JP3390534B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP3390534B2
JP3390534B2 JP16819294A JP16819294A JP3390534B2 JP 3390534 B2 JP3390534 B2 JP 3390534B2 JP 16819294 A JP16819294 A JP 16819294A JP 16819294 A JP16819294 A JP 16819294A JP 3390534 B2 JP3390534 B2 JP 3390534B2
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和子 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書データを飾り枠と
共にテープに印字する印字手段と、その印字状態を概略
的に表示するイメージ表示手段とを備えたテープ印字装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、文書データを入力する文書デ
ータ入力手段と、テープの長手方向両端に所定面積の模
様が形成された飾り枠の、上記テープへの形成位置を指
示する指示手段と、上記入力された文書データを、上記
飾り枠と共に上記テープに印字する印字手段と、該印字
手段による上記飾り枠および上記文書データの印字状態
を概略的に表示するイメージ表示手段とを備えたテープ
印字装置が考えられている。この種のテープ印字装置で
は、例えば、テープの長手方向両側にリボンなどの模様
が形成された飾り枠で文字を囲んで装飾を施すことがで
きる。また、テープに実際に印字する前にイメージ表示
手段に印字状態を表示して、文字のレイアウトなどを把
握することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の装
置では、前述のような飾り枠の場合も、四辺が実線であ
る通常の枠の場合も、イメージ表示手段において同様の
表示を使用している。このため、イメージ表示手段によ
る表示だけでは、実際に印字される文字や飾り枠のレイ
アウトなどを充分に把握することができない。例えば、
イメージ表示手段が表示する飾り枠と文字との間には充
分な間隔があっても、実際に印字してみると、飾り枠の
模様と文字との間が詰まりすぎている場合がある。この
ため、実際に印字してから再び飾り枠の長さや文字間隔
などを調整する必要が生じることがあり、文書作成の能
率を充分に向上させることができない。
【0004】また、イメージ表示手段の表示部としてC
RTなどを使用した一部のワードプロセッサなどでは、
飾り枠の模様をそのままCRTなどに表示することが考
えられている。ところが、テープ印字装置では細長いテ
ープに文字を印字するため、イメージ表示手段の表示部
も、通常細長く小さいものとなっている。このため、飾
り枠の模様をそのまま表示することも困難である。
【0005】そこで、本発明は、実際に印字される文字
や飾り枠のレイアウトを正確に把握することのできるテ
ープ印字装置を提供することを目的としてなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、図1に例示するよう
に、文書データを入力する文書データ入力手段と、テー
プの長手方向両端に所定面積の模様が形成された飾り枠
の、上記テープへの形成位置を指示する指示手段と、上
記入力された文書データを、上記飾り枠と共に上記テー
プに印字する印字手段と、該印字手段による上記飾り枠
および上記文書データの印字状態を概略的に表示するイ
メージ表示手段と、を備えたテープ印字装置において、
上記イメージ表示手段が、上記飾り枠を上記模様を有さ
ない通常の枠とは異なる図形で、かつ、上記模様の面積
に対応した大きさの図形を用いて表示することを特徴と
している。
【0007】また、請求項2記載の発明は、上記イメー
ジ表示手段が、上記文書データを構成する文字を各文字
に応じた大きさの方形を用いて表示し、上記飾り枠を上
記模様の面積に応じた大きさの一対の方形を用いて表示
することを特徴とする請求項記載のテープ印字装置を
要旨としている。更に、請求項3記載の発明は、上記イ
メージ表示手段が、上記各文字に応じた大きさの方形
を、その文字の配置座標に基づいて表示することを特徴
とする請求項2記載のテープ印字装置を要旨としてい
る。
【0008】
【作用】このように構成された請求項1記載の発明で
