JP2015010889A - 判断プログラム、判断サーバ、及び、判断システム - Google Patents
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Abstract
【課題】間違い易い交差点をより精度よく判断すること。【解決手段】案内ルートを示す案内ルート座標群が含まれている案内ルート情報、及び、移動通信端末が実際に通過した実績ルートを示す実績ルート座標群と実績ルート座標毎の通過時刻とが含まれている実績ルート情報に基づいて、移動通信端末が案内ルート通りに通過しなかった交差点を判断する交差点判断処理と、交差点判断処理によって移動通信端末が案内ルート通りに通過しなかったと判断された交差点について、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する間違い判断処理(S301〜S304)と、をコンピュータに実行させる判断プログラム。【選択図】図9
Description
サーバと移動通信端末とが通信する技術に関する。
従来、カーナビゲーション装置などの車載情報端末とサーバとを無線接続し、サーバに記憶されている画像、映像あるいは音楽などを車載情報端末に出力させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、案内ルートと実際に通過した実績ルートとをサーバに送信し、サーバにそれらを蓄積することが行われている。
案内ルートと実績ルートとをサーバに蓄積すると、蓄積した案内ルートと実績ルートとを比較することにより、間違い易い交差点を判断することができる。しかしながら、単に案内ルートと実績ルートとを比較するだけでは間違い易い交差点を正確に判断できない場合がある。
本明細書では、間違い易い交差点をより精度よく判断する技術を開示する。
案内ルートと実績ルートとをサーバに蓄積すると、蓄積した案内ルートと実績ルートとを比較することにより、間違い易い交差点を判断することができる。しかしながら、単に案内ルートと実績ルートとを比較するだけでは間違い易い交差点を正確に判断できない場合がある。
本明細書では、間違い易い交差点をより精度よく判断する技術を開示する。
本明細書によって開示される判断プログラムは、案内ルートを示す案内ルート座標群が含まれている案内ルート情報、及び、移動通信端末が実際に通過した実績ルートを示す実績ルート座標群と実績ルート座標毎の通過時刻とが含まれている実績ルート情報に基づいて、前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点を判断する交差点判断処理と、前記交差点判断処理によって前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかったと判断された交差点について、間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する間違い判断処理と、をコンピュータに実行させる。
上記判断プログラムによると、移動通信端末が案内ルート通りに通過しなかった交差点について、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断するので、単に案内ルートと実績ルートとを比較するだけの場合に比べ、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、上記判断プログラムは、交差点毎に、その交差点を通過する案内ルートを案内した回数である案内回数を記録する案内回数記録処理と、前記交差点毎に、前記間違い判断処理によって間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとすると判断された回数である間違い回数を記録する間違い回数記録処理と、前記間違い回数を前記案内回数で除算した間違い率が基準値以上である交差点を間違い易い交差点というとき、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を前記移動通信端末に送信する送信処理と、を前記コンピュータに実行させてもよい。
上記判断プログラムによると、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を移動通信端末に送信するので、移動通信端末は間違い易い交差点を利用者に案内することができる。
また、上記判断プログラムは、前記間違い判断処理において、前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点までの間で前記移動通信端末が一定時間以上静止していたか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断し、一定時間以上静止していた場合は間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとはしないと判断してもよい。
移動通信端末が交差点を案内ルート通りに通過しなかったとしても、案内ルートから外れた先に何らかの施設があり、移動通信端末の利用者は目的地に向かう途中でその施設に立ち寄るために意図的に案内ルート通りに通過しなかった可能性もある。そのような場合まで間違いとしてしまうと、間違い易い交差点を判断する精度が低下してしまう。
ところで、そのような場合、移動通信端末が案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から移動通信端末が通過しなかった交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの間で移動通信端末が一定時間以上静止している可能性が高い。上記判断プログラムによると、移動通信端末が一定時間以上静止している場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
ところで、そのような場合、移動通信端末が案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から移動通信端末が通過しなかった交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの間で移動通信端末が一定時間以上静止している可能性が高い。上記判断プログラムによると、移動通信端末が一定時間以上静止している場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、前記案内ルート情報には交差点間の所要時間を特定するための所要時間情報が含まれており、当該判断プログラムは、前記間違い判断処理において、前記案内ルート上において前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点まで前記案内ルート通りに通過した場合の予定所要時間を前記所要時間情報に基づいて判断し、前記案内ルート上において前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点までの実績所要時間を前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断し、前記実績所要時間が前記予定所要時間未満である場合は間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとはしないと判断してもよい。
実績ルートが案内ルートから外れても、案内ルート通りに進むよりも近道であり、利用者はそのことを知っていたために意図的に案内ルート通りに通過しなかった可能性もある。そのような場合まで間違いとしてしまうと、間違い易い交差点を判断する精度が低下してしまう。
ところで、そのような場合、実績所要時間は予定所要時間未満となる。上記判断プログラムによると、実績所要時間が予定所要時間未満である場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
ところで、そのような場合、実績所要時間は予定所要時間未満となる。上記判断プログラムによると、実績所要時間が予定所要時間未満である場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、本明細書によって開示される判断サーバは、移動通信端末と通信する通信部と、処理部と、を備え、前記処理部は、前記移動通信端末から前記移動通信端末が実際に通過した実績ルートを示す実績ルート座標群と実績ルート座標毎の通過時刻とが含まれている実績ルート情報を受信する実績ルート受信処理と、案内ルートを示す案内ルート座標群が含まれている案内ルート情報、及び、前記実績ルート情報に基づいて、前記動通端末装置が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点を判断する交差点判断処理と、前記交差点判断処理によって前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかったと判断された交差点について、間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する間違い判断処理と、を実行する。
