JP2014047467A - 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物 - Google Patents

井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2014047467A
JP2014047467A JP2012188844A JP2012188844A JP2014047467A JP 2014047467 A JP2014047467 A JP 2014047467A JP 2012188844 A JP2012188844 A JP 2012188844A JP 2012188844 A JP2012188844 A JP 2012188844A JP 2014047467 A JP2014047467 A JP 2014047467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
well
agent
sodium
acid
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012188844A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yamazaki
雅之 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP2012188844A priority Critical patent/JP2014047467A/ja
Publication of JP2014047467A publication Critical patent/JP2014047467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物を提供すること。
【解決手段】
井戸内部の水中に、次の(A)剤、(B)剤、及び(C)剤を順に加える工程を含む井戸の洗浄方法。
(A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
(B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
(b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
(b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
(b3)固体の有機酸又は無機酸、
(C)過炭酸塩を含む中和剤
【選択図】なし

Description

本発明は、井戸内部の洗浄方法、及び井戸内部の洗浄用薬剤キットに関する。
従来から井戸を用いて地下水を汲み上げて、各種の用水として利用されている。井戸には通常、帯水層まで掘削した孔の中にケーシング管が埋設されており、そして、このケーシング管には、帯水層からケーシング管内に地下水を流入させるための網状又はスリット状の通水孔を有するスクリーンが備えられている。
しかし、井戸は使用しているうちにケーシング管の内壁及びスクリーンに金属スケール及びバイオフィルム等が発生し、そしてそれらは時間の経過と共にその量が増加する。
よって、これらを除去せずに井戸をそのまま使用を続けた場合、スクリーンが目詰まりし、帯水層からの水の流入が減少し、結果として揚水能力が低下してしまう。
従って、井戸の揚水能力を維持するには、定期的にケーシング管の内壁及びスクリーンから金属スケール及びバイオフィルム等を除去するために井戸内部の洗浄が必要となる。
図1には井戸を設置してから3年経過し井戸水の揚水量が減少した井戸に対して、年1回の頻度で井戸内部の洗浄を行った場合と、同様の井戸に対して、井戸内部の洗浄を行わなかった場合とで井戸水の揚水量を比較した模式的なグラフである。図1に示される通り、定期的に井戸内部の洗浄を行った場合では、洗浄後徐々に井戸水の揚水量が低下するものの、再び洗浄を行うことにより揚水量が回復するため揚水量が維持できるが、一方、井戸内部の洗浄を行わなかった場合では、5年乃至6年程度で井戸水の揚水量がゼロ近くまで減少してしまう。
このように井戸内部の洗浄を行い、ケーシング管の内壁及びスクリーンから金属スケール及びバイオフィルムを除去することは井戸の揚水量を維持する上で重要である。
特許文献1には、次亜塩素酸カルシウムを主成分とする無機晒粉にポリリン酸化合物を配合したことを特徴とする晒粉組成物が記載されているが、これは、プール等からカルシウムスケールを除去するための提案であって、井戸内部の洗浄向けの提案ではない。従来、井戸内部の洗浄においては、金属スケールの除去を目的とした重合リン酸塩及び除菌を目的とした及び晒粉の2種の薬剤が用いられてきた。そしてこれらの薬剤は井戸内部の洗浄を行う際、同時に井戸内部の水に投入することにより使用されてきた。
また、井戸の洗浄に関するものとしては、特許文献2には、過酸化物及び次亜塩素酸塩の一種もしくは二種以上の化合物を配合してなる井戸用洗浄剤が提案されている。
