JP2014036640A - ヘッジトリマ - Google Patents

ヘッジトリマ Download PDF

Info

Publication number
JP2014036640A
JP2014036640A JP2012181844A JP2012181844A JP2014036640A JP 2014036640 A JP2014036640 A JP 2014036640A JP 2012181844 A JP2012181844 A JP 2012181844A JP 2012181844 A JP2012181844 A JP 2012181844A JP 2014036640 A JP2014036640 A JP 2014036640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
handle
main
hedge trimmer
battery pack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012181844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5935591B2 (ja
Inventor
Yasuo Shimizu
康雄 清水
Shogo Shibata
祥吾 柴田
Seiichi Kotado
誠一 古田土
Koji Sagawa
幸治 佐川
Shingo Kosugi
新悟 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2012181844A priority Critical patent/JP5935591B2/ja
Priority to FR1301768A priority patent/FR2994521B1/fr
Priority to CN201320499315.6U priority patent/CN203482657U/zh
Priority to DE201320103745 priority patent/DE202013103745U1/de
Priority to US13/971,510 priority patent/US20140047719A1/en
Publication of JP2014036640A publication Critical patent/JP2014036640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5935591B2 publication Critical patent/JP5935591B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/04Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears
    • A01G3/047Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable
    • A01G3/053Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears portable motor-driven

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】作業者が切断刃の向きを変えながら刈り込み作業を容易に行うことができるヘッジトリマを得る。
【解決手段】ヘッジトリマ10においては、本体12は、前方(切断刃11が突出する側)の本体前部121、後方の本体後部122、これらを下側で連結する支持部123で構成される。本体前部121の後端側の上方と、本体後部122の前端側の上方に、メインハンドル13の一端、他端がそれぞれ連結される。メインハンドル13は、切断刃11の長手方向に平行な直線形状とされる。この構成により、メインハンドル13と支持部123とは略平行とされ、メインハンドル13と支持部123との間には把持空間16が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータによって切断刃を往復運動させ、生垣等の枝葉の刈り込み作業を行う際に用いられるヘッジトリマに関する。
ヘッジトリマは、直線的に往復運動をする細長い切断刃によって、例えば生垣等を所望の形状とする際に、枝葉を切断するために用いられる。この切断作業は、通常は作業者がヘッジトリマを両手で保持し、切断刃を生垣の形状に沿って動かすことによって行われる。このため、ヘッジトリマは、作業者が携帯できる程度の大きさ、重量とされる。切断刃の駆動源としてモータが使用される場合には、電源としては、商用電源との接続が困難な場所でも容易に使用することができ、かつ充電することによって多数回の使用が可能であるバッテリが特に好ましく用いられる。バッテリは、バッテリパックの形態で、ヘッジトリマ本体に装着されて使用される。
例えば木板の切断作業を行う際には、木板の切断面が水平に維持された状態で切断機(丸鋸等)の切断刃を鉛直方向に設定し、切断刃を木板の切断面に対して垂直に当接させて切断作業を行う場合が多い。これに対して、ヘッジトリマを用いて生垣等の刈り込み作業を行う場合には、例えば図10(a)(b)に示されるように、作業者200は様々な場所でヘッジトリマ100の切断刃101を様々な角度に設定し、生垣300における枝葉の切断を行う。
このため、ヘッジトリマは、切断刃を様々な角度に設定した状態で作業者200がヘッジトリマ全体を保持できるような構成とされている。こうしたヘッジトリマの具体な構造は、例えば特許文献1の図1等に記載されており、一般的には、切断刃101を導出させる本体に、2つのハンドルが設置されている。例えば、図10の例においては、作業者200は、ヘッジトリマ100のサブハンドル102を一方の手(図中では左手)で把持し、他方の手(図中では右手)でメインハンドル103を把持し、刈り込み作業を行う。
このヘッジトリマ100においては、モータやギヤボックス等が内蔵された本体から切断刃101が本体104から細長く前方に突出し、切断刃101は、本体104に内蔵されたモータを駆動源として長手方向(前後方向)に往復運動をする。サブハンドル102、メインハンドル103は例えばプラスチックで形成されるが、作業者がこれらを強固に把持できるように、その表面には適宜滑り止め加工が施される。サブハンドル102は、両端部が本体104に固定され本体104を切断刃101の長手方向と垂直にまたぐ逆U字形状とされ、本体104の前方(切断刃101のある側)に設置され、作業者が図10(a)における上方からこれを把持できる構成とされる。一方、メインハンドル103は、切断刃101とほぼ沿った形状で、本体104の後方に設置される。本体104にはモータや切断刃101を駆動するためのギヤ等が内蔵されるため、本体104は重いが、サブハンドル102とメインハンドル103を用いて作業者200は、このヘッジトリマ100を保持して図10に示されるように刈り込み作業を行うことができる。
この際、図10(a)におけるメインハンドル103における下側の表面、サブハンドル102の上側の部分における下側の表面には、モータのオン・オフを制御するメインスイッチが設けられる。これによって、作業者がメインハンドル103及びサブハンドル102の各々を把持し各々のメインスイッチが押された場合においてのみ、モータが駆動され、切断刃101が運動する設定とされる。このため、このヘッジトリマ100を安全に使用することができる。
また、切断刃101の往復運動の速度を可変として、切断する対象に応じて最適な速度を設定できる方が、刈り込み作業をより精密かつ容易に行うことができる。このため、この複数の速度を選択して設定できる構成が好ましい。この場合には、例えば単一の速度切換スイッチを設け、この速度切換スイッチを作業者が押す度に段階的に速度が変化する構成とすることができる。この速度切換スイッチを、例えばメインハンドル103を把持した手の指で操作できる位置に設置すれば、作業者は、メインハンドル103を把持しつつ指で速度切換スイッチを操作することができる。このため、刈り込み作業をより適切かつ容易に行うことができる。
このような構成によって、作業者にとって取り扱いが容易なヘッジトリマを得ることができる。