上記判断サーバによると、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、前記処理部は、交差点毎に、その交差点を通過する案内ルートを案内した回数である案内回数を記録する案内回数記録処理と、前記交差点毎に、前記間違い判断処理によって間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとすると判断された回数である間違い回数を記録する間違い回数記録処理と、前記間違い回数を前記案内回数で除算した間違い率が基準値以上である交差点を間違い易い交差点というとき、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を前記移動通信端末に送信する交差点情報送信処理と、を実行してもよい。
上記判断サーバによると、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を移動通信端末に送信するので、移動通信端末は間違い易い交差点を利用者に案内することができる。
また、本明細書によって開示される判断システムは、上記判断サーバと、移動通信端末と、を備え、前記移動通信端末は、前記移動通信端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記判断サーバと通信する通信部と、前記移動通信端末の利用者に情報を報知する報知部と、処理部と、を有し、前記処理部は、前記位置情報取得部を制御して位置情報を時系列で取得し、取得した位置情報を前記実績ルート座標として前記判断サーバに送信する位置情報送信処理と、前記判断サーバから前記間違い易い交差点情報を受信する交差点情報受信処理と、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを前記間違い易い交差点情報に基づいて判断し、間違い易い交差点であると判断した交差点の前方で、前記報知部を制御して、間違い易い交差点であることを前記移動通信端末の利用者に報知する報知処理と、を実行する。
上記判断システムによると、間違い易い交差点をより精度よく案内することができる。
なお、本明細書によって開示される技術は、判断方法、判断プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
上記の判断プログラムによると、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)ナビゲーションシステムの全体構成
先ず、図1を参照して、ナビゲーションシステム1の全体構成について説明する。ナビゲーションシステム1は移動通信端末30A〜30Nの利用者に出発地から目的地に至るルートを案内するとともに、そのルート上にある間違い易い交差点を案内するシステムである。ナビゲーションシステム1は判断システムの一例である。
実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)ナビゲーションシステムの全体構成
先ず、図1を参照して、ナビゲーションシステム1の全体構成について説明する。ナビゲーションシステム1は移動通信端末30A〜30Nの利用者に出発地から目的地に至るルートを案内するとともに、そのルート上にある間違い易い交差点を案内するシステムである。ナビゲーションシステム1は判断システムの一例である。
ナビゲーションシステム1はナビゲーションサーバ10、ルート探索サーバ20、及び、移動通信端末30A〜30Nを備えて構成されている。以降の説明では移動通信端末30A〜30Nを互いに区別しない場合は単に移動通信端末30という。ナビゲーションサーバ10はコンピュータ、及び、判断サーバの一例である。
ナビゲーションサーバ10とルート探索サーバ20とはLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク5によって相互に通信可能に接続されている。通信ネットワーク5はインターネット6に接続されている。外部の装置はインターネット6を介してナビゲーションサーバ10と通信することができる。
移動通信端末30は携帯電話網の基地局7に無線接続し、基地局7からインターネット6を介してナビゲーションサーバ10と通信することができる。移動通信端末30はナビゲーション装置などのように自動車や二輪車などの車両に搭載されるものであってもよいし、ノート型コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末などのように利用者が携帯して移動するものであってもよい。本実施形態では移動通信端末30が車両に搭載されている場合を例に説明する。
次に、ナビゲーションシステム1によるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内の概略について説明する。
移動通信端末30の利用者は移動通信端末30に出発地情報と目的地情報とを入力してルートの案内を指示する。移動通信端末30はルートの案内が指示されるとナビゲーションサーバ10を介してルート探索サーバ20に出発地情報と目的地情報とを送信する。
移動通信端末30の利用者は移動通信端末30に出発地情報と目的地情報とを入力してルートの案内を指示する。移動通信端末30はルートの案内が指示されるとナビゲーションサーバ10を介してルート探索サーバ20に出発地情報と目的地情報とを送信する。
出発地情報と目的地情報とを受信したルート探索サーバ20は出発地情報によって示される出発地から目的地情報によって示される目的地に至る案内ルートを探索し、探索した案内ルート上にある交差点の座標群(以下、「案内ルート座標群」という)を含む案内ルート情報をナビゲーションサーバ10に送信する。
ルート探索サーバ20から案内ルート情報を受信したナビゲーションサーバ10は、その案内ルート情報と、その案内ルート情報によって示される案内ルート上にある間違い易い交差点を判断するための間違い易い交差点情報とを移動通信端末30に送信する。間違い易い交差点情報についての説明は後述する。
移動通信端末30はナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報によって示される案内ルートを地図上に表示して利用者にルートを案内する。この案内中に、移動通信端末30は案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを間違い易い交差点情報に基づいて判断する。そして、移動通信端末30は、間違い易い交差点であると判断した交差点の前方で、「間違い易い交差点です。十分に注意して運転して下さい」といったメッセージを音声案内する。
(2)ナビゲーションサーバ、ルート探索サーバ、及び、移動通信端末30の電気的構成
次に、図2を参照して、ナビゲーションサーバ10、ルート探索サーバ20、及び、移動通信端末30の電気的構成について説明する。なお、図2ではルート探索サーバ20を省略している。
次に、図2を参照して、ナビゲーションサーバ10、ルート探索サーバ20、及び、移動通信端末30の電気的構成について説明する。なお、図2ではルート探索サーバ20を省略している。
(2−1)ナビゲーションサーバ
ナビゲーションサーバ10はCPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、及び、通信部15を備えて構成されている。
CPU11はROM12や記憶部14に記憶されているプログラムを実行することによってナビゲーションサーバ10の各部を制御する。ROM12にはCPU11によって実行されるファームウェアやデータなどが記憶されている。RAM13はCPU11が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。CPU11は処理部の一例である。
ナビゲーションサーバ10はCPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、及び、通信部15を備えて構成されている。
CPU11はROM12や記憶部14に記憶されているプログラムを実行することによってナビゲーションサーバ10の各部を制御する。ROM12にはCPU11によって実行されるファームウェアやデータなどが記憶されている。RAM13はCPU11が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。CPU11は処理部の一例である。