特開平3−42094号公報 特開昭62−180799号公報
しかし、重合リン酸塩及び晒粉の2種の薬剤を使用する従来の井戸内部の洗浄方法では、該2種の薬剤は双方とも水への溶解性が高くないことから、そのまま井戸内部の水に投入して使用することができず、予めタンク又はバケツ等の容器に溶解させ、それを井戸に加えるという作業が行われてきた。通常、井戸の洗浄にはこれらの薬剤を数キログラム乃至数百キログラムの量で使用するため、これらの薬剤を溶解するために合計数m乃至数百mの容積からなるタンク群を用意する必要があり、しかもそれらのタンク群に満たし
た大量の水を井戸内部に投入し、場合によってはその投入を複数回にわたって為す必要があった。すなわち、従来の方法では、薬剤の水への溶解及び井戸への投入という操作が大変煩わしく、かつ長時間を要するものであった。
また、通常、金属スケールとバイオフィルムは互いに絡み合う複合状態でケーシング管内壁及びスクリーンに固着しているものであるので、上記重合リン酸塩及び晒粉では金属スケール除去効果が十分なものではなく、従って従来の方法では金属スケールを完全に除去することが難しく、特にバイオフィルムと複合して付着した状態のものであると、そのまま残存してしまうという問題があった。このように、重合リン酸塩及び晒粉を同時に適用しただけでは、それらの薬剤が金属スケールとバイオフィルムが絡まり合った組織の内部にまで十分に浸透することができず、金属スケール除去と除菌を完全に達成することは困難であった。
また従来の井戸内部の洗浄方法では、かかる事情により、洗浄の最後の工程において、ケーシング管壁及びスクリーンに残存付着しているバイオフィルム及び金属スケールを機械的に(物理的に)剥がし落す作業が必要であった。しかしながら、上述のように金属スケールとバイオフィルムとが絡まり合った組織が剥がれ難い状態のまま残っていることが多く、それを剥がし落すために井戸内部の水を12時間乃至24時間の長時間にわたり撹拌しなければならず、しかもそのような撹拌を行っても剥がし落すことは難しいという問題があった。
また、前記井戸内部の洗浄方法では、該洗浄剤を使用した後の井戸水を外部に放出する際、その井戸水の液性は中性ではないため中和作業が必要であり、また該井戸水の中には前記重合リン酸塩が含まれることから、脱リン処理設備にて該重合リン酸塩を除去するという作業を要するものであった。
このように重合リン酸塩及び晒粉の2種の薬剤を使用する従来の井戸内部の洗浄方法は、その効果が必ずしも十分でないだけでなく、その作業に大変手間がかかり、かつ長時間を要するものであった。
また、特許文献2に記載の井戸用洗浄剤は、過酸化物が配合されているため水に対する溶解性は高いものであるが、金属スケールを除去する成分が含まれないことから、金属スケール除去効果の点において満足できるものでなかった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、井戸内部の洗浄、より詳しくは井戸内部のケーシング管の内壁及びスクリーンに付着した金属スケール及びバイオフィルムの洗浄除去を従来よりも短時間で効率的に行うことができる井戸内部の洗浄方法、並びに、その方法を有効に行うための井戸内部の洗浄用薬剤キットを提供することを課題とするものである。
すなわち、本発明は、第1観点として、井戸内部の水中に、次の(A)剤、(B)剤、及び(C)剤を順に加える工程を含む井戸内部の洗浄方法に関する。
(A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
(B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
(b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
(b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
(b3)固体の有機酸又は無機酸、
(C)過炭酸塩を含む中和剤
第2観点として、前記(C)剤は過炭酸塩として過炭酸ナトリウムを含む中和剤である第
1観点に記載の井戸内部の洗浄方法に関する。
第3観点として、前記(b2)成分が炭酸水素ナトリウムであり、前記(b3)成分がコハク酸である第1観点又は第2観点に記載の井戸内部の洗浄方法に関する。
第4観点として、次の(A)剤入り容器、(B)剤入り容器及び(C)剤入り容器からなる、井戸内部の洗浄用薬剤キットに関する。
(A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
(B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
(b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
(b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