特開2009−219425号公報
上記の構成によって、作業者が切断刃101の向きを様々な方向に設定して刈り込み作業を行うことができる。ただし、この向きを変える操作は、切断刃101が運動している状態で作業者がメインハンドル103及びサブハンドル102を把持した状態で行うことが、作業を効率的に行う上では好ましい。この点においての作業性は、図10の構成のヘッジトリマ100は、良好ではなかった。
例えば、図10の構成のヘッジトリマ100において、一方の手でサブハンドル102を把持し、他方の手でメインハンドル103を把持しながら、切断刃101の長手方向を回転軸としてヘッジトリマ100を回転させる操作を行う場合について以下に説明する。これは、図10(a)の状態から図10(b)の状態に移行する際の操作に対応する。
このヘッジトリマ100を図10(a)の状態で使用する際には、作業者が一方の手でサブハンドル102を、他方の手でメインハンドル103をそれぞれ図10(a)における上側から把持する。この状態から、図10(b)の状態とするためには、一方の手がサブハンドル102を握る位置を変え、他方の手でメインハンドル103を把持したまま、メインハンドル103を軸としてヘッジトリマ100全体を90°回転させる作業が必要となる。
ここで、前記の通り、本体104は重いが、作業者200は、本体104に固定されたサブハンドル102とメインハンドル103を用いて上記の操作を行うことができる。しかしながら、実際には、本体104には、電源として用いられるバッテリパックも装着される。このバッテリパックは、容量が大きく連続使用可能な時間を長くとれるものほど、その重量が大きくなる。バッテリパックの本体104への装着は容易であることが必要であるため、一般には、バッテリパックは本体104の端部に装着される。このため、メインハンドル103を軸としてヘッジトリマ100全体を回転させる際の慣性モーメントは大きくなる。すなわち、作業者がメインハンドル103を把持しつつメインハンドル104を軸としてヘッジトリマ100を回転させる操作には強い腕力を要し、実際には容易ではない。
このため、実際には、図10(a)の状態から図10(b)の状態とするためには、作業者はメインハンドル103やサブハンドル102から一旦手を離して、ヘッジトリマ100の動作をオフとし、メインハンドル103やサブハンドル102を持ち替えてから再度ヘッジトリマ100を動作させる場合が多かった。このため、このヘッジトリマ100において、切断刃101を動作させた状態で切断刃101の向きを変える操作を行うことは実際には困難であった。また、メインハンドル103は、作業者によって把持し易く、さらにヘッジトリマ100全体を回転させ易くなるために、細径であることが望ましい。しかしながら、一方で、本体104の端部にて高容量のバッテリパックを保持するための強度を確保しなければならないという問題があった。
このように、作業者が切断刃の向きを変えながら刈り込み作業を容易に行うことができるヘッジトリマを得ることは困難であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のヘッジトリマは、モータを内蔵する本体と、前記モータによって長手方向に往復運動し前記本体の前端から突出する切断刃と、前記本体に装着され前記モータを駆動する電源となるバッテリパックと、前記切断刃の長手方向に垂直に前記本体の上方をまたぐ逆U字形状を具備して両端部が前記本体に連結されたサブハンドルと、前記サブハンドルよりも前記本体の後端に近い側において前記長手方向にわたり前記本体との間に把持空間が形成されるように延伸した形態で前記本体に連結されたメインハンドルと、を具備するヘッジトリマであって、前記本体は、前記前端を含んで構成され前記サブハンドルが固定された本体前部と、前記後端を含んで構成され前記バッテリパックが装着される本体後部と、前記本体前部と前記本体後部とを下側で連結する支持部で構成され、前記メインハンドルの中心軸は前記長手方向と平行な直線形状をなし、かつ前記メインハンドルと前記支持部との間に把持空間が形成されるように前記メインハンドルの一端、他端は、それぞれ前記本体前部の前記後端側、前記本体後部の前記前端側に連結され、前記パッテリパックは、前記本体後部の前記後端側に装着されることを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記メインハンドルの前記長手方向に垂直な断面は略円形状であることを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記本体前部の頂部及び前記本体後部の頂部は、前記メインハンドルよりも高く設定されたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記本体前部の頂部と前記メインハンドルの一端の間の上面、及び前記本体後部の頂部と前記メインハンドルの他端との間の上面は、徐々に高さが変化するように傾斜した形状とされたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記本体前部の頂部と前記メインハンドルの一端の間の上面には前記切断刃の往復運動の速度を制御する速度切換スイッチが設置されたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記メインハンドルの前記長手方向に垂直な断面の外径は、前記一端側から前記他端側に向かって細くされたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記メインハンドルにおける前記把持空間側の表面には、前記メインハンドルの中心軸方向に押されることによって前記モータの動作をオンさせるメインスイッチが設置され、前記モータの動作がオンとされた状態において、前記メインスイッチの表面とその周囲の前記メインハンドルの表面との間には段差が形成されない構成とされたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記メインスイッチは、前記メインスイッチにおける前記他端側の箇所に設定された回動軸を中心とした回動をすることによって前記モータの動作がオンとされる設定とされたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記バッテリパックは、前記本体後部において前記メインハンドルの中心軸と垂直な角度から前記後端側に傾斜した角度で形成されたバッテリパック取付面に装着されることを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記サブハンドルは、前記本体前部と連結された箇所から前記前端側の斜め上方に延伸する構成とされ、前記サブハンドルにおける、上下方向及び前記長手方向と垂直な左右方向における両側の2箇所と、上側における1箇所と、の前記本体前部と連結された箇所からの前記長手方向に沿ったそれぞれの距離が等しくなるように、前記サブハンドルは屈曲した形状とされたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記サブハンドルにおいて利用者に把持される領域の表面には、滑り止め加工が施された領域と滑り止め加工が施されない領域がそれぞれ部分的に設けられたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記サブハンドルにおける滑り止め加工が施された領域は、前記両側の2箇所、前記上側における1箇所、の各々を含む3箇所の領域にそれぞれ分離されて形成されたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマにおいて、前記滑り止め加工された領域は、前記サブハンドルの表面にエラストマが形成されて構成されたことを特徴とする。
本発明のヘッジトリマは、モータを内蔵する本体と、前記モータによって長手方向に往復運動し前記本体の前端から突出する切断刃と、前記本体に連結されスイッチを有するメインハンドルと、前記メインハンドルより後側の本体後部に装着されて前記モータを駆動する電源となるバッテリパックと、を備え、前記バッテリパックの公称電圧が20V以上であり、前記メインハンドルの周長が157mm以下であり、前記本体前部と前記本体後部とが前記メインハンドルと略平行に延びる支持部により連結されることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、作業者が切断刃の向きを変えながら刈り込み作業を容易に行うことができるヘッジトリマを得ることができる。
