JP2014030989A - ラベル印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷イメージの印刷領域を一つの外字として登録することが可能なラベル印刷装置を提供すること。
【解決手段】液晶ディスプレイ4に表示されたテキストは、外字登録キーの入力があると、外字登録の処理が行われる。外字登録の処理では、そのテキストの全てのドットパターンが、外字登録エリアに記憶される。この記憶の際には、そのテキスト全てのドットパターンである印刷イメージ(の印刷領域)と登録外字番号と対象テープ幅とが関連付けて記憶される。登録外字番号が入力されると、その入力された登録外字番号に関連付けられた外字が印刷イメージ(の印刷領域)であれば、その旨を示す記号が液晶ディスプレイ4に表示される。その後、印刷キーが入力されると、液晶ディスプレイ4に表示された記号に対応する印刷イメージ(の印刷領域)がテープに印刷される。
【選択図】図10

Description

本発明は、外字登録することが可能なラベル印刷装置に関するものである。
従来、例えば、下記特許文献1に記載の情報処理装置においては、外字登録モードに切換えられたときに、外部から入力された文書データを所定行列の文書データとして取り込み、更に、この文書データにおける特定のキャラクタデータをドットとして認識することにより、当該所定行列上に配列されるドット群からなる印字又は表示用のパターンデータを作成して、このパターンデータを外字キャラクタとして記憶するようにしている。
従って、下記特許文献1に記載の情報処理装置を用いれば、ディスプレイや操作キーを全く持たない装置であっても、外部の文書作成装置等により所望の外字キャラクタのパターンデータに対応した文書データを作成して、この文書データを当該装置に入力することにより、所望の外字キャラクタを作成・登録することができるようになる。
特開平6−124077号公報
しかしながら、外部とのインターフェースがないスタンドアローン型のラベル印刷装置では、外部から文書データを入力できないので、上記特許文献1に記載の技術による外字登録を実現することはできなかった。
さらに、上記特許文献1に記載の技術による外字登録では、例えば、外部入力された文書データにおける特定(一つ)のキャラクタデータから印字用のパターンデータを作成して、この(一つの)パターンデータを外字キャラクタとして記憶するようにしている。従って、一又は複数のキャラクタデータが含まれ得る印刷イメージの印刷領域を一つの外字として登録することができなかった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、印刷イメージの印刷領域を一つの外字として登録することが可能なラベル印刷装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、文字又は記号を有するテキストを入力するためのキーボードと、前記キーボードから入力されたテキストを表示可能な小型モニタと、前記テキストに基づいて印刷イメージを生成する印刷イメージ生成手段と、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージ通りの印刷を行う印刷手段と、を有するラベル印刷装置であって、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域を外字登録する印刷領域外字登録手段を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するラベル印刷装置であって、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域の一範囲を、前記キーボードから入力されたテキストの一範囲を指定することで指定する印刷領域一範囲指定手段を備え、前記印刷領域外字登録手段は、前記印刷領域一範囲指定手段で指定された印刷イメージの印刷領域の一範囲を外字登録すること、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載するラベル印刷装置であって、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージがプロポーショナルフォントの複数の文字列で構成される場合には、前記印刷領域一範囲指定手段で当該印刷イメージの一行の範囲が選択されると、前記印刷領域一範囲指定手段は、当該印刷イメージを構成する複数の文字列のプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して、他行の範囲を選択し、当該選択された一行の範囲と他行の範囲とを合わせて当該印刷イメージの印刷領域の一範囲を指定すること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1に記載するラベル印刷装置であって、前記印刷領域外字登録手段で外字登録された2つ以上の印刷イメージの印刷領域を、前記印刷イメージ生成手段によって、前記印刷手段で印刷されるラベルの印刷領域で上下に配置した場合に、上に配置された印刷イメージの印刷領域の下辺と下に配置された印刷イメージの印刷領域の上辺とを一致させるシフト手段を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1に記載するラベル印刷装置であって、前記印刷領域外字登録手段は、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域を繰り返した複数の印刷イメージの印刷領域を外字登録することができ、前記印刷領域外字登録手段で外字登録された複数の印刷イメージの印刷領域を使用してコピー印刷又はナンバリング印刷を前記印刷手段が行うこと、を特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明のラベル印刷装置では、テキストに基づいて生成された印刷イメージの印刷領域を外字登録することから、テキストに基づいて生成された印刷イメージの印刷領域を一つの外字として登録することが可能である。
