JP2020112500A - ナビゲーションシステム、経路を探索する方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態としてのナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。本実施形態のナビゲーションシステム1は、出発地から目的地までの経路の探索において、歩車分離式信号があるノード(交差点)のノードコストを補正した上で経路探索を行い、探索結果を利用者に案内するシステムである。ここで、「歩車分離式信号」とは、歩行者や自転車(以降「歩行者等」とも呼ぶ)と、自動車や原動機付自転車(以降「車両」とも呼ぶ)と、の交差点における交錯を避けた信号表示(以降「歩車分離制御」とも呼ぶ)を行う信号機を意味する。歩車分離式信号には、例えば、スクランブル方式、歩行者専用現示方式、右左折車両分離方式、右折車両分離方式、押しボタン式等の種々の種類を含み得るが、以降の実施形態では、スクランブル方式を例示して説明する。
(a1)歩車分離式信号の有無
(a2)ノードの通行が可能となるまでの待機時間を含むノード待機コスト
(a3)当該ノードを通過して次のリンクへ進入するまでの移動時間を含むノード移動コスト
図2は、経路探索処理の手順を示すフローチャートである。経路探索処理は、指定された出発地から目的地までの経路を探索する処理であり、サーバ10によって実行される。本実施形態の例では、経路探索処理は、サーバ10が端末装置30からの経路探索要求を取得することを契機として実行される。経路探索要求には、利用者により指定された出発地及び目的地が含まれている。なお、出発地の指定は、現在位置取得部360により取得された現在位置で代用されてもよい。まず、ステップS102において、サーバ10の経路探索部112は、経路探索要求に含まれる出発地と、目的地とを取得する。
図3は、コスト補正処理1の手順を示すフローチャートである。上述の通り、コスト補正処理1は、経路探索処理(図2)のステップS104において実行される。コスト補正処理1は、探索アルゴリズムの実行中に伸ばした枝が交差点ノードに到達した際に、ノード待機コスト(経路情報DB144:情報a2)を補正する処理である。
(a1)歩車分離式信号の有無=あり
(a2)ノード待機コスト=コストc1
(a3)ノード移動コスト=直進時コストc2,左折時コストc3,右折時コストc4
なお、直進時コストc2は、交差点ノードN1を道なりに進む際のコスト(道なり時コスト)と同義であるとして説明する。
図5は、コスト補正処理2の手順を示すフローチャートである。上述の通り、コスト補正処理2は、経路探索処理(図2)のステップS104において実行される。コスト補正処理2は、探索アルゴリズムの実行中に交差点ノードから次の枝を伸ばす際に、ノード移動コスト(経路情報DB144:情報a3)を補正する処理である。
(b1)次のリンクが交差点ノードN1からの直進方向である場合、直進時コストc2に補正値m2を加算する。
(b2)次のリンクが交差点ノードN1からの左折方向である場合、左折時コストc3に補正値m3を加算する。
(b3)次のリンクが交差点ノードN1からの右折方向である場合、右折時コストc4に補正値m4を加算する。
図7は、歩車分離式信号の案内について説明する図である。第1実施形態のナビゲーションシステム1において、端末装置30の案内部312は、上述した経路の案内に加えてさらに、歩車分離式信号の案内を実施してもよい。具体的には、案内部312は、自車両の進行方向に位置する最寄りの歩車分離式信号と、現在位置取得部360により取得された現在位置と、の間の距離L1が所定距離以内となった場合に、歩車分離式信号がある旨の案内MGを行う。案内MGの態様(音声/表示/発話又は表示パターン)は任意に決定できる。なお、歩車分離式信号の位置は、経路情報DB144のノード情報(ノードの位置情報)から取得することができる。また、所定距離は予め定められ、記憶部340に記憶されている。
(c1)状態検出部370によって、自車両の停止状態が検出されている。
(c2)自車両の前方に停車中の他の車両が存在しないと推定される。
ここで、条件c2の推定は、例えば、自車両の進行方向に位置する最寄りの歩車分離式信号と、現在位置取得部360により取得された現在位置と、の間の距離を用いて実施できる。また、条件c2の推定は、例えば、撮影部380により取得された自車両の前方画像IM(図7)を画像解析することで実施してもよい。また、条件c2の推定は、上述の距離と画像IMとの両方を用いて実施してもよい。
図8は、第2実施形態のナビゲーションシステム1aの一例を示す図である。図8のナビゲーションシステム1aでは、サーバ10aは、第1実施形態で説明した経路探索部112及びコスト補正部114を有さない、単なるデータベースサーバとして構成されている。一方、端末装置30aは、第1実施形態で説明した経路探索部112と同様の機能を有する経路探索部314と、コスト補正部114と同様の機能を有するコスト補正部316とをさらに備えている。このようにしても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。その他、以下のような変形も可能である。
