JP2014068978A - X線診断装置及びx線診断装置の制御方法 - Google Patents

X線診断装置及びx線診断装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長尺撮影において、所望撮影範囲の良好な画像を得ることができ、さらに、検査効率を向上させることができるX線診断装置及びX線診断装置の制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係るX線診断装置は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、撮影装置2により撮影する撮影範囲を設定する範囲設定部12と、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、撮影装置2により撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定する間隔設定部13と、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、X線画像を複数枚つなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズを設定する領域設定部14と、撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて撮影装置2の目標X線照射野を求める照射野取得部16と、目標X線照射野を用いて撮影装置2のX線照射野を調整し、撮影範囲及び撮影間隔を用いて撮影装置2による撮影を行う撮影制御部17とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、X線診断装置及びX線診断装置の制御方法に関する。
X線診断装置は、X線照射部により寝台上の被検体に向けてX線を照射し、その被検体を透過したX線量をX線検出部により検出し、被検体の内部形態を画像化して表示する装置である。このX線診断装置は、X線の照射野を変更するコリメータなどのX線絞り部を備えている。X線絞り部は、例えば、X線を遮断する一対のブレード(スリット板)やそれらのブレードを接離方向に移動させる移動機構などを具備しており、X線が通過する一対のブレードの開口幅(絞り開度)を調整してX線の照射野を変更する。
このようなX線診断装置を用いる撮影手段としては、複数枚のX線画像をつなぎ合わせて一枚のX線画像とする長尺撮影と呼ばれる撮影手段が存在している。この長尺撮影では、指定した撮影範囲に対して所定の撮影間隔で順次X線画像を撮影し、その撮影後に複数枚のX線画像(撮影像)をつなぎ合わせ、指定した撮影範囲の一枚のX線画像を生成する。なお、操作者は、あらかじめ撮影範囲や撮影間隔、絞り開度、寝台移動速度などを指定してから撮影を開始する。
特開2008−161593号公報
しかしながら、X線診断装置の長尺撮影において、撮影間隔や絞り開度、寝台移動速度などが最適な値に設定されていない場合には、撮影像が連続せず、複数枚の撮影像をつなぎ合わせた際に撮影範囲の一部の画像が欠落することがある。また、短い撮影間隔での狭い撮影範囲の撮影や長い撮影間隔での広い撮影範囲の撮影など、撮影部位に応じて設定条件が異なるため、その都度、撮影間隔や絞り開度、寝台移動速度などの全てを最適な値に設定するのに手間がかかり、検査効率が低下する。
本発明が解決しようとする課題は、長尺撮影において、所望撮影範囲の良好な画像を得ることができ、さらに、検査効率を向上させることができるX線診断装置及びX線診断装置の制御方法を提供することである。
実施形態に係るX線診断装置は、被検体に向けてX線を照射してX線画像を撮影する撮影部と、X線画像を複数枚つなぎ合わせて一枚のX線画像を生成する画像生成部と、操作者により入力操作される入力部と、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、撮影部により撮影する撮影範囲を設定する範囲設定部と、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、撮影部により撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定する間隔設定部と、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、X線画像を複数枚つなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズを設定する領域設定部と、間隔設定部により設定された撮影間隔及び領域設定部により設定された画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて、撮影部の目標X線照射野を求める照射野取得部と、照射野取得部により求められた目標X線照射野を用いて撮影部のX線照射野を調整し、範囲設定部により設定された撮影範囲及び間隔設定部により設定された撮影間隔を用いて撮影部による撮影を行う撮影制御部とを備える。