記憶部14はハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリを用いて各種のプログラムやデータを記憶する装置である。記憶部14にはオペレーティングシステム、間違い易い交差点判断プログラムなどの各種のプログラムが記憶されている。間違い易い交差点判断プログラムは判断プログラムの一例である。
また、記憶部14には案内ルートデータベース51(図5参照)、実績ルートデータベース52(図5参照)、交差点マスタデータベース53(図5参照)などが記憶されている。これらのデータベースについての説明は後述する。以降の説明ではデータベースのことをDBと記す。
通信部15はナビゲーションサーバ10を通信ネットワーク5に接続するためのハードウェアである。
通信部15はナビゲーションサーバ10を通信ネットワーク5に接続するためのハードウェアである。
(2−2)ルート探索サーバの電気的構成
ルート探索サーバ20の電気的構成は記憶部14に記憶されている情報が異なる点を除いてナビゲーションサーバ10と実質的に同一である。ルート探索サーバ20の記憶部14には、地図データ、その地図データを参照して出発地から目的地に至る案内ルートを探索するルート探索プログラムなどが記憶されている。
ルート探索サーバ20の電気的構成は記憶部14に記憶されている情報が異なる点を除いてナビゲーションサーバ10と実質的に同一である。ルート探索サーバ20の記憶部14には、地図データ、その地図データを参照して出発地から目的地に至る案内ルートを探索するルート探索プログラムなどが記憶されている。
(2−3)移動通信端末
移動通信端末30A〜30Nは実質的に同一の構成であるのでここでは移動通信端末30Aを例に説明する。移動通信端末30Aは制御部31、通信部32、表示部33、操作部34、発音部35、及び、GPSユニット36を備えて構成されている。
移動通信端末30A〜30Nは実質的に同一の構成であるのでここでは移動通信端末30Aを例に説明する。移動通信端末30Aは制御部31、通信部32、表示部33、操作部34、発音部35、及び、GPSユニット36を備えて構成されている。
制御部31はCPU31A、フラッシュメモリ31B、RAM31Cを備えて構成されている。CPU31Aはフラッシュメモリ31Bに記憶されているプログラムを実行することによって移動通信端末30Aの各部を制御する。フラッシュメモリ31Bは書き換え可能な不揮発性のメモリである。RAM31CはCPU31Aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。CPU31Aは処理部の一例である。
フラッシュメモリ31Bにはオペレーティングシステム、地図データ、ナビゲーションプログラムなどが記憶されている。ナビゲーションプログラムはナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報によって示される案内ルートを表示部33に表示させて目的地に至るまでのルートを利用者に案内するプログラムである。
通信部32は携帯電話網の基地局7を介してインターネット6に無線接続するためのハードウェアである。
表示部33は液晶ディスプレイなどの表示装置、表示装置を駆動する駆動回路などを備えて構成されている。
表示部33は液晶ディスプレイなどの表示装置、表示装置を駆動する駆動回路などを備えて構成されている。
操作部34は表示装置を覆うタッチパネルや各種の操作ボタンなどを備えて構成されている。ユーザは操作部34を操作することによって各種の操作を行うことができる。
発音部35はデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路、アナログの音声信号を増幅する増幅回路、増幅された音声信号を発音するスピーカなどで構成されている。発音部35は報知部の一例である。
発音部35はデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路、アナログの音声信号を増幅する増幅回路、増幅された音声信号を発音するスピーカなどで構成されている。発音部35は報知部の一例である。
GPS(Global Positioning System)ユニット36は衛星航法に用いる3個又は4個のGPS衛星から自車位置の緯度経度を示す座標、及び、現在時刻を受信する。GPSユニット36は位置情報取得部の一例である。
なお、位置情報取得部はGPSユニット36に限られるものではない。例えばトンネル内などではジャイロセンサを用いた推測航法によって自車位置の座標を取得する構成であってもよい。
なお、位置情報取得部はGPSユニット36に限られるものではない。例えばトンネル内などではジャイロセンサを用いた推測航法によって自車位置の座標を取得する構成であってもよい。
(3)間違い易い交差点
次に、図3、及び、図4を参照して、間違い易い交差点について説明する。図3、及び、図4において太い実線41は案内ルートを示しており、点線42は実績ルートを示している。
次に、図3、及び、図4を参照して、間違い易い交差点について説明する。図3、及び、図4において太い実線41は案内ルートを示しており、点線42は実績ルートを示している。
図3に示す例1では、案内ルート41は交差点A2で右折している。これに対し、実績ルート42は交差点A2の一つ前の交差点A1で右折することによって案内ルート41から外れ、その後、交差点A2を通過することなく交差点A4で案内ルート41に合流している。この場合、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点は、交差点A1、A2、及び、A4である。
つまり、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点とは、案内ルート上においてその交差点の直前の交差点からその交差点に至るルート、及び、その交差点からその交差点の直後の交差点に至るルートの少なくとも一方が実績ルートと一致しない交差点のことをいう。
また、図4に示す例2では、案内ルート41は交差点B1で右斜め下に右折している。これに対し、実績ルート42は交差点B1で右斜め上に右折することによって案内ルート41から外れ、その後、交差点B3で案内ルート41に合流している。この場合、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点は、交差点B1、B2、及び、B3である。
移動通信端末30が案内ルート通りに交差点を通過しなかった理由としては、どう曲がってよいか判り難い交差点であるため、利用者が曲がり方を間違えたことが考えられる。
例えば例1では右折すべき交差点A2の前に別の交差点A1があるので、利用者は交差点A2で右折したつもりが間違えて交差点A1で右折してしまった可能性がある。また、例2では道路が複雑に交差しているため、利用者は右斜め下に右折するつもりが間違えて右斜め上に右折してしまった可能性がある。
例えば例1では右折すべき交差点A2の前に別の交差点A1があるので、利用者は交差点A2で右折したつもりが間違えて交差点A1で右折してしまった可能性がある。また、例2では道路が複雑に交差しているため、利用者は右斜め下に右折するつもりが間違えて右斜め上に右折してしまった可能性がある。
そこで、ナビゲーションシステム1は、交差点毎に、その交差点を通過するよう案内した案内回数と、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった回数(以下、「間違い回数」という)とを記録する。
例えば例1では交差点A1、A2、及び、A4の案内回数にそれぞれ1が加算され、交差点A1、A2、及び、A4の間違い回数にそれぞれ1が加算される。
また、例2では交差点B1、B2、及び、B3の案内回数にそれぞれ1が加算され、交差点B1、B2、及び、B3の間違い回数に1が加算される。
また、例2では交差点B1、B2、及び、B3の案内回数にそれぞれ1が加算され、交差点B1、B2、及び、B3の間違い回数に1が加算される。
そして、ナビゲーションシステム1は、交差点毎に、以下の式1によって間違い率を計算し、その間違い率を、前述した間違い易い交差点情報として移動通信端末30に送信する。
間違い率=間違い回数/案内回数 ・・・ 式1
間違い率=間違い回数/案内回数 ・・・ 式1
(4)間違えて交差点を案内ルート通りに通過しなかったとしない場合
次に、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった場合であっても間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしない場合について説明する。
