64には、バッテリ22を保持するためのフレーム状ホルダ74がボルト76(図3参照)を介して連結される。車体の一部をなすこのフレーム状ホルダ74は、アンダカバー62に沿って車体前方側から車体後方側に延在する前後フレーム部78と、該前後フレーム部78から略垂直に立ち上がった縦フレーム部80と、該縦フレーム部80に対して略垂直に折曲され、前後フレーム部78と略平行に延在する連結フレーム部82とを有する。
この中、前後フレーム部78の車体前方側端部は、支持フレーム64からバッテリ22に指向して略垂直に折曲され、さらに、車体前後方向に沿って延在する。この延在部位の上端面がバッテリ22に当接することにより、バッテリ22が前後フレーム部78に支持される。また、バッテリ22とボルト76の間には所定のクリアランスが形成されるので、ボルト76がバッテリ22に干渉することはない。
縦フレーム部80は、電極ケース70の下方側から車体後方側壁に沿って立ち上がり、電極ケース70の天井壁に形成された前記凹部72に通されている。縦フレーム部80は、図示しないボルトを介して電極ケース70の車体後方側壁に連結される。なお、前記挿通口が、縦フレーム部80によって閉塞されることがない位置に形成されるのは勿論である。
このように、前後フレーム部78が支持フレーム64に連結され、且つ縦フレーム部80が電極ケース70に連結されることにより、フレーム状ホルダ74が車体に保持されている。
連結フレーム部82は、前後フレーム部78及び縦フレーム部80に比して若干肉厚に設定される。そして、その車体前方側端部には、内部にネジ部が刻設されたソケット84が設けられる。
フレーム状ホルダ74は、さらに、前後フレーム部78から連結フレーム部82に橋架された規制部86を有する。勿論、規制部86は、バッテリ22が電極ケース70に挿入されることを妨げることがないように、該バッテリ22を迂回するように折曲されている。
以上のように構成されるフレーム状ホルダ74には、バッテリ22の車体前方側及び上方側への移動を規制する移動規制部材88が連結される。
移動規制部材88は、バッテリ22の車体前方側端面への移動を規制する前方規制部90と、該前方規制部90から略垂直に折曲されてバッテリ22の上方への移動を規制する上方規制部92とを有する。これら前方規制部90及び上方規制部92は、長尺且つ薄肉のプレート形状をなす。すなわち、前方規制部90及び上方規制部92は、帯形状に設けられている。
この中、前方規制部90は、フレーム状ホルダ74の前後フレーム部78に対し、第1ヒンジ部94を介して連結されている。すなわち、前方規制部90は、第1ヒンジ部94を回動中心として回動可能である。後述するように、この回動に際し、移動規制部材88は左フレーム34と右フレーム36の間を通過することが可能である。
また、上方規制部92は、前方規制部90に対し、第2ヒンジ部96を介して連結されている。このため、上方規制部92は、第2ヒンジ部96を回動中心として回動可能である。
前方規制部90における第1ヒンジ部94の近傍、及び上方規制部92における第2ヒンジ部96の近傍には、バッテリ22の車体右方側への移動を規制する第1右方移動規制片98、第2右方移動規制片100がそれぞれ突出形成される。第1右方移動規制片98は、車体前方側から後方側に向かい、下側フレーム32に略平行に延在する。一方、第2右方移動規制片100は、車体上方側から下方側に向かい、下側フレーム32の延在方向に対して略直交する方向に突出している。
上方規制部92の車体後方側端部には、該上方規制部92の延在方向に対して略垂直に起立したボルト通し部102が設けられる。このボルト通し部102に通されたボルト104が、前記ソケット84の内部に刻設されたネジ部に螺合されることにより、移動規制部材88の上方規制部92と、フレーム状ホルダ74の連結フレーム部82とが互いに連結される。ソケット84及びボルト通し部102が湾曲部40の下方であるため、上方規制部92(移動規制部材88)と連結フレーム部82(フレーム状ホルダ74)との連結部は、バッテリ22を迂回するように湾曲した湾曲部40の下方に位置する。
以上のように構成される移動規制部材88は、例えば、ステンレス鋼等の金属材からなる。
図3、及び図1のV−V線矢視断面図である図5に示すように、バッテリ22における車体右方側端面には、車体前方側端部から中腹部にかけ、段部106が形成される。第1右方移動規制片98及び第2右方移動規制片100は、この段部106に当接する。また、段部106が存在することにより、車体右方側端面は、把持部108が突出した形状となっている。ここで、V−V線矢視断面は、バッテリ22の長手方向に対して直交する断面である。
