JP2014064104A - 通信機および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信パラメータを変化させる適応変調を行う場合に、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させる。
【解決手段】変更部15が伝送路特性に基づき通信パラメータを変更した場合に、選択部16は変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列を選択する。直並列変換部13は切替データ系列の直並列変換を行い、IFFT部14はIFFTを行う。送信部17はIFFT部14の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき送信フレームを生成し、他の機器に送信する。受信部19は他の機器から送信フレームを受信し、データシンボルを生成する。FFT部20はデータシンボルのFFTを行って並列信号を生成し、相関部21が並列信号の自己相関分析に基づいて通信パラメータの変更が正しく通知されたと判断した場合には、通信機1は変更後の通信パラメータを用いた通信を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信パラメータを変更する適応変調を行う通信機および通信方法に関する。
OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)などの無線通信においては、伝送路中のフェージングによって伝送品質が劣化する。なお伝送品質の劣化の程度は一定ではなく、雑音や干渉波などの影響により変化する。そのため、例えば特許文献1の適応変調制御装置のように送信機と受信機の間の伝送路中において生じる位相および振幅の歪みを表す伝送路特性に応じて、一次変調の変調方式および誤り訂正方式などを変化させる適応変調が行われている。例えば歪みが少なく伝送路特性が良好であると判断した場合には、伝送効率を優先させて一次変調の変調方式として16QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直角位相振幅変調)を用い、伝送路特性が劣化していると判断した場合には、BER(Bit Error Rate:符号誤り率)の改善を優先させて変調方式としてQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)を用いるような適応変調が行われている。
特開2011−72024号公報
一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータを変更する場合には、通信パラメータの変更を他の機器に通知する必要がある。通信パラメータの変更を示すデータを受け取った他の機器は、伝送路中のフェージングの影響を取り除くため、該データについて等化処理を行う。しかし伝送路特性が劣化しており、フェージングの影響が大きい場合には、他の機器は該データを正しく等化できず、変更後の通信パラメータを検出することができないため、他の機器は受信信号を正しく復調することができないという課題があった。また通信パラメータを変更する適応変調を行わない場合と比べて、通信パラメータの変更を示すデータについても等化処理を行うため、処理時間が長くなる。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、通信パラメータを変更する適応変調を行う場合に、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信機は、
一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機であって、
伝送路特性に基づいて前記通信パラメータを変更する変更手段と、
変更後の前記通信パラメータに基づいて、自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列の中から1つを選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する切替通知手段と、
前記送信フレームを送信した後に、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する切替制御手段と、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記選択手段は、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いる。
好ましくは、前記切替通知手段で前記送信フレームを前記他の機器に送信した後に、前記他の機器から送られた送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して再送切替データ系列を生成する受信手段と、
前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断する送信側相関手段とをさらに備え、
前記切替制御手段は、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたと判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されなかったと判断した場合には、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知手段で送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記切替通知手段の処理を再度行う。
好ましくは、前記送信側相関手段は、前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
前記選択手段は、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記確認データ系列を選択し、
前記切替制御手段は、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記選択手段で選択した前記確認データ系列について前記切替通知手段の処理を行って、前記受信手段および前記送信側相関手段の処理を繰り返し行い、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列が、変更後の前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれもに一致しないと判断した場合には、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知手段で送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記選択手段で前記変更後の通信パラメータに基づいて選択された前記切替データ系列について前記切替通知手段の処理を再度行って、前記受信手段および前記送信側相関手段の処理を繰り返し行う。
本発明の第2の観点に係る通信機は、
一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機であって、
前記他の機器から送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して並列信号を生成する受信手段と、
前記並列信号の自己相関関数のピーク、および自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列に基づき、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断する受信側相関手段と、
前記受信側相関手段で前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合には、前記通信パラメータを前記他の機器から通知された変更後の前記通信パラメータに変更する受信側変更手段と、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記受信側相関手段は、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いる。
好ましくは、前記受信側相関手段で、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合に、前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する受信側切替通知手段をさらに備える。
好ましくは、前記受信側相関手段は、前記並列信号の自己相関関数のピークに基づき、前記並列信号と前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記他の機器から前記通信パラメータの変更が正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
