JP2001006099A - 隊列走行制御装置 - Google Patents

隊列走行制御装置

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JP2001006099A
JP2001006099A JP17753299A JP17753299A JP2001006099A JP 2001006099 A JP2001006099 A JP 2001006099A JP 17753299 A JP17753299 A JP 17753299A JP 17753299 A JP17753299 A JP 17753299A JP 2001006099 A JP2001006099 A JP 2001006099A
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JP17753299A
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Hideki Hashimoto
英樹 橋本
Masami Ogura
正己 小椋
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隊列走行中に単独の車両あるいは別の隊列を
組み込むことができる隊列走行制御装置を提供するもの
である。 【解決手段】 少なくとも自車位置の情報を他の車両に
連絡する送信装置、受信装置を備え、前記情報により先
導車A1に自動的に追従して追従車A2,A3,A4が
走行する隊列走行制御装置であって、隊列走行している
隊列車群AGとは別に単独で走行する独立車Bに、前記
隊列車群AGの先導車A1に対して隊列への組み込みを
希望する旨の要求を出す手段を設け、先導車A1には独
立車Bからの組み込み要求に基づきこれを許可あるいは
不許可とする手段を設け、先導車A1が独立車Bの組み
込み要求を許可した場合に、独立車Bはモード切替手段
を介して運転者による手動運転走行から隊列車群の先導
車A1に自動的に追従する自動運転走行への切り替えを
行うことを特徴とする隊列走行制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転者により運
転される先導車と、この先導車に対して自動追従走行す
る複数の追従車とを隊列をなして走行可能とする隊列走
行制御装置に係り、特に、隊列に対して独立した車両あ
るいは別の隊列を組み込むことができる隊列走行制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路等を走行する場合に先導
車に自動的に追従して走行する隊列走行が研究されてい
る。このような隊列走行により後続している追従車両の
運転者を運転から開放すると共に車間距離を詰めて走行
することが可能となるため、輸送効率の向上を図ること
ができる。ところで、このような隊列走行では走行順に
車両を並べて、走行順の登録等を行う充分なスペースが
必要であり、隊列支援のための環境(管制装置の設置
等)が確保しやすいサービスエリアや専用ポートで形成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、隊列を形成し
ている全車両の目的地が最後まで同じであり、全ての車
両が隊列を組んだまま最終目的地に向かう場合には問題
ないが、例えば、走行の途中で隊列に新たな車両あるい
は別の隊列が合流を希望する場合がある。隊列に合流す
ることで運転者の負担が軽減されるからである。また、
一旦は隊列から離れた車両あるいは隊列が用事を済ませ
てまたもとの隊列に合流する場合もある。このように、
隊列走行をしている隊列に新たに別の車両、あるいは隊
列を組み込む場合は、両者がサービスエリア等で停止し
そこで再度隊列を形成し直して出発する必要がある。
【0004】しかしながら、合流点がサービスエリアに
近い場合はさほどのロスはないが、合流点がサービスエ
リア等から離れている場合は、サービスエリアまで併走
したり、一方がサービスエリアで他方を待つ必要がある
等、輸送効率が低下してしまうという問題がある。ま
た、各々異なる場所で合流を希望する車両等が例えば複
数ある場合には、その都度サービスエリア等において隊
列を組み直す必要があり、隊列形成の手間がかかりすぎ
るという問題がある。そこで、この発明は、隊列走行中
に単独の車両あるいは別の隊列を組み込むことができる
隊列走行制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、少なくとも自車位置の
情報を他の車両(例えば、実施形態における車両1)に
連絡する通信装置(例えば、実施形態における送信装置
10、受信装置11)を備え、前記情報により先導車
(例えば、実施形態における先導車A1)に自動的に追
従して追従車(例えば、実施形態における追従車A2,
A3,A4)が走行する隊列走行制御装置であって、隊
列走行している隊列車群(例えば、実施形態における隊
列車群AG)とは別に単独で走行する独立車(例えば、
実施形態における独立車B)に、前記隊列車群の先導車
に対して隊列への組み込みを希望する旨の要求を出す手
段(例えば、実施形態におけるステップS124、ステ
ップS125)を設け、先導車には独立車からの組み込
み要求に基づきこれを許可あるいは不許可とする手段
(例えば、実施形態におけるステップS67、ステップ
S70)を設け、先導車が独立車の組み込み要求を許可
した場合に、独立車はモード切替手段(例えば、実施形
態におけるステップS138)を介して運転者による手
動運転走行から隊列車群の先導車に自動的に追従する自
動運転走行への切り替えを行うことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、独立車が隊列
走行している隊列車群に対して隊列への組み込みを希望
する旨の要求を出すと、隊列車群の先導車は独立車の組
み込みの許可、不許可を決定し、組み込みを許可すると
独立車は手動運転走行から自動運転走行に切り替えて、
隊列車群の追従車として走行することが可能となる。
【0007】請求項2に記載した発明は、少なくとも自
車位置の情報を他の車両に連絡する通信装置を備え、前
記情報により先導車に自動的に追従して追従車両が走行
する隊列走行制御装置であって、隊列走行している第1
の隊列車群(例えば、実施形態における隊列車群AG)
とは別に隊列走行している第2の隊列車群(例えば、実
施形態における隊列車群BG)の先導車(例えば、実施
形態における先導車B1)に、前記第1の隊列車群の先
導車(例えば、実施形態における先導車A1)に対して
隊列への結合を希望する旨の要求を出す手段(例えば、
実施形態におけるステップS274、ステップS27
5)を設け、第1の隊列車群の先導車には第2の隊列車
群からの結合要求に基づきこれを許可あるいは不許可と
する手段(例えば、実施形態におけるステップS22
1、ステップS224)を設け、第1の隊列車群の先導
車が第2の隊列車群の結合要求を許可した場合に、第2
の隊列車群の先導車はモード切替手段(例えば、実施形
態におけるステップS234)を介して運転者による手
動運転走行から第1の隊列車群の先導車に自動的に追従
する自動運転走行への切り替えを行い、第2の隊列車群
の追従車は第2の隊列車群の先導車と共に第1の隊列車
群の先導車に追従する新たな隊列車群(例えば、実施形
態における隊列車群CG)の追従車(例えば、実施形態
における追従車C4,C5)となることを特徴とする。
【0008】このように構成することで、隊列走行をし
ている第1の隊列車群に対して、隊列走行をしている第
2の隊列車群が隊列の結合を希望する旨の要求を出す
と、第1の隊列車群の先導車は第2の隊列車群の隊列結
合の許可、不許可を決定し、第1の隊列車群の先導車が
第2の隊列車群の結合要求を許可すると、第2の隊列車
群の先導車は手動運転走行から自動運転走行に切り替わ
る。そして、この第2の隊列車群の追従車は第2の隊列
車群の先導車と共に第1の隊列車群の先導車に追従する
新たな隊列車群の追従車として走行することが可能とな
る。
【0009】請求項3に記載した発明は、上記通信装置
には通信チャンネルを切り替えるチャンネル切り替え手
段(例えば、実施形態における周波数切り替え回路8)
を設け、第1の隊列車群の先導車が第2の隊列車群の結
合要求を許可し、第2の隊列車群が第1の隊列車群に結
合する際に、前記チャンネル切り替え手段を介して、第
2の隊列車群の通信チャンネルを第1の隊列車群の通信
チャンネルと同一チャンネルに設定することを特徴とす
る。このように構成することで、第1の隊列車群に第2
の隊列車群が結合する場合に、第2の隊列車群の通信装
置のチャンネル切り替え手段を介して第2の隊列車群の
通信チャンネルを第1の隊列車群と同一通信チャンネル
に設定することで2つの隊列車群を結合した新たな隊列
車群における通信環境を確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1は隊列走行が可能な電動タイプの
車両1を示している。この車両1はフロントバンパの中
央に広角走査可能なレーザレーダ2が取り付けられ、リ
アバンパの中央には追従車のレーザレーダ2から発射さ
れるレーダ電波を反射するための鏡面処理されたプレー
トであるリフレクタ3が取り付けられている。上記レー
ザレーダ2とリフレクタ3が設けられていることによ
