JP2014062988A - 樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法 - Google Patents

樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インク等を用いることなく絵柄を形成でき、立体感があり、表現の多様性に富む樹脂シートを製造できる樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法を提供すること。
【解決手段】無端ベルトを有する搬送機構と、無端ベルトに沿って形成され、剥離面を有する剥離シートを無端ベルト上に供給する剥離シート供給部と、無端ベルトに沿って形成されるとともに、剥離シート供給部の下流側に設けられ、剥離シートの第1領域に熱可塑性トナーを転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、剥離シートの第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性トナーを転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、樹脂シートを加熱し、熱可塑性トナーを剥離シート上に定着する定着器とを備え、絵柄の透かしが入った樹脂シートを剥離シート上に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法に関し、特に透かし画像を有する樹脂シートを製造する技術に関する。
従来、絵柄が印刷された樹脂シートの製造方法がある。この樹脂シートの製造方法は、樹脂シートを形成し、その上にインク等を用いて絵柄を印刷するものである。
なお、ラベルを製造するラベル製造技術として様々なものが知られている。例えば、裏面に粘着剤が塗布されたラベルの場合には、刃型を作らずに、トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置を用い、粘着剤付き剥離シートの上にラベル基材、ラベル画像、シール材を順次形成して、任意形状のラベルを所望のタイミングで作成するラベル作成方法及び装置が提案されている。なお、ラベル基材用のトナーの主成分としてポリビニルアセタール樹脂を使用している(例えば、特許文献1参照。)。
また、ラベルの構成樹脂としてUV硬化性ポリエステルを使用する例も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置を用い、十分な厚みのラベルを形成するラベル作成方法及び装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−283745号公報 特開2010−184470号公報 特開2011−107418号公報
上述した樹脂シート製造方法では、次のような問題があった。すなわち、樹脂シート上に印刷するものでは、印刷に立体感がなく、多様性に欠ける。また、水や油等で印刷が消される場合がある。
そこで本発明は、インク等を用いることなく絵柄を形成でき、立体感があり、表現の多様性に富む樹脂シートを製造することができる樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法は次のように構成されている。
ベルトを有する搬送機構と、前記ベルトに沿って形成され、剥離面を有する剥離シートを前記ベルト上に供給する剥離シート供給部と、前記ベルトに沿って形成されるとともに、前記剥離シート供給部の下流側に設けられ、前記剥離シートの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性トナーを前記剥離シート上に定着する定着器とを備えることを特徴とする。
ベルトを有する搬送機構と、前記ベルトに沿って形成され、このベルトの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記ベルトの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を硬化する定着器とを備えることを特徴とする。
搬送機構により搬送されるベルト上に剥離シートを供給し、前記剥離シート上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記剥離シート上に定着することを特徴とする。
搬送機構により搬送されるベルト上に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記ベルト上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記ベルト上の前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記ベルト上に定着することを特徴とする。
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする。また、前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする。
本発明によれば、インク等を用いることなく絵柄を形成でき、立体感があり、表現の多様性に富む樹脂シートを製造することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る樹脂シート製造装置の内部構造を示す説明図。 同樹脂シート製造装置における樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造工程を示す説明図。 同樹脂シート製造装置により透かし画像を形成する手順を示す説明図。 同樹脂シート製造装置による形成された樹脂シートの例を示す平面図。 同樹脂シート製造装置による形成された樹脂シートの別の例を示す平面図。
図1は本発明の一実施の形態に係る樹脂シート製造装置1の内部構造を示す説明図、図2A〜図2Fは樹脂シート製造装置1における樹脂シート製造工程を示す説明図である。なお、以下の説明中Sは樹脂シート、Pは剥離シート、Tは樹脂シートSの材料となる熱可塑性樹脂としてのトナーを示している。剥離シートPは、表面エネルギが低く剥離性が良好なものを用い、粘着剤を介さず、樹脂シートSを形成する。トナーTに用いられる熱可塑性樹脂粉体としては、例えば、三菱化学株式会社製ポリブチレンサクシネート系樹脂「GS Pla@」を使用し、これを粉砕し75μmフィルターパス粒径品に帯電制御剤、流動性制御剤等の外添処理を施しトナー化している。