上記実施形態では、ナビゲーションシステム1の構成の一例を示した。しかし、ナビゲーションシステム1の構成は任意の態様を採用できる。例えば、サーバ10は、複数のサーバ装置により構成されたクラウドサーバであってもよい。例えば、端末装置30は、図1で例示したスマートフォンのほかにも、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション専用装置、ゲーム機、ウェアラブルデバイス等の種々の装置を採用できる。
上記実施形態では、経路探索処理(図2)、コスト補正処理1(図3)、及びコスト補正処理2(図5)について、処理手順の一例を挙げて説明した。しかし、これらの処理手順は種々の変更が可能であり、各ステップにおける処理内容の追加、省略、変更をしてもよく、各ステップの実行順序を変更してもよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10,10a…サーバ
30,30a…端末装置
110,110a…CPU
112…経路探索部
114…コスト補正部
120…通信部
130…ROM/RAM
140…記憶部
142…地図情報DB
144…経路情報DB
310,310a…CPU
312…案内部
314…経路探索部
316…コスト補正部
320…通信部
330…ROM/RAM
340,340a…記憶部
342…地図情報DB
344…経路情報DB
350…入出力部
360…現在位置取得部
370…状態検出部
380…撮影部
Claims (8)
- ナビゲーションシステムであって、
出発地から目的地までの経路を探索する経路探索部と、
前記経路の探索に使用されるノードのうち、歩車分離式信号があるノードのノードコストを補正するコスト補正部と、
探索された前記経路を案内する案内部と、
を備える、ナビゲーションシステム。 - 請求項1に記載のナビゲーションシステムであって、
前記コスト補正部は、前記経路において、前記歩車分離式信号を左折または右折する際の前記ノードコストを補正する、ナビゲーションシステム。 - 請求項1または請求項2に記載のナビゲーションシステムであって、
前記コスト補正部は、前記経路において、前記歩車分離式信号を道なりに進行する際の前記ノードコストを補正する、ナビゲーションシステム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のナビゲーションシステムであって、
前記ノードコストには、
ノードの通行が可能となるまでの待機時間を含むノード待機コストと、
当該ノードを通過して次のリンクへ進入するまでの移動時間を含むノード移動コストと、が含まれ、
前記コスト補正部は、前記ノード待機コストと、前記ノード移動コストとの両方を補正する、ナビゲーションシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のナビゲーションシステムであって、さらに、
自車両の現在位置を表す現在位置情報を取得する現在位置取得部を備え、
前記案内部は、さらに、前記自車両の進行方向に位置する前記歩車分離式信号と、前記現在位置取得部により取得された前記現在位置と、の間の距離が所定距離以内となった場合に、前記歩車分離式信号がある旨を案内する、ナビゲーションシステム。 - 請求項5に記載のナビゲーションシステムであって、さらに、
前記自車両の移動又は停止状態を検出する状態検出部を備え、
前記案内部は、
前記状態検出部により前記自車両の停止状態が検出され、かつ、
前記自車両の現在位置と、前記自車両の前方の撮影画像との少なくともいずれか一方を用いて、前記自車両の前方に停止中の他の車両が存在しないと推定される場合に、前記歩車分離式信号がある旨を案内する、ナビゲーションシステム。 - 経路を探索する方法であって、情報処理装置が、
出発地から目的地までの経路を探索する工程と、
前記経路の探索に使用されるノードのうち、歩車分離式信号があるノードのノードコストを補正する工程と、
探索された前記経路を案内させる工程と、
を備える、方法。 - コンピュータプログラムであって、情報処理装置に、
出発地から目的地までの経路を探索するステップと、
前記経路の探索に使用されるノードのうち、歩車分離式信号があるノードのノードコストを補正するステップと、
探索された前記経路を案内させるステップと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
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KR20210037621A (ko) * | 2020-07-30 | 2021-04-06 | 베이징 바이두 넷컴 사이언스 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 | 네비게이션 데이터 처리 방법, 장치, 기기 및 저장매체 |
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