り、先行車(自車の前の車両)のリフレクタ3の位置
(レーダ計測点)を追従車のレーザレーダ2によりリア
ルタイムに捕捉することにより、追従車基準の先行車の
位置(先行車との車間距離)と方向をリアルタイムに検
出することができる。
【0011】車両1のルーフには、車両1間の無線通信
用(車々間通信用)車々アンテナ4と、図2に示すよう
に道路に沿って配置された通信手段TUあるいは管制装
置Kとの無線通信用の路車アンテナ5と、GPS衛星及
びDGPS局からの電波を受信するGPS/DGPSア
ンテナ6が取り付けられている。尚、7はバッテリを示
す。ここで、上記車両1にはカーナビゲーションのディ
スプレイとして機能する表示装置8が設けられている。
また、10は送信装置、11は受信装置を示し(ともに
後述する)、鎖線で囲むようにともに隊列走行制御装置
の一部をなすものである(図2も同様)。
【0012】図2は隊列走行を行っている状態を示して
いる。上記隊列走行は上述した無線LANを使用した車
々間通信にて得られる先行車の位置座標・車速・操舵角
等の車々間通信情報と、上記レーザレーダ2とリフレク
タ3とを用いて得られる情報等を融合して隊列の先導車
または先行車の軌跡に沿って走行することにより、複数
の車両1が隊列を組んで走行するものである。同図にお
いて、隊列車群AGは、先頭を手動運転で走行する先導
車A1に、自動運転で走行する追従車A2,A3,A4
を追従して走行させている。ここで上記先導車A1及び
追従車A2,A3,A4は全て同一仕様(同一構造)の
車両1を用いている。
【0013】次に、隊列走行の際の車々間通信の通信手
順について説明する。尚、この車々間通信は隊列設定が
済み、総台数と自車順位を各車が認識する(後述する)
と送受信が始まる。 (1)先導車A1が送信を行う。送信データ中に次の送
信権は追従車A2であることを指定する。尚、先導車A
1の送信データは追従車A2からA4までの全車両1が
受信する。
【0014】(2)次に、追従車A2が送信を行う。送
信データの中に次の送信権は先導車A1であることを指
定する。上記と同様に追従車A2の送信データは先導車
A1及び他の追従車A3からA4が受信する。 (3)再度先導車A1が送信を行う。送信データの中に
次の送信権は追従車A3であることを指定する。 (4)追従車A3が送信を行う。送信データの中に次の
送信権は先導車A1であることを指定する。上記と同様
に追従車A3の送信データは先導車A1及び他の追従車
A2,A4が受信する。 (5)そして、追従車A4まで通信を実施すると先導車
A1に戻り上記手順を繰り返す。尚、この実施形態では
隊列数が4台について説明したが隊列台数に制限はな
い。
【0015】ところで、上記のような隊列走行をしてい
る場合に、隊列に独立車が合流を希望する場合がある。
つまり、例えば隊列の目的地が同じであれば、隊列に合
流して運転者の負担を軽減したい場合がある。図3はこ
の隊列に独立車を組み込む態様を示したものであり、独
立車は走行中に隊列に接近し、隊列組み込み要求が許可
されれば隊列の最後尾に合流するものである。具体的に
は、隊列形成当初は、先導車A1、追従車A2,A3,
A4の総台数4台で走行している隊列車群AGが、後述
する独立車Bが最後尾に合流して追従車となり、先導車
C1、追従車C2,C3,C4,C5(元の独立車B)
からなる5台の隊列車群CGになる。
【0016】次に、図4,図5は表示装置8の入出力画
面を示している。この表示装置8は上述したように通常
はカーナビゲーションのディスプレイとして使用されて
いるが、隊列走行支援のための機能を備えている。具体
的に隊列走行支援のための入力機能について説明する
と、ポート以外で隊列を形成する(通常はポートにおい
て管制装置Kから送信されて行われる)ための入力機能
に加えて、後述するように隊列に合流、あるいは結合す
る場合の入力機能を備えている。
【0017】図4は先導車A1の表示装置8の画面を示
し、図4(a)は隊列設定画面を示している。同図に示
すように総車両台数と自車順位を総台数ボタンDB、自
車順位ボタンJBにより入力できるようになっている。
尚、組み込み要求ボタンKYが設けられているのは、後
述する独立車と同様に先導車A1も手動運転されるため
同様の機能を備えているからである。ここで、図4
(a)において大きな四角で示すのは、ナビゲーション
画面の輪郭であり、ナビゲーション画面の下と横に描か
れた小さな四角と円はNAVI設定スイッチを示してい
る。また、各ボタンは画面上に表示されたボタンである
(以下同様)。
【0018】図4(b)は隊列形成中の画面を示してい
る。先導車に設定された旨の表示と、追従車の通信を待
つ旨の表示がなされる。画面上には隊列解除ボタンTB
が表示される。図4(c)は隊列走行中の画面を示して
いる。隊列台数及び隊列走行中の表示と、走行はDレン
ジで行う旨と、隊列の解除は停止後Pレンジにして隊列
解除ボタンを押す旨の表示がなされる。画面上には隊列
解除ボタンTBが表示される。
【0019】図4(d)は隊列組み込み要求を受信した
画面を示している。最後尾車の後についた独立車から組
み込み要求があったとき、要求許可ボタンを押して、要
求車両が追従車に移行するのを待つ。追従車から組み込
み要求が来ている旨の表示と、許可するか否かを求める
表示がなされる。画面上には許可ボタンYB、不許可ボ
タンNBが表示される。尚、図4(d)において許可が
選択されると総台数が変更になるので図4(c)の表示
画面となる。
【0020】次に、図5は独立車Bの入出力画面を示し
ている。図5(a)は隊列設定画面を示している。同図
に示すように総車両台数と自車順位を総台数ボタンD
B、自車順位ボタンJBにより入力できるようになって
いる。組み込み要求ボタンKYにより既隊列への組み込
みの意思を確認している。図5(b)は隊列組み込み選
択をして先導車との通信接続中の画面を示す。図5
(c)は先導車から許可された場合の画面を示す。隊列
への組み込みが終了した旨の表示と自動運転に移行する
旨の表示がなされる。画面上には緊急停止ボタンKBが
表示される。図5(d)は、図5(b)の状態で先導車
が隊列への合流を不許可にした場合、もしくは独立車B
が前走車の捕捉に失敗した場合の表示画面を示す。
【0021】図6は隊列走行の制御モードの遷移を示し
ている。大きく分けると手動運転の通常モードと隊列形
成モードに分けられる。通常のモード(手動運転)から
図示しない隊列モード要求ボタンを押すと隊列設定中か
ら隊列形成モードに移行する。隊列形成モードでは先導
車モード(手動運転)と追従車モード(自動運転)とに
移行し、その他に隊列解除ボタンTBにより隊列が解除
され通常モードへも移行できる。そして、先導車モード
と通常モードは組み込みモード(隊列再設定)に移行で
き、組み込みモードからは最後尾の追従車に対して独立
車が組み込み要求をしてこれが許可された場合に追従車
モードに移行できる。尚、先導車モードから隊列解除ボ
タンTBにより通常モードに移行できる。
【0022】ここで、上記通常モードから隊列形成モー
ドに移行すると独立車は手動運転から自動運転となる
が、この移行は図7に示すような機構を切り替えること
で実現される。図7は車両1の自動・手動切り替え機構
を示すものである。この切り替え機構は各車両1が先導
車として手動運転可能で、かつ、追従車として自動運転
可能となるようにトルク発生機構T、ブレーキ圧発生機
構B及び操舵機構Sの3つの機構を自動と手動とで切り
替えられるようにしたものである。尚、図7の鎖線で囲
む部分は隊列走行制御装置の一部を構成している。
【0023】トルク発生機構Tは手動側に切り替えられ
るとアクセルペダルAPに接続され、自動側に切り替え
られると自動運転トルク算出機構TKに接続される。ブ
レーキ圧発生機構Bは手動側に切り替えられるとブレー
キペダルBPに接続され、自動側に切り替えられると自
動運転ブレーキ圧算出機構BKに接続される。操舵機構
Sは手動側に切り替えられるとステアリングSTに接続
され、自動側に切り替えられると自動運転操舵角算出機
構SKに接続される。
【0024】したがって、上記自動・手動切り替え機構
は、図6に示すように通常モード(手動運転)から隊列
設定モードになる場合に使用され、また、隊列走行する
場合に先導車から追従車になる場合、追従車から先導車
になる場合に使用される。上記のような手動・自動の切
換は自車が先導車となる場合は手動運転に、追従車とな
る場合は自動運転に切り替えればよい。前記独立車Bは
手動運転から隊列に組み込まれるときに自動運転に切り
替える。
【0025】図8は隊列制御のメインフローチャートを
示すものである。ステップS10において隊列モードか
否かを判別する。ステップS10において隊列モードで
はないと判別された場合はステップS11に進み、表示
装置8に通常のナビゲーション表示がなされステップS
12に進む。そして、ステップS12において隊列モー
ド要求スイッチがONか否かを判別する。ステップS1
2において隊列モード要求スイッチが「OFF」である
と判別された場合は制御を終了する。ステップS12に
おいて隊列モード要求スイッチが「ON」であると判別
された場合は、ステップS13に進み隊列モードに移行
し制御を終了する。
【0026】前記ステップS10において隊列モードで
あると判別された場合は、ステップS14に進み、独立
車Bが組み込み要求したか否かを判別する。判別結果が
