JP2014030479A - 加熱調理機 - Google Patents

加熱調理機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014030479A
JP2014030479A JP2012170889A JP2012170889A JP2014030479A JP 2014030479 A JP2014030479 A JP 2014030479A JP 2012170889 A JP2012170889 A JP 2012170889A JP 2012170889 A JP2012170889 A JP 2012170889A JP 2014030479 A JP2014030479 A JP 2014030479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
lid
rotating body
cooking sequence
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012170889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5894034B2 (ja
Inventor
Masaya Uchiyama
昌也 内山
Kaoru Tomishige
薫 冨重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012170889A priority Critical patent/JP5894034B2/ja
Publication of JP2014030479A publication Critical patent/JP2014030479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894034B2 publication Critical patent/JP5894034B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有する加熱調理機において、調理動作中に安全に蓋を開放可能な加熱調理機を提供する。
【解決手段】加熱調理機である炊飯器は、被加熱物を内部に収容可能な本体部と、本体部に対して開閉可能に取り付けられた蓋体と、制御部によって施錠/解錠が制御される、蓋体の本体部に対する閉状態をロックするためのロック機構と、本体部の内部に配備され、調理シーケンスの実行中に制御部が駆動可能な部材とを備え、制御部は、調理シーケンスの実行中はロック機構を施錠し、調理シーケンスの終了後所定期間内に操作部において調理シーケンスの終了の指示を受け付けると(S101でYES)、調理シーケンスを終了すると共に部材の駆動を終了するための処理を実行し(S103,S105)、該処理の完了後にロック機構を解除する(S107,S111)。
【選択図】図11

Description

この発明は加熱調理機に関し、特に、被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有する加熱調理機に関する。
被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有する加熱調理機の具体例として、炊飯器や電子レンジやオーブンなどが挙げられる。
このような加熱調理機は、本体内部に被加熱物を収納して蓋を閉じて調理プログラムの開始を指示することで、被加熱物に対して加熱がなされ、規定された調理が行なわれる。
このような加熱調理機の中には、調理プログラム実行中に本体内部の構成が可動式であるものがある。たとえば、電子レンジやオーブンでは本体内部のターンテーブルが回転し、その上にセットされた被加熱物が回転することで加熱ムラが防止される。炊飯器の場合、たとえば特開平10−108786号公報(以下、特許文献1)に開示されているように、本体内の被加熱物である水および米等の炊飯物に接するように取り付けられ、炊飯物を撹拌する部材を有するものがある。
特開平10−108786号公報