すなわち、バッテリ22は、その車体後方側端部が電極ケース70に挿入されることで車体後方側及び車体側方側への移動が規制される(図1及び図2参照)とともに、フレーム状ホルダ74の前後フレーム部78及び規制部86によって上方側及び車体左方側への移動が規制される(図3及び図5参照)。さらに、移動規制部材88の前方規制部90及び上方規制部92によって車体前方側及び上方側への移動が規制され、且つ第1右方移動規制片98、第2右方移動規制片100によって車体右方側への移動が規制される。要するに、バッテリ22は、電極ケース70、フレーム状ホルダ74及び移動規制部材88によって移動が規制された状態で保持されている。
次に、制御装置52の搭載構造について説明する。なお、制御装置52は、バッテリ22から前記モータに送る電力量を制御する機能を有し、この場合、略矩形状をなす。
車体側電極68に対しては、第1ケーブル110(図2参照)が電気的に接続される。該第1ケーブル110は上側フレーム30に沿って保持され、リアクッション56近傍に設けられたコネクタ112まで延在する。
コネクタ112には、略矩形状をなす制御装置52に向かって延在する第2ケーブル114が電気的に接続される。すなわち、第1ケーブル110と第2ケーブル114は、コネクタ112を介して導通される。
コネクタ112には、第3ケーブル116がさらに接続される。この第3ケーブル116は、制御装置52から前記モータに電力を供給するためのものである。
この場合、制御装置52のケーブル接続部は上端面に設けられている。このため、第2ケーブル114には、上側フレーム30に沿って保持された後、湾曲して車体側方側から車体上方側に向かうような配策がなされている。
図1に示すように、制御装置52は制御装置カバーで覆われる。すなわち、この場合、制御装置カバーは、上方カバー14、左側方カバー12及び右側方カバー118(いずれも側方カバー)を有し、制御装置52の上端面及び両側面の大部分は上方カバー14で覆われ、上方カバー14の露出部117から露出した両側面の残余部分は、左側方カバー12及び右側方カバー118で覆われる。これにより、制御装置52が保護される。なお、上方カバー14、左側方カバー12及び右側方カバー118はいずれも樹脂材からなる。
図1のVI−VI線矢視断面図である図6に示すように、上方カバー14は、ガソリンを燃料として内燃機関を走行駆動源とする自動二輪車におけるフュエルタンクカバーが配設される位置に、車体の左方側方から右方側方にかけて車体を跨るようにして設けられる。前記露出部117は、側面視にて制御装置52の少なくとも一部を側方に露出する部位である。
図7に示すように、上方カバー14は、上側フレーム30の水平部38に位置決め固定されるとともにヘッドパイプ28と略平行に延在して制御装置52の前端面を覆うフロント部120と、該フロント部120から湾曲して車体後方側に向かって延在する天板部122と、前記フロント部120及び前記天板部122に連なり車体の幅方向(左右側方)側に突出した左サイド部124及び右サイド部126と、これら左サイド部124及び右サイド部126の各々から車体後方側に向かって延在する後方部128とを有する。制御装置52の上端面及び両側面の大部分は、この中のフロント部120、天板部122、左サイド部124及び右サイド部126から形成される上方カバー14の本体部129によって覆われる。
左サイド部124及び右サイド部126には、シート16の前方となる位置に、制御装置52側に向かって陥没する窪み130が形成される。この窪み130には、左側方カバー12、右側方カバー118を係止するための係止用突起132がそれぞれ設けられる。
後方部128は、前記本体部129に比して地面側に若干偏倚している。この偏倚により、本体部129と後方部128の間に段部133が形成される。このため、本体部129の後端部にシート16の前端部が当接する。この際、天板部122の上端面とシート16の前端部の上端面とが、互いが略連続するように繋がる。また、後方部128の上方には、シート16が重畳される。
シュラウドとも指称される左側方カバー12及び右側方カバー118は、図1に示すように、略「←」型形状をなし、車体の左方側面、右方側面に取り付けられることで制御装置52の左方側面、右方側面をそれぞれ覆って保護する。左側方カバー12及び右側方カバー118の鋭角な先端部は、ヘッドパイプ28の側方まで到達する。また、ヘッドパイプ28から上方に向かって傾斜するように跳ね上がった上方端部には、前記窪み130に臨む側の面に環状凹部134が形成される。
環状凹部134には、前記係止用突起132が嵌合される。この嵌合により、左側方カバー12及び右側方カバー118が、シート16の前方の下方において上方カバー14に重畳されるとともに連結される。すなわち、上方カバー14の一部は重畳部136であり、左側方カバー12及び右側方カバー118の一部は重畳部138である。自動二輪車10においては、重畳部136、138同士が互いに重畳する。