「YES」、つまり組み込み要求をしたと判別された場
合はステップ15で組み込みモードに移行し(先導車A
1から組み込み許可があるまで)、ステップS16に進
み、組み込みモードか否かを判別する。ステップS16
において組み込みモードであると判別された場合はステ
ップS17において後述する組み込み処理がなされ制御
を終了する。
【0027】ステップS16において組み込みモードで
はないと判別された場合はステップS18に進む。ステ
ップS18においては自車順位が先導車か否かを判別す
る。ステップS18において先導車であると判別された
場合はステップS20に進み後述する先導車処理を行
う。ステップS18において自車順位が先導車ではない
と判別された場合はステップS19に進み、ここで後述
する追従車処理がなされる。
【0028】ステップS14において組み込み要求をし
ていないと判別された場合はステップS21に進み隊列
形成が済んでいるか否かを判別する。ステップS21に
おいて隊列形成が済んでいると判別された場合は、ステ
ップS16に進む。ステップS21において隊列形成が
済んでいないと判別された場合はステップS22に進
み、ここで隊列形成モードか否かを判別する。ステップ
S22において隊列形成モードであると判別された場合
は、ステップS23に進み後述する隊列形成処理がなさ
れる。
【0029】ステップS22において隊列形成モードで
はないと判別された場合は、ステップS24に進み表示
装置8に隊列設定画面表示(図4(a)、図5(a)参
照)がなされ、ステップS25における総台数入力(総
台数ボタンDBによる操作(以下同様))、次いでステ
ップS26における自車順位入力(自車順位ボタンJB
による操作(以下同様))がなされる。そして、ステッ
プS27において隊列形成モードに移行し、ステップS
28において、例えば特定の周波数AS帯を選択して制
御を終了する。尚、このフローチャートは、例えば10
msecごとに起動する。
【0030】次に、図8のステップS23の隊列形成処
理を図9のフローチャートにしたがって説明する。ま
ず、ステップS30において自車順位が先導車か否かを
判別する。ステップS30において自車順位が先導車で
はないと判別された場合はステップS31に進み自動運
転に切り替え、ステップS32で表示装置8に追従車走
行中の画面表示がなされる。次に、ステップS33にお
いて緊急停止要求スイッチ(緊急停止ボタンKBに対応
する(以下同様))がONか否かを判別する。
【0031】ステップS33において判別結果が「N
O」、つまり緊急停止表示スイッチが「OFF」である
と判別された場合はステップS35に進む。ステップS
33において判別結果が「YES」、つまり緊急停止要
求スイッチが「ON」であると判別された場合はステッ
プS34において先導車に送信するデータに緊急停止要
求を付加してステップS35に進む。ステップS35に
おいては受信データの有無を検出する。ステップS35
において受信データがない場合、つまり判別結果が「N
O」の場合は制御を終了する。ステップS35において
判別結果が「YES」の場合は、ステップS36におい
て受信データは先導車から送信されたか否かが判別され
る。
【0032】ステップS36において受信データが先導
車から送信されたものではないと判別された場合は制御
を終了する。ステップS36において受信データが先導
車から送信されたものであると判別された場合は、ステ
ップS37において先導車から送信されたデータをメモ
リに保管しステップS38に進む。次のステップS38
においては次回は自車が送信番か否かを判別する。判別
結果が「NO」の場合は制御を終了する。判別結果が
「YES」、つまり次回の送信番が自車であると判別さ
れた場合は、ステップS39で送信データを収集し、ス
テップS40でデータを送信し、ステップS41で追従
車モードに移行して制御を終了する。
【0033】前記ステップS30において自車順位が先
導車か否かの判別結果が「YES」、つまり自車が先導
車であると判別された場合は、ステップS42において
表示装置8に隊列形成中の画面表示を行いステップS4
3に進む。次に、ステップS43において隊列解除要求
スイッチ(隊列解除ボタンTBに対応する(以下同
様))がONが否かを判別する。ステップS43におけ
る判別結果が「YES」、つまり隊列解除要求スイッチ
が「ON」であると判別された場合は、ステップS44
に進み隊列モードから通常モードに移行して、さらにス
テップS45において追従車に送信するデータに通常モ
ードへの移行要求を付加する。そして、ステップS46
に進む。
【0034】ステップS43における判別結果が「N
O」、つまり隊列解除要求スイッチが「OFF」である
と判別された場合は、ステップS46に進む。ステップ
S46においては次回は自車の送信番か否かを判別す
る。ステップS46での判別結果が「YES」である場
合は、ステップS51において送信データを収集し、ス
テップS52においてデータを送信し制御を終了する。
ステップS46での判別結果が「NO」である場合は、
ステップS47に進み、追従車から受信データがあるか
否かが判別される。
【0035】ステップS47において追従車から受信デ
ータがないと判別された場合は制御を終了する。ステッ
プS47において追従車から受信データがあると判別さ
れた場合は、ステップS48において追従車データをメ
モリに保管し、ステップS49において全ての追従車デ
ータが揃ったか否かを判別する。ステップS49におい
て全ての追従車データが揃っていないと判別された場合
は制御を終了する。ステップS49において全ての追従
車データが揃ったと判別された場合はステップS50に
進み、ここで隊列形成を終了して先導車モードに移行し
制御を終了する。
【0036】次に、図8のステップS20の先導車処理
を図10,図11に示すフローチャートにしたがって説
明する。尚、図10,図11は1つのフローチャートで
はあるが図示都合上2つに分けている。ステップS60
において表示装置8に先導車走行中の画面表示を行い、
ステップS61に進む。ステップS61においては隊列
解除要求スイッチがONか否かを判別する。ステップS
61における判別結果が「NO」、つまり隊列解除要求
スイッチが「OFF」であると判別された場合はステッ
プS66に進む。
【0037】ステップS61における判別結果が「YE
S」、つまり隊列解除要求スイッチが「ON」であると
判別された場合は、次のステップS62において、シフ
トポジションがパーキングロック位置か否かを判別す
る。ステップS62における判別結果が「NO」、つま
りシフトポジションがパーキングロック位置(パーキン
グレンジ)ではないと判別された場合は、ステップS6
3において、表示装置8にP(パーキング)レンジ投入
要求表示がなされ図11のステップS72に進む。
【0038】ステップS62における判別結果が「YE
S」、つまりシフトポジションがパーキングロック位置
であると判別された場合は、次のステップS64におい
て表示装置8に隊列解除中の表示がなされ、ステップS
65で追従車に送信するデータに通常モード移行要求を
付加して図11のステップS72に進む。
【0039】ステップS66においては隊列の組み込み
要求の対応待ちか否かを判別する。ステップS66にお
いて組み込み要求の対応待ちではないと判別された場合
は図11のステップS72に進む。ステップS66にお
いて組み込み要求の対応待ちであると判別された場合は
ステップS67において隊列組み込みの許可スイッチが
ONか否かを判別する。ステップS67における判別結
果が「YES」の場合は、ステップS68において追従
車に送信するデータに組み込みモード移行要求を付加し
てステップS69に進み、自車も組み込みモードに移行
し、図11のステップS72に進む。
【0040】ステップS67における判別結果が「N
O」である場合はステップS70において隊列組み込み
の不許可スイッチがONか否かを判別する。ステップS
70における判別結果が「NO」である場合は図11の
ステップS72に進む。ステップS70における判別結
果が「YES」である場合は、ステップS71において
独立車に送信するデータに組み込みモード移行不許可を
付加して図11のステップS72に進む。
【0041】図11のステップS72では受信データが
あるか否かを判別する。判別結果が「NO」の場合は制
御を終了する。ステップS72の判別結果が「YES」
の場合はステップS73において追従車データをメモリ
に保管してステップS74に進み、追従車から緊急停止
要求があるか否かを判別する。ステップS74の判別結
果が「YES」である場合は、ステップS75において
追従車に送信するデータに緊急停止指示を付加してステ
ップS78に進む。ステップS74における判別結果が
「NO」の場合は、ステップS76において独立車から
組み込み要求があるか否かを判別する。ステップS76
の判別結果が「NO」である場合はステップS78に進
む。
【0042】ステップS76の判別結果が「YES」で
ある場合は、ステップS77において隊列組み込み要求
受信の画面表示がなされ、ステップS78に進む。ステ
ップS78においては隊列解除中か否かを判別する。ス
テップS78の判別結果が「NO」である場合は、ステ
ップS80に進む。ステップS78の判別結果が「YE
S」である場合は、ステップS79で追従車隊列解除終
了したか否かを判別する。