このような加熱調理機において調理プログラム実行中に蓋が開閉可能であると、蓋が開放されたときに上記部材が動作中であると被加熱物が飛び散る可能性があるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有する加熱調理機において、調理動作中に急に蓋を開けようとしたとき、安全に蓋を開放可能な加熱調理機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、加熱調理機は調理シーケンスを実行することで被加熱物に加熱調理を施す加熱調理機であって、被加熱物を内部に収容可能な本体部と、本体部に対して開閉可能に取り付けられた蓋体と、調理シーケンスの終了の指示をユーザから受け付けるための操作部と、制御部と、制御部によって施錠/解錠が制御される、蓋体の本体部に対する閉状態をロックするためのロック機構と、本体部の内部に配備され、調理シーケンスの実行中に制御部が駆動可能な部材とを備える。制御部は、調理シーケンスの実行中はロック機構を施錠し、調理シーケンスの実行中に操作部によって調理シーケンスの終了が指示されると上記部材の駆動を終了するための処理を実行し、上記部材の駆動を終了するための処理の後にロック機構を解除する。
好ましくは、上記部材は本体部の内部で回転可能な回転体を含み、制御部は、回転体の回転駆動を終了するための処理を実行することによって回転体の回転速度が所定速度以下となった後にロック機構を解除する。
より好ましくは、制御部は、回転体の回転が停止した後にロック機構を解除する。
好ましくは、上記部材は、本体部の内部で回転可能な回転体と、回転体から延伸した、回転体に対して展開/収容可能な構成の撹拌体とを含み、制御部は、調理シーケンスの実行中に操作部によって調理シーケンスの終了が指示されると回転体に対して展開している撹拌体を回転体に収容した上で回転体の回転駆動を終了するための処理を実行し、撹拌体が回転体に収容されるとロック機構を解除する。
好ましくは、加熱調理機は報知部をさらに備え、制御部は、調理シーケンスの実行中に操作部によって調理シーケンスの終了が指示された後、上記部材の駆動を終了するための処理中に、報知部に、ロック機構が施錠中であることを報知する処理を行なわせる。
この発明によると、被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有する加熱調理機において、調理動作中に急に蓋を開けようとしたとき、安全に蓋を開放することができる。
実施の形態にかかる炊飯器の蓋体閉鎖時の概略斜視図である。 炊飯器の蓋体開放時の概略斜視図である。 炊飯器の回転体の概略下面図である。 第1,第2撹拌体の撹拌状態を説明するための概略斜視図である。 炊飯器の概略上面図である。 炊飯器の液晶表示部の拡大図である。 炊飯器の概略断面図である。 炊飯器の制御系の構成の概要を表わしたブロック図である。 図8の制御系構成の内のメイン制御系の詳細を表わしたブロック図である。 図8の制御構成の内のサブ制御系の詳細を表わしたブロック図である。 メインCPUでの、開ボタンが押されたときの動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
以下の例においては、本発明にかかる加熱調理機器の具体例として炊飯器を挙げて説明する。もちろん、加熱調理機器は炊飯器に限定されず、オーブンや電子レンジ等の他の加熱調理機器であってもよい。本発明にかかる加熱調理機器は、被加熱物を収納する本体部に対して開閉可能な蓋を有し、調理プログラム実行中に本体内の構成が可動式であるものであればどのようなものであってもよい。たとえばオーブンや電子レンジの場合、本体内部のターンテーブルが上記構成に含まれる。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる炊飯器100を斜め上方から見た概略斜視図である。
図1を参照して、炊飯器100は、炊飯器本体1と、炊飯器本体1に開閉可能に取り付けられた蓋体2とを含む。炊飯器本体1は蓋体2に対して下部に位置する。
炊飯器本体1の前面には、蓋体2を開けるための開ボタン3が配される。炊飯器本体1の後面には電源コード47が配される。この電源コード47の大部分は、炊飯器本体1内のコードリール(図示せず)に引き出し可能に巻き付けられていている。
蓋体2の上面の前部には、炊き方や調理名などを表示する液晶表示部5と、複数の操作スイッチ6とが配され、さらに、操作スイッチ6には動作状態を表わすためのLED(Light Emitting Diode)インジケータ61が設けられている。操作スイッチ6は物理的な押下を受け付けるスイッチであってもよいし、静電容量式タッチキーであってもよい。操作スイッチ6が静電容量式タッチキーである場合には、インジケータ61に替えてタッチキーのバックライトが用いられてもよい。なお、液晶表示部5は表示部の一例である。
蓋体2の上面の後部には、内鍋7(図2)内の蒸気を排出するための蒸気排出口2aが設けられる。