前記受信側変更手段は、前記受信側相関手段で前記並列信号と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記通信パラメータを前記受信側相関手段において直近で前記並列信号に一致すると判断された前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列に基づき、該通信パラメータに変更し、
前記受信側切替通知手段は、前記受信側相関手段で前記並列信号が、前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれかに一致すると判断した場合には、前記並列信号に一致した前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列または前記確認データ系列に前記所定の送信前処理を施した結果に基づき、前記送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する。
本発明の第3の観点に係る通信方法は、
一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機が行う通信方法であって、
伝送路特性に基づいて前記通信パラメータを変更する変更ステップと、
変更後の前記通信パラメータに基づいて、自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列の中から1つを選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択された前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する切替通知ステップと、
前記送信フレームを送信した後に、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する切替制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記選択ステップにおいて、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いる。
好ましくは、前記切替通知ステップで前記送信フレームを前記他の機器に送信した後に、前記他の機器から送られた送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して再送切替データ系列を生成する受信ステップと、
前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断する送信側相関ステップとをさらに備え、
前記切替制御ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたと判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されなかったと判断した場合には、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知ステップで送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記切替通知ステップの処理を再度行う。
好ましくは、前記送信側相関ステップにおいて、前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
前記選択ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記確認データ系列を選択し、
前記切替制御ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記選択ステップで選択した前記確認データ系列について前記切替通知ステップの処理を行って、前記受信ステップおよび前記送信側相関ステップの処理を繰り返し行い、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列が、変更後の前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれもに一致しないと判断した場合には、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知ステップで送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記選択ステップで前記変更後の通信パラメータに基づいて選択された前記切替データ系列について前記切替通知ステップの処理を再度行って、前記受信ステップおよび前記送信側相関ステップの処理を繰り返し行う。
本発明の第4の観点に係る通信方法は、
一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機が行う通信方法であって、
前記他の機器から送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して並列信号を生成する受信ステップと、
前記並列信号の自己相関関数のピーク、および自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列に基づき、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断する受信側相関ステップと、
前記受信側相関ステップで前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合には、前記通信パラメータを前記他の機器から通知された変更後の前記通信パラメータに変更する受信側変更ステップと、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記受信側相関ステップにおいて、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いる。
好ましくは、前記受信側相関ステップで、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合に、前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する受信側切替通知ステップをさらに備える。
好ましくは、前記受信側相関ステップにおいて、前記並列信号の自己相関関数のピークに基づき、前記並列信号と前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記他の機器から前記通信パラメータの変更が正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
前記受信側変更ステップにおいて、前記受信側相関ステップで前記並列信号と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記通信パラメータを前記受信側相関ステップにおいて直近で前記並列信号に一致すると判断された前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列に基づき、該通信パラメータに変更し、
前記受信側切替通知ステップにおいて、前記受信側相関ステップで前記並列信号が、前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれかに一致すると判断した場合には、前記並列信号に一致した前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列または前記確認データ系列に前記所定の送信前処理を施した結果に基づき、前記送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する。
本発明によれば、通信パラメータを変更する適応変調を行う場合に、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることが可能になる。
