JP2014063816A - 半導体積層体接合用基板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフトオフ法において半導体積層体と良好な接合が可能な、AlN焼結基板を含む半導体積層体接合用基板を提供する。
【解決手段】本発明の半導体積層体接合用基板10は、AlN焼結基板12と、AlN焼結基板12上の金属膜14と、を有し、金属膜14の表面粗さRaが50nm以下であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体積層体接合用基板およびその製造方法、ならびに、この半導体積層体接合用基板を支持基板として用いた半導体素子およびその製造方法に関する。
半導体素子には、電界効果トランジスタ(FET)、発光ダイオード(LED)などの各種デバイスがある。これらの半導体素子の作製方法として、近年リフトオフ法が研究されている。リフトオフ法は、サファイア基板などの成長用基板上に、活性層または発光層を含む半導体積層体を形成し、この半導体積層体上に支持基板を形成または接合した後、成長用基板を剥離(リフトオフ)することにより、半導体積層体が支持基板に接合(成長用基板から支持基板に転写)された半導体積層体接合ウエハ、および、接合後に個々に分離した半導体素子を作製するものである。
これまで特に、III族元素としてAl,Ga,In等を用い、V族元素としてNを用いたIII族窒化物半導体により素子部分を形成したIII族窒化物半導体素子の製造において、リフトオフ法が研究されてきた。これは以下の理由による。III族窒化物半導体は、高融点で窒素の解離圧が高くバルク単結晶成長が困難であり、大口径で安価な導電性単結晶基板が無いという理由から、サファイア基板などの異種基板上に成長させるのが一般的である。しかし、サファイア基板は絶縁性であって電流が流れない。
特許文献1には、支持基板を導電性シリコン基板や金属基板として、リフトオフ法により縦型構造のIII族窒化物半導体素子を作製する方法が記載されている。
国際公開第2011/055462号
一方、本発明者らは、支持基板としてAlN焼結基板を用いて、リフトオフ法により半導体素子を作製することを検討した。すなわち、成長用基板上に半導体積層体を形成し、半導体積層体の上にAlN焼結基板を接合し、その後成長用基板を剥離して、AlN焼結基板上に半導体積層体を転写する試みを行なった。これは、サファイア基板などの成長用基板が一般的に放熱性に劣るため、より放熱性の高いAlN焼結基板を放熱性基台として用い、これに半導体積層体を移し替えることにより、放熱性の高い半導体素子を得ることを意図するものである。さらには、活性層の位置が放熱性基台と近くなること(ジャンクションダウン)をも意図するものである。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、この場合AlN焼結基板が半導体積層体に接合できないことや、接合できたとしても一部分に剥離が生じることがあり、AlN焼結基板の良好な接合ができないことが判明した。この接合は、2インチ以上の基板サイズ同士での接合であり、サブマウントへの素子の接合と異なり、基板の広い面内のどの部分においてもムラ無く接合できる必要があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、リフトオフ法において半導体積層体と良好な接合が可能な、AlN焼結基板を含む半導体積層体接合用基板およびその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、この半導体積層体接合用基板を支持基板として用いた半導体素子およびその製造方法を提供することも目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
本発明の半導体積層体接合用基板は、AlN焼結基板と、該AlN焼結基板上の金属膜と、を有し、該金属膜の表面粗さRaが50nm以下であることを特徴とする。
この発明において、前記金属膜は、融点が430℃以下の金属からなることが好ましく、特に、SnまたはZnからなることが好ましい。
