JPH1056519A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH1056519A
JPH1056519A JP8211782A JP21178296A JPH1056519A JP H1056519 A JPH1056519 A JP H1056519A JP 8211782 A JP8211782 A JP 8211782A JP 21178296 A JP21178296 A JP 21178296A JP H1056519 A JPH1056519 A JP H1056519A
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JP
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unit
slave unit
transmitted
slave
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JP8211782A
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English (en)
Inventor
Junji Hatamura
淳史 畑村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親機の設定場所に子機の使用者が赴く等の手
間をかけずとも、当該子機の使用者宛の情報有無が認識
でき、更に当該情報を簡易に子機の使用者が取得するこ
とが可能な通信装置を提供する。 【解決手段】 親機(多機能周辺装置)1のRAM13
内に、各子機(携帯型電話機)に対応したボックスA2
6及びボックスB27を設け、親機が受信した音声情報
又はファクシミリ情報を宛先の子機に対応するボックス
に格納すると共に宛先の子機に対して報知信号SH を送
信し、音声情報又はファクシミリ情報を受信してボック
スに格納した旨を報知する。その後、子機からの送信要
求信号ST を受信した場合には、格納してある音声情報
又はファクシミリ情報を当該子機に対して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部と回線を介し
て接続された親機と、当該親機と無線接続された一又は
複数の子機とを含む通信装置における当該親機と子機の
間の情報の授受の効率化の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、この種の通信装置の代表的なもの
として、ファクシミリ機能を有する親機と、電話機能を
有する携帯型の子機とを含むものについての開発が活発
である。
【0003】上記の通信装置においては、親機が受信し
た夫々の子機宛のファクシミリ情報等は、親機が夫々を
所定の記録用紙に記録して出力すると共に、当該親機に
備えられた子機夫々に対応するLED(Light Emitting
Diode)等の表示部に、夫々の子機宛の情報を受信した
旨を表示することが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信装置の構成においては、夫々の子機の使用者
は、自身宛の情報が送信されてきていることは、親機の
設置場所に赴かなければ認識することができず、当該親
機と夫々の子機が離れている場合等においては、通信装
置としての利便性が頗る悪く、親機と子機を無線で接続
する意味が薄らいでしまうという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、親機の設定場所に子機の
使用者が赴く等の手間をかけずとも、当該子機の使用者
宛の情報の有無が認識でき、更に当該情報を簡易に子機
の使用者が取得することが可能な通信装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、回線により外部と接続
された親機と、当該親機と無線接続された子機とにより
構成される通信装置であって、前記親機は、前記子機に
対応したボックス等の記憶手段と、前記子機に伝達すべ
き情報が、当該子機を識別するための識別情報と共に外
部から前記回線を介して送信されてきたとき、当該識別
情報に基づいて前記情報を当該子機に対応する前記記憶
手段に記憶させるCPU等の記憶制御手段と、前記識別
情報に基づいて、前記子機に対して、前記情報が対応す
る前記記憶手段に記憶されたことを示す報知信号を送信
する無線処理部等の親機送信手段と、を備え、前記子機
は、前記報知信号を受信する送受信部等の子機受信手段
と、前記報知信号に基づいて前記情報が対応する前記記
憶手段に記憶されていることを報知する表示部等の報知
手段と、を備える。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、親
機は子機に対応した記憶手段を備え、親機における記憶
制御手段は、子機に伝達すべき情報が当該子機を識別す
るための識別情報と共に送信されてきたとき、当該識別
情報に基づいて情報を当該子機に対応する記憶手段に記
憶させる。
【0008】そして、親機送信手段は、識別情報に基づ
いて、子機に対して、情報が対応する記憶手段に記憶さ
れたことを示す報知信号を送信する。一方、子機受信手
段は、上記報知信号を受信する。
【0009】そして、報知手段は、報知信号に基づいて
情報が対応する記憶手段に記憶されていることを報知す
る。よって、子機の使用者は、親機の設置されている場
所に赴くことなく子機の使用者宛に送信されてきた情報
の有無を認識することができる。
【0010】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前
記親機と無線接続された複数の前記子機を備えると共
に、前記親機は、夫々の前記子機に対応して前記記憶手
段を複数個備え、前記記憶制御手段は、一の子機に伝達
すべき前記情報が、当該一の子機を識別するための前記
識別情報と共に外部から前記回線を介して送信されてき
たとき、当該識別情報に基づいて前記情報を当該一の子
機に対応する一の記憶手段に記憶させ、更に、前記親機
送信手段は、前記識別情報に基づいて、前記一の子機に
対して、前記情報が対応する前記記憶手段に記憶された
ことを示す報知信号を送信し、前記一の子機における前
記子機受信手段は、前記報知信号を受信し、当該一の子
機における前記報知手段は、前記報知信号に基づいて前
記情報が当該一の子機に対応する前記記憶手段に記憶さ
れていることを報知するように構成される。
【0011】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、複数の子機と無線
接続された親機は、夫々の子機に対応して記憶手段を複
数個備え、記憶制御手段は、一の子機に伝達すべき情報
が、当該一の子機を識別するための識別情報と共に送信
されてきたとき、当該識別情報に基づいて情報を当該一
の子機に対応する一の記憶手段に記憶させ、更に、親機