本発明の実施の形態となるヘッジトリマの斜視図である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマの上面図(a)、その部分拡大図(b)である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマの側面図である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマにおけるメインハンドル付近を拡大した側面図(バッテリパックを装着した状態:a、バッテリパックを装着しない状態:b)である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマのA−A方向の断面から下方を見た図である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマのB−B方向の断面から前方を見た図(a)、C−C方向の断面から前方を見た図(b)である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマにおけるメインハンドルの中心軸を含む上下方向の断面図である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマにおいて用いられたメインハンドルに設置されたメインスイッチの動作を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態となるヘッジトリマにおけるサブハンドル周辺の正面図(a)、側面図(b)、上面図(c)である。 ヘッジトリマを用いて生垣の刈り込み作業を行なう際の態様を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態となるヘッジトリマの構成について説明する。図1は、このヘッジトリマ10の構成を示す斜視図であり、図2(a)はその上面図、図2(b)はこのうち点線で囲まれた部分の拡大図、図3はその側面図である。以下では、図2、3における左側を前方、右側を後方、図3における上側を上方、下側を下方とする。ここで、このヘッジトリマ10は、切断刃11、本体12、メインハンドル13、サブハンドル14、バッテリパック15で構成される。本体12の前端から前方に突出した切断刃11が本体12に内蔵されたモータを駆動源としてその長手方向に往復運動することによって、切断(刈り込み)作業が行われる。バッテリパック15はこの際の電源となる。作業者はメインハンドル13、サブハンドル14を把持してこの作業を行うことができる。これらの点については図10に記載の従来のヘッジトリマ100と同様である。
ここで、上記のヘッジトリマ10においては、本体12は、前方(切断刃11が突出する側)の本体前部121、後方の本体後部122、これらを下側で連結する支持部123で構成される。
本体前部121には、モータやモータの回転運動を往復運動に変換するギヤボックス等が内蔵され、その前端から切断刃11が突出する構成とされる。なお、切断刃11の上面側には、本体前部121に固定され切断刃11の上面側を覆う切断刃カバーも設置される。
本体後部122の後端側には、バッテリパック15が装着される構成とされる。このため、使用時には本体後部122とバッテリパック15とは一体化されている。バッテリパック15は、作業時間を長くするため、一般的に用いられている公称電圧14.4V,1.5Ah/セル(約310g)や、公称電圧18V,公称容量1.5Ah/セル(約368g)のものに対し、例えば作業時間の向上のため望ましくは公称電圧が20Vから36Vのものまで用いられ、公称電圧36Vにおいては公称容量2.0Ah/セルで750gと、一般的に用いられているバッテリパックと比較して大きな重量を有している。
本体前部121の下部と本体後部122の下部とは、切断刃11の長手方向と平行な略直線形状である支持部123で連結されることによって、一体化される。ここで、モータ等を内蔵する本体前部121、バッテリパック15が装着される本体後部122と比べて、支持部123自身の重量は軽い。ただし、使用時には本体後部122には重いバッテリパック15が装着され、この重さは作業者がこのヘッジトリマ10を保持する際には無視できない。また、本体前部121と本体後部122との間には各種の信号やモータの駆動電流を流す配線が形成されるが、この配線が支持部123やメインハンドル13の内部を通過する構成とすることができる。
このヘッジトリマ10においては、特にメインハンドル13及びその周囲の構成、サブハンドル14及びその周囲の構成に特徴を有する。これによって、重いバッテリパック15が装着された場合においても、ヘッジトリマ10を回転させる動作を容易に行うことができる。以下では、これらについて順次説明する。
(メインハンドル)
まず、メインハンドル13及びその周辺の構成について説明する。本体前部121の後端側の上方と、本体後部122の前端側の上方に、メインハンドル13の一端(前方の端部)、他端(後方の端部)がそれぞれ連結される。メインハンドル13は、切断刃11の長手方向に平行な直線形状とされる。この構成により、メインハンドル13と支持部123とは略平行とされ、メインハンドル13と支持部123との間には把持空間16が形成される。なお、ここで、例えばメインハンドル13が直線形状であるとは、その中心軸が直線形状であることを意味し、メインハンドル13と支持部123とは略平行であるとは、その中心軸が支持部123の中心軸と略平行であることを意味する。図3に示されるように、支持部123は、本体前部121の底面の延長線上に沿って設けられ、本体全部121、本体後部122と共に、ヘッジトリマ10の底面側において略同一の平面を構成する。これにより、被切断物(例えば生垣)上に沿って取り回す際に良好な作業性を実現している。また、支持部123の底面はバッテリパック15の底面まで延長して形成されており、バッテリパック15の底面を覆うガードとしての役割も担っている。
図4は、このヘッジトリマ10におけるメインハンドル13周辺を拡大した側面図であり、(a)は、バッテリパック15が装着された状態、(b)はバッテリパック15が装着されない状態をそれぞれ示す。図5はそのA−A方向の断面から下方を見た図、図6(a)はそのB−B方向の断面から前方を見た図、図6(b)はそのC−C方向の断面から前方を見た図、をそれぞれ示す。図5は、メインハンドル13の中心軸に沿った断面を示しており、図6(a)(b)は、前後方向の異なる箇所(図6(a):前方、図6(b):後方)における断面を示している。
また、図7は、本体12周辺の構造におけるメインハンドル13の中心軸を含む上下方向の断面図である。
図4、図5、図6(a)(b)、図7に示されるように、メインハンドル13の中心軸に垂直な断面形状は、略円形状であり、その外径は、前方(切断刃11がある側)から後方に向かって細くされる。この外径は、どの箇所においても作業者が把持できる程度の大きさとされる。ただし、図1〜4に示されるように、このメインハンドル13の前方には、更にそのテーパー角度が徐々に大きくされて前方に向かって広がる部分である前方テーパー部131が設けられている。同様に、後方には、後方に向かって細くされた前記の形状とは逆に、後方に向かって徐々に広がる部分である後方テーパー部132が設けられている。後方テーパー部132が本体後部122に向かって広がる形状は、その側面形状が図4(b)における破線で示されるように、上側で曲率半径が大きく、下側で曲率半径が小さくなるような形状とされている。