【0043】ステップS79の判別結果が「NO」の場
合はステップS80に進み、ここで次回は自車の送信番
か否かを判別する。ステップS80の判別結果が「N
O」の場合は制御を終了する。ステップS80の判別結
果が「YES」である場合はステップS81で送信デー
タを収集し、ステップS82でデータを送信して制御を
終了する。ステップS79の判別結果が「YES」の場
合は、ステップS83において隊列モードから通常モー
ドに移行し、ステップS84において隊列設定(総台
数、順位)をクリアして制御を終了する。
【0044】次に、図8のステップS19の追従車処理
を図12のフローチャートにしたがって説明する。ステ
ップS100において表示装置82に追従車の画面表示
を行い、ステップS101に進む。ステップS101に
おいて緊急停止要求スイッチがONか否かを判別する。
ステップS101において緊急停止要求スイッチが「O
FF」であると判別された場合はステップS103に進
む。ステップS101において緊急停止要求スイッチが
「ON」であると判別された場合は、ステップS102
において先導車に送信するデータに緊急停止要求を追加
してステップS103に進む。
【0045】ステップS103においては受信データの
有無を判別する。ステップS103において受信データ
がないと判別された場合は制御を終了する。ステップS
103において受信データが有ると判別された場合は、
ステップS104に進みここで受信データが先導車から
のものか否かを判別する。ステップS104において、
受信データが先導車からのものでないと判別された場合
は、ステップS105で他の追従車データをメモリに保
管してステップS113に進む。ステップS104にお
いて受信データが先導車からのものであると判別された
場合は、ステップS106において先導車データをメモ
リに保管してステップS107に進む。ステップS10
7においては先導車から緊急停止指示があるか否かを判
別する。
【0046】ステップS107において、先導車から緊
急停止指示がないと判別された場合は、ステップS10
9に進む。先導車から緊急停止指示があると判別された
場合は、ステップS108において緊急停止動作を作動
しステップS109に進む。ステップS109において
は通常モード移行要求があるか否かを判別する。ステッ
プS109において、通常モード移行要求がないと判別
された場合は、ステップS113に進む。ステップS1
09において、通常モード移行要求が有ると判別された
場合は、ステップS110において隊列走行中(隊列走
行モード)を解除し、次のステップS111で隊列モー
ドから通常モードに移行し、更にステップS112にお
いて隊列設定(総台数、順位)がクリアされステップS
113に進む。
【0047】次に、ステップS113において次回は自
車の送信番か否かを判別する。ステップS113におけ
る判別結果が「NO」の場合は制御を終了する。ステッ
プS113における判別結果が「YES」の場合は、ス
テップS114において送信データを収集し、ステップ
S115においてデータを送信して制御を終了する。
【0048】次に、図9のステップS17の組み込み処
理を図13のフローチャートにしたがって説明する。ス
テップS120において自車が独立車か否かを判別す
る。自車が独立車ではないと判別された場合はステップ
S121に進み自車が先導車であるか否かを判別する。
ステップS121において自車が先導車ではないと判別
された場合は制御を終了する。ステップS121におい
て自車が先導車であると判別された場合はステップS1
22において新隊列総台数、順位を計算し、ステップS
123において隊列設定(総台数、順位)を再設定して
制御を終了する。
【0049】ステップS120において自車が独立車で
あると判別された場合はステップS124に進み先導車
に組み込み要求中か否かを判別する。ステップS124
における判別の結果先導車に組み込み要求中ではないと
判別された場合はステップS125に進み先導車に組み
込み要求を送信し制御を終了する。ステップS124に
おいて先導車に組み込み要求中であると判別された場合
はステップS126に進み受信データの有無を判別す
る。ステップS126において受信データがないと判別
された場合はステップS127に進み一定時間経過した
か否かを判別し、一定時間経過した後にステップS12
8において組み込み失敗画面表示(図5(d)参照)を
行いステップS129において通常モードに移行して制
御を終了する。ステップS127において一定時間経過
しない場合は制御を終了する。
【0050】ステップS126において受信データがあ
ると判別された場合はステップS130に進み受信デー
タが先導車からか否かを判別し、先導車からではないと
判別された場合はステップS127に進む。ステップS
130において受信データが先導車からであると判別さ
れた場合はステップS131において先導車データをメ
モリに保管しステップS132に進み、ここで先導車か
ら組み込みの不許可があるか否かを判別する。ステップ
S132において組み込みの不許可があったと判別され
た場合はステップS128に進む。
【0051】ステップS132において組み込みの不許
可がなかったと判別された場合はステップS133に進
み先導車から組み込みの許可があったか否かを判別す
る。ステップS133において組み込みの許可がないと
判別された場合はステップS127に進む。ステップS
133において先導車から組み込みの許可があったと判
別された場合はステップS134に進み、ここで前走車
をレーダで捕捉できているか否かを判別する。
【0052】ステップS134において捕捉できていな
いと判別された場合はステップS128に進む。ステッ
プS134において前走車をレーダで捕捉できていると
判別された場合はステップS135において新隊列総台
数、順位を計算し、ステップS136において隊列設定
(総台数、順位)を行い、ステップS137において組
み込み要求をクリアする。そして、ステップS138に
て追従モードに移行し、自動運転に切り替えて制御を終
了する。
【0053】次に、隊列に新たに独立車Bが組み込みを
希望し最後尾に合流した後に追従車C5となる場合の通
信手順を図3に基づいて説明する。尚、以下の説明にお
いて手順を示すカッコ内の番号は前記通常の隊列走行の
通信手順に続けて説明する。ここで、以下に述べるのは
独立車Bが組み込みの要求を出すタイミングが、先導車
A1が前記(1)にて送信を行って、全車両1が受信し
た後である場合を例にして説明する。
【0054】(6)先導車A1が送信を行う。送信デー
タ中に次の送信権は追従車A2であることを指定する。
尚、先導車A1の送信データは追従車A2からA4まで
の全車両1(独立車Bを含む)が受信する。 (7)本来は追従車A2の送信番であるが、その前に独
立車Bが送信し独立車Bの送信データを先導車A1、追
従車A2,A3,A4までの全車両1が受信する。先導
車A1はこのデータを受け表示装置8の画面を切り替え
入力待ちの状態とする。ただし、それまでの隊列の車々
間通信は続けられる。
【0055】そして、先導車A1の運転者が許可ボタン
YBを押すと、先導車A1が送信を行い、送信データの
中に次の送信権は追従車A2であることを指定し、組み
込みモード移行要求付きの先導車A1の送信データを追
従車A2,A3,A4,独立車Bまでの全車両1が受信
する。ここで、独立車Bは隊列車群AGに接近する際に
車々間通信のスイッチをONにして、例えば通信周波数
のディフォルト値をAS帯にセットすることで先導車A
1の送信を受信できる。同時に先導車A1は先導車C1
に役割変更し、追従車A2は先導車C2に役割変更し、
追従車A3は先導車C3に役割変更し、追従車A4は先
導車C4に役割変更し、同時に独立車Bは追従車C5に
役割を変更する。
【0056】(8)次に、送信権のある追従車A2=C
2が送信を行う。送信データの中に次の送信権は先導車
C1であることを指定する。上記と同様に追従車C2の
送信データは先導車C1及び他の追従車C3〜C5が受
信する。 (9)再度先導車C1が送信を行う。送信データの中に
次の送信権は追従車C3であることを指定する。 (10)追従車C3が送信を行う。送信データの中に次
の送信権は先導車C1であることを指定する。上記と同
様に追従車C3の送信データは先導車C1及び他の追従
車C2,C4,C5が受信する。 (11)そして、追従車C5まで通信を実施すると先導
車C1に戻り上記手順を繰り返す。これにより、独立車
が隊列に合流する際の通信をスムーズに行うことができ
る。
【0057】したがって、上記実施形態によれば、先導
車A1と追従車A2,A3,A4からなる隊列車群AG
に独立車Bが合流することを希望した場合に、走行停止
して隊列を解除することなく隊列走行中に独立車Bを含
め、先導車C1,追従車C2,C3,C4,C5からな
る新たな隊列車群CGを形成することができる。したが
って、隊列走行による輸送効率を低下させることなく、
運転者の重複する労力を軽減することができる。また、
隊列に合流する独立車Bとの間での車々間通信もスムー
ズに行うことができるため、隊列に通信上での混乱や空
白が生じさせない。
【0058】次に、この発明の第2実施形態を図1を援
用して図14〜図26に基づいて説明する。この実施形
態は走行している隊列に他の隊列が合流するものであ
る。図14は、先導車B1と追従車B2からなる総台数