本発明の半導体積層体接合用基板の製造方法は、AlN焼結基板上に金属材料を配置し、該金属材料を加熱および加圧することにより、前記AlN焼結基板上に、表面粗さRaが50nm以下の金属膜を形成することを特徴とする。
この発明において、前記金属膜は、融点が430℃以下の金属からなることが好ましく、特にSnまたはZnからなることが好ましい。
本発明の半導体素子の製造方法は、成長用基板上に、第2導電型半導体層、活性層、および第1導電型半導体層を順次形成する工程と、前記第1導電型半導体層上に第1電極層を形成する工程と、該第1電極層上に、上記の半導体積層体接合用基板を接合する工程と、前記成長用基板を除去する工程と、前記第2導電型半導体層上に第2電極層を形成する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の半導体素子は、上記の半導体積層体接合用基板と、該半導体積層体接合用基板上の第1電極層と、該第1電極層上に順次位置する第1導電型半導体層、活性層、および第2導電型半導体層と、該第2導電型半導体層上の第2電極層と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、リフトオフ法において半導体積層体と良好な接合が可能な、AlN焼結基板を含む半導体積層体接合用基板およびその製造方法を提供することができる。また、本発明によれば、この半導体積層体接合用基板を支持基板として用いた半導体素子およびその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態による半導体積層体接合用基板10の模式断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の一実施形態による半導体積層体接合用基板10の製造方法を説明する模式断面図である。 (A)〜(E)は、本発明の一実施形態による半導体素子50の製造方法を説明する模式断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(半導体積層体接合用基板)
図1を参照して、本発明の一実施形態による半導体積層体接合用基板10を説明する。半導体積層体接合用基板10は、図1に示すように、AlN焼結基板12と、AlN焼結基板12上の金属膜14と、を有し、金属膜14の表面粗さRaが50nm以下であることを特徴とする。
AlN焼結基板12は、AlN粉末を焼結剤とともにプレス成形し、熱処理することにより得られる厚み100〜800μm程度の多結晶AlNのセラミックス基板である。AlN焼結基板は、絶縁性が高く、高熱伝導性を有する一方で、焼結体であることからその表面には多数のボイドが存在し、表面粗さRaは一般に100nm以上である。焼結基板は焼結材等の不純物を含むことが一般的であり、本発明におけるAlN焼結基板はAlNを主成分とする焼結基板を含む。
本発明者らが鋭意検討した結果、AlN焼結基板が半導体積層体と良好な接合が形成できないことは、AlN焼結基板の表面状態に起因するとの着想を得た。ボイドの大きさは様々であるが、触診式段差計で測定したプロファイルでは、大きいもので5μm程度の横幅を持つボイドも存在する。これらのボイドを埋め、AlN焼結基板12の全面を金属膜14で覆い、結果として金属膜14の表面を平坦とすることで接合に適した半導体積層体接合用基板10を得ることができる。そして、図1に示すように、AlN焼結基板12上に、表面14Aの表面粗さRaが50nm以下の金属膜14を設けた半導体積層体接合用基板10によれば、リフトオフ法において半導体積層体と良好な接合が可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、半導体積層体接合用基板の表面粗さRaが50nm超えの場合、リフトオフ法において半導体積層体接合用基板と半導体積層体との良好な接合ができなかった。
半導体積層体接合用基板と半導体積層体との良好な接合という観点から、金属膜14の表面粗さRaは50nm以下とする。信頼性の観点から、より好ましくは10nm以下である。また、金属膜14の表面粗さRaの下限は特に限定されないが、0.2nmとすることができる。
