JP2014047610A - 室内作業床及びその構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部足場と同様な作業が行え、且つ室内作業床のために生じる各種作業を行える室内作業床及びその構築方法を提供する。
【解決手段】壁面の一部を構成する中空柱H内に突起部Bが形成された建築途中の建物の室内側に設けられる室内作業床Sである。室内作業床Sは、室内側の壁面に取り付けられる支持部材11,21,31と、作業者用の床部12,22,32とを備え、支持部材11,21,31は、一方側に設けられた中空柱H内の突起部Bとの係合部と、係合部から反対側に所定幅で延出した支持部13,23,33と、を備え、支持部材11,21,31の係合部は中空柱H内に形成された突起部Bに係合すると共に、支持部13,23,33で床部12,22,32を支持する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、室内作業床及びその構築方法に係り、特に外側に足場を構築せずに外部足場と同様な作業を行える室内作業床及びその構築方法に関する。
一般に、工業化住宅などを建築するときにおいて、作業時における作業効率や安全性を確保するため、建物の周囲には、地面等から上方位置に外部足場が設置される。このとき、建物の周囲すべてに足場を構築するのを避けるために、移動可能な足場として、ロリングタワー形成の足場が知られている。
しかし、ロリングタワー形式の足場の場合、周囲を移動しながら行う連続作業のときに、こまめに移動させる必要が生じるため、作業性が低下することになる。また1棟で複数台必要となり、初期投資費用が大きくなる。ロリングタワーは一体化された作業床のため、人力で運搬するには重量が大きくなる。ロリングタワーは設置場所が平面であることが好ましく、設置する床・地表面の影響を受けやすい等の不都合がある。
また、外側に足場を構築することが困難な建設地(以下「狭小建設地」と称する。)に建物を建設する場合には、外部足場を建物の全周に設置することは、足場材料を置く場所や設置のスペース不足などにより困難な場合がある。
上記ロリングタワー形式の足場や外側の足場のいずれの場合にも、外側に足場を構築するために、足場の構築や撤去、足場を利用した建築作業は、外側で作業を行うことになるため、天候に左右されることが多くなり、天候を考慮するため、工期の管理上の不都合がある。
そこで、建物の周囲に外部足場を設置しなくとも軒先作業をより安全に行うことができる技術が提案されている(特許文献1)。
また、戸建て住宅等の小規模な建物に仮設足場を設ける技術も知られている(特許文献2)。
特開2011−7012号公報 特開2012−77544号公報
特許文献1の技術は、外部足場を用いないで、作業が行えるすぐれた技術であるが、軒先ユニットに関するものであり、建物の胴差取付・オルト接合・階間水切設備・水平目地防水処理などが行える技術ではない。
特許文献2の技術は、室内に設けられる仮設足場であるが、鉄骨造の軸組みによって構成されるもので、鉄骨造建物内部の床開口部に用いられる技術であり、通常の外部足場と同様な作業を行えるものではない。
一般に、室内作業床といえども、外部足場と同様に、建築工事として想定した工事に対して作業性や安全性が確保されていることが必要である。例えば、水平方向に連続作業が可能であり、使用荷重に対して破壊荷重が所定の安全率を確保しており、部品が人力で組み立て分解可能であり、設置解体が短時間でできるものであり、作業床そのものを人力で組み立て解体ができる必要があり、コストを削減できることなどである。
以上のように、外部に足場を構築したのと同様の作業である胴差取付・オルト接合・階間水切設備・水平目地防水処理などを行うことが可能で、また外部に足場を構築しないことにより生じる各種作業が行える室内作業床が望まれていた。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたもので、外部足場と同様な作業が行え、且つ室内作業床のために生じる各種作業を行える室内作業床及びその構築方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、特殊な工具を使用することなく、人力で組み立て分解可能であり、設置解体が短時間でできる室内作業床及びその構築方法を提供することにある。
前記課題は、請求項1に係る発明によれば、壁面の一部を構成する中空柱内に突起部が形成された建築途中の建物の室内側に設けられる室内作業床であって、前記室内作業床は、前記室内側の壁面に取り付けられる支持部材と、該支持部材に支持された作業者用の床部とを備え、前記支持部材は、一方側に設けられた前記中空柱内の突起部との係合部と、該係合部から反対側に所定幅で延出した支持部と、を備え、前記支持部材の係合部は前記中空柱内に形成された突起部に係合し、前記支持部材の支持部で前記床部を支持してなること、により解決される。
このように壁面の一部を構成する中空柱内の突起部と、支持部材の係合部とを係合させたので、床部を支持する支持部材の取付のために、中空柱内の突起を利用しているので、配置位置の特定が明確で、壁側に支持部材を取り付けるための係合部等が露見せず、特別な取付治具なしで、支持部材を取り付けることが可能となる。
このとき、前記突起部は、前記壁面を構成する壁面パネルと前記中空柱を連結するボルト又はナットであると好適である。このように構成すると、壁面を構成する中空柱と壁面パネルの連結用のボルト又はナットをそのまま利用することができ、中空柱内に突起部を特別に構成する必要がない。
また、前記室内作業床は、入隅部、出隅部、直線部の少なくとも一つ以上を有して構成されていると好適である。このように、記室内作業床は直線部だけでなく、入隅部、出隅部などの一部を含んだ状態で構築することが可能となり、部分的に室内作業床を構築することが可能となる。
また、前記室内作業床は、入隅部、出隅部、直線部に亘って設けられていると好適である。このように構成すると、室内側の内周に室内作業床を構築することができ、外部作業床と同等の作業を、室内作業床を用いて行うことが可能となる。
さらに、前記室内作業床には、手摺と、昇降手段(昇降梯子)との少なくとも一つが設けられていると好適である。このように構成すると、手摺によって室内作業床からの脱落を防止でき、また昇降手段によって、建物の室内の床面から室内作業床まで上り下りが可能となる。
前記課題は、本発明の室内作業床の構築方法によれば、中空柱としての外部柱建込み工程と、該外部柱建込み工程で建込まれた中空柱間に壁面としての外壁パネルを建込む外壁パネル建込み工程と、前記中空柱内の突起部に支持部材を係合させて設置する支持部材設置工程と、前記支持部材上に床部を設置する床部設置工程と、前記床部設置工程の後で、壁面と反対側の床部に手摺支柱を立設し、手摺支柱間に手摺を架設する手摺支柱・手摺設置工程と、を備えたことにより解決される。