本発明の実施の形態に係る通信機の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る通信機が行う送受信の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態における切替データ系列の自己相関関数のピークの例を示す図である。 実施の形態における切替データ系列の自己相関関数のピークの異なる例を示す図である。 実施の形態に係る通信機が行う通信パラメータの変更の通知の概略を示す図である。 実施の形態に係る通信機が行う通信パラメータの変更の通知の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。 信号に対するフェージングの影響を示す図である。 自己相関関数のピークに対するフェージングの影響を示す図である。 シミュレーションに用いた伝送路の遅延プロファイルの概略図である。 実施の形態に係る通信機におけるBERと変調方式の関係を示す図である。 実施の形態に係る通信機におけるBERと移動速度の関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。以下の説明において、IFFT(Inverse Fast Fourier Transformation:逆高速フーリエ変換)は、IFFTとIDFT(Inverse Discrete Fourier Transformation:逆離散フーリエ変換)を含む概念とする。したがって本発明の実施の形態においては、IFFTの代わりに、IDFTを行うよう構成してもよい。同様にFFT(Fast Fourier Transformation:高速フーリエ変換)は、FFTとDFT(Discrete Fourier Transformation:離散フーリエ変換)を含む概念とする。またIDFTおよびDFTを行う場合は、以下の説明におけるFFTサイズとは、DFTサイズを意味する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信機の構成例を示すブロック図である。通信機1は、一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う。通信機1は、例えばOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の無線通信により他の機器と通信を行う。誤り訂正方式とは、符号化率、誤り訂正符号の種類、および拘束長などによって決定される。
通信機1は例えば基地局であり、他の機器である複数の端末局と相互に無線通信を行い、伝送路特性に応じて通信パラメータを変更した場合には、通信パラメータの変更を端末局に通知する。本実施の形態において伝送路とは無線伝送路を意味する。伝送路特性とは、例えば基地局と端末局との間の伝送路中において生じる信号の位相および振幅の歪みを表すものである。通信機1は、アンテナ10、変調部11、パイロット挿入部12、直並列変換部13、IFFT部14、変更部15、選択部16、送信部17、送受信切替部18、受信部19、FFT部20、相関部21、およびコントローラ30を備える。
コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)31、RAM(Random Access Memory)33、およびROM(Read-Only Memory)34を備える。複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ30から各部への信号線が省略されているが、コントローラ30は通信機1の各部にI/O(Input/Output)32を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
RAM33には、例えば送信フレームを生成するためのデータや後述する切替データ系列についての情報が記憶されている。ROM34は、コントローラ30が通信機1の動作を制御するための制御プログラムを格納する。コントローラ30は、制御プログラムに基づいて、通信機1を制御する。
変調部11は、通信パラメータに従って入力信号の一次変調を行い、変調信号を生成し、パイロット挿入部12に送る。パイロット挿入部12は、伝送路におけるフェージングの影響を取り除くためのパイロット信号を変調信号に挿入し、パイロット信号を挿入した変調信号を直並列変換部13に送る。直並列変換部13は、送られたデータを直並列変換して周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、直並列変換したデータをIFFT部14に送る。IFFT部14は、直並列変換されたデータのIFFTを行い、演算結果を送信部17に送る。送信部17は、IFFT部14の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部18およびアンテナ10を介して、他の機器に送信フレームを送る。上述の処理により、従来の通信機と同様に、変調部11に入力された入力信号を他の機器に送信することが可能となる。
変更部15は、伝送路特性に基づいて通信パラメータを変更し、変更後の通信パラメータを変調部11および選択部16に送る。伝送路特性の検出には従来技術を用い、例えば受信部19で受信した信号の受信電界強度に基づき、変更部15は伝送路特性を検出し、伝送路特性に基づいて通信パラメータを変更する。
選択部16は、変更部15が通信パラメータを変更した場合には、変更後の通信パラメータに基づいて、複数の切替データ系列の中から1つを選択し、直並列変換部13に送る。複数の切替データ系列は、それぞれの自己相関関数のピークが原点以外にも存在するデータ系列であって、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる。自己相関関数のピークとは、自己相関関数の相関値の内、所定の範囲を超える相関値を意味する。
選択部16は、例えば、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする切替データ系列を用いてもよい。所定の係数の内、少なくとも2つの係数の絶対値は0より大きい。自己相関特性を有するデータ系列とは、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高いデータ系列である。自己相関特性を有するデータ系列を用いる場合、データの任意のシフトを行ったデータ系列は、データのシフトを行っていないデータ系列と比べて、少なくとも1の要素の値が異なる。自己相関特性を有するデータ系列として、例えばCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列やPN(Pseudorandom Noise:擬似ランダム雑音)系列を用いることができる。
直並列変換部13は、選択部16から受け取った切替データ系列についても、上述のように直並列変換を行い、IFFT部14は、直並列変換された切替データ系列のIFFTを行い、演算結果を送信部17に送る。送信部17は、該切替データ系列のIFFT部14の演算結果を合成してデータシンボルを生成し、該データシンボルに基づき、必要に応じて振幅が0のデータシンボルであるヌルシンボルを挿入して送信フレームを生成する。送信部17は、該送信フレームを送受信切替部18およびアンテナ10を介して、他の機器に送信する。
直並列変換部13、IFFT部14および送信部17は協働して、選択部16で選択された切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成して送信する切替通知手段としての動作も行う。CAZAC系列またはPN系列に所定の係数を乗算したデータを要素とする切替データ系列を用いることで、該送信フレームのPAPR(Peak-to-Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)を低減することが可能となる。そのため、送信部17は、切替データ系列の送信について、広範囲において線形性を有する電力増幅器を用いなくても、信号の歪みなく送信することが可能となる。
受信部19は、アンテナ10および送受信切替部18を介して、他の機器から送信フレームを受信する。受信部19は、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行い、直並列変換したデータシンボルをFFT部20に送る。FFT部20は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って再送切替データ系列を生成し、相関部21に送る。受信部19およびFFT部20は協働して、送信フレームを受信し、所定の受信後処理をして再送切替データ系列を生成する受信手段として動作する。
相関部21は、再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、通信パラメータの変更が他の機器に正しく通知されたか否かを判断する。相関部21の処理の詳細については後述する。コントローラ30は切替制御手段としての動作も行い、相関部21が通信パラメータの変更が他の機器に正しく通知されたと判断した場合には、通信機1は変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する。また相関部21が通信パラメータの変更が他の機器に正しく通知されていないと判断した場合には、送信部17は電力増幅器における増幅の程度を前回、すなわち直前に上記切替データ系列に基づく送信フレームを送信したとき、よりも大きくして送信電力を上げ、上記切替データ系列に基づく送信フレームを他の機器に再送する。