本明細書における「表面粗さRa」とは、ISO4288に規定される算術平均粗さを意味し、触針式表面粗さ測定により、基準長さ80μmで測定することにより得られる値である。
また、AlN焼結基板12と金属膜14との間に密着層があってもよい。密着層を入れることにより、AlN焼結基板12と金属膜14の間の密着性が高まり、金属膜の剥離の発生を抑えることができる。密着層の材料としてはTi/Au、Ti/Pt、Ti/Cuなどを用いることができる。また、金属膜14をめっき法によって成膜する場合は、密着層がシード層を兼ねることもできる。
(半導体積層体接合用基板の製造方法)
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態による半導体積層体接合用基板10の製造方法を説明する。本発明の半導体積層体接合用基板の製造方法は、AlN焼結基板12上に、表面粗さRaが50nm以下の金属膜14を形成することを特徴とする。
図2は、図1に示す半導体積層体接合用基板10の製造方法の一例を示す模式断面図である。この製造方法では、図2(A)に示すように、AlN焼結基板12上に金属材料18を配置する。例えば、金属材料18は、AlN焼結基板12上にめっき法、蒸着法などにより成膜することができる。また、金属材料18としての金属箔をAlN焼結基板12上に配置することもできる。
次に、図2(A)から(B)に示すように、金属材料18を加熱および加圧する。つまり、金属材料18をサファイア基板22とAlN焼結基板12で挟み込み、加熱状態で加圧する。例えば、圧力0.5〜2.5×10−3Pa程度の真空下において、ホットプレス装置内で基板を挟み込む冶具を金属材料が加圧時にボイドを埋めて平坦化するのに必要な軟性となる温度、好ましくは融点付近の温度(例えば温度250〜450℃程度)に加熱して、サファイア基板22を加圧力2〜10MPa程度で金属材料18に押しあて、加圧すればよい。サファイア基板22の表面粗さRaは、0.5〜5nm程度とすればよい。また、加圧するための基板は、サファイア基板に限定されず、高硬度で金属材料18と接着したり反応したりせず剥離が容易な材料で表面粗さの小さい基板あればよく、例えば石英でもよい。ホットプレス装置の挟み込むための冶具にサファイア基板22の機能を具備させることもできる。なお、金属材料18の酸化を抑制できれば真空である必要はなく不活性雰囲気下でのホットプレスでもよい。
このような工程により、図2(C)に示すように、金属膜14の表面粗さRaを50nm以下とした半導体積層体接合用基板10を得ることができる。なお、本実施形態において、金属材料18を形成する前に、AlN焼結基板12の表面を研磨して、ある程度表面粗さRaを低下させてもよいが、必須ではない。AlN焼結基板12上に金属材料18を配してホットプレスすることによって、当該研磨がなくとも金属膜14の表面粗さRaを50nm以下とすることができる。なお、蒸着法、スパッタ法またはメッキ法などにより金属膜を形成しただけでは、金属膜14は下地の基板表面の形状を追従するため、ホットプレスをする前の金属膜14の表面粗さはAlN焼結基板12の表面粗さとほぼ同じである。すなわち、金属膜14を形成しただけでは、ボイドは埋まらない。
なお、AlN焼結基板12の表面は、その製造方法に起因して、均一に荒れているのではなく、大きなボイドが点在する。研磨ではRaは低下しても大きなボイドを消すことは難しい。一方、当該ホットプレスによれば研磨よりも効率よくボイドを埋めて、基板間の接合に適した表面を有する半導体積層体接合用基板10を提供することができる。さらに、当該研磨にかかる工数と費用はホットプレスよりも大きいため、製造上のメリットが大きい。
なお、AlN焼結基板12の表面12Aを研磨する場合、例えば、不繊布タイプの研磨パットとコロイダルシリカスラリーを使用することができる。なお、当該研磨により、AlN焼結基板12の表面12Aの表面粗さRaは、50nm超え70nm以下程度にまで低下するが、この段階では表面のRaを50nm以下とはすることは困難である。
