JP2000124990A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2000124990A
JP2000124990A JP29825498A JP29825498A JP2000124990A JP 2000124990 A JP2000124990 A JP 2000124990A JP 29825498 A JP29825498 A JP 29825498A JP 29825498 A JP29825498 A JP 29825498A JP 2000124990 A JP2000124990 A JP 2000124990A
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祐司 竹本
Takeshi Kohida
剛 小比田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信可能な子機を備えた電話装置で、親
機が受けた呼出に対して子機の鳴動処理が無線通信が可
能か否かを判断する処理のため遅延してしまい、親機と
子機との間での鳴動タイミング、及び、受信した発信者
情報の表示のタイミングがずれてしまっていた。 【解決手段】 回線の極性反転を極反検知手段21検知
したのち、ただちに無線通信手段10により親機から子
機へ無線通信が可能か否かを判断する処理を行なう。こ
の処理と並行して、モデム部5が回線から送出されてく
る発信者情報を受信する。無線通信が可能となった時点
で、ただちに親機の状態の情報を子機へと送信するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、無線により発呼、通話
を行なうコードレス子機を備えた電話装置である電話装
置に関し、特に、発信者番号通知による発信者情報の受
信を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回線に接続された無線通信端
末装置(以下:親機)に、親機と無線通信を行なうこと
で親機に接続された回線を使用して通信をするコードレ
ス子機(以下:子機)を備えたものが普及している。
【0003】待機状態においては、親機と子機は省電力
化のため、無線通信を行わない状態でいる。
【0004】待機状態において親機が回線からの呼出信
号を検知すると、親機は初めて子機との無線通信が可能
か否かを判断する処理を行ない、無線通信が可能と判断
された場合は、親機から子機に対して無線を用いて鳴動
指示をするようにしていた。
【0005】また、子機から発呼を行なう場合同様に、
子機から発呼を指示すると初めて子機と親機と間での無
線通信が可能か否かを判断させ、無線通信が可能と判断
した場合は、子機から親機を制御して通信を行なうよう
になっていた。
【0006】このように、常に親機と子機との間では無
線通信は行なわれているのではなく、必要に応じて無線
通信を行なうようにしている。
【0007】また、近年、発信者情報通知の発信者情報
の受信を行なう通知無線通信端末装置が普及してきてい
る。
【0008】発信者情報通知の手順は、カー信号と呼ば
れる特殊な呼出信号(0.5秒間隔のON/OFFの1
6Hz信号)が回線に到来する。このカー信号の到来中
に回線を閉結すると、回線からv.24のデータモデム
信号で発信者番号情報が送信されてくる。このデータモ
デム信号を受信することで発呼者の電話番号を知ること
ができる。発信者情報の受信後に回線を開放すると、通
常の呼出信号(1秒ON/2秒OFFの信号)が送出さ
れてくる。
【0009】このように、カー信号の到来中に回線を閉
結し、発信者情報の受信を行なった後に回線を開放する
と、通常の呼出信号が到来するようになっており、鳴動
前に発呼者の電話番号を知ることができるようになって
いる。
【0010】近年では、この発信者番号通知の機能に対
応したコードレス子機付き電話がある。この種の装置
も、上述した通信装置と同様に発信者情報の受信後に送
出されてくる呼出信号を検知すると子機との無線通信が
可能か否かを判断する処理を行ない、無線通信が可能と
判断すると子機へ鳴動指示を送信していた。
【0011】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、親
機は呼出信号の検知後ただちに鳴動することができる
が、子機は親機が呼出信号を検出してから無線通信が可
能か否かを判断する処理を行ない、さらに、無線通信が
可能と判断されて初めて子機が鳴動するので、子機の鳴
動するタイミングは、親機とずれてしまうという問題が
あった。
【0012】また、子機側は、呼出信号の検知後に親機