より詳しくは、前記中空柱内の突起部に支持部材を係合させて設置する支持部材設置工程は、入隅部、出隅部、直線部に支持部材を設置する工程であり、前記支持部材上に床部を設置する床部設置工程は、入隅部、出隅部、直線部の床部を設置する工程である。
また、更に室内作業床まで昇降するための昇降手段(昇降梯子)を設置する昇降手段設置工程とを有するようにできる。
さらに、前記手摺支柱・手摺設置工程の後で、胴差・床梁〜2階床パネルまでの施工工程を行って、その後、室内作業床解体・集積・荷揚げ工程を行うように構成することができる。
そして、より詳しくは、前記外部柱建込み工程は、1階外部柱建込み工程又は2階外部柱建込み工程であり、前記外壁パネル建込み工程は、1階外壁パネル建込み工程又は2階外壁パネル建込み工程である。
さらにまた、昇降設備設置工程の後で、軒桁・小屋組から屋根パネルまでの施工工程を行って、その後、室内作業床解体・荷下ろし工程を行うように構成する。このように構成されているので、本発明に係る室内作業床を構築することが可能となる。
本発明の請求項1の発明によれば、配置位置の特定が明確で、壁側に支持部材を取り付けるための係合部等が露見せず、特別な取付治具なしで、支持部材を取り付けることが可能となる。
請求項2の発明によれば、壁面を構成する中空柱と壁面パネルの連結用のボルト又はナットをそのまま利用することができ、中空柱内に突起部を特別に構成する必要がない。
請求項3の発明によれば、入隅部、出隅部などの一部を含んだ状態で構築することが可能となり、部分的に室内作業床を構築することが可能となる。
請求項4の発明によれば、室内側の内周に室内作業床を構築することができ、外部作業床と同等の作業を、室内作業床を用いて行うことが可能となる。
請求項5の発明によれば、手摺によって室内作業床からの脱落を防止でき、また昇降手段によって、建物の室内の床面から室内作業床まで上り下りが可能となる。
請求項6乃至11の発明によれば、本発明に係る室内作業床を構築することが可能となる。
室内作業床の部分説明図である。 1階及び2階の室内作業床の部分断面の説明図である。 入隅用の支持部材の説明図である。 入隅用の支持部材の説明図である。 入隅用の支持部材の説明図である。 入隅用の床部の説明図である。 入隅部の支持部材及び床部の取付けを説明する斜視図である。 入隅部の支持部材の取付けの説明図である。 入隅部の支持部材の取付けの説明図である。 入隅部の支持部材及び床部の取付けの説明図である。 出隅用の支持部材の説明図である。 出隅用の支持部材の説明図である。 出隅用の支持部材の説明図である。 出隅部の床部の説明図である。 出隅部の支持部材及び床部の取付けの斜視図である。 出隅部の支持部材の取付けの説明図である。 出隅部の支持部材の取付けの説明図である。 出隅部の支持部材を取付けた状態の説明図である。 出隅部の支持部材及び床部の取付けの説明図である。 直線部の支持部材の説明図である。 直線部の支持部材に床部を組み付けるときの斜視図である。 直線部の支持部材に床部を取付けたときの部分断面説明図である。 直線部の支持部材の取付けの説明図である。 直線部の支持部材の取付けの説明図である。 直線部の支持部材の取付けの説明図である。 直線部の支持部材及び床部の取付けの要部断面説明図である。 直線部の床部の上面からの説明図である。 直線部の床部の側面からの説明図である。 直線部の床部の裏面からの説明図である。 直線部の床部の断面の説明図である。 直線用の支持部材に手摺支柱及び手摺を取り付けた状態の説明図である。 直線用手摺支柱の正面からの説明図である。 直線用手摺支柱の側面からの説明図である。 直線用手摺支柱の底面からの説明図である。 入隅部用手摺支柱の説明図である。 出隅部用手摺支柱の説明図である。 伸長したときの手摺の説明図である。 短くしたときの手摺の説明図である。 昇降手段としての梯子の配置を示す模式図である。 取付部材を1階用と2階用に調節するときの説明図である。 室内作業床構築の工程図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1乃至図19は本発明に係る実施形態を示すもので、図1Aは室内作業床の部分説明図、図1Bは1階及び2階の室内作業床の部分断面の説明図、図2Aは入隅用の支持部材の説明図、図2Bは入隅用の支持部材の説明図、図2Cは入隅用の支持部材の説明図、図2Dは入隅用の床部の説明図、図3は入隅部の支持部材及び床部の取付けを説明する斜視図、図4Aは入隅部の支持部材の取付けの説明図、図4Bは入隅部の支持部材の取付けの説明図、図4Cは入隅部の支持部材及び床部の取付けの説明図、図5Aは出隅用の支持部材の説明図、図5Bは出隅用の支持部材の説明図、図5Cは出隅用の支持部材の説明図、図5Dは隅部の床部の説明図、図6は出隅部の支持部材及び床部の取付けの斜視図、図7Aは出隅部の支持部材の取付けの説明図、図7Bは出隅部の支持部材の取付けの説明図、図7Cは出隅部の支持部材を取付けた状態の説明図、図7Dは出隅部の支持部材及び床部の取付けの説明図、図8は直線部の支持部材の説明図、図9は直線部の支持部材に床部を組み付けるときの斜視図、図10は直線部の支持部材に床部を取付けたときの部分断面説明図、図11Aは直線部の支持部材の取付けの説明図、図11Bは直線部の支持部材の取付けの説明図、図11Cは直線部の支持部材の取付けの説明図、図11Dは直線部の支持部材及び床部の取付けの要部断面説明図、図12Aは直線部の床部の上面からの説明図、図12Bは直線部の床部の側面からの説明図、図12Cは直線部の床部の裏面からの説明図、図12Dは直線部の床部の断面の説明図、図13は直線用の支持部材に手摺支柱及び手摺を取り付けた状態の説明図、図14Aは直線用手摺支柱の正面からの説明図、図14Bは直線用手摺支柱の側面からの説明図、図14Cは直線用手摺支柱の底面からの説明図、図15Aは入隅部用手摺支柱の説明図、図15Bは出隅部用手摺支柱の説明図、図16Aは伸長したときの手摺の説明図、図16Bは短くしたときの手摺の説明図、図17は昇降手段としての梯子の配置を示す模式図、図18は取付部材を1階用と2階用に調節したときの説明図、図19は室内作業床構築の工程図である。