また、AlN焼結基板にSOG溶液を塗布、加熱して酸化シリコン膜を形成することでもある程度表面粗さを低下することができるが、研磨と同様に必須ではない。SOG溶液による酸化シリコン膜の形成により、表面粗さRaは、50nmを超え70nm以下程度まで低下するが、ボイドを埋める効果がホットプレスに比べて弱いため、酸化シリコン膜の形成のみでは表面のRaを50nm以下にすることは困難である。SOG溶液は、シルセスキオキサン、シリケート、およびシロキサンのいずれか含む溶液としてよい。また、酸化シリコン膜の熱伝導性は小さいため、発熱する半導体素子のAlN焼結基板による放熱を弱めるという別の問題もある。
半導体積層体接合用基板10において、金属膜14は融点が430℃以下の金属からなることが好ましい。比較的低温で処理できるため、低コストであることと、高温で加熱、加圧すると基板に割れが生じるおそれがあるからである。
また、金属膜14の材質としては、例えば、Sn,Zn,Bi,Inやこれらを含む合金などを挙げることができるが、特に、SnまたはZnからなることが好ましい。SnおよびZnは、材料として安価であり、さらにAuを接合層とした際に接合時にAuと合金化することで、ケミカルリフトオフで用いるエッチング液に対して耐食性を有するからである。
金属膜14の膜厚は特に限定されないが、ホットプレス前の膜厚で0.2〜5μmとすることが好ましく、0.4〜5μmとすることがより好ましい。膜厚が0.4μm以上あれば、ホットプレスによって、研磨がなくとも金属膜14の表面粗さRaを50nm以下とすることができる。膜厚が薄すぎると、基板の表面粗さによってはホットプレス後でも十分に平坦な表面が得られず、部分的に焼結基板の凹凸の凸の一部が露出して全面が金属膜で覆われなくなる。また、必要以上に厚くしても平坦性の向上が得られないからである。なお、本明細書において、「金属膜の膜厚」は、基板を分割し、断面をSEMで観察して、ボイドのない基板の個所において測定した値の平均とする。
(半導体素子およびその製造方法)
図3を参照して、本発明の一実施形態による半導体素子50およびその製造方法を説明する。まず、図3(A)に示すように、成長用基板30上に、リフトオフ層32を形成し、その上に第2導電型半導体層34、活性層36、および第1導電型半導体層38を順次形成する。
成長用基板30は、特に限定されないが、サファイア基板またはサファイア基板上にAlN膜を形成したAlNテンプレート基板を用いることができる。
リフトオフ層32は、エッチング液で溶解できる材料またはレーザーリフトオフ可能な材料であれば特に限定されず、CrNやScNなどの、III族以外の金属や金属窒化物バッファ層を挙げることができる。
第2導電型半導体層34、活性層36、および第1導電型半導体層38は、例えばMOCVD法によりリフトオフ層104上に順次エピタキシャル成長させることができる。第2導電型半導体層34および第1導電型半導体層38は、AlInGaN系など任意のIII族窒化物半導体や、その他の半導体層とすることができ、第2導電型をp型、第1導電型をn型としても、その逆でもよい。活性層36は、例えばIII族窒化物半導体により多重量子井戸(MQW)構造を形成した発光層とすることができる。これらの層をIII族窒化物半導体から形成する場合、n型半導体層、活性層およびp型半導体層のそれぞれの膜厚は、例えば1〜4μm、1〜100nm、0.1〜1μm程度とすることができる。
なお、図には示されないが、この後、積層した半導体層34,36,38に対して成長用基板30が底面で露出する格子状の溝を形成し、互いに独立した複数の半導体構造部を形成する。
次に、図3(B)に示すように、第1導電型半導体層38上に第1電極層40を形成する。第1導電型半導体層38がp型III族窒化物半導体層の場合、第1電極層はp側電極として機能し、材質としては、Ni,Au,Ptなどを挙げることができ、蒸着法またはスパッタ法などにより形成することができる。