図2は、蓋体2を開いた状態の炊飯器100の概略斜視図である。
図2を参照して、炊飯器本体1には、被加熱物の一例としての米や水などを収容するための内鍋7が収納されている。
炊飯器本体1の上面の前部には被係止部8が設けられており、蓋体2の下面の前部には係止部23が設けられている。被係止部8には係止部23が解除可能に係止する。
炊飯器本体1内には、蓋体2をロックするための蓋ロック部9が設けられている。蓋ロック部9が蓋体2をロックしていないときには、開ボタン3を押すと被係止部8が後方に移動するため、被係止部8に対する係止部23の係止は解除される。蓋ロック部9が蓋体2をロックしているときは、開ボタン3を押しても被係止部8が後方に移動しないため、被係止部8に対する係止部23の係止は解除されない。
蓋体2は、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22とを含む。
外蓋21内には撹拌モータ24が設置されている。外蓋21の中央部内には回転可能に連結軸(図示せず)が設置され、撹拌モータ24が発生した回転駆動力を、プーリ(図示せず)やベルト(図示せず)を介して受けて回転する。
炊飯器本体1と蓋体2との間には回転体25が回転可能に配置されて、蓋体2に着脱可能に取り付けられている。より詳しくは、回転体25の蓋体2側の部分からは回転軸29の一方の端部が突出している(図4参照)。回転軸29は、一方の端部が外蓋21の上記連結軸に着脱可能に連結されて、上記連結軸と一体に回転する。また、回転軸29は回転体25に対して回転可能となっている。
回転体25には第1,第2撹拌体26A,26B(これらを代表させて撹拌体26とも称する)が取り付けられている。第1,第2撹拌体26A,26Bは、それぞれ、径方向において回転体25と隣り合って、内鍋7内の米などに接触した撹拌状態と、内鍋7内の米などから乖離した非撹拌状態とを切替可能になっている。すなわち、第1,第2撹拌体26A,26Bのそれぞれは、一方の端部が回転体25に回動可能に取り付けられて、他方の端部が、回転体25から離れたり、回転体25に近づいたりすることが可能になっている。なお、第1,第2撹拌体26A,26Bは撹拌体の一例である。
図3は、回転体25を内鍋7側から見た概略図である。
回転体25は、蓋体側部材27と、この蓋体側部材27の内鍋7側の表面に着脱可能に取り付けられた内鍋側部材28とを有している。蓋体側部材27と内鍋側部材28との間には、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30と、第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aと、第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bとが配置されている。回転軸29の回転駆動は、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aを介して第1撹拌体用回動軸34Aに伝わると共に、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bを介して第2撹拌体用回動軸34Bに伝わる。これにより、回転軸29が回転すれば、第1,第2撹拌体26A,26Bを第1,第2撹拌体用回動軸34A,34Bを中心に回動させて、図2,図3に示す非撹拌状態から図4に示す撹拌状態に切り替えたり、上記撹拌状態から上記非撹拌状態に切り替えたりすることが可能になっている。
なお、図4では、第1,第2撹拌体26A,26Bを視認できるように、炊飯器本体1および蓋体2の図示を省略している。
図5は、炊飯器100を上方から見た概略上面図である。
図5を参照して、蓋体2の上面の前部には表示部の一例としての液晶表示部5と、液晶表示部5を囲むように配置された複数の操作スイッチ6とが設けられている。
操作スイッチ6は、保温/取消スイッチ6Aと、お料理選択スイッチ6Bと、炊飯選択スイッチ6Cと、炊飯/スタートスイッチ6Dと、洗米スイッチ6Eと、予約スイッチ6Fと、下方向スイッチ6Gと、上方向スイッチ6Hとを含む。各操作スイッチ6A〜6Hには、それぞれLEDインジケータ61A〜61Hが設けられている。
保温/取消スイッチ6Aは、保温の開始、または開始した調理や選択内容などの取り消しを指示するためのスイッチであって、LEDインジケータ61Aが点灯していることで保温状態であることを表わす。