実施形態に係るX線診断装置の制御方法は、被検体に向けてX線を照射してX線画像を撮影する撮影部と、X線画像を複数枚つなぎ合わせて一枚のX線画像を生成する画像生成部と、操作者により入力操作される入力部とを備えるX線診断装置を制御するX線診断装置の制御方法であって、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、撮影部により撮影する撮影範囲を設定するステップと、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、撮影部により撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定するステップと、入力部に対する操作者の入力操作に応じて、X線画像を複数枚つなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズを設定するステップと、設定した撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて、撮影部の目標X線照射野を求めるステップと、求めた目標X線照射野を用いて撮影部のX線照射野を調整し、設定した撮影範囲及び撮影間隔を用いて撮影部による撮影を行うステップとを有する。
実施形態に係るX線診断装置の概略構成を示す図である。 実施形態に係るX線診断装置が備える制御部の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係るX線診断装置が行う目標X線照射野の算出を説明するための説明図である。 実施形態に係るX線診断装置が行う長尺撮影処理の流れを示すフローチャートである。
実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、実施形態に係るX線診断装置1は、被検体PのX線画像を撮影する撮影部として機能する撮影装置2と、その撮影装置2を制御する制御装置3とを備えている。このX線診断装置1は、例えば、脊椎や下肢などの診断に用いられる。
撮影装置2は、患者や受検者などの被検体Pを支持する寝台2aと、その寝台2aを移動させる移動駆動部2bと、寝台2a上の被検体Pに対してX線を照射するX線照射部2cと、そのX線照射部2cから出射されたX線を絞るX線絞り部2dと、寝台2a上の被検体Pを透過したX線を検出するX線検出部2eとを備えている。
寝台2aは、被検体Pが横たわる長尺状の天板であり、移動駆動部2bにより寝台2aの長手方向(寝台2a上の被検体Pの体軸方向)及び短手方向(寝台2a上の被検体Pの体軸方向に対し寝台2aの支持面に平行な平面内で直交する方向)に移動可能に形成されている。さらに、寝台2aは、寝台2a上の被検体Pが立位状態となるまで回転可能に形成されている。この寝台2aには、必要に応じて、被検体Pの肩部を固定するショルダーレストや立位状態の被検体Pを支持するフットレストなどが設けられ、また、立位状態の被検体Pにより握られるハンドグリップも形成されている。
移動駆動部2bは、寝台2aをその長手方向及び短手方向に移動させる移動機構、さらに、寝台2aを支持して回転により起倒させる起倒機構(回転機構)を有している。この移動駆動部2bは制御装置3に電気的に接続されており、その制御装置3の制御に応じて寝台2aを移動させる。
X線照射部2cは、寝台2a上の被検体Pに向けてX線を出射するX線管である。このX線照射部2cは制御装置3に電気的に接続されており、その制御装置3の制御に応じて寝台2a上の被検体Pに向けてX線を照射する。なお、X線照射部2cやX線絞り部2d
及びX線検出部2eなどは前述の寝台2aと共にそれらの位置関係を維持しつつ回転可能に形成されている。
X線絞り部2dは、X線照射部2cから出射されたX線を絞ってX線の照射野(照射範囲)を調整する装置である。このX線絞り部2dは制御装置3に電気的に接続されており、その制御装置3の制御に応じて、寝台2a上の被検体Pに対するX線の照射野、すなわちX線検出部2eに対するX線の照射野を調整する。これにより、X線照射部2cから出射されたX線はX線絞り部2dにより絞られ、所定の照射野で寝台2a上の被検体Pに照射されることになる。
ここで、X線絞り部2dとしては、様々なタイプのX線絞り器を用いることが可能である。例えば、鉛のような四枚のX線遮断部材を井桁状に組み合わせ、それらのX線遮断部材を互いに接離方向に移動させて、各X線遮断部材により囲まれた開口部の位置及び大きさを適宜変更するX線絞り部を用いることが可能である。このとき、開口部がX線の通過領域となり、それ以外がX線を吸収して遮蔽する遮蔽領域となる。また、二枚のX線遮断部材を互いに接離方向に移動させて、各X線遮断部材により形成されるスリット状の開口部の位置及び大きさを適宜変更するX線絞り部を用いることも可能である。