移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった理由としては、前述したように利用者が曲がり方を間違えたという理由の他に、利用者が意図的に案内ルート通りに通過しなかったことも考えられる。
次に、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった場合であっても間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしない場合について説明する。
移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった理由としては、前述したように利用者が曲がり方を間違えたという理由の他に、利用者が意図的に案内ルート通りに通過しなかったことも考えられる。
例えば例1の場合、交差点A1で右折した先に何らかの施設43があり、利用者は目的地に向かう途中でその施設43に立ち寄るために意図的に交差点A1、A2、及び、A4を案内ルート通りに通過しなかった可能性もある。
また、例えば例2の場合、交差点B1で右斜め上に右折した方が案内ルート41通りに進むよりも近道であり、利用者はそのことを知っていたために意図的に交差点B1、B2、及び、B3を案内ルート通りに通過しなかった可能性もある。
また、例えば例2の場合、交差点B1で右斜め上に右折した方が案内ルート41通りに進むよりも近道であり、利用者はそのことを知っていたために意図的に交差点B1、B2、及び、B3を案内ルート通りに通過しなかった可能性もある。
そこで、ナビゲーションシステム1は、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなくても直ぐには間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはせず、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか、又は、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとするかを判断する。この判断の仕方については後述する。
そして、ナビゲーションシステム1は、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとすると判断した場合は、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点の間違い回数に1を加算する一方、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は間違い回数に1を加算しない。
例えば例1の場合、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、交差点A1、A2、及び、A4の間違い回数には1は加算されない。例2の場合も同様であり、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、交差点B1、B2、及び、B3の間違い回数には1は加算されない。
例えば例1の場合、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、交差点A1、A2、及び、A4の間違い回数には1は加算されない。例2の場合も同様であり、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、交差点B1、B2、及び、B3の間違い回数には1は加算されない。
(5)案内ルートDB、実績ルートDB、及び、交差点マスタDB
次に、図5を参照して、ナビゲーションサーバ10の記憶部14に記憶されている案内ルートDB51、実績ルートDB52、及び、交差点マスタDB53について説明する。
次に、図5を参照して、ナビゲーションサーバ10の記憶部14に記憶されている案内ルートDB51、実績ルートDB52、及び、交差点マスタDB53について説明する。
案内ルートDB51は案内ルート情報が登録されるDBである。案内ルート情報は、ルートID、案内ルート座標群、及び、交差点間平均所要時間からなる情報である。
ルートIDはルート探索サーバ20によって探索された案内ルートを一意に識別するための識別情報であり、ルート探索サーバ20によって付与されたものである。案内ルート座標群は前述したように案内ルート上にある交差点の座標からなる座標群である。
ルートIDはルート探索サーバ20によって探索された案内ルートを一意に識別するための識別情報であり、ルート探索サーバ20によって付与されたものである。案内ルート座標群は前述したように案内ルート上にある交差点の座標からなる座標群である。
交差点間平均所要時間は案内ルート座標群を構成している座標毎に登録されるものであり、対応する座標によって示される交差点の前の交差点からその交差点までの平均的な所要時間を示している。交差点間平均所要時間は所要時間情報の一例である。なお、移動通信端末30が車両に搭載されている場合と利用者が移動通信端末30を携帯して徒歩で移動している場合とでは交差点間平均所要時間は異なるものとする。
実績ルートDB52は移動通信端末30から受信した実績ルート情報が登録されるデータベースである。実績ルート情報は、ルートID、実績ルート座標群、及び、通過時刻からなる情報である。
実績ルート座標群は移動通信端末30から受信した座標である。詳しくは後述するが、移動通信端末30は1秒間隔などの所定時間間隔で現在位置の座標、及び、現在時刻を取得し、それらを実績ルート座標、及び、通過時刻としてナビゲーションサーバ10に送信する。実績ルートDB52の実績ルート座標群、及び、通過時刻には移動通信端末30から受信した実績ルート座標、及び、通過時刻が時系列で追加登録される。
実績ルート座標群は移動通信端末30から受信した座標である。詳しくは後述するが、移動通信端末30は1秒間隔などの所定時間間隔で現在位置の座標、及び、現在時刻を取得し、それらを実績ルート座標、及び、通過時刻としてナビゲーションサーバ10に送信する。実績ルートDB52の実績ルート座標群、及び、通過時刻には移動通信端末30から受信した実績ルート座標、及び、通過時刻が時系列で追加登録される。
交差点マスタDB53は、交差点毎に、交差点座標、案内回数、間違い回数、及び、間違い率が登録されるデータベースである。
(6)ナビゲーションシステムによるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内
次に、ナビゲーションシステム1によるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内について、シーケンスチャート、及び、フローチャートを参照してより具体的に説明する。
次に、ナビゲーションシステム1によるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内について、シーケンスチャート、及び、フローチャートを参照してより具体的に説明する。
(6−1)ルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内の全体的な流れ
先ず、図6、及び、図7を参照して、ナビゲーションシステム1によるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内の全体的な流れについて説明する。
ここで、移動通信端末30はナビゲーションプログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。同様に、ナビゲーションサーバ10は間違い易い交差点判断プログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。ルート探索サーバ20はルート探索プログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。
先ず、図6、及び、図7を参照して、ナビゲーションシステム1によるルートの案内、及び、間違い易い交差点の案内の全体的な流れについて説明する。
ここで、移動通信端末30はナビゲーションプログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。同様に、ナビゲーションサーバ10は間違い易い交差点判断プログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。ルート探索サーバ20はルート探索プログラムを実行することによって図6及び図7に示す処理を実行する。
S101では、移動通信端末30の利用者40は移動通信端末30を操作して出発地情報、及び、目的地情報を入力する。
S102では,移動通信端末30はS101で入力された出発地情報、及び、目的地情報をナビゲーションサーバ10に送信する。
