JP2014037115A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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亮 寺門
Takashi Ebisawa
崇 海老澤
Mamoru Saito
衛 齊藤
Toshihide Maesaka
敏秀 前坂
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Abstract

【課題】印刷画質の低下を抑制する。
【解決手段】インクジェット印刷装置1は、並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッド31と、用紙保持面上の用紙とを、複数のノズル列が並列する方向に相対移動させつつ、ノズル列のノズルから用紙へインクを吐出して印刷を行う装置である。インクジェット印刷装置1は、用紙保持面とインクジェットヘッド31の吐出面との間の距離であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整ユニット33と、印刷対象の画像データに基づき、インクジェットヘッド31に対する用紙の相対移動方向における最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列からのインク吐出により相対移動方向の気流を遮るインク壁が形成されるか否かを判断し、その判断結果に基づき、ヘッドギャップ調整ユニット33によりヘッドギャップを調整するよう制御する制御部5とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェットヘッドから印刷媒体にインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置に関する。
従来、用紙を搬送しつつ、固定のインクジェットヘッドから用紙へインクを吐出するライン型のインクジェット印刷装置が知られている。
ライン型のインクジェット印刷装置では、用紙搬送機構により気流が発生する。また、インクジェットヘッドのノズルからインクの液適を吐出することにより、インクジェットヘッドから用紙へ向かう気流が発生する。この気流を自己気流と呼ぶ。
ここで、主走査方向に近接する複数のノズルにおいて発生する自己気流が、用紙搬送機構による気流を遮る壁として作用することがある。この擬似的な壁をインク壁と呼ぶ。インク壁が形成されると、用紙搬送機構による搬送方向の気流が、インク壁に沿ってその裏側へ回り込む気流となる。
ところで、ライン型のインクジェット印刷装置として、主走査方向に配列された複数のノズルからなるノズル列が2列形成されたインクジェットヘッドを用いたものがある。2列のノズル列は、用紙の搬送方向に平行な副走査方向に並列して配置される。
このようなライン型のインクジェット印刷装置において、用紙の搬送方向における上流側のノズル列からのインクの吐出によりインク壁が形成されると、インク壁の裏側へ回り込んだ気流により、下流側のノズル列から吐出されたインクの着弾ずれが発生することがある。
インクジェット印刷装置におけるインクの着弾ずれは、印刷画質の低下を招く。インクの着弾ずれを抑える技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の技術では、コックリングによる用紙の浮いた高さに応じてヘッドギャップを調整することで、インクの着弾ずれを抑えている。
特開2009−119713号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、上述したインク壁の裏側へ回り込んだ気流によるインクの着弾ずれは考慮されておらず、これによる印刷画質の低下には対処できない。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、印刷画質の低下を抑制できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドと、媒体保持面上の印刷媒体とを、前記複数のノズル列が並列する方向に相対移動させつつ、前記ノズル列のノズルから印刷媒体へインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置であって、前記媒体保持面と前記インクジェットヘッドの吐出面との間の距離であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部と、印刷対象の画像データに基づき、前記インクジェットヘッドに対する印刷媒体の相対移動方向における最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列からのインク吐出により気流を遮るインク壁が形成されるか否かを判断し、その判断結果に基づき、前記ヘッドギャップ調整部によりヘッドギャップを調整するよう制御する制御部とを備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