(b3)固体の有機酸又は無機酸、
(C)過炭酸塩を含む中和剤
第5観点として、前記(C)剤は炭酸塩として過炭酸ナトリウムを含む中和剤である第4観点に記載の薬剤キットに関する。
第6観点として、前記(b2)成分が炭酸水素ナトリウムであり、前記(b3)成分がコハク酸である第4観点又は第5観点に記載の薬剤キットに関する。
本発明の井戸内部の洗浄方法によると、井戸内部の水中に金属スケール溶解剤(A)剤、除菌剤(B)剤及び中和剤(C)を順に投入することにより、井戸内部のケーシング管の内壁及びスクリーンに付着した金属スケール及びバイオフィルムを好適に除去することができ、且つ、洗浄後の井戸内部の水に残留している塩素を中和するとともに、液性を中性にすることが可能である。
本発明の井戸の洗浄方法によると、該方法で使用する各薬剤は水に対する溶解性が高いことから、これらの薬剤を井戸内部の水中に投入する際に、予め水に溶解したものを投入するという作業を行わずに、直接井戸内部の水に投入することができる。
また、本発明の井戸の洗浄方法によると、該方法で使用する各薬剤には、リン原子を含む化合物等の環境に有害な成分が使用されていないことから、洗浄した後の井戸内部の水を外部に放出する際に、このような成分を除去する操作が不要である。
よって、本発明の井戸内部の洗浄方法により、井戸内部の洗浄を効率的に短時間で行うことが可能となる。
また、本発明の井戸内部の洗浄用薬剤キットは、本発明の井戸内部の洗浄方法において好適に使用することができる。
図1は、井戸内部の洗浄を定期的に行った場合と行わなかった場合とで井戸の揚水量の経年変化を比較したグラフである。
本発明の井戸内部の洗浄方法は、井戸内部の水中に、
(A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
(B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
(b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
(b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
(b3)固体の有機酸又は無機酸、
(C)過炭酸塩を含む中和剤
を順に加えることにより、井戸内部の金属スケール及びバイオフィルムを洗浄除去するという方法である。
前述の通り、金属スケールとバイオフィルムは多くの場合、互いに絡み合う複合状態で井戸内部のケーシング管の内壁及びスクリーンに固着しているものであるので、金属スケールとバイオフィルムに対し、単にそれらを除去するための薬剤を適用しただけでは、その薬剤が金属スケールとバイオフィルムが絡まり合った組織の内部にまで十分に浸透することができず、金属スケールの除去と除菌を完全に達成することは困難である。
そこで本発明では、先ず初めに金属スケール除去剤である(A)剤を井戸内部の水中に投入する操作を行う。これにより、バイオフィルムに絡まり合う金属スケールを溶解、除去することができ、金属スケールとバイオフィルムが絡まり合った組織のうち金属スケールが存在していた箇所に隙間を形成することができる。
次いで、除菌剤である(B)剤を井戸内部の水中に投入する。この際、(A)剤が金属スケールを溶解したことにより形成された隙間を通って、バイオフィルムの内部に(B)剤が入り込むことができるため、上記絡まり合った組織の内部にまで(B)剤が浸透し、除菌を達成することができる。そしてその結果、互いに絡まり合い複合状態をなしていた金属スケールとバイオフィルムの両者を、ケーシング管の内部及びスクリーンから剥離しやすい状態にすることができる。
次いで(C)剤を井戸内部の水中に投入する。(C)剤は、それに含まれる過炭酸塩により、水に溶解すると発泡しながら溶解するという性質を有する。上述のように、(A)剤の投入、次いで(B)剤の投入により、金属スケールとバイオフィルムをケーシング管の内部及びスクリーンから剥離しやすい状態とした後に、(C)剤を投入することにより、その発泡作用により、金属スケールとバイオフィルムをケーシング管の内部及びスクリーンから速やかに剥がし落すことができる。
また、(C)剤は中和剤であるので、(C)剤の投入により、上記(A)剤及び(B)剤の投入後の井戸内部の水に残留している塩素を中和するとともに、液性を中性にすることができ、(C)剤で処理した後の洗浄後の井戸内部の水を外部に排出する際に直接そのまま排出でき、別途中和処理を行う必要が無い。
ここで本発明の各薬剤について詳細に説明する。
本発明の(A)剤はメタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤である。メタンスルホン酸は水に対する溶解性が高く、そして金属スケール溶解作用が高い酸である。