次に、図3(C)に示すように、第1電極層40上に、図1に示す半導体積層体接合用基板10を接合する。第1電極層40上に半導体層側接合層42Aを形成し、半導体積層体接合用基板10上に基板側接合層42Bを形成する。これらの接合層42A,42Bは、真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などの乾式成膜法により形成する。半導体層側接合層42Aは、例えばTi/Au,Ti/Pt/Au,Ti/Pt/Au/Sn/Auのような積層構造とすることができ、厚みは、0.5〜2.0μm程度とすることができる。また、基板側接合層42Bは、例えばAu、Ti/Au,Ti/Pt/Au,Ti/Pt/Au/Sn/Auのような積層構造とすることができ、厚みは、0.5〜2.0μm程度とすることができる。図3(C)および(D)に示すように、これら接合層42A,42B同士を加熱圧着することにより、第1電極層40上に半導体積層体接合用基板10を接合する。加熱圧着は、温度が200〜450℃で10〜60分間程度、2〜10MPa程度の圧力で加圧して行う。これにより、接合層42A,42Bは圧着され、一体の接合層42となる。
次に、図3(D)に示すように、ケミカルリフトオフ法によってリフトオフ層32を除去することで、成長用基板30を剥離する。ケミカルリフトオフ法に使用可能なエッチング液は特に限定されない。リフトオフ層がCrNの場合、硝酸第二セリウムアンモン溶液や過マンガン酸カリウム系の溶液などのCrNに対して選択性のあるエッチング液を用いることができる。リフトオフ層がScNやHf、Zrの場合、選択性のある酸性のエッチング液を用いることができる。また、成長用基板30を除去方法はこれに限定されず、レーザーリフトオフ法によって剥離してもよい。また、成長用基板30を研削等により除去してもよい。
次に、図3(E)に示すように、露出した第2導電型半導体層34上に第2電極層44を形成する。第2導電型半導体層34がn型III族窒化物半導体層の場合、第2電極層はn側電極として機能し、材質としてはAl,Cr,Ti,Ni,Pt,Auなどを挙げることができるが、安定したオーミック特性を得やすいため、Ti/Al電極とすることが好ましく、例えば蒸着法またはスパッタ法により形成することができる。第2導電型半導体層34と第2電極層44との良好なオーミック接触形成のため、真空中で、400〜600℃程度の温度でアニール処理を行う。
図には示されないが、一部露出させた半導体積層体接合用基板10上の基板側接合層42Bの表面にp側電極への外部からの電気的接続を行うためのp電極パッドを形成する。その後、支持基板となった半導体積層体接合用基板10を複数の半導体構造部間でダイシングすることにより、複数個の半導体素子50を得る。
このようにして得られる半導体素子50は、半導体積層体接合用基板10と、この半導体積層体接合用基板10上の第1電極層40と、この第1電極層40上に順次位置する第1導電型半導体層38、活性層36、および第2導電型半導体層34と、この第2導電型半導体層34上の第2電極層44と、を有する。そして、半導体積層体接合用基板10は、支持基板として、接合層42を介して半導体積層体38,36,34と良好に接合している。
以下の手順で、実施例または比較例にかかる半導体積層体接合用基板を作製し、これらの基板を用いてリフトオフ法によってIII族窒化物半導体素子を作製した。そして、半導体積層体接合用基板の接合状態を評価した。基板の構成と接合状態の評価結果を後述の表1に示す。
(比較例1)
AlN焼結基板(厚み:635μm、Ra:100nm)を半導体積層体接合用基板とした。
(比較例2)
比較例1のAlN焼結基板の表面をコロイダルシリカ(平均粒子径:75nm)のスラリーを用いて研磨した、研磨後AlN焼結基板(Ra:60nm)を半導体積層体接合用基板とした。
(比較例3)
比較例1のAlN焼結基板の表面にシルセスキオキサンを含む溶液をスピンコーティング法により塗布し、ホットプレート上で200℃にベーク後に、N雰囲気において400℃で焼成した。その結果、SiO膜(膜厚:0.5μm)が成膜された。この半導体積層体接合用基板の表面粗さは、Ra=60nmであった。
(比較例4)
比較例1のAlN焼結基板の表面に、スパッタ法を用いてTi/Au(10nm/100nm)を成膜した後、電気めっきによりSn膜(0.2μm)を形成した。特開2011−171725号公報に記載の基板接合装置を用いて、圧力2×10−3Pa程度の真空下において、サファイア基板(Ra:0.5nm)とAlN焼結基板とでSn膜を挟み込み、ヒーターによって挟み込むための上部冶具と下部冶具とを300℃まで昇温した状態で、加圧力6MPaで加圧してホットプレスした。その結果、AlN焼結基板上にSn膜(Ra:74nm)が形成された半導体積層体接合用基板を得た。