は、イメージ表示手段が、飾り枠を模様を有さない通常
の枠とは異なる図形で表示する。このため、イメージ表
示手段の表示から飾り枠が使用されていることが把握で
きるので、その表示から実際に印字される文字や飾り枠
のレイアウトを予測して、それを正確に把握することが
できる。
【0009】しかも、本発明では、イメージ表示手段
が、飾り枠を模様の面積に対応した大きさの図形を用い
て表示する。このため、文字の大きさや間隔と飾り枠の
模様の大きさとの関係をより正確に把握することができ
る。従って、実際に印字される文字や飾り枠のレイアウ
トを一層正確に把握することができる。
【0010】また、請求項記載の発明では、イメージ
表示手段が、文書データを構成する文字を各文字に応じ
た大きさの方形を用いて表示し、飾り枠を模様の面積に
応じた大きさの一対の方形を用いて表示する。このた
め、文字の大きさと飾り枠の模様の大きさとの関係を、
方形同士の大きさを比較することによりきわめて正確に
把握することができる。従って、実際に印字される文字
や飾り枠のレイアウトをきわめて正確に把握することが
できる。また、本発明では、文字や飾り枠を方形で表示
するので、文字などをそのまま表示する場合に比べて、
イメージ表示手段の処理が簡略化され、その処理速度が
向上する。更に、請求項3記載の発明では、上記イメー
ジ表示手段が、上記各文字に応じた大きさの方形を、そ
の文字の配置座標に基づいて表示する。このため、文字
の間隔と飾り枠の模様の大きさとの関係を、方形同士の
間隔を比較することによりきわめて正確に把握すること
ができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2は、実施例のテーププリンタ1の外観を表す斜
視図である。このテーププリンタ1は、図示しないテー
プカセットに巻回保持されたテープに、キー入力に応じ
た印刷を行う装置である。
【0012】図に示すように、テーププリンタ1表面に
は、各種入力を実行するための多数のキースイッチ3、
および、入力された文書データなどを表示する液晶ディ
スプレイ5などが配設されている。また、キースイッチ
3は、印刷の実行を指示する印刷キー31、テープの切
断位置から切断位置までの長さ(テープ長)などの設定
を行う全体書式設定キー32、文字を囲む枠の種類(枠
種類)などの設定を行う行書式設定キー33、文書デー
タのテープへの印刷状態を液晶ディスプレイ5に概略的
に表示させるイメージキー34、液晶ディスプレイ5上
のカーソル,表示などを上下に移動させる一対の上下キ
ー35、カーソル,表示などを左右に移動させる一対の
左右キー36、各種データの確定などを行うリターンキ
ー37、五十音,アルファベットなどの入力を行う編集
キー38、および、入力したデータを取り消すキャンセ
ルキー39などから構成されている。なお、全体書式設
定キー32,行書式設定キー33,およびイメージキー
34は、編集キーとして五十音などの入力にも使用可能
に構成されている。
【0013】次に、図3に例示するように、各キースイ
ッチ3および液晶ディスプレイ5はテーププリンタ1に
内蔵された電子制御回路41に電気的に接続されてい
る。電子制御回路41は、CPU41a,ROM41
b,RAM41cを主要部とする周知のマイクロコンピ
ュータによって構成され、RAM41cには画像データ
を記憶するイメージバッファ41dも形成されている。
この電子制御回路41は、キースイッチ3からのキー入
力に応じて液晶ディスプレイ5を駆動する。また、テー
ププリンタ1には、テープに印刷を行うテープ印刷機構
43,上記テープカセットからテープ印刷機構43を介
してテーププリンタ1の外部にテープを送り出すテープ
送り機構45,および送り出されたテープを切断するテ
ープ切断機構47なども内蔵され、電子制御回路41は
これらの機構43〜47を駆動してテープに文書データ
の印刷を実行する。なお、これらの機構43〜47の構
成は周知であるので構成の詳細な説明は省略する。
【0014】続いて、この電子制御回路41の動作をフ
ローチャートに基づいて説明する。図4は、電子制御回
路41の処理のメインルーチンを表すフローチャートで
ある。電子制御回路41は、電源が投入されると同時に
この処理を開始する。処理を開始すると、S01にてR
AM41cなどの初期化処理を行う。続くS03ではキ
ースイッチ3によるキー入力の状態を読み込み、S05
では、それが後述のような有効なキー入力であるか否か
を判断する。S05で否定判断した場合は再びS03に
