JP2010093553A - データ転送装置、携帯端末、データ転送システム、データ転送装置の制御方法、携帯端末の制御方法、データ転送装置制御プログラム、携帯端末制御プログラム、およびこれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ転送装置、携帯端末、データ転送システム、データ転送装置の制御方法、携帯端末の制御方法、データ転送装置制御プログラム、携帯端末制御プログラム、およびこれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】転送指示を送信する携帯端末に所望の受信データを転送する。
【解決手段】本発明のファクシミリ装置1は、電話の発信元装置と接続中に、携帯端末2から転送指示を受け付ける転送指示取得部155と、転送指示取得部155が転送指示を受け付けると、発信元装置から接続中に受信したデータを、転送指示を送信した携帯端末2に対し送信する転送データ送信部157と、を備えているので、発信元装置と接続中にファクシミリ装置1で受信したデータを、その接続中における携帯端末2からの転送指示により携帯端末2へ送信できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信したデータを転送指示により、転送指示を受けた装置へ送信するデータ転送装置、携帯端末、データ転送システム、データ転送装置の制御方法、携帯端末の制御方法、データ転送装置制御プログラム、携帯端末制御プログラム、およびこれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
近年、携帯電話を、家の中では固定電話の子機として使用できるという、移動体通信と有線通信とを融合したサービスが実施されている(FMC(Fixed-Mobile Convergence))。
これにより、家の中では、固定電話に着信した電話に対し、携帯電話で応答することができる。よって、ユーザは、1台の携帯電話を、家の外では携帯電話として、家の中では固定電話の子機として使用することができる。したがって、ユーザは携帯電話を家の中では固定電話の子機として使用することができるので、家の中では固定電話専用の子機を使用し、家の外では携帯電話を使用するといった複数の端末を使い分ける必要がなくなり、ユーザの使い勝手がよくなる。
また、固定電話と携帯電話とを連携して用いる技術について、例えば、特許文献1〜3に記載されている。
特許文献1には、ファクシミリ装置がファクシミリを受信したことを携帯端末で認識できる技術が記載されている。
また、特許文献2には、携帯端末からファクシミリを受信したファクシミリ装置に対して、画像形成、データ削除、データ転送の指示を行う技術が記載されている。そして、ここに記載されているデータ転送を行う技術は、ファクシミリ装置がファクシミリを受信後に、予め設定されている端末に対して行うものである。
また、特許文献3には、携帯端末から記憶装置に記憶されている文書の印刷、転送、削除等ができるファクシミリ装置が記載されている。
特開2000−295403号公報(2000年10月20日公開) 特開2003−84945号公報(2003年3月20日公開) 特開2003−333305号公報(2003年11月21日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、以下のような問題を生じる。すなわち、特許文献1に記載の発明では、携帯端末では、ファクシミリ装置がファクシミリを受信したことが分かるのみであり、受信したファクシミリの内容は携帯端末では確認できない。
また、特許文献2に記載の発明では、ファクシミリ装置がファクシミリを受信後に、予め設定されている端末に対してのみしかデータを転送することができない。
また、特許文献3に記載の発明でも、データの転送は、記憶装置にデータが記憶された後、すなわちファクシミリ装置がファクシミリを受信後に、予め設定されている端末に対してのみしかできない。
さらに、上記特許文献1〜3に記載の発明では、受信後のファクシミリを予め設定され端末へ送信するものであり、今まさに受信しようとしているファクシミリを所望の端末へ送信することはできない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、転送指示を送信する携帯端末に所望の受信データを転送するデータ転送装置等を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るデータ転送装置は、着信した電話に対し、自装置の子機である携帯端末が応答できるとともに、該電話の発信元装置からデータを受信するデータ転送装置であって、上記電話の発信元装置と接続中に、上記携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付手段と、上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係るデータ転送装置の制御方法は、着信した電話に対し、自装置の子機である携帯端末が応答できるとともに、該電話の発信元装置からデータを受信するデータ転送装置の制御方法であって、上記電話の発信元装置と接続中に、上記携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付ステップと、上記転送指示受付ステップで転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、発信元装置と接続中に、自装置の子機としての機能を有する携帯端末から転送指示を受け付け、転送指示を送信した携帯端末に、発信元装置と接続中に受信したデータを送信する。
これにより、発信元装置と接続中にデータ転送装置で受信したデータが、その接続中における携帯端末からの転送指示により該携帯端末へ送信される。よって、携帯端末のユーザは、データ転送装置が発信元装置と接続中に、該データ転送装置に対し転送指示を送信することにより、該データ転送装置がその接続中に受信したデータを携帯端末に送信させることができる。したがって、携帯端末のユーザは、データ転送装置が発信元装置と接続中に受信したデータを、該携帯端末で速やかに確認できる。