この際、図2(b)に示されるように、メインハンドル13の後方で最も細くされた箇所と本体後部122におけるバッテリパック15の取付部との間の前後方向における距離をPとする。また、この最も細くされた箇所とバッテリパック15の左右方向(図2においては上下方向)に最も突出した箇所との間の左右方向における距離をQとする。ここで、P≧Qとなるように設定されている。なお、平成7〜11年度に通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所,同省製品評価技術センター(現独立行政法人産業技術総合研究所)により行われた研究結果によれば、人間工学的な観点からメインハンドル13は、周長94mm~157mmであることが望ましく、メインハンドル13のバッテリパック側の最も細くされた箇所の周長は、本実施形態においては約105mmとされている。また、メインハンドル13のスイッチ126の箇所における周長は約120mmとされている。
図4(a)に示されるように、本体前部121の頂部Xと、本体後部122の頂部Yは、共にメインハンドル13よりも高く設定されている。更に、メインハンドル13の前方において、本体前部121の頂部Xとメインハンドル13の一端との間の上面は、高さが徐々に変化する本体前部傾斜部124とされている。同様に、メインハンドル13の後方において、本体後部122の頂部Yとメインハンドル13の他端との間の上面は、高さが徐々に変化する本体後部傾斜部125とされている。また、図1、2に示されるように、本体前部傾斜部124には、速度切換スイッチ126が設置されている。速度切換スイッチ126は、作業者がこれを押す度に切断刃11の運動速度が段階的に切り替わるように設定される。
図7に示されるように、モータ17は本体前部121の中に搭載されており、その下部において複数のギヤを介して切断刃11を長手方向に往復運動させる。こうした構成を具備するため、本体前部121は、本体後部122、支持部123、メインハンドル13、サブハンドル14と比べて、重くなっている。
また、図3、4に示されるように、メインハンドル13の前方の下側(把持空間16が形成された側)には、メインスイッチ127が設置される。メインスイッチ127が、作業者がメインハンドル13を把持した状態で押される(メインハンドル13の中心軸側に向かって押される)ことによって、モータ17がオンされ、切断刃11が往復運動をする設定とされる。ただし、実際にはメインスイッチはサブハンドル14にも設置されており、安全のために両方のメインスイッチが共に押された場合においてのみモータ17がオンされる設定とされる。
図4におけるメインスイッチ127周辺の構成及びメインスイッチ127の動作を拡大して模式的に示したのが図8である。ここで、図8(a)はメインスイッチ127(あるいはモータ)がオフとされた状態、図8(b)はメインスイッチ127がオンとされた状態をそれぞれ示す。メインスイッチ127は、その後方側に設定された回動軸Oを軸として回動する設定とされるが、外力が印加されない状態では、バネの力によって、回動軸Oを中心として図4中の反時計回りに付勢されるため、外力が印加されない場合にはモータはオフとなる。
図8(a)の状態から上側(メインハンドル13の中心軸がある側)に押されることによって、図8(b)の形態とされ、モータがオンとなる設定とされる。この際、オフの状態(図8(a))では、メインハンドル13の表面とメインスイッチ127の下面との間には図4(a)中の左側で段差が形成されていたのに対し、オンの状態(図8(b))では、この段差がなくなる設定とされる。
また、図4(a)(b)に示されるように、バッテリパック15は、本体後部122の後端側に形成された平面上のパッテリパック取付面128に装着される。このため、バッテリパック15の底面(一つの表面)はバッテリパック取付面128と整合した平面とされる。バッテリパック取付面128は、メインハンドル13の中心軸と垂直な角度から後端側に傾斜した角度で、本体後部122に形成されている。
上記の構成により、以下に説明するように、作業者がメインハンドル13を把持した状態でメインハンドル13を軸としてヘッジトリマ10全体を回転させる動作を容易に行うことができる。
まず、従来技術である図10に記載のヘッジトリマ100において、重いバッテリパックが本体104に装着された場合、図10(a)において上側からメインハンドル103を把持してこのヘッジトリマ100を保持することは容易に行うことができる。しかしながら、重いバッテリパックに起因して、メインハンドル103の周りの慣性モーメントが大きくなるため、メインハンドル103を軸としてヘッジトリマ100を回転させるためには、強い腕力を要する。
また、図10(a)のように作業者200がヘッジトリマ100を上側から両手を用いて保持することは容易であるが、作業者とヘッジトリマ100の位置関係によっては、これを保持する動作でさえも容易ではない。例えば、ヘッジトリマ100を作業者の肩よりも上側の位置で保持するような場合、メインハンドル103を保持する手の一部が、メインハンドル103以外の部分と当接するために、このヘッジトリマ100を保持することが困難となる場合もある。
これに対して、上記のヘッジトリマ10においては、バッテリパック15はメインハンドル13の中心軸近くに装着されるため、ヘッジトリマ10を回転させることが容易である。この際、メインハンドル13が直線状でありかつその断面形状が略円形状であることによって、この操作が特に容易となる。また、この際に、メインハンドル13の外径が前方から後方に向かって細くされていることにより、例えば作業者がヘッジトリマ10を回転させたい場合には、作業者がメインハンドル13を把持する箇所を少し後方にずらすことによって、特にこの動作を容易に行うことができる。
ただし、バッテリパック15を図4中の後方に装着した場合には、作業者とヘッジトリマ10の位置関係によっては、作業者がメインハンドル13を把持した場合に、これを把持する手がバッテリパック15と干渉する場合がある。このため、この手がある側(図4におけるメインハンドル13の上側)において、この手とバッテリパック15とが干渉しないように、バッテリパック取付面128を、メインハンドル13の中心軸と垂直な角度から後端側に傾斜した角度として、上側におけるバッテリパックの端部をメインハンドル13から遠ざける設定としている。これによって、メインハンドル13を把持する手がある側において、バッテリパック15を後端側に配置することができ、この手がバッテリパック15と干渉しにくい構成としている。
また、メインハンドル13自身も、作業者がどの体勢からどの部分を把持した場合においてもこれを把持する手の一部が他の部分と当接しない構成とされている。例えば、作業者がメインハンドル13を肩より上において把持したり、手を伸ばした状態で把持する際に、小指球(小指よりも手首側の肉厚の領域)を後方テーパー部132に、バッテリパック15と手を当接させない状態で乗せることができる。このため、図4(b)中の破線で示されるように、小指球を乗せる側である後方テーパー部132の上側の曲率半径を、その下側の曲率半径より大きくしている。同様に、メインハンドル13の全部を把持しやすくするために、前方テーパー部131が設けられている。これにより、これを把持する手と本体全部121中のモータ17が設けられて膨らんだ部分と手とが干渉することが抑制される。
更に、バッテリパック15が大容量で大型の場合、図2に示されるように、メインハンドル13の後方においては、特に左右方向にバッテリパック15及びこれに応じて本体後部122が突出する。図2(b)において、P≧Qとすることによって、メインハンドル13を把持した手と、バッテリパック15等の左右方向に突出した部分とが干渉することを抑制している。
また、上記のようなメインハンドル13を軸としたヘッジトリマ10の回転動作を容易に行えるようにするためには、重い本体前部121、バッテリパック15が装着された本体後部122の図4(a)における上下方向の中央付近にメインハンドル13を接続する方が、この回転動作の際の慣性モーメントを小さくできるために有利である。このため、メインハンドル123を、本体前部121の頂部X、本体後部122の頂部Yよりも低く設定している。ただし、前記のバッテリパック15と同様に、この構成とした場合には、メインハンドル13を把持する手と本体前部121、本体後部122とが干渉する場合がある。これを抑制するために、本体前部傾斜部124、本体後部傾斜部125が設けられている。すなわち、本体前部傾斜部124、本体後部傾斜部125を設けることによって、この回転動作を特に容易としている。