種々の酸の中でも本発明の井戸内部の洗浄に使用するには、メタンスルホン酸が最も適している。一般的に、水に対する溶解性が高く、そして金属スケール溶解作用を有する酸として酢酸、蟻酸、塩酸、硫酸、硝酸、フッ酸等のフッ素原子を含有する酸、リン酸、スルファミン酸及びフェノールスルホン酸等が知られているが、これらの酸は以下のような欠点を有する。
酢酸及び蟻酸は強い有害臭を有するため、井戸の洗浄のようにその使用量が多い場合には使用することができない。塩酸も同様に強い有害臭を有する他、腐食性も有するため井戸内部の金属製のケーシング管及びスクリーンを腐食させる虞がある。また塩酸は水中で陽イオンと結合して不溶性の塩を生じやすいため、井戸内部の水中に加えた場合に塩の沈殿を生じる虞がある。硫酸は酸化性を有する他、水中で不溶性の塩を生じやすい。硝酸もまた酸化性及び有害臭を有する。フッ酸等のフッ素原子を含有する酸は有害臭を有する他、環境有害性が高いため洗浄後の排水からフッ素成分を除去する操作が必要である。リン酸もまたリン元素を含むため環境有害性が高いものである。また、スルファミン酸は水と反応して加水分解することから、洗浄中に洗浄作用が低下し易い。
一方、メタンスルホン酸は、井戸内部の洗浄に使用した場合、酸化性及び腐食性が低いことから井戸内部のケーシング管及びスクリーン等を傷める虞が少なく、有害臭も無く人体に対して安全である。またメタンスルホン酸は易生分解性であり、環境有害性を有する成分を含まないものであることから、井戸内部の洗浄後排水からメタンスルホン酸由来の
成分を除去する作業は不要である。また、メタンスルホン酸は加水分解しにくいため洗浄中に洗浄力が低下しにくく、また塩が水に可溶性であるから井戸内部の水中に加えても不溶性の塩の沈殿が生じにくい。
また、メタンスルホン酸は、酸解離定数が塩酸及び硫酸と同程度であることから酸としての強さが非常に大きく、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、シュウ酸カルシウム等に種々の金属スケールを溶解する作用に優れている。
よって、本発明の(A)剤に含まれる酸としてはメタンスルホン酸が最も好ましい。
また、(A)剤中にはメタンスルホン酸の他に水及び界面活性剤、防錆剤を含み得る。前記界面活性剤としては、ラウリルグルコシド等の一般の界面活性剤を使用することができる。
前記防錆剤としては、ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム等の一般の防錆剤を使用することができる。
(A)剤中メタンスルホン酸は10質量%乃至40質量%、界面活性剤は0.05質量%乃至3.0質量%、防錆剤は0.005質量%乃至1.0質量%及び水は60質量%乃至90質量%の量でそれぞれ含み得る。
上述の通り(A)剤の主成分であるメタンスルホン酸は、水に対する溶解性が高いものであるため、(A)剤を井戸内部の水中に投入する際には、事前に水に溶解させる作業を行わずにそのまま井戸内部の水中に投入することにより使用することができる。
(A)剤の使用量は、井戸内部の水1mあたり通常5乃至20kgの量で、好ましくは10kgの量である。
(A)剤の使用量が井戸内部の水1mあたり5kgの量より少ない場合、(A)剤の濃度が薄く金属スケールを十分に溶解することができない。一方、金属スケールの付着が酷い場合でも(A)剤の使用量が井戸内部の水1mあたり20kg程度の量でバイオフィルムに内包されているものの除去は別として金属スケールを完全に溶解除去することができるため、それを超える量で使用する必要は無い。
(A)剤の投入後、金属スケールを溶解するために、井戸内部の水の撹拌を行うが、60分乃至120分程度の撹拌で十分に金属スケールを溶解することができる。60分未満では金属スケールを溶解させるのに不十分であり、また、長くても120分撹拌させることにより十分に溶解させることができるため、それを超える時間の撹拌は不要である。
(A)剤投入後の撹拌は、井戸内部の水の撹拌に通常使用される方法によるものであれば特に制限されるものでなく、撹拌方法の例としては、例えばベーラーを使用する方法及びサンドポンプを使用する方法等が挙げられる。
本発明の(B)剤は以下の3成分を含む固体状の薬剤である。
(b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
(b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
(b3)固体の有機酸又は無機酸。
(b1)成分のジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩は、水に溶解して次亜塩素酸を発生し、細菌に対して殺菌、除菌、消毒作用を示し、従来からプール水及び浄化槽排水の殺菌、一般家庭の風呂水清浄化剤、台所用の除菌、漂白剤及び脱臭剤として使用されている薬剤である。
また、(B)剤中の(b2)成分と(b3)成分は、反応して炭酸ガスを発生するものである。従って(B)剤は井戸内部の水中に投入した場合、(b2)成分と(b3)成分とが反応することにより、井戸内部の水中で炭酸ガスの微細な泡を発しながら速やかに溶解することができ、(b1)成分を井戸内部に拡散させ、井戸内部の除菌を行うことがで