そして、左側方カバー12及び右側方カバー118の下方端部は、下側フレーム32に沿って平行に延在し、バッテリ22の車体前方側端面と対向する。
本実施の形態に係る自動二輪車10(鞍乗型電動車両)は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき説明する。
先ず、従来技術に係る鞍乗型電動車両においては、制御装置はシートレール60に支持される。これに対し、本実施の形態においては、シート16の前方において、上側フレーム30の水平部38の上方に制御装置52を配置するようにしている。このため、車体前方側(前輪24側)も荷重を担うことになる。すなわち、車体前方側と車体後方側(後輪18側)とで荷重配分が良好となる。
また、制御装置52は主に上方カバー14で覆われ、さらには左側方カバー12及び右側方カバー118で覆われているので、これらのカバー12、14、118を取り外さない状態では制御装置52を視認することができなくなっている。
さらに、本実施の形態では、上方カバー14の左サイド部124と左側方カバー12の上方端部、上方カバー14の右サイド部126と右側方カバー118の上方端部の一部同士を重畳し、その上で、係止用突起132を環状凹部134に嵌合するようにしている。この重畳により、上方カバー14、左側方カバー12及び右側方カバー118の剛性が大きくなる。
さらに、上方カバー14の後方部128にはシート16が重畳されるとともに、本体部129に段部133を設けたことで、天板部122の上端面にシート16の前端面の上端面が略連続するようにして繋がる。このことも、上方カバー14の剛性を大きくすることに寄与する。
以上のような理由から上方カバー14、左側方カバー12及び右側方カバー118の剛性が大きくなる結果、自動二輪車10の運転者にとって、左側方カバー12及び右側方カバー118を両膝で締め付ける動作(いわゆるニーグリップ)をした際に十分な剛性感を感じることができる。
また、上方カバー14と左側方カバー12及び右側方カバー118とを同一部材として一体的に形成する場合、型成形の際に上下方向に抜くこととなり、抜け勾配を考慮すると、図6中に仮想線で示すように、車体下方側に向かうに従って、車体の幅方向に沿って拡開するような形状とならざるを得ない。換言すれば、車体の幅方向寸法が大きいカバー部材となる傾向がある。しかも、このようなカバー部材を得るための成形装置として、大規模なものを用いざるを得ない。
しかしながら、本実施の形態では、上方カバー14、左側方カバー12、右側方カバー118をそれぞれ別部材として形成するようにしている。このため、左側方カバー12及び右側方カバー118につき、図6から分かるように、車体の上下方向に沿って略直線状に延在する形状のものとすることができる。従って、車体の幅方向寸法が大きくなることを抑制することができる。また、上方カバー14、左側方カバー12、右側方カバー118の各々を得るための成形装置を、小規模のものとすることができる。
さらに、上方カバー14の側方を露出部117として切り欠いたので、左側方カバー12、右側方カバー118と上方カバー14とのクリアランスを十分に確保しながら、左側方カバー12及び右側方カバー118をより車体内側に配置することができる。その結果として、車幅を小さくすることができる。
加えて、制御装置52のケーブル接続部を前方端面や後方端面、左方側面又は右方側面等に設けたときには、第2ケーブル114を湾曲させて接続するべく十分なスペースを設ける必要があり、このために車体の前後方向寸法又は幅方向寸法が大きくなるが、本実施の形態では、略直方体形状の制御装置52のケーブル接続部を、該制御装置52の上端面に設けるようにしているので、上側フレーム30に沿って保持された第2ケーブル114を、車体側方側から車体上方側に向かうように円弧状に湾曲させればよい。これにより、第2ケーブル114を緩やかに湾曲させることができる。従って、車体の前後方向寸法又は幅方向寸法を大きくすることなく、第2ケーブル114を制御装置52に接続することができる。
しかも、上方カバー14を取り付けるまでは、制御装置52の上端面(ケーブル接続部)が上方側、すなわち、作業者側に向かって露呈した状態にある。このため、ケーブル接続部近傍での第2ケーブル114の配策、及び第2ケーブル114の制御装置52への接続作業が容易となる。このことは、特に、上側フレーム30の位置が低く、制御装置52が地上から1m以下の位置に配置されるような車両の場合に有用である。
この自動二輪車10では、バッテリ22から制御装置52を介して前記モータに電力が供給され、これにより該モータが付勢されることに追従して後輪18が回転する。これに伴って自動二輪車10が走行する。この際、前記モータに供給される電力量は、制御装置52によって制御される。
自動二輪車10が走行する(換言すれば、バッテリ22から電力を供給する)ことに伴い、バッテリ22の蓄電量が低減する。このため、バッテリ22に対して充電を行う必要がある。