また、請求項2に係る発明のラベル印刷装置では、指定された印刷イメージの印刷領域の一範囲を外字登録することから、テキストに基づいて生成された印刷イメージの印刷領域の一範囲を一つの外字として登録することが可能である。
また、請求項3に係る発明のラベル印刷装置では、生成された印刷イメージがプロポーショナルフォントの複数の文字列で構成される場合には、当該印刷イメージの一行の範囲が選択されると、当該印刷イメージを構成する複数の文字列のプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して、他行の範囲を選択し、当該選択された一行の範囲と他行の範囲とを合わせて当該印刷イメージの印刷領域の一範囲を指定することから、テキストに基づいて生成された印刷イメージの印刷領域にプロポーショナルフォントの複数の文字列のみが数行に渡って含まれていても、当該印刷イメージの一行の範囲が選択されただけで、外字登録される印刷イメージの印刷領域の一範囲をプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して指定することができる。
また、請求項4に係る発明のラベル印刷装置では、外字登録された2つ以上の印刷イメージの印刷領域を、印刷されるラベルの印刷領域で上下に配置した場合に、上に配置された印刷イメージの印刷領域の下辺と下に配置された印刷イメージの印刷領域の上辺とを一致させることから、上に配置された印刷イメージの印刷領域の下辺にある線と下に配置された印刷イメージの印刷領域の上辺にある線とが重ね合わされ、上に配置された印刷イメージの印刷領域の下辺にある線の太さと下に配置された印刷イメージの印刷領域の上辺にある線の太さとが等しい場合には、両者の線が完全に一致するので太ることがない。
また、請求項5に係る発明のラベル印刷装置では、生成された印刷イメージの印刷領域を繰り返した複数の印刷イメージの印刷領域を外字登録することができ、外字登録された複数の印刷イメージの印刷領域を使用してコピー印刷又はナンバリング印刷を行うことができるので、外字登録の機能を利用して、コピー印刷又はナンバリング印刷を行うことが可能である。
本発明の一実施形態に係るラベル印刷装置で実行される制御プログラムが表されたフローチャート図である。 同ラベル印刷装置で実行される制御プログラムであって、カーソル処理の制御プログラムが表されたフローチャート図である。 同ラベル印刷装置で実行される制御プログラムであって、カーソル処理の制御プログラムが表されたフローチャート図である。 同ラベル印刷装置で実行される制御プログラムであって、外字登録処理の制御プログラムが表されたフローチャート図である。 同ラベル印刷装置で実行される制御プログラムであって、印刷処理の制御プログラムが表されたフローチャート図である。 同印刷処理の制御プログラムで使用される上下シフト量を格納したテーブルが表された図である。 同ラベル印刷装置が表された平面図である。 同ラベル印刷装置が表された側面図である。 同ラベル印刷装置の制御系が表されたブロック図である。 同ラベル印刷装置において、テキストに基づいて生成された印刷イメージの印刷領域を一つの外字として登録・印刷する一例が表された図である。 同ラベル印刷装置でテキストの一範囲が外字登録される態様を表した図である。 同ラベル印刷装置でテキストの一範囲が外字登録される態様を表した図である。 同ラベル印刷装置でテキストの一範囲が外字登録される態様を表した図である。 同ラベル印刷装置のシフト印刷の一例が表された図である。
[1.ラベル印刷装置の構成]
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図7や図8に表したように、本発明の一実施形態に係るラベル印刷装置1は、カバー2や、複数の文字キー等を有するキーボード3、「小型モニタ」に相当する液晶ディスプレイ4、カセット装着部5、カセットセンサー7等を有する。キーボード3は、カーソルキー3Aや、外字登録キー3B、外字入力キー3C、印刷キー3D、シフトキー3E等を有する。カセットセンサー7は、カセット装着部5に装着されたテープカセット6の(テープ幅等の)種類を検出する。
テープカセット6は、テープが巻回されたものとインクリボンが巻回されたものとが収納されたものであって、テープ又はインクリボンを交換することはできないものである。すなわち、テープ幅等が同一であるテープカセット6は同一種類のテープカセット6であり、テープ幅等が異なるテープカセット6は異なる種類のテープカセット6である。
図9に示すように、ラベル印刷装置1は、制御部60や、ヘッド駆動回路68、切断用モーター駆動回路69、搬送モーター駆動回路70等を有する。制御部60は、CPU61や、CG−ROM62、EEPROM63、ROM64、RAM66により構成される。さらに、制御部60は、ヘッド駆動回路68や、切断用モーター駆動回路69、搬送モーター駆動回路70に接続される。その上、制御部60は、キーボード3や、液晶ディスプレイ4、カセットセンサー7にも接続される。
CPU61は、本実施形態に係るラベル印刷装置1における各種制御の中枢を担う中央演算処理装置である。従って、CPU61は、キーボード3等からの入力信号及び各種制御プログラム等に基づいて、液晶ディスプレイ4等を制御する。