例えば、データ転送装置の子機である携帯端末と発信元装置とで通話中に、発信元装置のユーザから「これからデータを送る」と言われた場合、従来であれば、携帯端末のユーザはデータ転送装置のところまで行くか、もしくは予め転送先として自端末をデータ転送装置に登録しておかなくてはデータの内容を確認することができなかった。
しかしながら、上記の構成であれば、携帯端末からデータ転送装置に転送指示をすれば、データ転送装置と発信元装置とが接続中に受信したデータを、携帯端末へ送信するので、携帯端末のユーザは、そのまま携帯端末でデータの内容を確認することができる。
本発明に係るデータ転送装置では、上記転送指示受付手段が、上記発信元装置と自装置とが接続していないときに、上記携帯端末から転送指示を受け付けた場合、上記データ送信手段は、上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けたときの直近に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するものであってもよい。
上記の構成によれば、転送指示受付手段が、携帯端末からの転送指示を、自装置と発信元装置とが接続していないときに受け付けた場合、上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けたときの直近に受信したデータを、上記データ送信手段は、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信する。
これにより、データ転送装置は、自装置と発信元装置とが接続していないときに、転送指示を受け付けた場合、直近に受信したデータを、携帯端末に送信する。よって、携帯端末のユーザは、転送するべきデータを指定することなく、転送指示をするのみで、所望のデータを携帯端末に送信させて、データの内容を確認することができる。
例えば、発信元装置のユーザから、携帯端末のユーザが「今さっき、データ送ったから」と言われた場合、携帯端末のユーザは、発信元装置のユーザとの通話終了後に、データ転送装置に対し、転送指示を行うだけで、データ転送装置が受信したデータを携帯端末に送信させることができ、データの内容を携帯端末で確認することができる。
本発明に係るデータ転送装置では、上記発信元装置から受信したデータを、上記携帯端末で読み取り可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備え、上記データ送信手段は、上記データ変換手段が変換したデータを上記携帯端末へ送信するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、データ変換手段が、発信元装置から受信したデータを携帯端末で読み取り可能なデータ形式に変換し、データ送信手段は、データ変換手段が変換したデータを携帯端末へ送信する。
これにより、発信元装置から受信したデータが、携帯端末で読み取り不可能なデータであったとしても、携帯端末で読み取り可能なデータ形式に変換して、携帯端末へ送信するので、携帯端末のユーザは、データ転送装置で受信したデータを確認することができる。
例えば、データ転送装置がファクシミリ装置で、受信するデータがファクシミリデータの場合、携帯端末ではファクシミリデータをそのまま読み取ることができない。そこで、携帯端末で読み取ることができるデータ形式に変換して、携帯端末へ送信することで、携帯端末のユーザは、ファクシミリデータの内容を確認することができる。
具体的には、ファクシミリ装置の子機である携帯端末と発信元装置とで通話中に、発信元装置のユーザから「これからファックス送る」と言われた場合、従来であれば、携帯端末のユーザはファクシミリ装置のところまで行かなくてはファクシミリを確認することができなかった。
しかしながら、上記の構成であれば、携帯端末からファクシミリ装置に転送指示をするのみで、ファクシミリ装置と発信元装置とが接続中に受信したデータ(ファクシミリデータ)を携帯端末で読み取ることができるデータ形式に変換して、携帯端末へ送信するので、携帯端末のユーザは、そのまま携帯端末でファクシミリデータの内容を確認することができる。
本発明に係るデータ転送装置では、上記データ送信手段が送信すべきデータを正常に受信できなかった場合、上記携帯端末に対し、エラーメッセージを送信するエラーメッセージ送信手段を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、エラーメッセージ送信手段が、上記データ送信手段が送信すべきデータを正常に受信できなかった場合、上記携帯端末に対し、エラーメッセージを送信する。
これにより、データ転送装置でデータを正常に受信できなかった場合、携帯端末に対し、エラーメッセージが送信されるので、携帯端末のユーザは、データ転送装置がデータを正常に受信できなかったことを認識できる。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、データ転送装置の子機であり、該データ転送装置に着信した電話に対し、子機として応答できる携帯端末であって、上記データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信手段と、上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、データ転送装置の子機であり、該データ転送装置に着信した電話に対し、子機として応答できる携帯端末の制御方法であって、上記データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信ステップと、上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によれば、データ転送装置がデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信するデータ転送指示を、データ転送装置に対し送信する。そして、データ転送装置からデータを取得する。