お料理選択スイッチ6Bは、予め記憶されている調理メニュー内から実行する調理メニューを選択するためのスイッチであって、押すたびに予め規定された順で調理メニューが選択状態となる。LEDインジケータ61Bが点灯していることで調理メニューが選択された状態であることを表わす。
炊飯選択スイッチ6Cは、予め記憶されている炊飯メニューの内から実行する炊飯メニューを選択するためのスイッチであって、押すたびに予め規定された順で炊飯メニューが選択状態となる。LEDインジケータ61Cが点灯していることで炊飯メニューが選択された状態であることを表わす。
炊飯/スタートスイッチ6Dは、炊飯メニューや調理メニューや後述する洗米メニューのスタートを指示するためのスイッチであって、押すことで、先に選択されているメニューに対応したプログラムに従った動作(調理等)が開始される。LEDインジケータ61Dが点灯していることで炊飯メニュー、調理メニュー、または洗米メニューが実行中の状態であることを表わす。
洗米スイッチ6Eは、内鍋7に収容された米を水洗いする動作メニューである洗米メニューを選択するためのスイッチである。LEDインジケータ61Eが点灯していることで洗米メニューが選択された状態であることを表わす。
予約スイッチ6Fは、炊飯メニューや調理メニューや洗米メニューなどの開始の予約を指示するためのスイッチであって、押すことで、先に選択されているメニューの開始までの時間(予約時間)を受け付ける状態となる。LEDインジケータ61Fが点灯していることで炊飯メニューや調理メニューや洗米メニューなどの開始が予約された状態であることを表わす。
下方向スイッチ6Gおよび上方向スイッチ6Hは、選択内容や設定時間を先または後へ送る(先送り、後送り)ことを指示するためのスイッチである。LEDインジケータ61G,61Hが点灯していることで先送り操作または後送り操作がなされている状態であることを表わす。
図6は、液晶表示部5の拡大図であり、液晶表示部5が表示可能な文字および図をすべて図示している。
液晶表示部5は、米の種類を表示するための米表示部5aと、米の炊き方を表示するための炊き方表示部5bと、調理メニューを表示するための調理表示部5cと、回転体25や第1,第2撹拌体26A,26Bによる内鍋7内の撹拌状態を表示するための内部状態表示部5dと、時間表示部5eと、操作スイッチ6での操作状態を表示するための操作状態表示部5fとを含む。
米表示部5aは、一例として、「白米」、「無洗米」、「玄米」、「発芽玄米」および「分づき米」のうちの1つを表示する。
炊き方表示部5bは、一例として、「ごはん」、「極上」、「おいそぎ」、「炊きこみ」、「おかゆ」、「極美がゆ」、「カレー用」、「少量」、「おこげ」、「すしめし」および「エコ炊飯」のうちの1つを表示する。
調理表示部5cは、一例として、「煮物」、「シチュー」、「蒸し物」、「お菓子」、「マイメニュー」、「予約1」および「予約2」のうちの1つを表示する。
これらの米表示部5a、炊き方表示部5b、調理表示部5cの表示は、操作スイッチ6の操作に応じて変化する。
内部状態表示部5dの表示は、回転体25および第1,第2撹拌体26A,26Bの状態に応じて変化する。
時間表示部5eの表示は時間または調理工程の経過に伴って変化する。
操作状態表示部5fは、操作スイッチ6での操作が無効状態となっていることを表示する。
図7は、炊飯器100を鉛直面で切った断面の概略図である。
炊飯器100は、上記炊飯器本体1と、炊飯器本体1内に収納される内鍋7と、炊飯器本体1の上部に開閉可能に取り付けられ、内鍋7を覆うように閉じることが可能な蓋体2と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22と、内蓋22を加熱するための蓋ヒータ4aと、内鍋7の側面を加熱することで内鍋7内の被加熱物を保温するための保温ヒータ4bと、炊飯器本体1内の下側に配置され、内鍋7を誘導加熱するための誘導コイル4cと、内鍋7の温度を検知するための温度センサ15aと、内鍋7に収容された被加熱物の重量を検知するための重量センサ15bと、蓋体2に着脱可能に取り付けられた回転体25とを含む。なお、誘導コイル4cは加熱部の一例である。
外蓋21内には撹拌モータ24が設置されている。回転体25の回転軸29は内蓋22を貫通し、その一方の端部が図示しないプーリやベルトを介して撹拌モータ24に接続されている。
外蓋21の表面には液晶表示部5および操作スイッチ6が設けられ、外蓋21内には、液晶表示部5および操作スイッチ6と接続され、その操作に従って炊飯器100全体を制御するためのメイン制御部が含まれる。メイン制御部には、メインCPU(Central Processing Unit)10aと、メインROM(Read Only Memory)11aおよびメインRAM(Random Access Memory)12aなどである記憶部とが含まれる。