上記したように、バッテリ22は、電極ケース70、移動規制部材88及びフレーム状ホルダ74によって保持されているので、このままでは車体から取り外して運搬することができない。
そこで、バッテリ22を車体から取り外すべく、先ず、ボルト104を弛緩させ、該ボルト104をソケット84から離脱させる。上記したように、上側フレーム30の湾曲部40がバッテリ22を迂回するように湾曲しているため、湾曲部40とバッテリ22の間に十分なスペースが形成される。このため、作業者は、湾曲部40とバッテリ22の間(上方規制部92と連結フレーム部82の連結部)に手及び螺回用工具を差し入れてボルト104を弛緩させる作業を容易に実施することができる。
ボルト104がソケット84から離脱した結果、移動規制部材88の上方規制部92が、フレーム状ホルダ74の連結フレーム部82による拘束から解放される。このため、第1ヒンジ部94及び第2ヒンジ部96を回動中心に回動可能となる。
従って、第1ヒンジ部94を回動中心として前方規制部90と上方規制部92を若干回動させた後、第2ヒンジ部96を回動中心として上方規制部92を前方規制部90側に回動させることで前方規制部90と上方規制部92のなす角度を鋭角とすると、移動規制部材88がコンパクトに折り畳まれる。なお、バッテリ22と上側フレーム30との間に十分なクリアランスを設け、移動規制部材88が上側フレーム30やバッテリ22の干渉を受けることなく連結部(ソケット84及びボルト通し部102)が上記クリアランスを通るように設定することが必要である。従って、ボルト通し部102の高さをa、バッテリ22と上側フレーム30との最小隙間をbとすると、b>aとなるように設けられる。
その後、移動規制部材88をさらに回動させることにより、図1に仮想線で示すように、該移動規制部材88を、互いに離間した左フレーム34と右フレーム36の間、すなわち、挿通口37(図3参照)を容易に通過させることができる。
このように、本実施の形態によれば、移動規制部材88を折り畳んで回動させることができるので、バッテリ22近傍の構造の小型化・軽量化を図ることができる。
そして、上記の回動の結果、バッテリ22の車体前方側端部が移動規制部材88による拘束から解放される。ただし、この時点では、バッテリ22は、フレーム状ホルダ74及び電極ケース70によって未だ拘束されている。従って、バッテリ22は、下側フレーム32と平行に車体前方側端部に移動することのみ可能である。
そこで、作業者は、バッテリ22の把持部108(図3参照)を把持し、該バッテリ22を下側フレーム32に沿って車体前方側端部に引き上げる。すなわち、移動させる。これによりバッテリ22が車体側電極68から脱着されるとともに、バッテリ22の車体後方側端部が電極ケース70から露呈して該電極ケース70による拘束から解放される。
フレーム状ホルダ74には、バッテリ22の車体左方側への移動を規制する規制部86が設けられている。また、移動規制部材88に設けられてバッテリ22の車体右方側への移動を規制する規制片98、100である第1右方移動規制片98及び第2右方移動規制片100は、移動規制部材88が回動されることに伴ってバッテリ22の段部106から離脱している。従って、車体後方側端部が電極ケース70から露呈したバッテリ22は、車体右方側に向かって移動させることが可能である。
すなわち、バッテリ22は、下側フレーム32に沿って車体前方側に若干移動させ、その車体後方側端部を電極ケース70から露呈させれば、車体右方側から取り出し可能である。結局、バッテリ22を車体から容易に取り外すことができる。なお、フレーム状ホルダ74に規制部86が設けられているため、バッテリ22を車体左方側に向かって移動させること、換言すれば、車体左方側から取り出すことはできない。
このバッテリ22を充電場所まで運搬し、一般家庭のコンセント等の適切な電源に接続することにより、該バッテリ22に対する充電が可能となる。
以上から理解されるように、本実施の形態によれば、充電に際してバッテリ22のみ運搬すればよく、車体ごと運搬する必要はない。このため、運搬が容易である。また、駐車スペースがない場所であっても充電することが可能となる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、鞍乗型電動車両は、自動二輪車10に特に限定されるものではなく、三輪車であってもよいし、バギー競技等に用いられる四輪バギー車であってもよい。