本発明の室内作業床Sは、1階(又は2階)の外壁が構築された状態で、この外壁を構築するときの外部柱H(入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3)を利用することによって構築されるものである。外部柱Hは、入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3でそれぞれ異なるが、中空の矩形体から構成され、内側に開口スリットLが形成されているものである。そして、この外部柱Hと外部柱Hの間に、外壁パネルPがボルトBによって連結されて外壁が構築される。
例えば、予めプランで設定された所定位置に外部柱H(入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3)を建込む。そして、外部柱H(入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3)の間に1階外壁パネルPを建込み、外壁が形成される。このとき、1階外壁パネルPの建込みは、外部柱H(入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3)と外壁パネルPを接合するが、外部柱H(入隅用の外部柱H1,出隅用の外部柱H2,直線用の外部柱H3)の下端からの所定距離の位置で、外部柱Hと外壁パネルPとがボルトBによって締め付け完了している(つまり、設置する外部柱H両側の外壁パネルPとボルトBによる締め付け完了している)。
本発明に係る室内作業床Sは、図1Aで示すように、入隅部10と出隅部20と直線部30を備えている。そして、室内作業床Sは、図1Bで示すように、胴差・床梁から2階床パネルまでの施工を行うときに利用するものであり、具体的には、軒桁天端、床材天端、胴差天端、土間コン天端などの作業を行うときに利用するものである。なお、室内作業床Sの床材天端〜外壁上端は、1階の場合と2階の場合とでは、異なる高さとしている。
本実施形態の室内作業床Sは、少なくとも3つの支持部材である入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31と、床部(床材)12,22,32と、直線用の手摺支柱38と隅角用の手摺支柱18,28と、手摺40と、昇降手段としての昇降梯子50と、を有している。なお軒先施工時における補助具としてのタラップを用いるようにしてもよい。本実施形態における入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31、直線用の手摺支柱38、隅角用の手摺支柱18,28は、それぞれ角形鋼管で構成し、これらを構成する部品等は接続部を溶接接合して形成されている。
[入隅部の構成]
本実施形態の入隅部10の支持部材としての入隅用ブラケット11は、図2A乃至2D及び図3で示すように、支持部13と、上部係合片14,下部係合片15,係合支持片16(16a,16b)から構成される係合部と、から構成されている。支持部13は、床部12を支持するもので、第1支持片13aと第2支持片13bが所定位置で直交し、更に第3支持片13cが係合支持片16側の近接位置で直交するように形成されている。
そして、支持部13の補強のために、第4支持片13eが、後述する手摺ブラケット部17から下部係合支持片16bに向けて広がるように斜めに形成され、これら第1支持片13a及び第4支持片13eは下部係合支持片16bと連結されている。また、第1支持片13aと第4支持片14eとは補強部材13fにより連結されている。第1支持片13a及び第2支持片13bには、床部12と係合する係合突起13dが上方に向けて突起して、4か所に形成されている。
第1支持片13a及び第4支持片13eの一端部側には、符号14乃至16で示される係合部が形成され、他端部側には、手摺支柱18を支持する手摺ブラケット部17が形成されている。手摺ブラケット部17は、図2及び図3で示すように中空角柱の本体部17aと、連結部17bと、調節穴17cとから構成されている。本体部17aには後述する手摺支柱18が係合するもので、調節穴17cは手摺支柱18との間で高さ調節及びガタつかないように係合し、不図示のピン等によって手摺支柱と係合できるように構成されている。また手摺ブラケット部17の連結部17bは板体から構成され、溶接等によって第1支持片13a及び第4支持片13eと結合されている。
上部係合片14は、壁面の一部を構成する中空の外部柱H1内に突起部としてのボルトBと係合するための部材であり、下部係合片15は、壁面の一部を構成する外部柱(入隅柱)H1内と当接するように構成されている。このため本実施形態の上部係合片14及び下部係合片15の自由端は、第1支持片13aが概略水平になったときに、概略垂直線上に位置するように構成されている。
上部係合片14及び下部係合片15は、上部係合支持片16aと下部係合支持片16bとにそれぞれ結合されている。つまり、上部係合片14及び下部係合片15は、所定間隔で上部係合支持片16aと下部係合支持片16bに支えられる。また同時に上部係合支持片16aと下部係合支持片16bは上下方向に調節可能に形成されている。
本実施形態の上部係合片14は、図2A乃至図2C及び図3で示すように、断面コ字状をした2つの係合片14a,14bが所定間隔Xを開けて設けられている。この上部係合片14(14a,14b)は、コ字状の中央部を上部係合支持片16aに固着した固着部14cと、この固着部14cと反対側にボルトBと係合する係合端部14dがコ字状の上側に形成されている。
下部係合片15は、図2A乃至図2C及び図3で示すように、板体から構成されており、上部係合片14を構成する上部係合片14a及び14bの上面側と同じ外形及び所定間隔Xを開けた形状をしている。この下部係合片15は、上部係合片14と共に、入隅部の外部柱H1内に位置して、外部柱H1に突き当てられる。
本実施形態の係合部を構成する上部係合支持片16aは、上部係合片14の固着部14cを含んで下方に延長部16aが形成され、この延長部16aにはレベル調節用の穴16aが形成されている。また下部係合支持片16bは下部係合片15の固着部15cを含んで、上方に延長部16bが形成され、この延長部16bには上部係合支持片16aに形成された穴16aと整合するようにレベル調節用の穴16bが形成されている。これらレベル調節用の穴16a、16bを整合させて、ボルトナット16cによって、上部係合支持片16aと下部係合支持片16bでレベル調節ができるように構成されている。
床部12は、図2D及び図3で示すように、上面12aと側面12b,12c,12d,12e,12fを有する箱状体から構成されており、箱状体のうち一つの側面部12fは角部が斜めに形成された斜面部となっている。そして各側面12b,12c,12d,12e,12fには、底面側に折り返した折り返し部12b,12c,12d,12e,12fが形成されている。