樹脂シート製造装置1は、その表面に樹脂シートSが形成される剥離シートPを供給する剥離シート供給部10と、剥離シートPを搬送する搬送機構20と、後述する転写ベルト22の上方に、転写ベルト22の搬送方向に沿って4台が配置され、剥離シートP上にトナーTを転写する作像ユニット30(30A,30B,30C,30D)と、転写ベルト22の搬送方向の下流側に位置し、トナーTが転写された剥離シートPを熱プレスし、トナーTを剥離シートP上に固着する定着器40とを備えている。
搬送機構20は、複数の駆動ローラ21と、これら駆動ローラ21及び後述する転写ローラ37に掛け渡された転写ベルト(無端ベルト)22とを備えている。
作像ユニット30は、表面に感光体が形成された感光体ドラム(樹脂シート転写器)31と、感光体ドラム31の周面を周方向に取り囲んで配置されたドクターシート32、帯電ローラ33、LEDヘッドからなる露光ヘッド34、現像ローラ35と、トナーTが充填される共に、現像ローラ35に供給するトナータンク36と、転写ベルト22の下面側に位置し、感光体ドラム31とで剥離シートPを挟み、剥離シートP上にトナーを転写する転写ローラ37とを備えている。
なお、ドクターシート32は、トナーの種類によって素材を選択する。具体的には、トナーTの場合は、トナーTが付着しにくい、形状変化が小さい等の理由からポリイミド樹脂シートを用いた。取り付け方法を改善し、波うち等が生じないようにすることで、フッ素系樹脂シート等を使用してもよい。
定着器40は、一対の定着ローラ41,42と、上側の定着ローラ41に当接するオイル塗布ローラ43とを備えている。
なお、作像ユニット30A,30Bを第1の樹脂シート転写器とし、作像ユニット30C,30Dを第2の樹脂シート転写器とし、それぞれ重なる領域と異なる領域に現像層Yを形成し、透かし画像を有する樹脂シートSを形成することになる。この点については後述する。
このように構成された樹脂シート製造装置1では、次のようにして樹脂シートSを製造する。なお、予め樹脂シートSの形状や印刷文字等のデータは、PC等により作成し、樹脂シート製造装置1に入力する。
上流側に位置する作像ユニット30Aに剥離シートPが供給される。感光体ドラム31を図1中矢印方向(時計回り)に回転させる。図2Aに示すように、帯電ローラ33により、感光体ドラム31の感光体を帯電させる。次に、図2Bに示すように、露光ヘッド34で帯電ローラ33表面上に光を投影し、任意形状のパターンを露光し非露光部と表面電位差を有する潜像Xを規定する。
次に、図2Cに示すように、現像ローラ35表面に現像ローラ35の回転により、攪拌されつつトナータンク36から供給されるトナーTを付着する。
攪拌により静電気を帯びたトナーTは、現像ローラ35から感光体ドラム31上の潜像Xに付着し、現像層Yが形成される。その後、現像層Yの回転移動に同期して剥離シートPが給紙され、転写ローラ37と接する位置に現像層Yと剥離シートPが重なって進入する。
感光体ドラム31と転写ローラ37とで剥離シートPを押圧し、転写ローラ37に印加されたトナー吸着電位により現像層Yは剥離シートPに転写する。転写後は、感光体ドラム31の表面はドクターシート32により余分なトナーTが落とされる。作像ユニット30は、上述した帯電から余分なトナーTを落とすまでの工程を繰り返し行うことで、剥離シートP上にトナーTを現像層Yとして転写する。
同様の動作を、作像ユニット30B,30C,30DでもトナーTを付着させ、所定の厚みを有する樹脂シートSを形成する。なお、各作像ユニット30A〜30Dによって形成する現像層Yを異ならせることで、透かし画像を形成する手順について説明する。
ここで、各作像ユニット30A〜30Dで形成する現像層Yをそれぞれ現像層YA〜YDとする。図3に示すように、作像ユニット30Aでは現像層YA、作像ユニット30Bでは現像層YB、作像ユニット30Cでは現像層YC、作像ユニット30Dでは現像層YDを形成する。現像層YA及び現像層YBは地Mのみ、現像層YC及び現像層YDは地Mに対し、絵柄Wの部分が開口となっている。これら、各現像層YA〜YDが剥離シートP上に重ねられて形成されることで、1つの現像層YQが形成される。なお、地Mは各現像層YA〜YDにおいて重なる領域、絵柄Wは各現像層YA〜YDにおいて異なる領域となる。
最後に、図2Eに示すように、定着器40に現像層YQと剥離シートPを通し、加熱・加圧により現像層YQを形成するトナーTを融着・固結させて剥離シートPに定着させる。このようにして樹脂シートSを形成する。
上述したように、樹脂シートSの地Mの部分は4枚の現像層Yが重なっており、絵柄Wの部分については2枚の現像層Yが重なっていることから、樹脂の厚さが異なっている。このため、光の透過率が異なることから、透かし画像が形成されることとなる。
樹脂シート製造装置1により形成される樹脂シートSは、剥離シートPに付着した状態であるが、定着時に、現像層Y上面に接触する定着ローラ41の表面エネルギは、剥離シートPの表面エネルギ以下とすることで、粘着剤が無くても、定着後に樹脂シートSが剥離シートPから剥がれずに排出される。一方、樹脂シートSは、剥離シートPから容易に剥離でき、任意形状のフィルムが形成できる。
なお、オイル塗布ローラ43は、次のような理由で用いられている。すなわち、剥離シートPは、表面エネルギが小さく現像層Yが付きにくいため、通常の電子写真プリンタ等でこの剥離シートP上に現像層Yを形成した場合には、現像層Yが定着ローラ41に付着してしまい、剥離シートPから剥離してしまう(オフセット)ことがある。このため、定着ローラ41にオイル塗布ローラ43を当接させ、定着ローラ41の表面エネルギを低下させる処置を施し、オフセットを改善している。なお、オイルとしては、シリコンオイル等が好ましい。
この他、定着ローラ41の表面をフッ素系樹脂で構成する等により、オイルレスでオフセット現象防止は可能である。防止可能条件としては、定着ローラ41の表面エネルギを、使用する剥離シートPの表面エネルギと同等かそれ以下に設定しておけばよく、そうすることで、静電吸着力で剥離シートPに吸着している現像層Yは、オフセットしなくなる。