また、速度切換スイッチ126を本体前部傾斜部124に設置することによって、作業者はメインハンドル13を把持した状態で例えば親指で速度切換スイッチ126を容易に操作することができる。すなわち、切断刃11の運動速度の切換を特に容易に行うことができる。ここで、速度切換スイッチ126を本体後部傾斜部125に設置することも可能であるが、これを作業者がヘッジトリマ10を保持した状態で容易に操作するためには、ヘッジトリマ10の重心位置に近い本体前部傾斜部124に設置することがより好ましい。
また、メインスイッチ127が後方の回動軸Oを中心として回動する設定としたことにより、メインスイッチ127がオン・オフの状態(図8)のどちらにおいても、メインハンドル13の後方ではその表面に段差が形成されない。このため、メインスイッチ127がオン・オフどちらの状態においても、作業者がこのメインハンドル13を把持しやすくなる。図8に示されるように、メインスイッチ127による段差が形成されるのは、オフ時(図8(a))におけるメインハンドル13の前方だけであるが、オン時(図8(b))においてはこの段差も解消される。このため、このヘッジトリマ10を運転させた状態で、メインハンドル13を軸としたヘッジトリマ10を回転させる操作が更に容易となる。また、このようにメインハンドル13の前方にメインスイッチ127を設置するために、前記の通りメインハンドル13を前方で太くする構成が好ましい。
このように、上記の構成の本体12、メインハンドル13、バッテリパック15を組み合わせて用いることによって、メインハンドル13を軸としたヘッジトリマ10の回転を、強い腕力を要せずに容易に行うことができる。また、作業者とヘッジトリマ10の位置関係によらずにこのヘッジトリマ10を作業者が保持することが容易となる。
上記の効果が顕著となるのは、例えば、連続使用時間を長くするためにバッテリパック15を大容量・大型とした場合である。このため、バッテリパック15の定格仕様公称電圧が20V以上である場合において、上記の効果が顕著となる。これに対応して、メインハンドル13の最も細くされた箇所の外径は、94mm〜157mm程度とすることが最も有効である。
なお、上記の構成において、メインハンドル13は厳密に直線状である必要はなく、その断面形状も、厳密な円形状である必要はない。これを軸としてヘッジトリマ10を回転させる操作を容易に行うことができる限りにおいて、これらの各々の形状を直線状、円形状からわずかに変形させた形状とすることも可能である。
(サブハンドル)
以下では、このヘッジトリマ10におけるサブハンドル14の構成について説明する。このサブハンドル14も、メインハンドル13を軸としたヘッジトリマ10の回転を容易に行わせることのできる構成とされる。また、作業者とヘッジトリマ10の位置関係によらずに、ヘッジトリマ10を両手で保持することが容易となる。
このサブハンドル14は、図1〜3に示されるように、その端部が本体前部121のサブハンドル固定部129において固定されている。また、サブハンドル14は、本体121を切断刃11の長手方向と垂直にまたぐ逆U字形状とされ、作業者が上方からこれを把持できる構成とされる。上方から作業者がサブハンドル14を把持しやすいように、サブハンドル14は、サブハンドル固定部129から前方の斜め上側に延伸した左右対称な形状とされ。これによって、大きなモータを内蔵するために本体前部121の頂部Xを高く構成した場合でも、サブハンドル14の上側の箇所と本体前部121との間に充分な空隙が形成される。
図9は、切断刃11が延伸する方向からこのヘッジトリマ10を見た正面図(a)、サブハンドル14周辺を拡大した側面図(b)、同様の上面図(c)である。これらの図においては、サブハンドル14及びその周囲の立体的な形状が示されている。
このサブハンドル14においては、作業者がこのサブハンドル14を把持する箇所として、図9における破線で囲まれた3つの領域(D、E、F)が設定されている。領域Dは、サブハンドル14における頂部であり、図1における上側からこのヘッジトリマ10を保持して図10(a)の状態で使用する際にサブハンドル14が把持される領域である。領域E、Fは、サブハンドル14における左右の側部であり、図10(a)の状態からヘッジトリマ10を90°回転させた場合にサブハンドル14が把持される領域である。
図9(b)(c)に示されるように、領域D、E、Fとサブハンドル固定部129との間の長手方向における距離はいずれもLであり、等しくされる。前記の通り、サブハンドル14は、サブハンドル固定部129から前方の斜め上側に延伸した左右対称な形状とされるが、領域D、E、Fがこの位置となるように屈曲した形状とされる。
また、図9(a)に示されるように、サブハンドル14の表面における正面側には、部分的に滑り止め領域(滑り止め加工が施された領域)141、142、143が形成されている。滑り止め領域141〜143では、例えばプラスチックで形成されたサブハンドル14の表面にエラストマ(弾性のある樹脂材料)が形成されている。滑り止め領域141、142、143はそれぞれ領域D、E、Fの各領域の一部を含むように形成されている。また、滑り止め領域141、142、143は互いに独立したパターンとして形成され、領域141と領域142との間、領域141と領域143との間には、それぞれ滑り止め加工が施されない領域が存在する。また、滑り止め領域141〜143はサブハンドル14の正面側においてのみ形成されており、その側面側、背面側には形成されていない。
上記の構成のサブハンドル14によれば、前記のメインハンドル13を用いた場合と同様に、作業者がメインハンドル13を軸としてヘッジトリマ10全体を回転させる動作を特に容易に行うことができる。この点について以下に説明する。
このヘッジトリマ10を構成する切断刃11、本体前部121、本体後部122等の構成要素においては、重いモータ等を内蔵する本体前部121が最も重くなる。更に、図1等から明らかなように、本体前部121は長手方向における中心に近い箇所に位置するため、長手方向におけるヘッジトリマ10の重心の位置は本体前部121付近となる。このため、本体前部121に固定されたサブハンドル14を鉛直方向上側から把持することによって、このヘッジトリマ10をバランスよく保持することができる。
前記の通り、作業者がこのヘッジトリマ10を保持する際には、一方の手でサブハンドル14を把持し、他方の手でメインハンドル13を把持する。この状態でメインハンドル13を軸としてヘッジトリマ10を回転させる動作を行う際には、他方の手でメインハンドル13を把持した状態で、一方の手をサブハンドル14表面で滑らせ、一方の手がサブハンドル14を把持する箇所を移動させることが、作業者の肉体的負担を軽減しかつ刈り込み座業を効率的に行う上で好ましい。
この際、図10(a)の状態でヘッジトリマ10を使用する場合には、作業者は一方の手でサブハンドル14における最上部となった領域Dを把持することが好ましく、ここからヘッジトリマ10を90°回転させた図10(b)の状態で使用する場合には、この場合に最上部となった領域E又はFを把持することが好ましい。このため、作業者は、この回転をさせる際に、一方の手は領域Dから領域E又はFまで移動する。
この際、一方の手がサブハンドル14を把持する箇所(領域D、E、F)とこのヘッジトリマ10の重心までの距離が大きく変動した場合には、重量バランスが大きく変動することになる。このため、例えばヘッジトリマ10を90°回転させた瞬間に作業者がこのヘッジトリマ10を急に重く感じるという現象が生ずることがある。こうした現象が生じる場合には、作業者が刈り込み作業を行いながらヘッジトリマ10を回転させる操作をし難くなることは明らかである。特に、例えばヘッジトリマ10を作業者の肩よりも上側の位置で保持するような場合、こうした急激な重量バランスの変動が生じた場合には、これを保持することが困難となることも明らかである。
上記のサブハンドル14においては、領域D、E、Fとサブハンドル固定部129との間の長手方向における距離を等しくしている。この構成によって、領域D、E、Fと、このヘッジトリマ10の重心までの長手方向における距離もほぼ等しくなる。これにより、作業者が少なくとも領域D、E、Fを把持した場合においては、重量バランスは変化しない。このため、ヘッジトリマ10を回転させる操作をより容易とすることができる。特に、作業者が刈り込み作業を行いながらヘッジトリマ10を回転させる操作を、作業者とヘッジトリマ10の位置関係によらずに、容易に行うことができる。
