JP2014055291A - 基体上にパターンを調製するための組成物および方法 - Google Patents

基体上にパターンを調製するための組成物および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パターン転写処理によって基体のナノパターン形成を行うためのコポリマー組成物であって、20から50nmでのパターン形成が可能で、低い欠陥形成での速いアニーリングプロファイルを示す、コポリマー組成物の提供。
【解決手段】ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および酸化防止剤を含み、前記ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分は:>50重量%から99重量%の秩序化ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマーBCP1、および1から<50重量%の無秩序ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ジブロックコポリマーBCP2を含むブレンドである、コポリマー組成物。
【選択図】図7

Description

本発明は、自己組織化ブロックコポリマーの分野に関する。特に、本発明は、基体上にパターンを調製するためのコポリマー組成物および方法に関する。
端と端とが連結された2つ以上の区別できるホモポリマーからなるブロックコポリマーのいくつかは、10ナノメートルから50ナノメートル(nm)の典型的な寸法を有する周期的なミクロドメインに自己組織化されることが公知である。表面をパターン形成するのに、このようなミクロドメインを使用する可能性には関心が増大しているが、これは光学的なリソグラフィーを使用して、ナノスケール寸法(特に、45nm以下)でパターニングすることが、高価で困難なためである。
しかしながら、基体上のブロックコポリマーミクロドメインの水平な配列を制御することは、課題であり続ける。この問題は、基体のリソグラフィーにより予め規定された形状的および/または化学的パターン形成を使用してすでに取り組まれてきた。以前の研究は、ラメラの形状の自己組織化ブロックコポリマーミクロドメインが、基体の化学的パターン形成に従うように方向付けられ、化学的なプレパターンのそれに近い周期性を生じさせ得ることを説明してきた。他の研究は、形状的なプレパターンの底面および側壁におけるブロックコポリマーの表面濡れ特性を制御することにより、ラメラがこの形状的なプレパターンに従うよう方向付けられ得ることを示してきた。このラメラは基体のプレパターンより小さい寸法のライン/スペースパターンを形成し、プレパターンを高頻度のラインパターンに、すなわち、より小さなピッチを有するラインパターンにさらに分割する。ブロックコポリマーパターン形成の1つの制限は、形状的および/または化学的なガイドプレパターンについての、プレパターン表面上のどこにでもパターンが生じる傾向である。
所定の基体(例えば、電界効果トランジスタにおけるゲート)上の種々のフィーチャのサイズを縮小するための性能は、現時点では、フォトレジストを露光するのに使用される光の波長(すなわち、193nm)により制限される。これらの制限は、<50nmの限界寸法(CD)を有するフィーチャの製造についての重要な課題を生み出す。従来のブロックコポリマーの使用には、自己組織化処理中での配向制御および長い範囲の秩序化における困難性が存在する。さらに、このようなブロックコポリマーは、多くの場合、次の処理工程における不適切なエッチング耐性を提供する。
Nealeyらは、米国特許出願公開第2006/0134556号において、2つのポリ(スチレン)−b−ポリ(メチルメタクリレート)ジブロックコポリマーのブレンドを開示する。特に、Nealeyらは、L01のバルクラメラ周期を有する、第1の秩序化ポリ(スチレン)−b−ポリ(メチルメタクリレート)ジブロックコポリマーと、L02のバルクラメラ周期を有する、第2の秩序化ポリ(スチレン)−b−ポリ(メチルメタクリレート)ジブロックコポリマーとのブレンドの使用を開示する。
米国特許出願公開第2006/0134556号明細書
それにも関わらず、基体のパターン形成に使用するための新たなコポリマー組成物についての必要性が残っている。特に、中間の長さスケール(例えば、20から50nm)でのパターン形成が可能で、好ましくは、低い欠陥形成での速いアニーリングプロファイルを示す、新たなコポリマー組成物についての必要性が残っている。
本発明は、コポリマー組成物を提供し、このコポリマー組成物は、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および酸化防止剤を含み、
前記ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分は:
>50重量%から99重量%(固形分基準)の秩序化(ordered)ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマーBCP1、および
1から<50重量%(固形分基準)の無秩序(disordered)ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ジブロックコポリマーBCP2
を含むブレンドであり、
前記BCP1は0.40から0.60のポリスチレン体積分率VfBCP1−PStを有し、下記式
Figure 2014055291
(式中、χNBCP1は、225℃における、BCP1のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP1と、BCP1の重合度NBCP1との積である)があてはまり;
前記BCP2は0.5から0.99のポリスチレン体積分率VfBCP2−PStを有し、下記式
Figure 2014055291
(式中、χNBCP2は、225℃における、BCP2のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP2と、BCP2の重合度NBCP2との積である)があてはまり;
BCP1の数平均分子量MN−BCP1が、30から500kg/モルであり、BCP2の数平均分子量MN−BCP2が、0.1から<500kg/モルであり、MN−BCP1>MN−BCP2である。
本発明は、コポリマー組成物を提供し、このコポリマー組成物は、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および(ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分の重量を基準にして)15から25重量%の酸化防止剤を含む。
本発明は、基体の表面上におけるラインスペースフィーチャを形成するために基体を処理する方法を提供し、この方法は、表面を有する基体を提供する工程;数平均分子量が、5から1,000kg/モルであるポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および酸化防止剤を含むコポリマー組成物を提供する工程;前記基体の前記表面に前記コポリマー組成物の膜を適用する工程;場合によって、前記膜をベークする工程;気体雰囲気下で、150から350℃で1秒から4時間の期間、前記膜を加熱することにより、前記膜をアニーリングする工程;ならびに、前記アニーリングされた膜から前記ポリ(アクリレート)ブロックを除去して、10から50nmのピッチLを有する前記基体の前記表面上のラインスペースパターンを残すように、前記アニーリングされた膜を処理する工程を含む。
図1は、比較例C1に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図2は、比較例C2に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図3は、比較例C3に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図4は、比較例C4に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図5は、比較例C5に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図6は、比較例C6に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図7は、実施例5に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図8は、実施例6に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図9は、実施例7に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図10は、実施例8に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図11は、実施例9に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図12は、実施例10に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