てキー入力を読み込む。有効なキー入力があり、S05
で肯定判断すると、S07にてそれが編集キー38また
は編集キーとしての全体書式設定キー32,行書式設定
キー33,イメージキー34による編集キー入力である
か否かを判断する。編集キー入力の場合はS09にて文
書データの追加などの周知の編集処理を実行しS03へ
移行する。
【0015】上記有効なキー入力が編集キー入力でない
場合はS11へ移行して、それがイメージキー34によ
るイメージキー入力であるか否かを判断する。イメージ
キー入力である場合はS13にて後述のイメージ表示ル
ーチンを実行してS03へ移行する。また、有効なキー
入力がイメージキー入力でもない場合はS15へ移行し
て、枠設定キー入力であるか否かを判断する。ここで、
枠設定キー入力とは、行書式設定キー33の操作を含む
一連のキー入力である。枠設定キー入力である場合はS
17にて後述の枠設定ルーチンを実行してS03へ移行
する。更に、上記有効なキー入力がそれ以外のキー入力
である場合は、S19にてそのキー入力に応じたその他
の処理を実行してS03へ移行する。例えば、印刷キー
31による入力である場合は、イメージバッファ41d
の記憶内容をテープに印刷してS03へ移行する。
【0016】次に、図5はS17の枠設定ルーチンを表
すフローチャートであり、図6はそのときの液晶ディス
プレイ5の動作を表す説明図である。処理を開始する
と、先ずS21にて、図6(A)に例示する枠設定画面
を液晶ディスプレイ5に表示する。この枠設定画面で
は、左側からブロック番号51,行番号53,および枠
種類55が順次表示される。なお、図6(A)では、説
明の便宜上、ブロック番号51,行番号53,および枠
種類55の他の候補を液晶ディスプレイ5を表す枠の外
に記載したが、これらの候補は実際には表示されていな
い。ここでブロックとは、テープを長手方向に分割して
その中で文書データを連続的に配設可能にするもので、
そのブロック内に一つまたは複数の行が設定される。図
6(A)の例では、1番と2番との二つのブロックが設
定され、1番のブロックには一つの行が、2番のブロッ
クには二つの行が、それぞれ設定されている。また、図
6(A)では、枠種類55として「実線」が表示されて
いるが、その他の候補として、「点線」、「リボン」
(枠のテープ長手方向両側にリボンの模様が形成された
飾り枠の一種)、「サッカー」(枠全体をサッカー場に
見立て、枠のテープ長手方向両側にゴール状の模様が形
成された飾り枠の一種)などがある。
【0017】図5に戻って、続くS23,S25ではキ
ー入力を読み込み、有効なキー入力であればS27へ移
行する。S27では、そのキー入力が左右キー36によ
るものか否かを判断する。左右キー36によるものあれ
ばS29へ移行し、枠種類55の表示を次候補に変えて
S23へ移行する。上記有効なキー入力が左右キー36
によるものでない場合、S31へ移行して、そのキー入
力が上下キー35によるものか否かを判断する。上下キ
ー35によるものであればS33へ移行し、ブロック番
号51および行番号53の表示を次候補に変えてS23
へ移行する。
【0018】上記有効なキー入力が上下キー35による
ものでもない場合、S35へ移行して、それがリターン
キー37によるものか否かを判断する。リターンキー3
7によるものであればS37へ移行し、設定した枠種類
55をブロック番号51および行番号53と組み合わせ
てRAM41cに保存した後S39へ移行する。また、
上記有効なキー入力がリターンキー37によるものでな
い場合、すなわち、本ルーチンの有効キーとして残った
キャンセルキー39によるものである場合、S35から
直接S39へ移行する。S39では、図6(B)に例示
する編集入力画面を液晶ディスプレイ5に表示してメイ
ンルーチンへ復帰する。なお、この編集入力画面は入力
中の文書データ57などを表示する周知のものである。
【0019】次に、図7はS13のイメージ表示ルーチ
ンを表すフローチャートである。処理を開始すると、先
ず、S41にて後述のイメージ画面作成ルーチンを実行
する。後述のように、このルーチンでは、入力されたデ
ータのテープへの印刷状態に応じたイメージ画面を作成
し、液晶ディスプレイ5に表示するが、このイメージ画
面は入力データ全体に応じたもので、液晶ディスプレイ
5には一部のみが表示される場合がある。また、このイ
メージ画面作成ルーチンにおいてデータの異常を検出す
るとエラーフラグがONとなる。そこで、本ルーチンで
は、S41のイメージ画面作成ルーチンに続いて以下の
処理を実行する。
