JP5832394B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置に関し、特に、複数の移動体の合流(待ち合わせ)を支援する機能に関するものである。
通信機能を有するナビゲーション装置を用いて待ち合わせを円滑に行う技術が、例えば下記の特許文献1に開示されている。特許文献1のナビゲーション装置は、待ち合わせ相手(以下「合流者」ともいう)である歩行者との合流地点(待ち合わせ場所)付近まで来た車両が、交通状況等により合流地点まで到達できないときに、合流者の携帯端末へ新たな合流地点の指示を送信する機能を備えている。
特開2009−204457号公報
特許文献1の技術は、歩行者が交通状況に関係なく移動可能であることを利用しており、歩行者が予定どおりに合流地点に到着できることが前提となっている。よって、特許文献1のナビゲーション装置は、合流地点を調整することはできるが、合流時刻を調整する機能は有していない。
合流時刻を厳密に決めずに合流場所だけを決めておき、自己と合流者の都合に合わせて双方がほぼ同時刻に合流地点に到着するように調整したいケースの場合、特許文献1の技術は対応できない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、合流者との合流時刻がほぼ同一になるように自己及び合流者を誘導して円滑な待ち合わせを支援するナビゲーション装置を提供することを目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、待ち合わせ相手である合流者のナビゲーション装置との通信を行う通信部とのデータのやりとりを行う通信制御部と、合流者との合流地点までの経路を設定し当該合流地点までの案内を行う案内部と、自己が合流地点へ向けて出発したことを検知する自己出発検知部と、を備え、自己出発検知部により、自己が合流地点へ向けて出発したことが検知されると、通信部を通して、自己の出発を合流者のナビゲーション装置へ通知し、自己出発検知部は、自己の移動軌跡が案内部に設定されている合流地点までの経路と一致したことを検知することによって、自己が合流地点へ向けて出発したことを検知するものである。
本発明に係るナビゲーション装置によれば、待ち合わせ相手のナビゲーション装置が合流地点へ向けて出発したことを認識できるため、待ち合わせ相手が出発したタイミングに基づいて、合流時刻を調整することが可能になる。従って、当該ナビゲーション装置のユーザの合流を円滑に行うことができる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の出発ボタンの表示例を示す図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の出発ボタンが押された場合の画面表示例を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。このナビゲーション装置は、待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置との間で合流時刻の調整を行い、円滑な合流を支援する待ち合わせ支援機能を有している。
実施の形態1に係るナビゲーション装置は、地図データ記憶部121、表示兼入力部122、音声出力部123および通信部124と、それらを制御する制御部100を備えている。
地図データ記憶部121は、例えばハードディスクやメモリカードなどの記憶媒体であり、ナビゲーション装置用の地図データ(地図情報)が記憶されている。表示兼入力部122は、例えばタッチパネル(タッチ検出機能付き表示パネル)であり、ユーザへ情報を提供する表示部としての機能と、ユーザの操作を受け付ける入力部としての機能を兼ね備えたものである。
表示兼入力部122に表示されるものとしては、例えば、地図、現在位置や目的地などの地点を示すアイコン、現在位置から目的地までの経路を示すライン、ユーザが操作を行うためのソフトウェアキーなどがある。もちろん、表示兼入力部122に代えて、個別の表示部と入力部とを設けてもよい。
音声出力部123は、例えばスピーカであり、経路の音声案内や、交通情報の提供、操作ガイダンスなどのための音声を出力する機能を有している。
通信部124は、他のナビゲーション装置との通信機能を有している。通信部124は、例えば携帯電話やスマートフォンなどの汎用の通信機器で構成されていてもよい。当該ナビゲーション装置が、待ち合わせ支援のための動作モード(待ち合わせ支援モード)となると、通信部124は、主に待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置との通信を行う。なお、ナビゲーション装置が通信部124を用いて行う通信は、他のナビゲーション装置との間で直接的に行われてもよいし、所定のサーバを通して間接的に行われてもよい。