図13は、実施例11に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図14は、実施例12に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図15は、実施例13に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図16は、実施例14に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図17は、実施例15に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図18は、実施例16に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図19は、実施例17に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図20は、実施例18に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図21は、実施例19に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図22は、実施例20に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図23は、実施例21に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図24は、実施例22に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図25は、実施例23に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図26は、実施例24に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図27は、実施例25に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図28は、実施例26に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図29は、実施例27に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図30は、実施例28に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図31は、実施例29に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図32は、実施例30に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図33は、実施例31に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図34は、実施例32に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図35は、実施例33に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図36は、実施例34に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図37は、実施例35に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図38は、実施例36に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図39は、実施例37に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図40は、比較例C7に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。 図41は、実施例38に従って調製された膜の、トップダウン走査型電子顕微鏡(「SEM」)像の描写である。
本発明は、顕微鏡的なエッチングまたはミクロパターン形成された表面を必要とするデバイス(例えば、マイクロエレクトロニクス、マイクロセンサおよびバイオチップ)の構築において、その後のパターン転写処理に使用される、リソグラフィーによる有用なラインアンドスペースフィーチャを形成するための、コポリマー組成物および方法を提供する。本発明の方法は、従来のリソグラフ手段を使用する基体上に作成されたガイドパターンと比較して、整数因数により割り切れるピッチ寸法を有するパターンの作製を提供する。より小さい寸法、例えば、従来のリソグラフ技術を使用して産生され得る2分の1または4分の1の寸法を有する、このような高解像のパターンを形成する能力は、例えば、半導体チップの設計および製造における、完全な新たな技術を可能にする。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「PSt−b−PAcrブロックコポリマー」は、ポリ(スチレン)ブロックとポリ(アクリレート)ブロックとを有する、ポリ(スチレン)−ブロック−ポリ(アクリレート)ジブロックコポリマー成分についての略語であり;ここで、ポリ(スチレン)ブロックは、スチレン、重水素化スチレン、スチレンブロック修飾モノマーおよび重水素化スチレンブロック修飾モノマーの少なくとも1種からの残基を含み、並びに、ポリ(アクリレート)ブロックは、アクリレートモノマー、重水素化アクリレートモノマー、アクリレートブロック修飾モノマーおよび重水素化アクリレートブロック修飾モノマーの少なくとも1種からの残基を含む。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「重水素化スチレン」は、少なくとも1つの水素が重水素で置換されているスチレン分子である。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「重水素化スチレンブロック修飾モノマー」は、少なくとも1つの水素が重水素で置換されているスチレンブロック修飾モノマーである。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「重水素化アクリレートモノマー」は、少なくとも1つの水素が重水素で置換されているアクリレートモノマーである。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「重水素化アクリレートブロック修飾モノマー」は、少なくとも1つの水素が重水素で置換されているアクリレート修飾モノマーである。
本発明のブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「M」は、本明細書の実施例で使用される方法に従って決定される、ブロックコポリマー成分の数平均分子量(g/モル)である。
本発明のコポリマー組成物に使用されるPSt−b−PAcrブレンドに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「MN−Blendまたはブレンド数平均分子量」は、PSt−b−PAcrブレンドに含まれるPSt−b−PAcrブロックコポリマーの数平均分子量の加重平均である。
本発明のブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「M」は、本明細書の実施例で使用される方法に従って決定される、ブロックコポリマーの重量平均分子量(g/モル)である。
本発明のコポリマー組成物に使用されるPSt−b−PAcrブレンドに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「MW−Blendまたはブレンド重量平均分子量」は、PSt−b−PAcrブレンドに含まれるPSt−b−PAcrブロックコポリマーの重量平均分子量の加重平均である。
本発明のブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「PD」は、下記等式に従って決定されるブロックコポリマー成分の多分散度である。
Figure 2014055291
(a)単一のPSt−b−PAcrブロックコポリマーである、PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「平均分子量」は、そのPSt−b−PAcrブロックコポリマーについての数平均分子量Mを意味し、(b)2種以上の異なるPSt−b−PAcrブロックコポリマーのブレンドである、PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「平均分子量」は、ブレンドにおける2種以上の異なるPSt−b−PAcrブロックコポリマーの数平均分子量Mの加重平均を意味する。
PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「WfPSt」は、ブロックコポリマー成分におけるポリ(スチレン)ブロックの重量パーセントである。
