JP2009139708A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンチキュラレンズを用いた画像を高精細に作成することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 電子写真方式の画像形成装置1は、印刷媒体上にトナー像を形成する画像形成手段10と、レンチキュラレンズを形成するレンズ形成手段20とを備える。レンズ形成手段20は、トナー像が印刷媒体に対して定着されていない状態において、印刷媒体上にレンチキュラレンズ形成用材料をトナー像に重ねて供給し、レンチキュラレンズを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンチキュラレンズを用いた画像を形成する画像形成装置に関する。
レンチキュラレンズが配置された画像を視認し、左右の眼による視差を利用して、立体視を実現する技術が存在する。例えば、2枚の画像に関するストライプ状の分割領域が交互に配置された合成画像上にレンチキュラレンズを配置した表示体を視認することによって、左右の眼による視差を利用して立体像を認識する技術が存在する。
レンチキュラレンズを用いた画像が適切に立体画像として視認されるためには、上記の合成画像が十分に高い精度で描画されることが求められる。
そのため、現状では、「レンチキュラレンズを用いた画像」を形成するための上記合成画像は、印刷版を用いた印刷技術により形成されることが多い。
これに対して、より簡易に画像形成を行うため、当該合成画像を電子写真方式によって形成する技術も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−22091号公報
しかしながら、電子写真方式による印刷においては、印刷用紙上でトナー像が溶融されて定着されるため、トナー像の線が若干太くなるなどの現象が発生する。その場合、所要の精度を得ることができず、綺麗な立体画像を視認できないことがある。
なお、このような問題は、立体視を可能とするレンチキュラレンズを用いた画像形成技術だけでなく、見る角度によって異なる画像(チェンジング画像)を見せるためのレンチキュラレンズを用いた画像形成技術にも同様に生じる問題である。
そこで、この発明の課題は、レンチキュラレンズを用いた画像を高精細に作成することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、電子写真方式の画像形成装置であって、印刷媒体上にトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー像が前記印刷媒体に対して定着されていない状態において、レンチキュラレンズ形成用材料を前記印刷媒体上に前記トナー像に重ねて供給し、レンチキュラレンズを形成するレンズ形成手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記レンズ形成手段は、前記レンチキュラレンズを前記印刷媒体の一部領域に形成することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記トナー像は、前記一部領域以外の領域である非形成領域にも形成され、前記レンズ形成手段は、前記一部領域に供給されたレンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化手段を有し、前記硬化手段は、前記非形成領域のトナー像の定着処理をも行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記硬化手段は、熱エネルギーおよび/または光エネルギーを付与することによって、前記一部領域に供給された前記レンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化処理と、前記非形成領域のトナー像を定着させる定着処理とを同時に実行することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記トナー像は、前記一部領域以外の領域である非形成領域にも形成され、レンチキュラレンズ形成用材料は前記一部領域だけでなく前記非形成領域にも供給され、前記一部領域には前記レンチキュラレンズがレンチキュラレンズ形成用材料を用いて形成され、前記非形成領域には前記トナー像に対する保護層がレンチキュラレンズ形成用材料を用いて形成されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記レンズ形成手段は、前記レンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像のトナーと逆極性に帯電させて、当該レンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像上に供給することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記レンズ形成手段は、無帯電化したレンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像上に供給することを特徴とする。