X線検出部2eは、X線照射部2c及びX線絞り部2dに寝台2aを間にして対向させ、X線照射部2cから出射されて寝台2a上の被検体Pを透過したX線を検出可能に設けられている。このX線検出部2eは制御装置3に電気的に接続されており、その制御装置3に検出したX線量(X線投影情報)を送信する。X線検出部2eとしては、例えば、X線平面検出器(FPD)を用いることが可能であり、また、この平面検出器としては、X線投影情報を電気信号に間接変換する間接変換方式の平面検出器やX線投影情報を電気信号に直接変換する直接変換方式の平面検出器などを用いることが可能である。
制御装置3は、各部を制御する制御部3aと、X線投影情報を用いて各種のX線画像を生成する画像生成部3bと、各種プログラムや各種データなどを記憶する記憶部3cと、操作者により入力操作される入力部3dと、各種画像を表示する表示部3eとを備えている。これらの制御部3a、画像生成部3b、記憶部3c、入力部3d及び表示部3eはバスライン3fにより電気的に接続されている。
制御部3aは、記憶部3cに記憶された各種プログラムや各種データに基づいて撮影装置2による撮影、すなわち移動駆動部2bやX線照射部2c、X線絞り部2dなどの各部を制御する。加えて、制御部3aは、表示部3eにX線画像などの各種画像を表示する制御も行う。この制御部3aとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)を用
いることが可能である。
画像生成部3bは、X線検出部2eから送信されたX線投影情報に対して前処理や画像再構成処理などの各種画像処理を行ってX線画像を生成する。また、画像生成部3bは、複数枚のX線画像をつなぎ合わせる画像処理を行って一枚のX線画像を生成する。このとき、複数枚のX線画像は、指定した撮影範囲に対して所定の撮影間隔で順次撮影されたものである。この複数枚の撮影画像がつなぎ合わされ、指定した撮影範囲の一枚のX線画像が生成される。
記憶部3cは、各種プログラムや各種データなどを記憶する記憶装置であり、例えば、各種データとしてX線画像などを記憶する。この記憶部3cとしては、例えば、ハードディスク(磁気ディスク装置)やフラッシュメモリ(半導体ディスク装置)などを用いることが可能である。
入力部3dは、操作者による入力操作を受け付ける操作部であり、例えば、撮影X線条件(X線照射条件)や撮影範囲、撮影間隔などの各種設定、さらに、撮影開始や撮影終了、画像表示などの各種指示に関係する様々な入力操作を受け付ける。この入力部3dとしては、例えば、キーボードやマウス、ボタン、レバーなどの入力デバイスを用いることが可能である。
表示部3eは、被検体PのX線画像や操作画面などの各種画像を表示する表示装置である。この表示部3eとしては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(electroluminescence)ディスプレイなどを用いることが可能
である。
次いで、前述の制御部3aについて詳しく説明する。
図2に示すように、制御部3aは、撮影X線条件(X線照射条件)を設定する条件設定部11と、被検体Pに対する撮影範囲を設定する範囲設定部12と、その撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定する間隔設定部13と、複数枚のX線画像をつなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズ(大きさ)を設定する領域設定部14と、被検体Pの予測被ばく線量を算出する線量算出部15と、目標のX線照射野を求める照射野取得部16と、撮影装置2による撮影を制御する撮影制御部17とを備えている。
条件設定部11は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、X線照射部2cの撮影X線条件(例えば、管電流又は管電圧など)を設定して記憶部3cに保存する。例えば、操作者は入力部3dのキーボードやマウスを操作し、管電流などの撮影X線条件を入力する。
範囲設定部12は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、被検体Pに対する撮影範囲を設定して記憶部3cに保存する。例えば、操作者は入力部3dのボタンを操作して撮影開始位置及び撮影終了位置を指定し、それらの間である撮影範囲を入力する。
間隔設定部13は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、撮影範囲を撮影するときの撮影間隔(例えば、3cmや5cm、10cm、20cm、30cmなど)を設定して記憶部3cに保存する。例えば、操作者は入力部3dのキーボードやマウスを操作し、撮影間隔の数値を直接入力したり、あるいは、複数の数値の中から所望の数値を選択して撮影間隔を入力したりする。