これにより、データ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータが、携帯端末からのデータ転送指示により、携帯端末に送信される。よって、携帯端末のユーザは、データ転送指示を送信したときに、データ転送装置が接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを確認することができる。
本発明に係る携帯端末では、データ転送装置がデータを受信していることを検出する受信検出手段と、上記受信検出手段が検出した結果をユーザに対し提示する提示手段と、を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、受信検出手段が、データ転送装置がデータを受信していることを検出し、提示手段が上記受信手段が受信した結果をユーザに対し提示する。
これにより、携帯端末で、データ転送装置がデータを受信していることを認識することができるので、携帯端末のユーザは、データ転送装置のところまで確認に行かなくても、携帯端末でデータの受信を確認することができる。
上記データ転送装置と上記携帯端末とを含むデータ転送システムであっても上述した効果を奏することができる。
なお、上記データ転送装置および携帯端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記データ転送装置および携帯端末をコンピュータにて実現させるデータ転送装置および携帯端末の制御プログラム、およびそれらを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係るデータ転送装置は、電話の発信元装置と接続中に、携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付手段と、上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係るデータ転送装置の制御方法は、電話の発信元装置と接続中に、携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付ステップと、上記転送指示受付ステップで転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発信元装置と接続中にデータ転送装置で受信したデータが、その接続中における携帯端末からの転送指示により該携帯端末へ送信される。よって、携帯端末のユーザは、データ転送装置が発信元装置と接続中に、該データ転送装置に対し転送指示を送信することにより、該データ転送装置がその接続中に受信したデータを携帯端末に送信させることができる。したがって、携帯端末のユーザは、データ転送装置が発信元装置と接続中に受信したデータを、該携帯端末で速やかに確認できるという効果を奏する。
また、本発明に係る携帯端末は、データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信手段と、上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る携帯端末の制御方法は、データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信ステップと、上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、データ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータが、携帯端末からのデータ転送指示により、携帯端末に送信される。よって、携帯端末のユーザは、データ転送指示を送信したときに、データ転送装置が接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを確認することができるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態について図1から図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図3は、本発明のデータ転送システム5の概略構成を示す説明図である。図3に示すように、本発明のデータ転送システム5は、公衆回線3と接続したファクシミリ装置(データ転送装置)1と、ファクシミリ装置1とBluetooth(登録商標)で通信可能な携帯端末2とを含む構成である。
そして、ファクシミリ装置1は、いわゆるFMC(Fixed-Mobile Convergence)と呼ばれる動作の一部の機能を行うものである。ここでのFMCとは、携帯電話を家の中で固定電話の子機として用いることが可能となる通信サービスの形態である。よって、本実施の形態では、携帯端末2を家の中では、ファクシミリ装置1の子機として使用できる。
そして、ファクシミリ装置1は、携帯端末2からデータ転送指示を取得すると、ファクシミリ装置1で受信している、または、受信したファクシミリデータを、上記Bluetooth(登録商標)を介して、携帯端末2へ転送するものである。
なお、ここでは、ファクシミリ装置1と携帯端末2とはBluetooth(登録商標)で通信可能なものとして説明するが、ファクシミリ装置1と携帯端末2との通信はこれに限られるものではなく、近距離で無線通信が可能なものであれば何でもよく、例えば802.11無線を利用することもできる。
また、ファクシミリ装置1から携帯端末2へのファクシミリデータの送信は上記Bluetooth(登録商標)を介して行うものとして説明するが、これに限らず、ファクシミリデータを電子メールに添付する等して、ファクシミリ装置1から携帯端末2へ電子メールを用いて送信するものであってもよい。