送信手段は、識別情報に基づいて、一の子機に対して、
情報が対応する記憶手段に記憶されたことを示す報知信
号を送信する。
【0012】一方、一の子機における子機受信手段は、
報知信号を受信し、当該一の子機における報知手段は、
報知信号に基づいて情報が当該一の子機に対応する記憶
手段に記憶されていることを報知する。
【0013】よって、複数の子機のうちの当該一の子機
の使用者は、親機の設置されている場所に赴くことなく
当該一の子機の使用者宛に送信されてきた情報の有無を
認識することができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信装置におい
て、前記子機は、前記報知信号を受信したとき、当該子
機に対応して記憶されている前記情報を当該子機に送信
することを示す送信要求信号を前記親機に対して送信す
る送受信部等の子機送信手段を備え、前記親機は、前記
送信要求信号を受信したとき、当該送信要求信号を送信
した前記子機に対して、当該子機に対応して記憶されて
いる前記情報を前記親機送信手段を介して送信すると共
に、前記子機受信手段は、前記送信された情報を受信す
るように構成される。
【0015】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、子機送信手
段は、報知信号を受信したとき、送信要求信号を親機に
対して送信する。
【0016】そして、親機は、送信要求信号を受信した
とき、当該送信要求信号を送信した子機に対して記憶さ
れている情報を親機送信手段を介して送信する。一方、
子機受信手段は、送信された情報を受信する。
【0017】よって、子機の使用者は、親機の設置位置
に赴くことなく当該子機の使用者宛の情報を取得するこ
とができる。上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信装置におい
て、前記情報は文章情報であると共に、前記親機はファ
クシミリ機能を備え、前記送信されてきた情報を取得す
べき前記子機に固有の取り出し情報が入力されたとき、
前記送信されてきた情報を所定の記録用紙に記録して出
力するように構成される。
【0018】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、情報は文章
情報であると共に、親機はファクシミリ機能を備え、更
に、送信されてきた情報を取得すべき子機に固有の取り
出し情報が入力されたとき、送信されてきた情報を所定
の記録用紙に記録して出力する。
【0019】よって、子機の使用者は、当該子機の使用
者宛の情報が送信されてきていることを認識した後に、
子機に固有の取り出し情報を入力すれば当該送信された
情報を取得できると共に、当該子機の使用者以外の者が
子機の使用者宛の情報を無断で取得することを防止でき
る。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項3に記載の通信装置において、前
記情報は音声情報であると共に、前記子機は、当該音声
情報を出力することが可能な電話機能を備える。
【0021】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、情報は音声情報で
あると共に、子機は当該音声情報を出力することが可能
な電話機能を備えるので、子機の使用者は、親機に送信
され記憶されている当該子機の使用者宛の音声情報があ
るときは、自身の子機からその音声情報を取得すること
ができる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項3に記載の通信装置において、前
記情報は文章情報であると共に、前記子機はファクシミ
リ機能を備え、前記親機から送信された前記情報を所定
の記録用紙に記録して出力するように構成される。
【0023】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、情報は文章情報で
あると共に、子機はファクシミリ機能を備え、更に、親
機から送信された情報を所定の記録用紙に記録して出力
するので、子機の使用者は、親機に送信され記憶されて
いる当該子機の使用者宛の文章情報があるときは、自身
の子機からその文章情報を出力させることができる。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
通信装置において、前記識別情報は、前記回線において
前記子機に対応して予め信号パターンが設定されている
子機呼出信号であるように構成される。
【0025】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、識別情報は、回線において子機に対応して予め信号
パターンが設定されている子機呼出信号であるので、例
えば、複数の子機があった場合に、一の回線を用いて当
該複数の子機に対応する記憶装置を識別することができ
る。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
通信装置において、前記回線は電話回線であり、前記識
別情報は、当該電話回線を介して前記情報を前記親機に
送信した発呼者の電話番号であって、予め前記子機に対
応づけて前記親機に記憶されている電話番号であるよう
に構成される。
【0027】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、回線は電話回線であり、識別情報は、当該電話回線
を介して情報を親機に送信した発呼者の電話番号であっ
て、予め子機に対応づけて親機に記憶されている電話番
号であるので、例えば、当該電話番号に対して予め複数
の子機を対応づけて記憶しておけば、一の発呼者から複
数の子機に対して一度に情報を発信することもできる。
【0028】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の
通信装置において、前記識別情報は、前記記憶手段を示
す指定番号であるように構成される。
【0029】請求項9に記載の発明の作用によれば、請
求項1から6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、識別情報は、記憶手段を示す指定番号であるので、
確実且つ迅速に子機に対応する記憶手段を識別すること
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明
は、ファクシミリ機能を有するだけでなく、外部のコン
ピュータ等の情報処理装置からの記録すべきプリント情
報を所定の記録用紙に記録するプリンタ機能及びスキャ
ナで読み取った画像等の情報を所定の記録用紙に記録す
るコピー機能を兼ね備えた多機能周辺装置と、当該多機
能周辺装置と無線接続された二台の携帯型電話機とによ
り構成される通信装置に対して本発明を適用した場合に
ついて説明するものである。 (I)通信装置の構成 始めに実施形態に係る通信装置の全体構成について、図
1を用いて説明する。