炊飯器本体1と内鍋7との間の空間には、メインCPU10aからの制御信号を受けて、誘導コイル4cによる誘導加熱など、炊飯器本体1に含まれる各部を制御するためのサブ制御部が含まれる。サブ制御部には、サブCPU10bと、サブROM11bおよびサブRAM12bなどである記憶部とが含まれる。
サブ制御部および誘導コイル4c近傍には、これらの発熱を冷却するための冷却ファン13が配置される。
<機能構成>
図8は、炊飯器100の制御系の構成の概要を表わしたブロック図である。
図8を参照して、炊飯器100の制御系は、大きくは、蓋体2側のメイン制御系と炊飯器本体1側のサブ制御系とに分かれる。蓋体2側のメイン制御系はメインCPU10aを含み、炊飯器本体1側のサブ制御系はサブCPU10bを含む。
メインCPU10aはメイン制御系に含まれる各機能を制御する他、サブCPU10bに対して制御信号を出力して、サブCPU10bにサブ制御系に含まれる各機能の制御を実行させる。また、サブCPU10bは各種信号をメインCPU10aに対して出力する。
メインCPU10aとサブCPU10bとは電気的に分離(絶縁)されている。そのため、メインCPU10aとサブCPU10bとの間の上記信号のやり取りは、好ましくは無線通信が利用される。一例として、フォトカプラが用いられてもよい。すなわち、メイン制御系およびサブ制御系は、それぞれ、通信部54a,54bを含み、上記信号をやり取りする。通信部54a,54bは好ましくは無線通信を行ない、一例として、フォトカプラが挙げられる。
メイン制御系には電源回路50a、サブ制御系には電源回路50b,50cが含まれる。炊飯器本体1に含まれる電源コード47(図示せず)を介して商用電源470から供給された交流電力は、サブ制御系の電源回路50b,50cにもたらされる。
サブ制御系の電源回路50cは供給された交流電力を直流電力に変換してサブCPU10bに供給する。サブ制御系の電源回路50bはメイン制御系への供給用の電源回路であって、供給された交流電力を直流電力に変換した後に、メイン制御系に供給するための交流電力に変換して絶縁トランス40に渡す。交流電力は絶縁トランス40において変圧された後にメイン制御系の電源回路50aに入力される。メイン制御系の電源回路50aは、入力された交流電力を直流電力に変換してメインCPU10aに供給する。すなわち、電源回路50aおよび電源回路50bは、絶縁トランス40によって電気的に絶縁されており、電磁誘導によって電源回路50aから電源回路50bへ電気エネルギーを伝達する。
図9は、図8の制御系構成の内のメイン制御系の詳細を表わしたブロック図である。一部、説明のためにサブ制御系の構成も図示されている。
図9を参照して、メイン制御系にはメインCPU10aが含まれる。メインCPU10aは電源回路50aから電力供給を受けて動作する。
メインCPU10aには、メインCPU10aで実行されるプログラムを記憶するためのROM11aと、プログラム実行の際の作業領域となるRAM12aとが電気的に接続される。
メインCPU10aには、さらに、通信部54a、液晶表示部5、操作スイッチ6、LEDインジケータ61、ブザー14、タイマー16、着脱検知部55、モータ駆動回路57、および蓋開閉検知部56が電気的に接続されている。
メインCPU10aは操作スイッチ6からの操作信号の入力を受け付けることで対応するプログラムを選択し、実行する。メインCPU10aは、プログラムを実行することで液晶表示部5での表示、LEDインジケータ61の点灯/消灯、ブザー14の鳴動を制御する。また、サブ制御系に含まれる各部のうち上記プログラムの実行に基づいて制御対象となる構成を制御するための制御信号を通信部54aに渡すことで、サブCPU10bに対して出力する。
モータ駆動回路57は撹拌モータ24を駆動させるための機構であり、メインCPU10aは上記プログラムの実行に従って、必要なタイミングで必要な駆動量で撹拌モータ24を駆動させるよう、モータ駆動回路57を制御する。なお、モータ駆動回路57には、後述する蓋開閉検知部56からの検知信号も入力され、その検知に応じて撹拌モータ24を駆動/非駆動するようにしてもよい。
着脱検知部55は、蓋体2に着脱可能に構成されている回転体25の着脱を検知するための機構である。具体的な構成は特定の構成に限定されるものではないが、一例として、回転体25の回転軸29に動力を伝える撹拌モータ24のパルス信号に基づいてその回転量を判断し、回転体25の着脱を検知する構成が挙げられる。他の構成として、たとえば着脱を検知するためのセンサを用いてもよい。