次に、図1を用いて、ファクシミリ装置1について説明する。図1は本実施の形態に係るファクシミリ装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、ファクシミリ装置1は、回線接続部100、子機接続部101、操作受付部102、表示部103、送受話部104、制御部105、および記憶部106を含む構成である。
回線接続部100は、公衆回線3と接続し、公衆回線3を介して接続されている他の通信装置(図示せず)とファクシミリ装置1とのデータの送受信を行うものである。
また、回線接続部100は、公衆回線3を介してファクシミリ装置1と他の通信装置とが接続されているか否かを示す信号を接続状態取得部152へ送信する。
子機接続部101は、ファクシミリ装置1と接続可能な子機(携帯端末2)を探索し、発見した子機とを通信可能に接続するものである。そして、ファクシミリ装置1と接続されている携帯端末2とデータの送受信を行うものである。
なお、子機の探索の方法は、公知の技術を用いて行うものであるので、ここでの説明は省略する。
操作受付部102は、ユーザのファクシミリ装置1に対する操作を受け付けるものであり、テンキー、機能キー、決定キー等で構成されている。ここで、機能キーとは、ファクシミリ装置1の各種機能(例えば、ファクシミリの送信、受信スタート、画像の拡大・縮小、印刷等)を実行するときに選択するキーである。
表示部103は、ファクシミリ装置1で受信したファクシミリデータや、ファクシミリ装置1の状態等を表示するものである。この表示部103は、情報の表示が可能な表示装置であればどのような装置によって実現されてもよいが、具体的な例としては、液晶ディスプレイ、有機EL(electroluminescence)ディスプレイが挙げられる。
送受話部104は、ユーザが、ファクシミリ装置1を用いて電話を行うときに用いるハンドセットであり、マイクとスピーカとで構成されている。
制御部105は、ファクシミリ装置1において、通話やデータ転送を行うためのものである。制御部105の詳細については後述する。
記憶部106は、ファクシミリ装置1で受信したファクシミリデータや、ファクシミリ装置1で転送するファクシミリデータを決定するための転送データ決定テーブルを含む、ファクシミリ装置1で用いるデータやプログラムを記憶しているものである。
より詳細には、記憶部106は、ファクシミリデータ記憶部161と転送データ決定テーブル記憶部162とを含む構成である。そして、ファクシミリデータ記憶部161は、ファクシミリ装置1で受信したファクシミリデータを記憶している。また、転送データ決定テーブル記憶部162は、ファクシミリ装置1で転送するファクシミリデータを決定するときに用いる転送データ決定テーブルを記憶している。
この記憶部106の具体例としては、フラッシュメモリ等が挙げられる。なお、ファクシミリデータを一時的に記憶する場合は、一時的な記憶が可能なRAM(Random Access Memory)を用いてもよく、プログラムについては、読み出し専用のメモリであるROM(Read Only Memory)を用いてもよい。
次に、制御部105について説明する。制御部105は、ファクシミリデータ取得部151、接続状態取得部152、通話部153、接続状態送信部154、転送指示取得部(転送指示受付手段)155、転送データ決定部(エラーメッセージ送信手段)156、および転送データ送信部(データ送信手段、データ変換手段、エラーメッセージ送信手段)157を含む構成である。
ファクシミリデータ取得部151は、回線接続部100、公衆回線3を介して接続されている他の通信装置から送信されたファクシミリデータを取得し、取得したファクシミリデータをファクシミリデータ記憶部161へ記憶させるものである。
接続状態取得部152は、ファクシミリ装置1が他の通信装置と接続状態にあるか否かを示す接続情報信号を、回線接続部100から取得し、接続状態送信部154に送信するものである。また、ファクシミリ装置1がファクシミリを受信中であれば、その旨を示す接続情報信号を、接続状態送信部154へ送信するものである。
通話部153は、ファクシミリ装置1における通話機能を実行するものである。この通話機能は、公知の技術を用いて行うものであり、その詳細についての説明は省略する。
接続状態送信部154は、接続状態取得部152から取得した接続情報信号を、子機接続部101へ送信する。例えば、接続状態取得部152から取得した接続情報信号が、ファクシミリ装置1と他の通信装置とが公衆回線3を介して接続状態にあることを示すものであった場合、その旨を示す接続情報信号を子機接続部101へ送信する。また、接続状態取得部152から取得した接続情報信号が、ファクシミリ装置1がファクシミリ受信中であることを示すものである場合、その旨を示す接続情報信号を子機接続部101へ送信する。
転送指示取得部155は、子機接続部101を介して携帯端末2(子機)より転送指示信号を取得し、取得した転送指示信号を転送データ決定部156へ送信する。
転送データ決定部156は、転送指示取得部155から取得した転送指示の取得タイミングにより、転送するファクシミリデータを決定する。これは、転送データ決定テーブル記憶部162に記憶されている転送データ決定テーブルを用いて行う。そして、決定した転送するファクシミリデータ(転送データ)をファクシミリデータ記憶部161から取得し、転送データ送信部157へ送信する。
また、転送データ決定部156は、転送すべきデータが正常に受信できていない等で転送すべきデータが存在しない場合、エラーメッセージを作成し、転送データ送信部157へ送信する。
