JP2014048077A - 待ち合わせ支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の合流者が異なる合流地点を希望する場合に、各合流者との合流地点を調整して待ち合わせの効率化を図る。
【解決手段】第1ナビゲーション装置1は、複数の合流者の第2ナビゲーション装置2に、当該第1ナビゲーション装置1との合流時刻および合流地点を指示する待ち合わせ支援装置200を備える。待ち合わせ支援装置200は、複数の第2ナビゲーション装置2からユーザの合流希望時刻および合流希望地点を取得する合流者情報取得部111と、各第2ナビゲーション装置2に合流時刻および合流地点を指示する合流計画指示部112とを備える。合流計画指示部112は、複数の第2ナビゲーション装置2のうち、合流時刻の許容範囲に重なりがあり、且つ、合流地点の許容範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置2に、同じ合流時刻および合流地点を指示する。
【選択図】図4
【解決手段】第1ナビゲーション装置1は、複数の合流者の第2ナビゲーション装置2に、当該第1ナビゲーション装置1との合流時刻および合流地点を指示する待ち合わせ支援装置200を備える。待ち合わせ支援装置200は、複数の第2ナビゲーション装置2からユーザの合流希望時刻および合流希望地点を取得する合流者情報取得部111と、各第2ナビゲーション装置2に合流時刻および合流地点を指示する合流計画指示部112とを備える。合流計画指示部112は、複数の第2ナビゲーション装置2のうち、合流時刻の許容範囲に重なりがあり、且つ、合流地点の許容範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置2に、同じ合流時刻および合流地点を指示する。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数の移動体の合流(待ち合わせ)を支援する待ち合わせ支援装置に関するものである。
複数の移動体(歩行者を含む)が好ましい場所で合流できるように支援するナビゲーションシステムが、例えば下記の特許文献1に開示されている。特許文献1のナビゲーションシステムでは、自己のナビゲーション装置の位置と、待ち合わせ相手(以下「合流者」という)のナビゲーション装置の位置とに基づいて、あらかじめ登録された合流地点の候補から幾つかを抽出し、手動または自動でそのうちの1つを選択することによって合流地点が決められる。
特許文献1には、1台の車両が、複数の歩行者をピックアップするための待ち合わせ場所(合流地点)を決定する例が示されているが、その合流地点は1箇所に決定される。つまり特許文献1の技術は、複数の合流者と異なる場所で待ち合わせるケースは想定されていない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数の合流者が異なる合流地点を希望する場合に、各合流者との合流地点を調整して待ち合わせの効率化を図ることが可能な待ち合わせ支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る待ち合わせ支援装置は、第1ナビゲーション装置との待ち合わせを行う複数の第2ナビゲーション装置のそれぞれに、第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する待ち合わせ支援装置であって、複数の第2ナビゲーション装置からユーザの合流希望時刻および合流希望地点を取得する合流者情報取得部と、複数の第2ナビゲーション装置の合流希望時刻および合流希望地点に基づいて、各第2ナビゲーション装置に第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する合流計画指示部とを備え、合流計画指示部は、複数の第2ナビゲーション装置のうち、合流希望時刻から所定時間の範囲に重なりがあり、且つ、合流希望地点から所定距離の範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置に、同じ合流時刻および合流地点を指示するものである。
本発明に係る待ち合わせ支援装置によれば、合流希望時刻および合流希望地点の近い合流者を同じ場所に集めて合流地点の数を減らすことができる。よって、複数の合流地点を巡る場合の時間調整が容易になり、合流者との待ち合わせを効率的に行うことができるようになる。
<実施の形態1>
本発明が支援する待ち合わせは、車両で複数の歩行者をピックアップする場合のように、一つのナビゲーション装置が、複数の待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置との待ち合わせ場所を巡る態様のものである。以下、車両のナビゲーション装置に相当するナビゲーション装置を「マスタ装置」、歩行者のナビゲーション装置に相当するナビゲーション装置を「スレーブ装置」と呼ぶ。
本発明が支援する待ち合わせは、車両で複数の歩行者をピックアップする場合のように、一つのナビゲーション装置が、複数の待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置との待ち合わせ場所を巡る態様のものである。以下、車両のナビゲーション装置に相当するナビゲーション装置を「マスタ装置」、歩行者のナビゲーション装置に相当するナビゲーション装置を「スレーブ装置」と呼ぶ。
図1は、実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。このナビゲーション装置は、マスタ装置にもスレーブ装置にもなり得るように構成されている。当該ナビゲーション装置が、マスタ装置となる動作モードを「マスタモード」、スレーブ装置となる動作モードを「スレーブモード」という。当該ナビゲーション装置は、マスタモードのときに複数のスレーブ装置との間で合流地点の調整を行い、円滑な合流を支援する。