CG−ROM62は、印刷される文字や記号の画像データがコードデータと対応させてドットパターンで記憶されるキャラクタージェネレータ用メモリである。EEPROM63は、記憶内容の書込・消去ができる不揮発性メモリであり、外字登録エリア等が確保される。ROM64には、ラベル印刷装置1における各種制御プログラムや後述するテーブルのデータ等が記憶される。
RAM66は、CPU61での演算結果等が一時的に記憶される記憶装置である。RAM66には、例えば、データ処理する上で必要なデータが一時的に格納されるワークメモリや、キーボード3から入力された文書のデータが格納されるテキストバッファ、イメージ展開された文字や記号の印刷用ドットパターンデータが格納されるイメージバッファ等が確保される。
ヘッド駆動回路68は、CPU61からの制御信号に基づいてサーマルヘッド71に駆動信号を供給し、サーマルヘッド71の駆動状態を制御する回路である。切断用モーター駆動回路69は、CPU61からの制御信号に基づいて切断用モーター72に駆動信号を供給し、切断用モーター72の駆動制御を行う回路である。搬送モーター駆動回路70は、CPU61からの制御信号に基づいてテープ搬送モーター73に駆動信号を供給し、テープ搬送モーター73の駆動制御を行う制御回路である。
CPU61は、これらの制御回路68,69,70を使用することにより、カセット装着部5に装着中のテープカセット6内でインクリボンを介して印刷させたテープを、当該テープカセット6外で切断させることによりラベルLを作成する。従って、ヘッド駆動回路68や、搬送モーター駆動回路70、サーマルヘッド71、テープ搬送モーター73等により「印刷手段」が構成される。
カセットセンサー7は、上述したように、カセット装着部5に装着されたテープカセット6のテープ幅等を検出する。尚、カセットセンサー7の検出原理には、例えば、カセット装着部5に装着中のテープカセット6に設けられた複数の孔を検知し、検知された複数の孔の組合せに基づいてテープカセット6のテープ幅等を検出するものがある。
[2−1.ラベル印刷装置の動作]
次に、本実施形態に係るラベル印刷装置1で実行される制御プログラムについて説明する。図1乃至図5のフローチャートで表された制御プログラムは、ROM64等に記憶されるとともにCPU61により実行される。
図1に表されたように、本実施形態に係るラベル印刷装置1で実行される制御プログラムでは、先ず、S11において、イニシャル処理、つまり、初期化が行われる。その後は、S12に進む。S12では、キー入力があったか否かが判定される。この判定は、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、キー入力がなかった場合(S12:NO)には、S12自身に戻ることにより、キー入力がなされるまで待機する。これに対して、キー入力があった場合(S12:YES)には、S13に進む。
S13では、上記S12でキー入力と判断されたキーが文字キーであったか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、上記S12でキー入力と判断されたキーが文字キーであった場合(S13:YES)には、S14の文字入力の処理に進む。
S14の文字入力の処理では、上記S12でキー入力と判断された文字キーに基づいてテキストがRAM66内のテキストバッファで編集される。その後は、上記S12に戻って、上記S12以降の処理が繰り返される。尚、RAM66内のテキストバッファで編集されたテキストは、液晶ディスプレイ4に表示される。
ここでは、上記S12でキー入力と判断されたキーが記号キーであった場合でも、上記S14と同様な処理が行われる。
これに対して、上記S12でキー入力と判断されたキーが文字キーでなかった場合(S13:NO)には、S15に進む。S15では、上記S12でキー入力と判断されたキーがカーソルキー3Aであったか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、上記S12でキー入力と判断されたキーがカーソルキー3Aであった場合(S15:YES)には、S16に進む。
[2−2.カーソル処理]
S16では、図2に表されたカーソル処理、又は図3に表されたカーソル処理が行われる。図2に表されたカーソル処理は基本的な処理である。これに対して、図3に表されたカーソル処理はプロポーショナルフォントが考慮された処理である。
[2−2−1.カーソル処理(その1)]
図2に表された基本的なカーソル処理が行われる場合には、先ず、S31において、シフトキー3Eが押されているか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、シフトキー3Eが押されている場合(S31:YES)には、S32に進む。
S32では、範囲選択されているか否かが判定される。この判定では、後述するS35の処理が行われた後であれば、範囲選択されているとされ、後述するS36の処理が行われた後であれば、範囲選択されていないとされる。尚、初期設定は、範囲選択されていないとされる。このような制御は、例えば、RAM66に確保されたフラグ等が使用されて行われる。ここで、範囲選択されていない場合(S32:NO)には、S33に進む。
S33では、液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が始点に設定される。その後は、後述するS34に進む。これに対して、上記S32において、範囲選択されている場合(S32:YES)には、S34に進む。