図2は、実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。通信機4は例えば端末局であり、基地局と相互に無線通信を行い、基地局が伝送路特性に応じて通信パラメータを変更した場合には、通信パラメータの変更の通知を受信する。通信機4は、通信機1と同じ通信方式を用いて無線通信を行う。通信機4は、アンテナ40、送受信切替部41、受信部42、FFT部43、相関部44、等化器45、並直列変換部46、復調部47、直並列変換部48、IFFT部49、送信部50、変更部51、およびコントローラ30を備える。コントローラ30は、通信機1が備えるコントローラ30と同様の構成であり、通信機4の各部の処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
受信部42は、アンテナ40および送受信切替部41を介して、他の機器から送信フレームを受信する。受信部42は、通信機1が備える受信部19と同様に、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行い、直並列変換を行ったデータシンボルをFFT部43に送る。FFT部43は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って、並列信号を生成し、相関部44に送る。受信部42とFFT部43は協働して、他の機器から送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して並列信号を生成する受信手段としての動作を行う。
相関部44は、並列信号の自己相関関数のピーク、および自己相関関数のピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列に基づき、他の機器から通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断する。上記複数の切替データ系列は、通信機1が備える選択部16で用いる複数の切替データ系列と同じであり、通信機4は、予め切替データ系列についての情報を保持しているものとする。
送信側で入力信号を変調し、所定の処理を施して生成した送信フレームを受信し、該送信フレームから生成した並列信号の自己相関分析を行った場合、上述の切替データ系列のように原点以外にも自己相関関数のピークが生じる確率は極めて低い。そのため、相関部44は、並列信号の自己相関関数のピークの位置および符号に基づき、並列信号が切替データ系列のいずれかに一致するか否かを検出し、他の機器から通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断することが可能となる。相関部44は、他の機器からパラメータの変更が通知されていないと判断した場合には、並列信号を等化器45に送る。相関部44の処理の詳細については後述する。
等化器45は、並列信号からパイロット信号を抽出し、パイロット信号に基づき、並列信号の内、パイロット信号を除いた並列信号からフェージングの影響を取り除く等化処理を行う。等化器45は、従来技術を用い、例えばゼロフォーシングや最小二乗法を用いて等化処理を行う。等化器45は等化処理を施したパイロット信号を除いた並列信号を並直列変換部46に送る。並直列変換部46は送られた信号を並直列変換し、並直列変換した信号を復調部47に送る。復調部47は、通信パラメータに従って、送られた信号を復調する。上述の処理により、従来の通信機と同様に、他の機器から送られた送信フレームから信号を復調することが可能となる。
相関部44が他の機器から通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合には、直並列変換部48は、相関部44からの通知に基づく所定の切替データ系列の直並列変換を行い、直並列変換した切替データ系列をIFFT部49に送る。IFFT部49は、直並列変換された切替データ系列のIFFTを行い、演算結果を送信部50に送る。送信部50は、IFFT部49の演算結果を合成してデータシンボルを生成し、該データシンボルに基づき、必要に応じてヌルシンボルを挿入して送信フレームを生成する。送信部50は、該送信フレームを送受信切替部41およびアンテナ40を介して、他の機器に送る。直並列変換部48、IFFT部49および送信部50は協働して、受信側切替通知手段としての動作を行う。変更部51は、相関部44からの通知に基づき、通信パラメータを変更し、変更後の通信パラメータを復調部47に送る。
図3は、実施の形態に係る通信機が行う送受信の動作の例を示すフローチャートである。従来の通信機間の送受信と同様に、基地局である通信機1がデータを送信し、端末局である通信機4がデータを受信する場合の動作について以下に説明する。
変調部11は、通信パラメータに従って入力信号の一次変調を行い、変調信号を生成する(ステップS110)。パイロット挿入部12は、パイロット信号を変調信号に挿入する(ステップS120)。直並列変換部13は、送られたデータを直並列変換する(ステップS130)。IFFT部14は、直並列変換されたデータのIFFTを行う(ステップS140)。送信部17は、IFFT部14の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部18およびアンテナ10を介して、他の機器に送信フレームを送信する(ステップS150)。
通信機4が備える受信部42は、アンテナ40および送受信切替部41を介して、通信機1から送られた送信フレームを受信する。受信部42は、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行い、FFT部43は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って、並列信号を生成する。そして相関部44は、並列信号の自己相関分析を行う(ステップS210)。
相関部44は、並列信号の自己相関分析を行うことで、並列信号が切替データ系列のいずれかに一致するか否かを判断する。通信機1からパラメータの変更が通知されていないため、相関部44は、並列信号が切替データ系列のいずれにも一致しないと判断し(ステップS220:N)、並列信号を等化器45に送る。
等化器45は、並列信号からパイロット信号を抽出し、パイロット信号に基づき、並列信号の内、パイロット信号を除いた並列信号からフェージングの影響を取り除く等化処理を行う(ステップS260)。並直列変換部46は等化処理を施したパイロット信号を除いた並列信号を並直列変換し、復調部47は、通信パラメータに従って復調する(ステップS270)。以上の処理により、通信機1と通信機4の間で通常のデータの送受信を行うことができる。なお受信側のステップS230〜S250の処理については、通信パラメータの変更が行われた際の処理であるので、後述する。
通信機1は、伝送路特性に基づいて、通信パラメータに含まれる変調方式として、例えばBPSK(Binary Phase-Shift Keying:二位相偏移変調 )、QPSK(Quadrature Phase-Shift Keying:四位相偏移変調) 、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直角位相振幅変調)、64QAMの内、いずれかを用いるものとする。例えばFFTサイズを2048とすると、選択部16は、下記(1)式で表すように5つの切替データ系列を用意する。cは要素数がmのCAZAC系列を表し、0は、要素数がnであって各要素の値が0であるデータを表す。mおよびnは任意の自然数である。α、α、α、αは任意の正の実数である。
Figure 2014064104
切替データ系列sを通信パラメータの変更の通知が正しく行われたか否かの確認に用いる切替データ系列(以下、確認データ系列という)とし、切替データ系列sをBPSK、切替データ系列sをQPSK、切替データ系列sを16QAM、切替データ系列sを64QAMにそれぞれ対応させた切替データ系列とする。なお通信機4は、通信パラメータである変調方式に対応する切替データ系列s、s、s、sおよび確認データ系列s0についての情報を保持する。以下、単に切替データ系列という場合には、通信パラメータに対応する切替データ系列および確認データ系列を含むものとする。
例えば、確認データ系列sのα=α=α=α=1とし、切替データ系列s、s、s、sのα=α=α=2とすると、確認データ系列sのPAPRは6.0dB、切替データ系列sのPAPRは3.0dB、切替データ系列sのPAPRは5.6dB、切替データ系列sのPAPRは5.7dB、切替データ系列sのPAPRは5.2dBである。