【0020】S41のイメージ画面作成ルーチンが終了
するとS43へ移行し、前述のエラーフラグがONとな
っているか否かを判断する。エラーがなければ続くS4
5,S47へ移行し、有効なキー入力があればS49へ
移行する。S49では、そのキー入力が左右キー36に
よるものか否かを判断する。左右キー36によるもので
あればS51へ移行し、液晶ディスプレイ5のイメージ
表示をキー入力に応じて左右にスクロールする。上記有
効なキー入力が左右キー36によるものでない場合、S
53へ移行してそのキー入力が上下キー35によるもの
であるか否かを判断する。上下キー35によるものであ
ればS55へ移行し、液晶ディスプレイ5のイメージ表
示をキー入力に応じて拡大または縮小する。
【0021】また、上記有効なキー入力が上下キー35
によるものでない場合、すなわち、本ルーチンの有効キ
ーとして残ったキャンセルキー39によるものである場
合、S57にて図6(B)の編集入力画面を表示した後
メインルーチンへ復帰する。なお、S43にてエラーフ
ラグがONであると判断した場合も、同様にS57にて
編集入力画面を表示した後メインルーチンへ復帰する。
【0022】次に、図8,図9はS41のイメージ画像
作成ルーチンを表すフローチャートである。処理を開始
すると、先ず、S61にて、文書データとして記憶して
いるテキスト情報および枠情報を読み込む。ここで、テ
キスト情報とは文字コード,属性,配置座標,高さ,横
幅などの情報を文字数分持ったデータ群であり、枠情報
とは枠の配置座標,枠種類などの情報を枠数分持ったデ
ータ群である。続いて、S63にて上記読み込んだ情報
にエラーがあったか否かを判断し、エラーがなければ続
くS65へ移行する。
【0023】S65では、ポインタをテキスト情報先頭
の文字にセットしてその情報を読み込む。続くS67で
は、全てのテキスト情報を処理し終わったか否かを判断
する。最初はここで否定判断してS68へ移行し、テキ
スト情報に基づき文字を黒四角でイメージバッファ41
dに描く。すなわち、文字を構成するマトリックスと同
じ大きさの黒四角を、実際の文字の代わりにイメージバ
ッファ41dに描くのである。続くS69では、ポイン
タを次の文字にセットしてS67へ移行する。以下この
S67〜S69の処理を繰り返し、テキスト情報の全て
の文字をイメージバッファ41dに描き終わると、S6
7にて肯定判断してS71へ移行する。
【0024】S71では、ポインタを枠情報の先頭にセ
ットしてその情報を読み込む。次のS73では最初は否
定判断し、続くS75,S77では、枠種類を調べてそ
れが飾り枠であるか否かを判断する。飾り枠の場合はS
79へ移行し、後述の飾り枠のイメージ発生ルーチンを
実行した後S83へ移行する。また、飾り枠でない場合
はS81へ移行し、枠情報の配置座標と枠種類に従って
イメージバッファ41dにその枠を描いた後S83へ移
行する。S83ではポインタを次の枠情報にセットして
S73へ移行する。以下このS73〜S83の処理を繰
り返し、枠情報の全ての枠を描き終わると、S73にて
肯定判断してS85へ移行する。
【0025】S85では、イメージバッファ41dの記
憶内容を液晶ディスプレイ5に表示した後イメージ表示
ルーチンへ復帰する。ここで、イメージバッファ41d
の記憶内容は入力データ全体に応じたものであるので、
液晶ディスプレイ5に表示しきれない場合があるが、こ
の場合一部のみ、例えば先頭部分のみを表示する。
【0026】また、前述のS63にてテキスト情報,枠
情報などにエラーを発見すると、S87で液晶ディスプ
レイ5にエラーメッセージを表示し、S89でエラーフ
ラグをONにする。すると、前述のS43にて肯定判断
がなされる。次に、図10は、S79の飾り枠のイメー
ジ発生ルーチンを表すフローチャートである。処理を開
始すると、先ずS91にて枠情報より左下端,右上端の
座標を読み取る。ここで、枠情報は次のように構成され
ている。図11(A)に例示するように、枠88の形状
は長方形で定義され、テープの印刷面上におけるその左
下端の座標が(X1 ,Y1 )、右上端の座標が(X2 ,
Y2 )とされる。そして、枠情報は、図11(B)に例
示するように、X1 ,Y1 ,X2 ,Y2 ,および枠種類
からなるデータ群を各枠毎に格納して構成されている。
すなわち、S91では座標(X1 ,Y1 ),(X2 ,Y
2 )を読み取るのである。続くS92では、印刷面上に
定義された座標(X1 ,Y1 ),(X2 ,Y2 )を、液
晶ディスプレイ5の表示面上に定義された表示用の座標