制御部100は、地図データ記憶部121、表示兼入力部122、音声出力部123および通信部124がナビゲーション装置の一部として所定の動作を行うように、それらの動作を制御する機能を有している。
図1に示すように、制御部100は、地図データ取得部101、自己位置算出部102、外部情報取得部103、経路算出部104、案内情報生成部105、地図表示生成部106、表示データ生成部107、入力解析部108、音声出力制御部109、通信制御部110、自己出発検知部111、合流者出発検知部112、出発予定時刻算出部113、内部データ保持部116および全体制御部117から構成されている。この制御部100は、組み込みシステムとしてCPUやメモリで構成され、図1に示した制御部100の各要素は、ソフトウェアにより実現された機能ブロックである。
地図データ取得部101は、地図データ記憶部121から地図データを取得する機能を有している。
自己位置算出部102は、GPS(Global Positioning System)情報などの位置情報から、当該ナビゲーション装置の現在位置を算出すると共に、地図データ取得部101が取得した地図データを用いたマップマッチングにより、地図上における現在位置を特定する機能を有している。なお、カーナビゲーション装置の場合、GPS情報の他にも、車速パルスやハンドルの切り角(舵角)などの車両情報も、自己の相対位置を算出するための位置情報として取り扱われる。以下、当該ナビゲーション装置の現在位置を「自己位置」という。
外部情報取得部103は、気象情報や交通情報など、ナビゲーション装置の外部環境に関する情報(外部情報)を取得する機能を有している。カーナビゲーション装置の場合、外部情報取得部103は、VICS(Vehicle Information and Communications System)(登録商標)受信機やTMC(Traffic Message Channel)受信機など、専用の通信機器から情報を得るのが一般的であるが、通信部124が汎用の通信機器であれば、それを通して気象情報や交通情報を取得してもよい。また、外部情報取得部103が取得する外部情報としては、当該ナビゲーション装置に接続された各種のセンサ(雨量センサ、温度センサ、光センサなど)で検知した情報(センサ情報)も含まれていてもよい。ここで、「接続」とは直接的な接続だけでなく、ネットワーク経由で情報を取得できる状態も含んでいる。
経路算出部104は、地図データ上の2つの地点間の経路を検索する機能を有しており、主に、現在位置から目的地までの経路を求める。また、経路算出部104は、求めた経路を通った場合における目的地へ到着するまでの所要時間を計算する機能を有しており、目的地までの所要時間が最も短いものを最適な経路として選択したり、設定した経路を通ったときの目的地までの所要時間を現在時刻に加えて目的地への到着予定時刻を求めたりすることができる。
案内情報生成部105は、経路算出部104が設定した経路にユーザを誘導する案内を行うための情報(案内情報)を生成する機能を有している。案内情報には、経路のどの地点でどのような案内を行うか、といった情報が含まれている。表示兼入力部122および音声出力部123が、案内情報生成部105が生成した案内情報に従い、画像や音声を出力することにより、経路案内が実行される。つまり、経路算出部104、案内情報生成部105、表示兼入力部122および音声出力部123が連携して、目的地までの経路を設定して当該目的地までの案内を行う案内部として動作することになる。
地図表示生成部106は、地図データ取得部101が取得した地図データから、現在位置周辺の地図の画像データを生成する機能を有している。
表示データ生成部107は、表示兼入力部122に画像を表示させるための表示データを生成する機能を有している。この表示データは、地図表示生成部106が生成した周辺地図の画像データに、現在位置や目的地等を表すアイコン、経路案内のための画像、ソフトウェアキーなどを合成して得られる。
入力解析部108は、表示兼入力部122に対して行われたユーザの操作を解析して、その操作の意図や入力された情報の内容を認識する機能を有している。
音声出力制御部109は、音声出力部123から音声を出力させるための音声信号を生成する機能を有している。