S103では、ナビゲーションサーバ10は移動通信端末30から受信した出発地情報、及び、目的地情報をルート探索サーバ20に送信する。
S102では,移動通信端末30はS101で入力された出発地情報、及び、目的地情報をナビゲーションサーバ10に送信する。
S103では、ナビゲーションサーバ10は移動通信端末30から受信した出発地情報、及び、目的地情報をルート探索サーバ20に送信する。
S104では、ルート探索サーバ20は地図データを検索して、出発地情報によって示される出発地から目的地情報によって示される目的地に至る案内ルートを探索する。
S105では、ルート探索サーバ20はS104で探索した案内ルートにルートIDを付与し、そのルートID、案内ルート座標群、及び、交差点間平均所要時間を、前述した案内ルート情報としてナビゲーションサーバ10に送信する。
S105では、ルート探索サーバ20はS104で探索した案内ルートにルートIDを付与し、そのルートID、案内ルート座標群、及び、交差点間平均所要時間を、前述した案内ルート情報としてナビゲーションサーバ10に送信する。
S106では、ナビゲーションサーバ10はルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報によって示される案内ルート上にある各交差点について、交差点マスタDB53からその交差点の間違い率を読み出す。具体的には、前述したように案内ルート座標群は案内ルート上にある交差点の座標群であるので、ナビゲーションサーバ10は案内ルート座標群に含まれている各座標について交差点マスタDB53からその座標と同じ座標が登録されているレコードの間違い率を読み出す。
S107では、ナビゲーションサーバ10は、S105でルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報を移動通信端末30に送信するとともに、S106で交差点マスタDB53から読み出した各交差点の間違い率を間違い易い交差点情報として移動通信端末30に送信する。S107は交差点情報送信処理の一例である。また、移動通信端末30がその間違い易い交差点情報を受信する処理は交差点情報受信処理の一例である。
S108では、移動通信端末30はルート案内の準備が完了した旨のメッセージを表示部33に表示させ、利用者40から案内開始が指示されるまで待機する。
S108では、移動通信端末30はルート案内の準備が完了した旨のメッセージを表示部33に表示させ、利用者40から案内開始が指示されるまで待機する。
S109では、利用者40は移動通信端末30を操作して案内開始を指示する。
S110では、移動通信端末30はS107でナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報、及び、案内開始指示をナビゲーションサーバ10に送信する。
S111では、移動通信端末30は表示部33に地図を表示させ、その地図上に案内ルートを表示させて案内を開始する。
S110では、移動通信端末30はS107でナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報、及び、案内開始指示をナビゲーションサーバ10に送信する。
S111では、移動通信端末30は表示部33に地図を表示させ、その地図上に案内ルートを表示させて案内を開始する。
S112では、ナビゲーションサーバ10はS110で移動通信端末30から受信した案内ルート情報を案内ルートDB51に登録する。
ここで、S105でルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報ではなくS110で移動通信端末30から受信した案内ルート情報を案内ルートDB51に登録する理由は、移動通信端末30に案内ルート情報を送信しても移動通信端末30の利用者40がその後に案内開始を指示しない可能性もあるので、ルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報を案内ルートDB51に登録すると案内ルートDB51に無用な案内ルート情報が登録されてしまう可能性があるからである。
ここで、S105でルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報ではなくS110で移動通信端末30から受信した案内ルート情報を案内ルートDB51に登録する理由は、移動通信端末30に案内ルート情報を送信しても移動通信端末30の利用者40がその後に案内開始を指示しない可能性もあるので、ルート探索サーバ20から受信した案内ルート情報を案内ルートDB51に登録すると案内ルートDB51に無用な案内ルート情報が登録されてしまう可能性があるからである。
図7において点線で囲むS113〜S118は1秒間隔などの所定時間間隔で繰り返し実行される処理である。
S113では、移動通信端末30はGPS衛星から移動通信端末30の現在位置の座標、及び、現在時刻を受信する。
S113では、移動通信端末30はGPS衛星から移動通信端末30の現在位置の座標、及び、現在時刻を受信する。
S114では、移動通信端末30は、S107でナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報に含まれているルートID、S113でGPS衛星から受信した現在位置の座標、及び、現在時刻をナビゲーションサーバ10に送信する。S114は位置情報送信処理の一例である。また、現在位置の座標、及び、現在時刻をナビゲーションサーバ10が受信する処理は実績ルート受信処理の一例である。
S115では、ナビゲーションサーバ10はS114で移動通信端末30から受信した現在位置の座標、及び、現在時刻を、実績ルートDB52においてS114で移動通信端末30から受信したルートIDが登録されているレコードの実績ルート座標群、及び、現在時刻にそれぞれ追加登録する。
S115では、ナビゲーションサーバ10はS114で移動通信端末30から受信した現在位置の座標、及び、現在時刻を、実績ルートDB52においてS114で移動通信端末30から受信したルートIDが登録されているレコードの実績ルート座標群、及び、現在時刻にそれぞれ追加登録する。
S116では、移動通信端末30はS107でナビゲーションサーバ10から受信した案内ルート情報と、S113でGPS衛星から受信した移動通信端末30の現在位置の座標とから、次に通過する交差点を判断する。そして、移動通信端末30は、次に通過する交差点の間違い率を、S107でナビゲーションサーバ10から受信した間違い易い交差点情報から読み出す。
S117では、移動通信端末30は次に通過する交差点の間違い率が基準値以上であるか否かを判断する。この基準値は例えば0.5(=50%)である。5割の利用者が間違えるのであればその交差点は間違い易い交差点であるといって差し支えないと考えられるからである。なお、基準値は0.5に限られるものではなく、適宜に設定することができる。例えば利用者の2割が間違えるのであれば間違い易い交差点であるとしてもよい。なお、移動通信端末30の利用者が上述した基準値を設定できる構成であってもよい。
移動通信端末30は、間違い率が基準値以上である場合はS118に進み、基準値未満である場合はS118をスキップする。
移動通信端末30は、間違い率が基準値以上である場合はS118に進み、基準値未満である場合はS118をスキップする。
S118では、移動通信端末30は発音部35を制御して前述したメッセージを音声案内する。なお、S118は1秒間隔などの所定時間間隔で繰り返し実行される処理であるが、この音声案内は次に通過する交差点の前方で一度のみ行えばよい。S118は報知処理の一例である。
なお、報知処理は音声案内に限られるものではない。例えば移動通信端末30は上述したメッセージを表示部33に表示させることによって報知してもよい。
S119では、利用者40は目的地に到着すると移動通信端末30を操作して案内終了を指示する。
なお、報知処理は音声案内に限られるものではない。例えば移動通信端末30は上述したメッセージを表示部33に表示させることによって報知してもよい。
S119では、利用者40は目的地に到着すると移動通信端末30を操作して案内終了を指示する。
S120では、移動通信端末30はナビゲーションサーバ10にS107で受信した案内ルート情報に含まれているルートID、及び、案内終了指示を送信する。
S121では、ナビゲーションサーバ10は、移動通信端末30からルートID、及び、案内終了指示を受信すると、次に説明する間違い率更新処理を実行する。
S121では、ナビゲーションサーバ10は、移動通信端末30からルートID、及び、案内終了指示を受信すると、次に説明する間違い率更新処理を実行する。
(6−2)間違い率更新処理