との無線通信を行なうので、親機が発信者情報の受信を
行なっている間は、親機との無線通信を行なうことがで
きず、子機側で親機の状態を確認することができないと
いう問題があった。
【0013】また、子機に発信者番号通知の情報を送信
する場合においても、無線通信が可能か否かの処理を行
うので、発信者番号を受信後ただちに子機へ発信者番号
を送信させることができなかった。
【0014】そこで、本発明は、無線により接続される
子機と親機との間での処理のタイミングのずれを少なく
し、また、親機の状態と、発信者電話番号を子機側で速
やかに確認することのできる電話装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述する課題を解決する
ため、請求項1の発明は、回線の極性反転を検知する極
性検知手段と、コードレス子機との無線通信が可能か否
かを判断する判断手段と、回線に送信されてくる発信者
の電話番号情報を受信する発信者番号受信手段と、前記
極性検知手段により回線の極性反転を検知すると前記判
断手段に判断を行わせるとともに、前記発信者番号受信
手段により発信者番号を受信させる制御手段と、無線通
信が可能と判断されると前記コードレス子機へ回線から
の呼出信号に対応する鳴動信号を送出する無線通信手段
とを備えたものである。
【0016】そして、この構成により極性検知手段によ
り回線の極性を検知するとただちに子機との無線通信が
可能か否かの処理を実行するとともに、発信者番号の受
信の処理を並行して行い、無線通信を確立した後、回線
からの呼出信号を検知するとただちに子機へ呼出信号を
送出するので、無線通信が可能か否かを判断する時間の
ため子機側の鳴動タイミングが親機よりも遅れてしまう
ことを防止することがをできる。
【0017】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
に加え、前記発信者番号受信手段により前記電話番号情
報を受信している間に前記判断手段が無線通信が可能と
判断すると前記電話番号情報の受信中である旨を前記コ
ードレス子機へ送信する送信手段とを備えたものであ
る。
【0018】そして、この構成により、発信者番号通知
の間に無線通信が可能と判断すると、子機へ対して親機
が発信者番号の受信中である旨の情報を送信するので、
子機側に親機の状態を速やかに表示させることができ
る。
【0019】また、請求項3の発明は、回線の極性反転
を検知する極性検知手段と、コードレス子機との無線通
信が可能か否かを判断する判断手段と、回線に送信され
てくる発信者の電話番号情報を受信する発信者番号受信
手段と、前記極性検知手段により回線の極性反転を検知
すると前記判断手段に子機との無線通信を行うための判
断を行わせるとともに、前記発信者番号受信手段により
発信者番号を受信させる制御手段と、前記発信者番号受
信手段により電話番号情報を受信した後に回線からの呼
出信号を検出する呼出信号検出手段と、この呼出信号検
出手段により呼出信号が検出されず、かつ前記判断手段
により無線通信が可能と判断されている場合に受信した
電話番号情報を前記コードレス子機へ送出する送信制御
手段とを備えたものである。
【0020】そして、この構成により、発信者番号の受
信中に子機との無線通信の前処理を行い、発信者番号の
受信後に呼出信号が検出されなかった場合は、受信した
発信者番号のみを子機へ送信するので、子機側では、着
信があった旨を速やかに知らしめると共に、着信のあっ
た相手先をも速やかに知らしめることができる。
【0021】また、請求項4の発明は、請求項3の構成
に加え、送信制御手段に発呼が放棄された旨を送信する
機能を備えたものである。
【0022】そして、この構成により、回線の極性反転
を検知するとただちに無線通信の前処理を開始するとと
もに発信者番号を受信してから回線からの呼出信号を検
出するようにしたので、発呼が放棄された場合であって
も、無線通信の確認をすることなくただちに子機側へ着
信があった旨を送信できるとともに、着信が拒否された
旨を速やかに知らしめることができる。
【0023】また、請求項5の発明は、コードレス子機
からの発呼要求を受信する受信手段と、回線から送信さ
れてくる発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、
前記コードレス子機との無線通信が可能か否かを判断す
る判断手段と、この判断手段により無線通信が可能な状
態であると判断され、かつ発信者番号受信手段により前
記発信者番号を受信している間に前記受信手段より前記
コードレス子機からの発呼要求を受信すると前記コード