また、この際に、作業者がこのサブハンドル14を強固に把持するためには、その表面に滑り止め加工が施されていることが好ましい。しかしながら、一方で、このヘッジトリマ10を回転させる際には、一方の手はサブハンドル14の表面上を滑って移動する。この点からはサブハンドル14の表面には滑り止め加工は施されないことが好ましい。このため、上記の構成においては、強固に把持される領域である領域D、E、Fの各々をそれぞれ含む滑り止め領域141〜143においてのみ局所的に滑り止め加工が施され、滑り止め加工されない領域も形成している。特に、滑り止め領域141と滑り止め領域142の間、滑り止め領域141と滑り止め領域143の間には滑り止め加工が施されていないため、領域Dから領域E、領域Dから領域Fへ一方の手を移動させる動作を容易に行うことができ、かつ領域D、E、Fの各々でサブハンドル14を強固に把持することができる。
同様に、滑り止め領域141〜143はサブハンドル14の正面側においてのみ形成されており、他の側には形成されていない。このため、領域D、E、Fの各々を把持した状態から一方の手の各指に対する力の入れ具合を調整することによって、一方の手でサブハンドル14を強固に把持するか、一方の手をサブハンドル14の表面上で滑らすかを、作業者が容易に設定することができる。
このため、上記の構成の滑り止め領域141〜143を形成することによって、作業者がメインハンドル13を軸としてヘッジトリマ10全体を回転させる動作を特に容易に行うことができる。
なお、滑り止め加工として、上記のようにエラストマをサブハンドル14の表面に形成することができるが、局所的に滑り止め加工を施すことができる限りにおいて、他の加工処理を行うこともできる。
また、サブハンドル14の形状や滑り止め領域141〜143の形状として、図9に示された形状以外にも、同様の効果を奏する限りにおいて他の形状を用いることもできる。
上記の構成における、例えばメインハンドル13及びその周囲の構成、サブハンドル14及びその周囲の構成によって、上記の通り、ヘッジトリマ10を回転させる操作を特に容易に行うことができる。ただし、メインハンドル13及びその周囲の構成、サブハンドル14及びその周囲の構成のうちの一方のみを用いた場合でも、こうした効果が得られることは明らかである。しかしながら、上記の構成のメインハンドル13とサブハンドル14を組み合わせることが最も好ましい。
10、100 ヘッジトリマ
11、101 切断刃
12、104 本体
13、103 メインハンドル
14、102 サブハンドル
15 バッテリパック
16 把持空間
17 モータ
121 本体前部(本体)
122 本体後部(本体)
123 支持部(本体)
124 本体前部傾斜部
125 本体後部傾斜部
126 速度切換スイッチ
127 メインスイッチ
128 バッテリパック取付面
129 サブハンドル固定部
131 前方テーパー部
132 後方テーパー部
141〜143 滑り止め領域
200 作業者
300 生垣

Claims (14)

  1. モータを内蔵する本体と、前記モータによって長手方向に往復運動し前記本体の前端から突出する切断刃と、前記本体に装着され前記モータを駆動する電源となるバッテリパックと、前記切断刃の長手方向に垂直に前記本体の上方をまたぐ逆U字形状を具備して両端部が前記本体に連結されたサブハンドルと、前記サブハンドルよりも前記本体の後端に近い側において前記長手方向にわたり前記本体との間に把持空間が形成されるように延伸した形態で前記本体に連結されたメインハンドルと、を具備するヘッジトリマであって、
    前記本体は、前記前端を含んで構成され前記サブハンドルが固定された本体前部と、前記後端を含んで構成され前記バッテリパックが装着される本体後部と、前記本体前部と前記本体後部とを下側で連結する支持部で構成され、
    前記メインハンドルの中心軸は前記長手方向と平行な直線形状をなし、かつ前記メインハンドルと前記支持部との間に把持空間が形成されるように前記メインハンドルの一端、他端は、それぞれ前記本体前部の前記後端側、前記本体後部の前記前端側に連結され、
    前記パッテリパックは、前記本体後部の前記後端側に装着されることを特徴とするヘッジトリマ。
  2. 前記メインハンドルの前記長手方向に垂直な断面は略円形状であることを特徴とする請求項1に記載のヘッジトリマ。
  3. 前記本体前部の頂部及び前記本体後部の頂部は、前記メインハンドルよりも高く設定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッジトリマ。
  4. 前記本体前部の頂部と前記メインハンドルの一端の間の上面、及び前記本体後部の頂部と前記メインハンドルの他端との間の上面は、徐々に高さが変化するように傾斜した形状とされたことを特徴とする請求項3に記載のヘッジトリマ。
  5. 前記本体前部の頂部と前記メインハンドルの一端の間の上面には前記切断刃の往復運動の速度を制御する速度切換スイッチが設置されたことを特徴とする請求項4に記載のヘッジトリマ。
  6. 前記メインハンドルの前記長手方向に垂直な断面の外径は、前記一端側から前記他端側に向かって細くされたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のヘッジトリマ。
  7. 前記メインハンドルにおける前記把持空間側の表面には、前記メインハンドルの中心軸方向に押されることによって前記モータの動作をオンさせるメインスイッチが設置され、前記モータの動作がオンとされた状態において、前記メインスイッチの表面とその周囲の前記メインハンドルの表面との間には段差が形成されない構成とされたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のヘッジトリマ。
  8. 前記メインスイッチは、前記メインスイッチにおける前記他端側の箇所に設定された回動軸を中心とした回動をすることによって前記モータの動作がオンとされる設定とされたことを特徴とする請求項7に記載のヘッジトリマ。
  9. 前記バッテリパックは、前記本体後部において前記メインハンドルの中心軸と垂直な角度から前記後端側に傾斜した角度で形成されたバッテリパック取付面に装着されることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のヘッジトリマ。
  10. 前記サブハンドルは、前記本体前部と連結された箇所から前記前端側の斜め上方に延伸する構成とされ、
    前記サブハンドルにおける、上下方向及び前記長手方向と垂直な左右方向における両側の2箇所と、上側における1箇所と、の前記本体前部と連結された箇所からの前記長手方向に沿ったそれぞれの距離が等しくなるように、前記サブハンドルは屈曲した形状とされたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のヘッジトリマ。
  11. 前記サブハンドルにおいて利用者に把持される領域の表面には、滑り止め加工が施された領域と滑り止め加工が施されない領域がそれぞれ部分的に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のヘッジトリマ。
  12. 前記サブハンドルにおける滑り止め加工が施された領域は、前記両側の2箇所、前記上側における1箇所、の各々を含む3箇所の領域にそれぞれ分離されて形成されたことを特徴とする請求項11に記載のヘッジトリマ。
  13. 前記滑り止め加工された領域は、前記サブハンドルの表面にエラストマが形成されて構成されたことを特徴とする請求項11又は12に記載のヘッジトリマ。
  14. モータを内蔵する本体と、前記モータによって長手方向に往復運動し前記本体の前端から突出する切断刃と、前記本体に連結されスイッチを有するメインハンドルと、前記メインハンドルより後側の本体後部に装着されて前記モータを駆動する電源となるバッテリパックと、を備え、
    前記バッテリパックの公称電圧が20V以上であり、
    前記メインハンドルの周長が157mm以下であり、
    前記本体前部と前記本体後部とが前記メインハンドルと略平行に延びる支持部により連結されることを特徴とするヘッジトリマ。