図8を参照して、S121で実行される間違い率更新処理について説明する。
S201では、ナビゲーションサーバ10は、案内ルートDB51から、S120で受信したルートIDと同じルートIDが登録されているレコードの案内ルート座標群を読み出す。
図8を参照して、S121で実行される間違い率更新処理について説明する。
S201では、ナビゲーションサーバ10は、案内ルートDB51から、S120で受信したルートIDと同じルートIDが登録されているレコードの案内ルート座標群を読み出す。
S202では、ナビゲーションサーバ10は、実績ルートDB52から、S120で受信したルートIDと同じルートIDが登録されているレコードの実績ルート座標群を読み出す。
S203では、ナビゲーションサーバ10はS201で読み出した案内ルート座標群から交差点の座標を一つ選択する。この選択は例えば出発地に近い交差点の順とする。
S203では、ナビゲーションサーバ10はS201で読み出した案内ルート座標群から交差点の座標を一つ選択する。この選択は例えば出発地に近い交差点の順とする。
S204では、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点の座標が交差点マスタDB53に登録されているか否かを判断し、登録されていない場合はS205に進み、登録されている場合はS206に進む。
S205では、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点の座標を交差点マスタDB53に登録する。
S205では、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点の座標を交差点マスタDB53に登録する。
S206では、ナビゲーションサーバ10は、交差点マスタDB53において、S203で選択した交差点の座標が登録されているレコードの案内回数に1を加算する。S206は案内回数記録処理の一例である。
S207では、ナビゲーションサーバ10は、案内ルート座標群と実績ルート座標群とを比較して、S203で選択した交差点を移動通信端末30が案内ルート通りに通過したか否かを判断する。ナビゲーションサーバ10は、案内ルート通りに通過していないと判断した場合はS208に進み、案内ルート通りに通過したと判断した場合はS209に進む。
S208では、ナビゲーションサーバ10は間違い回数加算処理を実行する。間違い回数加算処理は、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点について、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを判断し、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとすると判断した場合は間違い回数に1を加算する一方、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないと判断した場合、言い換えると意図的に案内ルート通りに通過しなかったと判断した場合は間違い回数に1を加算しない処理である。間違い回数加算処理の詳細については後述する。
S209では、ナビゲーションサーバ10は、交差点マスタDB53から、S203で選択した座標と同じ座標が登録されているレコードの案内回数と間違い回数とを読み出し、前述した式1によって間違い率を計算する。そして、ナビゲーションサーバ10は、当該レコードの間違い率を、計算した間違い率で更新する。
S210では、ナビゲーションサーバ10はS201で読み出した案内ルート座標群から全ての交差点の座標を選択したか否かを判断し、全ての交差点の座標を選択した場合は本処理を終了し、未だ選択していない座標がある場合はS203に戻って処理を繰り返す。
S210では、ナビゲーションサーバ10はS201で読み出した案内ルート座標群から全ての交差点の座標を選択したか否かを判断し、全ての交差点の座標を選択した場合は本処理を終了し、未だ選択していない座標がある場合はS203に戻って処理を繰り返す。
(6−3)間違い回数加算処理
次に、図9を参照して、S208で実行される間違い回数加算処理について説明する。
次に、図9を参照して、S208で実行される間違い回数加算処理について説明する。
S301では、ナビゲーションサーバ10は、S203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点を判断する。
例えば例1の場合、S203で選択した交差点が交差点A1である場合は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点は交差点A1自体であり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点は交差点A4である。
同様に、S203で選択した交差点が交差点A2である場合は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点は交差点A1であり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点は交差点A4である。
同様に、S203で選択した交差点が交差点A4である場合は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点は交差点A1であり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点は交差点A4自体である。
同様に、S203で選択した交差点が交差点A2である場合は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点は交差点A1であり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点は交差点A4である。
同様に、S203で選択した交差点が交差点A4である場合は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点は交差点A1であり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点は交差点A4自体である。
つまり、実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの各交差点は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点が互いに同じになり、また、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点も互いに同じになる。
そして、ナビゲーションサーバ10は、S203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点まで案内ルート通りに通過した場合の予定所要時間を、案内ルート情報に含まれている交差点間平均所要時間に基づいて判断する。
具体的には、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点の次に通過する交差点から以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの各交差点について、案内ルートDB51から交差点間平均所要時間を読み出す。そして、ナビゲーションサーバ10は読み出した交差点間平均所要時間を合計した時間を予定所要時間と判断する。
具体的には、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点の次に通過する交差点から以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの各交差点について、案内ルートDB51から交差点間平均所要時間を読み出す。そして、ナビゲーションサーバ10は読み出した交差点間平均所要時間を合計した時間を予定所要時間と判断する。
S302では、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの実績所要時間を、実績ルート情報に含まれている実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する。
具体的には、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点を通過した通過時刻を実績ルートDB52から読み出すとともに、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点を通過した通過時刻を実績ルートDB52から読み出す。そして、ナビゲーションサーバ10はそれらの通過時刻の差を実績所要時間と判断する。