S34では、カーソル移動の処理が行われる。この処理は、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が、キーボード3からの入力信号に基づいて移動する。このカーソル移動は、液晶ディスプレイ4では反転表示されながら行われる。その後は、S35に進む。
S35では、上記S33で設定された始点と上記S34で移動された現在のカーソルの位置とで定まる、液晶ディスプレイ4における矩形領域、つまり、RAM66内のテキストバッファにおける矩形領域が選択範囲と設定される。例えば、図11又は図13の符号101の枠内において、入力内容が反転表示されている矩形領域が選択範囲と設定される。すなわち、図11又は図13の符号101の枠は、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファに相当する。その後は、上記図2のS12に戻る。
これに対して、上記S31において、シフトキー3Eが押されていない場合(S31:NO)には、S36に進む。S36では、上記S35の選択範囲がクリアされる。その後は、S37に進む。
S37では、カーソル移動の処理が行われる。この処理は、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が、キーボード3からの入力信号に基づいて移動する。その後は、上記図2のS12に戻る。
[2−2−2.カーソル処理(その2)]
一方、図3に表されたプロポーショナルフォントが考慮されたカーソル処理が行われる場合には、先ず、S41において、シフトキー3Eが押されているか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、シフトキー3Eが押されている場合(S41:YES)には、S42に進む。
S42では、右又は左のカーソルキー3Aが押されているか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、右又は左のカーソルキー3Aが押されていない場合(S42:NO)には、上記図2のS12に戻る。これに対して、右又は左のカーソルキー3Aで押されている場合(S42:YES)には、S43に進む。
S43では、範囲選択されているか否かが判定される。この判定では、後述するS48の判定処理が「YES」の後であれば、範囲選択されているとされ、後述するS49の処理が行われた後であれば、範囲選択されていないとされる。尚、初期設定は、範囲選択されていないとされる。このような制御は、例えば、RAM66に確保されたフラグ等が使用されて行われる。ここで、範囲選択されていない場合(S43:NO)には、S44に進む。
S44では、液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が始点に設定される。その後は、後述するS45に進む。これに対して、上記S43において、範囲選択されている場合(S43:YES)には、S45に進む。
S45では、カーソル移動の処理が行われる。この処理は、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が、キーボード3からの入力信号に基づいて移動する。このカーソル移動は、液晶ディスプレイ4では反転表示されながら行われる。その後は、S46に進む。
S46では、上記S45で移動された現在のカーソルが位置する行において、上記S44で設定された始点と上記S45で移動された現在のカーソルの位置との間にある文字についての印刷時の横方向座標である「選択範囲座標」が計算される。例えば、図12の符号101の枠内において、入力内容が反転表示されている1行目(現在のカーソルが位置する行)のうち、1行目(現在のカーソルが位置する行)で最も左側で反転表示されている文字「i」の位置が上記S44で設定された始点であり、1行目(現在のカーソルが位置する行)で最も右側で反転表示されている文字「i」が上記S45で移動された現在のカーソルの位置であるとする。とすれば、図12の符号101の枠内では、1行目の左から7個目の文字「i」の印刷時の横方向座標が「選択範囲座標」として計算される。以上より、図12の符号101の枠は、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファに相当する。その後は、S47に進む。
S47では、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファのある行について、上記S46で計算された「選択範囲座標」の範囲内に印刷時の横方向座標が入る文字の全てを、選択範囲に入れる処理が行われる。
例えば、図12の符号101の枠内では、1行目の左から7個目の文字「i」の印刷時の横方向座標については上記S46で計算された「選択範囲座標」の範囲内に入るが、1行目の左から8個目の文字「i」の印刷時の横方向座標については上記S46で計算された「選択範囲座標」の範囲内に入らない。従って、図12の符号101の枠内では、1行目の左から1〜7個目の各文字「i」が選択範囲に入れられる。
さらに、図12の符号101の枠内では、2行目の左から3個目の文字「W」の印刷時の横方向座標については上記S46で計算された「選択範囲座標」の範囲内に入るが、2行目の左から4個目の文字「W」の印刷時の横方向座標については上記S46で計算された「選択範囲座標」の範囲内に入らない。従って、図12の符号101の枠内では、2行目の左から1〜3個目の各文字「W」が選択範囲に入れられる。
このようにして、1行目に基づいて「選択範囲座標」が計算され、1行目の選択範囲が決定すると、2行目以降の選択範囲が自動的に決定するような処理は、図12の符号101の枠内の、つまり、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファの、各文字「i」「W」がプロポーショナルフォントであることによる。その後は、S48に進む。