領域設定部14は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて、複数枚のX線画像をつなぎ合わせる(貼り合わせる)ときの画像つなぎ合わせ領域(画像貼り合わせ領域)のサイズを設定して記憶部3cに保存する。例えば、ユーザやサービスマンなどの操作者は入力部3dのキーボードやマウスを操作し、画像つなぎ合わせ領域のサイズを直接入力したり、あるいは、複数の数値の中から所望の数値を選択して画像つなぎ合わせ領域のサイズを入力したりする。なお、画像つなぎ合わせ領域とは、隣り合うX線画像をつなぎ合わせる場合に重なる領域のことである。
線量算出部15は、記憶部3cから撮影X線条件、撮影範囲及び撮影間隔を読み出し、その読み出した情報を用いてX線による被検体Pの予測被ばく線量を算出し、その算出した予測被ばく線量を表示部3eに送信する。表示部3eは、線量算出部15から送信された被検体Pの予測被ばく線量を受信して表示する。
照射野取得部16は、記憶部3cから撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズを読み出し、読み出した情報を用いて目標X線照射野を求め、その求めた目標X線照射野を撮
影制御部17に送信する。このときの目標X線照射野の求め方については後述するが、設定済の撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて自動的に目標X線照射を算出することになる。
撮影制御部17は、照射野取得部16から送信された目標X線照射野の情報を受信し、受信した情報を用いてX線絞り部2dを制御してX線照射野を調整し、その後、記憶部3cから撮影範囲や撮影間隔などの情報を読み出し、その読み出した情報を用いて撮影装置2による撮影をする制御を行う。なお、X線照射野の調整では、撮影制御部17は、X線検出部2eに対するX線照射野が目標X線照射野になるようにX線絞り部2dの絞り開度を制御する。
ここで、前述の照射野取得部16による目標X線照射野の求め方について図3を参照して説明する。
まず、図3において、SID(Source to Image Distance:線源受像面間距離)は、X線照射部2cの焦点(X線絞り部2dの開口部側の表面)とX線検出部2eの検出面(X線検出部2eの寝台2a側の表面)との間の距離である。また、Xは撮影間隔であり、Yは重なりしろ幅(画像つなぎ合わせ領域の被検体Pの体軸方向の幅)である。ZはX線検出部2eの検出面と被検体Pの体軸との間の距離である。この距離Zは変更可能な値であるが、ユーザやサービスマンなどの操作者が入力部3dを入力操作することによって予め設定されている。Aは重なりしろ幅の最大値である(A=M−X)。MはX線検出部2eの最大視野サイズである。
このとき、目標X線照射は、目標X線照射野=(X+Y)×SID/(SID−Z)と規定される。ただし、重なりしろ幅Yは、0<Y≦(M−X)−(M×Z)/SIDという範囲内である。照射野取得部16は、この目標X線照射野=(X+Y)×SID/(SID−Z)という関係式、すなわち照射野算出用の関係式を用いて、あらかじめ設定されている撮影間隔X、重なりしろ幅Y、距離SID及び距離Zの数値を前述の照射野算出用の関係式に代入し、目標X線照射野を算出する。目標X線照射野とは、X線検出部2eの検出面上で必要な照射野のことである。
なお、前述の条件設定部11、範囲設定部12、間隔設定部13、領域設定部14、線量算出部15、照射野取得部16及び撮影制御部17は、電気回路などのハードウエアで構成されても良く、あるいは、これらの機能を実行するプログラムなどのソフトウエアで構成されても良い。また、ハードウエア及びソフトウエアの両方の組合せにより構成されても良い。
次に、前述のX線診断装置1が行う長尺撮影処理について説明する。
図4に示すように、まず、撮影X線条件、撮影範囲、撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域の設定が行われる(ステップS1)。これらの設定は、入力部3dに対する操作者の入力操作に応じて実行される。
まず、撮影X線条件(X線照射条件)の設定では、一例として、ユーザである操作者は入力部3dを入力操作して、希望する撮影X線条件(例えば管電流又は管電圧など)を指定する。この入力操作による指定に応じて、条件設定部11は、指定された撮影X線条件を所定の撮影X線条件として記憶部3cに設定する。
また、撮影範囲の設定では、例えば、ユーザである操作者は撮影による透視を行いながら寝台2aを移動させ、寝台2aが撮影開始位置に到達すると、入力部3dのボタンを押
下して撮影開始位置を指定し(撮影開始位置指定操作)、その後、寝台2aが撮影終了位置に到達すると、再度入力部3dのボタンを押下して撮影終了位置を指定する(撮影終了位置指定操作)。この入力操作による指定に応じて、範囲設定部12は、撮影開始位置から撮影終了位置までの間の範囲を所定の撮影範囲として記憶部3cに設定する。