に変換する。更に、S93では、表示用に変換した座標
を対角とする長方形をイメージバッファ41dに描き、
S94へ移行する。
【0027】S94,S95では、枠種類に基づき左側
(テープの先端側)の模様の情報を読み取り、表示用の
情報に変換する。続くS96では、変換した情報に基づ
き黒四角をイメージバッファに描く。すなわち、模様を
ちょうど包含する大きさの黒四角を、実際の模様の代わ
りにイメージバッファ41dに描くのである。更に、続
くS97〜S99では、枠種類に基づき右側(テープの
カセット側)の模様について同様の処理を行った後イメ
ージ画面作成ルーチンへ復帰する。なお、イメージバッ
ファ41dには図示しない他のルーチンにより、テープ
の外形を表すテープ枠なども描かれる。
【0028】これらの処理の後S85(図9)の処理を
実行すると、液晶ディスプレイ5には図12に例示する
ような画像が表示される。図に示すように、一番外側に
はテープ枠91が表示され、その内側にはテープへの印
字位置に応じた位置に各文字の大きさに応じた大きさの
黒四角93a〜93fが表示される(S68参照)。本
図の例では、黒四角93a〜93cに対応する文字と、
黒四角93dに対応する文字と、黒四角93e,93f
に対応する文字とはそれぞれ異なるブロックに属し、黒
四角93e,93fの文字を有するブロックは2行に構
成されている。
【0029】また、本図の例では、黒四角93a〜93
cの文字を有するブロックに飾り枠が設定されており、
その飾り枠は次のように表示される。すなわち、前述の
座標(X1 ,Y1 ),(X2 ,Y2 )に応じて描いた長
方形95a(S93参照)と、左側の模様の大きさに応
じた大きさの黒四角95b(S96参照)と、右側の模
様の大きさに応じた大きさの黒四角95c(S99参
照)とで表示される。
【0030】このように、本実施例では、テープに印刷
される文字の大きさや間隔と飾り枠の模様の大きさとの
関係を、黒四角93a〜93f,95b,95cの大き
さや間隔を比較することによって簡単に把握することが
できる。このため、実際にテープに印刷される文字や飾
り枠のレイアウトをきわめて正確に把握することができ
る。従って、テープに実際に印刷してから再び飾り枠の
長さや文字間隔などを調整する必要がきわめて少なくな
り、文書作成の能率をきわめて良好に向上させることが
できる。また、本実施例では、文字や飾り枠を黒四角9
3a〜93f,95b,95cで表示するので、文字な
どをそのまま表示する場合に比べて、S13のイメージ
表示処理を簡略化して、処理速度を向上させることがで
きる。
【0031】なお、上記実施例において、電子制御回路
41,テープ印刷機構43,テープ送り機構45,テー
プ切断機構47が印字手段に相当し、電子制御回路41
の処理の内、S09が文書データ入力手段に、S17が
指示手段に、S13がイメージ表示手段に、それぞれ相
当する処理である。また、上記実施例では飾り枠を黒四
角95b,95cを用いて表示しているが、飾り枠の表
示は模様を有さない通常の枠と区別できればどの様な表
示方法を採用してもよい。例えば、文字の黒四角93a
〜93fとは異なる特別なマークによって飾り枠を表示
してもよい。この場合、飾り枠の表示を文字の表示とは
っきり区別することが可能となり、飾り枠があることを
一層分かり易くすることができるといった独特の作用・
効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明では、イメージ表示手段が、飾り枠を模様を有さない
通常の枠とは異なる図形で表示するので、その表示から
実際に印字される文字や飾り枠のレイアウトを予測し
て、それを正確に把握することができる。このため、実
際に印字してから再び飾り枠の長さや文字間隔などを調
整する必要が少なくなり、文書作成の能率を良好に向上
させることができる。
【0033】しかも、本発明では、飾り枠を模様の面積
に対応した大きさの図形を用いて表示することにより、
文字の大きさや間隔と飾り枠の模様大きさとの関係をよ
り正確に把握することができるので、実際に印字される
文字や飾り枠のレイアウトを一層正確に把握することが
できる。このため、実際に印字してから再び飾り枠の長
さや文字間隔などを調整する必要が一層少なくなり、文
書作成の能率を一層良好に向上させることができる。
【0034】また、請求項記載の発明では、文字の大
さと飾り枠の模様の大きさとの関係を、方形同士の大
さを比較することによって把握することができるの