記制御部は、前記最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度を用いて、前記インク壁が形成されるか否かを判断することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴は、前記制御部は、前記最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いて、前記インク壁が形成されるか否かを判断することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第4の特徴は、前記制御部は、ヘッドギャップに応じて、前記インクジェットヘッドと印刷媒体との相対移動速度を制御することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、印刷対象の画像データに基づき、インクジェットヘッドに対する印刷媒体の相対移動方向における最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列からのインク吐出により気流を遮るインク壁が形成されるか否かを判断し、その判断結果に基づき、ヘッドギャップを調整する。これにより、インクジェット印刷装置は、インク壁が形成される場合でも、インク壁の裏側へ回り込む気流によるインクの着弾ずれ量を低減して、印刷画質の低下を抑制できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度を用いて、インク壁が形成されるか否かを判断する。これにより、インクジェット印刷装置は、画像データから、インク壁が形成されるか否かを容易に判断できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴によれば、最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いて、インク壁が形成されるか否かを判断する。これにより、インクジェット印刷装置は、インク壁が形成されるか否かをより高い精度で判断できる。この結果、インクジェット印刷装置は、ヘッドギャップの調整をより適切に行うことができる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第4の特徴によれば、ヘッドギャップに応じて、印刷媒体とインクジェットヘッドとの相対移動速度を制御することで、印刷媒体とインクジェットヘッドとの接触を低減できる。
実施の形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 実施の形態に係るインクジェット印刷装置の制御系の構成を示すブロック図である。 搬送ベルトおよびプラテンプレートの部分拡大断面図である。 ヘッドブロックの配置を示す図である。 ヘッドブロックの概略構成図である。 ヘッドギャップテーブルを示す図である。 実施の形態に係るインクジェット印刷装置の動作を説明するためのフローチャートである。 自己気流の説明図である。 インク壁付近の気流の説明図である。 上流側のノズル列からのインク吐出によりインク壁が形成された場合の着弾ずれの説明図である。 インク壁が形成されない場合の着弾ドットを示す図である。 (a)は、着弾ずれ量と、用紙と吐出面との間の距離との関係を示す実験におけるインクを吐出したノズルを示す図、(b)は、当該実験における主走査方向の着弾ずれ量と、用紙と吐出面との間の距離との関係を示す図、(c)は、当該実験における副走査方向の着弾ずれ量と、用紙と吐出面との間の距離との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図、図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の制御系の構成を示すブロック図、図3は、搬送ベルトおよびプラテンプレートの部分拡大断面図、図4は、ヘッドブロックの配置を示す図、図5は、ヘッドブロックの概略構成図である。以下の説明において、ユーザが位置する図1の紙面表方向を前方とする。また、図1に示すように、ユーザから視て、上下左右を上下左右方向とする。また、図1において破線で示す経路が、印刷媒体である用紙PAが搬送される搬送経路Rである。以下の説明における上流、下流は、搬送経路Rにおける上流、下流を意味する。
図1、図2に示すように、インクジェット印刷装置1は、給紙部2と、搬送部3と、印刷部4と、制御部5とを備える。
給紙部2は、用紙PAの給紙を行う。給紙部2は、給紙台11と、給紙ローラ12と、レジストローラ13とを備える。
給紙台11は、印刷に用いられる用紙PAが積載されるものである。
給紙ローラ12は、給紙台11に積載された用紙PAを1枚ずつピックアップしてレジストローラ13に向けて搬送する。給紙ローラ12は、給紙台11の上側に配置されている。給紙ローラ12は、図示しないモータにより回転駆動される。