2台の隊列車群BGが先導車A1と追従車A2,A3か
らなる総台数3台の隊列に隊列車群AGに合流する態様
を示したものであり、隊列車群BGは走行中に隊列車群
AGに接近し、隊列結合要求が許可されれば隊列車群A
Gの最後尾に合流するものである。両隊列車群AG,B
Gが合流すると、図15に示すように先導車C1、追従
車C2,C3,C4,C5の総台数5台の隊列車群CG
となる。
【0059】図16,図17,図18は表示装置8の入
出力画面を示している。図16は先行する隊列車群AG
の先導車A1の表示装置8の画面を示し、図16(a)
は隊列設定画面を示している。同図に示すように総車両
台数と自車順位を総台数ボタンDB、自車順位ボタンJ
Bにより入力できるようになっている。
【0060】図16(b)は隊列形成中の画面を示して
いる。先導車に設定された旨の表示と、追従車の通信を
待つ旨の表示がなされる。画面上には隊列解除ボタンT
Bが表示される。図16(c)は隊列走行中の画面を示
している。隊列台数及び隊列走行中の表示と、走行はD
レンジで行う旨と、隊列の解除は停止後Pレンジにして
隊列解除ボタンを押す旨の表示がなされる。また、結合
要求の場合もボタンを押す旨が表示される。画面上には
隊列解除ボタンTB、結合要求ボタンKYBが表示され
る。
【0061】図16(d)は隊列結合要求を受信した画
面を示している。最後尾車の後についた別の隊列車群B
Gから結合要求があったとき、要求許可ボタンを押し
て、要求車群が追従車に移行するのを待つ。追従車から
結合要求が来ている旨の表示と、許可するか否かを求め
る表示がなされる。画面上には許可ボタンYB、不許可
ボタンNBが表示される。尚、図16(d)において許
可が選択されると総台数が変更になるので図16(c)
の表示画面となる。
【0062】次に、図17は後続する隊列車群BGの先
導車B1の入出力画面を示している。図17(a)は隊
列設定画面を示している。同図に示すように総車両台数
と自車順位を総台数ボタンDB、自車順位ボタンJBに
より入力できるようになっている。図17(b)は隊列
形成中の画面を示す。先導車に設定された旨の表示と、
追従車からの通信を待つ旨の表示がなされる。画面上に
は隊列解除ボタンTBが表示される。図17(c)は隊
列走行中の画面を示している。隊列台数及び隊列走行中
の表示と、走行はDレンジで行う旨と、隊列の解除は停
止後Pレンジにして隊列解除ボタンを押す旨の表示がな
される。また、結合要求の場合もボタンを押す旨が表示
される。画面上には隊列解除ボタンTB、結合要求ボタ
ンKYBが表示される。
【0063】図18(a)は隊列結合要求ボタンを押し
た後続する隊列車群のBGの先導車B1の画面を示して
いる。結合要求を先導車に送信した旨と許可されるまで
待つことが表示される。図18(b)は結合が許可され
た後続する隊列車群BGの先導車B1が、新たな隊列車
群CGの追従車に設定された旨が表示される。また、自
動的に走行を開始する旨の表示がなされる。緊急停止ボ
タンKBが表示される。
【0064】図19は隊列走行の制御モードの遷移を示
している。大きく分けると手動運転の通常モードと隊列
形成モードに分けられる。通常のモード(手動運転)か
ら図示しない隊列モード要求ボタンを押すと隊列設定中
から隊列形成モードに移行する。隊列形成モードでは先
導車モード(手動運転)と追従車モード(自動運転)と
に移行し、その他に隊列解除ボタンTBにより隊列が解
除され通常モードへも移行できる。そして、先導車モー
ドと通常モードは結合モード(隊列再設定)に移行で
き、結合モードからは最後尾の追従車に対して後続の隊
列車群が結合要求をしてこれが許可された場合に、後続
の全車両1は追従車モードに移行する。尚、先導車モー
ドから隊列解除ボタンTBにより通常モードに移行でき
る。
【0065】ここで、上記通常モードから隊列形成モー
ドに移行すると後続の隊列車群BGは手動運転から自動
運転となるが、この移行は前記実施形態と同様に図7に
示すような機構を切り替えることで実現される。尚、こ
の切り替え機構は図7と同様の構成であるので説明は省
略する。したがって、上記自動・手動切り替え機構は、
図19に示すように通常モード(手動運転)から隊列設
定モードになる場合に使用され、また、隊列走行する場
合に先導車から追従車になる場合、追従車から先導車に
なる場合に使用される。具体的には手動・自動の切換は
自車が先導車となる場合は手動運転に、追従車となる場
合は自動運転に切り替えればよい。独立車Bは手動運転
から隊列に組み込まれるときに自動運転に切り替える。
【0066】図20は隊列制御のメインフローチャート
を示すものである。ステップS150において隊列モー
ドか否かを判別する。ステップS150において隊列モ
ードではないと判別された場合はステップS151に進
み、表示装置8に通常のナビゲーション表示がなされス
テップS152に進む。そして、ステップS152にお
いて隊列モード要求スイッチがONか否かを判別する。
ステップS152において隊列モード要求スイッチが
「OFF」であると判別された場合は制御を終了する。
ステップS152において隊列モード要求スイッチが
「ON」であると判別された場合は、ステップS153
に進み隊列モードに移行し制御を終了する。
【0067】前記ステップS150において隊列モード
であると判別された場合は、ステップS154に進み、
隊列形成は済んでいるか否かを判別する。判別結果が
「YES」、つまり隊列形成が済んでいると判別された
場合はステップS155に進み、結合モードか否かを判
別する。ステップS155において結合モードであると
判別された場合はステップS156において後述する結
合処理がなされ制御を終了する。ステップS155にお
いて結合モードではないと判別された場合はステップS
157に進む。ステップS157においては自車順位が
先導車か否かを判別する。ステップS157において先
導車であると判別された場合はステップS159に進み
後述する先導車処理を行う。ステップS157において
自車順位が先導車ではないと判別された場合はステップ
S158に進み、ここで後述する追従車処理がなされ
る。
【0068】ステップS154において隊列形成が済ん
でいないと判別された場合は、ステップS160に進
み、ここで隊列形成モードか否かを判別する。ステップ
S160において隊列形成モードであると判別された場
合は、ステップS161に進み後述する隊列形成処理が
なされる。ステップS160において隊列形成モードで
はないと判別された場合は、ステップS162に進み表
示装置8に隊列設定画面表示(図16(a)、図17
(a)参照)がなされ、ステップS163における総台
数入力(総台数ボタンDBによる操作(以下同様))、
次いでステップS164における自車順位入力(自車順
位ボタンJBによる操作(以下同様))がなされる。そ
して、ステップS165において隊列形成モードに移行
し、ステップS166において後述する使用する周波数
帯を選択(後述するように隊列車群AGは周波数SA
帯、隊列車群BGは周波数BS帯)して制御を終了す
る。尚、このフローチャートは、例えば10msecご
とに起動する。
【0069】次に、図20のステップS161の隊列形
成処理を図21のフローチャートにしたがって説明す
る。まず、ステップS170において自車順位が先導車
か否かを判別する。ステップS170において自車順位
が先導車ではないと判別された場合はステップS171
に進み自動運転に切り替え、ステップS172で表示装
置8に追従車走行中の画面表示がなされる。次に、ステ
ップS173において緊急停止要求スイッチ(緊急停止
ボタンKBに対応する(以下同様))がONか否かを判
別する。
【0070】ステップS173において判別結果が「N
O」、つまり緊急停止表示スイッチが「OFF」である
と判別された場合はステップS175に進む。ステップ
S173において判別結果が「YES」、つまり緊急停
止要求スイッチが「ON」であると判別された場合はス
テップS174において先導車に送信するデータに緊急
停止要求を付加してステップS175に進む。ステップ
S175においては受信データの有無を検出する。ステ
ップS175において受信データがない場合、つまり判
別結果が「NO」の場合は制御を終了する。ステップS
175において判別結果が「YES」の場合は、ステッ
プS176において受信データは先導車から送信された
か否かが判別される。
【0071】ステップS176において受信データが先
導車から送信されたものではないと判別された場合は制
御を終了する。ステップS176において受信データが
先導車から送信されたものであると判別された場合は、
ステップS177において先導車から送信されたデータ
をメモリに保管しステップS178に進む。次のステッ
プS178においては次回は自車が送信番か否かを判別
する。判別結果が「NO」の場合は制御を終了する。判
別結果が「YES」、つまり次回の送信番が自車である
と判別された場合は、ステップS179で送信データを
収集し、ステップS180でデータを送信し、ステップ
S181で追従車モードに移行して制御を終了する。
【0072】前記ステップS170において自車順位が
先導車か否かの判別結果が「YES」、つまり自車が先
導車であると判別された場合は、ステップS182にお
いて表示装置8に隊列形成中の画面表示を行いステップ