S48では、全ての行について上記S47の処理がなされたか否かが判定される。ここで、全ての行について上記S47の処理がなされていない場合(S48:NO)には、上記S47の処理に戻って、上記S47の処理が繰り返される。これに対して、全ての行について上記S47の処理がなされた場合(S48:YES)には、上記図2のS12に戻る。例えば、図12の符号101の枠内、つまり、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファについて言えば、2行目までについて上記S47の処理が行われれば、全ての行について上記S47の処理がなされた場合(S48:YES)とされる。
これに対して、上記S41において、シフトキー3Eが押されていない場合(S41:NO)には、S49に進む。S49では、上記S47で設定された選択範囲がクリアされる。その後は、S50に進む。
S50では、カーソル移動の処理が行われる。この処理は、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。液晶ディスプレイ4に表示された現在のカーソルの位置、つまり、その現在のカーソルの位置に相当するRAM66内のテキストバッファにおける位置が、キーボード3からの入力信号に基づいて移動する。その後は、上記図2のS12に戻る。
[2−3.外字登録処理]
上記図2に戻り、上記S15において、上記S12でキー入力と判断されたキーがカーソルキー3Aでなかった場合(S15:NO)には、S17に進む。S17では、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字登録キー3Bであったか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字登録キー3Bであった場合(S17:YES)には、S18に進む。
S18では、図4に表された外字登録処理が行われる。図4に表された外字登録処理が行われる場合には、先ず、S61において、登録外字番号がキーボード3を介して入力される。その後は、S62に進む。S62では、対象テープ幅の入力が行われる。この入力は、カセットセンサー7の検出結果に基づいて自動入力されてもよいし、キーボード3を介して入力されてもよい。対象テープ幅は、本実施形態に係るラベル印刷装置1では、6mm、9mm、12mm、18mm、24mmのいずれかである。その後は、S63に進む。
S63では、編集で範囲選択されているか否かが判定される。この判定は、上記図2のS32又は上記図3のS43の判定処理と同様に行われる。具体的に言えば、上記図2のS35又は上記図3のS47の選択範囲があるか否かが判定される。ここで、編集で範囲選択されている場合(S63:YES)には、S64に進む。
S64では、選択範囲の印刷イメージが外字として登録される。例えば、上記図11、図12、図13の場合には、符号101枠内において反転表示された文字(テキスト)が、符号102の矩形領域内のドットパターンをもって、EEPROM63の外字登録エリアに記憶される。この記憶の際には、CG−ROM62のキャラクタージェネレータ用メモリが使用されることによって、符号101枠内において反転表示されたテキストが、符号102の矩形領域内のように印刷イメージで記憶される。さらに、その記憶された印刷イメージに対しては、上記S61で入力された登録外字番号と上記S62で入力された対象テープ幅とが関連付けて記憶される。
尚、符号101枠内において反転表示された文字(テキスト)がプロポーショナルフォントであっても、固定ピッチで処理される場合には、図13に表したように、選択範囲(符号101枠内において反転表示された文字(テキスト))の印刷イメージが固定ピッチで処理される。つまり、図13の符号102の矩形領域内のドットパターン(固定ピッチのパターン)が、EEPROM63の外字登録エリアに記憶される。
その後は、上記図2のS12に戻る。
これに対して、上記S63において、編集で範囲選択されていない場合(S63:NO)には、S65に進む。S65では、印刷イメージ全体が外字として登録される。例えば、上記図11、図12、図13の場合には、符号101枠内において表示された全てのドットパターンが、EEPROM63の外字登録エリアに記憶される。この記憶の際には、CG−ROM62のキャラクタージェネレータ用メモリが使用されることによって、符号101枠内において表示された全てのドットパターンが印刷イメージで記憶される。さらに、その記憶された印刷イメージに対しては、上記S61で入力された登録外字番号と上記S62で入力された対象テープ幅とが関連付けて記憶される。
その後は、上記図2のS12に戻る。
[2−4.外字入力]
上記図2に戻り、上記S17において、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字登録キー3Bでなかった場合(S17:NO)には、S19に進む。S19では、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字入力キー3Cであったか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字入力キー3Cであった場合(S19:YES)には、S20に進む。
S20では、登録外字番号がキーボード3を介して入力される。その後は、S21の外字入力の処理に進む。この処理では、上記S20で入力された登録外字番号に対応する外字がEEPROM63の外字登録エリアから読み出され、その読み出された外字がRAM66内のテキストバッファで編集される。その後は、上記S12に戻って、上記S12以降の処理が繰り返される。