レジストローラ13は、給紙ローラ12により搬送されてきた用紙PAを一旦止めた後、搬送部3に向けて搬送する。レジストローラ13は、給紙ローラ12の下流側に配置されている。レジストローラ13は、図示しないモータにより回転駆動される。
搬送部3は、レジストローラ13から搬送されてきた用紙PAを搬送する。搬送部3は、搬送ベルト21と、駆動ローラ22と、従動ローラ23〜25と、ベルト駆動モータ26と、プラテンプレート27と、ファン28とを備える。
搬送ベルト21は、駆動ローラ22および従動ローラ23〜25に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト21には、図3に示すように、用紙PAを吸着保持するための貫通穴であるベルト穴21aが多数形成されている。搬送ベルト21は、ファン28の駆動によりベルト穴21aに発生する吸着力により、用紙PAを用紙保持面(請求項の媒体保持面に相当)21b上に吸着保持する。用紙保持面21bは、駆動ローラ22と従動ローラ23との間で略水平となる搬送ベルト21の上面である。搬送ベルト21は、駆動ローラ22の回転駆動により、図1における時計回り方向に回転する。これにより、搬送ベルト21は、無端移動することで、用紙保持面21b上に吸着保持した用紙PAを右方向へ搬送する。
駆動ローラ22および従動ローラ23〜25は、搬送ベルト21が掛け渡されるものである。駆動ローラ22は、ベルト駆動モータ26により回転駆動され、搬送ベルト21を回転させる。従動ローラ23〜25は、搬送ベルト21を介して駆動ローラ22に従動する。従動ローラ23は、駆動ローラ22と略同じ高さで、駆動ローラ22から左右方向に所定間隔だけ離間して配置されている。従動ローラ24,25は、駆動ローラ22および従動ローラ23の下方において、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、略同じ高さに配置されている。
ベルト駆動モータ26は、駆動ローラ22を回転駆動させる。
プラテンプレート27は、駆動ローラ22と従動ローラ23との間において搬送ベルト21の下側に配置され、搬送ベルト21の下面を摺動可能に支持する。プラテンプレート27は、ベルト穴21aが通過する箇所において上面から下面に向かって掘り下げられた複数の凹部27aと、凹部27aの底面の一部からプラテンプレート27の下面に貫通する複数の吸引穴27bとを有する。
ファン28は、下方向への気流を生じさせる。これにより、ファン28は、プラテンプレート27の吸引穴27b、凹部27a、および搬送ベルト21のベルト穴21aを介して空気を吸引してベルト穴21aに負圧を発生させ、用紙PAを用紙保持面21b上に吸着させる。ファン28は、プラテンプレート27の下方に配置されている。
印刷部4は、搬送部3により搬送される用紙PAに印刷を行う。印刷部4は、搬送部3の上側に設けられている。印刷部4は、インクジェット印刷装置1の筐体(図示せず)内に固定されている。印刷部4は、インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yと、ヘッドホルダ32と、ヘッドギャップ調整ユニット(請求項のヘッドギャップ調整部に相当)33とを備える。なお、色の区別が必要ない場合等に、符号における色を示すアルファベットの添え字(C,K,M,Y)を省略することがある。
インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yは、それぞれ、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出する。インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yは、搬送部3の上方において、左右方向に並列して配置されている。インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yは、ライン型のインクジェットヘッドであり、図4に示すように、それぞれ6個のヘッドブロック35を有する。各インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yにおいて、6個のヘッドブロック35は、千鳥配置されている。具体的には、6個のヘッドブロック35は、前後方向(主走査方向)に配列され、かつ、1つおきに左右方向(副走査方向)における位置をずらして配置されている。なお、図4では、ヘッドホルダ32等は図示を省略している。
ヘッドブロック35は、図4、図5に示すように、用紙PAの搬送方向(請求項の相対移動方向に相当)における上流側(左側)のヘッドモジュール36Uと、下流側(右側)のヘッドモジュール36Dとを貼り合わせて構成されている。
ヘッドモジュール36U,36Dは、図5に示すように、それぞれ下面である吐出面36aにノズル列37U,37Dを有する。したがって、ヘッドブロック35において、2つのノズル列37U,37Dが、左右方向に並列して配置されている。なお、図5は、ヘッドブロック35を下側から見た図である。ノズル列37U,37Dは、同じライン上にインクを吐出するものである。すなわち、同じラインに対して、下流側のノズル列37Dからのインクの吐出は、上流側のノズル列37Uからのインクの吐出より後のタイミングで行われる。