請求項1ないし請求項7に記載の発明によれば、レンチキュラレンズを用いた画像を高精細に作成することが可能である。
特に、請求項3に記載の発明によれば、装置構成を簡易化することができる。
また特に、請求項4に記載の発明によれば、エネルギー効率が向上する。
また特に、請求項5に記載の発明によれば、トナー像の定着処理が不要である。
また特に、請求項6および請求項7に記載の発明によれば、レンチキュラレンズ形成用材料とトナー像のトナーとの電気的反発力によりレンチキュラレンズ形成用材料が飛散することを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<A.第1実施形態>
<A1.概要>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1(1A)の概略構成を示す図である。画像形成装置1Aは、イメージングユニット(画像形成部とも称する)10(10A)と、レンズ形成部20(20A)と、コントローラ30と、搬送部40と、給紙部50と、排出部60とを備えている。
イメージングユニット10(10A)は、トナー像等による平面的な画像(「平面画像」とも称する)LEを印刷媒体(印刷用紙等)PA(図2参照)上に形成する。また、レンズ形成部20は、印刷媒体PA上にレンチキュラレンズLSを形成する。コントローラ30は、イメージングユニット10の画像形成動作、レンズ形成部20のレンズ形成動作、および搬送部40の搬送動作などを制御する。また、コントローラ30は、平面画像LEの画像データに基づいて画像形成動作の制御用データを生成するとともに、当該制御用データに基づいて印刷媒体上におけるレンチキュラレンズの形成位置を制御する。
給紙部50は、複数枚の印刷媒体(印刷用紙等)PAを格納することが可能である。搬送部40は、給紙部50に格納されている印刷媒体PAを適宜のタイミングで当該給紙部50から1枚ずつ取り出し、当該印刷媒体PAを感光体11に向けて搬送する。給紙部50から供給された印刷媒体PAは、感光体11と転写器15との間を通過するように搬送される。この搬送動作に伴って、感光体11の外周表面に形成されたトナー像が印刷媒体PA上に転写される。また、イメージングユニット10により印刷媒体PA上に形成された画像(トナー像)は、定着されていない状態でレンズ形成部20へと搬送される。
画像形成装置1は、電子写真方式のイメージングユニット10を採用する。このイメージングユニット10は、像担持体上の静電潜像を現像して平面画像LEを形成する。
図1に示すように、イメージングユニット10は、感光体(像担持体)11と帯電器12と露光器13と現像器14と転写器15とイレーサ(除電器)16とクリーナ17とを有している。詳細には、イメージングユニット10において、略円柱状の感光体11の外周を囲むように、帯電器12と露光器13と現像器14と転写器(詳細には転写ローラ)15とイレーサ16とクリーナ17とがこの順序で反時計回りに配置されている。
イメージングユニット10においては、帯電器12によって感光体11が一様帯電され、露光器13が作動して感光体11上に静電潜像を形成し、当該静電潜像が現像器14によって現像されてトナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写器15による電界付与によって感光体11から印刷媒体PAに転写される。なお、転写後においては、イレーサ16による除電処理(詳細には光イレース処理)と、感光体11に接触するクリーナ17による物理的な除去処理とによって、余分なトナーが感光体11上から除去される。
レンズ形成部20(20A)は、供給部(吐出部とも称する)21と硬化部23とを備えている。これらの処理部21,23は、印刷媒体PAの搬送経路上において、それぞれ所定の位置に固定されている。供給部21は、未定着のトナー像が形成されている印刷媒体PA上においてレンチキュラレンズ形成用材料を当該トナー像に重ねて供給する。詳細には、供給部21は、タンク21aに貯蔵されているレンチキュラレンズ形成用材料を、ノズル部21bに設けられた複数のノズルを用いて吐出し、印刷媒体PA上においてレンチキュラレンズ形成用材料をレンチキュラレンズの形状(具体的には、断面視略半円形状)に成形する。また、硬化部23は、成形されたレンチキュラレンズ形成用材料に光を照射して硬化させる。さらに、レンズ形成部20は検出器29をも備えている。検出器29は、印刷媒体PAの先端位置(基準位置)を検出する。レンズ形成部20は、これらの各処理部を用いて、印刷媒体PA上にレンチキュラレンズLSを形成する。
さらに、画像形成装置1は、レンズ形成部20よりも下流側(図1の右側)に定着部18を備えている。定着部18は、レンチキュラレンズが形成された後に、定着動作を実行する。この定着動作によって、レンチキュラレンズが形成されていない領域(非形成領域)のトナー像が印刷媒体PA上に定着される。