S183に進む。次に、ステップS183において隊列
解除要求スイッチ(隊列解除ボタンTBに対応する(以
下同様))がONが否かを判別する。ステップS183
における判別結果が「YES」、つまり隊列解除要求ス
イッチが「ON」であると判別された場合は、ステップ
S184に進み隊列モードから通常モードに移行して、
さらにステップS185において追従車に送信するデー
タに通常モードへの移行要求を付加する。そして、ステ
ップS186に進む。
【0073】ステップS183における判別結果が「N
O」、つまり隊列解除要求スイッチが「OFF」である
と判別された場合は、ステップS186に進む。ステッ
プS186においては次回は自車の送信番か否かを判別
する。ステップS186での判別結果が「YES」であ
る場合は、ステップS191において送信データを収集
し、ステップS192においてデータを送信し制御を終
了する。ステップS186での判別結果が「NO」であ
る場合は、ステップS187に進み、追従車から受信デ
ータがあるか否かを判別する。
【0074】ステップS187において追従車から受信
データがないと判別された場合は制御を終了する。ステ
ップS187において追従車から受信データがあると判
別された場合は、ステップS188において追従車デー
タをメモリに保管し、ステップS189において全ての
追従車データが揃ったか否かを判別する。ステップS1
89において全ての追従車データが揃っていないと判別
された場合は制御を終了する。ステップS189におい
て全ての追従車データが揃ったと判別された場合はステ
ップS190に進み、ここで隊列形成を終了して先導車
モードに移行し制御を終了する。
【0075】次に、図20のステップS159の先導車
処理を図22,図23に示すフローチャートにしたがっ
て説明する。尚、図22,図23は1つのフローチャー
トではあるが図示都合上2つに分けている。ステップS
200において結合要求の対応待ちか否かを判別する。
結合要求の対応待ちでないと判別された場合はステップ
S201において隊列結合要求スイッチが「ON」か否
かを判別する。ステップS201において隊列結合要求
スイッチが「OFF」であると判別された場合はステッ
プS202に進み先導車走行中の画面表示を行い、ステ
ップS203に進む。ステップS203においては隊列
解除要求スイッチがONか否かを判別する。
【0076】ステップS203における判別結果が「N
O」、つまり隊列解除要求スイッチが「OFF」である
と判別された場合は図23のステップS208に進む。
ステップS203における判別結果が「YES」、つま
り隊列解除要求スイッチが「ON」であると判定された
場合は、次のステップS204において、シフトポジシ
ョンがパーキングロック位置か否かを判別する。ステッ
プS204における判別結果が「NO」、つまりシフト
ポジションがパーキングロック位置(パーキングレン
ジ)ではないと判別された場合は、ステップS205に
おいて、表示装置8にP(パーキング)レンジ投入要求
表示がなされ図23のステップS208に進む。ステッ
プS204における判別結果が「YES」、つまりシフ
トポジションがパーキングロック位置であると判別され
た場合は、次のステップS206において表示装置8に
隊列解除中の表示がなされ、ステップS207で追従車
に送信するデータに通常モード移行要求を付加して図2
3のステップS208に進む。
【0077】図23のステップS208では受信データ
があるか否かを判別する。判別結果が「NO」の場合は
制御を終了する。ステップS208の判別結果が「YE
S」の場合はステップS209において追従車データを
メモリに保管してステップS210に進み、追従車から
緊急停止要求があるか否かを判別する。ステップS21
0の判別結果が「YES」である場合は、ステップS2
11において追従車に送信するデータに緊急停止指示を
付加してステップS214に進む。ステップS210に
おける判別結果が「NO」の場合は、ステップS212
において別車群(隊列車群BG)から結合要求があるか
否かを判別する。ステップS212の判別結果が「N
O」である場合はステップS214に進む。
【0078】ステップS212の判別結果が「YES」
である場合は、ステップS213において隊列結合要求
受信の画面表示がなされ、ステップS214に進む。ス
テップS214においては隊列解除中か否かを判別す
る。ステップS214の判別結果が「NO」である場合
は、ステップS218に進む。ステップS214の判別
結果が「YES」である場合は、ステップS215で追
従車隊列解除終了したか否かを判別する。
【0079】ステップS215の判別結果が「NO」の
場合はステップS218に進み、ここで次回は自車の送
信番か否かを判別する。ステップS218の判別結果が
「NO」の場合は制御を終了する。ステップS218の
判別結果が「YES」である場合はステップS219で
送信データを収集し、ステップS220でデータを送信
して制御を終了する。ステップS215の判別結果が
「YES」の場合は、ステップS216において隊列モ
ードから通常モードに移行し、ステップS217におい
て隊列設定(総台数、順位)をクリアして制御を終了す
る。
【0080】前記ステップS200において結合要求の
対応待ちであると判別された場合はステップS221に
おいて隊列結合要求の許可スイッチがONか否かを判別
する。ステップS221における判別結果が「YES」
の場合は、ステップS222において自車も結合モード
に移行し、ステップS223おいて追従車に送信するデ
ータに結合モード移行要求を付加して図23のステップ
S208に進む。
【0081】ステップS221における判別結果が「N
O」であると判別された場合はステップS224におい
て隊列結合要求の不許可スイッチがONか否かを判別す
る。ステップS224における判別結果が「NO」であ
る場合は図23のステップS208に進む。ステップS
224における判別結果が「YES」である場合は、ス
テップS225において追従車に送信するデータに結合
モード移行拒否を付加して図23のステップS208に
進む。
【0082】次に、前記ステップS201において隊列
結合要求スイッチが「ON」であると判別された場合
は、ステップS226において周波数AS帯で要求を発
信しステップS227で隊列結合要求の画面表示を行
い、ステップS228において周波数AS帯で受信デー
タがあるか否かを判別する。ステップS228における
判別結果が「NO」の場合は図23のステップS208
に進む。ステップS228での判別結果が「YES」の
場合は先導車(A1)データをメモリに保管しステップ
S230に進む。ステップS230では結合モード移行
要求があるか否かを判別し、結合モード移行要求がある
と判別された場合は、ステップS233において追従車
(B2)に送信するデータに結合モード移行指示を付加
し、ステップS234において自車も結合モードに移行
し図23のステップS208に進む。
【0083】ステップS230において結合移行要求が
ないと判別された場合はステップS231において結合
モード移行が拒否されたか否かを判別し、拒否されてい
ない場合は図23のステップS208に進む。逆に結合
モードへの移行が拒否された場合はステップS232に
おいて先導車画面に復帰して図23のステップS208
に進む。
【0084】次に、図20におけるステップS158の
追従車処理を図24のフローチャートにしたがって説明
する。ステップS250において表示装置82に追従車
の画面表示を行い、ステップS251に進む。ステップ
S251において緊急停止要求スイッチがONか否かを
判別する。ステップS251において緊急停止要求スイ
ッチが「OFF」であると判別された場合はステップS
253に進む。ステップS251において緊急停止要求
スイッチが「ON」であると判別された場合は、ステッ
プS252において先導車に送信するデータに緊急停止
要求を追加してステップS253に進む。
【0085】ステップS253においては受信データの
有無を判別する。ステップS253において受信データ
がないと判別された場合は制御を終了する。ステップS
253において受信データが有ると判別された場合は、
ステップS254に進みここで受信データが先導車から
のものか否かを判別する。ステップS254において、
受信データが先導車からのものでないと判別された場合
は、ステップS255で他の追従車データをメモリに保
管してステップS266に進む。ステップS254にお
いて受信データが先導車からのものであると判別された
場合は、ステップS256において先導車データをメモ
リに保管してステップS257に進む。ステップS25
7においては先導車から緊急停止指示があるか否かを判
別する。
【0086】ステップS257において、先導車から緊
急停止指示がないと判別された場合は、ステップS25
9に進む。先導車から緊急停止指示があると判別された
場合は、ステップS258において緊急停止動作を作動
しステップS259に進む。ステップS259において
は結合モード移行指示があるか否かを判別する。ステッ
プS259において、結合モード移行指示があると判別
された場合は、ステップS260において結合モードに
移行し、ステップS261において周波数AS帯の受信
を開始して、ステップS266に進む。
【0087】ステップS259において、結合モード移