ここで、転送データ決定テーブル記憶部162に記憶されている転送データ決定テーブル41について図4を用いて説明する。図4は、転送データ決定テーブル41を示す図である。図4に示すように、転送データ決定テーブル41は、転送指示信号を取得したタイミングと転送するファクシミリデータとが対応づけられている。そして、転送データ決定テーブル41によれば、転送指示信号を取得したタイミングが発信元装置とファクシミリ装置1とが接続中だった場合、転送するファクシミリデータは、当該接続中に、発信元装置から受信したファクシミリデータとなる。また、発信元装置とファクシミリ装置1とが接続中のとき以外に転送指示を取得した場合、転送するファクシミリデータは、直近に受信したファクシミリデータとなる。
なお、携帯端末2は、転送指示信号に予約を示す情報を含めて送信し、ファクシミリ装置1は、転送指示信号取得後、最初に受信したファクシミリデータを転送するものであってもよい。
転送データ送信部157は、転送データ決定部156から取得した転送データを、携帯端末2に適したデータ形式に変換して、子機接続部101を介して、転送指示を送信した携帯端末2へ送信する。
次に、図2を用いて、携帯端末2について説明する。図2は、本実施の形態に係る携帯端末2の構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯端末2は、親機接続部201、操作受付部202、表示部203、送受話部204、制御部205、および記憶部206を含む構成である。
親機接続部201は、親機(ファクシミリ装置1)と接続し、ファクシミリ装置1と携帯端末2とのデータの送受信を行うものである。
操作受付部202は、ユーザによる携帯端末2に対する操作を受け付けるものである。操作受付部202の具体例としては、テンキー、方向キー、決定キー等が挙げられる。
表示部203は、携帯端末2で取得したファクシミリデータ、携帯端末2の状態等を表示するものである。表示部203は、情報の表示が可能な表示装置であればどのような装置によって実現されてもよいが、具体的な例としては、液晶ディスプレイ、有機EL(electroluminescence)ディスプレイが挙げられる。
送受話部204は、ユーザが携帯端末2を用いて通話を行うときに使用するマイクおよびスピーカである。
制御部205は、携帯端末2において、ファクシミリデータの転送指示を行いファクシミリデータを取得するものである。制御部205の詳細については後述する。
記憶部206は、携帯端末2で取得したファクシミリデータを含む、携帯端末2に用いるデータ、プログラム等を記憶している。より詳細には、記憶部206は、転送データ記憶部261を含む構成である。そして、転送データ記憶部261は、ファクシミリ装置1から取得したファクシミリデータを記憶するものである。
この記憶部106の具体例としては、フラッシュメモリ等が挙げられる。なお、ファクシミリデータを一時的に記憶する場合は、一時的な記憶が可能なRAM(Random Access Memory)を用いてもよく、プログラムについては、読み出し専用のメモリであるROM(Read Only Memory)を用いてもよい。
次に、制御部205について説明する。制御部205は、通話部251、転送データ取得部(データ取得手段)252、接続情報信号取得部(受信検出手段)253、転送指示送信部(データ転送指示送信手段)254、および表示制御部(提示手段)255を含む構成である。
通話部251は、携帯端末2において、通話機能を実行するものである。この通話機能は公知の技術を用いて行うものであり、その説明は省略する。
転送データ取得部252は、親機接続部201を介してファクシミリ装置1からファクシミリデータを取得し、転送データ記憶部261に記憶させる。
接続情報信号取得部253は、親機接続部201を介してファクシミリ装置1から接続情報信号を取得し、表示制御部255へ送信する。
転送指示送信部254は、操作受付部202で転送指示を受け付けると、転送指示を示す転送指示信号を親機接続部201を介してファクシミリ装置1へ送信する。
表示制御部255は、表示部203で表示する内容を制御する。例えば、接続情報信号取得部253からファクシミリ装置1が公衆回線3を介して他の通信装置と接続状態にあることを示す接続情報信号を取得すると、表示部203にファクシミリ装置1と他の通信装置とが接続状態、すなわち通信中であることを示す情報を表示する。
また、表示制御部255は、ファクシミリ装置1がファクシミリ受信中であることを示す接続情報信号を取得すると、表示部203に、ファクシミリ装置1がファクシミリを受信中である旨を示す情報を表示する。
次に、図5を用いて、ファクシミリ装置1における処理の流れについて説明する。図5は、ファクシミリ装置1の処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、まず電話着信があり、その後に転送指示を行い、電話の発信元からファクシミリが着信した場合について説明するが、本実施の形態はこれに限られるものではない。最初に、ファクシミリが着信した場合や、ファクシミリ着信後に転送指示を行うものであってもよい。
図5に示すように、ファクシミリ装置1は、着信があると(S501)、子機接続部101は、子機(携帯端末2)の呼び出しを開始する。そして、子機接続部101は、応答した子機を発見すると(S502)、発見した子機とファクシミリ装置1とを接続する(S503)。
そして、転送指示取得部155が、転送指示信号を取得し(S504でYES)、ファクシミリデータ取得部151が、ファクシミリを正常に受信すると(S505、S506でYES)、転送データ決定部156は、転送データ決定テーブル記憶部162に記憶されている転送データ決定テーブル41を用いて転送するファクシミリデータを決定する(S508)。そして、転送データ送信部157は、転送データ決定部156が決定したファクシミリデータを子機接続部101を介して転送指示信号を送信した子機に対し送信する(S509)。
一方、転送指示取得部155が、転送指示信号を取得していない場合(S504でNO)、または、ファクシミリデータ取得部151が、ファクシミリを受信していない場合(S505でNO)は、そのまま処理を終了する。また、ファクシミリを正常に受信できなった場合は(S506でNO)、転送データ決定部156は、エラーメッセージを作成し(S507)、子機接続部101を介して携帯端末2へ送信する(S509)。