また、画像形成装置1の搬送部40は、印刷媒体PAの搬送動作を実行する。搬送部40は、コントローラ30の制御下において、印刷媒体PAを給紙部50からイメージングユニット10およびレンズ形成部20の所定位置を経由して排出部60へと搬送する搬送動作を実現する。
図2は、このような画像形成装置によって形成される画像(より詳細にはレンチキュラレンズを用いた画像)の一例を示す図である。
以下では、図2に示すように、レンチキュラレンズLSが印刷媒体PAの全面ではなく印刷媒体PAの一部領域(矩形領域)RG(図2参照)にのみ形成される場合について詳述する。この一部領域RGは、レンチキュラレンズLSが形成されるレンズ形成領域RGである、とも表現される。
一部領域RGにおいては、印刷媒体PA上に平面画像(トナー像)LEが積層され、その後、更に当該平面画像LE(より詳細には、合成画像CE)上にレンチキュラレンズLSが積層される。合成画像CEは、立体視画像形成用の画像であり、平面画像LEに含まれる。当該合成画像CEとしては、例えば、図3に示すように、(左眼用と右眼用との)2枚の画像GA,GBのそれぞれに関するストライプ状の分割領域DAi,DBiが交互に配置されて合成された画像を用いればよい。ここでは、一部領域RGに当該合成画像CEが形成され、当該合成画像CE上にレンチキュラレンズLSが形成される。レンチキュラレンズを用いた画像が適切に立体画像として視認されるためには、合成画像CEが十分に高い精度で描画されることが求められる。
また、レンチキュラレンズLSは、図4に示すように、非常に細長い複数の略半円柱状部分が隣接して配列された形状を有している。レンチキュラレンズLSの各略半円柱状部分の略半円断面の直径d2(例えば、0.25mm)は、平面画像(詳細には合成画像)CEにおける分割領域の幅d(例えば、0.125mm)の2倍に設定される(d2=d×2)。
このようなレンチキュラレンズLSを含む表示体を観察者が見ると、観察者の左右の眼はそれぞれ互いに異なる画像を視認し、当該左右の眼による視差を利用して立体視が実現される。なお、上述したように、このレンチキュラレンズを用いた画像形成技術は、立体視のみを可能とするものではなく、見る角度によって異なる画像(チェンジング画像(可変視画像))を見せる技術にも適用できる。具体的には、例えば、上記の合成画像(CE)として、全く異なる複数(例えば3つ)の画像のそれぞれに関するストライプ状の分割領域が順次に(循環的に)配置されて合成された画像を用いればよい。
また、ここでは、印刷媒体PAは、合成画像CE以外の領域(例えば文字領域等)RTにもトナー像を有するものとする。換言すれば、印刷媒体PA上のトナー像(「トナー画像」とも称する)は、一部領域RGに形成される(立体視用もしくは可変視用の)合成画像CEを含むとともに、合成画像CE以外の領域RTに形成される画像をも含む。
<A2.動作>
画像形成装置1は、ネットワーク等を介して接続された他の情報装置(パーソナルコンピュータ等)から伝送されてきた画像データに基づいて、上述のような印刷機構を用いて上述のような印刷出力物を出力する。すなわち、画像形成装置1は、レンチキュラレンズ付きの印刷出力物を出力するプリンタ(印刷装置)として機能する。
以下では、画像形成装置1における印刷動作を、イメージングユニット10およびレンズ形成部20の動作を中心に説明する。
まず、画像形成装置1のコントローラ30(図1参照)が、印刷対象の画像データ(階調データ)に基づいて印刷用の画像データ(ラスタライズデータ)を生成すると、イメージングユニット10による画像形成動作が実行される。
イメージングユニット10においては、印刷用の画像データに基づき露光器13が作動して、帯電器12によって一様帯電された感光体11上に静電潜像を形成し、当該静電潜像が現像器14によって現像されて、感光体11上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写器15による電界付与によって印刷媒体PAに転写される。また、印刷媒体PAは、コントローラ30の制御下において適切なタイミングで、感光体11に向けて搬送される。これにより、印刷媒体PA内の指定位置にトナー像が形成される。詳細には、感光体11上のトナー像の先頭位置が、印刷媒体PAの搬送方向における印刷媒体PA内での指定位置(詳細には、印刷媒体PAの端(紙端)からの理論位置)に合うように、当該トナー像が形成される。そして、トナー像が形成された印刷媒体PA(換言すれば、平面画像LEが印刷された印刷媒体PA)がレンズ形成部20へと進行する。
トナー像が転写された印刷媒体PAは、レンズ形成部20へと進行する。このとき、上述したように、トナー像は未定着の状態でレンズ形成部20へと搬送される。
具体的には、イメージングユニット10から搬送されてきた印刷媒体PAは、検出器29、供給部21および硬化部23の位置をこの順序で通過する。このような搬送動作に伴ってレンズ形成部20がレンズ形成動作を実行し、印刷媒体PA上にレンチキュラレンズが形成される。なお、レンズ形成部20でのレンチキュラレンズの形成動作は、検出器29によって検出された印刷媒体PAの先端位置(基準位置)の検出タイミングに応じて制御される。