通信制御部110は、通信部124を制御して、他のナビゲーション装置との間で各種データの送受信を行う機能を有している。
自己出発検知部111は、当該ナビゲーション装置が合流地点へ向けて移動を開始(出発)したことを検知する機能を有している。また自己出発検知部111は、当該ナビゲーション装置の出発を検知すると、そのことを示す「出発通知」を、通信部124を通して待ち合わせ相手(合流者)のナビゲーション装置へ送信する。
合流者出発検知部112は、通信部124を通して、合流者のナビゲーション装置から送信された出発通知を受信することにより、合流者のナビゲーション装置が合流地点へ向けて出発したことを検知する機能を有している。
出発予定時刻算出部113は、通信部124を通して、合流者のナビゲーション装置から、合流者のナビゲーション装置が合流地点に到着する予定時刻(合流者の到着予定時刻)を取得し、合流者の到着予定時刻および経路算出部104が設定した経路に基づいて、自己の出発予定時刻を算出する。
出発予定時刻算出部113は、設定された経路を通ったときの目的地(合流地点)までの所要時間を、合流者の到着予定時刻から差し引くことにより、その到着予定時刻に間に合うように自己が合流地点へ到着するための出発予定時刻を求める。
内部データ保持部116は、制御部100の各要素の動作に必要なデータを保持する機能を有している。内部データ保持部116に記憶されるデータとしては、自己位置算出部102が求めた自己位置、経路算出部104に設定される目的地、経路算出部104が求めた経路、出発予定時刻算出部113が求めた出発予定時刻などがある。
制御部100の各要素の動作は、全体制御部117により総合的に制御される。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の待ち合わせ支援機能について説明する。図2は、実施の形態1に係るナビゲーション装置の待ち合わせ支援モードの動作(待ち合わせ支援動作)を示すシーケンス図である。
ここでは、図1のナビゲーション装置を所有する2人のユーザが待ち合わせする場合を想定する。2つナビゲーション装置の一方を「第1ナビゲーション装置」(第1ナビ装置)、他方を「第2ナビゲーション装置」(第2ナビ装置)と定義する。これらは、車両に搭載されるナビゲーション装置であってもよいし、携帯型ナビゲーション装置であってもよい。
図2の動作の前提として、第1ナビゲーション装置と第2ナビゲーション装置とは、互いに待ち合わせ相手のナビゲーション装置であることを認識しており、通信部124を用いる通信により相互に情報の送受信が可能な状態であるものとする。また第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置には、共通の目的地として合流地点が設定されており、現在位置から合流地点までの経路も経路算出部104により設定されているものとする。但し、第1ナビゲーション装置と第2ナビゲーション装置との間で、具体的な合流時刻の取り決めはなされていない。
本実施の形態では、待ち合わせ支援モードの第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置の表示兼入力部122(タッチパネル)には、図3のように、待ち合わせ中である旨を示すメッセージ、および、合流地点へ向けて出発することを合流者へ伝えるための出発ボタン(「待ち合わせ場所へ向かう」と書かれたボタン)が表示される。第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置の各ユーザは、自己が合流地点へ向けて移動を開始するとき、出発ボタンを押して、相手に自己の出発を伝える。
図2は、第1ナビゲーション装置のユーザが、第2ナビゲーション装置のユーザよりも先に、合流地点へ向けて出発した場合を示している。第1ナビゲーション装置のユーザは、合流地点へ向けて出発するとき、第1ナビゲーション装置の出発ボタンを押す。すると第1ナビゲーション装置では、出発ボタンが押されたことにより、自己出発検知部111が自己の出発を検知し(ステップS11)、第2ナビゲーション装置へ出発通知を送信する。
第2ナビゲーション装置では、合流者出発検知部112が、第1ナビゲーション装置からの出発通知を受信することにより、第1ナビゲーション装置の出発を検知する(ステップS21)。