JP2012181844A 2012-08-20 2012-08-20 ヘッジトリマ Expired - Fee Related JP5935591B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181844A JP5935591B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 ヘッジトリマ
FR1301768A FR2994521B1 (fr) 2012-08-20 2013-07-24 Taille-haie
CN201320499315.6U CN203482657U (zh) 2012-08-20 2013-08-15 绿篱机
DE201320103745 DE202013103745U1 (de) 2012-08-20 2013-08-19 Heckenschere
US13/971,510 US20140047719A1 (en) 2012-08-20 2013-08-20 Hedge trimmer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181844A JP5935591B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 ヘッジトリマ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014036640A true JP2014036640A (ja) 2014-02-27
JP5935591B2 JP5935591B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=49912527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012181844A Expired - Fee Related JP5935591B2 (ja) 2012-08-20 2012-08-20 ヘッジトリマ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20140047719A1 (ja)
JP (1) JP5935591B2 (ja)
CN (1) CN203482657U (ja)
DE (1) DE202013103745U1 (ja)
FR (1) FR2994521B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019150845A1 (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社マキタ 電動工具
JP2021058139A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社マキタ ヘッジトリマ
US11844317B2 (en) 2019-10-07 2023-12-19 Makita Corporation Hedge trimmer

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102802879B (zh) * 2010-03-06 2016-05-25 胡斯华纳有限公司 电池组驱动的电力工具
USD753968S1 (en) * 2013-12-06 2016-04-19 Chevron (Hk) Limited Hedge trimmer
US9675011B2 (en) * 2014-10-28 2017-06-13 Black & Decker Inc. Shearing tool
JP6484807B2 (ja) * 2015-06-10 2019-03-20 株式会社やまびこ 往復動作業機
CN106914866B (zh) * 2015-12-24 2019-06-14 南京德朔实业有限公司 手持式电动工具
DE102016003426A1 (de) * 2016-03-21 2017-09-21 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Handgeführtes Arbeitsgerät mit einer Vorrichtung zur Inbetriebnahme eines elektrischen Antriebsmotors
EP3701782A4 (en) * 2017-10-24 2021-08-04 Suzhou Cleva Precision Machinery & Technology Co., Ltd. HANDLE ARRANGEMENT AND GARDEN TOOLS WITH IT
USD875497S1 (en) * 2017-12-12 2020-02-18 Black & Decker, Inc. Chain saw
JP2019134693A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社マキタ ヘッジトリマ
JP7245692B2 (ja) * 2019-03-26 2023-03-24 株式会社やまびこ 電動作業機
CN112840883B (zh) * 2021-02-04 2024-03-22 重庆惠晋机电设备有限公司 一种绿篱机
CN113561137B (zh) * 2021-05-28 2022-11-29 莱克电气绿能科技(苏州)有限公司 一种工具机开关联动器及工具机
JP1720038S (ja) * 2021-10-18 2022-07-19 剪定機本体

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62162948U (ja) * 1986-04-04 1987-10-16
USD382451S (en) * 1996-07-12 1997-08-19 Ryobi North America Battery powered hedge trimmer
JP2005160306A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Honda Motor Co Ltd 動力作業機
JP2005253458A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 Ryobi Ltd 携帯用作業機
JP2008023648A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Makita Corp 作業工具
JP2008086090A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd 庭木バリカン
JP2009219425A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
JP2010099752A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Ryobi Ltd 延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具用の延長ハンドル
JP2010200751A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Andreas Stihl Ag & Co Kg アクセレータを備えた、手で操縦されるバッテリー作動型作業機
JP2011172521A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Makita Corp ヘッジトリマ
US20120055032A1 (en) * 2010-09-03 2012-03-08 Chervon (Hk) Limited Hedge trimmer
US20120151779A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-21 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Hand-held hedge shears