以下では、図5〜図7をも参照しながら、レンチキュラレンズLSの形成動作について詳細に説明する。なお、図5は、供給部21からレンチキュラレンズ形成用材料ZLが吐出される様子を示す断面図であり、図6は、印刷媒体PA上に吐出されたレンチキュラレンズ形成用材料ZLがレンチキュラレンズの形状に成形された様子を示す断面図である。また、図7は、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの硬化処理を示す断面図である。
さて、平面画像LE(トナー像TNとも称する)が形成された印刷媒体PAがイメージングユニット10からレンズ形成部20へと搬送されてくると、供給部21は、タンク21aに貯蔵されているレンチキュラレンズ形成用材料を、ノズル部21bに設けられた複数のノズルを用いて吐出する(図5参照)。
ノズル部21bの各ノズルは、所定方向(例えば、印刷媒体PAの搬送方向に垂直な方向)に微小間隔で配置されている。図5においては、略矩形で示される複数のノズルが図の左右方向に微小間隔で配置されている様子が示されている。より詳細には、レンチキュラレンズLSの各略半円柱状部分の略半円断面の直径d2(例えば、0.25mm)の区間ごとに、数個から数十個のノズル(図5では8個のノズル)が当該所定方向に配置されている。
供給部21は、ノズル部21bの各ノズルからの吐出量を調整することによって、印刷媒体PA上にレンチキュラレンズ形成用材料ZLをレンチキュラレンズの形状(具体的には、断面視略半円形状)に成形する(図6参照)。
図5においては、ノズルごとのレンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量が各ノズルの直上部において模式的に示されている。レンチキュラレンズLSの略半円断面における直径d2(例えば、0.25mm)の各区間において、その中央部には比較的多量のレンチキュラレンズ形成用材料ZLが印刷媒体PA上に滴下される。また、当該各区間の両端側においては、逆に、比較的少量のレンチキュラレンズ形成用材料ZLが滴下される。このように各供給位置(ノズル位置)によって異なる量の微小滴が印刷媒体PA上に積み重ねられることによって、レンチキュラレンズ形成用材料ZLが略円状断面を有する状態で印刷媒体PA上に供給される。すなわち、レンチキュラレンズ形成用材料ZLが印刷媒体PA上においてレンチキュラレンズLSの形状に堆積される。
なお、供給部21は、各ノズルの直下のトナー像TNのトナー量にも応じて、当該各ノズルからのレンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量を調整することが好ましい。具体的には、各位置においてトナーとレンチキュラレンズ形成用材料ZLとの合計量が適切な量となるように、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量を調整(少なく)すればよい。より詳細には、トナーが多量に存在する部分では、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量を基準量よりも少なくすればよい。また、逆に、トナーがほとんど存在しない部分では、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量をほぼ基準量とすればよい。なお、「基準量」は、トナーが全く存在しない場合に、レンチキュラレンズLSを形成するために必要なレンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量(ノズル毎の供給量)であるものとする。
つぎに、図7に示すように、硬化部23の照射部23bは、印刷媒体PA上のレンチキュラレンズ形成用材料ZLに光(あるいは熱)を照射して、当該レンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる。
その後、さらに下流側の定着部18の照射部18a(図1参照)によって定着動作が実行される。この定着動作によって、レンチキュラレンズが形成されていない領域(非形成領域)のトナー像が印刷媒体PA上に定着される。ここでは、定着部18aは、例えば光照射(または熱照射)によって、非形成領域のトナー像を印刷媒体PA上に固着(定着)する。すなわち、いわゆるフラッシュ定着によってトナー像が印刷媒体PA上に定着される。
その後、レンチキュラレンズLSが形成された印刷媒体PAは、搬送部40によって排出部60へ向けて搬送され、排出部60に排出される。すなわち、レンチキュラレンズ付きの印刷出力物(図2参照)が排出部60から排出される。
以上のようにして、レンチキュラレンズLSが印刷媒体PA上に形成される。
