JP6198614B2 - 走行支援装置、サーバ装置および走行支援システム - Google Patents

走行支援装置、サーバ装置および走行支援システム Download PDF

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Description

本発明は、複数の車両が車群を形成して走行する車群走行を支援する走行支援装置、サーバ装置および走行支援システムに関する。
燃費の向上および運転負荷の軽減などを目的として、複数の車両が車群を形成して走行する車群走行が提案されている。車群走行を支援するための技術が、たとえば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される走行制御装置は、複数の車両からなる車群を形成するために、各車両または各車群の所定地点までの行動計画を比較して車群を形成するか否かを決定するように構成されている。行動計画としては、たとえば、目標経路および目標速度パターンなどが用いられる。
国際公開第2008/018607号パンフレット
特許文献1に開示される技術では、目標経路などの行動計画が類似していれば、車群が形成される。しかし、目的地が完全に同じ車両同士でも、経由地が異なる場合、たとえば、高速道路上において、目的地に到着するために降りるべきインターチェンジとして設定されるインターチェンジが異なる場合には、運転者としては、車群を形成したくないこともあり得る。また、運転者としては、降りるインターチェンジが同じでも、目的地が異なる車両とは車群を形成したくないこともあり得る。
本発明の目的は、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うことを可能とする走行支援装置、サーバ装置および走行支援システムを提供することである。
本発明の走行支援装置は、複数の車両が車群を形成して走行する車群走行を支援する走行支援装置であって、高速道路上において、各車両が降りるべきインターチェンジとして設定される目的インターチェンジに関する目的地関連情報を取得する取得部と、取得部によって取得される各車両の目的地関連情報に基づいて、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジまたは目的インターチェンジの1つ手前のインターチェンジまで、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断し、車群走行が可能な車両が存在すると判断すると、各車両が車群走行を希望するか否かを表す希望有無情報に基づいて、各車両で車群走行を実行するか否かを判断する判断部と、判断部によって車群走行が可能な車両が存在すると判断され、かつ各車両で車群走行を実行すると判断されると、各車両に車群走行を実行するように指示する指示部とを備えることを特徴とする。
本発明のサーバ装置は、本発明の走行支援装置を備え、取得部は、各車両と通信可能なサーバ側通信部として機能することを特徴とする。
本発明の走行支援システムは、本発明の走行支援装置を搭載する複数の車両と、各車両と通信可能なサーバ装置とを備え、各車両に搭載される走行支援装置の取得部は、サーバ装置を介して、他の車両と通信することを特徴とする。
本発明の走行支援装置によれば、取得部によって取得される各車両の目的インターチェンジに関する目的地関連情報に基づいて、複数の車両の中に車群走行が可能な車両が存在するか否かが判断部によって判断される。車群走行が可能な車両が存在すると判断されると、各車両の希望有無情報に基づいて、各車両で車群走行を実行するか否かが判断部によって判断される。車群走行が可能な車両が存在すると判断され、かつ各車両で車群走行を実行すると判断されると、各車両が車群走行を実行するように指示部によって指示される。
車群走行が可能な車両が存在するか否かは、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジまたは目的インターチェンジの1つ手前のインターチェンジまで、車群走行が可能な車両が存在するか否かによって判断される。したがって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うようにすることができる。


本発明のサーバ装置によれば、本発明の走行支援装置を備えて、サーバ装置が構成される。これによって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うようにすることができる。
本発明の走行支援システムによれば、本発明の走行支援装置を搭載する複数の車両と、各車両と通信可能なサーバ装置とを備えて、走行支援システムが構成される。これによって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うことを可能とする走行支援システムを実現することができる。
本発明の走行支援システムによれば、複数の車両と、本発明の走行支援装置を搭載するサーバ装置とを備えて、走行支援システムが構成される。これによって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うことを可能とする走行支援システムを実現することができる。
本発明の第1の実施の形態である走行支援装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の走行支援装置1における車群走行指示処理に関する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態である走行支援装置2を備える走行支援システム3の構成を示すブロック図である。 車群走行を行う場合の車両20の位置関係の一例を示す図である。 図4に示す車両20の位置関係を表示した表示部26の表示画面26aの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の走行支援システム3における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の走行支援システム3における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。 車群走行の他の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態である走行支援装置6を備える走行支援システム8の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の走行支援システム8における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の走行支援システム8における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態である走行支援装置1の構成を示すブロック図である。走行支援装置1は、取得部11、判断部12および指示部13を備えて構成される。走行支援装置1は、複数の車両が車群を形成して走行する車群走行を支援する。走行支援装置1は、たとえば車両またはサーバ装置に搭載されて使用される。
取得部11は、高速道路上において、各車両が降りるべきインターチェンジとして設定される目的インターチェンジに関する目的地関連情報を取得する。取得部11は、たとえば、後述する図3に示す支援側通信部24および入力部23によって実現される。
目的地関連情報は、たとえば、目的インターチェンジの名称である。目的地関連情報は、これに限らず、たとえば、目的インターチェンジの識別情報であってもよい。目的インターチェンジの識別情報は、たとえば、各インターチェンジに予め付与される識別番号である。
判断部12は、取得部11によって取得される各車両の目的地関連情報に基づいて、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断する。
判断部12は、車群走行が可能な車両が存在すると判断すると、各車両が車群走行を希望するか否かを表す希望有無情報に基づいて、各車両で車群走行を実行するか否かを判断する。希望有無情報は、たとえば、後述する車群走行希望信号、または車群走行許可信号もしくは車群走行不許可信号であり、各車両から与えられる。
指示部13は、判断部12によって車群走行が可能な車両が存在すると判断され、かつ各車両で車群走行を実行すると判断されると、各車両に車群走行を実行するように指示する。判断部12および指示部13は、たとえば、後述する図3に示す支援側制御部21によって実現される。
図2は、本発明の第1の実施の形態の走行支援装置1における車群走行指示処理に関する処理手順を示すフローチャートである。車群走行指示処理は、車群走行を行う指示を与えるための処理である。図2に示すフローチャートの各処理は、取得部11、判断部12および指示部13によって実行される。図2に示すフローチャートは、不図示の電源から走行支援装置1に電力が供給されると開始され、ステップa1に移行する。
ステップa1において、取得部11は、各車両から目的地関連情報を取得したか否かを判断する。ステップa1において、目的地関連情報を取得したと判断された場合は、ステップa2に移行し、目的地関連情報を取得していないと判断された場合は、目的地関連情報を取得するまで待機する。
ステップa2において、判断部12は、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断する。ステップa2において、車群走行が可能な車両が存在すると判断された場合は、ステップa3に移行し、車群走行が可能な車両が存在しないと判断された場合は、全ての処理手順を終了する。
ステップa3において、判断部12は、車群走行が可能と判断された車両で、車群走行を実行するか否かを判断する。ステップa3において、車群走行を実行すると判断された場合は、ステップa4に移行し、車群走行を実行しないと判断された場合は、全ての処理手順を終了する。
ステップa4において、指示部13は、車群走行が可能と判断された各車両に、車群走行を実行するように指示する。ステップa4の処理が終了した後は、全ての処理手順を終了する。
本実施の形態では、ステップa2において、車群走行が可能な車両が存在するか否かは、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、車群走行が可能な車両が存在するか否かによって判断される。したがって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うようにすることができる。
<第2の実施の形態>
図3は、本発明の第2の実施の形態である走行支援装置2を備える走行支援システム3の構成を示すブロック図である。走行支援システム3は、複数の車両20と、サーバ装置40とを備える。本実施の形態の走行支援装置2は、複数の車両20にそれぞれ搭載されているものとする。本実施の形態では、各車両20および各車両20に搭載される走行支援装置2は、同一の構成を有するので、図3では、1つの車両20について、具体的な構成を示し、残りの車両20については、具体的な記載および説明を省略する。
車両20は、走行支援装置2、車両制御装置31、定速走行装置32、追突防止装置33および車間距離維持装置34を備える。走行支援装置2は、支援側制御部21、全地球測位システム(Global Positioning System;略称:GPS)受信部22、入力部23、支援側通信部24、支援側記憶部25、表示部26、音声出力部27、電子料金収受(Electronic Toll Collection;略称:ETC(登録商標))システム用受信部(以下「ETC受信部」という)28および経路探索部29を備える。GPS受信部22は、GPS受信用アンテナ22aを備える。支援側通信部24は、支援側通信用アンテナ24aを備える。ETC受信部28は、ETC受信用アンテナ28aを備える。
支援側制御部21は、たとえば、中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称:CPU)と、書き込み可能なRAM(Random Access Memory)などのメモリとによって実現される。メモリは、制御プログラムを記憶する。CPUが、メモリに記憶されている制御プログラムを実行することによって、GPS受信部22、入力部23、支援側通信部24、支援側記憶部25、表示部26、音声出力部27、ETC受信部28および経路探索部29の各機能が実現される。支援側制御部21は、メモリに記憶された制御プログラムに従って、GPS受信部22、入力部23、支援側通信部24、支援側記憶部25、表示部26、音声出力部27、ETC受信部28および経路探索部29を統括的に制御する。
GPS受信部22は、GPS受信用アンテナ22aを介して、GPS衛星から送信される電波信号を受信し、受信した電波信号に基づいて車両20の現在位置を算出し、算出した現在位置を表す情報(以下、単に「位置情報」という場合がある)を生成して支援側制御部21に与える。位置情報は、支援側制御部21を介して支援側記憶部25に与えられ、支援側記憶部25に記憶される。
入力部23は、たとえば、使用者によって操作される複数の操作スイッチを含む操作スイッチ群によって構成される。入力部23は、使用者が、数字情報、文字情報および支援側制御部への指示情報などの情報を入力するときに用いられる。使用者によって入力部23が操作されると、入力部23は、使用者の入力操作に応じた指示を表す指示信号を生成して、支援側制御部21に与える。
入力部23は、操作スイッチ群の代わりに、タッチパネルまたは音声認識装置によって構成されてもよい。入力部23がタッチパネルで構成される場合、タッチパネルは、表示部26を構成する液晶表示装置などの表示装置の表面に設置され、使用者のタッチ操作とタッチ位置とを検出する。タッチパネルは、検出したタッチ操作とタッチ位置とに応じた指示を表す指示信号を生成して、支援側制御部21に与える。
入力部23が音声認識装置で構成される場合、音声認識装置は、入力された音声を認識する。音声認識装置は、認識した音声に応じた指示を表す指示信号を生成して、支援側制御部21に与える。
支援側通信部24は、支援側通信用アンテナ24aおよびネットワーク4を介して、サーバ装置40と通信可能に接続される。
支援側記憶部25は、たとえばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;略称:HDD)装置、または半導体メモリなどの記憶装置によって構成される。支援側記憶部25は、地図を表す地図データを記憶する。また支援側記憶部25は、車両識別情報(以下「車両ID」という)、位置情報、目的地関連情報、およびETC通過情報を記憶する。車両IDは、車両を識別するために割り当てられる車両固有の情報である。目的地関連情報は、たとえば、目的インターチェンジの名称または識別情報である。ETC通過情報は、車両20がETCゲートを通過したことを表す情報である。
本実施の形態では、支援側記憶部25に地図データが記憶されているが、走行支援装置2は、このような構成に限らない。走行支援装置2は、支援側通信部24によって外部から地図データを取得するように構成されてもよい。たとえば、走行支援装置2は、地図データを、外部のサーバ装置40からネットワーク4を介してダウンロードすることによって取得するように構成されてもよい。また、走行支援装置2は、地図データが記憶されているDVD(Digital Versatile Disk)−ROM(Read Only Memory)またはBlu-ray Disc(登録商標)−ROMなどの記憶媒体から地図データを読み出すことによって取得するように構成されてもよい。
表示部26は、たとえば液晶表示装置によって実現される。表示部26は、支援側制御部21から与えられる画像情報を、表示部26で取り扱い可能な画像信号に変換して、得られた画像信号が表す画像情報に対応する画像を表示画面上に表示する。
音声出力部27は、たとえばスピーカによって実現される。音声出力部27は、支援側制御部21から与えられる音声情報を、音声出力部27で取り扱い可能な音声信号に変換して、得られた音声信号が表す音声情報に対応する音声を出力する。
ETC受信部28は、ETC受信用アンテナ28aを介して、高速道路のインターチェンジに設置される不図示の路側用通信装置と通信可能に構成される。ETC受信部28および路側用通信装置を含んで、ETCシステムが構成される。ETC受信部28は、狭域無線通信(Dedicated Short Range Communication;略称:DSRC)方式によって、路側用通信装置と通信を行う。DSRC方式の標準規格としては、ARIB STDT55、ARIB STD−T75などがある。
ETC受信部28を備える車両20がETCゲートを通過すると、路側用通信装置は、ETCゲートを通過したことを表すETCゲート通過信号を車両20に送信する。ETCゲート通過信号は、ETC受信用アンテナ28aを介して、ETC受信部28によって受信される。ETC受信部28は、ETC受信用アンテナ28aを介して、路側用通信装置からETCゲート通過信号を受信すると、受信したETCゲート通過信号を支援側制御部21に与える。
支援側制御部21は、ETC受信部28からETCゲート通過信号が与えられると、車両20がETCゲートを通過したと判断する。そして、支援側制御部21は、車両20がETCゲートを通過したことを表すETCゲート通過情報を生成し、支援側記憶部25に記憶させる。ETCゲート通過情報は、ETCの入口ゲートを通過したことを表す入口ゲート通過情報を含む。
経路探索部29は、使用者が所望する地点に到達するための望ましい経路を探索する。具体的には、入力部23から与えられる指示信号に基づいて、支援側制御部21から与えられる位置情報が表す車両20の現在位置から、使用者が設定した目的地および経由地などの地点までの経路として推奨される経路(以下「推奨経路」という)を探索する。推奨経路とは、たとえば、走行距離が最も短くなる最短経路、所要時間が最も短くなる最速経路、有料道路の費用も含めて最も安価になる安価経路、最も燃費が良い低燃費経路、または時間と費用とのバランスが良い標準経路をいう。推奨経路は、これらの経路の中から選択可能に構成されてもよい。
車両制御装置31は、たとえば電子制御ユニット(Electronic Control Unit;略称:ECU)によって実現される。車両制御装置31は、車両20に備えられる定速走行装置32、追突防止装置33および車間距離維持装置34を統括的に制御する。
定速走行装置32は、自装置が搭載された車両20の速度(以下「車速」という場合がある)を、予め設定された速度(以下「設定車速」という場合がある)に維持するように制御する。設定車速は、たとえば車両制御装置31によって設定される。
追突防止装置33は、自装置が搭載された車両20と、前方の他の車両20との追突を未然に防ぐ。追突防止装置33は、たとえば、前方の他の車両20から、自装置が搭載されている車両20までの距離(以下「車間距離」という場合がある)を計測するとともに、自装置が搭載された車両20の速度を検出する。追突防止装置33は、計測した車間距離と、検出した車両20の速度における不図示のブレーキ装置の制動距離とを比較し、自装置が搭載された車両20が、前方の他の車両20に追突しないように、ブレーキ装置を作動させる。
車間距離維持装置34は、自装置が搭載された車両20と、前方の他の車両20との車間距離が、予め設定された車間距離を維持するように、自装置が搭載された車両20の速度を制御する。
サーバ装置40は、サーバ側制御部41、サーバ側通信部42およびサーバ側記憶部43を備える。サーバ側通信部42は、ネットワーク4に接続される。サーバ側通信部42とネットワーク4との接続は、有線によって実現されてもよいし、無線によって実現されてもよい。図3では、一例として、サーバ側通信部42とネットワーク4とが有線接続される場合を示している。
図4は、車群走行を行う場合の車両20の位置関係の一例を示す図である。図5は、図4に示す車両20の位置関係を表示した表示部26の表示画面26aの一例を示す図である。図4および図5では、一例として、高速道路を3台の車両20が同じ方向に走行している場合を示す。以下の説明では、3台の車両20を区別して示す場合には、第1車両20A、第2車両20B、および第3車両20Cと記載する。ここでは、第1〜第3車両20A,20B,20Cには、それぞれ、図3に示す走行支援装置2が搭載され、同一の目的インターチェンジ5が設定されているものとする。
高速道路上に存在する各車両20に搭載された走行支援装置2は、サーバ装置40に対し、GPS受信部22で受信した電波信号に基づいて生成した位置情報を、予め定める周期毎に、たとえば10秒間隔で送信する。走行支援装置2の表示部26の表示画面26aには、図5に示すように、同一の目的インターチェンジが設定されている車両20、具体的には第1〜第3車両20A,20B,20Cが、走行ルート上に表示される。
たとえば、第1車両20Aの運転者が車群走行を希望した場合、車群走行を指示するための処理である車群走行指示処理は、以下のようにして実行される。第1車両20Aの運転者は、第1車両20Aを、第1車両20Aに最も近い車両、ここでは第2車両20Bに接近させる。
第1車両20Aの走行支援装置2は、第1車両20Aと第2車両20Bとの距離が、予め定める車群形成範囲内、たとえば500m以内に達した時点で、第2車両20Bへの車群走行希望信号をサーバ装置40に送信する。車群走行希望信号の送信は、運転者が入力部23を操作して、送信するように指示することによって実行されてもよいし、第1車両20Aと第2車両20Bとの距離が車群形成範囲内に達した時点で、支援側制御部21が支援側通信部24を制御することによって実行されてもよい。
サーバ装置40は、第1車両20Aから第2車両20Bへの車群走行希望信号を受信すると、受信した車群走行希望信号を第2車両20Bの走行支援装置2に送信する。第2車両20Bの走行支援装置2は、第1車両20Aからの車群走行希望信号を受信すると、車群走行許可信号または車群走行不許可信号をサーバ装置40に送信する。
車群走行許可信号および車群走行不許可信号のいずれを送信するかは、運転者によって選択される。運転者が、入力部23を操作して、車群走行を許可する旨の指示を入力した場合には、車群走行を許可することを表す車群走行許可信号が送信される。運転者が、入力部23を操作して、車群走行を許可しない旨の指示を入力した場合には、車群走行を許可しないことを表す車群走行不許可信号が送信される。
サーバ装置40は、第2車両20Bから車群走行許可信号を受信した場合、第1車両20Aに、第2車両20Bの後ろへ付いて車群走行を行うことを許可することを表す車群走行許可信号を送信する。第1車両20Aの走行支援装置2は、サーバ装置40を介して第2車両20Bから車群走行許可信号を受信すると、第1車両20Aの車両制御装置31に、第2車両20Bの後ろへ付いて車群走行を行うように指示する。
第1車両20Aの車両制御装置31は、走行支援装置2からの指示に従って、第2車両20Bの後ろへ付いて車群走行を実行するように、定速走行装置32、追突防止装置33および車間距離維持装置34を制御する。これによって、第1車両20Aと第2車両20Bとの車群走行が実行される。
サーバ装置40は、第2車両20Bから車群走行不許可信号を受信した場合、第1車両20Aが第2車両20Bの後ろへ付いて車群走行を行うことを許可しないことを表す車群走行不許可信号を第1車両20Aに送信する。第1車両20Aの走行支援装置2は、サーバ装置40を介して第2車両20Bから車群走行不許可信号を受信すると、車群走行指示処理を終了する。この場合、第1車両20Aと第2車両20Bとの車群走行は実行されない。
図6および図7は、本発明の第2の実施の形態の走行支援システム3における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。図6および図7は、境界線BL1の位置でつながっている。図6および図7では、一例として、前述の図4に示すように、第1車両20Aが第2車両20Bとの車群走行を希望する場合のシーケンスを具体的に示す。図6および図7に示すシーケンスは、不図示の電源から第1車両20Aおよび第2車両20Bの各走行支援装置2に電力が供給されると開始され、第1車両20Aの走行支援装置2はステップs1に移行し、第2車両20Bの走行支援装置2はステップs2に移行する。
ステップs1において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、自装置が搭載される車両20である第1車両20Aの車両IDをサーバ装置40に送信する。これによって、第1車両20Aの車両IDがサーバ装置40に登録される。
ステップs2において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、自装置が搭載される車両20である第2車両20Bの車両IDをサーバ装置40に送信する。これによって、第2車両20Bの車両IDがサーバ装置40に登録される。
ステップs3において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、第1車両20Aの運転者によって入力部23に入力された目的地に基づいて、目的地に到着するために降りるべきインターチェンジである目的インターチェンジを設定する。目的インターチェンジを設定すると、ステップs5に移行する。
ステップs4において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、第2車両20Bの運転者によって入力部23に入力された目的地に基づいて、目的インターチェンジを設定する。目的インターチェンジを設定すると、ステップs6に移行する。
ステップs5において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、入力部23への運転者の操作に従って、車群走行希望スイッチをオンにする。車群走行希望スイッチがオンにされると、ステップs7に移行する。
ステップs6において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、入力部23への運転者の操作に従って、車群走行希望スイッチをオンにする。車群走行希望スイッチがオンにされると、ステップs10に移行する。
ステップs7において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、第1車両20Aが高速道路上に存在するか否かを判断する。本実施の形態では、支援側制御部21は、支援側記憶部25に記憶されているETCの入口ゲート通過情報に基づいて、第1車両20Aが高速道路上に存在するか否かを判断する。
ステップs7において、第1車両20Aが高速道路上に存在すると判断された場合は、ステップs8に移行し、第1車両20Aが高速道路上に存在しないと判断された場合は、ステップs9に移行する。
ステップs8において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24を介して、送信対象となるデータ(以下「送信対象データ」という場合がある)をサーバ装置40に送信する。ステップs8では、送信対象データとして、第1車両20Aの車両IDと、目的地関連情報たとえば目的インターチェンジの名称または識別情報と、位置情報とが、サーバ装置40に送信される。図6および図7では、理解を容易にするために、目的地関連情報を「目的インターチェンジ」と記載している。ステップs8の処理は、運転者の操作をトリガとして実行されてもよいし、ステップs7からステップs8に移行した時点で実行されてもよい。
ステップs9において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、ETC受信部28から与えられるETCゲート通過信号に基づいて、第1車両20AがETCゲートを通過したと判断すると、支援側通信部24を介して、送信対象データをサーバ装置40に送信する。ステップs9では、送信対象データとして、第1車両20Aの車両IDと、目的地関連情報たとえば目的インターチェンジの名称または識別情報と、位置情報とが、サーバ装置40に送信される。
ステップs10において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24を介して、送信対象データをサーバ装置40に送信する。ステップs10では、送信対象データとして、第2車両20Bの車両IDと、目的地関連情報たとえば目的インターチェンジの名称または識別情報と、位置情報とが、サーバ装置40に送信される。図6では、記載を省略するが、ステップs10の処理は、具体的には、ステップs7〜ステップs9の処理と同様に行われる。
ステップs11において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24を介して、予め定める周期毎に、送信対象データをサーバ装置40に送信する。ステップs11では、送信対象データとして、第1車両20Aの車両IDおよび位置情報がサーバ装置40に送信される。予め定める周期は、たとえば10秒である。
ステップs12において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24を介して、予め定める周期毎に、送信対象データをサーバ装置40に送信する。ステップs12では、送信対象データとして、第2車両20Bの車両IDおよび位置情報がサーバ装置40に送信される。予め定める周期は、たとえば10秒である。
ステップs13において、サーバ装置40のサーバ側制御部41は、ステップs12で受信した第2車両20Bの位置情報と、ステップs10で受信した第2車両20Bの目的地関連情報たとえば目的インターチェンジの名称または識別情報とを第1車両20Aに送信する。ステップs14において、サーバ装置40のサーバ側制御部41は、ステップs11で受信した第1車両20Aの位置情報と、ステップs8またはステップs9で受信した第1車両20Aの目的地関連情報、たとえば目的インターチェンジの名称または識別情報とを第2車両20Bに送信する。
図7のステップs15において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、表示部26の表示画面26a上に、第1車両20Aおよび第2車両20Bの現在位置(以下、単に「位置」という場合がある)と目的インターチェンジとを表示する。
具体的には、第1車両20Aの位置情報が表す現在位置、および目的地関連情報が表す目的インターチェンジと、ステップs13でサーバ装置40から受信した第2車両20Bの位置情報が表す第2車両20Bの現在位置、および目的地関連情報が表す目的インターチェンジとが表示される。第1車両20Aおよび第2車両20Bの位置と目的インターチェンジとが表示されると、ステップs17に移行する。
ステップs16において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、表示部26の表示画面26a上に、第1車両20Aおよび第2車両20Bの位置と目的インターチェンジとを表示する。具体的には、第2車両20Bの位置情報が表す現在位置、および目的地関連情報が表す目的インターチェンジと、ステップs14でサーバ装置40から受信した第1車両20Aの位置情報が表す第1車両20Aの現在位置、および目的地関連情報が表す目的インターチェンジとが表示される。第1車両20Aおよび第2車両20Bの位置と目的インターチェンジとが表示されると、ステップs20に移行する。
ステップs17において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、走行支援システム3に含まれる複数の車両20の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、第1車両20Aと車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断する。本実施の形態では、支援側制御部21は、第1車両20Aが、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、第2車両20Bと車群走行が可能か否かを判断する。
具体的には、支援側制御部21は、第1車両20Aの目的地関連情報および位置情報と、第2車両20Bの目的地関連情報および位置情報とに基づいて、第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にあり、かつ、第1車両20Aおよび第2車両20Bの目的インターチェンジが同じインターチェンジか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジか否かを判断することによって、第1車両20Aが、第2車両20Bと車群走行が可能か否かを判断する。
第1車両20Aおよび第2車両20Bの目的インターチェンジが同じか、または高速道路上において1つ隣りであると判断された場合、第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にあると判断されると、第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能であると判断されて、ステップs18に移行する。
第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にないと判断されると、第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能でないと判断されてステップs11に戻り、ステップs11〜ステップs17の処理が繰返される。このステップs11〜ステップs17の処理が繰返される間に、第1車両20Aおよび第2車両20Bの移動によって、第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内に含まれるようになると、ステップs17で第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能であると判断されて、ステップs18に移行することになる。
第1車両20Aおよび第2車両20Bの目的インターチェンジが同じでなく、かつ高速道路上において1つ隣りでないと判断された場合、第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にあるか否かの判断結果に関わらず、第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能でないと判断されてステップs11に戻り、ステップs11〜ステップs17の処理が繰返される。
このステップs11〜ステップs17の処理が繰返される間に、たとえば、第1車両20Aおよび第2車両20Bのうち、一方の目的インターチェンジが、他方の目的インターチェンジと同じか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジに変更された場合、ステップs17で第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にあると判断されると、第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能であると判断されて、ステップs18に移行することになる。この場合、ステップs11またはステップs12では、変更後の目的インターチェンジを表す目的地関連情報が送信対象データとしてサーバ装置40に送信される。
ステップs18において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24を介して、第2車両20Bとの車群走行を希望することを表す車群走行希望信号をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、ステップs18で第1車両20Aから車群走行希望信号を受信すると、受信した車群走行希望信号を、ステップs19において、第2車両20Bに送信する。
第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、ステップs19でサーバ装置40を介して第1車両20Aからの車群走行希望信号を受信すると、ステップs20において、第1車両20Aとの車群走行を許可するか否かを判断する。ステップs20において、車群走行を許可すると判断された場合は、ステップs21に移行し、車群走行を許可しないと判断された場合は、ステップs22に移行する。
ステップs20からステップs21に移行した場合、ステップs21において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、第1車両20Aへの車群走行許可信号をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、ステップs21で第2車両20Bから第1車両20Aへの車群走行許可信号を受信すると、受信した車群走行許可信号を、ステップs23において第1車両20Aに送信する。
ステップs20からステップs22に移行した場合、ステップs22において、第2車両20Bの走行支援装置2の支援側制御部21は、第1車両20Aへの車群走行不許可信号をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、ステップs22で第2車両20Bから第1車両20Aへの車群走行不許可信号を受信すると、受信した車群走行不許可信号を、ステップs24において第1車両20Aに送信する。
ステップs25において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、支援側通信部24が第2車両20Bから車群走行許可信号および車群走行不許可信号のいずれを受信したかに基づいて、第2車両20Bとの車群走行が許可されたか否かを判断する。ステップs23で支援側通信部24が車群走行許可信号を受信した場合、ステップs25において、車群走行が許可されたと判断され、ステップs26に移行する。ステップs24で支援側通信部24が車群走行不許可信号を受信した場合、ステップs25において、車群走行が許可されていないと判断され、車群走行指示処理が終了する。
ステップs26において、第1車両20Aの走行支援装置2の支援側制御部21は、車両制御装置31に、第2車両20Bとの車群走行を実行するように指示する。車両制御装置31は、支援側制御部21からの指示に基づいて、第2車両20Bと車群走行を行うように、定速走行装置32、追突防止装置33および車間距離維持装置34を制御する。
以上のように本実施の形態によれば、車群走行が可能な車両が存在するか否かは、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、車群走行が可能な車両が存在するか否かによって判断される。具体的には、第1車両20Aが、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、第2車両20Bと車群走行が可能か否かを判断することによって、車群走行が可能な車両が存在するか否かが判断される。したがって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うことを可能とする走行支援装置2および走行支援システム3を実現することができる。
また本実施の形態では、第1車両20Aの目的地関連情報および位置情報と、第2車両20Bの目的地関連情報および位置情報とに基づいて、第2車両20Bが第1車両20Aの車群形成範囲内にあり、かつ、第1車両20Aおよび第2車両20Bの目的インターチェンジが同じインターチェンジか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジであると判断されると、第1車両20Aは第2車両20Bと車群走行が可能であると判断される。
すなわち、本実施の形態では、各車両20の目的地関連情報および位置情報に基づいて、予め定める車群形成範囲内に、目的インターチェンジが同じインターチェンジか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジである車両の組が存在すると判断されると、車群走行が可能な車両が存在すると判断される。これによって、適切な車群を容易に形成することができる。
図8は、車群走行の他の例を示す図である。第1の実施の形態では、2つの車両20が車群走行を行う場合について説明したが、これに限定されず、3つ以上の車両20で車群走行を行ってもよい。
図8において、インターチェンジ(略称:I.C.)Cは、第1車両20Aの目的地に道のりが最も近い降りるべきインターチェンジである。第1車両20Aが高速道路に乗った直後に、あるいは乗る以前にI.C. Cを目的インターチェンジとして走行支援装置2で設定すると、走行支援装置2は、目的インターチェンジであるI.C. Cの1つ手前のI.C. Bと、I.C. Cの手前にある施設であるサービスエリア(略称:S.A)およびパーキングエリア(略称:P.A)とを、送信対象データとしてサーバ装置40に送信する。
第1車両20Aが走行している高速道路上に他の車両20として、第2〜第4車両20B,20C,20Dが存在し、それぞれの車両が目的インターチェンジとしてI.C. B、I.C. C、I.C. Dを走行支援装置2で設定していたとする。この場合、第1車両20Aは、車群走行を行う相手車両として、第2車両20Bおよび第3車両20Cを選択し、第4車両20Dは選択しない。
このように、走行支援装置2は、自装置が搭載される車両20の目的インターチェンジと同じか、少なくとも1つ手前のインターチェンジを目的インターチェンジとして設定している他の車両20とのみ車群走行を形成することとする。これによって、走行支援装置2が搭載される車両20が降りようとするインターチェンジをやり過ごすことなく、かつ、状況に応じて1つ手前のインターチェンジで降りることも選択肢の1つとして、高速道路を走行することができる。
以上に述べた各実施の形態の走行支援装置1,2は、車両20に搭載されて使用される車両用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両20に搭載可能な通信端末装置、およびサーバ装置などを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。通信端末装置は、たとえばサーバ装置と通信を行う機能を有するPND(Portable Navigation Device)および携帯通信装置である。携帯通信装置は、たとえば携帯電話機、スマートフォンおよびタブレット型端末装置である。
前述のように走行支援装置と通信端末装置とサーバ装置とを適宜に組み合わせて走行支援システムが構築される場合、前述の各実施の形態の走行支援装置の各機能および各構成要素は、走行支援システムを構築する各装置に分散して配置される。
たとえば、走行支援装置の前述の機能は、サーバ装置に配置されてもよい。走行支援装置の前述の機能がサーバ装置に配置される場合、サーバ装置は、たとえば、以下の第3の実施の形態に示す構成を有する。
<第3の実施の形態>
図9は、本発明の第3の実施の形態である走行支援装置6を備える走行支援システム8の構成を示すブロック図である。本実施の形態の走行支援システム8は、第2の実施の形態の走行支援システム3と構成が類似しているので、同一の構成については同一の参照符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の走行支援システム8は、2つの車両70と、サーバ装置60と、ネットワーク4とを備えて構成される。サーバ装置60は、走行支援装置6を備える。走行支援装置6は、サーバ側制御部61、サーバ側通信部62およびサーバ側記憶部63を備える。サーバ側制御部61、サーバ側通信部62およびサーバ側記憶部63は、第2の実施の形態におけるサーバ側制御部41、サーバ側通信部42およびサーバ側記憶部43と同様に構成され、同様の機能を有する。
車両70は、情報端末装置7、車両制御装置31、定速走行装置32、追突防止装置33および車間距離維持装置34を備える。情報端末装置7は、端末側制御部71、端末側通信部72、端末側記憶部73、GPS受信部22、入力部23、表示部26、音声出力部27、ETC受信部28および経路探索部29を備える。端末側通信部72は、端末側通信用アンテナ72aを備える。
端末側制御部71、端末側通信部72および端末側記憶部73は、第2の実施の形態における走行支援装置2の支援側制御部21、支援側通信部24および支援側記憶部25と同様に構成され、同様の機能を有する。
本実施の形態では、サーバ側制御部61は、判断部および指示部として機能し、サーバ側通信部62は、取得部として機能する。
図10および図11は、本発明の第3の実施の形態の走行支援システム8における車群走行指示処理のシーケンスの一例を示す図である。図10および図11は、境界線BL2の位置でつながっている。図10および図11では、一例として、前述の図4に示す第1車両20Aが第2車両20Bとの車群走行を希望する場合と同様の場合のシーケンスを具体的に示す。本実施の形態では、第1車両を、参照符号「70A」で示し、第2車両を、参照符号「70B」で示す。また図10および図11では、理解を容易にするために、目的地関連情報を「目的インターチェンジ」と記載している。
図10および図11に示すシーケンスは、不図示の電源から第1車両70Aおよび第2車両70Bの各情報端末装置7に電力が供給されると開始され、第1車両70Aの情報端末装置7はステップs1に移行し、第2車両70Bの情報端末装置7はステップs2に移行する。
本実施の形態における車群走行処理のシーケンスは、第2の実施の形態における車群走行処理のシーケンスと類似しているので、同一のステップについては同一のステップ番号を付して、説明を省略する。
第2の実施の形態と同様にして、ステップs1〜ステップs4およびステップs7〜ステップs16の処理が実行される。本実施の形態では、第2の実施の形態における第1車両20Aの走行支援装置2によるステップs17の処理に代えて、ステップs31の処理が、サーバ装置60の走行支援装置6によって行われる。
ステップs31において、サーバ装置60の走行支援装置6のサーバ側制御部61は、走行支援システム8に含まれる複数の車両70の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断する。
本実施の形態では、サーバ側制御部61は、第1車両70Aの目的地関連情報および位置情報と、第2車両70Bの目的地関連情報および位置情報とに基づいて、第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内にあり、かつ、第1車両70Aおよび第2車両70Bの目的インターチェンジが同じインターチェンジか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジか否かを判断することによって、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断する。
第1車両70Aおよび第2車両70Bの目的インターチェンジが、同じか、または高速道路上において1つ隣りであると判断された場合、第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内にあると判断されると、車群走行が可能な車両が存在すると判断されて、ステップs32に移行する。
第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内にないと判断されると、車群走行が可能な車両が存在しないと判断されてステップs13に戻り、ステップs13、ステップs14およびステップs31の処理が繰返される。このステップs13、ステップs14およびステップs31の処理が繰返される間に、第1車両70Aおよび第2車両70Bの移動によって、第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内に含まれるようになると、ステップs31で車群走行が可能な車両が存在すると判断されて、ステップs32に移行することになる。
第1車両70Aおよび第2車両70Bの目的インターチェンジが同じでなく、かつ高速道路上において1つ隣りでないと判断された場合、第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内にあるか否かの判断結果に関わらず、車群走行が可能な車両が存在しないと判断されてステップs13に戻り、ステップs13、ステップs14およびステップs31の処理が繰返される。
このステップs13、ステップs14およびステップs31の処理が繰返される間に、たとえば、第1車両70Aおよび第2車両70Bのうち、一方の目的インターチェンジが、他方の目的インターチェンジと同じか、または高速道路上において1つ隣りのインターチェンジに変更された場合、ステップs31で第1車両70Aと第2車両70Bとが車群形成範囲内にあると判断されると、車群走行が可能な車両が存在すると判断されて、ステップs32に移行することになる。この場合、ステップs11またはステップs12では、変更後の目的インターチェンジを表す目的地関連情報が送信対象データとしてサーバ装置60に送信される。
ステップs32において、サーバ装置60の走行支援装置6のサーバ側制御部61は、サーバ側通信部62を介して、第1車両70Aに、第2車両70Bとの車群走行を希望するか否かを確認する車群走行確認信号を送信する。
第1車両70Aの情報端末装置7の端末側制御部71は、ステップs32で車群走行確認信号を受信すると、ステップs33において、第2車両70Bとの車群走行を希望するか否かを判断する。具体的には、端末側制御部71は、表示部26の表示画面26aに、第2車両70Bとの車群走行を希望するか否かを確認する画像を表示して、運転者に、入力部23を操作して、車群走行を希望するか否かを入力するように促す。
端末側制御部71は、車群走行を希望する旨が入力されたと判断した場合、車群走行を希望すると判断して、ステップs18に移行する。端末側制御部71は、車群走行を希望する旨が入力されていないと判断した場合、車群走行を希望する旨が入力されるまで待機する。図11に示す例とは異なるが、端末側制御部71は、車群走行を希望しない旨が入力されたと判断した場合に、車群走行指示処理を終了するようにしてもよい。
以上のように本実施の形態では、サーバ装置60の走行支援装置6によって、ステップs31において、車群走行が可能な車両が存在するか否かが判断される。またステップs34において、車群走行が許可されたか否かが判断され、許可されたと判断された場合、ステップs35において、車群走行を実行するように指示する車群走行指示信号が送信される。ステップs34およびステップs35の処理は、第2の実施の形態におけるステップs25およびステップs26の処理と同様に実行される。
ステップs31において、車群走行が可能な車両が存在するか否かは、第1および第2の実施の形態と同様に、複数の車両の中に、高速道路上において、目的インターチェンジの少なくとも1つ手前のインターチェンジ、または目的インターチェンジよりも手前の施設まで、車群走行が可能な車両が存在するか否かによって判断される。したがって、複数の車両が高速道路上で安定して車群を形成して車群走行を行うことを可能とする走行支援装置6および走行支援システム8を実現することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることが可能である。また、各実施の形態の任意の構成要素を適宜、変更または省略することが可能である。
1,2,6 走行支援装置、3,8 走行支援システム、4 ネットワーク、5 目的インターチェンジ、7 情報端末装置、11 取得部、12 判断部、13 指示部、20,20A,20B,20C,20D,70 車両、21 支援側制御部、22 GPS受信部、23 入力部、24 支援側通信部、25 支援側記憶部、26 表示部、27 音声出力部、28 ETC受信部、29 経路探索部、31 車両制御装置、32 定速走行装置、33 追突防止装置、34 車間距離維持装置、40,60 サーバ装置、41,61 サーバ側制御部、42,62 サーバ側通信部、43,63 サーバ側記憶部、71 端末側制御部、72 端末側通信部、73 端末側記憶部。

Claims (8)

  1. 複数の車両が車群を形成して走行する車群走行を支援する走行支援装置であって、
    高速道路上において、各前記車両が降りるべきインターチェンジとして設定される目的インターチェンジに関する目的地関連情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得される各前記車両の前記目的地関連情報に基づいて、前記複数の車両の中に、前記高速道路上において、前記目的インターチェンジまたは前記目的インターチェンジの1つ手前のインターチェンジまで、車群走行が可能な車両が存在するか否かを判断し、前記車群走行が可能な車両が存在すると判断すると、各前記車両が車群走行を希望するか否かを表す希望有無情報に基づいて、各前記車両で車群走行を実行するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって前記車群走行が可能な車両が存在すると判断され、かつ各前記車両で車群走行を実行すると判断されると、各前記車両に車群走行を実行するように指示する指示部とを備えることを特徴とする走行支援装置。
  2. 前記取得部は、各前記車両の前記目的地関連情報とともに、各前記車両の現在位置を表す位置情報を取得し、
    前記判断部は、各前記車両の前記目的地関連情報および前記位置情報に基づいて、予め定める車群形成範囲内に、前記目的インターチェンジが同じインターチェンジである車両の組、または前記目的インターチェンジが前記高速道路上における1つ隣りのインターチェンジである車両の組が存在すると判断すると、前記車群走行が可能な車両が存在すると判断することを特徴とする請求項1に記載の走行支援装置。
  3. 前記複数の車両のうちのいずれかに搭載され、
    前記取得部は、自装置が搭載される車両以外の他の車両と通信可能な通信部として機能することを特徴とする請求項1または2に記載の走行支援装置。
  4. 請求項1または2に記載の走行支援装置を備え、
    前記取得部は、各前記車両と通信可能なサーバ側通信部として機能することを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項3に記載の走行支援装置を搭載する複数の車両と、
    各前記車両と通信可能なサーバ装置とを備え、
    各前記車両に搭載される走行支援装置の前記取得部は、前記サーバ装置を介して、他の車両と通信することを特徴とする走行支援システム。
  6. 前記複数の車両は、第1車両および第2車両を含み、
    前記第1車両に搭載される走行支援装置は、
    前記判断部によって、前記第1車両と前記第2車両とが車群走行が可能な車両であると判断すると、前記判断部によって、前記第1車両で車群走行を希望する操作が行われたか否かを判断し、
    前記判断部によって前記操作が行われたと判断すると、前記通信部によって、前記サーバ装置を介して、前記第2車両との車群走行を希望することを表す車群走行希望信号を前記第2車両に送信し、
    前記車群走行希望信号に応答して前記第2車両から送信される前記希望有無情報として、前記第1車両との車群走行を許可することを表す車群走行許可信号が前記通信部によって受信されると、前記判断部によって、前記第1車両と前記第2車両とで車群走行を実行すると判断し、前記指示部によって、車群走行を実行するように指示し、
    前記第2車両に搭載される走行支援装置は、
    前記第1車両から送信される前記車群走行希望信号が前記通信部によって受信されると、前記判断部によって、前記第1車両との車群走行を許可するか否かを判断し、
    前記判断部によって前記第1車両との車群走行を許可すると判断された場合は、前記希望有無情報として前記車群走行許可信号を前記通信部によって前記第1車両に送信し、
    前記判断部によって前記第1車両との車群走行を許可しないと判断された場合は、前記希望有無情報として、前記第1車両との車群走行を許可しないことを表す車群走行不許可信号を前記通信部によって前記第1車両に送信することを特徴とする請求項5に記載の走行支援システム。
  7. 複数の車両と、
    請求項4に記載のサーバ装置とを備えることを特徴とする走行支援システム。
  8. 前記複数の車両は、第1車両および第2車両を含み、
    前記サーバ装置に搭載される走行支援装置は、
    前記判断部によって、前記第1車両と前記第2車両とが車群走行が可能な車両であると判断されると、前記通信部によって、前記第1車両に、前記第2車両との車群走行を希望するか否かを確認する車群走行確認信号を送信し、
    前記車群走行確認信号に応答して前記第1車両から送信される前記希望有無情報として、前記第2車両との車群走行を希望することを表す車群走行希望信号が前記通信部によって受信されると、受信した前記車群走行希望信号を前記通信部によって前記第2車両に送信し、
    前記車群走行希望信号に応答して前記第2車両から送信される前記希望有無情報として、前記第1車両との車群走行を許可することを表す車群走行許可信号が前記通信部によって受信されると、前記判断部によって、前記第1車両と前記第2車両とで車群走行を実行すると判断し、前記指示部によって、前記通信部を介して、前記第2車両との車群走行を実行するように指示する車群走行指示信号を前記第1車両に送信し、
    前記第1車両は、
    前記サーバ装置の前記通信部から前記車群走行確認信号を受信すると、前記第1車両で車群走行を希望する操作が行われたか否かを判断し、前記操作が行われたと判断すると、前記第2車両との車群走行を希望することを表す車群走行希望信号を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置の前記通信部から前記車群走行指示信号を受信すると、前記第2車両との車群走行を実行し、
    前記第2車両は、
    前記サーバ装置の前記通信部から送信される前記車群走行希望信号が前記通信部によって受信されると、前記判断部によって、前記第1車両との車群走行を許可するか否かを判断し、
    前記判断部によって前記第1車両との車群走行を許可すると判断された場合は、前記希望有無情報として前記車群走行許可信号を前記サーバ装置に送信し、
    前記判断部によって前記第1車両との車群走行を許可しないと判断された場合は、前記希望有無情報として、前記第1車両との車群走行を許可しないことを表す車群走行不許可信号を前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の走行支援システム。
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