ノズル列37U,37Dは、主走査方向(前後方向)に配列された複数のノズル38からなる。各ノズル列37U,37Dにおいて、ノズル38は、主走査方向に所定のピッチPで等間隔に配置されている。そして、ノズル列37Uのノズル38とノズル列37Dのノズル38とが、主走査方向に半ピッチ(P/2)分だけずれるように配置されている。これにより、主走査方向の解像度を高めている。
ヘッドモジュール36U,36Dは、1つのノズル38から1つの画素に対して吐出するインクの液滴数(ドロップ数)を変えることができ、液滴数(例えば、1〜7ドロップ)により濃度を表現する印刷を行う。
ヘッドホルダ32は、搬送部3の上方において、インクジェットヘッド31のヘッドブロック35を保持する。ヘッドホルダ32は、中空状の略直方体形状に形成されている。
ヘッドギャップ調整ユニット33は、ヘッドギャップHを調整する。ヘッドギャップHは、図3に示すように、搬送ベルト21の用紙保持面21bとインクジェットヘッド31の吐出面36aとの間の距離である。ヘッドギャップ調整ユニット33は、ヘッドギャップ調整機構41と、昇降モータ42と、接続部材43とを備える。
ヘッドギャップ調整機構41は、インクジェットヘッド31に対して搬送部3を昇降させるものである。ヘッドギャップ調整機構41は、前後方向に離間して2つ設けられている。ヘッドギャップ調整機構41は、1対のプーリ46,47と、シャフト48と、ワイヤ49,50とを備える。
プーリ46,47は、それぞれワイヤ49,50の巻き取りおよび繰り出しを行う。プーリ46,47は、互いに左右方向に離間して、ヘッドホルダ32内に回転可能に支持されている。
シャフト48は、1対のプーリ46,47を互いに接続するものである。シャフト48は、左右方向に延びる長尺状の部材からなり、一端がプーリ46に固定され、他端がプーリ47に固定されている。これにより、1対のプーリ46,47が同期して回転される。
ワイヤ49,50は、搬送部3を吊り下げ支持する。ワイヤ49,50の一端は、搬送部3に接続され、他端側は、プーリ46,47に巻き付けられている。ワイヤ49,50がプーリ46,47の回転により巻き取られたり繰り出されたりすることで、搬送部3が昇降し、ヘッドギャップHが変化する。
昇降モータ42は、プーリ46,47を回転駆動させる。
接続部材43は、ヘッドホルダ32と搬送部3とを接続する部材である。接続部材43は、ヘッドギャップHに応じて上下方向の長さが調整可能に構成されている。
制御部5は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部5は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。
制御部5は、図6に示すヘッドギャップテーブル51を予め記憶している。ヘッドギャップテーブル51は、用紙種類とヘッドギャップHとの関係を示すテーブルである。ヘッドギャップテーブル51は、ヘッドギャップHとして、標準値Hsと、標準値Hsより小さい狭小値Hnとを保持している。厚さが大きい用紙種類ほど、ヘッドギャップH(標準値Hs、狭小値Hn)は大きく設定される。制御部5は、印刷対象の画像データに基づき、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを判断し、その判断結果に基づき、ヘッドギャップHを標準値Hsか狭小値Hnに調整する制御を行う。標準値Hsは、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されないと判断された場合に設定される値である。狭小値Hnは、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されると判断された場合に設定される値である。
次に、インクジェット印刷装置1の動作について説明する。
図7は、インクジェット印刷装置1の動作を説明するためのフローチャートである。図7のフローチャートの処理は、インクジェット印刷装置1に印刷対象の画像データが入力されることにより開始となる。ここでは、RGB形式の画像データがインクジェット印刷装置1に入力されるものとする。
図7のステップS10において、制御部5は、RGB形式の画像データから、インクジェットヘッド31による印刷に対応する形式の画像データであるドロップデータを生成する。
具体的には、まず、制御部5は、RGB形式の画像データを色変換し、C,M,Y,Kの各色の画像データを生成する。制御部5は、例えば、RGB値とCMYK値との対応関係が記録されたルックアップテーブル(図示せず)を参照して、色変換を行う。次いで、制御部5は、C,M,Y,Kの各色の画像データにハーフトーン処理を施し、各色のドロップデータを生成する。各色のドロップデータは、各画素に吐出する各色のインクの液滴数(ドロップ数)を示すデータである。
次いで、ステップS20において、制御部5は、少なくともいずれかのインクジェットヘッド31において、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを判断する。具体的には、制御部5は、少なくともいずれかの色のドロップデータにおいて、上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域があるか否かを判断する。上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域は、ノズル列37Uによる吐出対象の画素(インクが吐出される画素)の密度が大きく、ノズル列37Uからのインクの吐出によりインク壁の形成が予測される領域である。
上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域の有無を判断するため、例えば、制御部5は、ドロップデータにおいて、主走査方向の長さ、副走査方向の長さがそれぞれの規定画素数となる矩形の領域を注目領域とする。そして、制御部5は、注目領域を走査させつつ、注目領域内における、上流側のノズル列37Uによる吐出対象の画素の密度である上流側吐出密度Dを算出する。この上流側吐出密度Dは、注目領域内における上流側のノズル列37Uのノズル38に対応する全画素数に対する、ドロップ数が0ではない(インクが吐出される)画素数の割合である。
ここで、前述のように、インクジェットヘッド31では、ノズル列37Uのノズル38とノズル列37Dのノズル38とが、主走査方向に半ピッチ(P/2)分だけずれるように配置されている。そして、ノズル列37U,37Dは、同じライン上にインクを吐出するものである。このため、ドロップデータでは、全画素のうち、上流側のノズル列37Uのノズル38に対応する画素と、下流側のノズル列37Uのノズル38に対応する画素とが半々になっている。
制御部5は、注目領域に対して上流側吐出密度Dを算出すると、閾値Dthと比較する。上流側吐出密度Dが閾値Dth以上である場合、制御部5は、当該注目領域が高吐出密度領域であると判断する。この結果、制御部5は、上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域があり、インク壁が形成されると判断する。
少なくともいずれかの色において、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されると判断した場合(ステップS20:YES)、ステップS30において、制御部5は、ヘッドギャップ調整ユニット33によりヘッドギャップHを用紙種類に応じた狭小値Hnに設定する。
次いで、ステップS40において、制御部5は、印刷を実行する。具体的には、制御部5は、ベルト駆動モータ26により駆動ローラ22を回転駆動させる。これにより、搬送ベルト21が周回駆動される。また、制御部5は、給紙部2を駆動させ、用紙PAを搬送部3へと搬送させる。そして、制御部5は、搬送部3により搬送される用紙PAに対し、ドロップデータに基づき、インクジェットヘッド31C,31K,31M,31Yからインクの液滴を吐出させる。これにより、用紙PAに画像が印刷される。
一方、すべての色において、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されないと判断した場合(ステップS20:NO)、ステップS50において、制御部5は、ヘッドギャップ調整ユニット33によりヘッドギャップHを用紙種類に応じた標準値Hsに設定する。この後、制御部5は、ステップS40に進み、印刷を実行する。
印刷時には、図8に示すように、インクジェットヘッド31のヘッドブロック35からインクの液滴52が吐出されることで、ヘッドブロック35から用紙PAへ向かう自己気流W1が発生する。また、搬送部3による用紙PAの搬送およびファン28による空気の吸引により、搬送方向の気流W2が発生する。
ここで、上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域がある場合、主走査方向のある程度の幅の範囲内における上流側のノズル列37Uの多くのノズル38から、多くのラインに対してインクの液滴52が吐出されることになる。これにより、複数のノズル38に対応する自己気流W1が、気流W2を遮るインク壁を形成する。
図9に示すように、インク壁53が形成されると、気流W2は、インク壁53に沿ってその裏側(右側)へ回り込む。これにより、気流W2は、インク壁53の裏側(右側)において、前後方向における両端から中央側へと向かう。上流側のノズル列37Uからのインク吐出によりインク壁53が形成されると、図9に示したようなインク壁53の裏側における気流W2により、下流側のノズル列37Dから吐出されるインクの液滴の飛翔軌道が中央側へと曲げられる。
この結果、図10に示すように、下流側のノズル列37Dから吐出されたインクの液滴による着弾ドット61dが、主走査方向において理想的な着弾位置からずれる。ここで、着弾ドット61uは、上流側のノズル列37Uのノズル38から吐出されたインクの液滴による着弾ドットである。図10は、上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域において、連続する複数のノズル38から各ラインに対してインクが吐出されることで、インク壁53に起因して、下流側のノズル列37Dから吐出されたインクの着弾ずれが生じる様子を示している。図10における左側の領域では、まだインク壁53が形成されないため着弾ずれは発生しない。
なお、図11に示すように、上流側のノズル列37Uによる着弾ドット61uの密度が小さい領域に対するインクの吐出においては、インク壁53は形成されない。このため、インク壁53に起因する下流側のノズル列37Dによる着弾ドット61dの着弾ずれは生じない。
着弾ずれ量は、用紙PAと吐出面36aとの間の距離が大きいほど、大きくなる。用紙PAと吐出面36aとの間の距離は、ヘッドギャップHから用紙PAの厚さを除いた距離に相当する。同じ種類の(厚さが同じ)用紙PAであれば、ヘッドギャップHが大きいほど、用紙PAと吐出面36aとの間の距離が大きくなる。
着弾ずれ量と、用紙PAと吐出面36aとの間の距離との関係を示す実験結果を図12に示す。図12(a)において、この実験でインクを吐出した隣接する複数のノズル38を黒で塗りつぶして示している。上流側のノズル列37Uのノズル38a,38b,38cにおける主走査方向の着弾ずれ量と、用紙PAと吐出面36aとの間の距離との関係、および、下流側のノズル列37Dのノズル38d,38e,38fにおける主走査方向の着弾ずれ量と、用紙PAと吐出面36aとの間の距離の関係を図12(b)に示す。ノズル38aは、上流側のノズル列37Uにおいてインクを吐出した複数のノズル38のうちの中央部のノズル38であり、ノズル38b,38cは、両端部のノズル38である。ノズル38dは、下流側のノズル列37Dにおいてインクを吐出した複数のノズル38のうちの中央部のノズル38であり、ノズル38e,38fは、両端部のノズル38である。図12(b)における着弾ずれ量は、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によりインク壁53が形成された定常状態における主走査方向の着弾ずれ量である。
図12(b)に示すように、下流側のノズル列37Dのノズル38eとノズル38fとで、互いに逆方向の、中央側への着弾ずれが確認された。また、用紙PAと吐出面36aとの間の距離が大きいほど、着弾ずれ量が大きくなっている。
このことから、インクジェット印刷装置1では、前述のように、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によりインク壁53が形成されると判断した場合、着弾ずれ量を低減して印刷画質の低下を抑えるために、ヘッドギャップHを狭小値Hnとする。
なお、図12(c)には、インク壁53が形成された定常状態における、上流側のノズル列37Uの各ノズル38における副走査方向の着弾ずれ量の平均値と、用紙PAと吐出面36aとの間の距離との関係、および、下流側のノズル列37Dの各ノズル38における副走査方向の着弾ずれ量の平均値と、用紙PAと吐出面36aとの間の距離との関係を示している。図12(c)に示すように、副走査方向では、上流側のノズル列37Uと下流側のノズル列37Dとで、ほぼ同様の着弾ずれ量が発生している。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、制御部5は、印刷対象の画像データに基づき、印刷時に上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを判断する。そして、制御部5は、その判断結果に基づき、ヘッドギャップHを標準値Hsか狭小値Hnに調整する制御を行う。これにより、インクジェット印刷装置1は、上流側のノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成される場合でも、インク壁の裏側へ回り込む気流による下流側のノズル列37Dからのインクの着弾ずれ量を低減して、印刷画質の低下を抑制できる。
また、制御部5は、上流側のノズル列37Uによる吐出対象の画素の密度を用いて、ノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを判断する。これにより、制御部5は、画像データから、ノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを容易に判断できる。