【0031】図1に示すように、実施形態の通信装置S
は、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びコピー機能を
備えた親機としての多機能周辺装置1と、子機としての
二つの携帯型電話機30及び30’により構成されてい
る。
【0032】多機能周辺装置1には、当該多機能周辺装
置1に対しての指示を押しボタン式スイッチ2aにより
与えたり、所定の状態を設定するための指示操作又は当
該状態を液晶装置又はLED(Light Emitting Diode)
等からなる表示器2bで表示すると共に、電話回線24
を介して携帯型電話機30又は30’の使用者宛の情報
を多機能周辺装置1が受信して当該情報を後述の各携帯
型電話機に対応したボックス(メイルボックス)に記憶
していることを表示する操作パネル2が備えられ、更
に、多機能周辺装置1の本体1aの側面には電源スイッ
チ3が設けられている。また、本体1aの後部上方には
給紙部1bが設けられており、ファクシミリ受信した情
報又は外部のコンピュータ装置から受信した情報等を印
刷する時には給紙部1b内の記録用紙が一枚ずつ多機能
周辺装置1内の後述のプリンタ部に送られてトナー画像
が転写された後、図示しない定着部において加熱される
ことにより当該トナーが記録用紙上に固定され、排紙ト
レー1c上に排出される。
【0033】更にまた、多機能周辺装置1の後面には、
携帯型電話機30又は30’と当該多機能周辺装置1を
無線接続するためのアンテナ4が設けられ、更に、多機
能周辺装置1の側面には、音声の入出力のための受話器
16も備えられている。
【0034】一方、携帯型電話機30は、後述の動作に
より、多機能周辺装置1に外部から携帯型電話機30の
使用者宛の情報が送信されていることを報知する報知手
段としての表示部31と、情報を発信する際の発信先の
電話番号等をダイヤルするためのダイヤルボタン部32
と、使用者の音声を入力するためのマイク33と、多機
能周辺装置1との無線接続を行うためのアンテナ34
と、受信した音声情報を出力するためのスピーカ35と
を備えている。
【0035】更に、携帯型電話機30’は、上記携帯型
電話機30の説明における各部と同様の動作を行う表示
部31’、ダイヤルボタン部32’、マイク33’、ア
ンテナ34’及びスピーカ35’を備えている。
【0036】次に、多機能周辺装置1の内部構成につい
て、図2を用いて説明する。図2に示すように、多機能
周辺装置1は、記憶制御手段としてのCPU10と、R
OM(Read Only Memory)11と、EEPROM(Elec
trically Erasableand Programmable Read Only Memory
)12と、RAM(Random Access Memory)13と、
親機送信手段としての無線処理部14と、音声LSI
(Large ScaleIntegrated circuit)15と、上記受話
器16と、NCU(Network Control Unit)17と、モ
デム部18と、スキャナ部19と、上記プリンタ部20
と、上記操作パネル2と、アンプ21と、スピーカ22
と、バス23とにより構成されている。ここで、モデム
部18がいわゆるボイス機能を持っている場合には、音
声LSI15は不要となる。
【0037】また、RAM13は、ボックス指定用音声
データ記憶部25と、記憶手段としてのボックスA26
と、記憶手段としてのボックスB27と、ボックスC2
8とにより構成されている。
【0038】次に、多機能周辺装置1が、ファクシミリ
装置として機能する場合の上記各部の動作を説明する。
NCU17は、電話回線24を介して入力されるファク
シミリ情報をモデム部18に出力すると共に、電話回線
24を介して入力される音声情報を受話器16に出力す
る。更にNCU17は、モデム部18から出力されるフ
ァクシミリ送信すべき情報を上記電話回線24に送出す
ると共に、受話器16により発生された音声情報を電話
回線24に送出する。
【0039】次に、モデム部18は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU17から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力する。また、モデム部18は、バス23から
のファクシミリ情報等を変調してNCU17に出力す
る。
【0040】音声LSI15は、バス23を介したCP
U10の制御の下、RAM13内のボックス指定用音声
データ記憶部25に記憶されているボックス指定用音声
データをバス23を介して取得し、これに基づいて後述
のボックス指定用音声ガイダンスの音声を合成してNC
U17を介して電話回線24に送出する。また、音声L
SI15は、電話回線24を介して入力される音声情報
(発呼者の音声メッセージ)をディジタル信号に変換し
て、当該ディジタル信号を適宜圧縮した後、各ボックス
に記憶可能として出力する。
【0041】次に、スキャナ部19は、バス23を介し
たCPU10の制御の下、ファクシミリ送信すべき画像
等のデータを読み取ってバス23に出力すると共に、多
機能周辺装置1がコピー装置として機能する場合の当該
コピーすべき画像等の情報を読み取ってバス23に出力
する。
【0042】プリンタ部20は、バス23を介したCP
U10の制御の下、NCU17及びモデム部18を介し
て入力された受信したファクシミリ情報を所定の記録用
紙に記録して出力する。この他に、プリンタ部20は、
多機能周辺装置1がコピー装置として機能する場合の当
該コピーすべき画像等の情報をバス23から受け取って
所定の記録用紙に記録すると共に、多機能周辺装置1が
プリンタ装置として機能する場合の外部のコンピュータ
から入力された情報をバス23から受け取って所定の記
録用紙に記録する。
【0043】操作パネル2は、上述のように、携帯型電
話機30の使用者又は30’の使用者宛の情報を多機能
周辺装置1が受信して当該情報を後述の記憶手段として
の各ボックスに記憶していることを表示すると共に、当
該夫々の使用者が当該情報を取得するべく当該情報を記
録することを指示したときには、当該指示に対応する指
示信号をバス23を介してCPU10に出力する。
【0044】次に、ROM12は、主としてCPU10
において実行される後述の通信処理のための制御プログ
ラム及びその他のCPU10のための制御プログラムを
記憶しておくための読み出し専用のメモリであり、CP
U10の制御の下、必要なデータ等をバス23を介して
出力する。
【0045】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、頻繁にファクシミリ送信する相手の電話番号や、い
わゆる短縮ダイヤルのための電話番号等を記憶しておく
ための不揮発性のメモリである。
【0046】RAM13は、バス23を介したCPU1
0の制御の下、必要なデータを一時的に記憶する等の動
作を行うための読み書き可能なメモリであり、具体的に