以上で、ファクシミリ装置1における処理は終了する。なお、ファクシミリデータ転送後に、携帯端末2とファクシミリと発信元装置との通話を再開できる構成であってもよい。
次に、図6を用いて、携帯端末2における処理の流れについて説明する。図6は、携帯端末2の処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、図5と同様に、まず電話着信があり、その後にファクシミリが着信した場合について説明するが、本実施の形態はこれに限られるものではない。
図6に示すように、携帯端末2は、親機(ファクシミリ装置1)と接続すると(S601)、ファクシミリ装置1で着信している電話が、そのまま携帯端末2に着信する(S602)。そして、携帯端末2の操作受付部202で通話ボタン(図示せず)を押下することで電話に出て、通話することができる(S603)。
そして、転送指示送信部254は、操作受付部202で受け付けた転送指示に基づいて転送指示信号を親機接続部201を介してファクシミリ装置1に送信する(S604でYES)。そして、転送データ取得部252は、ファクシミリデータを取得し(S605)、表示制御部255は取得したファクシミリデータを表示部203に表示させる(S606)。また、転送データ取得部252が、エラーメッセージを取得した場合は、表示制御部255は取得したエラーメッセージを表示部203に表示させる。
一方、操作受付部202で転送指示を受け付けていない場合は(S604でNO)、そのまま処理を終了する。
なお、ファクシミリを受信した後に転送指示を行う場合は、携帯端末2の表示部203にファクシミリ装置1でファクシミリを受信中であることを表示させ、携帯端末2のユーザが、該表示を確認したのち、転送指示を行う構成であってもよい。また、ファクシミリを受信中である表示がない場合には、転送指示を行うことができない構成であってもよい。
以上で、携帯端末2の処理の流れが終了する。なお、ファクシミリデータを表示後に、通話を再開できる構成であってもよい。また、転送指示は、ファクシミリ装置1がファクシミリを受信する前、または受信した後であってもよい。
次に、図7を用いて、ファクシミリ装置1と携帯端末2との処理のシーケンスを説明する。図7は、発信元装置とファクシミリ装置1と携帯端末2との処理のシーケンス図である。
図7に示すように、発信元装置から発信があると、ファクシミリ装置1を介して、携帯端末2に着信する。そして、携帯端末2で応答すると、発信元装置と携帯端末2とで通話が可能となる。通話開始後、発信元装置からファクシミリが送信されると、ファクシミリ装置1で該ファクシミリを受信するとともに、ファクシミリ装置1から携帯端末2へファクシミリを受信している旨を示すファクシミリ受信信号が送られる。そして、携帯端末2から転送指示信号がファクシミリ装置1へ送信されていると、ファクシミリ装置1はファクシミリ受信完了後、受信したファクシミリデータを携帯端末2へ転送する。
なお、携帯端末2からファクシミリ装置1への転送指示信号の送信は、発信元装置と携帯端末2との通話が開始されたときから可能である。
次に、携帯端末2を用いて、実際にファクシミリデータの転送を指示する画面例について、図8を用いて、説明する。図8は、携帯端末2において、ファクシミリデータの転送を指示する表示画面例を示すものであり、同図の(a)は、電話中に転送指示を送信する場合で、転送ボタン81がファクシミリ信号を検出したときのみ表示される場合を示す図である。同図の(b)は、電話中に転送指示を送信する場合で、ファクシミリ信号を検出する前は転送予約ボタン82が、ファクシミリ信号を検出した後は転送ボタン83が表示される場合を示す図である。
同図の(c)は、ファクシミリ装置1でファクシミリを受信中の場合に転送ボタン84が表示される場合を示す図である。同図の(d)は、ファクシミリの通信がエラーになった場合を示す図である。同図の(e)は、メニュー画面を表示し、ファクシミリ装置1に記憶されているファクシミリデータを転送させる場合を示す図である。
まず、ファクシミリ装置1がファクシミリデータを受信した場合に携帯端末2による転送指示が可能となる場合について、図8(a)を用いて説明する。電話中は、図8(a)の表示画面801に示すように、電話中の画面が表示され、ファクシミリ装置1でファクシミリデータの受信があると、表示画面802に示すように転送ボタン81が表示される。そして、ユーザが転送ボタン81を選択することで転送指示信号がファクシミリ装置1へ送信される。
次に、携帯端末2が電話中であれば、ファクシミリ装置1に転送指示が可能である場合について、図8(b)を用いて説明する。電話中は、表示画面803に示すように表示画面801と同様の電話中の画面に加えて転送予約ボタン82が表示される。この時点で、ユーザが転送予約ボタン82を選択すると、予約情報を含む転送指示信号がファクシミリ装置1に送信され、ファクシミリ装置1は、その後に受信したファクシミリデータを携帯端末2へ送信する。また、電話中にファクシミリ装置1がファクシミリを受信すると、表示画面802と同様に転送ボタン83が表示された表示画面804となる。
次に、ファクシミリ装置1がファクシミリを受信中の場合、携帯端末2の画面は、図8(c)の表示画面805のように、FAX通信中を示す表示とともに、転送ボタン84が表示される。そして、ユーザが、転送ボタン84を選択すると、転送指示信号がファクシミリ装置1に送信され、受信中のファクシミリデータが携帯端末2へ送信される。
また、ファクシミリ装置1が正常にファクシミリを受信できなかった場合、図8(d)の表示画面806のように、ファクシミリの受信ができなかった旨が表示される。