本発明のコポリマー組成物に使用されるPSt−b−PAcrブレンドに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「WfPSt−Blendまたはブレンドポリ(スチレン)重量分率」は、PSt−b−PAcrブレンドに含まれるPSt−b−PAcrブロックコポリマーにおける、ポリ(スチレン)ブロックの重量パーセントの加重平均である。
本発明のPSt−b−PAcrブロックコポリマー成分に関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「WfPAcr」は、ブロックコポリマーにおけるポリ(アクリレート)ブロックの重量パーセントである。
本発明のコポリマー組成物に使用されるPSt−b−PAcrブレンドに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「WfPAcr−Blendまたはブレンドポリ(アクリレート)重量分率」は、PSt−b−PAcrブレンドに含まれるPSt−b−PAcrブロックコポリマーにおける、ポリ(アクリレート)ブロックの重量パーセントの加重平均である。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「FWSt」は、スチレンについての式量である、104g/モルである。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「FWAcr」は、メチルメタクリレートについての式量である、100g/モルである。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「dPSt」は、ポリ(スチレン)の密度である、1.05g/cmである。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「dPAcr」は、ポリ(メチルメタクリレート)の密度である、1.18g/cmである。
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「dBCP」は、下記等式に従うPSt−b−PAcrジブロックコポリマーの密度である。
Figure 2014055291
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「VfPSt」は、下記等式に従うPSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(スチレン)ブロックの体積分率である。
Figure 2014055291
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「VfPAcr」は、下記等式に従うPSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(アクリレート)ブロックの体積分率である。
Figure 2014055291
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「χBCP」は、下記等式に従うケルビンにおける温度Tでの、PSt−b−PAcrジブロックコポリマーについての、フローリー−ハギンズ相互作用パラメータである。(Zhao,et al.,SAXS Analysis of the Order−Disorder Transition and the Interaction Parameter of Polystyrene−block−poly(methyl methacrylate),MACROMOLECULES,vol.41,pp.9948−51(2008))
Figure 2014055291
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「NBCP」は、下記等式に従うPSt−b−PAcrジブロックコポリマーの重合度である。
Figure 2014055291
本発明のPSt−b−PAcrジブロックコポリマーに関連して、本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される用語「χNBCP」は、下記等式に従うχBCPとNBCPとの数学的積である。
Figure 2014055291
ブロックコポリマーは、2種以上の異なるモノマーから合成されるポリマーであり、化学的に異なるが互いに共有結合される2以上の重合鎖セグメントを示す。ジブロックコポリマーは、2種の異なるモノマー(例えば、AおよびB)由来のブロックコポリマーの特定の種類であり、B残基のポリマーブロックに共有結合されるA残基のポリマーブロックを含む構造(例えば、AAAAA−BBBBB;AAAAA−X−BBBBB、ここでXは、連結基、例えば、ジフェニルエチレンである)を有する。
好ましくは、本発明のコポリマー組成物に使用されるブロックコポリマー成分は、ポリ(スチレン)およびポリ(アクリレート)のドメインを含むPSt−b−PAcrジブロックコポリマー成分であって、このブロックコポリマーは、本明細書の実施例で説明される条件下において基体上に堆積される場合に、10から50nm(好ましくは、20から50nm;最も好ましくは、20から45nm)の膜ピッチLを示す。
本発明のコポリマー組成物は、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および酸化防止剤を含み、このポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分は、(a)単一のPSt−b−PAcrブロックコポリマーおよび(b)少なくとも2種の異なるPSt−b−PAcrブロックコポリマーのブレンドからなる群から選択される。
好ましくは、本発明のコポリマー組成物に使用されるブロックコポリマー成分は、PSt−b−PAcrジブロックコポリマーまたは、ポリ(スチレン)およびポリ(アクリレート)のドメインを含むジブロックコポリマーブレンドであり、このジブロックコポリマー成分は、0.40から0.60(好ましくは0.45から0.55;最も好ましくは0.48から0.52)のポリ(アクリレート)重量分率WfPAcrまたはWfPAcr−Blendを有し;および、このジブロックコポリマー成分は、5から1,000kg/モル(好ましくは10から200kg/モル;より好ましくは15から100kg/モル;最も好ましくは20から60kg/モル)の数平均分子量MまたはMN−Blendを有する。0.40から0.60のWfPAcrまたはWfPAcr−Blendを有し、5から1,000kg/モルの数平均分子量MまたはMN−Blendを有する、本発明のジブロックコポリマーは、ポリ(アクリレート)およびポリ(スチレン)の交互ラメラドメインを示す傾向がある。本明細書で提供される教示により、当業者は、堆積されたコポリマー組成物におけるラメラドメインは、膜堆積条件、例えば、(a)基体の表面エネルギー(すなわち、介在材料で基体表面を前処理することによる)、(b)堆積されたコポリマー組成物の膜の厚み、(c)堆積されたコポリマー組成物のベークプロファイル(すなわち、ベーク温度およびベーク時間)、並びに(d)堆積されたコポリマー組成物のアニーリングプロファイル(すなわち、アニーリング温度およびアニーリング時間)の選択および制御により、その軸を基体表面に対称平行に、基体表面に垂直に、または基体表面に平行および垂直の組み合わせにして、それ自体を配向させるように自己組織化するであろう、このようなPSt−b−PAcrジブロックコポリマーを含有する本発明のコポリマー組成物を堆積できるであろう。
好ましくは、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマーは、ポリ(スチレン)ブロックを有し、このポリ(スチレン)ブロックは、スチレン、重水素化スチレン、スチレンブロック修飾モノマーおよび重水素化スチレンブロック修飾モノマーの少なくとも1つから生じる残基を含む。より好ましくは、ポリ(スチレン)ブロックは、0から100重量%(好ましくは0から15重量%;より好ましくは0.001から15重量%)の、スチレンブロック修飾モノマーから生じる単位および重水素化スチレンブロック修飾モノマーから生じる単位の組み合わせを含む。
好ましくは、スチレンブロック修飾モノマーは、ヒドロキシスチレン(例えば、4−ヒドロキシスチレン;3−ヒドロキシスチレン;2−ヒドロキシスチレン;2−メチル−4−ヒドロキシスチレン;2−tertブチル−4−ヒドロキシスチレン;3−メチル−4−ヒドロキシスチレン;2−フルオロ−4−ヒドロキシスチレン;2−クロロ−4−ヒドロキシスチレン;3,4−ジヒドロキシスチレン;3,5−ジヒドロキシスチレン;3,4,5−トリヒドロキシスチレン;3,5−ジメチル−4−ヒドロキシスチレン;3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシスチレン);シロキシスチレン(例えば、4−トリメチルシロキシスチレン;および3,5−ジメチル−4−トリメチルシロキシスチレン);および、4−アセトキシスチレン(例えば、3,5−ジメチル−4−アセトキシスチレン;3,5−ジブロモ−4−アセトキシスチレン;3,5−ジクロロ−4−アセトキシスチレン);ならびに、それらの組み合わせからなる群から選択される。より好ましくは、スチレンブロック修飾モノマーは、4−ヒドロキシスチレン;3−ヒドロキシスチレン;2−ヒドロキシスチレン;2−メチル−4−ヒドロキシスチレン;2−tertブチル−4−ヒドロキシスチレン;3−メチル−4−ヒドロキシスチレン;2−フルオロ−4−ヒドロキシスチレン;2−クロロ−4−ヒドロキシスチレン;3,4−ジヒドロキシスチレン;3,5−ジヒドロキシスチレン;3,4,5−トリヒドロキシスチレン;3,5−ジメチル−4−ヒドロキシスチレン;3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシスチレン;および、それらの組み合わせからなる群から選択される。最も好ましくは、スチレンブロック修飾モノマーは、4−ヒドロキシスチレン;3−ヒドロキシスチレン;2−ヒドロキシスチレン;および、それらの組み合わせからなる群から選択される。