図4は、実施の形態における切替データ系列の自己相関関数のピークの例を示す図である。横軸が周波数、縦軸が相関値を表す電力である。図4(a)が確認データ系列s、図4(b)が切替データ系列s、図4(c)が切替データ系列s、図4(d)が切替データ系列s、図4(e)が切替データ系列s、のそれぞれの自己相関分析の結果である。確認データ系列s、および切替データ系列s、s、s、sの自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる。例えば確認データ系列sの場合は、サブキャリア間隔をfとすると、原点以外に、周波数が512f、1024f、1536fの場合に正のピークが生じる。後述するように、自己相関関数のピークの位置および符号はフェージングの影響を受けにくいため、相関部44は、並列信号の自己相関分析を行うことで、並列信号が確認データ系列および通信パラメータに対応する切替データ系列のいずれかに一致するか否かを判断することが可能となる。
上述のように切替データ系列s、s、s、sの様に0512を設けることでピークの位置のパターンを増やし、またそれぞれにおいて、0512の位置を変えることで、切替データ系列s、s、s、sのそれぞれをより正確に区別することが可能となる。なお選択部16が用いる切替データ系列は上述の例に限られず、原点以外にも自己相関関数のピークが存在し、互いに区別できればよい。
フェージングの影響をより低減するため、選択部16は、下記(2)式で表されるように、ガードサブキャリアを設けた切替データ系列を用いてもよい。
Figure 2014064104
例えば、確認データ系列s’のα=α=α=α=1とし、切替データ系列s’、s’、s’、s’のα=α=α=2とすると、確認データ系列s’のPAPRは6.2dB、切替データ系列s’のPAPRは3.7dB、切替データ系列s’のPAPRは5.5dB、切替データ系列s’のPAPRは5.4dB、切替データ系列s’のPAPRは4.9dBである。
図5は、実施の形態における切替データ系列の自己相関関数のピークの異なる例を示す図である。横軸が周波数、縦軸が相関値を表す電力である。図5(a)が確認データ系列s’、図5(b)が切替データ系列s’、図5(c)が切替データ系列s’、図5(d)が切替データ系列s’、図5(e)が切替データ系列s’、のそれぞれの自己相関分析の結果である。切替データ系列s’、s’、s’、s’、s’についても同様に、相関部44は、並列信号の自己相関分析を行うことで、並列信号が切替データ系列のいずれかに一致するか否かを判断することが可能となる。
図6は、実施の形態に係る通信機が行う通信パラメータの変更の通知の概略を示す図である。基地局である通信機1が伝送路特性に基づき通信パラメータを変更し、通信パラメータの変更を端末局である通信機4に通知する動作の概略について説明する。図6中の送信側が通信機1であり、受信側が通信機4である。
通信機1は、通信パラメータを変更した場合には、図6中の(1)に示すように、変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に基づく送信フレームを通信機4に送信する。例えば現在の通信パラメータに含まれる変調方式がBPSKであり、通信パラメータに含まれる変調方式をBPSKからQPSKに変更したとする。上記(1)式の確認データ系列sおよび切替データ系列s、s、s、sを用いる場合には、通信機1は、QPSKに対応する切替データ系列sに基づく送信フレームを通信機4に送信する。
通信機4は、通信機1から受け取った送信フレームから生成した並列信号が通信パラメータに対応する切替データ系列および確認データ系列のいずれかに一致した場合には、図6中の(2)に示すように、並列信号に一致した、通信パラメータに対応する切替データ系列または確認データ系列に基づく送信フレームを通信機1に送信する。上述の例においては、QPSKに対応する切替データ系列sに基づく送信フレームが通信機1から送信されているため、通信機4は、QPSKに対応する切替データ系列sに基づく送信フレームを通信機1に送信する。
通信機1は、通信機4から受け取った送信フレームから生成した再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致するか否かを判断する。再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致しない場合には、送信部17が備える電力増幅器における増幅の程度を前回、図6中の(1)の処理を行ったときよりも大きくし、送信電力を上げて、図6中の(1)の処理を再度行う。再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致する場合には、図6中の(3)に示すように、通信機1は確認データ系列に基づく送信フレームを通信機4に送信する。上述の例においては、切替データ系列sに基づく送信フレームが通信機4から送信されているため、通信機1は、確認データ系列sに基づく送信フレームを通信機4に送信する。
通信機4は、通信機1から受け取った送信フレームから生成した並列信号が通信パラメータに対応する切替データ系列および確認データ系列のいずれかに一致した場合には、図6中の(4)に示すように、並列信号に一致した、通信パラメータに対応する切替データ系列または確認データ系列に基づく送信フレームを通信機1に送信する。通信機4は、並列信号が確認データ系列に一致する場合には、通信パラメータを図6中の(2)で通信機1に送った切替データ系列に対応する通信パラメータに変更する。上述の例においては、確認データ系列sに基づく送信フレームが通信機1から送信されているため、通信機4は、通信パラメータに含まれる変調方式をQPSKに変更し、確認データ系列sに基づく送信フレームを通信機1に送信する。
通信機1は、通信機4から受け取った送信フレームから生成した再送切替データ系列が確認データ系列に一致するか否かを判断する。再送切替データ系列が確認データ系列に一致しない場合には、送信部17が備える電力増幅器における増幅の程度を前回、図6中の(1)の処理を行ったときよりも大きくし、送信電力を上げて、図6中の(1)の処理を再度行う。再送切替データ系列が確認データ系列に一致する場合には、変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する。
図7は、実施の形態に係る通信機が行う通信パラメータの変更の通知の動作の例を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおける受信側の処理は、図3と同様である。基地局である通信機1が伝送路特性に基づき通信パラメータを変更し、通信パラメータの変更を端末局である通信機4に通知する動作の詳細について以下に説明する。
変更部15は、伝送路特性に基づいて通信パラメータを変更する(ステップS310)。選択部16は、変更後の通信パラメータに基づいて、複数の切替データ系列の中から1つを選択し、直並列変換部13は該切替データ系列の直並列変換をする。IFFT部14は直並列変換された該切替データ系列のIFFTを行い、送信部17は、IFFT部14の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部18およびアンテナ10を介して、他の機器に送信フレームを送信する(ステップS320)。
通信機4が備える受信部42は、アンテナ40および送受信切替部41を介して、通信機1から送られた送信フレームを受信する。受信部42は、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行い、FFT部43は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って、並列信号を生成する。そして相関部44は、並列信号の自己相関分析を行う(ステップS210)。
相関部44が、並列信号が切替データ系列のいずれにも一致しないと判断した場合(ステップS220:N)の処理については、図3を用いて説明した上述の処理と同様である。相関部44は、並列信号が通信パラメータに対応する切替データ系列に一致すると判断した場合には(ステップS220:Y、S230:N)、並列信号が通信パラメータに対応する切替データ系列に一致した旨を直並列変換部48に送る。直並列変換部48は、並列信号に一致した通信パラメータに対応する切替データ系列を直並列変換する。そしてIFFT部49は、直並列変換された該切替データ系列のIFFTを行い、送信部50は、IFFT部49の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部41およびアンテナ40を介して、通信機1に該送信フレームを送信する(ステップS250)。
通信機1が備える受信部19は、アンテナ10および送受信切替部18を介して、通信機4から送信フレームを受信する。受信部19は、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行う。FFT部20は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って再送切替データ系列を生成し、相関部21は、再送切替データ系列の自己相関分析を行う(ステップS330)。
相関部21は、再送切替データ系列の自己相関分析を行うことで、再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致するか否かを判断する。相関部21は、再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致しないと判断した場合には(ステップS340:N)、判断結果を送信部17に通知する。送信部17は、電力増幅器における増幅の程度を前回よりも大きくし、送信電力を上げて(ステップS390)、ステップS320に戻り、変更後の通信パラメータに基づく送信フレームを再送し、上述の処理を繰り返す。
相関部21が、再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致すると判断した場合には(ステップS340:Y)、相関部21は判断結果を選択部16に通知する。選択部16は、相関部21からの通知に基づき、確認データ系列を選択し、直並列変換部13は確認データ系列の直並列変換をする。IFFT部14は直並列変換された確認データ系列のIFFTを行い、送信部17は、IFFT部14の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部18およびアンテナ10を介して、通信機4に送信フレームを送る(ステップS350)。
通信機4は、上述のようにステップS210の処理を行う。相関部44は、並列信号が確認データ系列に一致すると判断した場合には(ステップS220:Y、S230:Y)、判断結果を直並列変換部48および変更部51に送る。変更部51は、通信パラメータを、相関部44において直近で並列信号に一致すると判断された通信パラメータに対応する切替データ系列に基づき、該通信パラメータに変更する(ステップS240)。直並列変換部48は、相関部44からの通知に基づき、確認データ系列の直並列変換をする。IFFT部49は、直並列変換された確認データ系列のIFFTを行い、送信部50は、IFFT部49の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部41およびアンテナ40を介して、通信機1に送信フレームを送る(ステップS250)。
ステップS330と同様に、通信機1が備える受信部19は、アンテナ10および送受信切替部18を介して、他の機器から送信フレームを受信する。受信部19は、シンボル同期を行って、各データシンボルを抽出し、直並列変換を行う。FFT部20は、直並列変換されたデータシンボルのFFTを行って再送切替データ系列を生成し、相関部21は、再送切替データ系列の自己相関分析を行う(ステップS360)。
相関部21が、再送切替データ系列が確認データ系列に一致しないと判断した場合には(ステップS370:N)、送信部17が備える電力増幅器における増幅の程度を前回よりも大きくし、送信電力を上げて(ステップS390)、ステップS320に戻り、変更後の通信パラメータに基づく送信フレームを再送し、上述の処理を繰り返す。
相関部21が、再送切替データ系列が確認データ系列に一致すると判断した場合には(ステップS370:Y)、通信機1は、変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する(ステップS380)。その後、通信機1は変更後の通信パラメータを用いて、図3に示す送信処理を行い、通信機4は変更後の通信パラメータを用いて、図3に示す受信処理を行う。
通信パラメータ変更の通知方法は上述のフローに限られない。例えば、通信機1においてステップS320、S350で送信フレームを送信した後、所定の時間が経過しても通信機4から信号を受信しない場合には、タイムアウトとしてステップS390に進むよう構成してもよい。
また例えば通信パラメータに対応する切替データ系列のみを用いて、通信パラメータの変更の通知を行ってもよい。その場合に、ステップS220で並列信号が切替データ系列に一致したと判断した場合には、ステップS240に進む。ステップS240で通信パラメータを該切替データ系列に対応する通信パラメータに変更し、ステップS260において該切替データ系列に基づく送信フレームを送信する。そして、ステップS330で再送切替データ系列が変更後の通信パラメータに対応する切替データ系列に一致する場合には、通信機1は、ステップS380に進み、変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する。
また通信機1から通信パラメータの変更を通知していないが、通信機4が誤って並列信号が通信パラメータに対応する切替データ系列に一致すると判断し、該切替データ系列に基づく送信フレームを送信した場合には、通信機1は上述のフローのステップS330から処理を開始してもよい。その場合、変更後の通信パラメータは存在しないため、ステップS330においては、再送切替データ系列が現在の通信パラメータに一致するか否かを判断する。そして、上述のようにステップS330以降の処理を行う。
送信側で入力信号を変調し、所定の処理を施して生成した送信フレームを受信し、該送信フレームから生成した並列信号の自己相関分析を行った場合、上述の切替データ系列のように原点以外にも自己相関関数のピークが生じる確率は極めて低いため、原点以外にもピークが存在する切替データ系列を用いることで、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることが可能となる。切替データ系列は自己相関特性を有し、伝送路におけるフェージングの影響を受けにくいため、送信側でパイロット信号を挿入し、受信側でパイロット信号に基づく等化処理をする必要がなく、処理時間を短くすることが可能である。
上述のように、送信側で、通信パラメータの変更の通知が正しく行われたことが確認できない場合には、前回よりも送信電力を上げて再度通信パラメータの変更の通知を行うため、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることが可能となる。また確認データ系列を用いて、通信パラメータの変更が正しく通知されたか否かを判断することで、通信パラメータの変更の通知の精度をさらに向上させることが可能となる。
図8は、実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。図1に示す通信機1に従来の通信機が備える受信機能をもたせたものである。なおコントローラ30については記載を省略した。変更部15は、通信パラメータを変更した場合には、変調部11に加えて復調部47に変更後の通信パラメータを送る。相関部21は、再送切替データ系列が切替データ系列のいずれにも一致しない場合には、再送切替データ系列を等化器45に送る。等化器45、並直列変換部46、および復調部47の動作は、図2に示す通信機4と同様である。
図9は、実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。図2に示す通信機4に従来の通信機が備える送信機能をもたせたものである。変調部11およびパイロット挿入部12の動作は、図1に示す通信機1と同様である。直並列変換部48は、パイロット信号を挿入された変調信号を直並列変換し、直並列変換したデータをIFFT部49に送る。IFFT部49は、直並列変換されたデータのIFFTを行い、演算結果を送信部50に送る。送信部50は、IFFT部49の演算結果を合成して生成したデータシンボルに基づき、送信フレームを生成し、送受信切替部41およびアンテナ40を介して、他の機器に送信フレームを送る。変更部51は、復調部47に加えて変調部11にも変更後の通信パラメータを送る。
以上説明したとおり、本発明の実施の形態に係る通信機1、4によれば、自己相関値のピークが原点以外にも存在する切替データ系列を用いることで、通信パラメータを変化させる適応変調を行う場合に、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることが可能になる。
(具体例)
次に、シミュレーションにより本実施の形態に係る発明の効果を説明する。上記(1)式の確認データ系列sのα=α=α=α=1とし、確認データ系列sが受けるフェージングの影響についてシミュレーションを行った。図10は、信号に対するフェージングの影響を示す図である。図10(a)は、送信前の確認データ系列sを複素平面上に表した図であり、図10(b)は、伝送路を介して受信側で復元した等化処理を行っていない確認データ系列sを複素平面上に表した図である。フェージングの影響を受けて、確認データ系列sの各要素の振幅および位相が変化していることがわかる。
図11は、自己相関関数のピークに対するフェージングの影響を示す図である。横軸が周波数(単位:サブキャリア間隔f)、縦軸が相関値を表す電力である。図11(a)は、送信前の確認データ系列sの自己相関分析の結果であり、図11(b)は、伝送路を介して受信側で復元した等化処理を行っていない確認データ系列sの自己相関分析の結果である。自己相関分析の結果については、フェージングの影響が少なく、自己相関関数のピークの位置および符号は、送信前と同じであることがわかる。通信パラメータに対応する切替データ系列の場合も、確認データ系列と同様に、自己相関関数のピークの位置および符号は、送信前と同じである。上述のような確認データ系列および通信パラメータに対応する切替データ系列を用いることで、通信パラメータの変更の通知の精度を向上させることが可能となることがわかる。
図10および図11に示すシミュレーションにおいては、マルチパスの数を6とし、受信側のアンテナに到来する素波の数を32とした。また素波により構成される遅延波の遅延時間とアンテナでの所定の数の波長を含む所定の区間での受信電力の平均である平均電力との関係を示す遅延プロファイルとして表1に示す値を用いた。図12は、シミュレーションに用いた伝送路の遅延プロファイルの概略図である。
Figure 2014064104
ドップラーシフトに関しては、基準となるサブキャリアの周波数を5.6GHzとし、送信側の通信機の移動速度を可変とした。シミュレーションで用いたOFDM通信方式においては、インターリーブを用いず、誤り訂正を行わなかった。またパイロット信号として要素の値が全て1の信号を用い、受信側ではゼロフォーシングを用いて等化を行った。
シミュレーションしたBER(Bit Error Rate:符号誤り率)の変化について説明する。図13は、実施の形態に係る通信機におけるBERと変調方式の関係を示す図である。移動速度を60km/hとし、変調方式を変えてBERのシミュレーションを行った。伝送率がより高い変調方式を用いると、BERが劣化することがわかる。図14は、実施の形態に係る通信機におけるBERと移動速度の関係を示す図である。変調方式をQPSKとし、移動速度を変えてBERのシミュレーションを行った。移動速度が速くなるにつれて、BERが劣化することがわかる。例えば、図14に示すように移動速度の変化によって伝送路特性は変化する。そのような場合に、本実施の形態に係る通信機1のように通信パラメータを変えることで、伝送路特性に応じた好適な無線通信を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態は上述の実施の形態に限られない。IFFT部14、49は、IFFTの代わりにIDFTを行うよう構成してもよいし、FFT部20、43は、FFTの代わりにDFTを行うよう構成してもよい。
1、4 通信機
10、40 アンテナ
11 変調部
12 パイロット挿入部
13、48 直並列変換部
14、49 IFFT部
15、51 変更部
16 選択部
17、50 送信部
18、41 送受信切替部
19、42 受信部
20、43 FFT部
21、44 相関部
30 コントローラ
31 CPU
32 I/O
33 RAM
34 ROM
45 等化器
46 並直列変換部
47 復調部

Claims (16)

  1. 一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機であって、
    伝送路特性に基づいて前記通信パラメータを変更する変更手段と、
    変更後の前記通信パラメータに基づいて、自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列の中から1つを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する切替通知手段と、
    前記送信フレームを送信した後に、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する切替制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信機。
  2. 前記選択手段は、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いることを特徴とする請求項1に記載の通信機。
  3. 前記切替通知手段で前記送信フレームを前記他の機器に送信した後に、前記他の機器から送られた送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して再送切替データ系列を生成する受信手段と、
    前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断する送信側相関手段とをさらに備え、
    前記切替制御手段は、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたと判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されなかったと判断した場合には、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知手段で送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記切替通知手段の処理を再度行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信機。
  4. 前記送信側相関手段は、前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
    前記選択手段は、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記確認データ系列を選択し、
    前記切替制御手段は、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記選択手段で選択した前記確認データ系列について前記切替通知手段の処理を行って、前記受信手段および前記送信側相関手段の処理を繰り返し行い、前記送信側相関手段で前記再送切替データ系列が、変更後の前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれもに一致しないと判断した場合には、前記送信側相関手段で前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知手段で送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記選択手段で前記変更後の通信パラメータに基づいて選択された前記切替データ系列について前記切替通知手段の処理を再度行って、前記受信手段および前記送信側相関手段の処理を繰り返し行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信機。
  5. 一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機であって、
    前記他の機器から送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して並列信号を生成する受信手段と、
    前記並列信号の自己相関関数のピーク、および自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列に基づき、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断する受信側相関手段と、
    前記受信側相関手段で前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合には、前記通信パラメータを前記他の機器から通知された変更後の前記通信パラメータに変更する受信側変更手段と、
    を備えることを特徴とする通信機。
  6. 前記受信側相関手段は、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いることを特徴とする請求項5に記載の通信機。
  7. 前記受信側相関手段で、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合に、前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する受信側切替通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項5または6に記載の通信機。
  8. 前記受信側相関手段は、前記並列信号の自己相関関数のピークに基づき、前記並列信号と前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記他の機器から前記通信パラメータの変更が正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
    前記受信側変更手段は、前記受信側相関手段で前記並列信号と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記通信パラメータを前記受信側相関手段において直近で前記並列信号に一致すると判断された前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列に基づき、該通信パラメータに変更し、
    前記受信側切替通知手段は、前記受信側相関手段で前記並列信号が、前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれかに一致すると判断した場合には、前記並列信号に一致した前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列または前記確認データ系列に前記所定の送信前処理を施した結果に基づき、前記送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信機。
  9. 一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機が行う通信方法であって、
    伝送路特性に基づいて前記通信パラメータを変更する変更ステップと、
    変更後の前記通信パラメータに基づいて、自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列の中から1つを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する切替通知ステップと、
    前記送信フレームを送信した後に、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始する切替制御ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  10. 前記選択ステップにおいて、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いることを特徴とする請求項9に記載の通信方法。
  11. 前記切替通知ステップで前記送信フレームを前記他の機器に送信した後に、前記他の機器から送られた送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して再送切替データ系列を生成する受信ステップと、
    前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断する送信側相関ステップとをさらに備え、
    前記切替制御ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたと判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されなかったと判断した場合には、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知ステップで送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記切替通知ステップの処理を再度行う、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の通信方法。
  12. 前記送信側相関ステップにおいて、前記再送切替データ系列の自己相関関数のピークに基づき、前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
    前記選択ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記確認データ系列を選択し、
    前記切替制御ステップにおいて、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記変更後の通信パラメータを用いた無線通信を開始し、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列と前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列とが一致すると判断した場合には、前記選択ステップで選択した前記確認データ系列について前記切替通知ステップの処理を行って、前記受信ステップおよび前記送信側相関ステップの処理を繰り返し行い、前記送信側相関ステップで前記再送切替データ系列が、変更後の前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれもに一致しないと判断した場合には、前記送信側相関ステップで前記通信パラメータの変更が前記他の機器に正しく通知されたか否かを判断した直前の、前記切替通知ステップで送信した前記送信フレームの送信電力より大きい送信電力で、前記選択ステップで前記変更後の通信パラメータに基づいて選択された前記切替データ系列について前記切替通知ステップの処理を再度行って、前記受信ステップおよび前記送信側相関ステップの処理を繰り返し行う、
    ことを特徴とする請求項11に記載の通信方法。
  13. 一次変調の変調方式および誤り訂正方式の少なくとも一方を含む通信パラメータが可変である通信方式を用いて他の機器と無線通信を行う通信機が行う通信方法であって、
    前記他の機器から送信フレームを受信し、所定の受信後処理を施して並列信号を生成する受信ステップと、
    前記並列信号の自己相関関数のピーク、および自己相関関数の相関値が所定の範囲を超えるピークが原点以外にも存在し、原点以外の自己相関関数のピークの位置および符号の少なくともいずれか一方が互いに異なる複数の切替データ系列に基づき、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたか否かを判断する受信側相関ステップと、
    前記受信側相関ステップで前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合には、前記通信パラメータを前記他の機器から通知された変更後の前記通信パラメータに変更する受信側変更ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  14. 前記受信側相関ステップにおいて、データのシフトを行っていない同じデータ系列との間の自己相関値が、データの任意のシフトを行ったデータ系列との間の自己相関値に比べて高い、自己相関特性を有する複数の任意のデータ系列にそれぞれ所定の係数を乗算したデータを要素とする前記切替データ系列を用いることを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
  15. 前記受信側相関ステップで、前記他の機器から前記通信パラメータの変更が通知されたと判断した場合に、前記変更後の通信パラメータに対応する前記切替データ系列に所定の送信前処理を施した結果に基づき、送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する受信側切替通知ステップをさらに備えることを特徴とする請求項13または14に記載の通信方法。
  16. 前記受信側相関ステップにおいて、前記並列信号の自己相関関数のピークに基づき、前記並列信号と前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記他の機器から前記通信パラメータの変更が正しく通知されたか否かの判断に用いる前記切替データ系列である確認データ系列のいずれかとが一致するか否かを判断し、
    前記受信側変更ステップにおいて、前記受信側相関ステップで前記並列信号と前記確認データ系列とが一致すると判断した場合には、前記通信パラメータを前記受信側相関ステップにおいて直近で前記並列信号に一致すると判断された前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列に基づき、該通信パラメータに変更し、
    前記受信側切替通知ステップにおいて、前記受信側相関ステップで前記並列信号が、前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列および前記確認データ系列のいずれかに一致すると判断した場合には、前記並列信号に一致した前記通信パラメータに対応する前記切替データ系列または前記確認データ系列に前記所定の送信前処理を施した結果に基づき、前記送信フレームを生成し、該送信フレームを前記他の機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の通信方法。
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