実施の形態1に係るナビゲーション装置は、地図データ記憶部121、表示兼入力部122、音声出力部123および通信部124と、それらを制御する制御部100を備えている。
地図データ記憶部121は、例えばハードディスクやメモリカードなどの記憶媒体であり、ナビゲーション装置用の地図データ(地図情報)が記憶されている。表示兼入力部122は、例えばタッチパネル(タッチ検出機能付き表示パネル)であり、ユーザへ情報を提供する表示部としての機能と、ユーザの操作を受け付ける入力部としての機能を兼ね備えたものである。
表示兼入力部122に表示されるものとしては、例えば、地図、現在位置や目的地などの地点を示すアイコン、現在位置から目的地までの経路を示すライン、ユーザが操作を行うためのソフトウェアキーなどがある。もちろん、表示兼入力部122に代えて、個別の表示部と入力部とを設けてもよい。
音声出力部123は、例えばスピーカであり、経路の音声案内や、交通情報の提供、操作ガイダンスなどのための音声を出力する機能を有している。
通信部124は、他のナビゲーション装置との通信機能を有している。通信部124は、例えば携帯電話やスマートフォンなどの汎用の通信機器で構成されていてもよい。当該ナビゲーション装置が、待ち合わせ支援のための動作モード(マスタモードまたはスレーブモード)となると、通信部124は、主に待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置との通信を行う。なお、ナビゲーション装置が通信部124を用いて行う通信は、他のナビゲーション装置との間で直接的に行われてもよいし、所定のサーバを通して間接的に行われてもよい。
制御部100は、地図データ記憶部121、表示兼入力部122、音声出力部123、および通信部124がナビゲーション装置の一部として所定の動作を行うように、それらの動作を制御する機能を有している。
図1に示すように、制御部100は、地図データ取得部101、自己位置算出部102、外部情報取得部103、経路算出部104、案内情報生成部105、地図表示生成部106、表示データ生成部107、入力解析部108、音声出力制御部109、通信制御部110、合流者情報取得部111、合流計画指示部112、ユーザ希望情報記憶部113、スケジュール記憶部114、内部データ保持部116および全体制御部117から構成されている。この制御部100は、組み込みシステムとしてCPUやメモリで構成され、図1に示した制御部100の各要素は、ソフトウェアにより実現された機能ブロックである。
地図データ取得部101は、地図データ記憶部121から地図データを取得する機能を有している。
自己位置算出部102は、GPS(Global Positioning System)情報などの位置情報から、当該ナビゲーション装置の現在位置を算出すると共に、地図データ取得部101が取得した地図データを用いたマップマッチングにより、地図上における現在位置を特定する機能を有している。なお、カーナビゲーション装置の場合、GPS情報の他にも、車速パルスやハンドルの切り角(舵角)などの車両情報も、自己の位置を算出するための情報として取り扱われる。
外部情報取得部103は、気象情報や交通情報など、ナビゲーション装置の外部環境に関する情報(外部情報)を取得する機能を有している。カーナビゲーション装置の場合、外部情報取得部103は、VICS(Vehicle Information and Communications System)(登録商標)受信機やTMC(Traffic Message Channel)受信機など、専用の通信機器から情報を得るのが一般的であるが、通信部124が汎用の通信機器であれば、それを通して気象情報や交通情報を取得してもよい。また、外部情報取得部103が取得する外部情報としては、当該ナビゲーション装置に接続された各種のセンサ(雨量センサ、温度センサ、光センサなど)で検知した情報(センサ情報)も含まれていてもよい。ここで、「接続」とは直接的な接続だけでなく、ネットワーク経由で情報を取得できる状態も含んでいる。
経路算出部104は、地図データ上の2つの地点間の経路を検索する機能を有しており、主に、現在位置から目的地までの経路を求める。一般的なナビゲーション動作では、目的地までに通る経由地を設定可能である。当該ナビゲーション装置がマスタモードのときは、合流計画指示部112により決定された各合流者との合流地点が、経由地として設定される。
案内情報生成部105は、経路算出部104が求めた経路にユーザを誘導する案内を行うための情報(案内情報)を生成する機能を有している。案内情報には、経路のどの地点でどのような案内を行うか、といった情報が含まれている。
地図表示生成部106は、地図データ取得部101が取得した地図データから、現在位置周辺の地図の画像データを生成する機能を有している。
表示データ生成部107は、表示兼入力部122に画像を表示させるための表示データを生成する機能を有している。この表示データは、地図表示生成部106が生成した周辺の地図の画像データに、現在位置や目的地等を表すアイコン、経路案内のための画像、ソフトウェアキーなどを合成して得られる。
入力解析部108は、表示兼入力部122に対して行われたユーザの操作を解析して、その操作の意図や入力された情報の内容を認識する機能を有している。
音声出力制御部109は、音声出力部123から音声を出力させるための音声信号を生成する機能を有している。
通信制御部110は、通信部124を制御して、他のナビゲーション装置との間で各種データの送受信を行う機能を有している。
合流者情報取得部111および合流計画指示部112は、マスタモードのときに、複数の合流者のナビゲーション装置(スレーブ装置)との合流地点を調整することにより、円滑な待ち合わせを支援する、待ち合わせ支援装置200を構成している。