好ましくは、重水素化スチレンブロック修飾モノマーは、重水素化ヒドロキシスチレン(例えば、重水素化4−ヒドロキシスチレン;重水素化3−ヒドロキシスチレン;重水素化2−ヒドロキシスチレン;重水素化2−メチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−tertブチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3−メチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−フルオロ−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−クロロ−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3,4−ジヒドロキシスチレン;重水素化3,5−ジヒドロキシスチレン;重水素化3,4,5−トリヒドロキシスチレン;重水素化3,5−ジメチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシスチレン);重水素化シロキシスチレン(例えば、重水素化4−トリメチルシロキシスチレン;および重水素化3,5−ジメチル−4−トリメチルシロキシスチレン);および、重水素化4−アセトキシスチレン(例えば、重水素化3,5−ジメチル−4−アセトキシスチレン;重水素化3,5−ジブロモ−4−アセトキシスチレン;および重水素化3,5−ジクロロ−4−アセトキシスチレン);ならびに、それらの組み合わせからなる群から選択される。より好ましくは、重水素化スチレンブロック修飾モノマーは、重水素化4−ヒドロキシスチレン;重水素化3−ヒドロキシスチレン;重水素化2−ヒドロキシスチレン;重水素化2−メチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−tertブチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3−メチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−フルオロ−4−ヒドロキシスチレン;重水素化2−クロロ−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3,4−ジヒドロキシスチレン;重水素化3,5−ジヒドロキシスチレン;重水素化3,4,5−トリヒドロキシスチレン;重水素化3,5−ジメチル−4−ヒドロキシスチレン;重水素化3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシスチレン;および、それらの組み合わせからなる群から選択される。最も好ましくは、重水素化スチレンブロック修飾モノマーは、重水素化4−ヒドロキシスチレン;重水素化3−ヒドロキシスチレン;重水素化2−ヒドロキシスチレン;および、それらの組み合わせからなる群から選択される。
好ましくは、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマーは、ポリ(アクリレート)ブロックを有し、このポリ(アクリレート)ブロックは、アクリレートモノマー、重水素化アクリレートモノマー、アクリレートブロック修飾モノマーおよび重水素化アクリレートブロック修飾モノマーの少なくとも1種からの残基を含む。より好ましくは、ポリ(アクリレート)ブロックは、>75重量%(より好ましくは>90重量%;最も好ましくは>95重量%)のアクリレートモノマーから生じる単位を含む。
好ましくは、アクリレートモノマーは、アリール(アルキル)アクリレート(例えば、フェニルアクリレート、フェニルメタクリレート);アルキル(アルキル)アクリレート(例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート);ハロゲン化アリール(アルキル)アクリレート(例えば、クロロフェニルアクリレート、クロロフェニルメタクリレート);ハロゲン化アルキル(アルキル)アクリレート(例えば、フルオロプロピルアクリレート、フルオロプロピルメタクリレート)および、それらの組み合わせからなる群から選択される。より好ましくは、アクリレートモノマーは、C6−14アリール(C1−5アルキル)アクリレート;C1−5アルキル(C1−5アルキル)アクリレートからなる群から選択される。さらにより好ましくは、アクリレートモノマーは、ブチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレートからなる群から選択される。最も好ましくは、アクリレートモノマーは、メチルメタクリレートである。
好ましくは、重水素化アクリレートモノマーは、重水素化アリール(アルキル)アクリレート(例えば、重水素化フェニルアクリレート、重水素化フェニルメタクリレート);重水素化アルキル(アルキル)アクリレート(例えば、重水素化メチルアクリレート、重水素化メチルメタクリレート);重水素化ハロゲン化アリール(アルキル)アクリレート(例えば、重水素化クロロフェニルアクリレート、重水素化クロロフェニルメタクリレート);重水素化ハロゲン化アルキル(アルキル)アクリレート(例えば、重水素化フルオロプロピルアクリレート、重水素化フルオロプロピルメタクリレート);および、それらの組み合わせからなる群から選択される。より好ましくは、重水素化アクリレートモノマーは、重水素化C6−14アリール(C1−5アルキル)アクリレート;重水素化C1−5アルキル(C1−5アルキル)アクリレートからなる群から選択される。さらにより好ましくは、重水素化アクリレートモノマーは、重水素化ブチル(メタ)アクリレート、重水素化プロピル(メタ)アクリレート、重水素化エチル(メタ)アクリレート、重水素化メチル(メタ)アクリレートからなる群から選択される。最も好ましくは、重水素化アクリレートモノマーは、重水素化メチルメタクリレートである。
好ましくは、アクリレートブロック修飾モノマーは、アルケンおよびシクロアルケンからなる群から選択される。より好ましくは、アクリレートブロック修飾モノマーは、C1−5アルケンおよびC3−7シクロアルケンから選択される。最も好ましくは、アクリレートブロック修飾モノマーは、エチレンである。
好ましくは、重水素化アクリレートブロックモノマーは、重水素化アルケンおよび重水素化シクロアルケンからなる群から選択される。より好ましくは、重水素化アクリレートブロック修飾モノマーは、重水素化C1−5アルケンおよび重水素化C3−7シクロアルケンから選択される。最も好ましくは、重水素化アクリレートブロック修飾モノマーは、重水素化エチレンである。
ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分が、PSt−b−PAcrブロックコポリマーのブレンドを含む場合、PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分は、好ましくは、>50重量%から100重量%(固形分基準)の秩序化PSt−b−PAcrブロックコポリマーBCP1を含み、BCP1は、0.40から0.60(好ましくは0.45から0.55;より好ましくは0.48から0.52)のポリスチレン体積分率VfBCP1−PStを有し、下記式があてはまる。(式は、0.65から0.87のポリ(スチレン)体積分率の範囲に対応する、自己無撞着平均場理論から導かれた。例えば、Matsen,et al.,Unifying Weak−and Strong−Segregation Block Copolymer Theories,MACROMOLECULES,vol.29,no.4,pp.1091−1098(1996);Ginzberg,et al.,Theoretical Modeling of the Relationship Between Young’s Modulus and Formulation Variables for Segmented Polyurethanes,JOURNAL OF POLYMER SCIENCE:PART B:POLYMER PHYSICS,vol.45,pp.2123−2135(2007)を参照のこと)
Figure 2014055291