は、ファクシミリ情報として電話回線24及びNCU1
7等を介して入力されたデータ、電話回線24を介して
外部に送出すべきファクシミリ情報又はスキャナ部19
において読み取られた情報等を一時的に記憶し、CPU
10の制御により所定のタイミングで読み出す。このと
き、携帯型電話機30又は30’宛に受信された外部か
らのファックス情報又は音声情報については、携帯型電
話機30宛のものはボックスA26に一時的に記憶さ
れ、携帯型電話機30’宛のものはボックスB27に一
時的に記憶される。また、携帯型電話機30又は30’
のいずれにも送出する必要のない情報はボックスC28
に一時的に記憶される。更に、後述の通信処理において
ボックス指定用音声を電話回線24に送出する際に用い
られるボックス指定用音声データはボックス指定用音声
データ記憶部25に記憶されている。
【0047】無線処理部14は、携帯型電話機30又は
30’に送信すべき後述の報知信号SH を含む情報を変
調してアンテナ4を介して送出すると共に、携帯型電話
機30又は30’宛の情報を当該携帯型電話機30又は
30’に送信要求するための携帯型電話機30又は3
0’からの送信要求信号ST を受信してバス23を介し
てCPU10に出力する。
【0048】アンプ21は、バス23を介したCPU1
0の制御の下、スピーカ22から出力すべき音声情報を
増幅して当該スピーカ22に出力する。最後に、CPU
10は、バス23を介して、上述の各構成部材の動作を
制御すると共に、後述の通信処理の動作を主として実行
する。
【0049】次に、携帯型電話機30の内部構成につい
て、図3を用いて説明する。図3に示すように、携帯型
電話機30は、上述した表示部31、ダイヤルボタン部
32、マイク33、アンテナ34及びスピーカ35の他
に、アンテナ34を介して多機能周辺装置1に送受信す
べき報知信号SH 又は送信要求信号ST を含む情報を変
復調するための子機受信手段としての送受信部38と、
スピーカ35から出力するための音声情報を増幅するた
めのアンプ37と、上記携帯型電話機30の夫々の構成
部材の動作を制御すると共に、多機能周辺装置1におけ
るCPU10と共に後述の通信処理の動作を主として実
行するCPU36とを備えている。
【0050】なお、携帯型電話機30’の内部構成につ
いては、携帯型電話機30と同様であるので、細部の説
明は省略する。 (II)通信装置の動作 次に、図2及び図3に示した構成を有する多機能周辺装
置1並びに携帯型電話機30及び30’により構成され
る通信装置Sにおける本発明の通信処理の動作につい
て、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、図4に示す実施の形態は、ファクシミリ送信する発
呼者が、始めに多機能周辺装置1を呼出し、その後、当
該多機能周辺装置1からの音声ガイダンスに従って、送
信したいファクシミリ情報を手動で送信する場合の、通
信装置Sにおける動作を示している。
【0051】更に、図4におけるフローチャートにおい
ては、説明の簡略化のために、携帯型電話機30を「子
機A」、携帯型電話機30’を「子機B」、多機能周辺
装置1を「親機」と示している。
【0052】図4に示すように、実施形態の通信処理に
おいては、始めに、電話回線を介して発呼者からの呼出
し信号が着信したか否かが判定される(ステップS
1)。そして、着信していない場合には(ステップS
1;NO)着信するまで待機し、着信があった場合には
(ステップS1;YES)、次に、着信した呼がファク
シミリ装置からの自動ファクシミリ送信であることを示
すCNG(Colling tone)信号を含んでいるか否かが判
定される(ステップS2)。そして、CNG信号を含ん
でいる場合には(ステップS2;YES)、着信した
(ステップS1)のが自動送信されてくるファクシミリ
情報であるので、多機能周辺装置1でも自動受信し(ス
テップS3)、次に受信が終了したか否かをCPU10
が判定して(ステップS4)、終了の場合は(ステップ
S4;YES)そのまま処理を終了し、終了でない場合
には(ステップS4;NO)継続してファクシミリ情報
を受信すべくステップS3に戻る。
【0053】一方、ステップS2の判定において、CN
G信号が含まれていない場合には(ステップS2;N
O)、着信した(ステップS1)情報は単なる音声情報
か若しくは手動で送信されてくるファクシミリ情報のい
ずれかである(いずれも発呼者が電話をかけている)の
で、次に、RAM13内のボックス指定用音声データ記
憶部25に記憶されているボックス指定用音声データに
基づいて音声LSI15が合成したボックス指定用音声
ガイダンスを発呼者に対して送出する(ステップS
5)。このボックス指定用音声ガイダンスは、例えば、
「ファックスを送信したい相手先のボックス識別番号を
入力して下さい」等のように、ファクシミリ情報の発呼
者に対して、当該ファクシミリ情報を伝達したい携帯型
電話機の使用者を指定させるか、若しくは、当該使用者
の携帯型電話機に対応したRAM13内のボックスを指
定させるための音声ガイダンスである。
【0054】ボックス指定用音声ガイダンスが送出され
ると(ステップS5)、次に、当該ボックス指定用音声
ガイダンスに従って、入力されたボックス識別情報(D
TMF(Dual-Tone Multiple-Frequency)信号)がRA
M13内のボックスA26を示すものであるか否かが判
定され(ステップS6)、ボックスA26を示すもので
ある場合には(ステップS6;YES)、次に、当該ボ
ックスA26に送信されてきた音声情報又はファクシミ
リ情報を蓄積する(ステップS7)と共に、操作パネル
2上に設けられたボックスA26に対応するLEDラン
プを点灯又は点滅させるか、又は表示器2bにその旨の
メッセージを表示させ、ボックスA26に音声情報又は
ファクシミリ情報が格納されたことを表示する。そし
て、多機能周辺装置1と発呼者の間の回線が断となった
か否かが判定され(ステップS8)、断となっていない
場合には(ステップS8;NO)引続き音声情報又はフ
ァクシミリ情報の蓄積を継続し、断となった場合には
(ステップS8;YES)音声情報又はファクシミリ情
報の受信が終了したとして、当該音声情報又はファクシ
ミリ情報がボックスA26に蓄積されたことを、当該ボ
ックスA26に対応する携帯型電話機30に対して、無
線処理部14、アンテナ4等を介して報知する(ステッ
プS9)。このときには、音声情報又はファクシミリ情
報がボックスA26に蓄積されたことを示す報知信号S
H が多機能周辺装置1から送信され、携帯型電話機30
における送受信部38がこれを受信してCPU36に出
力し、当該CPU36が表示部31に対して音声情報又
はファクシミリ情報がボックスA26に蓄積されたこと
を表示させることとなる。
【0055】携帯型電話機30に対する報知が終了する
と(ステップS9)、次に、携帯型電話機30におい
て、自身宛の情報が蓄積されたことを認識した使用者
が、予め設定されたコード信号を入力するか又は専用の