また、撮影間隔の設定では、一例として、撮影間隔の候補を数通り用意しておき(例えば、3cmや5cm、10cm、20cm、30cmなど)、ユーザである操作者は入力部3dを入力操作して、その中から希望する撮影間隔を選択して指定する。この入力操作による指定に応じて、間隔設定部13は、指定された撮影間隔を所定の撮影間隔として記憶部3cに設定する。
なお、前述の撮影間隔の設定の他の一例としては、広い撮影間隔(第1の撮影間隔)の撮影モード(第1の撮影モード)とそれより狭い撮影間隔(第2の撮影間隔)の撮影モード(第2の撮影モード)の二つの撮影モードを用意しておき、ユーザである操作者は入力部3dを入力操作して、その中から希望する撮影モードを選択して撮影間隔を指定する。この入力操作による指定に応じて、間隔設定部13は、指定された撮影間隔を所定の撮影間隔として記憶部3cに設定する。各撮影モードで採用する撮影間隔は変更可能な値であり、例えば、サービスマンやユーザなどの操作者が入力部3dを入力操作することによって変更される。
また、画像つなぎ合わせ領域の設定では、一例として、ユーザもしくはサービスマンなどの操作者が入力部3dを入力操作して、希望する画像つなぎ合わせ領域のサイズを指定する。この入力操作による指定に応じて、領域設定部14は、指定された画像つなぎ合わせ領域のサイズを所定の画像つなぎ合わせ領域のサイズとして記憶部3cに設定する。このような設定は、ユーザにより検査中に行われても良く、あるいは、サービスマンにより検査前などに行われも良い。なお、画像つなぎ合わせ領域のサイズは一度最適な値に設定されていれば、撮影のたびに設定し直す必要がない値であるが、必要に応じて前述のように設定し直すことは可能である。
ステップS1の処理後、前述の撮影X線条件、撮影範囲及び撮影間隔が用いられ、X線の予測被ばく線量が線量算出部15により算出され、その算出された予測被ばく線量が表示部3eにより表示される(ステップS2)。このとき、線量算出部15は、記憶部3cに設定されている撮影X線条件、撮影範囲及び撮影間隔を記憶部3cから読み出し、その読み出した撮影X線条件、撮影範囲及び撮影間隔からX線の予測被ばく線量を算出して表示する。このようにして、操作者により指定された撮影X線条件、撮影範囲及び撮影間隔に基づいて、撮影実行前の被ばく線量(予測被ばく線量)が自動的に算出され、操作者に提示される。
ステップS2の処理後、前述の撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズが用いられ、目標X線照射野が照射野取得部16により算出される。このとき、照射野取得部16は、例えば、前述の目標X線照射野=(X+Y)×SID/(SID−Z)という関係式に、記憶部3cから撮影間隔X、重なりしろ幅Y、距離SID及び距離Zの数値を読み出して代入し、目標X線照射野を算出する。
ステップS3の処理後、X線検出部2eに対するX線照射野が前述の目標X線照射野となるようにX線絞り部2dが撮影制御部17により制御される(ステップS4)。このとき、撮影制御部17は、X線検出部2eに対するX線照射野が目標X線照射野になるようにX線絞り部2dの絞り開度を調整することになる。これにより、X線検出部2eに対するX線照射野が自動的に前述の目標X線照射野となり、撮影開始が可能になる。
ステップS4の処理後、撮影開始が指示されたか否かが判断され(ステップS5)、撮影開始が指示されなかった場合には、処理がステップS1に戻される(ステップS5のNO)。ステップS5では、操作者が撮影範囲や撮影間隔、絞り開度などを確認し、それらの数値が大丈夫であれば、入力部3dの撮影開始ボタンを押下して撮影開始を指示する(撮影開始指示操作)。一方、それらの数値が大丈夫でない場合、すなわち再度、撮影範囲や撮影間隔などを設定し直す場合には、入力部3dの再設定ボタンを押下して再設定を指示する(再設定指定操作)。
ステップS5において、撮影開始が指示されたと判断されると(ステップS5のYES)、寝台2aの移動が撮影制御部17により制御され(ステップS6)、設定されている撮影範囲及び撮影間隔に基づいて寝台2aが撮影位置まで移動すると、その寝台2aの撮影位置到達時にX線が照射(曝射)される(ステップS7)。
なお、寝台2aの移動と曝射のタイミングに関しては、例えば、撮影間隔が所定値以上に広い場合には(広い撮影間隔の場合)、寝台2aの移動速度を速くし、撮影位置到達時に寝台2aの移動を停止して曝射し、撮影間隔が所定値より狭い場合には(狭い撮影間隔の場合)、寝台2aの移動速度を遅くし、寝台2aの撮影位置到達時も寝台2aの移動を停止せずに曝射する。このように撮影間隔に応じて寝台2aの移動速度が調整され、寝台2aが撮影間隔だけ移動するとX線照射(曝射)が実行される。