なお、上述した樹脂シート製造装置1では、複数の作像ユニット30をタンデム方式で並設することで、現像層Yを重ね転写しているが、ドクターシート32の当接条件や、感光体ドラム31と現像ローラ35の線速差等の設定により、単独の作像ユニット30での現像層Yの層厚は変えることができる。また、1基の作像ユニット30で形成される現像層Yから形成された樹脂シートSの層厚が約30μmの場合、現像層Yを4層重ねした樹脂シートSの層厚は70〜80μmとなり、実用的な引き裂き強度を有する。
なお、樹脂シートSの形成時のパターン印刷は全ポジションでディザ無しソリッド印刷できるようにしており、各ポジション100%ソリッド印刷時に、4連で最大400%印字率の層形成が可能なように改造している。上記、単層で30μm、4層重ねで70〜80μmというのは、それぞれ100%ソリッド印刷の場合と400%ソリッド印刷での層厚ということである。単層の層厚の割に4層形成フィルムの層厚が薄いが、重量ではほぼ3倍となっているため、層密度に違いが出ることになる。
なお、上述した例では、地Mに対応する箇所を厚く、絵柄Wに対応する箇所を薄く形成したが、図5に示すように、地Mに対応する箇所を薄く、絵柄Wに対応する箇所を厚く形成して、絵柄Wが浮き彫り画像となるように形成してもよい。
さらに、地Mを1枚の現像層YAで形成し、他の現像層YB,YC,YDに絵柄Wに対応した開口部を適宜設けることで、3階層の透かしを形成することも可能である。
上述したように、本発明によれば、地Mの部分と絵柄Wの部分について、現像層Yを重ねる枚数を変えることで、透かし画像や浮き彫り画像とすることができ、多種多様な樹脂シートSを形成することができる。PC等で入力したデータ通りにトナーTを付着させることができるため、任意の形状の樹脂シートSを形成することができ、しかも刃型が必要ないため、低コストで製造することが可能となる。
また、樹脂シートSを大きなシートから必要な形状を刃型で抜いたり、切り出す必要が無いため、必要形状以外の部分の樹脂材が無駄にならない。
上述した実施の形態では、台紙として剥離シートPを用いたが、剥離シートPを用いずに、直接転写ベルト22上に現像層Yを形成し、この現像層Yを定着器40に通すことで、固着するようにしてもよい。このような場合でも上述した樹脂シート製造装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、絵柄Wとして説明したが、文字であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明
とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発
明を付記する。
[付記1]
ベルトを有する搬送機構と、前記ベルトに沿って形成され、剥離面を有する剥離シートを前記ベルト上に供給する剥離シート供給部と、前記ベルトに沿って形成されるとともに、前記剥離シート供給部の下流側に設けられ、前記剥離シートの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記剥離シート上に定着する定着器とを備えることを特徴とする樹脂シート製造装置。
[付記2]
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする付記1に記載の樹脂シート製造装置。
[付記3]
前記定着器は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを有し、前記定着ローラには、前記定着ローラにオイルを供給するオイル塗布部が設けられていることを特徴とする付記1または2に記載の樹脂シート製造装置。
[付記4]
前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする付記1〜3に記載の樹脂シート製造装置。
[付記5]
ベルトを有する搬送機構と、前記ベルトに沿って形成され、このベルトの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記ベルトの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を硬化する定着器とを備えることを特徴とする樹脂シート製造装置。
[付記6]
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする付記5に記載の樹脂シート製造装置。
[付記7]
前記定着器は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを有し、前記定着ローラには、前記定着ローラにオイルを供給するオイル塗布部が設けられていることを特徴とする付記5または6に記載の樹脂シート製造装置。
[付記8]
前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする付記5〜7に記載の樹脂シート製造装置。
[付記9]
搬送機構により搬送されるベルト上に剥離シートを供給し、前記剥離シート上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記剥離シート上に定着することを特徴とする樹脂シート製造方法。
[付記10]
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする付記9に記載の樹脂シート製造方法。
[付記11]
前記定着は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを用い、前記定着ローラにオイルを供給することを特徴とする付記9または10に記載の樹脂シート製造方法。
[付記12]
前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする付記9〜11に記載の樹脂シート製造方法。
[付記13]
搬送機構により搬送されるベルト上に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記ベルト上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記ベルト上の前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記ベルト上に定着することを特徴とする樹脂シート製造方法。
[付記14]
前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする付記13に記載の樹脂シート製造方法。
[付記15]