尚、RAM66内のテキストバッファで編集されたテキストは、液晶ディスプレイ4に表示される。但し、編集された外字が印刷イメージである場合には、その印刷イメージの外字を示す記号が液晶ディスプレイ4に表示される(後述する図10参照)。
[2−5.印刷処理]
上記S19において、上記S12でキー入力と判断されたキーが外字入力キー3Cでなかった場合(S19:NO)には、S22に進む。S22では、上記S12でキー入力と判断されたキーが印刷キー3Dであったか否かが判定される。この判定も、キーボード3からの入力信号に基づいて行われる。ここで、上記S12でキー入力と判断されたキーが印刷キー3Dでなかった場合(S22:NO)には、S24のその他の処理が行われた後、上記S12に戻って、上記S12以降の処理が繰り返される。
これに対して、上記S12でキー入力と判断されたキーが印刷キー3Dであった場合(S22:YES)には、S23に進む。S23では、図5に表された印刷処理が行われる。図5に表された印刷処理では、先ず、S71において、RAM66内のイメージバッファに全ての文字が配置し終わったか否かが判定される。ここで、全ての文字が配置し終わっていない場合(S71:NO)には、S73に進む。
S73では、次に配置される文字が外字であったか否かが判定される。ここで、次に配置される文字が外字でなかった場合(S73:NO)には、S76に進んで、次に配置される文字がRAM66内のイメージバッファに文字配置される。
これに対して、次に配置される文字が外字であった場合(S73:YES)には、S74に進む。S74では、次に配置される外字が印刷イメージ全体を外字化したものであったか否かが判定される。具体的には、上記図4のS64のように選択範囲の印刷イメージが外字として登録されたものである場合には印刷全体を外字化したものではないとされる。一方、上記図4のS65のように印刷イメージ全体が外字として登録されたものである場合には印刷イメージ全体を外字化したものであるとされる。
ここで、次に配置される外字が印刷イメージ全体を外字化したものでなかった場合(S74:NO)には、S76に進んで、次に配置される外字、つまり、選択範囲の印刷イメージがRAM66内のイメージバッファに文字配置される。
これに対して、次に配置される外字が印刷イメージ全体を外字化したものであった場合(S74:YES)には、S75に進む。S75では、図6に表されたテーブルに基づいて上下シフト量が取得される。その後は、S76に進んで、上記S75で取得した上下シフト量をもってテープの幅方向で上下にシフトさせながら、次に配置される外字、つまり、印刷イメージ全体がRAM66内のイメージバッファに文字配置される。
上記S76の処理が行われた後は、上記S71に戻って、全ての文字が配置し終わったか否かが再び判定される。ここで、全ての文字が配置し終わっていない場合(S71:NO)には、上記S73に進んで、上述した処理が繰り返される。これに対して、全ての文字が配置し終わった場合(S71:YES)には、S72に進む。
S72では、ヘッド駆動回路68や、搬送モーター駆動回路70、サーマルヘッド71、テープ搬送モーター73等により構成される「印刷手段」により印刷が行われる。その後は、上記図2のS12に戻る。
[2−6.印刷イメージ全体のシフト配置]
図6に表されたテーブル201には、テープ幅が6mm、9mm、12mm、18mm、24mmの各テープの印刷領域に対して、テープ幅が6mmの印刷イメージ全体をその幅方向の上下に並べて印刷する際の上下シフト量が格納されている。テーブル201は、ROM64に記憶されている。
図6に表されたテーブル201では、幅方向の上下に並べる数を「行」で記載している。上下シフト量は、ドット単位で示され、下方向へのシフト量がプラスの値で表され、上方向へのシフト量がマイナスの値で表される。
例えば、本実施形態に係るラベル印刷装置1では、図14に表されたように、12mmのテープ幅のテープの印刷領域301Aにおいて、上記図5のS75の処理を行うことなく、テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を2行上下に並べた場合には、上に配置された一行目の印刷イメージ全体401の下辺402と下に配置された二行目の印刷イメージ全体501の上辺502との間に6ドットの距離がある。
そこで、図6に表されたテーブル201の「12mmテープ」×「2行」の欄に格納されているように、上に配置された一行目の印刷イメージ全体401を3ドット下方向へシフトさせるとともに、下に配置された二行目の印刷イメージ全体501を3ドット上方向へシフトさせる。
このようにシフトさせることにより、一行目の印刷イメージ全体401と二行目の印刷イメージ全体501との間を詰めれば、図14に表された、12mmのテープ幅のテープの印刷領域301Bのように、上に配置された一行目の印刷イメージ全体401の下辺402と下に配置された二行目の印刷イメージ全体501の上辺502とが一致して印刷される。
このようなシフト印刷を行うために、図6に表されたテーブル201では、各欄にドットの数値が格納されている。
具体的には、テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を、「6mmテープ」に対して幅方向に上下に並べる際は、1つの印刷イメージ全体しか並べることしかできないので、「1行」の欄には0ドットの上下シフト量が格納され、「2行」、「3行」、「4行」の各欄にはエラー(ハイフン)が格納されている。
テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を、「9mmテープ」に対して幅方向に上下に並べる際も、1つの印刷イメージ全体しか並べることしかできないので、「1行」の欄には0ドットの上下シフト量が格納され、「2行」、「3行」、「4行」の各欄にはエラー(ハイフン)が格納されている。
テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を、「12mmテープ」に対して幅方向に上下に並べる際は、1つ又は2つの印刷イメージ全体を並べることができるので、「1行」の欄には0ドットの上下シフト量が格納され、「2行」の欄には、「1行目」に3ドットの下シフト量が、「2行目」に−3ドットの上シフト量が、それぞれ格納され、「3行」、「4行」の各欄にはエラー(ハイフン)が格納されている。
テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を、「18mmテープ」に対して幅方向に上下に並べる際は、1つ又は、2つ、3つの印刷イメージ全体を並べることができるので、「1行」の欄には0ドットの上下シフト量が格納され、「2行」の欄には、「1行目」に3ドットの下シフト量が、「2行目」に−3ドットの上シフト量が、それぞれ格納され、「3行」の欄には各0ドットの上下シフト量が格納され、「4行」の欄にはエラー(ハイフン)が格納されている。
テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を、「24mmテープ」に対して幅方向に上下に並べる際は、1つ又は、2つ、3つ、4つの印刷イメージ全体を並べることができるので、「1行」の欄には0ドットの上下シフト量が格納され、「2行」の欄には、「1行目」に3ドットの下シフト量が、「2行目」に−3ドットの上シフト量が、それぞれ格納され、「3行」の欄には各0ドットの上下シフト量が格納され、「4行」の欄には、「1行目」に9ドットの下シフト量が、「2行目」に3ドットの下シフト量が、「3行目」に−3ドットの上シフト量が、「4行目」に−9ドットの上シフト量が、それぞれ格納されている。
このようなドットの数値が格納されたテーブル201に従って上記図5のS75の処理が行われれば、テープ幅が6mmの印刷イメージ全体を各テープに対してテープの幅方向に上下に並べた際は、各印刷イメージ全体が上下にシフトし、各印刷イメージ全体の上辺と下辺とが一致して印刷されるので、非常に見栄えがよい(上記図14参照)。
[3.まとめ]
以上より、本実施の形態に係るラベル印刷装置1では、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファのテキストに基づいて生成された印刷イメージ(の印刷領域)を外字登録することから(S18)、そのテキストに基づいて生成された印刷イメージ(の印刷領域)を一つの外字として登録することが可能である(S64,S65)。
例えば、図10に表されたように、液晶ディスプレイ4に表示されたテキストは、外字登録キー3Bの入力があると(S17:YES)、外字登録の処理が行われる(S18)。その外字登録の処理(S18)では、液晶ディスプレイ4に表示されたテキストの全てのドットパターンが、EEPROM63の外字登録エリアに記憶される(S65)。この記憶の際には、CG−ROM62のキャラクタージェネレータ用メモリが使用されることによって、液晶ディスプレイ4に表示されたテキスト全てのドットパターンが印刷イメージ(の印刷領域)で記憶される。さらに、その記憶された印刷イメージ(の印刷領域)に対しては、登録外字番号(S61)と対象テープ幅(S62)とが関連付けて記憶される。
そして、登録外字番号が入力されると(S20)、その入力された登録外字番号に関連付けられた外字が印刷イメージ(の印刷領域)であれば、その旨を示す記号が液晶ディスプレイ4に表示される。図10に表された液晶ディスプレイ4では、その旨を示す記号が1行目、2行目にそれぞれ1つずつ表示される。
その後、印刷キー3Dが入力されると(S22:YES)、液晶ディスプレイ4に表示された記号に対応する印刷イメージ(の印刷領域)がテープに印刷される。 図10に表された液晶ディスプレイ4では、同じ記号が1行目、2行目にそれぞれ1つずつ表示されていることから、テープの印刷領域601内に2つの印刷イメージ(の印刷領域)602が2行に渡って印刷される。
また、本実施の形態に係るラベル印刷装置1では、範囲選択されていれば(S63:YES)、範囲選択として指定された印刷イメージ(の印刷領域)の一範囲を外字登録することもできるから(S64)、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファのテキストに基づいて生成された印刷イメージ(の印刷領域)の一範囲を一つの外字として登録することが可能である(図11、図12、図13参照)。
また、本実施の形態に係るラベル印刷装置1では、生成された印刷イメージ(の印刷領域)がプロポーショナルフォントの複数の文字列で構成される場合には、図12の枠101に表されるように、当該印刷イメージ(の印刷領域)の一行の範囲が選択されると(S46)、当該印刷イメージ(の印刷領域)を構成する複数の文字列のプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して、他行の範囲を選択し(S47)、当該選択された一行の範囲と他行の範囲とを合わせて当該印刷イメージ(の印刷領域)の一範囲を指定する(S48:YES)。よって、液晶ディスプレイ4又はRAM66内のテキストバッファのテキストに基づいて生成された印刷イメージ(の印刷領域)にプロポーショナルフォントの複数の文字列のみが数行に渡って含まれていても、当該印刷イメージ(の印刷領域)の一行の範囲が選択されただけで(S46)、外字登録される印刷イメージ(の印刷領域)の一範囲をプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して指定することができる(S47,S48)。