ステップS7の処理後、撮影範囲内の全撮影(撮影範囲全域の撮影)が完了したか否かが判断され(ステップS8)、撮影範囲内の全撮影が完了していないと判断されると(ステップS8のNO)、処理がステップS6に戻され、ステップS6及びステップS7の処理が繰り返される。これにより、撮影範囲内においてX線画像が所定間隔で順次撮影され、複数枚のX線画像が得られる。
ステップS8において、撮影範囲内の全撮影が完了したと判断されると(ステップS8のYES)、撮影範囲内で撮影した複数枚のX線画像が前述の画像つなぎ合わせ領域のサイズに従ってつなぎ合わされ、一枚のX線画像が生成される(ステップS9)。その後、その一枚のX線画像は表示部3eにより表示されたり、あるいは、記憶部3cに記憶されたりする。
このような撮影処理によれば、操作者が撮影範囲や撮影間隔などを設定すると、X線絞り部2dの絞り開度が自動的に最適な値に調整されることになる。これにより、操作者自身が撮影のたびに撮影間隔や絞り開度などの全てを最適な値に調整する必要が無くなるので、検査効率が向上することになる。例えば、操作者自身がX線絞り部2dの絞り開度を適切な画像のつなぎ合わせが可能であってかつ不要被ばくを抑止する開度に調整することは難しく、手間もかかるが、X線絞り部2dの絞り開度が自動的に最適な値に調整されるため、そのような問題も無くなる。また、脊椎や下肢など撮影部位に応じて各種条件値を最適な値に設定することが可能となるので、撮影部位に応じた長尺撮影を容易に行うことができる。さらに、撮影前に予測被ばく線量が表示されるため、ユーザは予測被ばく線量を把握することが可能となり、その予測被ばく線量の情報を被ばくの低減に役立てることができる。
以上説明したように、実施形態によれば、設定した撮影間隔及び画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて撮影装置2の目標X線照射野を求め、その求めた目標X線照射野を用いて撮影装置2のX線照射野を調整し、設定した撮影範囲及び撮影間隔を用いて撮影装置2による撮影を行う。これにより、撮影装置2のX線照射野は自動的に最適な値に調整されるので、撮影範囲内の複数枚のX線画像をつなぎ合わせる際に撮影範囲の一部の画像が欠落することを防止することが可能となり、長尺撮影において所望撮影範囲の良好な画像を
得ることができる。さらに、撮影装置2のX線照射野が自動的に最適な値に調整されるため、作業者の手間が省け、検査効率を向上させることができる。
また、設定したX線照射条件、撮影範囲及び撮影間隔を用いて、被検体Pの予測被ばく線量を算出し、その算出した被検体Pの予測被ばく線量を表示することによって、ユーザである操作者は撮影前に予測被ばく線量を把握することが可能となる。これにより、予測被ばく線量が許容範囲外である場合などに各種の設定を変更することができ、結果として、被ばくの低減を実現することができる。
また、設定した撮影範囲及び撮影間隔を用いて、移動駆動部2bにより移動する寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動速度を制御し、撮影装置2による撮影を行うことによって、寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動速度が自動的に調整される。これにより、所望撮影範囲の良好な画像をより確実に得ることができ、さらに、検査効率をより確実に向上させることができる。
また、設定した撮影間隔に応じて、移動駆動部2bにより移動する寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動速度を変えて、撮影装置2による撮影を行うことによって、撮影間隔に応じた相対移動速度の制御を実現することができる。例えば、撮影間隔が第1の撮影間隔である場合には、寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動速度を第1の相対移動速度にし、第1の撮影間隔で寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動を停止してX線照射部2cによる照射を行う。また、撮影間隔が第1の撮影間隔より狭い第2の撮影間隔である場合には、寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとの相対移動速度を第1の相対移動速度より遅い第2の相対移動速度にし、寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとを相対移動させながら第2の撮影間隔でX線照射部2cによる照射を行う。これにより、相対移動速度や動作パターンが最適となるように自動的に制御されるため、所望撮影範囲の良好な画像をより確実に得ることができ、さらに、検査効率をより確実に向上させることができる。