レス子機へ発信者番号を受信している旨の情報を送信す
る送信手段とを備えたものである。
【0024】そして、この構成により、子機側から発呼
をしようとした際に、親機が発信者番号を受信している
と、親機から発信者番号を受信している旨の情報を送信
するので、子機側では発呼ができないのは、親機側で発
信者番号を受信しているからであることを容易に知りう
ることができる。
【0025】また、請求項6の発明は、請求項5記載の
構成に加え、送信制御手段に前記コードレス子機へ発呼
ができない旨の情報を送信する機能を備えたものであ
る。
【0026】そして、この構成により、子機側では発呼
ができないことを容易に知ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を用
いて説明する。
【0028】図1に本発明の概略ハードブロック図を示
す。図1において、1は回線に接続され親機の回線制御
を行う通信制御部である。この通信制御部1は、回線の
極性反転の検出、回線からの呼出信号の検出、及び、回
線の開閉を行う機能が備えられている。
【0029】2は、データが流れるシステムバスであ
る。3は、装置全体を制御する親機主制御部であり、4
は、発信者情報の受信処理、子機と無線通信が可能か否
かを判断するための処理等の親機の動作を制御するため
のプログラムが格納されたプログラムROMである。こ
のプログラムROMは書き込みが可能であり、作業用R
AMとしても流用される。ここでは、ROMとRAMを
同一のブロックで示したが、別ブロックで構成しても良
いことは言うまでもない。5は回線からの信号をデジタ
ル信号に変換するモデム部である。6は回線からの呼出
信号に応じて親機を鳴動させる親機鳴動部である。7は
子機との無線通信を制御するための無線制御部である。
8は無線によりデータを送信するための送信制御部であ
る。9は受信した電波をデータに復調する受信制御部で
ある。10は、子機を鳴動させるための子機鳴動部であ
る。11は子機を制御するための子機主制御部である。
次に、本装置の機能を示した機能ブロック図で説明す
る。
【0030】図2において、21は、回線の極反を検知
する極反検知手段である。23は、回線からの呼出信号
を検出し、検出した信号が通常の呼出信号なのか、発信
者番号通知用の呼出信号(以下:カー信号)なのかを検
出する呼出信号検出手段である。24は、回線の開閉を
制御する回線開閉手段である。極反検知手段21、呼出
信号検出手段23、及び、回線開閉手段24は、図1の
通信制御部1とプログラムROM7のソフトウェアとし
て構成されているものである。
【0031】22は、子機と親機との通信が可能か否か
を判断すると共に、子機との無線通信を行う無線通信手
段であり、図1の無線制御部7の機能である。25は、
回線から送信されてくる発信者番号を受信する発信者番
号受信手段であり、モデム部5とプログラムROM7の
ソフトウェアとして構成されたものである。
【0032】以上のように構成された本装置の動作をフ
ロー図を用いて説明する。ステップ31において、極反
検知手段21により回線の極性が反転したか否かを検出
し、回線の極性が反転するとステップ32、及び、ステ
ップ35へ処理を進める。
【0033】ステップ32では、呼出信号検出手段によ
り回線から検出した呼出信号が発信者情報用の呼出信号
であるカー信号であるか、通常の呼出信号であるか否か
を判断する。呼出信号がカー信号であると判断される
と、ステップ33で回線閉結手段4が回線を閉結し、送
出されてくる発信者情報を発信者番号受信手段25が受
信する。一方、回線から通常の呼出信号を検出した場合
は、発信者情報の受信処理を行なわず、親機の鳴動処理
へ処理を進める。
【0034】発信者情報を受信した後、ステップ34で
親機の鳴動処理を行う。一方、ステップ31で、回線の
極性反転を検知して親機が回線からの信号に対する処理
(ステップ32〜ステップ34)の処理を行うのと並行
して、ステップ35では、無線通信手段22が子機との
無線通信が可能か否かを判断させ、子機との無線通信が
可能な状態にする。
【0035】ステップ34では、子機との無線通信が可
能と判断されると、回線からの呼出信号に対応して、子
機へ鳴動する旨の制御信号を送信する。
【0036】このように、極性の反転を検出してから、
発信者情報の受信処理、及び、子機との無線が可能か否
かの処理を並列して行なうので、発信者情報受信終了後
に送出されてくる呼出信号に対して、親機は子機に対し
てただちに鳴動指示を行なわせることができるので、親
機と子機との鳴動のタイミングのずれを防止することが
できる。
【0037】また、子機に発信者番号を通知する場合に