送信要求ボタンを操作すると、ボックスA26に蓄積さ
れている情報を当該携帯型電話機30に送信することを
要求する送信要求信号ST が送信され、これを多機能周
辺装置1が受信したか否かが判定され(ステップS1
0)、受信されない場合には(ステップS10;NO)
子機との無線接続が断とされたか否かを判定しながら
(ステップS12)、そのまま待機する。
【0056】一方、送信要求信号ST が受信された場合
には(ステップS10;YES)、次に、ボックスA2
6に蓄積された(ステップS7)情報が音声情報である
場合にはそれをそのまま携帯型電話機30に送信し(ス
テップS11)、これを受信した携帯型電話機30で当
該音声情報をスピーカ35から使用者に出力する。
【0057】また、ボックスA26に蓄積された情報が
ファクシミリ情報である場合には、当該ファクシミリ情
報をプリンタ部20を介して出力すると共に、当該ファ
クシミリ情報が多機能周辺装置1において出力されてい
る旨を携帯型電話機30に送信し(ステップS11)、
携帯型電話機30においてこれを使用者に報知し、報知
された当該使用者は、多機能周辺装置1において出力さ
れている自身宛のファクシミリ情報を取りに行くことと
なる。
【0058】この他に、ボックスA26に蓄積された情
報がファクシミリ情報である場合に、当該ファクシミリ
情報をボックスA26に蓄積した段階ではプリンタ部2
0にて出力せずに、当該ファクシミリ情報が多機能周辺
装置1において記憶されている旨を携帯型電話機30に
報知し(ステップS9)、携帯型電話機30においてこ
れを認識した当該使用者が、例えば、多機能周辺装置1
において点灯又は点滅しているLEDランプに対応して
予め設けられている押しボタン式スイッチを操作し、自
身宛のファクシミリ情報をプリンタ部20に出力させ、
これを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、
子機専用の各パスワードを入力しないとプリント出力で
きないようにすれば、子機宛の情報の秘密を守ることが
できる。
【0059】また、多機能周辺装置1から自身宛(各子
機宛)のファクシミリ情報をプリンタ部20に記録出力
させる方法としては、例えば、各携帯型電話機30の操
作によって行うようにすることも可能である。すなわ
ち、ファクシミリ情報の蓄積があった旨の報知を受けた
当該使用者は、自身が所有している携帯型電話機30を
持って多機能周辺装置1が設置してある場所に赴き、そ
こで、携帯型電話機30を専用リモコンとして操作する
ことにより、自身宛のファクシミリ情報をプリント出力
できるようにするのである。この場合、多機能周辺装置
1は、ファクシミリ情報の蓄積があったボックスに対応
する携帯型電話機30(例えば、子機A)が専用リモコ
ンとして操作された場合のみ、当該ボックスのファクシ
ミリ情報のプリント出力を許可し、その他の携帯型電話
機30’(例えば、子機B)が専用リモコンとして操作
されたとしてもプリント出力を禁止することにより、各
子機宛の情報の秘密を守ることができる。
【0060】携帯型電話機30に対する情報の送信が終
了すると(ステップS11)、次に、携帯型電話機30
において多機能周辺装置1との無線接続を断としたか否
かが判定され(ステップS12)、断とされたときには
(ステップS12;YES)処理を終了し、断とされて
いないときには(ステップS12;NO)、再び携帯型
電話機30への情報の送信を待機するべくステップS1
0に戻る。
【0061】一方、ステップS6における判定におい
て、ボックス指定用音声ガイダンスに従って入力された
ボックス識別情報がボックスA26を示すものでない場
合には(ステップS6;NO)、次に、入力されたボッ
クス識別情報がボックスB27を示すものであるか否か
が判定され(ステップS13)、ボックスB27を示す
ものである場合には(ステップS13;YES)、当該
ボックスB27に送信されてきた音声情報又はファクシ
ミリ情報を蓄積する(ステップS14)と共に、ボック
スB27に対応するLEDランプを点灯又は点滅させる
等して、ボックスB27に音声情報又はファクシミリ情
報が格納されたことを表示する。そして、多機能周辺装
置1と発呼者の間の回線が断となったか否かが判定され
(ステップS15)、断となっていない場合には(ステ
ップS15;NO)引続き音声情報又はファクシミリ情
報の蓄積を継続し、断となった場合には(ステップS1
5;YES)音声情報又はファクシミリ情報の受信が終
了したとして、当該音声情報又はファクシミリ情報がボ
ックB27に蓄積されたことを当該ボックスB27に対
応する携帯型電話機30’に対して、無線処理部14、
アンテナ4等を介して報知する(ステップS16)。こ
のときには、音声情報又はファクシミリ情報がボックス
B27に蓄積されたことを示す報知信号SH が多機能周
辺装置1から送信され、携帯型電話機30’における送
受信部がこれを受信してCPUに出力し、当該CPUが
表示部31’に対して音声情報又はファクシミリ情報が
ボックスB27に蓄積されたことを表示させることとな
る。
【0062】以下、上述した携帯型電話機30に対する
動作(ステップS10乃至S12)と同様の動作がボッ
クスB27及び携帯型電話機30’を対象として実行さ
れる(ステップS17乃至S18)。
【0063】また、ステップS13の判定において、入
力されたボックス識別情報がボックスB27を示すもの
でない場合には(ステップS13;NO)、受信された
ファクシミリ情報又は音声情報は多機能周辺装置1に現
在接続されている携帯型電話機のいずれ宛でもない(例
えば、多機能周辺装置1自体に宛てたファクシミリ情報
である場合等)として、当該ファクシミリ情報又は音声
情報を一時的にボックスC28に記憶させ(ステップS
20)、次に多機能周辺装置1と発呼者の間の回線が断
となったか否かが判定され(ステップS21)、断とな
っていない場合には(ステップS21;NO)引続き音
声情報又はファクシミリ情報のボックスC28への蓄積
を継続し、断となった場合には(ステップS21;YE
S)処理を終了する。
【0064】以上説明したように、実施形態の通信装置
Sにおける通信処理によれば、多機能周辺装置1が、多
機能周辺装置1に接続されている携帯型電話機のいずれ
か宛のファクシミリ情報又は音声情報を受信すると、当
該ファクシミリ情報又は音声情報の宛先に対応するボッ
クス内に当該ファクシミリ情報又は音声情報を一時的に
蓄積すると同時に、宛先の携帯型電話機に対してファク
シミリ情報又は音声情報の受信があったことを報知し、
報知された携帯型電話機においては、その音声情報を取
得するか又は多機能周辺装置1において出力されている
ファクシミリ情報を取得することができるので、携帯型
電話機の使用者は、多機能周辺装置1の設置位置に赴く
ことなく当該携帯型電話機の使用者宛の情報の有無を認
識することができると共に、音声情報については、多機
能周辺装置1の設置位置に赴くことなく当該音声情報そ