また、下側フレーム32を、ヘッドパイプ28からではなく、上側フレーム30を起点として車体後方に延在するようにしてもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、フレーム状ホルダ74と移動規制部材88を第1ヒンジ部94及びボルト104によって連結するようにしているが、第1ヒンジ部94に代替してボルトを用いるようにしてもよい。この場合、バッテリ22を取り外すときには、ボルト104及び前記ボルトを弛緩し、移動規制部材88をフレーム状ホルダ74から離脱させればよい。なお、この場合、第2ヒンジ部96を設ける必要や、左フレーム34及び右フレーム36の組み合わせで下側フレーム32を構成する必要は特にない。
そして、規制部86を左方側に設け、規制片98、100である第1右方移動規制片98及び第2右方移動規制片100を右方側に設けるようにしているが、これら規制部86と規制片98、100を逆に設けるようにしてもよい。すなわち、規制部86が一側方、規制片98、100が他側方にあればよい。
10…自動二輪車 12…左側方カバー
14…上方カバー 16…シート
18…後輪 22…バッテリ
24…前輪 28…ヘッドパイプ
30…上側フレーム 32…下側フレーム
34…左フレーム 36…右フレーム
37…挿通口 38…水平部
40…湾曲部 48…第1ステー
50…第2ステー 52…制御装置
58…リアアーム 60…シートレール
64…支持フレーム 68…車体側電極
70…電極ケース 74…フレーム状ホルダ
84…ソケット 86…規制部
88…移動規制部材 90…前方規制部
92…上方規制部 94…第1ヒンジ部
96…第2ヒンジ部 98…第1右方移動規制片
100…第2右方移動規制片 102…ボルト通し部
104…ボルト 106…段部
108…把持部 110…第1ケーブル
112…コネクタ 114…第2ケーブル
116…第3ケーブル 117…露出部
118…右側方カバー 120…フロント部
122…天板部 124…左サイド部
126…右サイド部 128…後方部
129…本体部 130…窪み
132…係止用突起 133…段部
134…環状凹部 136、138…重畳部

Claims (5)

  1. バッテリ(22)からモータに供給される電力量を制御するための制御装置(52)を具備する鞍乗型電動車両(10)において、
    ヘッドパイプ(28)と、
    前記ヘッドパイプ(28)から車体後方側に延在するメインフレーム(30)と、
    前記メインフレーム(30)の下方に搭載される前記バッテリ(22)と、
    を有し、
    前記制御装置(52)は、前記メインフレーム(30)の前記ヘッドパイプ(28)近傍の部位に配置され、且つ上方側から制御装置カバー(12、14、118)で覆われることを特徴とする鞍乗型電動車両(10)。
  2. 請求項1記載の電動車両(10)において、前記制御装置カバー(12、14、118)は、前記制御装置(52)の上方を覆うとともに、側面視にて前記制御装置(52)の一部を露出する露出部(117)を備える上方カバー(14)と、前記上方カバー(14)の前記露出部(117)から露出した部位を覆うとともに、前記上方カバー(14)とは別体に形成される側方カバー(12、118)とを有することを特徴とする鞍乗型電動車両(10)。
  3. 請求項2記載の電動車両(10)において、前記上方カバー(14)と前記側方カバー(12、118)はともに樹脂材からなり、且つ乗員が着座するシート(16)の車体前方の下方の位置で一部同士が重畳される重畳部(136、138)を備えることを特徴とする鞍乗型電動車両(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動車両(10)において、前記制御装置(52)が略矩形状をなし、且つ該制御装置(52)のケーブル接続部が上端面に設けられ、
    前記制御装置(52)と前記バッテリ(22)を電気的に接続するケーブル(114)、又は、前記制御装置(52)とモータとを電気的に接続するケーブル(116)の少なくとも一方が、前記制御装置(52)の上方側に延在した後に前記上方カバー(14)内で下方に湾曲し、さらに、前記メインフレーム(30)に沿って配設されることを特徴とする鞍乗型電動車両(10)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動車両(10)において、前記上方カバー(14)は、前記シート(16)よりも車体前方側で前記制御装置(52)を覆う本体部(129)と、前記本体部(129)に連なり且つ車体後方側に延在する後方部(128)とを有し、
    前記後方部(128)には前記シート(16)が重畳され、
    且つ前記本体部(129)と前記後方部(128)との間に、前記後方部(128)が前記本体部(129)よりも低くなるような段部(133)が設けられることにより、前記本体部(129)の上端面と前記シート(16)の前端部の上端面とが略連続するように繋がることを特徴とする鞍乗型電動車両(10)。
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