具体的には、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点を通過した通過時刻を実績ルートDB52から読み出すとともに、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点を通過した通過時刻を実績ルートDB52から読み出す。そして、ナビゲーションサーバ10はそれらの通過時刻の差を実績所要時間と判断する。
S303では、ナビゲーションサーバ10は実績所要時間が予定所要時間未満であるか否かを判断する。
ナビゲーションサーバ10は、実績所要時間が予定所要時間未満である場合は曲がり方を間違えたのではなく近道をするために意図的に案内ルート通りに通過しなかったものとし、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断する。ナビゲーションサーバ10は、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、本処理を終了して間違い率更新処理に戻る。この場合は後述するS305は実行されないので、S203で選択した交差点の間違い回数には1は加算されない。
一方、実績所要時間が予定所要時間以上である場合は、ナビゲーションサーバ10はS304に進む。
ナビゲーションサーバ10は、実績所要時間が予定所要時間未満である場合は曲がり方を間違えたのではなく近道をするために意図的に案内ルート通りに通過しなかったものとし、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断する。ナビゲーションサーバ10は、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、本処理を終了して間違い率更新処理に戻る。この場合は後述するS305は実行されないので、S203で選択した交差点の間違い回数には1は加算されない。
一方、実績所要時間が予定所要時間以上である場合は、ナビゲーションサーバ10はS304に進む。
ここで、前述したように、実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの各交差点は、以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点が互いに同じになり、以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点も互いに同じになるので、これらの交差点のうちいずれかの交差点について実績所要時間が予定所要時間以上であると判断された場合は、他の交差点も実績所要時間が予定所要時間以上であると判断されることになる。これは次に説明するS304についても同様である。
S304では、ナビゲーションサーバ10はS203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの間で移動通信端末30が一定時間以上静止していたか否かを、実績ルート情報に含まれている実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する。
具体的には、ナビゲーションサーバ10は、実績ルートDB52を参照して、S203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点の座標から、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点の座標までの間で、同じ座標が一定時間以上連続して記録されているか否かを判断し、一定時間以上連続して記録されている場合は一定時間以上静止したと判断する。この一定時間は10分などである。この一定時間は適宜に設定することができる。
具体的には、ナビゲーションサーバ10は、実績ルートDB52を参照して、S203で選択した交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点の座標から、S203で選択した交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点の座標までの間で、同じ座標が一定時間以上連続して記録されているか否かを判断し、一定時間以上連続して記録されている場合は一定時間以上静止したと判断する。この一定時間は10分などである。この一定時間は適宜に設定することができる。
なお、利用者40は何らかの施設に立ち寄っている間、移動通信端末30の電源をオフにする可能性もある。その場合は、ナビゲーションサーバ10は、実績ルートDB52において上述した座標間に同じ位置を示す座標が少なくとも二つ連続して登録されており、且つ、連続するそれら二つの座標の通過時刻の差が一定時間以上であれば、一定時間以上静止していたと判断する。
ナビゲーションサーバ10は、移動通信端末30が一定時間以上静止していたと判断した場合は曲がり方を間違えたためではなく何らかの施設に立ち寄るために意図的に案内ルート通りに通過しなかったものとし、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断する。ナビゲーションサーバ10は、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないとすると判断した場合は、本処理を終了して間違い率更新処理に戻る。この場合は後述するS305は実行されないので、S203で選択した交差点の間違い回数には1は加算されない。
一方、移動通信端末30が一定時間以上静止していないと判断した場合は、ナビゲーションサーバ10はS305に進む。
一方、移動通信端末30が一定時間以上静止していないと判断した場合は、ナビゲーションサーバ10はS305に進む。
S305では、ナビゲーションサーバ10は、交差点マスタDB53において、S203で選択した交差点の座標と同じ座標が登録されているレコードの間違い回数に1を加算する。S305は間違い回数記録処理の一例である。
上述したS301〜S304は間違い判断処理の一例である。
上述したS301〜S304は間違い判断処理の一例である。
(7)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係る間違い易い交差点判断プログラムによると、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点について、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断するので、単に案内ルートと実績ルートとを比較するだけの場合に比べ、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
以上説明した実施形態1に係る間違い易い交差点判断プログラムによると、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点について、間違えて案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断するので、単に案内ルートと実績ルートとを比較するだけの場合に比べ、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
更に、間違い易い交差点判断プログラムによると、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を移動通信端末30に送信するので、移動通信端末30は間違い易い交差点を利用者に案内することができる。
更に、間違い易い交差点判断プログラムによると、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの間で移動通信端末30が一定時間以上静止していた場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
更に、間違い易い交差点判断プログラムによると、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に実績ルートが案内ルートから分岐した交差点から、移動通信端末30が案内ルート通りに通過しなかった交差点以後の区間で最初に実績ルートが案内ルートに合流した交差点までの実績所要時間が予定所要時間未満である場合は間違えて案内ルート通りに通過しなかったとはしないので、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、実施形態1に係るナビゲーションサーバ10によると、間違い易い交差点をより精度よく判断することができる。