また、斜面部となっている側面12fに隣接する側面12b,12cには、外方向に水平に延出した庇部12gが形成されている。本実施形態の庇部12gには、所定間隔をおいて上方に突起した係合突起12hが2か所ずつ形成されており、この係合突起12hが後述する直線状の床部と係合するように構成されている。また、箱状体の床部12の内側には、支持部13の第1支持片13aと第2支持片13bに形成された係合突起13dと係合できるように、穴が形成された嵌合部材12iが形成されており、これら係合突起13dと嵌合部材12iの穴とが嵌合するように形成されている。
[出隅部の構成]
本実施形態の出隅部20の支持部材としての出隅用ブラケット21は、図5A乃至図5C及び図6で示すように、支持部23と、係合片24,第1係合支持片25,第2係合支持片26から構成される係合部と、から構成されている。支持部23は、床部22を支持するもので、第1支持片23aと第2支持片23bが所定位置で直交するように形成されている。
そして、支持部23の補強のために、第3支持片23eが、第2係合支持片26に向けて広がるように斜めに形成され、これら第1支持片23a及び第3支持片23eは第2係合支持片26と連結されている。また、第1支持片23aと第3支持片24eとは補強部材23fにより連結されている。第1支持片23a及び第2支持片23bには、床部22と係合する係合突起23dが上方に向けて突起して、4か所に形成されている。
第1支持片23aの一端部及び第3支持片23eの一端部側には、符号24乃至26で示す係合部が形成され、他端部側には、手摺支柱28を支持する手摺ブラケット部27が形成されている。手摺ブラケット部27は、図5A乃至図5C及び図6で示すように中空角柱の本体部27aと、連結部27bと、調節穴27cとから構成されている。本体部27aには後述する手摺支柱28が係合するもので、調節穴27cは手摺支柱28との間で高さ調節及びガタつかないように係合し、不図示のピン等によって手摺支柱28と係合できるように構成されている。また手摺ブラケット27の連結部27bは板体から構成され、溶接等によって第1支持片23a及び第3支持片23eと結合されている。
係合片24は、上部係合片24aと下部係合片24bとから構成され、上部係合片24aは、壁面の一部を構成する外部柱(出隅柱)H2内に突起部としてのボルトBと係合するための部材であり、下部係合片24bは、壁面の一部を構成する外部柱H2内と当接するように構成されている。また本実施形態の下部係合片24bの自由端と、第3支持片23eの自由端は、第1支持片23aが概略水平になったときに、概略垂直線上に位置するように構成されている。なお、本実施形態では下部係合片24bと、第3支持片23eとは同じ幅で形成されている。
上部係合片24aと下部係合片24bは、次述する第1係合支持片25の支持プレート25aと一体となった支持プレート25bを介して第1係合支持片25と連結されている。上部係合片24aは上面24a、背面24a、両側面24a,24aから構成され、背面24aが回動軸25d等により支持プレート25bに回転可能に軸支されるものであり、外部柱H2内に挿入するときに上部係合片24aが外部柱H2のスリットLを通るように回転させて差し込みするものである。
外部柱H2内のボルトBと係合する両側面24a,24aは、係合凹部24aが外部柱H2内のボルトBと係合する位置にあるときに、次述する連結片25aの手摺ブラケット部27側の端部位置Kで概略90°で直交する線上に斜面として形成されており、両側面24a,24aの中間位置には、外部柱H2内に突起部としてのボルトBと係合する下方に開口した係合凹部24aが形成されている。
下部係合片24bは、一端部側が背面24aと溶接等により固着されており、自由端側は壁面の一部を構成する外部柱H2内と当接するように構成されている。
また第1係合支持片25は、二枚の板体からなる連結片25a,25aと、この連結片25a,25aと一体となった支持プレート25bとから構成されている。連結片25a,25aは第2係合支持片26を間に挟む間隔をおいて形成され、本実施形態では2つの連結穴25cがそれぞれに形成されている。
上部係合片24aと下部係合片24bは、第1係合支持片25に固着され、第1係合支持片25は第2係合支持片26と上下方向に調節可能に形成されている。つまり、第2係合支持片26は、第1支持片23aの端部側及び第3支持片23eの上面側で連結されており、第1係合支持片25に形成された穴25cと整合するようにレベル調節用の穴26bが形成されている。これらレベル調節用の穴25c、26bを整合させて、ボルトナット26cによって、第1係合支持片25と第2係合支持片26を連結し、レベル調節ができるように構成されている。
床部22は、図5D及び図6で示すように、上面22aと側面22b,22c,22d,22eを有する箱状体から構成されている。そして各側面22b,22c,22d,22eには、底面側に折り返した折り返し部22b,22c,22d,22eが形成されている。
床部22の側面22b,22cには、外方向に水平に延出した庇部22gが形成されている。本実施形態の庇部22gには、所定間隔をおいて上方に突起した係合突起22hが2か所ずつ形成されており、この係合突起12hが後述する直線用の床部32と係合するように構成されている。また、箱状体の床部22の内側には、支持部23の第1支持片23aと第2支持片23bに形成された係合突起23dと係合できるように、穴が形成された嵌合部材22iが形成されており、これら係合突起23dと嵌合部材22iの穴とが嵌合するように形成されている。
[直線部の構成]
本実施形態の直線部30の支持部材としての直線用ブラケット31は、図8乃至図10で示すように、支持部33と、係合片34及び係合支持片35から構成される係合部と、から構成されている。支持部33は、床部32(図9参照)を支持するもので、第1支持片33aと、この第1支持片33aの補強のために、第2支持片33bが、係合支持片35に向けて広がるように斜めに形成され、これら第1支持片33a及び第2支持片33bは係合支持片35と連結されている。そして、第2支持片33bは、壁面の一部を構成する外部柱H3内と当接するように構成されている。
第1支持片33aの両側には、図9で示すように、床部32と係合する係合突起33hが上方に向けて突起して、4か所に形成されている。
第1支持片33aの一端部及び第2支持片33bの一端部側には、符号34及び35で示す係合部が形成され、他端部側には、手摺支柱38を支持する手摺ブラケット部37が形成されている。手摺ブラケット部37は、図8及び図9で示すように、本体部37aと、調節穴37bとから構成されている。本体部37aには後述する手摺支柱38が係合するもので、調節穴37bは手摺支柱38との間で高さ調節及びガタつかないように係合し、ピン37c等によって手摺支柱38と係合できるように構成されている。また手摺ブラケット部37は、溶接等によって第1支持片33a及び第2支持片33bと結合されている。