画像形成装置1Aでの上記のような動作によれば、図6および図7に示すように、印刷媒体PA上に形成されたトナー像TN(平面画像LE)のトナーは、未定着の状態で、レンチキュラレンズ形成用材料ZLと印刷媒体PAとの間に存在する。換言すれば、平面画像LEのトナーは、定着動作によって溶融されることなく、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの層の中に包含されて固定される。そのため、トナーの溶融により線が太くなること(図8参照)を回避して、合成画像CEを高解像度に維持したまま、レンチキュラレンズLSを印刷媒体PA上(合成画像CE上)に形成することが可能である。したがって、高精度の立体視画像を生成することが可能である。なお、図8は、トナー定着処理においてトナーが溶融し線幅が太くなる様子を模式的に示す図である。一部領域RGにおいては図8のようなトナーの溶融が回避されるため、より鮮明な画像を得ることができる。一方、レンチキュラレンズLSの非形成領域RTにおいては、図8のようなトナーの溶融が生じるが、精度の要求が一部領域RGほどには高くない。そのため、非形成領域RTでのトナーの溶融に起因する線幅の増大は、比較的許容される。
なお、この第1実施形態においては、定着部18の照射部18aを用いて一部領域RG以外の領域RT(図2参照)におけるトナー像を定着する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、図9に示すように、照射部18aの代わりに加熱ローラ18bを定着部18に設け、当該加熱ローラ18bを用いて、一部領域RG以外の領域におけるトナー像を定着するようにしてもよい。
また、定着に際して熱を付与する場合には、レンチキュラレンズLSまでもが溶融することが無いように、換言すれば、トナー部分のみを溶融させるように、加熱ローラ18b等の温度調整を行うことが好ましい。
また、図1および図9では、レンチキュラレンズが印刷媒体PA内の一部領域RG(図2参照)に形成され、且つ、レンチキュラレンズの非形成領域RTに対してもトナー像が形成される場合を想定して定着部18を設けているが、これに限定されない。例えば、レンチキュラレンズが印刷媒体PAの全領域に形成されるようにしてもよい。このときには、定着部18は不要である。あるいは、レンチキュラレンズの非形成領域にはトナー像が形成されないように(換言すれば、印刷媒体PA内において一部領域RGにのみトナー像が形成されるように)してもよい。このときにも定着部18は不要である。
<B.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、供給部21によりレンチキュラレンズ形成用材料ZLを成形し、硬化部23の照射部23bを用いてレンチキュラレンズ形成用材料ZLを硬化させる場合を例示したが、これに限定されない。例えば、加熱ローラを用いてレンチキュラレンズ形成用材料ZLを成形するとともに硬化させるようにしてもよい。第2実施形態では、このような変形例について説明する。
図10は、第2実施形態に係る画像形成装置1Cを示す図である。この画像形成装置1Cは、レンズ形成部20Aの代わりに、レンズ形成部20Cを備えている。
レンズ形成部20Cは、供給部(吐出部とも称する)21と、成形部(形状転写部とも称する)22とを備えている。これらの処理部21,22は、印刷媒体PAの搬送経路上において、それぞれ所定の位置に固定されている。
供給部21は、トナー像が未定着の状態で形成された印刷媒体PAがイメージングユニット10からレンズ形成部20へと搬送されてくると、当該印刷媒体PA上にレンチキュラレンズ形成用材料を供給する。詳細には、供給部21は、タンク21aに貯蔵されているレンチキュラレンズ形成用材料を、ノズル部21bに設けられた複数のノズルを用いて吐出し、図11に示すように印刷媒体PA上にレンチキュラレンズ形成用材料ZLの層を形成する。ここでは、供給部21は、必ずしも、ノズル毎の供給量を変更しレンズ形状が形成されるようにレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給することを要さず、単に平坦な形状の層が形成されるようにレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給すれば十分である。
成形部22は、成形ローラ22bを有している。図12に示すように、成形ローラ22bは、供給部21によって印刷媒体PA上に供給されたレンチキュラレンズ形成用材料をレンチキュラレンズの形状(具体的には、断面視略半円形状)に成形する。より詳細には、成形部22の成形ローラ22bが、加圧ローラ22c(図12では図示省略、図10参照)との間にレンチキュラレンズ形成用材料ZLを挟み込み、印刷媒体PA上のレンチキュラレンズ形成用材料ZLをレンチキュラレンズの形状(具体的には、断面視略半円形状)に成形する。
また、成形部22の成形ローラ22bは、発熱体22e(図11参照)を内蔵しており、加圧成形処理と同時に硬化処理をも行う。具体的には、成形ローラ22bは、発熱体22eにより発生した熱(熱エネルギー)をレンチキュラレンズ形成用材料ZLに付与することによって、レンチキュラレンズ形成用材料を加熱して硬化させる。換言すれば、成形部22は、レンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化部としても機能する。