式中、χNBCP1は、225℃における、各BCP1のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP1と、各BCP1の重合度NBCP1との積である(好ましくは、式中、χNBCP1は、20から100、より好ましくは、20から40、最も好ましくは、25から35である)。より好ましくは、PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分は、>50重量%から99重量%(固形分基準)の秩序化PSt−b−PAcrブロックコポリマーBCP1を含み、BCP1については、下記式があてはまる。(式は、0.65から0.87のポリ(スチレン)体積分率の範囲に対応する、自己無撞着平均場理論から導かれた。Matsen,et al.,Unifying Weak−and Strong−Segregation Block Copolymer Theories,MACROMOLECULES,vol.29,no.4,pp.1091−1098(1996);Ginzberg,et al.,Theoretical Modeling of the Relationship Between Young’s Modulus and Formulation Variables for Segmented Polyurethanes,JOURNAL OF POLYMER SCIENCE:PART B:POLYMER PHYSICS,vol.45,pp.2123−2135(2007)を参照のこと)
Figure 2014055291
式中、χNBCP1は、225℃における、各BCP1のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP1と、各BCP1の重合度NBCP1との積である(好ましくは、式中、χNBCP1は、20から100、より好ましくは20から40、最も好ましくは25から35である)。0.1から<50重量%(好ましくは10から30重量%;より好ましくは15から25重量%)(固形分基準)の無秩序PSt−b−PAcrジブロックコポリマーBCP2は、下記式があてはまる。(式は、0.5から0.99のポリ(スチレン)体積分率の範囲に対応する、自己無撞着平均場理論から導かれた。例えば、脚注3で引用された参考文献を参照のこと)
Figure 2014055291
式中、χNBCP2は、225℃における、各BCP2のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP2と、各BCP2の重合度NBCP2との積である(好ましくは、式中、χNBCP1は、<15;より好ましくは>0から10;最も好ましくは5から7である)。好ましくは、MN−BCP1>MN−BCP2である。より好ましくは、MW−BCP1>2W−BCP2である。好ましくは、ジブロックコポリマーのブレンドで使用される、秩序化PSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(スチレン)ブロックの体積分率VfBCP1−PSt、および、無秩序PSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(スチレン)ブロックの体積分率VfBCP2−PStは、下記等式が満たされるように、互いに20%以内である。
Figure 2014055291
より好ましくは、ジブロックコポリマーのブレンドで使用される、秩序化PSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(スチレン)ブロックの体積分率VfBCP1−PSt、および、無秩序PSt−b−PAcrジブロックコポリマーにおけるポリ(スチレン)ブロックの体積分率VfBCP2−PStは、互いに0.001から20%以内(さらにより好ましくは0.01から20%以内;最も好ましくは0.05から0.12%以内)である。
好ましくは、コポリマー組成物は、(PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分の重量に基づいて)>2重量%の酸化防止剤を含有する。より好ましくは、コポリマー組成物は、(PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分の重量に基づいて)>2から30重量%の酸化防止剤を含有する。さらにより好ましくは、コポリマー組成物は、(PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分の重量に基づいて)5から30重量%の酸化防止剤を含有する。さらにより好ましくは、コポリマー組成物は、(PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分の重量に基づいて)10から25重量%の酸化防止剤を含有する。最も好ましくは、コポリマー組成物は、(PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分の重量に基づいて)15から25重量%の酸化防止剤を含有する。
本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤は、第1の酸化防止剤および第2の酸化防止剤から選択され得る。好ましくは、酸化防止剤は、少なくとも1つ(好ましくは少なくとも2つ;より好ましくは少なくとも3つ;最も好ましくは3つから4つ)の2,6−ジ−tert−ブチルフェノール部分を含有する酸化防止剤;少なくとも1つ(好ましくは少なくとも2つ;より好ましくは少なくとも3つ;最も好ましくは3つから4つ)の、下記式に従う部分を含有する酸化防止剤、
Figure 2014055291
少なくとも1つ(好ましくは少なくとも2つ;最も好ましくは2つ)の、下記式に従う部分を含有する酸化防止剤
Figure 2014055291
および、少なくとも1つ(好ましくは少なくとも2つ;最も好ましくは2つ)の、下記式に従う部分を含有する酸化防止剤
Figure 2014055291
および、それらのブレンドからなる群から選択される。より好ましくは、酸化防止剤は、
Figure 2014055291
および、それらのブレンドからなる群から選択される。さらにより好ましくは、酸化防止剤は、
Figure 2014055291
および、
Figure 2014055291
と1種以上の他の酸化防止剤との混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、酸化防止剤は、
Figure 2014055291
である。
好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、≧358g/モルの平均分子量を有する。より好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、≧600g/モルの平均分子量を有する。最も好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、≧1,000g/モルの平均分子量を有する。
好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、760mmHg(101.3kPa)で測定される、>400℃の平均沸点温度を有する。より好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、760mmHg(101.3kPa)で測定される、>500℃の平均沸点温度を有する。さらにより好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、760mmHg(101.3kPa)で測定される、>700℃の平均沸点温度を有する。さらにより好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含有される酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、760mmHg(101.3kPa)で測定される、>800℃の平均沸点温度を有する。最も好ましくは、本発明のコポリマー組成物に含まれる酸化防止剤(または酸化防止剤のブレンド)は、760mmHg(101.3kPa)で測定される、>1,000℃の平均沸点温度を有する。
本発明のコポリマー組成物は、場合によって、さらに、溶媒を含む。コポリマー組成物に使用するのに適した溶媒としては、動的光散乱により測定された場合、50nm未満の平均流体力学直径を有する粒子または凝集体内に、ポリ(スチレン)−b−ポリ(シロキサン)ブロックコポリマー成分を分散可能な液体が挙げられる。好ましくは、使用される溶媒は、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、エトキシエチルプロピオナート、アニソール、乳酸エチル、2−ヘプタノン、シクロヘキサノン、酢酸アミル、γ−ブチロラクトン(GBL)、n−メチルピロリドン(NMP)およびトルエンから選択される。より好ましくは、使用される溶媒は、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)およびトルエンから選択される。最も好ましくは、使用される溶媒は、トルエンである。