蓋開閉検知部56は蓋体2の炊飯器本体1に対する開閉状態を検知するための機構である。具体的な構成は特定の構成に限定されるものではないが、一例として、被係止部8に対する係止部23の係止を検知するためのセンサを用いてもよい。
また、図9の構成の他、回転体25に対する撹拌体26の状態(撹拌状態、非撹拌状態)を検知するための機構が含まれてもよい。この機構の構成もまた特定の構成に限定されるものではないが、たとえば、センサを用いてもよいし、撹拌モータ24のパルス信号に基づいてその回転量を判断することで撹拌体26の状態を検知してもよい。
これらの検知信号はメインCPU10aに入力され、必要に応じて制御に用いられる。
図10は、図8の制御構成の内のサブ制御系の詳細を表わしたブロック図である。一部、説明のためにメイン制御系の構成も図示されている。
図10を参照して、サブ制御系にはサブCPU10bが含まれる。サブCPU10bは電源回路50cから電力供給を受けて動作する。
サブCPU10bには、同期検出部43、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)45、カレントトランス59、リレー51a,51b、パルス信号を発生させるための発振回路52、蓋ロック駆動部44、ファン駆動回路58、温度検知回路41、およびリセット制御を行なうためのリセット回路53が電気的に接続されている。
商用電源470からの電力線は、リレー51cを経て整流回路48に接続されている。商用電源470から整流回路48までの間にはカレントトランス59が接続される。カレントトランス59は、電力線に流れる電流を検出し、検出値をサブCPU10bに対して出力する。
整流回路48にはチョークコイル42を経てコンデンサ46,49が接続され、コンデンサ46に並列に誘導コイル4cが接続されている。整流回路48によって直流に変換された電力がチョークコイル42およびコンデンサ49からなる平滑回路を経て誘導コイル4cに供給される。コンデンサ46および誘導コイル4cはIGBT45を経てサブCPU10bに接続されている。
さらに、商用電源470からの電力線は、ダイオードD1,D2を経て蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bに接続され、これらヒータに電力が供給される。蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bへの給電経路には、リレー51a,51bが接続される。リレー51a,51bはサブCPU10bからの制御信号に応答してON/OFFされる。リレー51a,51bは、蓋ヒータ4a、保温ヒータ4bへの給電経路を遮断可能な「開閉装置」を構成する。
サブCPU10bにはさらに通信部54bが電気的に接続され、メインCPU10aからの制御信号を通信部54bで受信してその制御信号に従って各部を制御する。このとき、サブCPU10bは、ROM11bに記憶されているプログラムを読み出してRAM12bに展開しつつ実行するようにしてもよい。
すなわち、サブCPU10bは、メインCPU10aからの制御信号に従ってIGBT45のON/OFFを制御することで、誘導コイル4cでの加熱を制御する。このとき、同期検出部43が商用電源470から供給される交流電力から同期信号を抽出し、サブCPU10bに入力する。サブCPU10bは、同期信号に基づくタイミングでIGBT45のON/OFFを制御する。
また、サブCPU10bは、メインCPU10aからの制御信号に従ってリレー51a,51bのON/OFFを制御することで、蓋ヒータ4aおよび保温ヒータ4bでの加熱、保温を制御する。
蓋ロック駆動部44は蓋ロック部9を駆動させるための機構であり、サブCPU10bはメインCPU10aからの制御信号に従って蓋ロック部9に施錠/解錠させるよう蓋ロック駆動部44を制御する。
ファン駆動回路58は冷却ファン13を駆動させるための機構であり、サブCPU10bはメインCPU10aからの制御信号に従って冷却ファン13を駆動させるよう、ファン駆動回路58を制御する。
温度検知回路41は内鍋7内の温度を検知するための機構であり、温度センサ15aからのセンサ信号に基づいて温度を検知して、検知信号をサブCPU10bに入力する。