(比較例5)
比較例2の研磨したAlN焼結基板(Ra:60nm)の表面に、スパッタ法を用いてTi/Au(10nm/100nm)を成膜した後、電気めっきによりSn膜(0.2μm)を形成し、ホットプレスせずにそのまま半導体積層体接合用基板とした。Sn膜の表面粗さの値は基板表面の値と変わっておらず、AlN焼結基板上にSn膜(Ra:60nm)が形成された半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例1)
Sn膜の膜厚を0.4μmとした以外は比較例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例2)
Sn膜の膜厚を1.0μmとした以外は比較例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例3)
Sn膜の膜厚を5.0μmとした以外は比較例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例4)
比較例2の研磨後AlN焼結基板を使用した以外は、比較例4と同様にして半導体素子接合用基板を得た。
(実施例5)
Sn膜厚を0.4μmとした以外は実施例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例6)
Sn膜厚を1.0μmとした以外は実施例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例7)
Sn膜厚を5.0μmとした以外は実施例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例8)
比較例3のSiO膜形成後のAlN焼結基板を使用した以外は比較例4と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例9)
比較例1のAlN焼結基板の表面に、スパッタ法を用いてTi/Cu(10nm/100nm)を成膜した後、電気めっきによりZn膜(0.4μm)を形成した。特開2011−171725号公報に記載の基板接合装置を用いて、圧力1×10−3Pa程度の真空下において、サファイア基板(Ra:0.5nm)とAlN焼結基板とでZn膜を挟み込み、挟み込むための上部冶具と下部冶具とを430℃まで昇温した状態で、加圧力6MPaで加圧してホットプレスした。その結果、AlN焼結基板上にZn膜(Ra:40nm)が形成された半導体積層体接合用基板を得た。
(実施例10)
Zn膜厚を1.0μmとした以外は実施例9と同様にして、半導体積層体接合用基板を得た。
(半導体素子の作製)
これらの半導体接合用素子を用いて、図3に示す方法で半導体素子を作製した。具体的には、まず、成長用のサファイア基板上に、スパッタ法により金属Cr層を形成しアンモニア雰囲気中で熱処理することによりリフトオフ層(CrN層、厚み:18nm)を形成した。その後、リフトオフ層上にIII族窒化物半導体層として、バッファ層(組成:AlN、厚み:1μm)、n−AlGaN層(厚み:2μm)、発光層(AlInGaN系MQW層、厚み:0.2μm、発光波長340nm)、p−AlGaN層(0.4μm)、およびp−GaN層(厚み:0.05μm)を順次積層した。
その後、サファイア基板の一部が露出するよう、半導体層の一部をRIEにより除去して格子状の溝を形成することで、横断面の形状が正方形の互いに独立した複数個の半導体構造部を形成した。
p−GaN層上に、スパッタ法により、p側電極としてNi/Au(厚み:10/20nm)を形成した。
p側電極上にスパッタ法により半導体層側接合層(材質:Ti/Pt/Au、厚み:10/200/700nm)を形成した。また、半導体積層体接合用基板上にスパッタ法により基板側接合層(材質:Ti/Au、厚み:10/700nm)を形成した。これらの接合層同士を、基板接合装置を用いて300℃で60分間加熱圧着することにより、半導体積層体接合用基板を半導体構造部に接合した。