で、実際に印字される文字や飾り枠のレイアウトをきわ
めて正確に把握することができる。このため、実際に印
字してから再び飾り枠の長さや文字間隔などを調整する
必要がきわめて少なくなり、文書作成の能率をきわめて
良好に向上させることができる。また、本発明では、文
字や飾り枠を方形で表示するので、文字などをそのまま
表示する場合に比べて、イメージ表示手段の処理を簡略
化して、その処理速度を向上させることができる。
に、請求項3記載の発明では、文字の間隔と飾り枠の模
様の大きさとの関係を、方形同士の間隔を比較すること
によって把握することができるので、実際に印字される
文字や飾り枠のレイアウトをきわめて正確に把握するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例示図である。
【図2】実施例のテーププリンタの外観を表す斜視図で
ある。
【図3】実施例のテーププリンタの制御回路の構成を表
すブロック図である。
【図4】実施例の処理のメインルーチンを表すフローチ
ャートである。
【図5】実施例の処理の枠設定ルーチンを表すフローチ
ャートである。
【図6】その枠設定ルーチンにおける液晶ディスプレイ
の動作を表す説明図である。
【図7】実施例の処理のイメージ表示ルーチンを表すフ
ローチャートである。
【図8】実施例の処理のイメージ画像作成ルーチンを表
すフローチャートである。
【図9】実施例の処理のイメージ画像作成ルーチンを表
すフローチャートである。
【図10】実施例の処理の飾り枠のイメージ発生ルーチ
ンを表すフローチャートである。
【図11】実施例の処理における枠情報の構成を表す説
明図である。
【図12】イメージ表示ルーチンにおける液晶ディスプ
レイの動作を表す説明図である。
【符号の説明】
1…テーププリンタ 3…キースイッチ 5
…液晶ディスプレイ41…電子制御回路 43…テ
ープ印刷機構 45…テープ送り機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 泰 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−173153(JP,A) 特開 平6−337861(JP,A) NEC PC−9800シリーズ日本語ワ ードプロセッサ一太郎Ver.4[解説 編],株式会社ジャストシステム,1989 年7月26日,第2版第2刷,pp41, 312−315 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24 B41J 2/485 B41J 3/36 G06F 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを入力する文書データ入力手
    段と、 テープの長手方向両端に所定面積の模様が形成された飾
    り枠の、上記テープへの形成位置を指示する指示手段
    と、 上記入力された文書データを、上記飾り枠と共に上記テ
    ープに印字する印字手段と、 該印字手段による上記飾り枠および上記文書データの印
    字状態を概略的に表示するイメージ表示手段と、 を備えたテープ印字装置において、 上記イメージ表示手段が、上記飾り枠を上記模様を有さ
    ない通常の枠とは異なる図形で、かつ、上記模様の面積
    に対応した大きさの図形を用いて表示することを特徴と
    るテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 上記イメージ表示手段が、上記文書デー
    タを構成する文字を各文字に応じた大きさの方形を用い
    て表示し、上記飾り枠を上記模様の面積に応じた大きさ
    の一対の方形を用いて表示することを特徴とする請求項
    記載のテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 上記イメージ表示手段が、上記各文字に
    応じた大きさの方形を、その文字の配置座標に基づいて
    表示することを特徴とする請求項2記載のテープ印字装
    置。
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NEC PC−9800シリーズ日本語ワードプロセッサ一太郎Ver.4[解説編],株式会社ジャストシステム,1989年7月26日,第2版第2刷,pp41,312−315

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