本発明のコポリマー組成物は、場合によって、さらに、添加剤を含む。添加剤としては、(ホモポリマーおよびランダムコポリマーを含む)更なるポリマー;界面活性剤;光酸発生剤;熱酸発生剤;クエンチャー;硬化剤;接着促進剤;溶解速度調節剤;光硬化剤;光増感剤;酸増幅剤;可塑剤;配向制御剤および架橋剤が挙げられる。本発明のコポリマー組成物に使用するのに好ましい添加剤としては、界面活性剤が挙げられる。
使用される基体としては、本発明の方法において、コポリマー組成物によりコートされ得る表面を有するあらゆる基体が挙げられる。好ましい基体としては、積層基体が挙げられる。好ましい基体としては、シリコン含有基体(例えば、ガラス;二酸化ケイ素;窒化ケイ素;酸窒化ケイ素;シリコン含有半導体基体、例えば、シリコンウエハ、シリコンウエハ断片、絶縁基体上のシリコン、サファイア基体上のシリコン、ベース半導体土台上のシリコンのエピタキシャル層、シリコン−ゲルマニウム基体);プラスチック;金属(例えば、銅、ルテニウム、金、プラチナ、アルミニウム、チタンおよび合金);窒化チタン;ならびに、シリコン非含有半導体基体(例えば、シリコン非含有ウエハ断片、シリコン非含有ウエハ、ゲルマニウム、ガリウムヒ素およびリン化インジウム)が挙げられる。最も好ましい基体は、シリコン含有基体である。
場合によって、本発明の方法では、コポリマー組成物でコートされる基体表面は、コポリマー組成物が適用される前に、介在材料により前処理される。好ましくは、前処理材料は、PSt−b−PAcrブロックコポリマー成分と基体との間の接着を向上するために、基体表面とコポリマー組成物との間に介在する、結合層のように機能する。好ましくは、介在材料は、像形成層および配向制御層から選択される層を形成する。
本発明の方法に使用するのに適した像形成層としては、例えば、パターン形成され得る、または、選択的に活性化され得る、あらゆる種類の材料が挙げられる。このような材料としては、例えば、シランおよびシロキサン化合物のポリマーブラシおよび自己組織化単層が挙げられる。
本発明の方法に使用するのに適した配向制御層としては、中性および非中性の配向制御層が挙げられる。すなわち、配向制御層は、ポリ(スチレン)ブロックまたはポリ(アクリレート)ブロックの1方によって優先的に濡らされる、基体表面とコポリマー組成物との間の界面、すなわち、非中性配向制御層を形成し得る。中性配向制御層とは、ポリ(スチレン)ブロックおよびポリ(アクリレート)ブロックの両方により同等に濡らされる、基体表面とコポリマー組成物との間の界面を形成する層を意味する。
好ましくは、基体は、コポリマー組成物におけるPSt−b−PAcrブロックコポリマー成分のガイドされた自己組織化を容易にするために、コポリマー組成物を堆積する前に、本発明の方法において前処理される。具体的には、この前処理は、ブロックコポリマー膜のガイドされた自己組織化に使用される2つの従来の方法、すなわち、グラフォエピタキシーおよび化学的エピタキシーの内の1つを容易にし得る。グラフォエピタキシーでは、基体表面は、コポリマー組成物のポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分における、ポリ(スチレン)ブロックおよびポリ(アクリレート)ブロックの自己組織化を方向付けるように働く基体表面上の形状的なフィーチャ(例えば、溝)により予めパターン形成される。
化学的エピタキシーでは、基体表面は、組成パターンを示す膜で処理され、この組成パターンの様々な部分間でポリ(スチレン)ブロックおよびポリ(アクリレート)ブロックに対する親和性異なっている。この化学的な親和性の差異が、コポリマー組成物のポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分の方向付けられた自己組織化を容易にする。
好ましくは、本発明の方法では、介在層は、スピンコーティング、浸漬コーティング、ロールコーティング、スプレーコーティングおよび積層(最も好ましくは、スピンコーティング)から選択される方法を使用する基体上に形成される。基体表面上に、介在層形成材料を適用した後、この材料は、場合によって、さらに、残留する溶媒を除去するために処理される。好ましくは、介在層は、介在層から残留する溶媒を除去するために、昇温(例えば、70から340℃)で、少なくとも10秒から5分間ベークされる。好ましくは、ベークされた介在層は、基体表面から、残留する結合していない介在層材料を除去可能な溶媒で洗浄され、次いで、残留する溶媒を除去するために、昇温(例えば、70から340℃)で、少なくとも10秒から5分間、再度ベークされる。
本発明の方法において、基体表面に、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分と酸化防止剤とを含むコポリマー組成物の膜を適用する工程は、好ましくは、スピンコーティング、浸漬コーティング、ロールコーティング、スプレーコーティングおよび積層(最も好ましくは、スピンコーティング)から選択される方法を使用して、基体表面上に、コポリマー組成物を堆積する工程を含む。基体にコポリマー組成物の膜を適用した後、この膜は、場合によって、さらに、残留する溶媒を除去するために処理される。好ましくは、膜は、堆積されたコポリマー組成物から残留する溶媒を除去するために、昇温(例えば、70から340℃)で少なくとも10秒から5分間ベークされる。
次いで、本発明の方法では、コポリマー組成物の堆積された膜は、基体表面上で、ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分が、自己組織化するのを可能にするために、≧150℃(好ましくは175から350℃;より好ましくは200から350℃;さらにより好ましくは225から350℃;最も好ましくは250から300℃)の温度で、1秒から4時間(好ましくは2秒から1時間;より好ましくは30秒から1時間;最も好ましくは90秒から1時間)、気体雰囲気下において、膜を加熱することにより、熱的にアニーリングされる。好ましくは、堆積された膜は、空気、窒素およびアルゴンから選択される気体雰囲気下において、アニーリングされる。好ましくは、堆積された膜は、≧20重量%のO(好ましくは、気体雰囲気が空気である)を含有する気体雰囲気下で、1秒から4時間(好ましくは2秒から1時間;より好ましくは30秒から1時間;最も好ましくは90秒から1時間)の期間、アニーリングされる。
本発明の方法では、アニーリングされた膜は、アニーリングされた膜におけるポリ(アクリレート)ブロックを除去するために、処理されて、基体表面に対して垂直な複数のトレンチを有する生成物膜を提供する、この処理は、周知の技術を使用してアニーリングされた膜からポリ(アクリレート)ドメインの除去を容易にするために、膜におけるポリ(スチレン)ブロックと比較して、膜におけるポリ(アクリレート)ブロックに対して異なった反応性を示す条件に、この膜を曝すことを含む。好ましくは、この処理は、ポリ(アクリレート)ドメインを除去するために、反応性プラズマもしくは反応性イオンエッチング雰囲気に、アニーリングされた膜を曝すこと、または、化学的溶解方法によるものを含む。ポリ(アクリレート)ドメインを除去するための好ましい反応性プラズマ処理は、低圧力イオン化酸化性ガス(好ましくは、OまたはCF)から構成されるプラズマに、アニーリングされた膜を曝すことを含み、この場合、アニーリングされた膜におけるポリ(アクリレート)ドメインが、除去される。ポリ(アクリレート)ドメインを除去するための好ましい化学的溶解方法は、アニーリングされた膜におけるポリ(アクリレート)ドメインを分解するUV放射線(例えば、1J/cmの254nmにおける光)に、アニーリングされた膜を曝すこと、UVに曝された膜を提供すること、および分解されたポリ(アクリレート)ドメインを除去するために、UVに曝された膜を処理(例えば、膜を、氷酢酸中で超音波処理し、その後、脱イオン水において超音波処理し、次いで、膜を脱イオン水ですすぐ)し、生成物膜を提供することを含む。
ここで、本発明の一部の実施形態を、下記の実施例において詳細に記載する。
下記材料を、本明細書の実施例で使用する前に、活性化A−2グレードのアルミナを詰めたカラムを通過させた。材料は、すなわち、テトラヒドロフラン(純度99.9%、Aldrichから入手可能)、スチレン(Aldrichから入手可能)およびシクロヘキサン(HPLCグレード、Fischerから入手可能)であった。本明細書の実施例で使用した他の全ての材料は、市販の材料であり、購入したまま使用された。
本実施例で使用した、ペンタエリスリトールテトラキス(3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)が、商標IRGANOX(登録商標)1010でBASFから入手され、本実施例において「AO−1」と称する。
本実施例で使用した、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンが、商標IRGANOX(登録商標)1330でBASFから入手され、本実施例において「AO−2」と称する。
本明細書の実施例で報告された膜の厚みは、NanoSpec/AFT2100膜厚み測定ツールを使用して測定された。膜の厚みを、回折格子を通過した白色光の干渉から測定した。「Polyimide on Silicon」と呼ばれる標準的なプログラムを、成分波長(380〜780nm)を分析するのに使用して、膜厚みを決定した。堆積されたブロックコポリマー組成物の膜およびブラシ層の厚みを、1つのポリマー層として共に測定した。報告された膜厚みは、堆積されたブロックコポリマー組成物とブラシ層との合計厚みである。