も、発信者番号受信処理と無線通信を行うための前処理
を並行して行わせているので、発信者番号の受信処理
と、無線通信の前処理とが終了した時点でただちに発信
者番号の情報を子機へと送信することができる。
【0038】ここで、カー信号や、発信者情報のデータ
信号を検知してから無線通信が可能かを判断する処理を
行なうことも考えられる。しかし、カー信号(0.5間
隔のON/OFFの信号)を検出するためには、最低で
も一回の呼出信号を抽出して判断する必要があり、極性
反転の検知に比べて呼出信号の1回分は確実の処理が遅
延してしまうという問題がありあまり有効ではない。
【0039】次に、図3のステップ35の子機無線準備
処理の詳細なフロー図を図4に示す。
【0040】図4において、ステップ41で、親機は子
機に対して無線通信が可能であるか否かを判断するた
め、特定のビット列からなる特定データを送出する。こ
のビット列は任意のビット列である。子機側では、待機
時に上述した特定データを検出しつづけており(送信は
しない)、特定のデータを検知すると、特定データを検
知した情報を親機へと送信する。
【0041】ステップ42、及び、ステップ43では、
子機から特定データを受信できた旨の情報を一定の時間
検出し続ける。
【0042】ステップ43で一定時間が経過し、子機か
らの情報を検知できないと判断されると、ステップ44
で、子機は使用不可能と判断する。このような場合は、
子機の電源が入っていない状態、或いは、子機の電波が
届かない状態などである。
【0043】この時、親機にある図示しない表示手段に
子機が使用不可能な旨のメッセージを表示させることが
望ましい。例えば、「コキシヨウフカノウ」などのメッ
セージで表示するものである。このように、極性反転後
ただちに子機との無線通信の前準備をし、失敗するとそ
の旨を表示させることにより、親機側でも子機の状態を
迅速に把握することができる。
【0044】一方、ステップ42で子機からの受信でき
た旨の情報を受信した場合、ステップ45で親機は子機
が無線通信可能であると判断する。
【0045】ステップ46では、無線通信が可能である
と判断されると、親機の状態に応じて子機へデータ送信
処理を行なう。ここでは、ステップ36の時点で、発信
者情報の受信処理中であれば、子機に対して発信者情報
受信処理中である旨を子機へ送出する。また、発信者情
報の受信が終了しており、回線からの呼出信号が検出さ
れている場合は、子機を鳴動させる指示を無線により行
なわせる。
【0046】このように、子機と親機とが無線通信可能
か否かを判断する無線通信の前準備処理は、発信者情報
の受信処理と並列して行なわれるようになっている。
【0047】このため、発信者情報の受信後には速やか
に子機との無線通信が可能となり、また、親機が子機に
対して迅速に鳴動指示を行なうことができる。
【0048】さらに、発信者情報の受信時間よりも無線
通信が可能かどうかを判断する処理が長くかかったとし
ても、発信者情報を受信していた時間分、無線通信を早
く開始させることができる。
【0049】発信者情報の受信中に無線通信が可能とな
った場合には、発信者情報の受信中である旨を子機に対
して送信することができるので、子機側では親機の状態
を延滞なく知ることができるようになる。
【0050】このため、発信者番号の受信中に子機から
の発呼が出来ない場合であっても、発呼ができないのは
発信者情報の受信中であることが容易に確認することが
できる。
【0051】次に、図3のステップ33の発信者情報受
信処理の動作を図5のフロー図を用いて説明する。図5
において、図3のステップ32で、回線からカー信号を
検知すると、ステップ50で回線閉結手段24が回線を
閉結する。
【0052】ステップ50で回線を閉結すると、ステッ
プ51でモデム部5が回線からのモデムデータ信号を検
出する。
【0053】ステップ52、ステップ53では、モデム
部5で発信者情報であるデータ信号を8秒間検知できな
かった場合に(ステップ52)、発信者情報の受信に失
敗したとして回線閉結手段25は回線を開放する。
【0054】一方、回線から発信者情報であるデータ信
号を検知すると、ステップ54、ステップ55、ステッ
プ56で、モデム部5が発信者情報を受信し受信した発
信者情報をRAM4へ格納し、回線閉結手段25が回線
を開放する。
【0055】発信者情報を受信した時点で親機側では図
示しない表示部に受信した発信者情報を表示させるよう
にするのが望ましい。
【0056】ステップ50〜ステップ56の処理の間
は、親機が発信者情報受信状態であり、子機からの発呼
は行えない。無線通信手段22により、親機が発信者番
号の受信中に無線通信が可能となった場合は、無線通信