係合片34は、逆L字状の形状をした二枚の板体から形成されており、上部係合片部34aと下部係合支持片部34bとから構成されている。上部係合片部34aの自由端側には、ボルト受け部分としての断面逆L字状の係合片34cが一体に形成され、二枚の板体からなる上部係合片部34aのそれぞれの係合片34cの内側が、壁面の一部を構成する外部柱H3内に突起部としてのボルトBと係合する。
また二枚の板体からなる下部係合支持片部34bは、係合支持片35を間に挟む間隔をおいて形成され、本実施形態では2つの連結穴34dがそれぞれに形成されている。
一方、係合支持片35には、レベル調節用の穴35cが形成され、下部係合支持片部34bに形成された連結穴34dと穴35cとが整合するように形成されている。これらレベル調節用の穴34d、35cを整合させて、ボルトナット36によって、係合支持片35と下部係合支持片34bを連結し、レベル調節ができるように構成されている。
なお、本実施形態の係合片34cの端部と、第2支持片33bの自由端は、第1支持片33aが概略水平になったときに、概略垂直線上に位置するように構成されている。
床部32は、図12A乃至図12Dで示すように、断面ロ字状をしたアルミ製の押出品からなる長尺体32aである。
本実施形態では、長尺体32aの上面側の表面には、滑り止めのため長手方向に凹凸の線状体32aが複数形成され、一方側の側面上部と側面下部に内側に向けた内側長尺リブ32b,32bが形成され、他方側の側面上部と側面下部に外側に向けた外側長尺リブ32c,32cが形成され、これら内側長尺リブ32b,32bと外側長尺リブ32c,32cとをスライドして隣接する長尺体32a,32aを嵌合できるように構成されている。本実施形態では3本の長尺体32aを連結して形成されている。
なお本実施形態では、各隣接する長尺体32aをスライドして嵌合するが、図12Cで示すように、連結穴32dを備えた連結部材32eを用いて、長尺体32aと前述した直線用の支持ブラケット31の突起部33hと嵌合するように構成している。
このように長尺体32aを並べて嵌合することで、例えば長尺体32aの幅を100mmとすると、床幅を100mm単位で設定することができる。そして、内側長尺リブ32b,32bと外側長尺リブ32c,32cで嵌合しているので、溶接等で一定間隔で押出材同士を固定するのと異なり、所定幅の床部32を形成することが可能となる。また、長尺体32aを任意の数で嵌合することができるので、所定幅の長尺体でモジュール化することが可能となる。
そして、床部32の長尺体32aの端部には連結穴32dを備えた端部ブラケット32fが配設され、また長尺体32aの裏面の所定位置には連結穴32dを備えた連結部材32eが形成されている。これらの連結穴32dと、直線用ブラケット31の係合突起33hとが嵌合するように構成されている。このとき、支持ブラケット31の係合突起33hに差し込む連結穴32dを若干大きくすることで、施工性を良好にすることが可能となる。
なお上記入隅部、出隅部、直線部を構成する支持部材(各ブラケット)の調節は、同じレベルで高さの上下調節ができるように、各穴の間隔が一致するように構成されている。
[手摺支柱の構成]
図13は、直線用ブラケット31の支持部材33に直線用の手摺支柱38及び手摺40を取り付けた状態の説明図であり、図14A乃至14Cは直線用の手摺支柱38の説明図である。直線用の手摺支柱38は、図14A乃至14Cで示すように、断面矩形の中空鋼管から形成されており、下部取付部38aと、この下部取付部38aと連結された上部取付部38bとから構成されている。
下部取付部38aは、中間部38bの略中央部から上部取付部38bとは反対側の下方に延出して所定の長さを有して形成され、直線用の支持部材33の手摺ブラケット部37内に挿着されて取り付けられる。一方、上部取付部38bは、コ字状をして中間部38bと、この中間部38bから二股に分かれた二股部38bから構成され、二股部38bの自由端側には、グラビティロック39aが形成されている。
また、下部取付部38a及び上部取付部38bには側方で同じ方向に延出した手摺係合突起であるグラビティロック39bが形成されている。本実施形態のグラビティロック39a及び39bは、ばね機構によって常時は突出している。下部取付部38aは手摺ブラケット部37に挿入されて押されることによって収納されるように構成されている。またばね機構と連動した回転つまみによって回動することによって、ばね機構が縮み、グラビティロック39a及び39bは離脱させることができるように構成されている。
手摺支柱38に取り付けられたグラビティロック39bは、後述する中空パイプからなる手摺40の端部の嵌合穴43に挿入されて押されることによって収納されるように構成されている。またばね機構と連動した回転つまみによって回動することによって、ばね機構が縮み、手摺支柱38から手摺40を離脱させることができるように構成されている。
また隅部(入隅及び出隅)に用いられる入隅用の手摺支柱18及び出隅用の手摺支柱28は、同一構成からなるもので、図15A及び図15Bで示すように、上記直線用の手摺支柱38と同様に、断面矩形の中空鋼管から形成されており、直線状の本体部18a,28aと、グラビティロック39a、39bとを備えている。この入隅用の手摺支柱18及び出隅用の手摺支柱28は、一端部側に手摺ブラケット部17,27と嵌合し、他端側には上述のグラビティロック39aと同じものが配設されている。また本体部18a,28aには、所定の高さ位置にグラビティロック39bが本体部18a,28aの隣接する面(90°の角度位置の面)に設けられている。なお、直線用、隅部用の手摺支柱38,18,28に形成される手摺40のためのグラビティロック39bの位置は、同じ高さ位置になるように構成されている。
[手摺の構成]
手摺40は、図16で示すように、中央部を形成する中空円筒状の外筒部41と、ロック機構44と、外筒部41に収納可能な2つの中空円筒状の内筒部42と、を主要構成要素としている。外筒部41には、この外筒部41の両端に形成されたロック機構44は一方側に回転させることにより、径が狭くなり、内筒部42を締め付けて、外筒部41と内筒部42が固定されるようになっている。また他方側に回転させると、径が広くなり外筒部41と内筒部42とが摺動可能になっている。そして、内筒部42の端部の開口に、前記した手摺支柱18,28のグラビティロック39bが差し込まれる嵌合するように構成されている。なお図17は昇降手段としての昇降梯子50及び昇降手段としての昇降梯子際の手摺支柱60であるが、これらは公知の技術を用いることが可能である。