なお、前述の実施形態においては、X線照射部2c及びX線検出部2eに対して寝台2aを移動させているが、これに限るものではなく、例えば、寝台2aに対してX線照射部2c及びX線検出部2eを移動させるようにしても良く、寝台2aとX線照射部2c及びX線検出部2eとを相対移動させるようにすれば良い。
また、前述の実施形態においては、寝台2a上の被検体Pの体軸方向に沿って寝台2aを移動させているが、これに限るものではなく、例えば、その寝台2a上の被検体Pの体軸方向に加え、その体軸方向に対し寝台2aの支持面に平行な平面内で直交する直交方向にも移動させるようにしても良い。この場合には、寝台2a上の被検体Pの体軸方向に順次X線画像を撮影するのではなく、前述の直交方向に順次X線画像を撮影し、それらの複数枚のX線画像をつなぎ合わせて一枚のX線画像にする。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線診断装置
2 撮影装置(撮影部)
2a 寝台
2b 移動駆動部
2c X線照射部
2e X線検出部
3b 画像生成部
3d 入力部
3e 表示部
11 条件設定部
12 範囲設定部
13 間隔設定部
14 領域設定部
15 線量算出部
16 照射野取得部
17 撮影制御部
P 被検体

Claims (10)

  1. 被検体に向けてX線を照射してX線画像を撮影する撮影部と、
    前記X線画像を複数枚つなぎ合わせて一枚のX線画像を生成する画像生成部と、
    操作者により入力操作される入力部と、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部により撮影する撮影範囲を設定する範囲設定部と、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部により前記撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定する間隔設定部と、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記X線画像を複数枚つなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズを設定する領域設定部と、
    前記間隔設定部により設定された前記撮影間隔及び前記領域設定部により設定された前記画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて、前記撮影部の目標X線照射野を求める照射野取得部と、
    前記照射野取得部により求められた前記目標X線照射野を用いて前記撮影部のX線照射野を調整し、前記範囲設定部により設定された前記撮影範囲及び前記間隔設定部により設定された前記撮影間隔を用いて前記撮影部による撮影を行う撮影制御部と、
    を備えることを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部のX線照射条件を設定する条件設定部と、
    前記条件設定部により設定された前記X線照射条件、前記範囲設定部により設定された前記撮影範囲及び前記間隔設定部により設定された前記撮影間隔を用いて、前記被検体の予測被ばく線量を算出する線量算出部と、
    前記線量算出部により算出された前記被検体の予測被ばく線量を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記撮影部は、
    前記被検体を支持する寝台と、
    前記寝台上の被検体に向けてX線を照射するX線照射部と、
    前記寝台上の被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
    前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部とを前記寝台上の被検体の体軸方向に相対移動させる移動駆動部と、
    を具備し、
    前記撮影制御部は、前記範囲設定部により設定された前記撮影範囲及び前記間隔設定部により設定された前記撮影間隔を用いて、前記移動駆動部により移動する前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を制御し、前記撮影部による撮影を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記撮影制御部は、前記間隔設定部により設定された前記撮影間隔に応じて、前記移動駆動部により移動する前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を変えて、前記撮影部による撮影を行うことを特徴とする請求項3に記載のX線診断装置。