さらに、この画像形成装置1Cにおいては、一部領域RG以外の領域である非形成領域RTのトナー像TNに対する定着処理も、上記の成形ローラ22bによって実行される。すなわち、成形ローラ22bは、定着ローラとしても機能する。具体的には、図12に示すように、非形成領域RTにおいては、成形ローラ22bがトナー像に熱を付与し、トナー像のトナーが溶融する。したがって、成形ローラ22bに定着部18を設けることを要しない。また、特に、成形ローラ22bは、熱エネルギーを付与することによって、一部領域RGに供給されたレンチキュラレンズ形成用材料ZLを硬化させる硬化処理と、非形成領域RTのトナー像TNを定着させる定着処理とを同時に実行する。
以上のようにして、レンチキュラレンズLSが印刷媒体PA上に形成される。
このような動作によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、特に、この第2実施形態によれば、非形成領域RTのトナー定着処理は、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの硬化処理を行う硬化部23によって実行される。すなわち、硬化部23は、トナーの定着処理部としても機能している。したがって、硬化部23とは別個に定着部を設ける場合に比べて、構成を簡易化することが可能である。
また、特に、この第2実施形態によれば、非形成領域RTのトナー定着処理は、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの硬化処理と同時に実行される。したがって、定着処理と硬化処理との2回に分けて加熱処理を行う場合に比べて、エネルギー付与時の損失を抑制しエネルギー効率を向上させることができる。
<C.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではなく、様々な改変が可能である。
たとえば、上記第2実施形態においては、成形ローラ22bを用いる場合を例示したが、これに限定されず、図13に示すように、押型部材(押圧成形部)22dを用いるようにしてもよい。具体的には、押型部材22dをその搬送方向における位置を所定距離ずつずらしながら繰り返しレンチキュラレンズ形成用材料ZLに押し当てることによって、上述のようなレンチキュラレンズLSが生成される。
さらに、上記第1実施形態においては、照射部23bと照射部18aとの双方を設ける場合を例示したが、これに限定されない。例えば、図14に示すように、照射部18aを設けず照射部23bのみを設けるようにしてもよい。そして、照射部23bにより熱エネルギーおよび/または光エネルギーを付与することによって、一部領域RGに供給されたレンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化処理と、非形成領域RTのトナー像TNを定着させる定着処理とを同時に実行するようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、一部領域RG以外の領域RTにおいては、レンチキュラレンズ形成用材料ZLが供給されず、トナー像TNが露出している場合を例示したが、これに限定されない。具体的には、次のようにして、領域RT(図2参照)にもレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給するようにしてもよい。
例えば、図15に示すように、一部領域RGにレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給するだけでなく、レンチキュラレンズLSの非形成領域RTにもレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給する。より詳細には、非形成領域RTにもレンチキュラレンズ形成用材料ZLを積層するとともに、当該レンチキュラレンズ形成用材料ZLを硬化させることによって、トナー像を保護する保護層(コーティング層とも称する)PLを非形成領域RTに形成する。
より具体的には、照射部23bを備える装置1A(図1),1B(図9),1D(図14)を利用する場合には、当該照射部23bを用いて、印刷媒体PA上のレンチキュラレンズ形成用材料ZLに光(あるいは熱)を照射して、一部領域RGと非形成領域RTとの両領域の当該レンチキュラレンズ形成用材料ZLを硬化させればよい。このようにレンチキュラレンズ形成用材料ZLを用いて非形成領域RTに保護層を形成することによれば、トナー像を一部領域RG以外に形成する場合であっても、当該トナー像の定着処理が不要になる。なお、レンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量を抑制するため、領域RTには、レンチキュラレンズLSの形成領域RGの厚さよりも薄くレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給することが好ましい。