本実施例で報告された数平均分子量Mおよび多分散度の値を、Agilent1100シリーズ屈折率計およびMiniDAWN光散乱検出器(Wyatt Technology Co.)を備える、Agilent1100シリーズLCシステムにおいて、ゲル浸透カラムクロマトグラフィー(GPC)により測定した。サンプルを、HPCLグレードのTHFに、おおよそ1mg/mLの濃度で溶解し、2つのPLGel 300×7.5mm Mixed C カラム(5mm、Polymer Laboratories,Inc.)を通して注入する前に、0.20μmのシリンジフィルタでろ過した。流速1mL/分および温度35℃を、維持した。カラムを、狭い分子量のPS標準(EasiCal PS−2、Polymer Laboratories,Inc.)で較正した。
本実施例で結果を言及する、プロトン核磁気共鳴(H NMR)分光法を、Varian INOVA 400MHz NMR分光計で行った。重水素化クロロホルムを使用した。10秒の遅延時間を使用して、定量積分のために完全なプロトン緩和を確実にした。化学シフトを、テトラメチルシランと比較して報告する。
本実施例において堆積された、アニーリングされた膜を、D5000原子間力顕微鏡を使用して観察した。サンプルを、両面テープを使用してステージに載せた。2μm×2μmの位相像を、1Hz(256×256ピクセル)のスキャン速度で、各サンプルについて取得した。Scanned Probe Image Processor(SPIP v6.04、Image Metrology、Denmark)により、像を分析した。本実施例で報告された膜ピッチLは、優先的な空間波長を表すスペクトルにおける最も強いピークが、材料のピッチを提供する、フーリエ解析(2D等方性パワー・スペクトル密度)を使用して決定された。
実施例1:ポリ(スチレン)−r−ポリ(メチルメタクリレート)ブラシの調製
50mLのシュレンク管内に、2,2,6,6−テトラメチル−1−(1−フェニルエトキシ)ピペリジン(0.0625g)、スチレン(15g)、メチルメタクリレート(8.61g)、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)(0.30g)およびマグネティック撹拌子を添加した。次いで、フラスコ内容物について、1時間の窒素ガスパージにより脱酸素した。次いで、フラスコを、120℃に設定された油浴に、40時間入れた。反応後、氷浴にフラスコを入れ、フラスコ内容物に70mLの塩化メチレンを添加することにより、フラスコを急速に冷却した。次いで、フラスコ内容物を、1Lのメタノールに注ぎ、ポリマー固形物をろ過した。ポリマー固形物を、60mLの塩化メチレンに溶解し、次いで、別の1Lのメタノール内に再沈殿させた。沈殿固形物を、吸引ろ過によりろ過、収集し、50℃の真空オーブンで一晩乾燥させた。生成コポリマーブラシは、52.0kg/モルの数平均分子量Mならびに、13C NMRにより決定された、61.2モル%のポリスチレン、73.4モル%のポリメチルメタクリレートおよび1.4モル%のHEMAの組成を示した。
実施例2:PSt−b−PAcrジブロックコポリマー(「PSt−b−PAcr−1」)の調製
アルゴン雰囲気下において、1Lの3頸丸底反応器内に、テトラヒドロフラン(「THF」)(321g)を添加した。次いで、THFを、反応器において−78℃に冷却した。次いで、反応器の内容物が持続性の淡い黄色を示すまで、シクロヘキサン中の0.36Mのsec−ブチルリチウム溶液で、反応器の内容物を滴定した。次いで、内容物の色が完全に消えるまで(おおよそ10〜15分)、反応器の内容物を、30℃に温め、維持した。次いで、スチレン(12.52g)を、カニューレを介して反応器に移した。次いで、反応器の内容物を、−78℃に冷却した。シクロヘキサン中の0.40gのSec−ブチルリチウム溶液(0.56M)を、反応器に、カニューレを介して急速に添加することで、反応器の内容物を、暗黄色に変化させた。得られた発熱の結果、反応器の内容物は、反応器へのsec−ブチルリチウム溶液の添加から1分以内に、10〜15℃の温度上昇を示した。次いで、反応器の内容物を、次の10分において−78℃に冷却し直した。反応器の内容物を、さらに10分間撹拌させた。次いで、形成されたポリスチレンブロックのゲル浸透カラムクロマトグラフィー分析用に、少量の反応器の内容物を、反応器から取り出した。次いで、シクロヘキサン(5.3g)に希釈したジフェニルエチレン(0.069g)を、カニューレを介して反応器に移すことで、反応器の内容物を、暗黄色から暗ルビー色に変化させた。次いで、反応器の内容物を、−78℃で10分間撹拌した。次いで、シクロヘキサン(9.43g)に希釈したメチルメタクリレート(MMA)(13.41g)を、カニューレを介して反応器に移した。得られた発熱の結果、反応器の内容物は、−76℃に冷却し直す前に、MMA添加から4分以内に、−63℃に温まった。反応器の内容物を、さらに120分間撹拌し、その後、無水メタノールを添加して、反応を停止させた。次いで、反応器の内容物を、1Lのメタノール内で沈殿させ、固形物を真空ろ過により収集した。次いで、得られたろ過ケーキを、150mLのジクロロメタンに溶解し、100mLの脱イオン水で2回洗浄した。次いで、溶液を、1Lのメタノール内に移し、沈殿した固形物を、真空ろ過により収集し、60℃の真空オーブンで一晩乾燥させて、生成ブロックコポリマーを提供した。生成ブロックコポリマーである、PSt−b−PAcr−1は、88.1kg/モルの数平均分子量M;89.0kg/モルの重量平均分子量M;1.10の多分散度PD;50.1重量%のポリスチレン重量分率WfPSt;および、算出された26.4のχN値を示した。
実施例3:PSt−b−PAcrジブロックコポリマー(「PSt−b−PAcr−2」)の調製
アルゴン雰囲気下において、1Lの3頸丸底反応器内に、テトラヒドロフラン(「THF」)(327g)を添加した。次いで、THFを、反応器で−78℃に冷却した。次いで、反応器の内容物が持続性の淡い黄色を示すまで、シクロヘキサン中の0.36Mのsec−ブチルリチウムの溶液で、反応器の内容物を滴定した。次いで、内容物の色が完全に消えるまで(おおよそ10〜15分)、反応器の内容物を、30℃に温め、維持した。次いで、スチレン(12.91g)を、カニューレを介して反応器に移した。次いで、反応器の内容物を、−78℃に冷却した。次いで、シクロヘキサン中の0.81gのSec−ブチルリチウム溶液(0.56M)を、反応器に、カニューレを介して急速に添加することで、反応器の内容物を、暗黄色に変化させた。得られた発熱の結果、反応器の内容物は、反応器へのsec−ブチルリチウム溶液の添加から1分以内に、10〜15℃の温度上昇を示した。次いで、反応器の内容物を、次の10分において−78℃に冷却し直した。反応器の内容物を、さらに10分間撹拌させた。次いで、形成されたポリスチレンブロックのゲル浸透カラムクロマトグラフィー分析用に、少量の反応器の内容物を、反応器から取り出した。次いで、シクロヘキサン(4.3g)に希釈したジフェニルエチレン(0.13g)を、反応器に、カニューレを介して移すことで、反応器の内容物を、暗黄色から暗ルビー色に変化させた。次いで、反応器の内容物を、−78℃で10分間撹拌した。次いで、シクロヘキサン(8.47g)に希釈したメチルメタクリレート(MMA)(13.57g)を、反応器に、カニューレを介して移した。得られた発熱の結果、反応器の内容物は、−76℃に冷却し直す前に、MMA添加から4分以内に、−63℃に温まった。反応器の内容物を、さらに120分間撹拌し、その後、無水メタノールを添加して、反応を停止させた。次いで、反応器の内容物を、1Lのメタノール内で沈殿させ、固形物を真空ろ過により収集した。次いで、得られたろ過ケーキを、150mLのジクロロメタンに溶解し、100mLの脱イオン水で2回洗浄した。次いで、溶液を、1Lのメタノール内に移し、沈殿した固形物を、真空ろ過により収集し、60℃の真空オーブンで一晩乾燥させて、生成ブロックコポリマーを提供した。生成ブロックコポリマーである、PSt−b−PAcr−2は、43.1kg/モルの数平均分子量M;43.4kg/モルの重量平均分子量M;1.10の多分散度PD、50.4重量%のポリスチレン重量分率WfPSt;および、算出された12.9のχN値を示した。
実施例4:基体の準備
天然の酸化物層を有するシリコンウエハからピース(〜1”×1”)を切り出すことにより、基体を準備した。実施例1に従って調製されたブラシを、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(ザダウケミカルカンパニーから入手できる、Dowanol(登録商標)PMA)に溶解して、0.8重量%のブラシ溶液を作製した。次いで、ブラシ溶液を、1,500rpmで1分間、各基体上にスピンコートした。次いで、堆積されたブラシ層を、150℃に設定されたホットプレート上に1分間、基体を置くことによりベークした。次いで、堆積されたブラシ層を、窒素雰囲気において、20分間、250℃に設定された別のホットプレート上に、基体を置くことにより、アニーリングした。次いで、基体を、室温に冷却した。次いで、基体を、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートに、1分間浸漬した。次いで、基体を、3,000rpmで1分間スピン乾燥させた。次いで、基体を、150℃に設定されたホットプレート上に1分間置き、次いで、使用するまで窒素中に保管した。
