JP5087912B2 - 多色画像形成装置の画像位置ずれ調整方法 - Google Patents
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Description
上記構成のLEDヘッドでは、図2に示すように千鳥状に配置したLEDヘッドの端部と端部とをオーバーラップさせた上で、形成する画像にすき間ができないように使用する発光素子の範囲を調整して位置合わせを行っている。
また、形成する画像に段差ができないようにLEDヘッドごとに露光するタイミングを調整して位置合わせを行っている。更にはつなぎ目で主走査方向に描いた直線の折れが問題にならないよう、必要に応じて各LEDヘッドの傾きを調整している。
そこで、第2色目のLEDヘッドの傾きと書き出しタイミングを調整する。調整後の状態を図4(D)に示すが2色目の画像につなぎ目ずれが発生している。
逆に、つなぎ目ずれを優先的に調整すると、図4(E)に示すように色ずれが生じる。従って、従来の単色画像形成装置のようにつなぎ目ずれを調整する手段と、LEDヘッドの傾きを調整する手段とを設けただけでは色ずれを解消できないことが分かる。
本発明は、露光ヘッドの傾きは、主走査方向に描いた直線の折れ目が目立たぬ程度に調整しても色ずれが発生しないという点に着目して、各露光装置の露光ヘッドを調整している。すなわち、露光装置の露光ヘッドの傾きを調整して、主走査方向つなぎ目位置と、副走査方向書き出し位置の調整を行うことで、複数の露光装置の露光ヘッドの調整を効率的に行うことができる。
第1現像装置14及び第2現像装置32は、感光体ドラム11と近接・対向する位置に生じている電界内で、潜像にトナーを転移して可視像を形成するものである。この現像装置で用いられるトナーは、バインダ樹脂に磁性分を混合した磁性トナーが用いられる。
定着装置18は、加熱源を内蔵した加熱ロール18aと、この加熱ロール18aに圧接される加圧ロール18bとを備えており、これらが平行に配置されて互いに圧接されるニップ部を形成している。トナー像が転写された用紙は、ニップ部に送り込まれ、回転駆動される加熱ロール18aと加圧ロール18bとの間で加熱されるとともに加圧され、溶融したトナーが用紙に圧着されるものとなっている。
本実施例の露光装置は、第1露光装置100と第2露光装置200とからなる。第1露光装置100と第2露光装置200とは、複数のLEDヘッドを感光体ドラム11の軸芯方向にそれぞれ配置したものである。第1露光装置100は、第2露光装置200よりも感光体ドラム2の回転方向の上流側に位置している。
なお、第1露光装置100と第2露光装置200とは同一の構成を備えているので、以下では第1露光装置100の構成の説明を行う。
各LEDヘッド110、120、130には、傾きを調整するための調整機構111、121、131がそれぞれ設けられている。この調整機構111、121、131は、LEDヘッド110、120、130の片側端部に回転軸を設けて、この回転軸を中心にそれぞれのLEDヘッド110、120、130を回転可能な機構である。また、調整機構111、121、131は、傾きの調整後に、LEDヘッド111、121、131が動かないように固定することができるように構成されている。
まず、テストパターンの画像を出力し(ステップS1)、この画像の出力結果をもとに第1露光装置100の傾き調整機構111、121、131を調整して、LEDヘッド110、120、130の傾きを調整する(ステップS2)。LEDヘッド110、120、130の傾き具合を測定することができる、例えばマス目画像をテストパターンとして出力し、マス目からのずれ量に応じて各LEDヘッドの傾き調整機構111、121、131を調整する。図7(a)には、LEDヘッド110、120、130と、各LEDヘッドの結像ドットラインの傾きと、各LEDヘッドの使用範囲を示す実線とを示す。また、図7(b)には、傾き調整機構111、121、131によって、LEDヘッド110、120、130の傾きを調整した後の状態を示す。なお、ステップS2の調整は必須ではなく、目視で目立たないレベルの主走査方向直線性が得られているならば省略しても良い。