また、ファクシミリ装置1に記憶されているファクシミリデータを携帯端末2へ送信する場合は、図8(e)の表示画面807でメニューボタンを選択すると、表示画面808に示すメニュー画面が表示され、「FAX転送」を選択すると、表示画面809に示すように記憶されている受信FAXの一覧が表示される。そして、携帯端末2へ送信したいファクシミリデータを選択すると、選択されたファクシミリデータが携帯端末2へ送信され、表示画面810のように表示される。
以上のように、本実施の形態では、ファクシミリ装置1で受信したファクシミリを携帯端末2の指示により、携帯端末2へ転送できるので、携帯端末2のユーザは、ファクシミリ装置1の近辺にいなくてもファクシミリ装置1で受信したファクシミリを確認することができる。
例えば、発信元装置のユーザをユーザA、ファクシミリ装置1、携帯端末2のユーザをユーザBとし、ユーザAがユーザBのファクシミリ装置1に対し、電話をかけ、ユーザAの発信元装置とユーザBの携帯端末2とで通話を行っている場合に、ユーザAからユーザBにファクシミリを送信したい場合、従来であれば、ユーザBはファクシミリ装置1のところまで行き、ファクシミリを確認する必要があった。しかしながら、本実施の形態によれば、ユーザBは、携帯端末2を用いてファクシミリ装置1に対し転送指示をすることで携帯端末2でファクシミリを確認することができる。
また、携帯端末2は、1台に限られていないので、ユーザBとは別のユーザCがユーザAと通話を行いファクシミリを受信する場合、ユーザCの携帯端末2から転送指示を行へば、ユーザCの携帯端末2へファクシミリデータを転送することができる。よって、予めファクシミリ装置1に転送先を登録することなく、ユーザ毎に対応することもできる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、ファクシミリ装置1および携帯端末2の各ブロック、特に制御部105および制御部205は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPU(central processing unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、ファクシミリ装置1および携帯端末2は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるファクシミリ装置1および携帯端末2の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記のファクシミリ装置1および携帯端末2に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU(microprocessor unit))が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM(compact disc read-only memory)/MO(magneto-optical)/MD(Mini Disc)/DVD(digital versatile disk)/CD−R(CD Recordable)等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM(erasable programmable read-only memory)/EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、ファクシミリ装置1および携帯端末2を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(local area network)、ISDN(integrated services digital network)、VAN(value-added network)、CATV(community antenna television)通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(asynchronous digital subscriber loop)回線等の有線でも、IrDA(infrared data association)やリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(high data rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
転送指示を受けたときに、接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを、転送指示を受けた携帯端末に対し送信することができるので、複数の携帯端末のうち、所望の携帯端末に受信データを送信するデータ転送装置、例えば、受信したファクシミリデータを携帯端末に転送するファクシミリ装置に好適である。
本発明の実施の形態を示すものであり、ファクシミリ装置の要部構成を示すブロック図である。 上記実施の形態における、携帯端末の要部構成を示すブロック図である。 上記実施の形態における、データ転送システムの概略構成を示す説明図である。 上記実施の形態における、転送データ決定テーブル記憶部に記憶されている転送データ決定テーブルを示す図である。 上記実施の形態における、ファクシミリ装置の処理の流れを示すフローチャートである。 上記実施の形態における、携帯端末の処理の流れを示すフローチャートである。 上記実施の形態における、発信元装置とファクシミリ装置と携帯端末との処理を示すシーケンス図である。 上記実施の形態における、携帯端末において、ファクシミリデータの転送を指示する表示画面例を示す図であり、同図の(a)は、通話中に転送指示を送信する場合で、転送ボタンがファクシミリ信号を検出したときのみ表示される場合の表示画面例であり、同図の(b)は、通話中に転送指示を送信する場合で、ファクシミリ信号を検出する前は転送予約ボタンが、ファクシミリ信号を検出した後は転送ボタンが表示される場合の表示画面例であり、同図の(c)は、ファクシミリ装置1でファクシミリを受信中の場合に転送ボタンが表示される場合の表示画面例であり、同図の(d)は、ファクシミリの通信がエラーになった場合の表示画面例であり、同図の(e)は、メニュー画面を表示し、ファクシミリ装置1に記憶されているファクシミリデータを転送させる場合の表示画面例である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(データ転送装置)