  5. 前記撮影制御部は、前記撮影間隔が第1の撮影間隔である場合、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を第1の相対移動速度にし、前記第1の撮影間隔で前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動を停止して前記X線照射部による照射を行い、前記撮影間隔が前記第1の撮影間隔より狭い第2の撮影間隔である場合、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を前記第1の相対移動速度より遅い第2の相対移動速度にし、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部とを相対移動させながら前記第2の撮影間隔で前記X線照射部による照射を行うことを
    特徴とする請求項4に記載のX線診断装置。
  6. 被検体に向けてX線を照射してX線画像を撮影する撮影部と、前記X線画像を複数枚つなぎ合わせて一枚のX線画像を生成する画像生成部と、操作者により入力操作される入力部とを備えるX線診断装置を制御するX線診断装置の制御方法であって、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部により撮影する撮影範囲を設定するステップと、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部により前記撮影範囲を撮影するときの撮影間隔を設定するステップと、
    前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記X線画像を複数枚つなぎ合わせるときの画像つなぎ合わせ領域のサイズを設定するステップと、
    設定した前記撮影間隔及び前記画像つなぎ合わせ領域のサイズを用いて、前記撮影部の目標X線照射野を求めるステップと、
    求めた前記目標X線照射野を用いて前記撮影部のX線照射野を調整し、設定した前記撮影範囲及び前記撮影間隔を用いて前記撮影部による撮影を行うステップと、
    を有することを特徴とするX線診断装置の制御方法。
  7. 前記入力部に対する前記操作者の入力操作に応じて、前記撮影部のX線照射条件を設定するステップと、
    設定した前記X線照射条件、前記撮影範囲及び前記撮影間隔を用いて、前記被検体の予測被ばく線量を算出するステップと、
    算出した前記被検体の予測被ばく線量を表示するステップと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のX線診断装置の制御方法。
  8. 前記撮影部は、
    前記被検体を支持する寝台と、
    前記寝台上の被検体に向けてX線を照射するX線照射部と、
    前記寝台上の被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
    前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部とを前記寝台上の被検体の体軸方向に相対移動させる移動駆動部と、
    を具備し、
    前記撮影部による撮影を行うステップでは、設定した前記撮影範囲及び前記撮影間隔を用いて、前記移動駆動部により移動する前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を制御し、前記撮影部による撮影を行うことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のX線診断装置の制御方法。
  9. 前記撮影部による撮影を行うステップでは、設定した前記撮影間隔に応じて、前記移動駆動部により移動する前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を変えて、前記撮影部による撮影を行うことを特徴とする請求項8に記載のX線診断装置の制御方法。
  10. 前記撮影部による撮影を行うステップでは、前記撮影間隔が第1の撮影間隔である場合、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を第1の相対移動速度にし、前記第1の撮影間隔で前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動を停止して前記X線照射部による照射を行い、前記撮影間隔が前記第1の撮影間隔より狭い第2の撮影間隔である場合、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部との相対移動速度を前記第1の相対移動速度より遅い第2の相対移動速度にし、前記寝台と前記X線照射部及び前記X線検出部とを相対移動させながら前記第2の撮影間隔で前記X線照射部による照射を行うことを特徴とする請求項9に記載のX線診断装置の制御方法。
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