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE460270B (sv) * 1986-11-06 1989-09-25 Electrolux Ab Anordning vid motordrivna handredskap
AU112831S (en) * 1990-12-24 1991-11-20 Ryobi Ltd Portable Electric Trimmer
US6220129B1 (en) * 1999-06-11 2001-04-24 Innovak D.I.Y. Products Inc. Dual multi-bit screwdriver
DE10132951B4 (de) * 2000-07-15 2006-04-20 Andreas Stihl Ag & Co Handgeführtes Arbeitsgerät
JP4421923B2 (ja) * 2004-03-22 2010-02-24 本田技研工業株式会社 動力作業機
US7272728B2 (en) 2004-06-14 2007-09-18 Iovation, Inc. Network security and fraud detection system and method
US7290641B2 (en) * 2005-08-11 2007-11-06 Hsin-Chih Chung Lee Brake device for power tool
JP5387400B2 (ja) * 2009-12-28 2014-01-15 日立工機株式会社 電動刈込機
CN102770247A (zh) * 2010-02-17 2012-11-07 加德纳制造有限责任公司 动力工具
US9308637B2 (en) * 2010-02-25 2016-04-12 Makita Corporation Power tool
WO2011120534A1 (en) * 2010-03-30 2011-10-06 Husqvarna Ab Hedge trimmer
JP2012054007A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Makita Corp 電動工具のバッテリ装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62162948U (ja) * 1986-04-04 1987-10-16
USD382451S (en) * 1996-07-12 1997-08-19 Ryobi North America Battery powered hedge trimmer
JP2005160306A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Honda Motor Co Ltd 動力作業機
JP2005253458A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 Ryobi Ltd 携帯用作業機
JP2008023648A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Makita Corp 作業工具
JP2008086090A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd 庭木バリカン
JP2009219425A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
JP2010099752A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Ryobi Ltd 延長ハンドル付き手持ち式電動工具及び手持ち式電動工具用の延長ハンドル
JP2010200751A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Andreas Stihl Ag & Co Kg アクセレータを備えた、手で操縦されるバッテリー作動型作業機
JP2011172521A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Makita Corp ヘッジトリマ
US20120055032A1 (en) * 2010-09-03 2012-03-08 Chervon (Hk) Limited Hedge trimmer
US20120151779A1 (en) * 2010-12-15 2012-06-21 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Hand-held hedge shears

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019150845A1 (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社マキタ 電動工具
JP2019130650A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社マキタ 電動工具
JP7240099B2 (ja) 2018-02-02 2023-03-15 株式会社マキタ 電動工具
JP2021058139A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社マキタ ヘッジトリマ
JP7295773B2 (ja) 2019-10-07 2023-06-21 株式会社マキタ ヘッジトリマ
US11844317B2 (en) 2019-10-07 2023-12-19 Makita Corporation Hedge trimmer

Also Published As

Publication number Publication date
FR2994521B1 (fr) 2017-12-22
DE202013103745U1 (de) 2013-11-25
FR2994521A1 (fr) 2014-02-21
JP5935591B2 (ja) 2016-06-15
US20140047719A1 (en) 2014-02-20
CN203482657U (zh) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5935591B2 (ja) ヘッジトリマ
CN103717362A (zh) 双摆动多用工具锯
US8966773B2 (en) Power tool including an anti-vibration handle
CN108064575A (zh) 带有切割配件的手持式可携带切割装置
JP2015104362A (ja) ヘッジトリマ
JP5201389B2 (ja) 携帯用電気のこぎり
JP2014036629A (ja) 電動作業機
JP2018085980A (ja) 電動式作業機
US11014176B2 (en) Jigsaw
JP2021180645A (ja) 園芸用トリマ
JP5942662B2 (ja) 刈込機
WO2014192455A1 (ja) 往復動切断工具
JP4549792B2 (ja) 携帯用作業機
US11540442B2 (en) Working machine
JP6862121B2 (ja) ロングヘッジトリマ
US20130220657A1 (en) Hand-operated machine tool device
JP3196477U (ja) 園芸用バリカン装置
JP6036320B2 (ja) 携帯型作業機
CN103180099A (zh) 用于表面处理的器具,尤其是磨削器具、抛光器具或同类装置
CN1579129A (zh) 用于电动工具的把手组件
JP2013226647A (ja) バッテリー式携帯用電動工具
JP5575541B2 (ja) 手持式作業機
JP6302393B2 (ja) 園芸用バリカン装置
JP3736256B2 (ja) ヘッジトリマー
JP2020203322A (ja) フィルタ部材及び動力工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5935591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees