JP2014049787A - 通信装置および回線制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分散構成多機能周辺装置は、データ信号を送受信して各種機能処理を行うMFPと、音声信号を送受信して音声通話を行う子機と、BOXとを備える。BOXは、MFPとデータ信号の無線通信を行う無線LANアンテナ部と、子機と音声信号の無線通信を行うDCLアンテナ部と、電話回線接続部を備える。BOXは、DCLアンテナ部から送出するビーコン信号に対する子機からの応答信号が検出されない場合に、電話回線からの呼出信号の到来を検出することに応じて、呼出信号が到来したことを報知する着呼開始報知情報を、無線LANアンテナ部を介してMFPへ送信する。MFPは、着呼開始報知情報を受信することに応じて、呼出信号が到来したことを表す報知動作を行う。
【選択図】図3
Description
分散構成多機能周辺装置1には、通常モードと、強制留守モードとが存在する。通常モードは、BOX31と通信可能な子機が存在する場合に実行されるモードである。通常モードでは、外線着呼が開始されると、子機がオフフックされることに応じて、外線通話処理が行われる。また、強制留守モードは、BOX31と通信可能な子機が存在しない場合に実行されるモードである。従来の留守番電話の動作では、外線着呼が開始された場合に、予め定められた待機時間を経過しても子機がオフフックされないことに応じて、伝言メッセージの録音が開始される。一方、強制留守モードでは、外線着呼が開始されることに応じて、通話相手先の伝言メッセージの録音が開始される。
MFP10での動作を、図4のフローを用いて説明する。図4のフローは、MFP10の電源が投入されている期間中に、繰り返し実行されるフローである。S112においてCPU11は、BOX31から、強制留守モード開始報知情報を受信したか否かを判断する。受信していない場合(S112:NO)にはS116へ進み、受信した場合(S112:YES)にはS114へ進む。S114においてCPU11は、子機60が使用不可状態であることを示す情報を、パネル18に表示させる。図6に、子機60が使用不可状態であることを示す情報の表示例を示す。
子機60での動作を、図5のフローを用いて説明する。図5のフローは、子機60の電源が投入されている期間中に、繰り返し実行されるフローである。
BOX31は、子機60に比べると、スピーカ72、パネル69、マイク70、ボタン入力部68、などの情報入出力部を備えていない構成を有している。これにより、BOX31の小型化・低価格化を図ることができる。よって、着信を知らせるなどの各種の報知処理や、通話を行う通話処理や、BOX31を留守番電話モードに設定する設定処理などを、子機60を用いて行う必要がある。このような場合、子機60の充電切れや、無線通信を制御する部位の故障等によって、BOX31と子機60との間の無線通信203が使用できなくなると、報知処理、通話処理、設定処理などを行うことが困難になってしまう。すると、電話が着信したことに気付くことができない事態や、留守番電話モードに設定することができない事態が発生してしまうことがある。このような事態は、特に、分散構成多機能周辺装置1を購入した直後において、子機60を充電中の期間に、発生しやすいと考えられる。
本実施形態では、分散構成多機能周辺装置1に備えられている子機の台数が、子機60の一台である場合を説明した。しかし、この形態に限られず、複数台の子機が分散構成多機能周辺装置1に備えられている場合においても、本明細書に開示されている技術を適用することが可能である。この場合、通信可能な子機が存在するか否かの判断(例:S14、S36)は、複数台の子機のうちの少なくとも1台が、BOX31の通信圏内であるか否かによって行ってもよい。
Claims (7)
- データ信号を送受信して各種機能処理を行う多機能通信装置と、
音声信号を送受信して音声通話を行う無線通信端末と、
前記多機能通信装置と前記データ信号の通信を行う第1通信部、および、前記無線通信端末と前記音声信号の無線通信を行う第2通信部、および、通信回線先の電話回線網との通信を行う電話回線部を有し、前記第1通信部を用いて前記多機能通信装置と通信を行い、前記電話回線部を用いて通信回線先の電話回線網との間の前記データ信号の通信を行い、前記第2通信部を用いて前記無線通信端末と通信を行い、前記電話回線部を用いて前記通信回線先の電話回線網との間の前記音声信号の通信を行う回線制御装置と、
を備える通信装置において、
前記回線制御装置は、前記第2通信部から定期的に送出するビーコン信号に対する前記無線通信端末からの応答信号が検出されない場合に、前記通信回線からの呼出信号の到来を検出することに応じて、前記呼出信号が到来したことを報知する第1報知情報を前記第1通信部を介して前記多機能通信装置へ送信する送信手段を備え、
前記多機能通信装置は、前記第1報知情報を受信することに応じて、前記呼出信号が到来したことを表す報知動作を行う報知手段を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記回線制御装置は、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が予め定められた所定時間の間検出されない場合に、前記通信回線からの前記呼出信号の到来を検出することに応じて、自動的に着信して前記音声信号の録音処理を行う応答手段をさらに備え、
前記応答手段は、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が前記所定時間の間検出されなくなった後に、前記応答信号が前記所定時間の間検出されるようになった場合に、前記録音処理によって生成された録音データを前記第2通信部を介して前記無線通信端末へ送信し、
前記無線通信端末は、前記録音データに基づいて音声信号を再生することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記送信手段は、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が予め定められた所定時間の間検出されない場合に、第2報知情報を前記第1通信部を介して前記多機能通信装置へ送信し、前記第2報知情報を送信した後に、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が前記所定時間の間検出されるようになった場合に、第3報知情報を前記第1通信部を介して前記多機能通信装置へ送信し、
前記多機能通信装置の前記報知手段は、前記第2報知情報を受信することに応じて、前記無線通信端末が使用できないことを示す情報を表示部に表示させ、前記第3報知情報を受信することに応じて、前記無線通信端末が使用可能であることを示す情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記応答手段は、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が予め定められた所定時間の間検出されない場合に、その時点の第1時刻を記憶部に記憶させ、
前記送信手段は、前記ビーコン信号に対する前記応答信号が前記所定時間の間検出されなくなった後に、前記応答信号が前記所定時間の間検出されるようになった場合に、前記記憶部に記憶されている前記第1時刻と、前記応答信号が前記所定時間の間検出されるようになった時点の第2時刻を前記第1通信部を介して前記多機能通信装置へ送信し、
前記多機能通信装置の前記報知手段は、受信した前記第1時刻と前記第2時刻を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。 - 前記第1報知情報は、前記音声信号の送信者を識別するための識別情報を含んでおり、
前記多機能通信装置の前記報知手段が行う前記報知動作は、前記識別情報を前記表示部に表示させる動作であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の通信装置。 - 前記多機能通信装置の前記報知手段が行う前記報知動作は、報知音を鳴動する動作であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の通信装置。
- データ信号を送受信して各種機能処理を行う多機能通信装置と前記データ信号の通信を行う第1通信部、および、音声信号を送受信して音声通話を行う無線通信端末と前記音声信号の無線通信を行う第2通信部、および、通信回線先の電話回線網との通信を行う電話回線部を有し、
前記第1通信部を用いて前記多機能通信装置と通信を行い、前記電話回線部を用いて通信回線先の電話回線網との間の前記データ信号の通信を行い、
前記第2通信部を用いて前記無線通信端末と通信を行い、前記電話回線部を用いて前記通信回線との間の前記音声信号の通信を行う回線制御装置であって、
前記第2通信部から定期的に送出するビーコン信号に対する前記無線通信端末からの応答信号が検出されない場合に、前記通信回線からの前記呼出信号の到来を検出することに応じて、前記呼出信号が到来したことを報知する第1報知情報を前記第1通信部を介して前記多機能通信装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする回線制御装置。
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2012
- 2012-08-29 JP JP2012188591A patent/JP5920113B2/ja active Active
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