合流者情報取得部111は、通信部124を通して、合流者のナビゲーション装置の情報を取得する機能を有している。合流者情報取得部111が取得する情報としては、合流者のナビゲーション装置の現在位置、合流者が希望する待ち合わせ時刻である合流希望時刻、合流者が希望する待ち合わせ場所である合流希望地点、並びに、合流時刻および合流地点を希望の時刻および地点から変更可能な範囲(許容範囲)を示す情報が含まれる。
以下では、説明の便宜のため、当該ナビゲーション装置の現在位置を「自己位置」、合流者のナビゲーション装置の現在位置を「合流者位置」という。
合流計画指示部112は、複数の合流者のナビゲーション装置の合流希望時刻および合流希望地点に基づいて、各合流者のナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を決定し、通信部124を通して、各合流者のナビゲーション装置へ決定した合流時刻および合流地点を指示する機能を有している。特に、複数の合流者のナビゲーション装置の中に、合流時刻の許容範囲に重なりがあり、且つ、合流地点の許容範囲に重なりがあるものが含まれていれば、それらのナビゲーション装置には同じ合流時刻および合流地点を指示する。
ユーザ希望情報記憶部113は、スレーブモードのときにマスタ装置へ送信するための情報、すなわち当該ナビゲーション装置のユーザの合流希望時刻および合流希望地点、並びに、合流時刻および合流地点の許容範囲を示す情報を記憶する機能を有している。
スケジュール記憶部114は、当該ナビゲーション装置のユーザのスケジュールを記憶する機能を有している。スケジュール記憶部114に記憶されるスケジュールには、ユーザの立ち寄り先の情報が含まれており、これを参照することにより、ユーザの移動スケジュールが分かる。
内部データ保持部116は、制御部100の各要素の動作に必要なデータを保持する機能を有している。内部データ保持部116に記憶されるデータとしては、自己位置算出部102が求めた自己位置、合流者情報取得部111が取得した合流者位置、経路算出部104に設定される目的地および経由地、経路算出部104が求めた経路、合流計画指示部112が決定した各合流者のナビゲーション装置との合流時刻および合流地点などがある。
以上の各要素の動作は、全体制御部117により総合的に制御される。
ここで、本発明に係る待ち合わせ支援機能の概要を説明する。図2は、一般的な待ち合わせを模式的に示している。図2において、縦軸は出発地から目的地までの各地点を出発地からの移動距離で示したものであり、横軸は時間である。
1台の車両が目的地に行く途中で2人の合流者A、Bをピックアップする待ち合わせを考える。例えば、合流者Aが、時刻TAに地点LAでのピックアップを希望し、合流者Bが、時刻TAよりも遅い時刻TBに地点LBでのピックアップを希望したとする。すなわち、合流者Aの合流希望時刻はTA、合流希望地点はLAであり、合流者Bの合流希望時刻はTB、合流希望地点はLBである。
合流者A、Bの希望どおりにピックアップする場合、図2に示すように、車両は時刻TAに地点LAへ到着できる時刻に出発し、地点LAで合流者Aをピックアップし、地点LBで合流者Bをピックアップして、目的地へ向かう。このとき、地点LAとLBが近いと、車両は時刻TBより早く地点LBに到着することになり、合流者Bが地点LBに来るまで待ち時間が生じて効率的でない。
そこで、本発明に係る待ち合わせ支援装置は、合流希望時刻および合流希望地点が互いに近い合流者がいる場合に、それらの合流者を同じ地点に集合させる。
例えば、図2のケースにおいて、合流者A、Bが、合流時刻および合流地点の変更をある程度の幅で許容できることが分かっているとする。本発明に係る待ち合わせ支援装置は、図3に示すように合流者A、Bの許容範囲が互いに重複している場合に、合流者A、Bに対し、その重複した領域に含まれる共通の合流時刻TABおよび合流地点LABを指示する。合流者A、Bがその指示に従って時刻TABに地点LABへ集合すれば、車両は合流者A、Bを同時にピックアップできる。
この場合、車両は、時刻TABに地点LABへ到着できるように出発すればよく、合流者A、Bをピックアップすればそのまま目的地へ向かうことができる。合流地点が1箇所になったことで、図2に示したような待ち時間は生じない。また合流地点が少なくなると、駐停車の回数が減るため、車両の運転も楽になるという効果も得られる。
図4は、実施の形態1に係るナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。当該ナビゲーションシステムは、マスタ装置である第1ナビゲーション装置(第1ナビ装置)1と、スレーブ装置である複数の第2ナビゲーション装置(第2ナビ装置)2により構成される。第1ナビゲーション装置1および第2ナビゲーション装置2は、通信網5を通して相互に通信することができる。第1ナビゲーション装置1側から見ると、第2ナビゲーション装置2のユーザが「合流者」であるが、第2ナビゲーション装置2側から見ると、第1ナビゲーション装置1のユーザが「合流者」となる。
第1ナビゲーション装置1および第2ナビゲーション装置2は、それぞれ図1に示したナビゲーション装置と同様の構成である。すなわち、第1ナビゲーション装置1は、マスタモードに設定された図1のナビゲーション装置であり、第2ナビゲーション装置2は、スレーブモードに設定された図1のナビゲーション装置である。図4では、それらの構成要素のうち、待ち合わせ支援の動作と特に関係する待ち合わせ支援装置200(合流者情報取得部111および合流計画指示部112)と、ユーザ希望情報記憶部113のみを図示している。
なお、第2ナビゲーション装置2はスレーブモードの機能しか持たなくてもよい。また、複数の第2ナビゲーション装置2は、それぞれがスレーブモードの動作に必要な機能を持っていればよく、同一の装置である必要はない。
