JP2014037672A - ウインドレギュレータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ガラスホルダ10とスライダ本体20から成るスライダを一本のガイドレール3の案内で上下方向へ摺動させることによりガラスランに案内されるウインドガラス5を昇降させるウインドレギュレータ。スライダ本体20は、ガラスホルダ10を締結するための構造を成す部位である取付部21a,21bを備えた板状のホルダブラケット21を有し、ガラスホルダ10は、取付部21a,21bによって規定される位置を回転中心200cとして、ホルダブラケット21の板面によって規定される平面内で角度調整可能に取付部21a,21bにてスライダ本体20に締結される。
【選択図】図1
Description
ガラスホルダ10とスライダ本体20から成るスライダを一本のガイドレール3の案内で上下方向へ摺動させることにより、ガラスランに案内されるウインドガラス5を昇降させる、シングルガイド式のウインドレギュレータであって、
前記スライダ本体20は、前記ガラスホルダ10を締結するための構造を成す部位としての一対の取付部21a,21bを備えた板状のホルダブラケット21を有し、
前記ガラスホルダ10は、前記一対の取付部21a,21bによって規定される位置を回転中心200cとして、前記ホルダブラケット21の板面によって規定される平面内で角度調整可能に、前記一対の取付部21a,21bにて前記スライダ本体20に締結される、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。
上記に於いて、「ガラスホルダ10を締結するための構造を成す部位としての一対の取付部21a,21b」との記述は、取付部がホルダブラケット21の部位(例:ホルダブラケット21に形成された孔)である構成と、取付部がホルダブラケット21の板材とは別部材として設けられている構成の両者を含むことを意味する。
また、上記に於いて、回転中心は、ホルダブラケット21に在ってもよく、ホルダブラケット21からはみ出た位置に在ってもよい。
構成1に於いて、
前記スライダ本体20は、前記ガイドレール3に摺動可能に組み付けられる摺動本体部20sと、該摺動本体部20sにより車体前後方向へ摺動可能に支持されたホルダブラケット21を有する、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。
上記に於いて、「摺動本体部20sにより車体前後方向へ摺動可能にホルダブラケット21を支持する構成」としては、例えば、
「摺動本体部20sから突設され車体前後方向へ延びるレール状のブラケット支持部20rと、該レール状のブラケット支持部20rにより摺動可能に支持されるホルダブラケット21」
という構成(図2(c)(d)参照)を例示できるが、これに代えて、レール状の部材をホルダブラケット21側に設けるように構成してもよい。
[3]構成3
構成1又は構成2に於いて、
前記一対の取付部21a,21bは前記回転中心200cを中心とする仮想円200上に位置するボルト締結用の一対の取付孔であり、該一対の取付孔21a,21bに対応して前記ガラスホルダ10にはボルト締結用の受け孔11a,11bがそれぞれ設けられており、
前記角度調整は、前記一対の取付孔21a,21bと受け孔11a,11bに於いて、それぞれ、対応する取付孔と受け孔21a−11a,21b−11bの一方を円弧状の長孔として構成することにより可能とされている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。
[4]構成4
構成3に於いて、
前記ホルダブラケット21に備えられている一対の取付孔21a,21bは、前記仮想円200に沿う一対の円弧状の長孔である、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。
[5]構成5
構成1〜構成4の何れかに於いて、
前記ホルダブラケット21の上端部には、前記回転中心200cを中心とする円弧状を成す張出部210がウインドガラス5の下縁51pとの当接部として設けられている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。
[6]構成6
構成3又は構成4に於いて、
前記ガラスホルダ10の一対の受け孔11a,11bは、一体に形成された単一部材としてのガラスホルダにそれぞれ設けられており、
前記ホルダブラケット21の上端部には、前記ガラスホルダ10の下縁に当接する張出部が設けられている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ
構成2は、構成1に於いて、前記スライダ本体20は、前記ガイドレール3に摺動可能に組み付けられる摺動本体部20sと、該摺動本体部20sにより車体前後方向へ摺動可能に支持されたホルダブラケット21を有することを特徴とするため、ガラスホルダ10とスライダ本体20とを仮締結状態としてウインドガラスを角度調整(回転中心の回りの回転)しつつ上死点まで上昇させる際に、ガラスランとウインドガラスの縁との間のクリアランスに応じて、ガイドレールと交叉する方向への微小移動が可能であり、上記角度調整を滑らかに行うことができる。
構成3は、構成1又は構成2に於いて、前記一対の取付部21a,21bは前記回転中心200cを中心とする仮想円200上に位置するボルト締結用の一対の取付孔であり、該一対の取付孔21a,21bに対応して前記ガラスホルダ10にはボルト締結用の受け孔11a,11bがそれぞれ設けられており、前記角度調整は、前記一対の取付孔21a,21bと受け孔11a,11bに於いて、それぞれ、対応する取付孔と受け孔21a−11a,21b−11bの一方を円弧状の長孔として構成することにより可能とされているという、具体的構成例を与えることができる。
構成4は、構成3に於いて、前記ホルダブラケット21に備えられている一対の取付孔21a,21bは、前記仮想円200に沿う一対の円弧状の長孔であるという、具体的な構成例を与えることができる。
構成5は、構成1〜構成4の何れかに於いて、前記ホルダブラケット21の上端部には、前記回転中心200cを中心とする円弧状を成す張出部210がウインドガラス5の下縁51pとの当接部として設けられているという、具体的構成例を与えることができるとともに、ウインドガラス5の角度調整をより滑らかに行うことができる。