[室内作業床の構築]
次に、上記構成からなる室内作用床の構築方法について図19のフロー図,図4A乃至図4C、図7A乃至図7D、図11A乃至図11D、図17等に基づいて説明する。本実施形態では2階建ての例を示すもので、1階作業は工程S1〜工程S8であり、このうち室内作業床の構築工程は、工程S3〜S6である。一般に、戸建て建築では、土台工事や基礎工事が行われており、これらの工事が完了した後で、外部柱を建込む。また、2階作業は工程S10〜S14であり、このうち室内作業床の構築工程は、工程S10〜工程S12である。
先ず、1階外部柱建込み工程S1が行われる。この1階外部柱建込み工程S1では、予めプランで設定された外部柱の位置に外部柱H(H1,H2,H3・・・)を建込むものである。この外部柱Hの間に1階外壁パネル建込み工程S2により、外壁パネルPが取り付けられる。
この1階外壁パネル建込み工程S2では、外部柱Hと外壁パネルPを接合するが、外部柱Hの下端から所定の距離位置で、ボルトBによって締め付け完了している(つまり、設置する外部柱H両側の外壁パネルPと締め付け完了している)。また、前述した入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31の間の高さ方向のレベル調節が行われるようになっている。これらのレベル調節は、作業する階に合わせて調節を行う。例えば、後述する2階に設置する場合には、初期設定が1階仕様であるので、2階に合わせて調節しておく必要がある。
ブラケット設置工程S3は、前述した構成からなる入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31をそれぞれ外部柱Hへ取り付ける工程である。ブラケットの外部柱Hへの取付けは、入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31では、支持方法が異なるが、各ブラケット11,21,31は外部柱Hと外壁パネルPを接合するボルトBで、外部柱H下端〜1750mmの位置で支持されている。このため、前提として、外部柱Hと外壁パネルPの接合で、外部柱下端からの距離のボルトBによる取付け完了していることが必要である。つまり、設置する外部柱H両側の外壁パネルPと締め付け完了している。次に、入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31の各ブラケットのレベル調節を確認し、設置する階に合わせて調整しておく。
入隅用ブラケット11、出隅用ブラケット21、直線用ブラケット31を外部柱Hに固定する順番は、特に限定されないが、本説明では、直線用ブラケット31、出隅用ブラケット21、入隅用ブラケット11の順で説明する。
直線用ブラケット31を取り付けるには、直線部30の支持部材31の取付けの説明図である図11A乃至図11Dに示すように、外部柱H3が設置された位置に取り付けられる。なお後述する床部32の割付は、外部柱Hの設置位置によって異なることになる。
直線用ブラケット31の端部を、図11Aで示すように、平面の壁面を構成する外部柱H3のスリットLから内部に挿入し、直線用ブラケット31を回転してボルトBの上部に嵌合させるものである。
つまり、図11Aは下部側からの説明図であり、直線用ブラケット31は外部柱H3内挿入できるように、スリットLから係合部33の上部係合片部34aを挿入する。このとき、係合部33の上部係合片部34aは、図11Bで示すように、ボルトBの上方に位置するが、この状態で、直線用ブラケット31を図11Bのように捩じるように回転させる。そして直線用ブラケット31を回転させた後で、図11Cのようにして、下方に下げ、さらに図11Dで示すように、突起部としてのボルトBに、ボルトBの受け部分としての係合片34cを引っ掛ける。
図11Aの状態のように、外部柱H3のスリットLから係合片34を挿入して、係合片34のうち上部係合片部34aの自由端側の係合片34cを外部柱H3内に位置させた状態で、図11Bで示すように回転させる。このとき、第2支持片33bの自由端側を壁面側から離間するようにして直線用ブラケット31を回転させ、第2支持片33bが外部柱H3のスリットLに位置できるところで回転を止め、第2支持片33bを外注柱H3のスリットL内へ位置させて、図11Dで示すようにして取り付けられるものである。
出隅ブラケット21を取り付けるには、出隅部20の支持部材21の取付けの説明図である図7A乃至図7Dで示すように、出隅部20を構成する出隅の外部柱H2内にボルト受け部分である係合片24を差し込み、外部柱H2内で回転させ、ボルトBに引っ掛ける。つまり、上部係合片24aを回転させて、直線状にして、図7Aの状態のように、外部柱H2のスリットLから係合片24を挿入する。このように、出隅用の外部柱H2のスリットLの内部に係合片24を挿入し、次に、図7Bで示すように、出隅ブラケット21を回転する。このようにすることで、上部係合片24aを回転させて、両側面24a,24aの係合凹部24aが、外部柱H2内のボルトBと嵌まり込むように、ボルトBの上部から降ろして、嵌合させ、図7Cで示すように取付ける。そして図7Dで示すように、出隅部20に出隅ブラケット21を取付けて、この出隅ブラケット21上に床部22を載置する。
入隅用ブラケット11を取り付けるには、図4A乃至図4Cで示すように、入隅部10を構成する入隅用の外部柱H1に取り付けられたボルトBに取り付ける。つまり、図4Aで示すように、入隅ブラケット11の端部の上部係合片14を外部柱H1のリブ部分L2に差込む。このとき、差し込む位置は、ボルトBより上の位置において、ボルトBの上部と外部柱H1の隙間に、ブラケット11端部の上部係合片14を差し込む。次に、上部係合片14を下げて、図14Bで示すように、下方にスライドさせて係合端部14dをボルトBに引っ掛ける。そして、上部係合片14(14a,14b)に形成された係合端部14dとボルトBを嵌合させ、下部係合片15は外部柱H1に突き当てられる。
次に、1階における床材設置工程S4を行う。基本構成としては、外部柱Hに設置した各ブラケット11,21,31間に作業員が乗る部分である床部12,22,32を載置して連結する。本実施形態では取付時の重量を小さくし、入隅の外部柱H1,出隅の外部柱H2に設置する際の作業性を良くするため入隅ブラケット11と出隅ブラケット21と作業員が乗る床部12,22に相当する蓋部分を分割している。