但し、待ち合わせ支援装置200はマスタモードのときのみに機能する要素であり、ユーザ希望情報記憶部113はスレーブモードのときのみに機能する要素である。そのため、第1ナビゲーション装置1のユーザ希望情報記憶部113、および、第2ナビゲーション装置2の待ち合わせ支援装置200の図示は省略している。
図5は、実施の形態1に係る第1ナビゲーション装置(マスタ装置)の動作を示すフローチャートである。図5に基づき、第1ナビゲーション装置1と複数の第2ナビゲーション装置2との待ち合わせ支援動作を説明する。
この動作の前提として、第1ナビゲーション装置1と各第2ナビゲーション装置2とは互いに待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置であることを認識しており、通信部124を用いる通信により相互に情報の送受信が可能な状態であるものとする。
また、各第2ナビゲーション装置2のユーザ希望情報記憶部113には、ユーザにより前もって入力された、第1ナビゲーション装置1との合流希望時刻および合流希望地点と、合流時刻および合流地点を変更可能な範囲(許容範囲)の情報が記憶されているものとする。本実施の形態では、ユーザ希望情報記憶部113に、合流時刻の許容範囲の情報として、合流時刻を合流希望時刻から変更可能な時間幅を示す「許容変更時間」が記憶されており、合流希望地点の許容範囲の情報として、合流希望地点から移動可能な範囲を示す「許容移動距離」が記憶されているものとする。
まず、第1ナビゲーション装置1は、合流者情報取得部111を用いて、各第2ナビゲーション装置2から、ユーザ希望情報記憶部113に記憶されている合流希望時刻および合流希望地点と、合流時刻および合流地点の許容範囲を示す情報である許容変更時間および許容移動距離とを取得する(ステップS1,S2)。
第1ナビゲーション装置1は、それらの情報から、各第2ナビゲーション装置2の合流時刻の許容範囲と合流地点の許容範囲を算出する(ステップS3)。具体的には、合流時刻の許容範囲は、合流希望時刻の許容変更時間だけ前の時刻から、合流希望時刻の許容変更時間だけ後の時刻までの範囲として算出される。また、合流地点の許容範囲は、合流希望地点を中心にして、そこから許容移動距離内の範囲として算出される。
全ての第2ナビゲーション装置2について、合流時刻および合流地点の許容範囲が求まると、第1ナビゲーション装置1の合流計画指示部112は、複数の第2ナビゲーション装置2のうち、合流時刻の許容範囲に重なりがあり、且つ、合流地点の許容範囲にも重なりがある組み合わせを抽出し、その組み合わせごとに、共通の合流時刻および合流地点を指示する(ステップS4)。このとき指示する合流時刻は、合流時刻の許容範囲の重なりに含まれる時刻であり、合流地点は、合流地点の許容範囲の重なりに含まれる地点である。
このように、合流希望時刻および合流希望地点が近い関係にある第2ナビゲーション装置2に対し、共通の合流時刻および合流地点を指示することによって、合流地点を減らすことができ、効率のよい待ち合わせが可能になる。
また、第1ナビゲーション装置1の合流計画指示部112は、その他の第2ナビゲーション装置2に対して、合流希望時刻に従った合流時刻と、合流希望地点に従った合流地点を指示する(ステップS5)。このとき、合流計画指示部112が、第2ナビゲーション装置2との合流時刻および合流地点を、その許容範囲内で調整してもよい。例えば、第1ナビゲーション装置1が車載のナビゲーション装置であるにも関わらず、第2ナビゲーション装置2の合流希望地点が車両の通れない場所(例えば屋内や歩行者専用道)であった場合などに、調整の必要が生じる。
各第2ナビゲーション装置2との合流時刻および合流地点が決定すると、第1ナビゲーション装置1は、経路算出部104を用いて、第2ナビゲーション装置2に指示した各合流時刻までにそれぞれの合流地点へ到着できる経路を求める。そして、その経路に従って案内を開始する(ステップS6)。
ステップS6における経路の決定は、各第2ナビゲーション装置2との合流地点を経由地とし、合流時刻をその経由地への到着時刻として、経路探索を行うことで可能である。但し、ある第2ナビゲーション装置2ごとに合流時刻が大きく異なる場合は、複数回に分けて経路を求めてもよい。それにより、例えば、車両で合流者をピックアップして目的地へ到着した後、あらためて別の合流者を迎えに行くような経路を設定することができ、待ち合わせをさらに効率化することができる。また第1ナビゲーション装置1が、出発地を出発するタイミング(案内を開始するタイミング)は、最初の合流地点に合流者と同時に到着するように調整されることが望ましい。
ここで、上記のステップS4における合流地点の調整処理について、より詳細に説明する。図6は、合流時刻および合流地点の調整処理の例を示すフローチャートである。合流計画指示部112は、図6に示す処理を、合流者の第2ナビゲーション装置2の全ての組み合わせに対して行う。
合流計画指示部112は、任意の一組の第2ナビゲーション装置2を選択すると、それらの合流時刻の許容範囲に重なりがあるかを確認する(ステップS41)。重なりがあれば(ステップS41でYES)、さらに合流地点の許容範囲に重なりがあるかを確認する(ステップS42)。
合流地点の許容範囲にも重なりがあれば(ステップS42でYES)、その重なりに含まれる合流時刻および合流地点を選択して、当該一組の第2ナビゲーション装置2に指示する(ステップS43)。合流地点の許容範囲に重なりがなかった場合は(ステップS42でNO)、合流地点の調整を行わない。
一方、合流時刻の許容範囲に重なりが無かった場合(ステップS41でNO)は、合流地点の調整を行わなくてよいが、本実施の形態では、その場合にも待ち合わせの効率化を図るための処理を行う。