手段22は、子機に対して親機が発信者情報受信中であ
る旨の情報を送信し、子機にある図示しない表示手段に
その旨のメッセージ、例えば「電話番号受信中」と表示
させる。
【0057】このように、回線の極性反転を検出した
後、無線通信が可能か否かを判断する処理と発信者情報
受信処理とを並列するようにしたので、子機に親機の状
態を速やかに知らしめることが可能となる。
【0058】ステップ56で発信者番号を受信した後に
回線を開放すると、ステップ57、ステップ58、ステ
ップ59において、通常の呼出信号を検知し(ステップ
57)、呼出信号が3秒間こない(ステップ58)、或
いは、回線が復極した場合(ステップ59)には、発呼
側から発呼(呼出)が放棄されたとみなして、回線を開
放すると共に、子機との無線を切る処理を行なう(ステ
ップ510)。
【0059】ここで、発呼側が発呼を放棄するタイミン
グによっては、発信者情報の受信はできたが、呼出信号
が回線から検出されない場合がある。
【0060】この場合、発信者情報を受信して回線から
の呼出信号を検知する処理(ステップ56〜ステップ5
9)の時点で、無線通信が可能となっていれば、受信し
た発信者情報と発呼が放棄された旨のデータを子機へ送
信するようにすることが望ましい。
【0061】子機へ送信するメッセージとしては、例え
ば「01−234−6789からの呼出はキャンセルさ
れました」等のメッセージである。このメッセージは、
図示しない子機の表示部に表示される。
【0062】このように、発信者情報の受信中に無線通
信が可能となった場合であって、発信者情報の受信後の
回線解放後に呼出信号が来ない場合であっても、発呼者
情報と発呼が放棄されたことを速やかに子機へ送信する
ことができ、子機側で親機の状態を把握することができ
る。
【0063】次に、ステップ34の親機・子機鳴動処理
を図6のフロー図を用いて説明する。
【0064】図6において、ステップ61では、無線通
信手段25により、子機との無線通信が可能であるか否
かを判断する。無線通信が可能であると判断され、ステ
ップ62で呼出信号検知手段23により呼出信号が検知
されると、ステップ63無線により子機へ鳴動指示を行
なう。
【0065】子機側では、無線通信部7で親機からの鳴
動指示を受信して、子機鳴動部1を用いて子機を鳴動さ
せる。
【0066】一方、無線が張られていない場合は、子機
との無線通信が不可能と判断し、ステップ53で、親機
鳴動部6を用いて親機のみの鳴動を行なわせる。
【0067】このように、発信者情報受信後において、
子機と無線通信を行なうための処理を行なわなくとも、
親機から子機に対して速やかに鳴動する旨の指示をする
ことができるので、親機と子機との間で、回線からの呼
出信号に対する鳴動タイミングのずれを少なくすること
ができる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかように、本発明
は、回線の極性反転を検知すると、子機との無線通信が
可能か否かを判断する処理と、発信者情報を受信する処
理とを平行させて処理させるので、発信者情報受信後の
親機と子機との鳴動動作のタイミングを少なくすること
ができるという効果を有するものである。
【0069】また、発信者情報受信中に無線が張られた
場合には、発信者情報受信中である旨を子機へ送出する
ので、子機側での親機の確認を速やかに行なわせること
ができるという効果を有するものである。
【0070】さらに、正常に発信者情報受信をした後、
発呼放棄により呼出信号がこない場合であっても、すみ
やかにその旨を子機へ送出することができるという効果
も有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による本装置の概略ハー
ドブロック図
【図2】本発明の一実施の形態による本装置の機能ブロ
ック図
【図3】本発明の回線からの呼出があった場合の動作を
示すフロー図
【図4】本発明の子機と親機の無線の準備処理のフロー
【図5】本発明の発信者情報の受信処理のフロー図
【図6】本発明の親機の鳴動処理を示すフロー図
【符号の説明】
1・・・網制御部 5・・・モデム部 11・・・送信制御部 12・・・受信制御部 21・・・極反検知手段 22・・・無線通信手段 23・・・呼出信号検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04B 7/26 109F (72)発明者 宮崎 準 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA12 BB05 FF03 HH23 5K036 AA07 BB13 EE03 JJ05 5K067 AA21 BB08 DD11 DD13 DD17 DD23 EE02 EE10 FF02 FF07 FF13 FF15 FF23 FF27 GG01 GG11 5K101 LL14 PP03 UU05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者番号通知に対応しコードレス子機