このとき、作業性を考慮した床材天端高さ(床材天端〜土間コン天端または2階床パネルまでの距離)が2mを超えた場合に、各ブラケット11,21,31に手摺支柱18,28,38を設置して手摺支柱18,28,38間に手摺40を設置する。
次に床部(ブラケット蓋と称する出隅床部22及び入隅床部12)の各ブラケット11,21への取付方法について説明する。基本的には、図3及び図6で示すように、各ブラケット11,21のピン13d,23dを、出隅床部22及び入隅床部12の穴が形成された嵌合部材12i,22iに差し込むことにより連結する。
また直線用の床部32の場合には、端部ブラケット32fの連結穴32dに、係合突起12h、22h、33hを差し込み嵌合するようにして連結する。
次に、手摺支柱・手摺設置工程S5を行う。
先ず入隅部10の手摺支柱18の取付けは、手摺支柱18を手摺ブラケット部17へ差し込み、嵌め込んで行う。手摺支柱18を手摺ブラケット部17へ差し込んだ後で、横からピンを手摺ブラケット部17と手摺支柱18の穴に差し込み、手摺ブラケット部17と手摺支柱18と固定する。
同様に出隅部20の手摺支柱28の取付けは、手摺支柱28を手摺ブラケット部27へ差し込み、嵌め込んで行う。また直線部30の手摺支柱38の取付けは、手摺ブラケット部27へ差し込み、嵌め込んで行う。出隅部20及び直線部30においても、固定は入隅部10と同様に横からピンを差し込んで行う。
次に手摺40の手摺支柱18,28,38への取付方法について説明する。手摺40を手摺支柱18,28,38の間隔の長さに調整し、手摺40の端部の穴43に手摺支柱18,28,38のグラビティロック39bを差し込む。
より詳しくは、手摺40の長さ調節は、ロック機構44を回転することで解除して、内筒部42を外筒部41から伸縮できる状態にする。そして、手摺支柱18,28,38のグラビティロック39bを手摺40の端部の穴43に差し込む。なお、手摺40と手摺支柱18,28,38の解除は、グラビティロック39bを解除するが、この解除は前述のように回転させて解除する。
次に、昇降梯子設置工程S6を行う。1階において、昇降梯子50の直線部30の床部32への取付方法について図17で示す模式図を参照して説明する。本実施形態では昇降設備としての梯子を任意の位置に設置する(図17では1か所を例にしているが複数でもよい)。
梯子50は図17で示すように、アルミニウム等からなる公知のものであり、直線部30の床部32に建掛け、不図示のゴムバンド等で床部32に緊結する。この梯子50の際(梯子際)で梯子50の上方位置には、梯子50を登るときにつかまる手摺支柱52が設けられる。手摺支柱52は、床部32に設けられた手摺ブラケット部51に、手摺支柱52を差し込んで取り付けられる。この手摺ブラケット部51と手摺支柱52は前述の手摺ブラケット部37と手摺支柱38と同様に取り付けられる。
次に、1階作業における胴差・床梁〜2階床パネルまでの施工工程S7を行う。つまり、施工工程S7では、軒桁天端の施工、床材天端の施工、胴差天端の施工、土間コン天端の各施工を行う。なお、このとき、室内作業床の床部天端〜外壁上端は、1階の場合と2階の場合とでは、異なる高さとしている。これは、後述するように、支持部材である各ブラケット11,21,31のレベル調整を行う。
次に、1階作業である室内作業床解体・集積・荷揚げ工程S8を行う。この工程8では、室内作業床解体・集積・2階床の荷揚げを行うものである。つまり、2階床パネルが設置される際、1階において構築した室内作業床を解体して、一旦屋外に搬出する。そして、揚重機で2階床に荷揚げする。このとき、荷揚げする際、パレット等に積み込んで2階へ荷揚げする。
なお、1階で使用した各ブラケットについて、2階の場合、ブラケットのレベル調整を行う。レベル調整は、例えば直線部30を例にすると、図18で示すように、係合支持片35に形成されたレベル調節用の穴35cが4つ形成され、下部係合支持片部34bに形成された連結穴34dが2つ形成され、これらの穴35cのうち上方の部分の2か所と連結穴34dとを合わせて、ボルトナット36によって、係合支持片35と下部係合支持片34bを連結したのが2階の場合であり、穴35cのうち下方の部分の2か所と連結穴34dとを合わせて、ボルトナット36によって、係合支持片35と下部係合支持片34bを連結したのが1階の場合であり、このようにしてレベル調節を行う。
2階作業は、工程S9から工程S14までであり、このうち2階の室内作業床の構築工程は工程S10〜工程S12までである。なお、1階で使用した各部材を2階に取り替えて使用することができるため、部材の点数を削減できる。
1階の次の作業は、2階外壁パネル建込み工程S9である。1階の場合と同様に、2階用の外部柱Hを構築し、この外部柱H間に外壁パネルPを配置して、外部柱Hと外壁パネルPとをボルトBによって取付けける。
次に、レベル調整が行われた各ブラケットを設置するブラケット設置工程S10を行う。レベル調整は、前述説明したように、1階の床部の高さレベルであるブラケットレベルを100mmダウンするように構成され、1階と2階で作業床部の高さ調節が変更できるために、1階と2階の使用時の人の横行に支障をきたさないようになっている。
次に、床部設置工程S11を行う。そして、この床部設置工程S11は、前述した1階での工程と同様である。
昇降設備設置工程S12を行う。各ブラケット設置工程S10、床部設置工程S11、昇降設備設置工程S12は、前述した1階における各工程と同じであるので、その詳細は省略する。
以上のように、2階の室内作業床の構築工程である工程S10〜工程S12が完了した後で、この室内作業床Sを利用して、軒桁・小屋組〜屋根パネルまでの施工工程S13を行う。
そして、2階の室内作業床解体・荷下ろし工程S14を行う。なお、室内作業床は工場出荷とし、使用後工場便で回収する。
次に、本実施形態の室内作業床の構築方法の全体工程に対する組立解体荷揚げ荷下ろしについて、室内作業床の解体と荷揚げ、荷下ろしのタイミングについて説明する。
本実施形態の室内作業床の構築方法において、1階で使用した作業床の解体は2階床パネル設置後に室内作業床を解体し、屋外に荷卸しを行っている。2階への荷揚げは、2階外壁パネル設置前に行っている。2階で使用した作業床の解体は、屋根パネル設置後に行なっている。2階からの荷下ろしは、建方完了後に行なっている。なお、荷揚げ荷下ろし時に揚重機を使用するためにパレット・ラックを用いている。このパレット・ラックは工場からの運搬回収にも利用している。
なお、上記実施態様では突起部をボルトとしているが、これに限らず、外部柱の内側に別途形成するようにしてもよい。また、一部のプランでは、室内作業床を設置することで、間仕切耐力壁用柱を設置することができない。このため、1階の室内作業床を撤去後、間仕切耐力壁用柱を後施工する。つまり、先ず、間仕切耐力壁用柱が設置される直上の梁と、JB(ジュポールベース)を締め付けているボルトを緩める。次に、柱直上の梁を、専用の治具を用いて数mm持ち上げる。柱を建込み、梁とボルトで接合する。次に、直上の梁を下げ、全てのボルト、アンカーを本締めする。