きる。
よって、(B)剤を井戸内部の水に投入する際に予め別の容器内に溶解させて投入するという作業の必要が無い。
ここで(b1)成分としては、上述のようにジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩の他に水に溶解して次亜塩素酸を発生する化合物として、次亜塩素酸のナトリウム塩及びカリウム塩が知られているが、保存安定性及び水に対する溶解しやすさの点から本発明の(b1)成分としてはジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩が使用される。
また、(b2)成分としては、酸と反応して炭酸ガスを発生する、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムからなる群の炭酸塩から選択されるものが使用される。
(b3)成分としては、(B)剤の安定性及び溶解性の高さの点で、クエン酸、酒石酸、アジピン酸及びコハク酸等の有機酸が挙げられるが、本発明においては特に高い安定性と高い溶解性に優れているという点でコハク酸が好ましい。
また、(B)剤中の各成分の配合割合としては、(b1)成分100質量部に対して、(b2)成分は10乃至400質量部、好ましくは20乃至200質量部、(b3)成分は10乃至400質量部、好ましくは20乃至200質量部とすることにより、(B)剤自体の安定性及び水への適正な溶解性能を有することができる。
(B)剤は粉塵を発生したり、水を加えた際に凝固し溶解が妨げられたりする虞が少ないという点から、その形態は顆粒であることが好ましいが、これに限定されるものでない。
また、(B)剤は、例えばその形態が顆粒の場合、通常の顆粒の製造方法で製造することができるが、好ましくは(b1)、(b2)及び(b3)の各成分を配合し、加圧ロールにより圧縮造粒するなどの一般的な造粒方法により製造することができる。
井戸内部の洗浄における(B)剤の使用量は井戸内部の水1mあたり通常5乃至20kgの量で、好ましくは10kgの量である。井戸内部の水1mあたり5kgより少ない量では(B)剤の濃度が薄くバイオフィルムの除菌を適切に行うことができず、また、20kgより多い場合では、(B)剤が水中に溶解しきれず溶け残ってしまう虞がある。
また、通常(B)剤は、井戸内部の水に投入後、該水中に完全に溶解するのに20乃至40分程度かかるため、投入後その程度の時間放置するのが良い。
本発明の(C)剤は過炭酸塩を含む中和剤である。
過炭酸塩は炭酸塩と過酸化水素の化合物であり、水中に加えると炭酸塩と過酸化水素に分離し、過酸化水素は水中で更に分解して酸素を発生して発泡するものである。
また、この発泡作用により(B)剤で処理した後のバイオフィルム(及びそれに内包されている金属スケール)を剥がし落すことができる。
そしてそれと同時に(C)剤は上記過炭酸塩の塩基性により、(A)剤及び(B)剤を投入した後の酸性の井戸内部の水を中和することができる。更に、(C)剤は(B)剤の処理後に残存している塩素成分(残留塩素)の脱塩素剤としての働きも兼ね備えている。
(C)剤に使用する過炭酸塩としては、過炭酸ナトリウム及び過炭酸カリウム等が挙げられる。
また、(C)剤中には更に炭酸ナトリウム等の安定剤や炭酸水素ナトリウム等の溶解調
整剤を含んでいても良い。
(C)剤中、過炭酸塩及び安定剤、溶解調整剤はそれぞれ(C)剤の質量に対して、60乃至95質量%及び1乃至50質量%、1乃至30質量%の割合で含まれ得る。過炭酸塩として過炭酸ナトリウムを、安定剤として炭酸ナトリウムを、溶解調整剤としては炭酸水素ナトリウムを含む場合が最も好ましい。この場合の各成分の配合割合は(C)剤の質量に対して、過炭酸ナトリウム65乃至95質量%、炭酸ナトリウム1乃至40質量%、炭酸水素ナトリウム1乃至20質量%の範囲であり得、これらの好ましい配合比は、過炭酸ナトリウム72乃至82質量%、炭酸ナトリウム10乃至20質量%、炭酸水素ナトリウム5乃至15質量%である。
上記発泡作用により、(C)剤は、予め別の容器に溶解させることなく、井戸内部の水中に投入して使用することができる。
(C)剤は粉塵を発生したり、水を加えた際に凝固し溶解が妨げられたりする虞が少ないという点から、その形態は顆粒であることが好ましいが、これに限定されるものでない。
また、(C)剤は、例えばその形態が顆粒の場合、通常の顆粒の製造方法で製造することができる。
中和剤である(C)剤の使用量は、(A)剤及び(B)剤の使用量に応じて決定されるものであり、(A)剤、(B)及び(C)剤の比率が、5乃至20:5乃至20:3乃至14の範囲である場合、井戸内部の洗浄効果と、洗浄後井戸内部の水の中性化を両立することができ、特に(A)剤、(B)及び(C)剤の比率が10:10:7である場合、洗浄効果が高く、且つ、洗浄後の井戸内部の水の液性が中性になる。
また、通常(C)剤は、井戸内部の水に投入後、該水中に完全に溶解させるために5乃至15分放置することが好ましい。