あるいは、第2実施形態に係る装置1C(図10)を利用する場合には、成形部22の成形ローラ22bを用いて、印刷媒体PA上のレンチキュラレンズ形成用材料ZLに熱エネルギーを付与し、当該レンチキュラレンズ形成用材料ZLを硬化させればよい。特に、一部領域RGだけでなく、非形成領域RTにも成形ローラ22bによって熱エネルギーを付与することによって、非形成領域RTのレンチキュラレンズ形成用材料ZLをも硬化させることができる。このようにレンチキュラレンズ形成用材料ZLを用いて保護層を非形成領域RTに形成することによれば、トナー像を一部領域RG以外の領域RTに形成する場合であっても、当該トナー像の定着処理が不要になる。なお、この場合には、成形ローラ22bによってレンチキュラレンズのレンズ面が非形成領域RTに形成されないように、非形成領域RTにおいてはレンチキュラレンズ形成用材料ZLの供給量を抑制することが好ましい。すなわち、非形成領域RTには、レンチキュラレンズLSの形成領域RGの厚さよりも薄くレンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給することが好ましい。
また、上記各実施形態においては、イメージングユニット10におけるトナー像は、所定の極性(ここでは負極性)に帯電した状態で印刷媒体PA上に転写されている。ここでは仮に、図16に示すように、レンチキュラレンズ形成用材料ZLがトナー像のトナーと同一極性(負極性)に帯電している場合を想定する。この場合には、レンチキュラレンズ形成用材料ZLがトナー像TN上に吐出される際に、当該レンチキュラレンズ形成用材料ZLとトナー像TNとの間に電気的な反発力(斥力)が発生する。そのため、レンチキュラレンズ形成用材料ZLが、トナー像TNのトナーとの電気的反発力によって飛散し、本来の位置から大きく離れた位置に滴下してしまう。
そのため、上記各実施形態においては、レンチキュラレンズ形成用材料ZLは、トナーの帯電極性と同一極性に帯電されないことが好ましい。
例えば、無帯電化したレンチキュラレンズ形成用材料ZLをトナー像TN上に供給するようにしてもよい。より詳細には、図17に示すように、導電性のタンク21aを接地(アース)すればよい。これによれば、供給部21のタンク21a内のレンチキュラレンズ形成用材料ZLを帯電させないようにすること(無極性化ないし無帯電化とも称する)が可能である。したがって、図18に示すように、上述のような反発力の発生を回避して、レンチキュラレンズ形成用材料ZLを印刷媒体PA上の適切な位置に滴下させることが可能である。これは、特に、レンチキュラレンズ形成用材料ZLとして、導電性の材料を用いる場合に有用である。
あるいは、レンチキュラレンズ形成用材料ZLをトナー像TNのトナーとは逆の極性(逆極性)に帯電させればよい。より詳細には、図19に示すように、導電性のタンク21aに所定の電位(正電位)を付与すればよい。これによれば、供給部21のタンク21a内のレンチキュラレンズ形成用材料ZLをトナーの帯電極性(ここでは負極性)とは逆の極性(正極性)に帯電させることができる。したがって、図20に示すように、上述のような反発力の発生を回避して、レンチキュラレンズ形成用材料ZLを印刷媒体PA上の適切な位置に滴下させることが可能である。これは、特に、レンチキュラレンズ形成用材料ZLとして、絶縁性の材料を用いる場合に有用である。
なお、ここではトナーが負極性に帯電する場合を例示したが、これに限定されない。トナーが逆に正極性に帯電する場合であっても、上記の思想を同様に(ただし極性を反転させて)適用することが可能である。
また、上記各実施形態においては、レンチキュラレンズLSを印刷媒体PAの一部領域RGにのみ設ける場合を例示したが、これに限定されない。例えば、逆に、レンチキュラレンズLSを印刷媒体PAの全面に設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、単一色による印刷が可能なイメージングユニット10を例示したが、これに限定されず、複数色による印刷が可能なイメージングユニットを用いるようにしてもよい。具体的には、複数の現像器14等を設けることによって、複数の色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色)のトナー像を生成し、当該複数色のトナー像を印刷媒体PAに重ねて転写するようにしてもよい。すなわち、フルカラーの画像を印刷媒体PA上に形成するようにしてもよい。そして、未定着のフルカラー画像が形成されている印刷媒体PA上に、レンチキュラレンズ形成用材料ZLを供給してレンチキュラレンズLSを形成すればよい。