以上のように、本発明に係る室内作業床では、外部足場を用いた作業と同等の作業が、外部足場を用いないで行うことが可能である。つまり、胴差取付、ボルト接合、階間水切設置、水平目地防水処理が行え、また室内作業床で新たに必要となった作業である転落防止手摺(金物含む)設置、軒先ユニット設置などを室内側から施工するための作業床として施工することが可能となっている。そして、本発明の室内作業床は、特殊な工具を使用することなく、人力で組み立て分解可能であり、設置解体が短時間で可能である。
10 入隅部
11 入隅用ブラケット
12 床部
12a 上面
12b,12c,12d,12e,12f 側面
12b,12c,12d,12e,12f 折り返し部
12g 庇部
12h 係合突起
12i 嵌合部材
13 支持部
13a 第1支持片
13b 第2支持片
13c 第3支持片
13d 係合突起
13e 第4支持片
13f 補強部材
14 上部係合片
14a,14b 係合片
14c 固着部
14d 係合端部
15 下部係合片
16 係合支持片
16a 上部係合支持片
16a 延長部
16a
16b 下部係合支持片
16b 延長部
16b
17 手摺ブラケット部
17a 本体部
17b 連結部
17c 調節穴
18 手摺支柱
18a 本体部
20 出隅部
21 出隅用ブラケット
22 床部
22b,22c,22d,22e 側面
22b,22c,22d,22e 折り返し部
22g 庇部
22h 係合突起
22i 嵌合部材
23 支持部
23a 第1支持片
23b 第2支持片
23d 係合突起
23e 第3支持片
24 係合片
24a 上部係合片
24a 上面
24a 背面
24a 側面
24a 係合凹部
24b 下部係合片
25 第1係合支持片
25a 連結片
25b 支持プレート
25c 連結穴
25d 回動軸
26 第2係合支持片
26b 穴
26c ボルトナット
27 手摺ブラケット部
27a 本体部
27b 連結部
27c 調節穴
28 手摺支柱
28a 本体部
30 直線部
31 直線用ブラケット
32 床部
32a 長尺体
32a 線状体
32b 内側長尺リブ
32c 外側長尺リブ
32d 連結穴
32e 連結部材
32f 端部ブラケット
33 支持部
33a 第1支持片
33b 第2支持片
33h 係合突起
34 係合片
34a 上部係合片部
34b 下部係合支持片部
34c 係合片
34d 連結穴
35 係合支持片
35c 穴
36 ボルトナット
37 手摺ブラケット部
37a 本体部
37b 調節穴
37c ピン
38 手摺支柱
38a 下部取付部
38b 上部取付部
38b 中間部
38b 二股部
39a,39b グラビティロック
40 手摺
41 外筒部
42 内筒部
43 嵌合穴
44 ロック機構
50 昇降手段(梯子)
60 手摺支柱
B 突起部(ボルト)
H 外部柱
H1 入隅用の外部柱
H2 出隅用の外部柱
H3 直線用の外部柱
L スリット
P 外壁パネル
S 室内作業床

Claims (11)

  1. 壁面の一部を構成する中空柱内に突起部が形成された建築途中の建物の室内側に設けられる室内作業床であって、
    前記室内作業床は、前記室内側の壁面に取り付けられる支持部材と、該支持部材に支持された作業者用の床部とを備え、
    前記支持部材は、一方側に設けられた前記中空柱内の突起部との係合部と、該係合部から反対側に所定幅で延出した支持部と、を備え、
    前記支持部材の係合部は前記中空柱内に形成された突起部に係合し、前記支持部材の支持部で前記床部を支持してなることを特徴とする室内作業床。
  2. 前記突起部は、前記壁面を構成する壁面パネルと前記中空柱を連結するボルト又はナットであることを特徴とする請求項1記載の室内作業床。
  3. 前記室内作業床は、入隅部、出隅部、直線部の少なくとも一つ以上を有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の室内作業床。
  4. 前記室内作業床は、入隅部、出隅部、直線部に亘って設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の室内作業床。
  5. 前記室内作業床には、手摺と、昇降手段との少なくとも一つが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の室内作業床。
  6. 中空柱としての外部柱建込み工程と、該外部柱建込み工程で建込まれた中空柱間に壁面としての外壁パネルを建込む外壁パネル建込み工程と、
    前記中空柱内の突起部に支持部材を係合させて設置する支持部材設置工程と、
    前記支持部材上に床部を設置する床部設置工程と、
    前記床部設置工程の後で、壁面と反対側の床部に手摺支柱を立設し、手摺支柱間に手摺を架設する手摺支柱・手摺設置工程と、を備えたことを特徴とする室内作業床の構築方法。
  7. 前記中空柱内の突起部に支持部材を係合させて設置する支持部材設置工程は、入隅部、出隅部、直線部に支持部材を設置する工程であり、
    前記支持部材上に床部を設置する床部設置工程は、入隅部、出隅部、直線部の床部を設置する工程であることを特徴とする請求項6記載の室内作業床の構築方法。
  8. 更に室内作業床まで昇降するための昇降手段を設置する昇降手段設置工程とを備えたことを特徴とする請求項6又は7記載の室内作業床の構築方法。
  9. 前記手摺支柱・手摺設置工程の後で、胴差・床梁〜2階床パネルまでの施工工程を行って、その後、室内作業床解体・集積・荷揚げ工程を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の室内作業床の構築方法。
  10. 前記外部柱建込み工程は、1階外部柱建込み工程又は2階外部柱建込み工程であり、前記外壁パネル建込み工程は、1階外壁パネル建込み工程又は2階外壁パネル建込み工程であることを特徴とする請求項6又は7に記載の室内作業床の構築方法。
  11. 昇降設備設置工程の後で、軒桁・小屋組から屋根パネルまでの施工工程を行って、その後、室内作業床解体・荷下ろし工程を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の室内作業床の構築方法。
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