すなわち、合流計画指示部112は、合流時刻の許容範囲に重なりが無かった場合も(ステップS41でNO)、合流地点の許容範囲に重なりがあるかを確認する(ステップS44)。合流地点の許容範囲にも重なりが無ければ(ステップS44でNO)、合流地点の調整を行わない。しかし、合流地点の許容範囲に重なりがあれば(ステップS44でYES)、当該一組の第2ナビゲーション装置2は、合流希望時刻は離れているが合流希望地点は近い関係にあることが分かる。よって、それらの合流時刻をずらすことができれば、同じ合流地点での待ち合わせが可能になる。
そこで、合流計画指示部112は、通信部124を通して、合流時刻を両者の合流希望時刻の中間時刻に変更することを、当該一組の第2ナビゲーション装置2のユーザに提案する(ステップS45)。両方のユーザの合意がとれれば(ステップS46でYES)、合流地点の許容範囲の重なりに含まれる合流地点を選択して、当該一組の第2ナビゲーション装置2に指示する(ステップS47)。合意がとれなければ(ステップS46でNO)、合流地点の調整を行わない。
上記のステップS45において、合流計画指示部112が一組の第2ナビゲーション装置2のユーザに提案する合流時刻は、双方の合流希望時刻間の中央の時刻である必要はなく、双方の合流希望時刻間の任意の時刻でよい。
ここで、一組の第2ナビゲーション装置2のうち一方のユーザの合流希望時刻Taと、他方のユーザの合流希望時刻がTbとが、Ta≧Tb(時刻Taが時刻Tbよりも遅い)の関係にある場合を考える。ステップS45では、一組の第2ナビゲーション装置2のユーザに、時刻Ta,Tbの中央の時刻である(Ta+Tb)/2を合流時刻として提案するだけでなく、Ta≧T≧Tbの関係にある任意の時刻Tを合流時刻として提案してもよい。
例えば、最初に(Ta+Tb)/2を合流時刻として提案して、一方のユーザだけが許諾した場合、許諾しなかったユーザの合流希望時刻に歩み寄って再提案してもよい。最初の提案に対して合流希望時刻がTaのユーザが許諾し、合流希望時刻がTbのユーザが許諾しなければ、2回目の提案として(Ta+3×Tb)/4を提案し、それでも合流希望時刻がTbのユーザが許諾しなければ、3回目の提案として(Ta+7×Tb)/8を提案し、それでも合流希望時刻がTbのユーザが許諾しなければ、最後にTbを提案する方法などが考えられる。また、2回目以降の提案で、合流希望時刻がTbのユーザが許諾し、合流希望時刻がTaのユーザの許諾が得られなくなった場合は、前回提案した時刻から時刻Ta側に歩み寄った時刻を提案し、その結果双方の合意がとれなければ、合流地点の調整を行わないようにしてもよい。
また、最初に提案する合流時刻は、(Ta+Tb)/2でなくてもよい。例えば、最初に時刻Taを提案して、徐々に時刻Tbに近づくように合流時刻の提案を行ってもよい。この方法は、一方のユーザが合流希望時刻への強く執着している場合に有効である。合流希望時刻への執着が強いユーザの合流希望時刻から提案をはじめることにより、合意が早く成立することが期待できる。なお、合流希望時刻への執着の強さは、例えば合流時刻の許容範囲の幅から判断できる(合流時刻の許容範囲が狭い方が、合流希望時刻への執着が強いと考えられる)。
ステップS45の処理を組み入れることにより、双方の合流時刻の許容範囲に重複が無い場合でも、合流地点の調整が成功する確率が高くなるという効果が得られる。また、合流地点についても、双方の合流地点の許容範囲が重なる範囲内で、双方に合流地点の提案を繰り返して合意を得ることによって調整してもよい。
以下、実施の形態1における合流地点の調整処理の具体例を示す。ここでは、マスタ装置であるナビゲーション装置NV1のユーザが、車両を運転して、スレーブ装置である4つのナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの各ユーザ(歩行者)をピックアップする場合を想定する。つまり、ナビゲーション装置NV1は車載のナビゲーション装置であり、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dは携帯型のナビゲーション装置である。また、ここでは簡単のため、合流希望時刻については考慮しないものとする。
図7は、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dのユーザが指定する合流希望地点の具体例を示す図である。例えば、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dが、地点Pa,Pb,Pc,Pdを合流希望地点として指定したとする。なお、同図の地点Ca,Cb,Cc,Cdは、それぞれナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの現在位置を示している。
合流地点の調整処理を行わなければ、ナビゲーション装置NV1のユーザ(車両の運転者)は、地点Pa,Pb,Pc,Pdの全てを通るように、図7の太線で示した経路を通って、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの各ユーザをピックアップする。ここでは合流希望時刻を考慮していないため、ナビゲーション装置NV1の経路は、出発地(S)から目的地(G)までの間に地点Pa,Pb,Pc,Pdを巡回する最短経路でよい。
図8は、マスタ装置であるナビゲーション装置NV1がスレーブ装置であるナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dから取得する情報の例を示す図である。ナビゲーション装置NV1は、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dから、それぞれの現在位置、合流希望地点および許容移動距離を取得する。図8のように、許容移動距離は、ナビゲーション装置NV2a,NV2bが200m、ナビゲーション装置NV2c,NV2dが300mであったとする。
なお、上で説明したように、マスタ装置がスレーブ装置から取得する情報には、合流希望時刻と許容変更時間の情報も含まれるが、ここでは合流時刻を考慮しないので省略している。
ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの合流地点の許容範囲は、図9に点線で示すように、それぞれ地点Pa,Pb,Pc,Pdを中心とし、半径が許容移動距離である円の内側となる。図9の例では、ナビゲーション装置NV2aとナビゲーション装置NV2cとが、合流地点の許容範囲に重なりを持っている。この場合、ナビゲーション装置NV1の合流計画指示部112は、その重なりに含まれる地点Pacを、ナビゲーション装置NV2a,NV2cに共通の合流地点として指示する。この処理によって合流地点が1つ減り、待ち合わせを効率化することができる。なお、ナビゲーション装置NV1の経路は、地点Pb,Pd,Pacを巡回する最短経路として求められる(図9の場合は図7と同じ経路となる)。
本実施の形態では、スレーブ装置のユーザが指定できる合流希望地点は1つとしたが、2つ以上の地点を指定できるようにしてもよい。その場合には、マスタ装置との位置関係や交通状況に応じて最適な合流地点(例えば経路長や所要時間が最短となるもの)が選択される。
また、合流地点の許容範囲を正円として表したが、その形状は任意でよい。交通情報等を加味して、スレーブ装置のユーザが移動しやすい方向(例えば道路に沿った方向)に広い形状にすることが考えられる。また、合流者が歩行者である場合、許容移動距離は、交通機関の利用を想定して決めてもよい。
マスタ装置が行う経路検索において、出発地と目的地は同じであってもよい。そのようなケースとしては、例えば、出発地がマスタ装置のユーザの自宅や会社である場合が考えられる。また、検索する経路は、経路長が最短のものに限られず、例えば、交通状況を加味して、所要時間が最短となる経路を検索してもよい。
<実施の形態2>
実施の形態1では、スレーブ装置の合流地点の許容範囲を示す情報は、ユーザの許容移動距離としたが、本実施の形態では、それをユーザが移動できる速度(例えば歩行速度)を示す「移動可能速度」と、移動できる時間を示す「移動可能時間」との組み合わせとする。
実施の形態1では、スレーブ装置の合流地点の許容範囲を示す情報は、ユーザの許容移動距離としたが、本実施の形態では、それをユーザが移動できる速度(例えば歩行速度)を示す「移動可能速度」と、移動できる時間を示す「移動可能時間」との組み合わせとする。
図10は、実施の形態2において、マスタ装置がスレーブ装置から取得する情報の例を示す図である。図8の許容移動距離に代えて、移動可能速度と移動可能時間が含まれている(ここでも合流時刻は考慮しないため、合流希望時刻と許容変更時間の情報は省略している)。図10の右端に示しているように、ユーザの許容移動距離は、移動可能速度と移動可能時間との積として求められる。
図10のように、ナビゲーション装置NV2a,NV2bの移動可能速度が2km/h、ナビゲーション装置NV2c,NV2dの移動可能速度が3km/hであり、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの移動可能時間がいずれも6分であったとする。マスタ装置であるナビゲーション装置NV1は、移動可能速度と移動可能時間とを積算することにより、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dそれぞれの許容移動距離を取得する。
図10の場合、移動可能速度と移動可能時間との積から得られる積許容移動距離は、図8の場合と同じく、ナビゲーション装置NV2a,NV2bが200m、ナビゲーション装置NV2c,NV2dが300mとなる。よって、合流地点の調整処理の結果は、図9と同じになる。
通常、移動可能速度はユーザの属性によって決まる固定値となる。例えばお年寄りや身体障害者等は、一般成人に比べて移動可能速度は遅くなる。一方、移動可能時間は、ユーザの都合に応じて自由に変更できる。例えば、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dのユーザが前もって移動可能時間を決めてもよい。
また、移動可能時間は、合流地点がなるべく少なくなるように、マスタ装置であるナビゲーション装置NV1が指定してもよい。例えば、図11のように、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの移動可能時間をいずれも9分に延ばすと、ナビゲーション装置NV2a,NV2bの積許容移動距離が300m、ナビゲーション装置NV2c,NV2dの積許容移動距離が450mと、図10の場合よりも長くなる。
この場合、ナビゲーション装置NV2a,NV2b,NV2c,NV2dの合流地点の許容範囲は、図12に示す点線の円のように広くなり、ナビゲーション装置NV2bとナビゲーション装置NV2dとが、合流地点の許容範囲に重なりを持つようになる。その重なりに含まれる合流地点Pbdを、ナビゲーション装置NV2b,NV2dに共通の合流地点として指示すれば、合流地点をさらに1つ減らすことができる。図12から分かるように、合流地点がPb,Pdの2箇所から合流地点Pbdに変更されることによって、ナビゲーション装置NV1の経路は図9の場合より短くなる。
また、図12の場合、ナビゲーション装置NV2a,NV2cの合流地点の許容範囲の重なりが広くなるため、共通の合流地点Pacの選択肢が増え、ナビゲーション装置NV1のユーザがピックアップしやすい地点を指示することも可能になる。図12では、ナビゲーション装置NV1の経路における右左折の回数が図9より少なくなるように、合流地点Pacの位置が指定されている。
本実施の形態において、移動可能速度は、ユーザの属性(お年寄りや身体障害者か否か)を判断する材料にもなる。例えば、合流地点の許容範囲が重なったスレーブ装置のうち、移動可能速度が遅い方を弱者と考え、共通の合流地点を決定する際には、移動可能速度が遅い方の合流希望地点に近い地点を優先的に選択することが好ましい。