また、実施形態1に係るナビゲーションシステム1によると、間違い易い交差点をより精度よく案内することができる。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、間違い易い交差点情報として、案内ルート上にある各交差点の間違い率を移動通信端末30に送信する場合を例に説明した。これに対し、各交差点の案内回数、及び、間違い回数を間違い易い交差点情報として移動通信端末30に送信し、移動通信端末30が間違い率を計算する構成であってもよい。
(2)上記実施形態1ではルート探索サーバ20を備え、ルート探索サーバ20が案内ルートを探索する場合を例に説明した。これに対し、ルート探索サーバ20を備えず、移動通信端末30が自身で案内ルートを探索する構成であってもよい。あるいは、ナビゲーションサーバ10とルート探索サーバ20とは一つのサーバとして構成されてもよい。
(3)上記実施形態1では、案内ルート上にある各交差点について、その交差点の直前の交差点からその交差点に至るルート、及び、その交差点からその交差点の直後の交差点に至るルートの少なくとも一方が実績ルートと一致しなければ案内ルート通りに通過しなかった交差点とする場合を例に説明した。
これに対し、実績ルートが案内ルートから外れる起点となった交差点のみを「案内ルート通りに通過しなかった交差点」としてもよい。例えば例1の場合は交差点A1、A2、及び、A4のうち交差点A1のみを「案内ルート通りに通過しなかった交差点」としてもよい。なぜなら、移動通信端末30が交差点A2、及び、A4を案内ルート通りに通過しなかったのは移動通信端末30が交差点A1を案内ルート通りに通過しなかったことが原因だからである。
これに対し、実績ルートが案内ルートから外れる起点となった交差点のみを「案内ルート通りに通過しなかった交差点」としてもよい。例えば例1の場合は交差点A1、A2、及び、A4のうち交差点A1のみを「案内ルート通りに通過しなかった交差点」としてもよい。なぜなら、移動通信端末30が交差点A2、及び、A4を案内ルート通りに通過しなかったのは移動通信端末30が交差点A1を案内ルート通りに通過しなかったことが原因だからである。
1・・・ナビゲーションシステム、10・・・ナビゲーションサーバ、11・・・CPU、15・・・通信部、20・・・ルート探索サーバ、30・・・移動通信端末、31A・・・CPU、32・・・通信部、33・・・表示部、35・・・発音部、36・・・GPSユニット、41・・・案内ルート、42・・・実績ルート
Claims (7)
- 案内ルートを示す案内ルート座標群が含まれている案内ルート情報、及び、移動通信端末が実際に通過した実績ルートを示す実績ルート座標群と実績ルート座標毎の通過時刻とが含まれている実績ルート情報に基づいて、前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点を判断する交差点判断処理と、
前記交差点判断処理によって前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかったと判断された交差点について、間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する間違い判断処理と、
をコンピュータに実行させる判断プログラム。 - 請求項1に記載の判断プログラムであって、
交差点毎に、その交差点を通過する案内ルートを案内した回数である案内回数を記録する案内回数記録処理と、
前記交差点毎に、前記間違い判断処理によって間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとすると判断された回数である間違い回数を記録する間違い回数記録処理と、
前記間違い回数を前記案内回数で除算した間違い率が基準値以上である交差点を間違い易い交差点というとき、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を前記移動通信端末に送信する送信処理と、
を前記コンピュータに実行させる判断プログラム。 - 請求項1又は請求項2に記載の判断プログラムあって、
前記間違い判断処理において、
前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点までの間で前記移動通信端末が一定時間以上静止していたか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断し、
一定時間以上静止していた場合は間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとはしないと判断する、判断プログラム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の判断プログラムであって、
前記案内ルート情報には交差点間の所要時間を特定するための所要時間情報が含まれており、
当該判断プログラムは、前記間違い判断処理において、
前記案内ルート上において前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点まで前記案内ルート通りに通過した場合の予定所要時間を前記所要時間情報に基づいて判断し、
前記案内ルート上において前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点以前の区間で最後に前記実績ルートが前記案内ルートから分岐した交差点から前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった前記交差点以後の区間で最初に前記実績ルートが前記案内ルートに合流した交差点までの実績所要時間を前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断し、
前記実績所要時間が前記予定所要時間未満である場合は間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとはしないと判断する、判断プログラム。 - 移動通信端末と通信する通信部と、
処理部と、
を備え、
前記処理部は、
前記移動通信端末から前記移動通信端末が実際に通過した実績ルートを示す実績ルート座標群と実績ルート座標毎の通過時刻とが含まれている実績ルート情報を受信する実績ルート受信処理と、
案内ルートを示す案内ルート座標群が含まれている案内ルート情報、及び、前記実績ルート情報に基づいて、前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかった交差点を判断する交差点判断処理と、
前記交差点判断処理によって前記移動通信端末が前記案内ルート通りに通過しなかったと判断された交差点について、間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとするか否かを前記実績ルート座標毎の通過時刻に基づいて判断する間違い判断処理と、
を実行する、判断サーバ。 - 請求項5に記載の判断サーバであって、
前記処理部は、
交差点毎に、その交差点を通過する案内ルートを案内した回数である案内回数を記録する案内回数記録処理と、
前記交差点毎に、前記間違い判断処理によって間違えて前記案内ルート通りに通過しなかったとすると判断された回数である間違い回数を記録する間違い回数記録処理と、
前記間違い回数を前記案内回数で除算した間違い率が基準値以上である交差点を間違い易い交差点というとき、案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを判断するための間違い易い交差点情報を前記移動通信端末に送信する交差点情報送信処理と、
を実行する、判断サーバ。 - 請求項6に記載の判断サーバと、
移動通信端末と、
を備え、
前記移動通信端末は、
前記移動通信端末の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記判断サーバと通信する通信部と、
前記移動通信端末の利用者に情報を報知する報知部と、
処理部と、
を有し、
前記処理部は、
前記位置情報取得部を制御して位置情報を時系列で取得し、取得した位置情報を前記実績ルート座標として前記判断サーバに送信する位置情報送信処理と、
前記判断サーバから前記間違い易い交差点情報を受信する交差点情報受信処理と、
案内ルート上にある交差点が間違い易い交差点であるか否かを前記間違い易い交差点情報に基づいて判断し、間違い易い交差点であると判断した交差点の前方で、前記報知部を制御して、間違い易い交差点であることを前記移動通信端末の利用者に報知する報知処理と、
を実行する、判断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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