行指示がないと判別された場合は、ステップS262に
おいて通常モード移行要求があるか否かを判別する。ス
テップS262において通常モード移行要求がないと判
別された場合は、ステップS266に進む。ステップS
262において通常モード移行要求があると判別された
場合は、ステップS263において隊列走行中(隊列走
行モード)を解除し、次のステップS264で隊列モー
ドから通常モードに移行し、更にステップS265にお
いて隊列設定(総台数、順位)がクリアされステップS
266に進む。
【0088】次に、ステップS266において次回は自
車の送信番か否かを判別する。ステップS266におけ
る判別結果が「NO」の場合は制御を終了する。ステッ
プS266における判別結果が「YES」の場合は、ス
テップS267において送信データを収集し、ステップ
S268においてデータを送信して制御を終了する。
【0089】次に、図20のステップS156の結合処
理を図25のフローチャートにしたがって説明する。ス
テップS270において自車が要求車群側か否かを判別
する。自車が要求車群側ではないと判別された場合はス
テップS271に進み自車が先導車であるか否かを判別
する。ステップS271において自車が先導車ではない
と判別された場合は制御を終了する。ステップS271
において自車が先導車であると判別された場合はステッ
プS272において新隊列総台数、順位を計算し、ステ
ップS273において隊列設定(総台数、順位)を再設
定して制御を終了する。
【0090】ステップS270において自車が要求車群
側であると判別された場合はステップS274に進み先
導車A1に結合要求中か否かを判別する。ステップS2
74における判別の結果先導車に結合要求中ではないと
判別された場合はステップS275に進み先導車A1に
結合要求を送信し制御を終了する。ステップS274に
おいて先導車A1に結合要求中であると判別された場合
はステップS276に進み周波数AS帯の受信データの
有無を判別する。
【0091】ステップS276において受信データがな
いと判別された場合はステップS277に進み一定時間
経過したか否かを判別し、一定時間経過した後にステッ
プS278において結合失敗画面表示を行いステップS
279において通常モードに移行して制御を終了する。
ステップS277において一定時間経過しない場合は制
御を終了する。
【0092】ステップS276において受信データがあ
ると判別された場合はステップS280に進み受信デー
タが先導車A1からか否かを判別し、先導車からではな
いと判別された場合はステップS277に進む。ステッ
プS280において受信データが先導車からであると判
別された場合はステップS281において先導車データ
をメモリに保管しステップS282に進み、ここで結合
が不許可か否かを判別する。ステップS282において
結合が不許可であると判別された場合はステップS27
8に進む。
【0093】ステップS282において結合が不許可で
はないと判別された場合はステップS283に進み結合
が許可されたか否かを判別する。ステップS283にお
いて結合が許可されないと判別された場合はステップS
277に進む。ステップS283において結合の許可が
あったと判別された場合はステップS284に進み、こ
こで前走車をレーダで捕捉できているか否かを判別す
る。
【0094】ステップS284において捕捉できていな
いと判別された場合はステップS278に進む。ステッ
プS284において前走車をレーダで捕捉できていると
判別された場合はステップS285において新隊列総台
数、順位を計算し、ステップS286において隊列設定
(総台数、順位)を行い、ステップS287において結
合要求をクリアする。そして、ステップS288にて追
従モードに移行し、ステップS289において周波数B
S帯の使用を停止して制御を終了する。
【0095】次に、隊列に新たに別の隊列が合流を希望
し最後尾に合流した後に新たな隊列となる場合の通信手
順を説明する。ここで、以下に示す通信手順は図14に
示すように、先導車B1と追従車B2からなる総台数2
台の隊列車群BGが先導車A1と追従車A2,A3から
なる総台数3台の隊列車群AGに合流する態様を示した
ものであり、隊列車群BGは走行中に隊列車群AGに接
近し、隊列結合要求が許可されれば隊列車群AGの最後
尾に合流して図15に示す隊列車群CGとなる。
【0096】以下に述べるのは隊列車群BGが結合要求
を出すタイミングが先導車A1が前記実施形態における
通信手順の(1)にて送信を行い、全車両1がこれを受
信した後である場合を例にして説明する。ここで、各隊
列において行われている通信手順については前述した第
1実施形態と同様であるので説明は省略する。また、隊
列車群AGは周波数AS帯で車々間通信を行い、隊列車
群BGは周波数BS帯で車々間通信を行っている。尚、
以下の説明において手順を示すカッコ内の番号は前記通
常の隊列走行の通信手順に続けて説明する。
【0097】(12)隊列車群AGの先導車A1が周波
数AS帯で送信を行う。送信データ中に次の送信権は追
従車A2であることを指定する。尚、先導車A1の送信
データは追従車A2からA3までの全車両1が受信す
る。 (13)本来は追従車A2の送信番であるが、その前に
隊列車群BGの先導車B1は手動で通信周波数を周波数
AS帯に切り替えておき、この先導車B1が周波数AS
帯で送信し、隊列車群BGの先導車B1送信データを隊
列車群AGの全車両1が受信する。このとき隊列車群B
Gの他の車両1も隊列車群AGの使用している周波数A
S帯で同様のデータを受信する。ここで、隊列車群BG
の追従車B2は先導車B1から図示しない指示手段等に
より周波数の切り替えタイミングの指示を受ける。これ
により、隊列車群BGの追従車B2は先導車B1が隊列
車群AGの通信周波数AS帯と隊列車群BGの通信周波
数BS帯に切り替えるタイミングを取ることができる。
【0098】先導車A1はこのデータを受けて画面表示
を切り替える。ただし、隊列車群AGは周波数AS帯で
それまでの車々間通信を続ける。隊列車群BGもそれま
での周波数BS帯に切り替えて車々間通信を続ける。そ
して、先導車A1の運転者が許可ボタンKYBを押す
と、先導車A1が送信を行い、送信データの中に次の送
信権は追従車A2であることを指定し結合モード移行要
求付きの先導車A1の送信データを隊列車群AGと隊列
車群BGの全車両に送信する。同時に先導車A1は先導
車C1に役割変更し、追従車A2は先導車C2に役割変
更し、追従車A3は先導車C3に役割変更し、先導車B
1は追従車C4に役割変更し、追従車B2は追従車C5
に役割変更する。そして、隊列車群BGにおける車々間
通信を終了する。
【0099】(14)次に、送信権のある追従車A2=
C2が送信を行う。送信データの中に次の送信権は先導
車C1であることを指定する。上記と同様に追従車C2
の送信データは先導車C1及び他の追従車C3からC5
が受信する。 (15)先導車C1が送信を行う。送信データの中に次
の送信権は追従車C3であることを指定する。 (16)追従車C3が送信を行う。送信データの中に次
の送信権は先導車C1であることを指定する。上記と同
様に追従車C3の送信データは先導車C1及び他の追従
車C2,C4,C5が受信する。 (17)そして、追従車C5まで通信を実施すると先導
車C1に戻り上記手順を繰り返す。これにより、隊列車
群BGが隊列に合流する際の通信もスムーズに行うこと
ができる。
【0100】次に、車々間通信で使用される周波数を変
更するための装置について図26に基づいて説明する。
上述したように隊列車群が1つの場合は車々間通信で使
用される周波数は単一でよいが、隊列車群が結合する
と、双方の間で混信を防止するために車々間通信の周波
数を変更しなければならない。具体的に説明すると、移
動体に適用可能な無線LANの周波数帯域である2.4
84MHz帯(帯域幅2.471〜2.497MHz)
を2.471〜2.484MHzの範囲のAS帯と、
2.484〜2.497MHzの範囲のBS帯とに分割
して使用する。これによって、2つの隊列車群に別の周
波数帯を割り当てられるようにし両方の隊列車群の混信
を防止できる。
【0101】図26は多チャンネル通信(周波数切り替
え)の通信装置の構成説明図である。図26(a)は車
々間通信送信側を示し、図26(b)は車々間通信受信
側を示している。図26(a)において、運転者による
切り替えの指示(図示しないボタン等による指示)が周
波数切り替え回路13に入力されるようになっており、
所定周波数AS帯の高周波回路9と所定周波数BS帯の
高周波回路12が選択可能に構成されている。したがっ
て、AS帯あるいはBS帯の無線周波数によって送信デ
ータが送信装置10により車々アンテナ4から送信可能
にされている。尚、図26(a)(b)において、鎖線
で囲む部分(図26(a)の周波数切り替え回路13、
送信装置10、図26(b)の周波数切り替え回路1
3、受信装置11)は隊列走行制御装置の一部を構成し
ている。
【0102】次に、送信されたデータは図26(b)に
示すように、車々アンテナ4から自車群の他の車両1の
受信装置11に取り込まれるが、送信側と同様に表示装
置からの指示により周波数切り替え回路13により所定
周波数AS帯の高周波回路9と所定周波数BS帯の高周
波回路12が選択可能に構成されているため、受信され
たデータは受信装置11を経て取り込まれる。