のものを取得することができる。
【0065】なお、以上の実施形態においては、電話機
能のみを備える携帯型電話機が多機能周辺装置1に接続
されている場合について説明したが、これに限らず、携
帯型電話機がファクシミリ機能を備えている場合には、
多機能周辺装置1がファクシミリ情報を受信した場合で
も、当該ファクシミリ情報を宛先の携帯型電話機に転送
すれば、当該携帯型電話機の使用者は、多機能周辺装置
1の設置位置に赴くことなくファクシミリ情報そのもの
をも取得することができる。
【0066】ところで、子機宛の音声情報或はファクシ
ミリ情報が多機能周辺装置1に蓄積され、対応する携帯
型電話機30へ報知(図5におけるステップS9又はS
16)を行う場合において、例えば、電波状態が悪い
(他の機器から発生した電磁ノイズ等の影響を受けた場
合等により無線での通信ができない)ため、子機宛の報
知ができない場合が想定される。この対策としては、例
えば、子機宛の報知を行う場合、その報知が正常に成さ
れるまで繰返し報知動作を実行するようにしてもよい
し、或は、予め子機宛の情報が着信されることが判明し
ている場合には、当該子機を所有している使用者が携帯
型電話機30を操作することによって、自身宛の情報が
多機能周辺装置1に蓄積されたか否かを子機側から確認
できるようにしてもよい。これによって、多機能周辺装
置1の設置場所まで赴くことなく容易に蓄積結果を確認
することができる。また、その確認の結果、既に音声情
報或はファクシミリ情報が蓄積されているのであれば、
携帯型電話機30を引続き操作することにより、音声情
報を携帯型電話機30に転送して出力させるようにして
もよいし、更に、ファクシミリ機能付の携帯型電話機3
0であれば、多機能周辺装置1から子機宛にファクシミ
リ情報を転送し、出力させることも可能である。
【0067】更にまた、一部の携帯型電話機において、
当該携帯電話機の使用者が不在となる等の、多機能周辺
装置1が受信したファクシミリ情報又は音声情報につい
て携帯型電話機に報知すること又は当該受信した情報を
携帯型電話機に送信する必要がない場合には、その携帯
型電話機の番号をEEPROM12に記憶しておき、当
該記憶した番号を有する携帯型電話機については、図4
におけるステップS9乃至S12(又はステップS16
乃至S19)を実行しないようにすることもできる。
【0068】更に、図4においては、ステップS10又
はS17においては、携帯型電話機において操作を実行
した場合にのみ多機能周辺装置1が受信した音声情報を
携帯型電話機に送信するようにしたが、これに限らず、
多機能周辺装置1が音声情報を受信していずれかのボッ
クスに格納後に自動的に夫々の対応する携帯型電話機に
格納した情報を送信するようにしてもよい。 (III )変形形態 次に、本発明が適用可能な変形形態について説明する。
図4に示すフローチャートでは、外部の発呼者からファ
クシミリ情報が音声ガイダンスに従って手動で送信され
てくる場合、或は音声情報(メッセージ)が送信されて
くる場合について説明したが、この他に、例えばファク
シミリ情報が自動的に送信されてくる場合でも、ファク
シミリ情報の送信に先立って送信される携帯型電話機を
指定する指定情報、又はRAM13内のボックスを指定
する指定情報を受信し、多機能周辺装置1のCPU10
においてこの指定情報を解読し、当該指定情報に対応し
たボックスに自動受信したファクシミリ情報を蓄積し、
これを対応する携帯型電話機に報知又は送信するように
構成することもできる。
【0069】上記指定情報と共に送信されてくるファク
シミリ情報について本発明を適用した場合には、確実且
つ迅速に夫々のボックスを識別することができる。ま
た、いわゆるディスティンクティブリンギングサービス
を利用して送信されてくるファクシミリ情報について本
発明を適用することもできる。
【0070】ここで、ディスティンクティブリンギング
サービスとは、一本の電話回線24に対して複数の呼出
し番号(電話番号)が割り当てられるサービスであり、
当該複数の呼出し番号毎に電話機又はファクシミリ装置
を接続することにより、少ない回線数で多くの電話機等
を使用するのに用られたり、又は、ファクシミリ装置の
機能と電話機の機能とを併せ持つ装置(例えば、上記多
機能周辺装置1等)において、一つの呼出し番号をファ
クシミリ装置専用とし、他の呼出し番号を電話機専用と
して用いることにより、ファクシミリ装置と電話機との
自動切換に用いられたりしている。
【0071】このとき、一本の電話回線に割り当てられ
た複数種類の呼出し番号の区別は、呼出し信号を異なら
せることにより行われる。すなわち、一定の呼出し信号
に別の信号が付加されたり、呼出し信号の信号パターン
が変化されたりすることにより区別されるのである。従
って、このディスティンクティブリンギングサービスに
より送信されてくるファクシミリ情報に対して本発明を
適用した場合には、個々の呼出し信号の信号パターンと
携帯型電話機30及び30’を予め対応付けて夫々の呼
出し信号の信号パターンを多機能周辺装置1のEEPR
OM12に記憶させておき、これに基づいて、着信した
ファクシミリ情報における呼出し信号の信号パターンを
判別していずれの携帯型電話機宛のファクシミリ情報か
を判別し、その結果に基づいて対応するボックスに当該
ファクシミリ情報を記憶させ、これを対応する携帯型電
話機に報知又は送信するように構成することとなる。
【0072】ディスティンクティブリンギングサービス
によるファクシミリ情報の送信について本発明を適用し
た場合には、多機能周辺装置1に複数の携帯型電話機が
あった場合に、例えば、一の電話回線24を用いて当該
複数の携帯型電話機に対応するボックスを識別すること
ができる。
【0073】更に、本発明は、いわゆる発呼者側電話番
号受信サービス(Caller ID )を用いて送信されてくる
ファクシミリ情報について適用することも可能である。
ここで、発呼者側電話番号受信サービスについて概要を
説明すると、当該発呼者側電話番号受信サービスは、ア
メリカ又はイギリス等で実用化されているサービスであ
り、被呼側装置(この場合、多機能周辺装置1)が当該
サービスに加入している場合に、外部の交換機から発呼
側装置の電話番号を被呼側装置に送信するサービスであ
る。発呼側装置の電話番号が送信されるタイミングは、
イギリスでは最初の呼出し信号の直前の無音区間であ
り、アメリカでは最初の呼出し信号と次の呼出し符号の
間の無音区間である。この発呼者側の電話番号は、電話
回線を開放したままで受信できるので、このサービスを
利用すれば、発呼側装置に電話料金が課金されない状態
で、被呼側装置が発呼側装置の電話番号を認識すること
ができる。従って、この発呼者側電話番号受信サービス
により送信されてくるファクシミリ情報に対して本発明
を適用した場合には、個々の発呼者電話番号と携帯型電
話機30及び30’を予め対応付けて夫々の発呼者電話
番号を携帯型電話機毎にEEPROM12に記憶させて
おき、これに基づいて、着信したファクシミリ情報にお