    を備える電話装置において、回線の極性反転を検知する
    極性検知手段と、コードレス子機との無線通信が可能か
    否かを判断する判断手段と、回線に送信されてくる発信
    者の電話番号情報を受信する発信者番号受信手段と、前
    記極性検知手段により回線の極性反転を検知すると前記
    判断手段に判断を行わせるとともに、前記発信者番号受
    信手段により発信者番号を受信させる制御手段と、無線
    通信が可能と判断されると前記コードレス子機へ回線か
    らの呼出信号に対応する鳴動信号を送出する無線通信手
    段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記発信者番号受信手段により前記電話
    番号情報を受信している間に前記判断手段が無線通信が
    可能と判断すると前記電話番号情報の受信中である旨の
    情報を前記コードレス子機へ送信する送信手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 発信者番号通知に対応しコードレス子機
    を備える電話装置において、回線の極性反転を検知する
    極性検知手段と、コードレス子機との無線通信が可能か
    否かを判断する判断手段と、回線に送信されてくる発信
    者の電話番号情報を受信する発信者番号受信手段と、前
    記極性検知手段により極性反転を検知すると前記判断手
    段に判断を行わせるとともに、前記発信者番号受信手段
    により発信者番号を受信させる制御手段と、前記発信者
    番号受信手段により電話番号情報を受信した後に回線か
    らの呼出信号を検出する呼出信号検出手段と、この呼出
    信号検出手段により呼出信号が検出されず、かつ前記判
    断手段により無線通信が可能と判断された場合に受信し
    た電話番号情報を前記コードレス子機へ送出する送信制
    御手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 前記送信制御手段は、発呼を放棄した旨
    の情報を前記コードレス子機へ送信する機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の電話装置。
  5. 【請求項5】 発信者番号通知に対応しコードレス子機
    を備える電話装置において、前記コードレス子機からの
    発呼要求を受信する受信手段と、回線から送信されてく
    る発信者番号を受信する発信者番号受信手段と、前記コ
    ードレス子機との無線通信が可能か否かを判断する判断
    手段と、この判断手段により無線通信が可能な状態であ
    ると判断され、かつ発信者番号受信手段により前記発信
    者番号を受信している間に前記受信手段により前記コー
    ドレス子機からの発呼要求を受信すると前記コードレス
    子機へ発信者番号を受信している旨の情報を送信する送
    信手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記コードレス子機へ
    発呼が不可能である旨の情報を送信する機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項5記載の電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7970113B2 (en) 2005-12-26 2011-06-28 Nec Infrontia Corporation Caller number notification
JP2013016884A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Brother Ind Ltd コードレス電話装置
JP2014049787A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Brother Ind Ltd 通信装置および回線制御装置

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