前記定着は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを用い、前記定着ローラにオイルを供給することを特徴とする付記13または14に記載の樹脂シート製造方法。
[付記16]
前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする付記13〜15に記載の樹脂シート製造方法。
1…樹脂シート製造装置、20…搬送機構、22…転写ベルト(無端ベルト)、30(30A,30B,30C,30D)…作像ユニット、31…感光体ドラム(樹脂シート転写器)、32…ドクターシート、33…帯電ローラ、34…露光ヘッド、35…現像ローラ、36…トナータンク、37…転写ローラ、40…定着器、41,42…定着ローラ、43…オイル塗布ローラ、Y(YA,YB,YC,YD)…現像層、S…樹脂シート、P…剥離シート、T…トナー。

Claims (16)

  1. ベルトを有する搬送機構と、
    前記ベルトに沿って形成され、剥離面を有する剥離シートを前記ベルト上に供給する剥離シート供給部と、
    前記ベルトに沿って形成されるとともに、前記剥離シート供給部の下流側に設けられ、前記剥離シートの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、
    前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、
    前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記剥離シート上に定着する定着器とを備えることを特徴とする樹脂シート製造装置。
  2. 前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂シート製造装置。
  3. 前記定着器は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを有し、
    前記定着ローラには、前記定着ローラにオイルを供給するオイル塗布部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂シート製造装置。
  4. 前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂シート製造装置。
  5. ベルトを有する搬送機構と、
    前記ベルトに沿って形成され、このベルトの第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第1の樹脂シート転写器と、
    前記第1の樹脂シート転写器の下流側に設けられ、前記ベルトの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成する第2の樹脂シート転写器と、
    前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性トナーを硬化する定着器とを備えることを特徴とする樹脂シート製造装置。
  6. 前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする請求項5に記載の樹脂シート製造装置。
  7. 前記定着器は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを有し、
    前記定着ローラには、前記定着ローラにオイルを供給するオイル塗布部が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の樹脂シート製造装置。
  8. 前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の樹脂シート製造装置。
  9. 搬送機構により搬送されるベルト上に剥離シートを供給し、
    前記剥離シート上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、
    前記剥離シートの前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、
    前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性トナーを前記剥離シート上に定着することを特徴とする樹脂シート製造方法。
  10. 前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする請求項9に記載の樹脂シート製造方法。
  11. 前記定着は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを用い、
    前記定着ローラにオイルを供給することを特徴とする請求項9または10に記載の樹脂シート製造方法。
  12. 前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の樹脂シート製造方法。
  13. 搬送機構により搬送されるベルト上に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、
    前記ベルト上の第1領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、
    前記ベルト上の前記第1領域と重なる領域と異なる領域とを有する第2領域に熱可塑性樹脂を転写して樹脂シートを形成し、
    前記樹脂シートを加熱し、前記熱可塑性樹脂を前記ベルト上に定着することを特徴とする樹脂シート製造方法。
  14. 前記熱可塑性樹脂は、熱可塑性トナーであることを特徴とする請求項13に記載の樹脂シート製造方法。
  15. 前記定着は、前記樹脂シートに対向する定着ローラを用い、
    前記定着ローラにオイルを供給することを特徴とする請求項13または14に記載の樹脂シート製造方法。
  16. 前記定着された樹脂シートは、前記第1領域と前記第2領域とで実質的に厚さが異なり、透かし画像または浮き彫り画像として視認されることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の樹脂シート製造方法。
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