また図10や図11では、各合流者の移動可能時間を全て同じにしたが、その値は合流者ごとに異なってもよい。また移動可能時間をマスタ装置側で指定する場合には、合流者ごとにその上限を定めてもよい。
<実施の形態3>
図13は、実施の形態3に係るナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。本実施の形態では、第1ナビゲーション装置1が第2ナビゲーション装置2の合流地点の許容範囲を算出する際、第2ナビゲーション装置2のユーザのスケジュールを加味する。そのため、本実施の形態では、第1ナビゲーション装置1の合流者情報取得部111が、スケジュール記憶部114に記憶されたユーザのスケジュールも取得する。
図13は、実施の形態3に係るナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。本実施の形態では、第1ナビゲーション装置1が第2ナビゲーション装置2の合流地点の許容範囲を算出する際、第2ナビゲーション装置2のユーザのスケジュールを加味する。そのため、本実施の形態では、第1ナビゲーション装置1の合流者情報取得部111が、スケジュール記憶部114に記憶されたユーザのスケジュールも取得する。
実施の形態1では、図5のステップS3において、各第2ナビゲーション装置2(スレーブ装置)の合流地点の許容範囲を、合流希望地点を中心にして、そこから許容移動距離内の範囲として算出した。実施の形態3では、その中心を、第2ナビゲーション装置2から取得したユーザのスケジュールから分かる、当該ユーザが合流希望時刻にいる予定の位置(存在予定位置)とする。つまり実施の形態3では、図9や図12に示した点線の円の中心が、各ユーザの存在予定位置となる。その他の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
実施の形態1では、第2ナビゲーション装置2のユーザの位置と合流希望地点が離れていた場合、第1ナビゲーション装置1から指示される合流地点が、実際のユーザの位置から許容移動距離を超えた場所に指定されるおそれがある。実施の形態3のように、第2ナビゲーション装置2のユーザの存在予定位置を中心にして、合流希望地点の許容範囲が定めれば、第1ナビゲーション装置1から指示される合流地点は、各ユーザの存在予定位置から許容移動距離の範囲内となるので、上記の問題の発生を抑えることができる。
<実施の形態4>
先に述べたように、ナビゲーション装置が図1に示した通信部124を用いて行う他のナビゲーション装置との通信は、所定のサーバを通して行われてもよい。その場合、待ち合わせ支援装置200(合流者情報取得部111および合流計画指示部112)をサーバに配置することができる。
先に述べたように、ナビゲーション装置が図1に示した通信部124を用いて行う他のナビゲーション装置との通信は、所定のサーバを通して行われてもよい。その場合、待ち合わせ支援装置200(合流者情報取得部111および合流計画指示部112)をサーバに配置することができる。
図14は、実施の形態4に係るナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図である。当該ナビゲーションシステムは、第1ナビゲーション装置1および第2ナビゲーション装置2と、通信網5を通して第1ナビゲーション装置1および第2ナビゲーション装置2との通信を行うサーバ3とにより構成される。
本実施の形態では、待ち合わせ支援装置200は、第1ナビゲーション装置1(マスタ装置)に内蔵されるのではなく、サーバ3に配置されている。サーバ3に配置された待ち合わせ支援装置200は、図5のステップS1〜S5の処理を行って、各第2ナビゲーション装置2に合流時刻および合流地点を指示すると共に、指示した合流時刻および合流地点の情報を第1ナビゲーション装置1へも通知する。第1ナビゲーション装置1は、その情報に基づき、経路算出部104を用いて、ステップS6の経路検索および経路案内を行う。
また、実施の形態4の変形例として、図15のように、サーバ3に搭載される待ち合わせ支援装置200に、経路算出部104の機能を持たせてもよい。この場合、サーバ3の待ち合わせ支援装置200は、図5のステップS1〜S5の処理を行って、各第2ナビゲーション装置2に合流時刻および合流地点を指示すると共に、指示した合流時刻および合流地点の情報に基づいてステップS6の経路検索を行い、得られた経路を第1ナビゲーション装置1へ通知する。第1ナビゲーション装置1は、サーバ3から通知された経路に基づく経路案内を行う。但し、その場合には、第1ナビゲーション装置1は、出発地や目的地など経路検索に必要な情報をサーバ3へ送信する必要がある。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 制御部、101 地図データ取得部、102 自己位置算出部、103 外部情報取得部、104 経路算出部、105 案内情報生成部、106 地図表示生成部、107 表示データ生成部、108 入力解析部、109 音声出力制御部、110 通信制御部、111 合流者情報取得部、112 合流計画指示部、113 ユーザ希望情報記憶部、114 スケジュール記憶部、116 内部データ保持部、117 全体制御部、121 地図データ記憶部、122 表示兼入力部、123 音声出力部、124 通信部、1 第1ナビゲーション装置、2 第2ナビゲーション装置、3 サーバ、5 通信網。
Claims (12)
- 第1ナビゲーション装置との待ち合わせを行う複数の第2ナビゲーション装置のそれぞれに、前記第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する待ち合わせ支援装置であって、
前記複数の第2ナビゲーション装置からユーザの合流希望時刻および合流希望地点を取得する合流者情報取得部と、
前記複数の第2ナビゲーション装置の前記合流希望時刻および前記合流希望地点に基づいて、各第2ナビゲーション装置に前記第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する合流計画指示部とを備え、
前記合流計画指示部は、前記複数の第2ナビゲーション装置のうち、前記合流希望時刻から所定時間の範囲に重なりがあり、且つ、前記合流希望地点から所定距離の範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置に、同じ合流時刻および合流地点を指示する
待ち合わせ支援装置。 - 前記合流計画指示部は、前記複数の第2ナビゲーション装置のうち、前記合流希望時刻から前記所定時間の範囲に重なりがなく、且つ、前記合流希望地点から前記所定距離の範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置には、それらの前記合流希望時刻の間の時刻を合流時刻として提案する
請求項1記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流計画指示部は、合流時刻を提案した第2ナビゲーション装置のユーザから当該合流時刻についての合意が得られない場合は、当該第2ナビゲーション装置の各々に、それらの前記合流希望時刻の間の別の時刻を合流時刻として再提案する
請求項2記載の待ち合わせ支援装置。 - 第1ナビゲーション装置との待ち合わせを行う複数の第2ナビゲーション装置のそれぞれに、前記第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する待ち合わせ支援装置であって、
前記複数の第2ナビゲーション装置からユーザの合流希望時刻、合流希望地点およびスケジュールを取得する合流者情報取得部と、
前記複数の第2ナビゲーション装置の前記合流希望時刻および前記スケジュールに基づいて、各第2ナビゲーション装置に前記第1ナビゲーション装置との合流時刻および合流地点を指示する合流計画指示部とを備え、
前記合流計画指示部は、前記複数の第2ナビゲーション装置のうち、前記合流希望時刻から所定時間の範囲に重なりがあり、且つ、前記スケジュールに基づく前記合流希望時刻での存在予定位置から所定距離の範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置に、同じ合流時刻および合流地点を指示する
待ち合わせ支援装置。 - 前記合流計画指示部は、前記複数の第2ナビゲーション装置のうち、前記合流希望時刻から前記所定時間の範囲に重なりがなく、且つ、前記スケジュールに基づく前記合流希望時刻での存在予定位置から前記所定距離の範囲に重なりがある関係にある第2ナビゲーション装置には、それらの前記合流希望時刻の間の時刻を合流時刻として提案する
請求項4記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流計画指示部は、合流時刻を提案した第2ナビゲーション装置のユーザから当該合流時刻についての合意が得られない場合は、当該第2ナビゲーション装置の各々に、それらの前記合流希望時刻の間の別の時刻を合流時刻として再提案する
請求項5記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流計画指示部が指示した各合流時刻までにそれぞれの合流地点へ到着できる経路を算出し、当該経路を前記第1ナビゲーション装置に設定する経路算出部をさらに備える
請求項1から請求項6のいずれか一項記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流者情報取得部はさらに、前記複数の第2ナビゲーション装置から、ユーザが前記合流希望時刻を変更可能な時間幅を示す許容変更時間を取得し、
前記合流計画指示部は、前記第2ナビゲーション装置ごとの前記所定時間を、その第2ナビゲーション装置から取得した前記許容変更時間とする
請求項1から請求項7のいずれか一項記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流者情報取得部はさらに、前記複数の第2ナビゲーション装置から、ユーザが前記合流希望地点から移動可能な距離を示す許容移動距離の情報を取得し、
前記合流計画指示部は、前記第2ナビゲーション装置ごとの前記所定距離を、その第2ナビゲーション装置から取得した前記許容移動距離とする
請求項1から請求項8のいずれか一項記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流者情報取得部は、前記複数の第2ナビゲーション装置から各ユーザの移動可能速度を取得し、当該移動可能速度と所定の移動可能時間とを乗算することで、各第2ナビゲーション装置の前記許容移動距離を求める
請求項9記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記合流者情報取得部は、前記複数の第2ナビゲーション装置から各ユーザの移動可能速度および移動可能時間を取得し、当該移動可能速度と当該移動可能時間とを乗算することで、各第2ナビゲーション装置の前記許容移動距離を求める
請求項9記載の待ち合わせ支援装置。 - 前記第1ナビゲーション装置および前記第2ナビゲーション装置と通信可能なサーバに内蔵されている
請求項1から請求項11のいずれか一項記載の待ち合わせ支援装置。
Priority Applications (1)
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- 2012-08-30 JP JP2012189391A patent/JP2014048077A/ja active Pending
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