ける発呼者電話番号を判別していずれの携帯型電話機宛
のファクシミリ情報かを判別し、その結果に基づいて対
応するボックスに当該ファクシミリ情報を記憶させ、こ
れを対応する携帯型電話機に報知又は送信するように構
成することとなる。
【0074】発呼者側電話番号受信サービスによるファ
クシミリ情報の送信について本発明を適用した場合に
は、例えば、一の発呼者から複数の携帯型電話に対して
一度に情報を発信することもできる。
【0075】更にまた、上記の各実施形態又は変形形態
においては、多機能周辺装置1に接続されているのが携
帯型電話機である場合について説明したが、これに限ら
ず、多機能周辺装置1と複数のコンピュータ等の情報処
理装置とを無線接続した場合に本発明を適用することも
できる。この場合には、多機能周辺装置1が受信した情
報(ファクシミリ情報以外の情報でもよい。)を情報処
理装置毎にRAM13設けられたボックスに格納し、当
該記憶したことを各情報処理装置に報知すると共に、必
要に応じて夫々の情報処理装置宛に格納した情報を送信
することとなる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、子機に伝達すべき情報が識別情報と共に
送信されてきたとき、当該識別情報に基づいて情報を当
該子機に対応する親機内の記憶手段に記憶させ、当該子
機に対して、送信されてきた情報が対応する記憶手段に
記憶されたことを示す報知信号を送信すると共に、報知
信号を受信した子機が情報が対応する記憶手段に記憶さ
れていることを報知するので、当該子機の使用者は、親
機の設置されている場所に赴くことなく当該子機の使用
者宛に送信されてきた情報の有無を認識することができ
る。
【0077】従って、子機の使用者が必要以上に親機の
設置場所に赴く必要がないので、親機と子機を備えた通
信装置における利便性を向上させることができる。請求
項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効
果に加えて、複数の子機のうちの一の子機に伝達すべき
情報が識別情報と共に送信されてきたとき、当該識別情
報に基づいて情報を当該一の子機に対応する一の記憶手
段に記憶させ、当該一の子機に対して、送信されてきた
情報が対応する一の記憶手段に記憶されたことを示す報
知信号を送信すると共に、報知信号を受信した当該一の
子機が情報が対応する記憶手段に記憶されていることを
報知するので、複数の子機のうちの当該一の子機の使用
者は、親機の設置されている場所に赴くことなく当該一
の子機の使用者宛に送信されてきた情報の有無を認識す
ることができる。
【0078】従って、子機の使用者が必要以上に親機の
設置場所に赴く必要がないので、親機と子機を備えた通
信装置における利便性を向上させることができる。請求
項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発
明の効果に加えて、子機において報知信号を受信したと
き、送信要求信号を親機に対して送信し、これを受信し
た親機において、当該送信要求信号を送信した子機に対
して記憶されている情報を送信し、子機がこれを受信す
るので、子機の使用者は、親機の設置位置に赴くことな
く当該子機の使用者宛の情報を取得することができる。
【0079】従って、子機の使用者が親機の設置場所に
赴くことなく自身宛の情報を取得できるので、親機と子
機を備えた通信装置における利便性を更に向上させるこ
とができる。
【0080】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、情報は文章情報で
あると共に、親機はファクシミリ機能を備え、更に、送
信されてきた情報を取得すべき子機に固有の取り出し情
報が入力されたとき、送信されてきた情報を所定の記録
用紙に記録して出力するので、子機の使用者は、当該子
機の使用者宛の情報が送信されてきていることを認識し
た後に、子機に固有の取り出し情報を入力すれば当該送
信された情報を取得できると共に、当該子機の使用者以
外の者が子機の使用者宛の情報を無断で取得することを
防止できる。
【0081】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、情報は音声情報であると
共に、子機は当該音声情報を出力することが可能な電話
機能を備えるので、子機の使用者は、親機に送信され記
憶されている当該子機の使用者宛の音声情報があるとき
は、自身の子機からその音声情報を取得することができ
る。
【0082】従って、子機の使用者が親機の設置場所に
赴くことなく自身宛の情報を取得できるので、親機と子
機を備えた通信装置における利便性を更に向上させるこ
とができる。
【0083】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、情報は文章情報であると
共に、子機はファクシミリ機能を備え、更に、親機から
送信された情報を所定の記録用紙に記録して出力するの
で、子機の使用者は、親機に送信され記憶されている当
該子機の使用者宛の文章情報があるときは、自身の子機
からその文章情報を出力させることができる。
【0084】従って、子機の使用者が親機の設置場所に
赴くことなく自身宛の情報を取得できるので、親機と子
機を備えた通信装置における利便性を更に向上させるこ
とができる。
【0085】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、識
別情報が回線において子機に対応して予め信号パターン
が設定されている子機呼出信号であるので、例えば、複
数の子機があった場合に、一の回線を用いて当該複数の
子機に対応する記憶装置を識別することができる。
【0086】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、回
線が電話回線であり、識別情報が当該電話回線を介して
情報を親機に送信した発呼者の電話番号であって、予め
子機に対応づけて親機に記憶されている電話番号である
ので、例えば、当該電話番号に対して予め複数の子機を
対応づけて記憶しておけば、一の発呼者から複数の子機
に対して一度に情報を発信することもできる。
【0087】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、識
別情報が記憶手段を示す指定番号であるので、確実且つ
迅速に子機に対応する記憶手段を識別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信装置の外観及び全体構成を示す図である。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】携帯型電話機の内部の概要構成を示すブロック
図である。