次に、第1露光装置100の各LEDヘッドの副走査方向のつなぎ目ずれを調整する(ステップS4)。図7(d)には、LEDヘッド120とLEDヘッド130の副走査方向の書き出し位置を調整した様子を示す。なお、図7(d)では、LEDヘッド120の露光開始タイミングを早め、LEDヘッド130の露光開始タイミングを遅くする調整を行った様子が示されている。
まず、第2露光装置200の各LEDヘッド210、220、230の傾きを該当する第1露光装置100のLEDヘッドの傾きに合わせる(ステップS5)。各LEDヘッド210、220、230に設けられた傾き調整機構211、221、231を使用して、各LEDヘッド210、220、230の傾きをそれぞれLEDヘッド110、120、130の傾きに合わせる。図7(e)には、傾きを調整前の第2露光装置200の各LEDヘッド210、220、230を示し、図7(f)には、傾きを調整した後のLEDヘッド210、220、230を示す。
まず、第2露光装置200の各LEDヘッド210、220、230に設けられた傾き調整機構211、221、231を使用して、各LEDヘッド210、220、230の傾きを第1露光装置300のLEDヘッドに合わせる。図10(b)には、傾きを調整前の第2露光装置200の各LEDヘッド210、220、230を示し、図10(c)には、傾きを調整した後のLEDヘッド210、220、230を示す。なお、図10(b),(c),(d),(e)に点線で示す直線が、第1露光装置300のLEDヘッドの傾きを表している。
2 画像記録部
3 給紙部
11 感光体ドラム
12 帯電装置
13 第1露光装置
14 第1現像装置
15 転写装置
16 クリーニング装置
28 ロール紙
31 第2露光装置
32 第2現像装置
100 第1露光装置
200 第2露光装置
110、120、130、210、220、230 LEDヘッド
111、121、131、211、221、231 傾き調整機構
112、122、132、212、222、232 主走査方向位置ずれ調整制御部
113、123、133、213、223、233 副走査方向位置ずれ調整制御部
114、124、134、214、224、234 露光量制御装部
Claims (1)
- 複数の露光ヘッドを像保持体の軸芯方向に沿って配置した露光装置を色別に複数備え、前記複数の露光装置は、露光ヘッドの一方の端部を回転軸として他方の端部を回転可能な傾き調整機構を各露光ヘッドに備えると共に、各露光ヘッドの備える露光素子のうち、露光ヘッドと当該露光ヘッドに隣接する露光ヘッドとによってそれぞれ形成される画像同士をつなぎ合わせるつなぎ目位置を主走査方向で調整する第1調整手段と、前記複数の露光ヘッドの副走査方向の書き出し位置を調整する第2調整手段とを備える多色画像形成装置の画像位置ずれ調整方法であって、
基準とする露光装置において、印刷出力されたテストパターン画像に基づいて各露光ヘッドの結像ドットラインの傾きを合わせるステップと、前記基準とする露光装置の備える露光ヘッドのうち、基準となる露光ヘッドの主走査方向の画像のつなぎ目位置に、他の露光ヘッドの画像のつなぎ目位置を合わせるステップと、前記基準となる露光ヘッドの副走査方向の書き出し位置に、他の露光ヘッドの書き出し位置を合わせるステップとを備え、
他の露光装置において、前記基準とする露光装置の結像ドットラインに、その他の露光装置の各露光ヘッドの結像ドットラインの傾きを合わせるステップと、前記基準とする露光装置の露光ヘッド間の主走査方向の画像つなぎ目位置に、その他の露光装置のつなぎ目位置を合わせるステップと、前記基準とする露光装置の副走査方向書き出し位置に、その他の露光装置の書き出し位置を合わせるステップと、を有することを特徴とする多色画像形成装置の画像位置ずれ調整方法。
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