リレー51cは、商用電源470から供給された電力の、蓋ヒータ4a、保温ヒータ4b、および誘導コイル4cへの供給を遮断する。リレー51cの励磁コイルは、メイン制御系のメインCPU10aに接続される。メインCPU10aから励磁コイルに電力が供給されると、リレー51cの接点が閉成(OFF)される。励磁コイルの非通電時には、リレー51cに接点が開放(ON)される。すなわち、メイン制御系のメインCPU10aは、実行するプログラムに従って蓋ヒータ4a、保温ヒータ4b、および誘導コイル4cへ電力の供給を直接遮断するための制御が可能となる。
<動作概要>
炊飯器100では、炊飯等の調理シーケンスの実行中は蓋ロック部9によって炊飯器本体1に対して蓋体2がロックされた状態である。この状態においては、開ボタン3が押下されても被係止部8が後方に移動することなく係止部23が被係止部8を係止した状態が維持される。
上記シーケンスが実行されていない状態では、蓋ロック部9によるロックが解除されている。この状態においては、開ボタン3を押すと被係止部8が後方に移動し、被係止部8に対する係止部23の係止が解除される。
蓋ロック部9による施錠/解錠は、メインCPU10aからの制御信号に従うサブCPU10bの制御によって、蓋ロック駆動部44が蓋ロック部9を駆動させることによって実現される。すなわち、メインCPU10aは、上記シーケンス実行中は蓋ロック期間とし、蓋ロック部9によるロック状態を維持する。そのため、蓋ロック期間中に開ボタン3が押されても、蓋体2のロックが維持されて開放されない。
これにより、炊飯等の調理シーケンス実行中は蓋体2の開放が禁止されることになる。調理シーケンス中では、調理の種類や工程によっては撹拌体26が回転体25から展開された撹拌状態で回転体25が回転していたり、撹拌体26が回転体25に収容された非撹拌状態で回転体25が回転していたりすることがある。その状態で蓋が開放されると、中の被加熱物が飛び散る可能性がある。そのため、上述のように炊飯等の調理シーケンス実行中に蓋体2の開放が禁止されることで被加熱物が飛び散るなどを回避することができる。
調理シーケンスは、実行中にたとえば保温/取消スイッチ6Aが長押しされるなど、所定の操作がなされることで中断されたり強制終了されたりする。すなわち、メインCPU10aは、調理シーケンス実行中に保温/取消スイッチ6Aが長押しされたことを検出すると、該シーケンスの実行を終了する。このとき、所定の操作によって終了時点から該シーケンスを再開する場合(中断である場合)には、メインCPU10aは終了時点を記憶しておく。
調理シーケンスの実行が終了すると、メインCPU10aは蓋ロック期間から脱する。そのため、該シーケンスが終了した時点で直ちに開ボタン3が押されると、蓋体2が開放されることになる。しかしながら、調理シーケンスの終了時点で撹拌体26などの内部の部材が慣性力などで動作中であると終了時にはまだ完全に動作が終了していないこともあり、直ちに蓋体2が開放されると中の被加熱物が飛び散る可能性がある。
調理シーケンスの実行が完了した場合も同様に、完了時点で撹拌体26などの内部の部材が動作中であると終了時にはまだ完全に動作が終了していないこともあり、該シーケンス完了後に直ちに蓋体2が開放されると中の被加熱物が飛び散る可能性がある。
そこで、メインCPU10aは、調理シーケンスの実行を中断または完了したことによって終了した後内部の部材の駆動を終了させて被加熱物の飛び散らない状態としてから蓋ロック期間から脱し、蓋ロック部9によるロックを解除する。
被加熱物の飛び散らない状態とは、たとえば撹拌体26が回転体25から展開された撹拌状態にある場合であって、先に撹拌体26を回転体25に収容し、その後に回転体25の回転を停止させる順である場合には、撹拌体26が回転体25に収容されて非撹拌状態となるまでであってもよい。さらには、その後、回転体25の回転が停止する状態までであってもよい。あるいは、回転体25の回転速度が所定速度以下となった状態までであってもよい。逆に、回転体25の回転を停止させ、その後に撹拌体26を回転体25に収容する順である場合には、回転体25の回転が停止する状態までであってもよい。さらには、その後、撹拌体26が回転体25に収容されて非撹拌状態となるまでであってもよい。
また、撹拌体26が回転体25に収容された非撹拌状態において回転体25が回転中にある場合には、回転体25の回転が停止した状態であってもよいし、回転体25の回転速度が所定速度以下となった状態であってもよい。