また、本実施の形態に係るラベル印刷装置1では、外字登録された2つ以上の印刷イメージ(の印刷領域)を、図5のS75の処理を行うことによって、図14に表されたように、印刷されるラベルLの印刷領域301Aで上下に配置した場合には、上に配置された印刷イメージ全体401(の印刷領域)の下辺402と下に配置された印刷イメージ全体501(の印刷領域)の上辺502とを一致させる。つまり、上に配置された印刷イメージ全体401(の印刷領域)の下辺402にある線と下に配置された印刷イメージ全体501(の印刷領域)の上辺502にある線とが重ね合わされるので、上に配置された印刷イメージ全体401(の印刷領域)の下辺402にある線の太さと下に配置された印刷イメージ全体501(の印刷領域)の上辺502にある線の太さとが等しい場合には、図14に表されたように、両者の線が完全に一致するので太ることがない。
[4.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態に係るラベル印刷装置1において、生成された印刷イメージ(の印刷領域)を繰り返した複数の印刷イメージ(の印刷領域)を外字登録することにより、外字登録された複数の印刷イメージ(の印刷領域)を使用してコピー印刷又はナンバリング印刷を行うことができるので、外字登録の機能を利用して、コピー印刷又はナンバリング印刷を行うことが可能である。
1 ラベル印刷装置
3 キーボード
3A カーソルキー
3B 外字登録キー
3C 外字入力キー
3D 印刷キー
3E シフトキー
4 液晶ディスプレイ(小型モニタ)
61 CPU
62 CG−ROM
63 EEPROM
64 ROM
65 RAM
68 ヘッド駆動回路
70 搬送モーター駆動回路
71 サーマルヘッド
73 テープ搬送モーター
201 上下シフト量が格納されたテーブル
301A テープ幅が12mmのテープの印刷領域
301B テープ幅が12mmのテープの印刷領域
401 テープ幅が6mmの印刷イメージ全体
402 テープ幅が6mmの印刷イメージ全体の下辺
501 テープ幅が6mmの印刷イメージ全体
502 テープ幅が6mmの印刷イメージ全体の上辺

Claims (5)

  1. 文字又は記号を有するテキストを入力するためのキーボードと、前記キーボードから入力されたテキストを表示可能な小型モニタと、前記テキストに基づいて印刷イメージを生成する印刷イメージ生成手段と、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージ通りの印刷を行う印刷手段と、を有するラベル印刷装置であって、
    前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域を外字登録する印刷領域外字登録手段を備えたこと、を特徴とするラベル印刷装置。
  2. 請求項1に記載するラベル印刷装置であって、
    前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域の一範囲を、前記キーボードから入力されたテキストの一範囲を指定することで指定する印刷領域一範囲指定手段を備え、
    前記印刷領域外字登録手段は、前記印刷領域一範囲指定手段で指定された印刷イメージの印刷領域の一範囲を外字登録すること、を特徴とするラベル印刷装置。
  3. 請求項2に記載するラベル印刷装置であって、
    前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージがプロポーショナルフォントの複数の文字列で構成される場合には、前記印刷領域一範囲指定手段で当該印刷イメージの一行の範囲が選択されると、前記印刷領域一範囲指定手段は、当該印刷イメージを構成する複数の文字列のプロポーショナルフォントの可変幅を考慮して、他行の範囲を選択し、当該選択された一行の範囲と他行の範囲とを合わせて当該印刷イメージの印刷領域の一範囲を指定すること、を特徴とするラベル印刷装置。
  4. 請求項1に記載するラベル印刷装置であって、
    前記印刷領域外字登録手段で外字登録された2つ以上の印刷イメージの印刷領域を、前記印刷イメージ生成手段によって、前記印刷手段で印刷されるラベルの印刷領域で上下に配置した場合に、上に配置された印刷イメージの印刷領域の下辺と下に配置された印刷イメージの印刷領域の上辺とを一致させるシフト手段を備えたこと、を特徴とするラベル印刷装置。
  5. 請求項1に記載するラベル印刷装置であって、
    前記印刷領域外字登録手段は、前記印刷イメージ生成手段で生成された印刷イメージの印刷領域を繰り返した複数の印刷イメージの印刷領域を外字登録することができ、
    前記印刷領域外字登録手段で外字登録された複数の印刷イメージの印刷領域を使用してコピー印刷又はナンバリング印刷を前記印刷手段が行うこと、を特徴とするラベル印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016175109A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社キーエンス レーザマーキング装置、該レーザマーキング装置を用いた印字方法及びコンピュータプログラム

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