【0103】したがって、隊列が結合する前は、隊列車
群AGは周波数AS帯を、隊列車群BGは周波数BS帯
を使用し、結合する際には前述したように手動で隊列車
群BG側が周波数AS帯に切り替えて隊列車群AG側の
情報を受信し、結合の許可が出ると隊列車群AGに隊列
車群BGが結合すると共に周波数AS帯で車々間通信を
行うのである。よって、結合前に混信を起こすことなく
結合した後には共通の周波数帯域を使用して一つの隊列
車群CGとして支障なく車々間通信を行うことができ
る。
【0104】したがって、上記第2実施形態によれば、
先導車A1と追従車A2,A3からなる隊列車群AG
に、先導車B1と追従車B2からなる隊列車群BGが合
流することを希望した場合に、走行停止して各隊列を解
除することなく隊列走行中に隊列車群BGを合流させ
て、先導車C1,追従車C2,C3,C4,C5からな
る新たな隊列車群CGを形成することができる。したが
って、隊列走行による輸送効率を低下させることなく、
運転者の重複する労力を軽減することができる。また、
隊列車群AGに合流する隊列車群BGとの間での車々間
通信もスムーズに行うことができるため、隊列に通信上
での混乱や空白が生じさせることはない。尚、この発明
は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、隊列
走行に支障がなけれ隊列の台数は制限はない。
【0105】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、手動運転で走行していた独立車が
隊列車群に組み込まれることで、先導車に追従する他の
追従車と同様に自動運転走行する追従車となるため、独
立車の運転者の労力を軽減することができる効果があ
る。また、隊列走行中に独立車の組み込みを行うことが
できるため、いちいち隊列を形成し直すためにサービス
エリア等で隊列を組み直すような必要がなく、輸送効率
の低下を防止できる。
【0106】請求項2に記載した発明によれば、隊列走
行している第2の隊列車群が第1の隊列車群に結合する
ことで、第2の隊列車群の追従車は第2の隊列車群の先
導車と同様に、第1の隊列車群の先導車に追従する新た
な隊列車群の追従車となるため、第2の隊列車群の先導
車の運転者の労力を軽減することができる効果がある。
また、隊列走行中に第2の隊列車群を第1の隊列車群に
結合することができるため、いちいち隊列を形成し直す
ためにサービスエリア等で隊列を組み直すような必要が
なく、輸送効率の低下を防止できる。
【0107】請求項3に記載した発明によれば、第1の
隊列車群に第2の隊列車群が結合する場合に、第2の隊
列車群の通信装置のチャンネル切り替え手段を介して第
2の隊列車群の通信チャンネルを第1の隊列車群と同一
通信チャンネルに設定することで、2つの隊列車群を結
合した新たな隊列車群における通信環境を確保して、結
合した新たな隊列車群の隊列走行をスムーズに行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の車両の斜視図である。
【図2】 この発明の第1実施形態の隊列走行の説明図
である。
【図3】 この発明の第1実施形態の隊列の組み込みの
態様を示す説明図である。
【図4】 この発明の第1実施形態の先導車の表示装置
の入出力画面を示す説明図であり、(a)は隊列設定画
面、(b)は隊列形成中の画面、(c)は隊列走行中の
画面、(d)は隊列組み込み要求を受信した画面であ
る。
【図5】 この発明の第1実施形態の独立車の表示装置
の入出力画面を示す説明図であり、(a)は隊列設定画
面、(b)は隊列組み込み選択と先導車との通信接続中
の画面、(c)は先導車から許可された場合の、(d)
は先導車から不許可になった場合もしくは前走車の捕捉
を失敗した画面である。
【図6】 この発明の第1実施形態の制御モードの推移
を示す説明図である。
【図7】 この発明の第1、第2実施形態の切り替え機
構の説明図である。
【図8】 この発明の第1実施形態の隊列制御のメイン
フローチャート図である。
【図9】 この発明の第1実施形態の隊列形成処理のフ
ローチャート図である。
【図10】 この発明の第1実施形態の先導車処理のフ
ローチャート図である。
【図11】 この発明の第1実施形態の先導車処理のフ
ローチャート図である。
【図12】 この発明の第1実施形態の追従車処理のフ
ローチャート図である。
【図13】 この発明の第1実施形態の組み込み処理の
フローチャート図である。
【図14】 この発明の第2実施形態の隊列の結合状況
を示す説明図である。
【図15】 この発明の第2実施形態の隊列の結合後の
状況を示す説明図である。
【図16】 この発明の第2実施形態の先行する隊列車
群の先導車の先導車の表示装置の入出力画面を示す説明
図であり、(a)は隊列設定画面、(b)は隊列形成中
の画面、(c)は隊列走行中の画面、(d)は隊列結合
要求を受信した画面である。
【図17】 この発明の第2実施形態の後続する隊列車
群の先導車の表示装置の入出力画面を示す説明図であ
り、(a)は隊列設定画面、(b)は隊列形成中の画
面、(c)は隊列走行中の画面である。
【図18】 この発明の第2実施形態の後続する隊列車
群の先導車の表示装置の入出力画面を示す説明図であ
り、(a)は隊列結合要求ボタンを押した画面、(b)
は(a)の後の画面である。
【図19】 この発明の第2実施形態の制御モードの推
移を示す説明図である。
【図20】 この発明の第2実施形態の隊列制御のメイ
ンフローチャート図である。
【図21】 この発明の第2実施形態の隊列形成処理の
フローチャート図である。
【図22】 この発明の第2実施形態の先導車処理のフ
ローチャート図である。
【図23】 この発明の第2実施形態の先導車処理のフ
ローチャート図である。
【図24】 この発明の第2実施形態の追従車処理のフ
ローチャート図である。
【図25】 この発明の第2実施形態の結合処理のフロ
ーチャート図である。
【図26】 この発明の第2実施形態の多チャンネル通
信を使用した車々間通信のブロック図を示し、(a)は
送信側、(b)は受信側を示す。
【符号の説明】
1 車両 10 送信装置(通信装置) 11 受信装置(通信装置) 13 周波数切り換え回路(チャンネル切り換え手段) A1,B1 先導車 A2,A3,A4,C4,C5 追従車 B 独立車 AG 隊列車群(第1の隊列車群) BG 隊列車群(第2の隊列車群) CG 隊列車群(新たな隊列車群) S67 組み込みを許可する手段 S70 組み込みを不許可とする手段 S124,S125 組み込みの要求を出す手段 S138 モード切換手段 S221 結合を許可する手段 S224 結合を不許可とする手段 S234 モード切換手段 S274,S275 結合の要求を出す手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも自車位置の情報を他の車両に
    連絡する通信装置を備え、前記情報により先導車に自動
    的に追従して追従車が走行する隊列走行制御装置であっ
    て、隊列走行している隊列車群とは別に単独で走行する
    独立車に、前記隊列車群の先導車に対して隊列への組み
    込みを希望する旨の要求を出す手段を設け、先導車には
    独立車からの組み込み要求に基づきこれを許可あるいは
    不許可とする手段を設け、先導車が独立車の組み込み要
    求を許可した場合に、独立車はモード切替手段を介して
    運転者による手動運転走行から隊列車群の先導車に自動
    的に追従する自動運転走行への切り替えを行うことを特
    徴とする隊列走行制御装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも自車位置の情報を他の車両に
    連絡する通信装置を備え、前記情報により先導車に自動
    的に追従して追従車が走行する隊列走行制御装置であっ
    て、隊列走行している第1の隊列車群とは別に隊列走行
    している第2の隊列車群の先導車に、前記第1の隊列車
    群の先導車に対して隊列への結合を希望する旨の要求を
    出す手段を設け、第1の隊列車群の先導車には第2の隊
    列車群からの結合要求に基づきこれを許可あるいは不許
    可とする手段を設け、第1の隊列車群の先導車が第2の
    隊列車群の結合要求を許可した場合に、第2の隊列車群
    の先導車はモード切替手段を介して運転者による手動運
    転走行から第1の隊列車群の先導車に自動的に追従する
    自動運転走行への切り替えを行い、第2の隊列車群の追
    従車は第2の隊列車群の先導車と共に第1の隊列車群の
    先導車に追従する新たな隊列車群の追従車となることを
    特徴とする隊列走行制御装置。
  3. 【請求項3】 上記通信装置には通信チャンネルを切り
    替えるチャンネル切り替え手段を設け、第1の隊列車群
    の先導車が第2の隊列車群の結合要求を許可し、第2の
    隊列車群が第1の隊列車群に結合する際に、前記チャン
    ネル切り替え手段を介して、第2の隊列車群の通信チャ
    ンネルを第1の隊列車群の通信チャンネルと同一チャン
    ネルに設定することを特徴とする請求項2に記載の隊列
    走行制御装置。
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