実施例
本発明を使用した洗浄作業の例を以下に説明するが、これは本発明を限定するものでない。なお、洗浄の対象とする井戸は、直径が0.4m、深さが85m、水深が24m(井戸水量3.0m)であり、井戸内部の洗浄が約3年間行われていない井戸である。
また実施例で使用した薬剤(A)剤、(B)剤及び(C)剤は以下のような組成である。
(A)剤
メタンスルホン酸 22%
ラウリルグルコシド 0.99%
ポチオキシエチレンドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム 0.01%
水 77%
(B)剤
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム 50%
炭酸水素ナトリウム 28%
コハク酸 22%
(C)剤
過炭酸ナトリウム 77%
炭酸ナトリウム 15%
炭酸水素ナトリウム 8%
実施例において井戸内部の洗浄は以下の要領で行った。
まず井戸内部から水中ポンプ及び揚水管を引き上げた。
そして、井戸内部のスクリーンをファイバースコープにて観察したところ、バイオフィルムが金属スケールを内包した状態でスクリーンに付着し、更にバイオフィルムの表面には部分的に金属スケールで覆われている箇所が存在することを確認した。
次に(A)剤30kg(井戸水量1m当り10kg)を井戸内部の水中に投入し、投入後直ちに井戸内の撹拌を90分間行った。撹拌にはサンドポンプを使用した。
その後顆粒状の(B)剤30kg(井戸水量1m当り10kg)を井戸内部の水中にそのまま投入した。(B)剤は井戸内部の水中で発泡しながら速やかに溶解した。そして、井戸内部の水を20分間放置した。
次に顆粒状の(C)剤21kg(井戸水量1m当り7kg)を井戸内部の水中に投入した。(C)剤は井戸内部の水中で発泡しながら速やかに溶解した。
(C)剤投入後まもなく、バイオフィルム等の汚れが水面に多数浮かび上がってきたのが目視で確認できた。そして(C)剤投入後10分間放置した。
その後、洗浄後の井戸内部の水を仮設ポンプを用いて汲み上げた。
そして、リンス処理(濯ぎ)を行った後、最初に取り外した水中ポンプ及び揚水管の据付を行い、作業を完了した。洗浄した後の井戸内部のスクリーンをファイバースコープにより観察したところ、金属スケール及びバイオフィルムの付着は殆ど認められなかった。
また、仮設ポンプで汲み上げた金属スケール及びバイオフィルムを含む洗浄後の井戸内部の水について液性を調べたところ、中性で残留塩素濃度は検出されなかった。
比較例
比較例では従来井戸内部の洗浄に使用してきた、重合リン酸塩及び晒粉の2種の薬剤からなる井戸用洗浄剤を使用した。
比較例で洗浄する対象の井戸は、実施例で洗浄した井戸と同様の用途、寸法、井戸水量であり、同様の期間洗浄を行っていない井戸である。
実施例と同様にまず井戸内部から水中ポンプ及び揚水管を引き上げ、そして、井戸内部をファイバースコープにて観察し、金属スケール及びバイオフィルムが実施例の井戸同様にスクリーンに付着していることを確認した。
次いで、撹拌機を設置した、容量が500Lの溶解タンクを用意し、その中に清水300Lを張り、撹拌機を運転しながら薬剤を1缶分ずつ(重合リン酸塩19kg、晒粉1kg)、合計10缶分(重合リン酸塩190kg、晒粉10kg)を投入して溶解させた。
そして薬剤の水溶液を井戸内部の水中に投入した。
薬剤の水溶液を投入後、サンドポンプにより24時間井戸内部の水を撹拌し、その後6日間井戸内部の水を放置し、井戸内部を薬剤の水溶液で浸漬した。その後コンプレッサーにより、スクリーンに残留して付着している金属スケール及びバイオフィルムを吹き落した。
その後、金属スケール及びバイオフィルムを含む洗浄後の井戸内部の水を仮設ポンプを用いて汲み上げた。
そして、リンス処理(濯ぎ)を行った後、最初に取り外した水中ポンプ及び揚水管の据付を行い、作業を完了した。洗浄した後の井戸内部のスクリーンをファイバースコープにより観察したところ、金属スケール及びバイオフィルムの付着は殆ど認められなかった。
また、仮設ポンプで汲み上げた金属スケール及びバイオフィルムを含む洗浄後の井戸内部の水について液性を調べたところ弱塩基性であったので、これを希酸を用いて中和し、その後更に脱リン処理設備により脱リン処理を行った。
以上のように、比較例の井戸内部の洗浄方法では、使用する各薬剤は、水に対する溶解性が高くないため、井戸内部の水に投入する前に、予め溶解タンク等に撹拌溶解させ、その溶解した溶液を井戸内部の水に投入する必要があるが、一方、実施例の本発明の井戸内部の洗浄方法では(A)剤乃至(C)剤は水への溶解性が高いものであるため、そのまま井戸内部の水中へ投入するだけで使用することができ、各薬剤の溶解及びその投入に要する作業を簡略化でき、その作業時間を短縮することができる。
また、比較例の井戸内部の洗浄方法では、上記薬剤の投入後、金属スケール及びバイオフィルムに薬剤をケーシング管壁及びスクリーンから剥がし落させるために24時間の撹拌を行なわねばならない。そして洗浄後には井戸内部の水を中和処理することが必要である。