構成6は、構成3又は構成4に於いて、前記ガラスホルダ10の一対の受け孔11a,11bは一体に形成された単一部材としてのガラスホルダにそれぞれ設けられており、前記ホルダブラケット21の上端部には、前記ガラスホルダ10の下縁に当接する張出部が設けられていることを特徴とするため、ウインドガラス5には変更を加えることなく、構成3や構成4の効果を達成することができる。
ウインドレギュレータは、図3に示すように、自動車ドアのアウタパネル61に組み付けられる。このウインドレギュレータは、上下方向に設けられたガイドレール3と、該ガイドレール3に摺動可能に組み付けられたスライダ(スライダ本体20等)と、該スライダをモータ71の駆動力でワイヤドラム72から繰り出し/引き込むワイヤ73により牽引して上下方向に移動させる駆動機構等を有する。スライダの上下移動により、該スライダに支持されているウインドガラス5は、その両縁(自動車前後方向端の縁)を、ドアサッシュ4側のガラスランに案内されて昇降される。ドアサッシュ4にガラスランが取り付けられることは周知であるため説明は省略する。なお、図3(a)ではスライダは上死点に示されているとともに、下死点にも示されている。また、図3(b)で、75はワイヤプーリ、62は自動車ドアのインナパネルである。
図4(a)は第1の具体例であり、前述と同様に、ブラケット本体部21gの上端付近の張出部が円弧状を成すとともに、ウインドガラス5の下縁部501も円弧状を成す。この場合、回転中心200cは、ブラケット本体部21g内に在る。
図4(b)は第2の具体例であり、ブラケット本体部21gの上縁部が直線状を成すとともに、ウインドガラス5の下縁部502が、三角形状に下方へ張り出している。この場合、回転中心200cは、ブラケット本体部21gの上縁部に在る。
図4(c)は第3の具体例であり、ブラケット本体部21gの上端部付近の張出部は円弧状を成すが、ウインドガラス503の下縁部は直線状を成す。この場合、回転中心200cは、ブラケット本体部21g内に在る。
さらに、図4(c)には、ガラスホルダが、一体に形成された単一部材である第4の具体例を、図中に、二点鎖線のガラスホルダ100として併せて示す。この第4の具体例の場合、ホルダブラケット21の上端部付近の張出部は、当該単一部材であるガラスホルダ100の下縁100pに当接することとなる。
このように構成しても、本発明の効果を達成することができる。
100 ガラスホルダ
100p ガラスホルダの下縁
11a,11b 受け孔
20 スライダ本体
20r ブラケット支持部
20s 摺動本体部
200 仮想円
200c 仮想円の中心位置/回転中心
21 ホルダブラケット
21g ブラケット本体部
21s Cチャンネル部
210 張出部
21a,21b 取付部/取付孔/取付長孔
3 ガイドレール
4 ドアサッシュ
5 ウインドガラス
51p ウインドガラスの下縁
61 アウタパネル
62 インナパネル
71 モータ
72 ワイヤドラム
73 ワイヤ
Claims (6)
- ガラスホルダとスライダ本体から成るスライダを一本のガイドレールの案内で上下方向へ摺動させることにより、ガラスランに案内されるウインドガラスを昇降させる、シングルガイド式のウインドレギュレータであって、
前記スライダ本体は、前記ガラスホルダを締結するための構造を成す部位としての一対の取付部を備えた板状のホルダブラケットを有し、
前記ガラスホルダは、前記一対の取付部によって規定される位置を回転中心として、前記ホルダブラケットの板面によって規定される平面内で角度調整可能に、前記一対の取付部にて前記スライダ本体に締結される、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。 - 請求項1に於いて、
前記スライダ本体は、前記ガイドレールに摺動可能に組み付けられる摺動本体部と、該摺動本体部により車体前後方向へ摺動可能に支持されたホルダブラケットを有する、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。 - 請求項1又は請求項2に於いて、
前記一対の取付部は前記回転中心を中心とする仮想円上に位置するボルト締結用の一対の取付孔であり、該一対の取付孔に対応して前記ガラスホルダにはボルト締結用の受け孔がそれぞれ設けられており、
前記角度調整は、前記一対の取付孔と受け孔に於いて、それぞれ、対応する取付孔と受け孔の一方を円弧状の長孔として構成することにより可能とされている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。 - 請求項3に於いて、
前記ホルダブラケットに備えられている一対の取付孔は、前記仮想円に沿う一対の円弧状の長孔である、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
前記ホルダブラケットの上端部には、前記回転中心を中心とする円弧状を成す張出部がウインドガラスの下縁との当接部として設けられている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ。 - 請求項3又は請求項4に於いて、
前記ガラスホルダの一対の受け孔は、一体に形成された単一部材としてのガラスホルダにそれぞれ設けられており、
前記ホルダブラケットの上端部には、前記ガラスホルダの下縁に当接する張出部が設けられている、
ことを特徴とするシングルガイド式のウインドレギュレータ
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WO2019230882A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 対象物移動装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414582A (ja) * | 1990-05-07 | 1992-01-20 | Nippon Cable Syst Inc | ウインドレギユレータのキャリヤプレート |
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2012
- 2012-08-10 JP JP2012178830A patent/JP6045251B2/ja not_active Expired - Fee Related
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