第1ナビゲーション装置は、出発通知を送信した後、合流地点までの経路案内を開始する(ステップS12)。このとき、第1ナビゲーション装置は、目的地(合流地点)への到着予定時刻を算出し(ステップS13)、その到着予定時刻を第2ナビゲーション装置に通知する。また、第1ナビゲーション装置の表示兼入力部122(タッチパネル)は、図4のように、地図や目的地(合流地点)までの経路を表示した案内画面(ナビゲーション画面)に切り替わる。
第2ナビゲーション装置は、第1ナビゲーション装置が出発した旨を、ユーザに通知する(ステップS22)。このとき、第1ナビゲーション装置から受信した、第1ナビゲーション装置の合流地点への到着予定時刻もユーザに通知してもよい。この通知としては、例えば「待ち合わせ相手が出発しました。○時○分頃待ち合わせ場所に到着予定です。」などの音声やテキストによるメッセージが考えられる。
また、第2ナビゲーション装置では、出発予定時刻算出部113が、第1ナビゲーション装置の合流地点への到着予定時刻と、第2ナビゲーション装置の経路算出部104が設定した目的地までの経路とに基づいて、第2ナビゲーション装置の出発予定時刻を算出する(ステップS23)。出発予定時刻は、第2ナビゲーション装置が第1ナビゲーション装置と同じか、それよりも早く目的地に到着するように、決定されることが好ましい。
このように、第2ナビゲーション装置の出発予定時刻を、第1ナビゲーション装置の合流地点への到着予定時刻に基づいて決定することにより、第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置は、それぞれのユーザをほぼ同時刻に合流地点に到着するように経路案内することとなり、円滑な待ち合わせが可能になる。
その後、第2ナビゲーション装置は、ユーザが出発予定時刻に出発できるように、出発予定時刻以前の所定タイミングで、ユーザに出発を促す通知を送る(ステップS24)。この通知としては、例えば「待ち合わせ相手が○時○分頃待ち合わせ場所に到着予定です。それに間に合うように○時○分までに出発してください。」などの音声やテキストによるメッセージが考えられる。なお、ユーザに出発を促す通知(メッセージ)を出力する前に、ユーザが合流地点へ向かって出発している場合、その通知を出力する必要はない。よって、第2ナビゲーション装置は、ユーザに出発を促す通知を出力するタイミングよりも前に、自己が合流地点へ向かって出発したことを検出した場合は、その通知を出力しなくてもよい。
第2ナビゲーション装置のユーザは、合流地点へ向けて出発するとき、第2ナビゲーション装置の出発ボタンを押す。今度は第2ナビゲーション装置において、出発ボタンが押されたことにより、自己出発検知部111が自己の出発を検知し(ステップS25)、第1ナビゲーション装置へ出発通知を送信する。
第1ナビゲーション装置では、合流者出発検知部112が、第2ナビゲーション装置からの出発通知を受信することにより、第2ナビゲーション装置の出発を検知する(ステップS14)。
第2ナビゲーション装置は、出発通知を送信した後、合流地点までの経路案内を開始する(ステップS26)。このとき、第2ナビゲーション装置は、目的地(合流地点)への到着予定時刻を算出し(ステップS27)、その到着予定時刻を第1ナビゲーション装置に通知する。また、第2ナビゲーション装置の表示兼入力部122(タッチパネル)は、図4のように、地図や目的地(合流地点)までの経路を表示した案内画面に切り替わる。
第1ナビゲーション装置は、第2ナビゲーション装置が出発した旨を、ユーザに通知する(ステップS15)。このとき、第2ナビゲーション装置から受信した、第2ナビゲーション装置の合流地点への到着予定時刻もユーザに通知してもよい。この通知としては、例えば「待ち合わせ相手が出発しました。○時○分頃待ち合わせ場所に到着予定です。」などの音声やテキストによるメッセージが考えられる。
第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置は、同じ目的地(合流地点)へユーザを案内するため、各ユーザがその案内に従って移動すれば、ユーザの合流が達成されることになる。また第2ナビゲーション装置の出発時刻は、第1ナビゲーション装置の到着予定時刻に基づいて算出されたものであるため、第1ナビゲーション装置のユーザと第2ナビゲーション装置のユーザは、ほぼ同時刻に合流地点に到着することになり、円滑に合流することができる。