一方、実施例の井戸内部の洗浄方法では(A)剤投入後90分の撹拌、(B)剤投入後20分の放置、(C)剤投入後10分の放置をするだけで、金属スケールの溶解及びバイオフィルムの除菌、及びこれらの剥がし落し、並びに井戸内部の水の中和まで行え、作業を大幅に簡略化でき、そしてその作業時間を短縮化することができる。
また、比較例の井戸内部の洗浄方法では、重合リン酸塩を使用することから洗浄後の井戸内部の水を排出する際には脱リン処理が必要であるが、一方、実施例の井戸内部の洗浄方法では、洗浄に使用する薬剤にリン原子を含有する成分が含まれていないことからそのような処理は不要である。
その上、実施例の井戸内部の洗浄方法では比較例の洗浄方法による洗浄と同等以上の洗浄効果が得られた。
よって以上より本発明の井戸内部の洗浄方法により、井戸内部の洗浄を従来よりも短時間で効率的に行うことができる。

Claims (6)

  1. 井戸内部の水中に、次の(A)剤、(B)剤、及び(C)剤を順に加える工程を含む井戸内部の洗浄方法。
    (A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
    (B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
    (b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
    (b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
    (b3)固体の有機酸又は無機酸、
    (C)過炭酸塩を含む中和剤
  2. 前記(C)剤は過炭酸塩として過炭酸ナトリウムを含む中和剤である請求項1に記載の井戸内部の洗浄方法。
  3. 前記(b2)成分が炭酸水素ナトリウムであり、前記(b3)成分がコハク酸である請求項1又は請求項2に記載の井戸内部の洗浄方法。
  4. 次の(A)剤入り容器、(B)剤入り容器及び(C)剤入り容器からなる、井戸内部の洗浄用薬剤キット。
    (A)メタンスルホン酸を含む金属スケール溶解剤、
    (B)次の(b1)、(b2)及び(b3)成分を含む除菌剤、
    (b1)ジクロロイソシアヌル酸のナトリウム塩又はカリウム塩、
    (b2)炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種、
    (b3)固体の有機酸又は無機酸、
    (C)過炭酸塩を含む中和剤
  5. 前記(C)剤は炭酸塩として過炭酸ナトリウムを含む中和剤である請求項4に記載の薬剤キット。
  6. 前記(b2)成分が炭酸水素ナトリウムであり、前記(b3)成分がコハク酸である請求項4又は請求項5に記載の薬剤キット。
JP2012188844A 2012-08-29 2012-08-29 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物 Pending JP2014047467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012188844A JP2014047467A (ja) 2012-08-29 2012-08-29 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012188844A JP2014047467A (ja) 2012-08-29 2012-08-29 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014047467A true JP2014047467A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50607438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012188844A Pending JP2014047467A (ja) 2012-08-29 2012-08-29 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014047467A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109122715A (zh) * 2017-06-27 2019-01-04 德州绿能水处理科技有限公司 过一硫酸氢钾复合杀菌剂