なお、上流側のノズル列37Uによる吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いて、ノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かを判断するようにしてもよい。この場合、例えば、上流側のノズル列37Uによる高吐出密度領域であって、インクを吐出する画素に対するインク液滴数の平均値が閾値以上である領域が存在するとき、制御部5は、ノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されると判断する。各画素に対するインク液滴数が大きいほど、インク壁は形成されやすくなる。このため、上流側のノズル列37Uによる吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いることで、ノズル列37Uからのインク吐出によるインク壁が形成されるか否かをより高い精度で判断できる。この結果、ヘッドギャップHの調整をより適切に行うことができる。
また、ヘッドギャップHに応じて、搬送部3による搬送速度を変更してもよい。具体的には、制御部5は、ヘッドギャップHを狭小値Hnに設定した場合、標準値Hsの場合よりも搬送速度を遅くするよう制御してもよい。搬送速度が速いほうが、用紙保持面21bから用紙PAが浮きやすい。また、ヘッドギャップHが小さいほうが、用紙保持面21bから浮いた用紙PAがインクジェットヘッド31に接触するおそれが大きくなる。そこで、ヘッドギャップHを狭小値Hnに設定した場合には、標準値Hsの場合よりも搬送速度を遅くすることで、用紙PAとインクジェットヘッド31との接触を低減できる。
また、インクジェットヘッドが3つ以上のノズル列を有するインクジェット印刷装置にも本発明は適用可能である。この場合、制御部5は、最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度を用いて、最下流のノズル列より上流側でインク壁が形成されるか否かを判断すればよい。例えば、最下流のノズル列以外のすべてのノズル列をまとめて上記実施の形態における上流側のノズル列37Uとみなし、高吐出密度領域の有無を判断することで、インク壁が形成されるか否かを判断すればよい。また、この場合においても、下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いて、インク壁が形成されるか否かを判断してもよい。
上記実施の形態では、用紙を移動させつつ印刷するライン型のインクジェット印刷装置について説明したが、これに限らず、用紙とインクジェットヘッドとをノズル列の並列方向に相対移動させつつ印刷するインクジェット印刷装置であれば本発明を適用できる。例えば、インクジェットヘッドを移動させつつ印刷するシリアル型のインクジェット印刷装置にも本発明は適用可能である。なお、シリアル型のインクジェット印刷装置の場合、インクジェットヘッドの移動時における移動方向の前側が、インクジェットヘッドに対する用紙の相対移動方向における上流側に相当する。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 インクジェット印刷装置
2 給紙部
3 搬送部
4 印刷部
5 制御部
21 搬送ベルト
21b 用紙保持面
31C,31K,31M,31Y インクジェットヘッド
33 ヘッドギャップ調整ユニット
35 ヘッドブロック
36U,36D ヘッドモジュール
36a 吐出面
37U,37D ノズル列
38 ノズル
51 ヘッドギャップテーブル
53 インク壁
PA 用紙

Claims (4)

  1. 並列配置された複数のノズル列を有するインクジェットヘッドと、媒体保持面上の印刷媒体とを、前記複数のノズル列が並列する方向に相対移動させつつ、前記ノズル列のノズルから印刷媒体へインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置であって、
    前記媒体保持面と前記インクジェットヘッドの吐出面との間の距離であるヘッドギャップを調整するヘッドギャップ調整部と、
    印刷対象の画像データに基づき、前記インクジェットヘッドに対する印刷媒体の相対移動方向における最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列からのインク吐出により気流を遮るインク壁が形成されるか否かを判断し、その判断結果に基づき、前記ヘッドギャップ調整部によりヘッドギャップを調整するよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度を用いて、前記インク壁が形成されるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記最下流のノズル列以外の少なくとも1つのノズル列による吐出対象の画素の密度に加えて、吐出対象の画素に対するインク液適数を用いて、前記インク壁が形成されるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット印刷装置。
  4. 前記制御部は、ヘッドギャップに応じて、前記インクジェットヘッドと印刷媒体との相対移動速度を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置。
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