ここで、第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置は、相手から受信した到着予定時刻を、ユーザが随時確認できるように構成されることが好ましい。それにより、各ナビゲーション装置のユーザは、待ち合わせ相手の到着予定時刻を把握でき、一方のユーザが遅れて到着する場合でも、他方のユーザはその心積もりができ、時間調整などによって円滑な待ち合わせが可能になる。例えば、第1ナビゲーション装置のユーザが合流地点の近くにおり、第2ナビゲーション装置のユーザが合流地点から遠くにいる場合、第1ナビゲーション装置のユーザが先に出発すると、第2ナビゲーション装置のユーザの到着が遅れることが予想されるが、そのような場合に有効である。
また、第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置は、予め定められた閾値以上に相手または自己の到着時刻が遅れることを予想した場合は、ユーザに対してその旨を示す特別な通知(表示や報知)を行ってもよい。特別な通知としては、例えば、待ち合わせ相手の車両がまだ出発していない旨の通知や、相手の遅延が大きい旨の通知などが考えられる。また、自己が相手よりも遅れる場合も同様に、ユーザに対して特別な通知(自己の遅延が大きい旨の通知など)を行ってもよい。
さらに、遅れる理由(例えば渋滞など)のメッセージを相手のナビゲーション装置に送信し、それを受信した相手のナビゲーション装置がその理由をユーザに通知するように構成してもよい。待ち合わせ相手の遅れの理由を把握でき、より利便性の高いナビゲーション装置を実現できる。
また、到着予定時刻は、交通状況などによって変化するため、図2に示しているように、第1ナビゲーション装置および第2ナビゲーション装置は、合流地点に到着するまで、互いに到着予定時刻の通知を繰り返すことが好ましい。
なお、図2においては、第1ナビゲーション装置のユーザが先に出発した場合を示したが、第2ナビゲーション装置のユーザが先に出発しても同様である。第2ナビゲーション装置のユーザが先に出発した場合は、第1ナビゲーション装置と第2ナビゲーション装置の動作が入れ替わるだけであるので、その場合の説明は省略する。
実施の形態1では、待ち合わせを行う2つのナビゲーション装置がそれぞれ自己の到着予定時刻を算出して、相互に送信する構成としたが、第1ナビゲーション装置が、第2ナビゲーション装置の位置情報に基づいて、第2ナビゲーション装置の到着予定時刻を算出してもよい。この場合、第1ナビゲーション装置は、第2ナビゲーション装置から、位置情報だけでなく設定されている合流地点までの経路(設定経路)の情報も取得してもよい。第2ナビゲーション装置の経路を考慮することにより、第2ナビゲーション装置の到着予定時刻の推定精度を向上させることができる。さらに、第2ナビゲーション装置は、第1ナビゲーション装置が算出した自己の到着予定時刻を取得してもよい(つまり、第1ナビゲーション装置が双方の到着予定時刻を算出してもよい)。
また、双方のナビゲーション装置が、それぞれの位置情報と目的地(合流地点)を所定のサーバに送信し、当該サーバが、交通情報に基づいて、双方のナビゲーション装置の到着予定時刻を算出し、それらを双方のナビゲーション装置に通知してもよい。
図3および図4においては、ナビゲーション装置に、合流地点へ向けて出発することを合流者へ伝えるための専用の出発ボタンを設ける構成を示したが、出発ボタンは他のボタンと兼用されてもよい。例えば、ナビゲーション装置が、地図や目的地(合流地点)までの経路を表示した案内画面を表示している場合、案内を開始するためのボタン(案内開始ボタン)に、出発ボタンの機能を持たせてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態1では、各ナビゲーション装置の自己出発検知部111は、出発ボタンがユーザに押されることによって、自己が合流地点へ向けて出発したことを検知していたが、実施の形態2では、その検知を自動化する。
実施の形態2では、自己出発検知部111が、自己位置算出部102が求めた自己位置の履歴を用いて、自己が合流地点へ向けて出発したが否かを判断する。以下、具体的に説明する。
まず、自己出発検知部111は、自己位置の履歴から移動軌跡を求める。そして、移動軌跡と、当該ナビゲーション装置に設定されている合流地点までの経路(設定経路)とを比較し、両者の一致度を判定する。移動軌跡が設定経路と一致すれば、ユーザが目的地に向かって移動している可能性が高い。自己出発検知部111は、移動軌跡と設定経路とが所定距離以上連続して一致した場合に、自己が合流地点へ向けて出発したと判断する。
このように、自己出発検知部111が自動的に自己の出発を検知することによりユーザの操作が不要になり、ナビゲーション装置の操作を簡略化することができる。また、実施の形態1と組み合わせれば、ユーザが出発ボタンを押し忘れた場合でも、合流地点への出発を検知することができるという効果が得られる。