JP2019119879A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 四国化成工業株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP2019183152A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 四国化成工業株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP2020169244A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 浜田 勉 洗浄剤セット及びその使用方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109122715A (zh) * 2017-06-27 2019-01-04 德州绿能水处理科技有限公司 过一硫酸氢钾复合杀菌剂
JP2019119879A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 四国化成工業株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP2019183152A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 四国化成工業株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP2021152186A (ja) * 2018-04-04 2021-09-30 四国化成工業株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP7220256B2 (ja) 2018-04-04 2023-02-09 四国化成ホールディングス株式会社 起泡性洗浄剤組成物
JP2020169244A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 浜田 勉 洗浄剤セット及びその使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09125097A (ja) 表面から汚れを除去するための活性化水性オゾンの洗浄及び衛生処理構成物
JP2014047467A (ja) 井戸の洗浄方法及び井戸用洗浄剤組成物
JP4974205B2 (ja) 洗剤および消毒剤
JP2012149226A (ja) 食品加工設備及び/又は調理設備用液体洗浄剤組成物
CA2475443A1 (en) Method for sterilisation and cleaning of water supply systems, in particular in swimming and bathing pool units and device for carrying out the same
JPH0931494A (ja) 医療機器洗浄液用配合剤と医療機器の洗浄方法
ES2691947T3 (es) Procedimiento para combatir moho, algas, así como otros microorganismos en distintas superficies de pared, suelo o techo afectadas por estos organismos, así como mampostería en general
JP4602178B2 (ja) 洗浄方法
US20040253140A1 (en) Method and kit for mechanically cleaning and sterilizing medical instruments
JP4436659B2 (ja) 発泡性洗浄剤
JP2010202564A (ja) ジクロロイソシアヌル酸錠剤
JP2009209176A (ja) 業務用洗濯機のスケール除去剤及び洗浄方法
JP4862127B2 (ja) 残り湯供給用ホースの殺菌洗浄方法及びその殺菌洗浄方法に使用するホース用薬剤と洗濯機の洗浄方法及びその洗浄方法に使用する洗濯機の洗浄用薬剤
JP4794844B2 (ja) 配管洗浄方法
JP2018521249A (ja) 排水管洗浄キット及びこれを用いた洗浄方法
JP4971112B2 (ja) 飲料水配管から固形沈積物を除去することを主たる目的とする、少なくとも4種の成分と水との混合物からなる洗浄剤
JP2000005772A (ja) 消臭剤
WO2017204269A1 (ja) 殺菌消毒剤及び殺菌消毒方法
JP2018122292A (ja) 海生生物の付着防止方法およびそれに用いる付着防止剤
KR102237115B1 (ko) 비염산계 요석제거제 조성물 및 이를 포함하는 비염산계 액상 요석제거제
JP3881708B2 (ja) 洗浄剤および洗浄方法
JPH0920606A (ja) 医療検査用マイクロプレート除菌洗浄剤
TWI343284B (en) Washing method
JPS62180799A (ja) 井戸用洗浄剤
KR100884062B1 (ko) 오물 처리용 조성물 및 이를 이용한 오물 처리 방법