2 携帯端末
3 公衆回線
5 データ転送システム
41 転送データ決定テーブル
100 回線接続部
101 子機接続部
102 操作受付部
103 表示部
104 送受話部
105 制御部
106 記憶部
151 ファクシミリデータ取得部
152 接続状態取得部
153 通話部
154 接続状態送信部
155 転送指示取得部(転送指示受付手段)
156 転送データ決定部(エラーメッセージ送信手段)
157 転送データ送信部(データ送信手段、データ変換手段、エラーメッセージ送信手段)
201 親機接続部
202 操作受付部
203 表示部
204 送受話部
205 制御部
206 記憶部
251 通話部
252 転送データ取得部(データ取得手段)
253 接続情報信号取得部(受信検出手段)
254 転送指示送信部(データ転送指示送信手段)
255 表示制御部(提示手段)

Claims (12)

  1. 着信した電話に対し、自装置の子機である携帯端末が応答できるとともに、該電話の発信元装置からデータを受信するデータ転送装置であって、
    上記電話の発信元装置と接続中に、上記携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付手段と、
    上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信手段と、を備えていることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 上記転送指示受付手段が、上記発信元装置と自装置とが接続していないときに、上記携帯端末から転送指示を受け付けた場合、
    上記データ送信手段は、上記転送指示受付手段が転送指示を受け付けたときの直近に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
  3. 上記発信元装置から受信したデータを、上記携帯端末で読み取り可能なデータ形式に変換するデータ変換手段を備え、
    上記データ送信手段は、上記データ変換手段が変換したデータを上記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ転送装置。
  4. 上記データ送信手段が送信すべきデータを正常に受信できなかった場合、上記携帯端末に対し、エラーメッセージを送信するエラーメッセージ送信手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ転送装置。
  5. データ転送装置の子機であり、該データ転送装置に着信した電話に対し、子機として応答できる携帯端末であって、
    上記データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信手段と、
    上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得手段と、を備えていることを特徴とする携帯端末。
  6. データ転送装置がデータを受信していることを検出する受信検出手段と、
    上記受信検出手段が検出した結果をユーザに対し提示する提示手段と、を備えていることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ転送装置と、請求項5または6に記載の携帯端末とを含むデータ転送システム。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ転送装置を動作させるデータ転送装置制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのデータ転送装置制御プログラム。
  9. 請求項5または6に記載の携帯端末を動作させる携帯端末制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための携帯端末制御プログラム。
  10. 請求項8に記載のデータ転送装置制御プログラムおよび請求項9に記載の携帯端末制御プログラムの少なくともいずれか一方を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 着信した電話に対し、自装置の子機である携帯端末が応答できるとともに、該電話の発信元装置からデータを受信するデータ転送装置の制御方法であって、
    上記電話の発信元装置と接続中に、上記携帯端末から転送指示を受け付ける転送指示受付ステップと、
    上記転送指示受付ステップで転送指示を受け付けると、上記発信元装置から上記接続中に受信したデータを、上記転送指示を送信した携帯端末に対し送信するデータ送信ステップと、を含むことを特徴とするデータ転送装置の制御方法。
  12. データ転送装置の子機であり、該データ転送装置に着信した電話に対し、子機として応答できる携帯端末の制御方法であって、
    上記データ転送装置が自端末からデータ転送指示を受信したときに接続中の発信元装置から該接続中に受信したデータを自端末へ送信することを指示するデータ転送指示を、上記データ転送装置に対して送信するデータ転送指示送信ステップと、
    上記データ転送装置からデータを取得するデータ取得ステップと、を含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
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