実施の形態2では、ナビゲーション装置が、自己が合流地点へ向けて出発したか否かを、自己位置の履歴に基づいて判断したが、ユーザによる操作と自己位置の変化に基づいて判断してもよい。例えば、ユーザがナビゲーション装置を用いて、合流地点に目的地を設定して当該目的地までの経路探索を行った後に移動を開始(出発)した場合、特に、設定経路に沿って移動を開始した場合に、自己が合流地点へ向けて出発したと判断してもよい。この場合、実施の形態1よりもユーザの負荷を少なくできると共に、実施の形態2よりも自己が合流地点へ向けて出発したか否かの判断確度を高くできる。この場合、実施の形態1とは異なり、ナビゲーション装置は、経路探索を行った後に自己の到着予定時刻を相手に送信することになるが、実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、本発明に係るナビゲーション装置は、車載タイプ、PND(Portable Navigation Device)タイプ、携帯電話やスマートフォン上で動作するアプリケーションタイプのいずれであってもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 制御部、101 地図データ取得部、102 自己位置算出部、103 外部情報取得部、104 経路算出部、105 案内情報生成部、106 地図表示生成部、107 表示データ生成部、108 入力解析部、109 音声出力制御部、110 通信制御部、111 自己出発検知部、112 合流者出発検知部、113 出発予定時刻算出部、116 内部データ保持部、117 全体制御部、121 地図データ記憶部、122 表示兼入力部、123 音声出力部、124 通信部。

Claims (4)

  1. 待ち合わせ相手である合流者のナビゲーション装置との通信を行う通信部とのデータのやりとりを行う通信制御部と、
    前記合流者との合流地点までの経路を設定し当該合流地点までの案内を行う案内部と、
    自己が前記合流地点へ向けて出発したことを検知する自己出発検知部と、
    を備え、
    前記自己出発検知部により、自己が前記合流地点へ向けて出発したことが検知されると、前記通信部を通して、自己の出発を前記合流者のナビゲーション装置へ通知し、
    前記自己出発検知部は、自己の移動軌跡が前記案内部に設定されている前記合流地点までの経路と一致したことを検知することによって、自己が前記合流地点へ向けて出発したことを検知する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 待ち合わせ相手である合流者のナビゲーション装置との通信を行う通信部とのデータのやりとりを行う通信制御部と、
    前記合流者との合流地点までの経路を設定し当該合流地点までの案内を行う案内部と、
    自己が前記合流地点へ向けて出発したことを検知する自己出発検知部と、
    を備え、
    前記自己出発検知部により、自己が前記合流地点へ向けて出発したことが検知されると、前記通信部を通して、自己の出発を前記合流者のナビゲーション装置へ通知し、
    前記自己出発検知部は、前記案内部が前記合流地点を目的地にして経路を設定した後に、当該経路に沿って自己が移動を開始したこと検知することによって、自己が前記合流地点へ向けて出発したことを検知する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 待ち合わせ相手である合流者のナビゲーション装置との通信を行う通信部とのデータのやりとりを行う通信制御部と、
    前記合流者との合流地点までの経路を設定し当該合流地点までの案内を行う案内部と、
    自己が前記合流地点へ向けて出発したことを前記合流者のナビゲーション装置へ通知するための出発ボタンと、
    を備え、
    前記出発ボタンがユーザにより操作されると、前記通信部を通して、自己の出発を前記合流者のナビゲーション装置へ通知する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 前記案内部に設定されている経路に基づき算出された自己の前記合流地点への到着予定時刻を、前記通信部を通して前記合流者のナビゲーション装置へさらに通知する
    請求項1から請求項3のいずれか一項記載のナビゲーション装置。
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