【図4】実施形態の通信処理の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 1a…本体 1b…給紙部 1c…排紙トレー 2…操作パネル 2a…押しボタン式スイッチ 2b…表示器 3…電源スイッチ 4、34、34’…アンテナ 10、36…CPU 11…ROM 12…EEPROM 13…RAM 14…無線処理部 15…音声LSI 16…受話器 17…NCU 18…モデム部 19…スキャナ部 20…プリンタ部 21、37…アンプ 22、35、35’…スピーカ 23…バス 24…電話回線 25…ボックス指定用音声データ記憶部 26…ボックスA 27…ボックスB 28…ボックスC 30、30’…携帯型電話機 31、31’…表示部 32、32’…ダイヤルボタン部 33、33’…マイク 35、35’…スピーカ 38…送受信部 SH …報知信号 ST …送信要求信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線により外部と接続された親機と、当
    該親機と無線接続された子機とにより構成される通信装
    置であって、 前記親機は、 前記子機に対応した記憶手段と、 前記子機に伝達すべき情報が、当該子機を識別するため
    の識別情報と共に外部から前記回線を介して送信されて
    きたとき、当該識別情報に基づいて前記情報を当該子機
    に対応する前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記識別情報に基づいて、前記子機に対して、前記情報
    が対応する前記記憶手段に記憶されたことを示す報知信
    号を送信する親機送信手段と、を備え、 前記子機は、 前記報知信号を受信する子機受信手段と、 前記報知信号に基づいて前記情報が対応する前記記憶手
    段に記憶されていることを報知する報知手段と、 を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信装置において、 前記親機と無線接続された複数の前記子機を備えると共
    に、 前記親機は、夫々の前記子機に対応して前記記憶手段を
    複数個備え、 前記記憶制御手段は、一の子機に伝達すべき前記情報
    が、当該一の子機を識別するための前記識別情報と共に
    外部から前記回線を介して送信されてきたとき、当該識
    別情報に基づいて前記情報を当該一の子機に対応する一
    の記憶手段に記憶させ、 更に、前記親機送信手段は、前記識別情報に基づいて、
    前記一の子機に対して、前記情報が対応する前記記憶手
    段に記憶されたことを示す報知信号を送信し、 前記一の子機における前記子機受信手段は、前記報知信
    号を受信し、 当該一の子機における前記報知手段は、前記報知信号に
    基づいて前記情報が当該一の子機に対応する前記記憶手
    段に記憶されていることを報知することを特徴とする通
    信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の通信装置におい
    て、 前記子機は、前記報知信号を受信したとき、当該子機に
    対応して記憶されている前記情報を当該子機に送信する
    ことを示す送信要求信号を前記親機に対して送信する子
    機送信手段を備え、 前記親機は、前記送信要求信号を受信したとき、当該送
    信要求信号を送信した前記子機に対して、当該子機に対
    応して記憶されている前記情報を前記親機送信手段を介
    して送信すると共に、 前記子機受信手段は、前記送信された情報を受信するこ
    とを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の通信装置におい
    て、 前記情報は文章情報であると共に、 前記親機はファクシミリ機能を備え、前記送信されてき
    た情報を取得すべき前記子機に固有の取り出し情報が入
    力されたとき、前記送信されてきた情報を所定の記録用
    紙に記録して出力することを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の通信装置において、 前記情報は音声情報であると共に、 前記子機は、当該音声情報を出力することが可能な電話
    機能を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の通信装置において、 前記情報は文章情報であると共に、 前記子機はファクシミリ機能を備え、前記親機から送信
    された前記情報を所定の記録用紙に記録して出力するこ
    とを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    通信装置において、 前記識別情報は、前記回線において前記子機に対応して
    予め信号パターンが設定されている子機呼出信号である
    ことを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    通信装置において、 前記回線は電話回線であり、 前記識別情報は、当該電話回線を介して前記情報を前記
    親機に送信した発呼者の電話番号であって、予め前記子
    機に対応づけて前記親機に記憶されている電話番号であ
    ることを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から6のいずれか一項に記載の
    通信装置において、前記識別情報は、前記記憶手段を示
    す指定番号であることを特徴とする通信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11355424A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Sharp Corp 電話装置
JP2010093553A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Sharp Corp データ転送装置、携帯端末、データ転送システム、データ転送装置の制御方法、携帯端末の制御方法、データ転送装置制御プログラム、携帯端末制御プログラム、およびこれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2014165601A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Ricoh Co Ltd 情報出力システム、携帯端末、制御方法及びプログラム
JP2015211354A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、記録システム、及びプログラム
JP2019092228A (ja) * 2019-03-14 2019-06-13 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、記録システム、及びプログラム

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