比較例C1〜C6および実施例5〜37:膜
比較例C1〜C6および実施例5〜37のそれぞれにおいて、実施例2に従って調製されたPSt−b−PAcr−1ブロックコポリマーを、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(「PGMEA」)(ザダウケミカルカンパニーから入手できる、Dowanol(登録商標)PMA)に溶解して、1.75重量%のベース溶液を作製した。各比較例C1〜C6では、ベース溶液を、スピン溶液として使用した。各実施例5〜37では、表1に記載の酸化防止剤を、ベース溶液に、(PSt−b−PAcr−1ブロックコポリマー対する)表1に記載の重量%で添加して、ここで使用するスピン溶液を提供した。スピン溶液を、使用前に、0.2μmのWhatmanシリンジフィルタにより、それぞれ手動でろ過した。次いで、ろ過された溶液を、実施例4に従って準備された基体のブラシが適用された表面上に、1,500rpmでスピンコートして、膜を形成した。次いで、基体を、150℃に設定されたホットプレート上に1分間置いて、膜をベークした。次いで、基体を、空気中で、表1に記載された期間、表1に記載されたアニーリング温度に設定された別のホットプレート上に置いた。次いで、原子間力顕微鏡により、各膜を観察した。比較例C1〜C6および実施例5〜37のそれぞれにおいて形成された指紋パターンのトップダウン像を、図1〜39それぞれに提供する。各膜についてのピッチLを、表1に報告する。
Figure 2014055291
比較例C7および実施例38:膜
比較例C7および実施例38のそれぞれにおいて、実施例3に従って調製されたPSt−b−PAcr−2ブロックコポリマーを、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(「PGMEA」)(ザダウケミカルカンパニーから入手できる、Dowanol(登録商標)PMA)に溶解して、1.5重量%のベース溶液を形成した。比較例C7では、ベース溶液を、スピン溶液として使用した。次いで、実施例38では、ペンタエリスリトールテトラキス(3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)(「AO−1」)を添加して、PSt−b−PAcr−2ブロックコポリマーに対して10重量%のAO−1を含有するスピン溶液を得た。スピン溶液を、使用前に、0.2μmのWhatmanシリンジフィルタにより、それぞれ手動でろ過した。次いで、ろ過された溶液を、実施例4に従って準備された基体のブラシが適用された表面上に、1,500rpmでスピンコートして、膜を形成した。次いで、基体を、150℃に設定されたホットプレート上に1分間置いて、膜をベークした。次いで、基体を、窒素雰囲気下(<10ppm O)において、250℃に設定された別のホットプレート上に1時間置いた。次いで、原子間力顕微鏡により、各膜を観察した。比較例C7および実施例38のそれぞれにおいて形成された指紋パターンのトップダウン像を、図40〜41それぞれに提供する。比較例C7で得られた膜は、26nmのピッチLを有する指紋パターンを示した。実施例38で得られた膜は、25nmのピッチLを有する指紋パターンを示し、比較例C7のそれより、より真っ直ぐな線を示し、非常に高品質なパターンを示した。

Claims (11)

  1. ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および
    酸化防止剤
    を含むコポリマー組成物であって、
    前記ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分が、
    >50重量%から99重量%(固形分基準)の秩序化ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマーBCP1、および
    1から<50重量%(固形分基準)の無秩序ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ジブロックコポリマーBCP2、
    を含むブレンドであって、
    前記BCP1は0.40から0.60のポリスチレン体積分率VfBCP1−PStを有し、下記式
    Figure 2014055291
    (式中、χNBCP1は、225℃における、BCP1のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP1と、BCP1の重合度NBCP1との積である)があてはまり;
    前記BCP2は0.5から0.99のポリスチレン体積分率VfBCP2−PStを有し、下記式
    Figure 2014055291
    (式中、χNBCP2は、225℃における、BCP2のフローリー−ハギンズ相互作用パラメータχBCP2と、BCP2の重合度NBCP2との積である)があてはまり;
    BCP1の数平均分子量MN−BCP1が、30から500kg/モルであり;
    BCP2の数平均分子量MN−BCP2が、0.1から<500kg/モルであり;並びに、 MN−BCP1>MN−BCP2である;
    コポリマー組成物。
  2. 前記コポリマー成分の重量を基準にして15から25重量%の酸化防止剤である、請求項1に記載のコポリマー組成物。
  3. 前記酸化防止剤が、
    2,6−ジ−tert−ブチルフェノール部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;および
    それらの混合物
    からなる群から選択される、請求項1に記載のコポリマー組成物。
  4. 前記酸化防止剤成分が、
    Figure 2014055291
    Figure 2014055291
    Figure 2014055291
    Figure 2014055291
    Figure 2014055291
    Figure 2014055291
    および、それらの混合物からなる群から選択される酸化防止剤である、請求項1に記載のコポリマー組成物。
  5. さらに、溶媒を含み、前記溶媒がプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、エトキシエチルプロピオネート、アニソール、乳酸エチル、2−ヘプタノン、シクロヘキサノン、酢酸アミル、γ−ブチロラクトン(GBL)、n−メチルピロリドン(NMP)およびトルエンからなる群から選択される、請求項1に記載のコポリマー組成物。
  6. さらに、添加剤を含み、前記添加剤が、ホモポリマー;ランダムコポリマー;界面活性剤;光酸発生剤;熱酸発生剤;クエンチャー;硬化剤;接着促進剤;溶解速度調節剤;光硬化剤;光増感剤;酸増幅剤;可塑剤;配向制御剤および架橋剤からなる群から選択される、請求項1に記載のコポリマー組成物。
  7. 表面を有する基体を提供する工程;
    数平均分子量が5から1,000kg/モルであるポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分、および酸化防止剤を含むコポリマー組成物を提供する工程;
    前記基体の前記表面に前記コポリマー組成物の膜を適用する工程;
    場合によって、前記膜をベークする工程;
    気体雰囲気下で150から350℃で1秒から4時間の期間、前記膜を加熱することにより、前記膜をアニーリングする工程;ならびに、
    前記アニーリングされた膜から前記ポリ(アクリレート)ブロックを除去して、10から50nmのピッチLを有する前記基体の前記表面上のラインスペースパターンを残すように、前記アニーリングされた膜を処理する工程;
    を含む、基体の表面上におけるラインスペースフィーチャを形成するために基体を処理する方法。
  8. 提供された前記コポリマー組成物が、前記コポリマー成分の重量を基準にして10から25重量%の酸化防止剤を含有する、請求項7に記載の方法。
  9. 提供された前記コポリマー組成物が、請求項1に従うものである、請求項7に記載の方法。
  10. ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分;および前記ポリ(スチレン)−b−ポリ(アクリレート)ブロックコポリマー成分の重量を基準にして15から25重量%の酸化防止剤を含む、コポリマー組成物。
  11. 前記酸化防止剤が、
    2,6−ジ−tert−ブチルフェノール部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;
    下記式
    Figure 2014055291
    に従う部分を少なくとも1つ含有する酸化防止剤;および
    それらのブレンドからなる群から選択される、請求項10に記載のコポリマー組成物。
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