第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 印刷媒体上のレンズ形成領域を示す図である。 平面画像(合成画像)を示す図である。 レンチキュラレンズを示す図である。 レンチキュラレンズ形成用材料が吐出される様子を示す断面図である。 レンチキュラレンズ形成用材料がレンチキュラレンズの形状に成形された様子を示す断面図である。 レンチキュラレンズ形成用材料の硬化処理を示す断面図である。 トナー定着処理においてトナーが溶融する様子を模式的に示す図である。 変形例に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 レンズ形成用材料の供給直後の状態を示す断面図である。 レンズ形成用材料が成形される様子を示す断面図である。 押型部材を示す図である。 別の変形例に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 保護層(コーティング層)を示す断面図である。 レンチキュラレンズ形成用材料がトナー像のトナーとの電気的反発力によって飛散する様子を示す図である。 レンチキュラレンズ形成用材料を無帯電化する構成を示す図である。 無帯電化されたレンチキュラレンズ形成用材料が印刷媒体上の適切な位置に滴下する様子を示す図である。 レンチキュラレンズ形成用材料をトナーと逆極性に帯電する構成を示す図である。 トナーと逆極性に帯電化したレンチキュラレンズ形成用材料が印刷媒体上の適切な位置に滴下する様子を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1D 画像形成装置
10 イメージングユニット
20,20A,20C レンズ形成部
21 供給部
22 成形部
22b 成形ローラ
22e 発熱体
23 硬化部
23b 照射部
CE 合成画像
LE 平面画像
LS レンチキュラレンズ
PA 印刷媒体
RG レンズ形成領域
RT 非形成領域
TN トナー像
ZL レンチキュラレンズ形成用材料

Claims (7)

  1. 電子写真方式の画像形成装置であって、
    印刷媒体上にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記トナー像が前記印刷媒体に対して定着されていない状態において、レンチキュラレンズ形成用材料を前記印刷媒体上に前記トナー像に重ねて供給し、レンチキュラレンズを形成するレンズ形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記レンズ形成手段は、前記レンチキュラレンズを前記印刷媒体の一部領域に形成することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記トナー像は、前記一部領域以外の領域である非形成領域にも形成され、
    前記レンズ形成手段は、前記一部領域に供給されたレンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化手段を有し、
    前記硬化手段は、前記非形成領域のトナー像の定着処理をも行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記硬化手段は、熱エネルギーおよび/または光エネルギーを付与することによって、前記一部領域に供給された前記レンチキュラレンズ形成用材料を硬化させる硬化処理と、前記非形成領域のトナー像を定着させる定着処理とを同時に実行することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記トナー像は、前記一部領域以外の領域である非形成領域にも形成され、
    レンチキュラレンズ形成用材料は前記一部領域だけでなく前記非形成領域にも供給され、前記一部領域には前記レンチキュラレンズがレンチキュラレンズ形成用材料を用いて形成され、前記非形成領域には前記トナー像に対する保護層がレンチキュラレンズ形成用材料を用いて形成されることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載の画像形成装置において、
    前記レンズ形成手段は、前記レンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像のトナーと逆極性に帯電させて、当該レンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像上に供給することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載の画像形成装置において、
    前記レンズ形成手段は、無帯電化したレンチキュラレンズ形成用材料を前記トナー像上に供給することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011107349A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Casio Computer Co Ltd レンチキュラープリントシート
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US8724178B2 (en) 2010-07-12 2014-05-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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