その後、CrN選択エッチング液(硝酸セリウムアンモニウム溶液)を用いて、ケミカルリフトオフ法によりリフトオフ層を除去し、サファイア基板を剥離した。さらに、RIE装置を用いてドライエッチングを行い、バッファ層を除去してn−AlGaN層を露出させた。
n−AlGaN層上に、スパッタ法によりn側電極としてTi/Al(厚み:20nm/600nm)を形成した。真空中で、400℃でアニール処理を行った。最後に、支持基板となった半導体積層体接合用基板を複数の半導体構造部間でダイシングすることにより、複数個の半導体素子を得た。
Figure 2014063816
<接合状態の評価>
実施例1〜10および比較例1〜4の半導体積層体接合用基板をそれぞれ用いた場合において、半導体積層体接合用基板と半導体構造部との接合状態を以下の基準により評価し、結果を表1に示した。接合状態の評価はサファイア基板を剥離したあとで行った。接合が不十分な場合は、半導体層側接合層と基板側接合層との間で、サファイア基板を剥離したときの内部応力の変化によっておのずと剥離が発生する。半導体積層体接合用基板全体を顕微鏡で観察し、剥離の発生の有無を検査した。
○:剥離なし
△:基板上の一部で剥離発生
×:基板全体で剥離発生
表1から明らかなように、金属膜の表面粗さRaが50nm以下である実施例の半導体積層体接合用基板においては、半導体層側接合層と基板側接合層との間の良好な接合が実現できた。しかし、表面粗さRaが50nm超えの比較例の半導体積層体接合用基板においては、剥離面を観察すると点接触していたと考えられる接合の跡が点在して観察され、半導体層側接合層と基板側接合層との間の良好な接合が実現できなかった。
本発明によれば、リフトオフ法において半導体積層体と良好な接合が可能な、AlN焼結基板を含む半導体積層体接合用基板およびその製造方法を提供することができる。また、本発明によれば、この半導体積層体接合用基板を支持基板として用いた半導体素子およびその製造方法を提供することができる。
10,20 半導体積層体接合用基板
12 AlN焼結基板
14 金属膜
16 酸化シリコン膜
18 金属材料
22 サファイア基板
30 成長用基板
32 リフトオフ層
34 第2導電型半導体層
36 活性層
38 第1導電型半導体層
40 第1電極層
42 接合層
42A 半導体層側接合層
42B 基板側接合層
44 第2電極層
50 半導体素子

Claims (8)

  1. AlN焼結基板と、該AlN焼結基板上の金属膜と、を有し、
    該金属膜の表面粗さRaが50nm以下であることを特徴とする半導体積層体接合用基板。
  2. 前記金属膜は、融点が430℃以下の金属からなる請求項1に記載の半導体積層体接合用基板。
  3. 前記金属膜が、SnまたはZnからなる請求項2に記載の半導体積層体接合用基板。
  4. AlN焼結基板上に金属材料を配置し、該金属材料を加熱および加圧をすることにより、前記AlN焼結基板上に、表面粗さRaが50nm以下の金属膜を形成することを特徴とする半導体積層体接合用基板の製造方法。
  5. 前記金属膜は、融点が430℃以下の金属からなる請求項4に記載の半導体積層体接合用基板の製造方法。
  6. 前記金属膜が、SnまたはZnからなる請求項5に記載の半導体積層体接合用基板の製造方法。
  7. 成長用基板上に、第2導電型半導体層、活性層、および第1導電型半導体層を順次形成する工程と、
    前記第1導電型半導体層上に第1電極層を形成する工程と、
    該第1電極層上に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体積層体接合用基板を接合する工程と、
    前記成長用基板を除去する工程と、
    前記第2導電型半導体層上に第2電極層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体積層体接合用基板と、
    該半導体積層体接合用基板上の第1電極層と、
    該第1電極層上に順次位置する第1導電型半導体層、活性層、および第2導電型半導体層と、
    該第2導電型半導体層上の第2電極層と、
    を有することを特徴とする半導体素子。
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