この制御を実現するため、メインROM11aには予め内部の部材の駆動を終了させるためのシーケンス(プログラム)が記憶されている。以下、この動作を、駆動終了動作とも称する。メインCPU10aは保温/取消スイッチ6Aが長押しされてシーケンスの終了(中断)の指示を受けると上記プログラムを読み出して駆動終了動作を実行し、その完了の後に、蓋ロック駆動部44に対して制御信号を出力して蓋ロック部9によるロックを解除する。
なお、この場合、シーケンス終了後、駆動終了動作が完了して蓋体2が開放可能となるまでに回転体25の回転を停止するまでなどの時間が必要となるため、直ちに開ボタン3が押されても蓋体2が開放されない。そのため、調理シーケンスを終了(中断)した後であっても駆動終了動作中であって蓋ロック期間が維持されているを報知することが好ましい。この報知は、たとえば、液晶表示部5に蓋体2がまだ開放不可であることを表示するものであってもよいし、回転体25等の状態を表わしている内部状態表示部5dを点滅させるものであってもよいし、ブザー等の音声での報知であってもよい。
これにより、調理シーケンスの実行の終了後、直ちに開ボタン3が押されたときであっても、内部の部材が被加熱物の飛び散らない状態となってから蓋体2が開放されることになるため、被加熱物が飛び散ることがない。
<動作フロー>
図11は、メインCPU10aでの、調理シーケンスの実行中の動作の流れを表わすフローチャートである。図11の動作は、メインCPU10aがROM11aに記憶されるプログラムを読み出してRAM12aに展開しつつ実行し、図8〜図10の各部を制御することによって実現される。
図11を参照して、メインCPU10aは、調理シーケンスの実行中において保温/取消スイッチ6Aが長押しされて該シーケンスの終了(中断)が指示されると(ステップS101でYES)、実行中の調理シーケンスを終了し(ステップS103)、さらに、駆動終了動作を実行する(ステップS105)。
駆動終了動作中は未だ蓋ロック期間中として(ステップS107でNO)、メインCPU10aは内部状態表示部5dを点滅させるなどして、駆動終了動作中であって蓋ロックが維持されていることを報知する(ステップS109)。
駆動終了動作が完了すると蓋ロック期間を脱するため(ステップS107でYES)、メインCPU10aは蓋ロック駆動部44に対して制御信号を出力して蓋ロック部9によるロックを解除する(ステップS111)。
なお、このとき、メインCPU10aは駆動終了動作が完了しているか否かの判断に替えて、撹拌モータ24のパルス信号に基づいて回転体25に対する撹拌体26の状態(撹拌状態/非撹拌状態)を判断して、撹拌状態から非撹拌状態への移行が完了したこと、つまり、撹拌体26が回転体25に収容された状態となったことを検出し、その後に蓋ロック部9を駆動させるようにしてもよい。同様に、メインCPU10aは撹拌モータ24のパルス信号に基づいて回転体25の回転状態を判断して、その回転が完全に停止したこと、または、所定の速度まで回転速度が遅くなったことを検出した後に蓋ロック部9を駆動させるようにしてもよい。この場合、駆動終了動作が完了するよりも以前であっても、非撹拌状態への移行が完了したり、回転速度が所定の速度以下となったりする条件が満たされた時点で蓋ロック部9を駆動させてロックを解除してもよい。
なお、以上の例では、調理シーケンス実行中に保温/取消スイッチ6Aが長押しされるなどの該シーケンスの終了(中断)が指示されたときに蓋ロックを解除するものとして、その後に開ボタン3が押されたことによる蓋体2の開放の命令に従うものとしている。他の例として、調理シーケンス実行中に開ボタン3が押された際に同様に蓋ロックを解除するようにしてもよい。すなわち、この場合、調理シーケンス実行中は蓋ロック期間中であるために開ボタン3の指示には従わないものの、調理シーケンスを終了(中断)し、さらに駆動終了動作を実行し、その完了の後に蓋体2を開放するようにしてもよい。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる炊飯器100において上記の動作が行なわれることで、炊飯などの調理シーケンスの実行が中断されたり完了したりすることによって終了した直後は蓋ロック期間を継続するため、その期間には蓋体2が開放されることなく、内部の部材の駆動を終了するための動作が完了した後に蓋体2が開放される。これにより、蓋体2が開放されたときに内部の被加熱物が飛び散ることを防止することができ、調理動作中であっても安全に蓋体2を開放することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 炊飯器本体、2 蓋体、2a 蒸気排出口、3 開ボタン、4a 蓋ヒータ、4b 保温ヒータ、4c 誘導コイル、5 液晶表示部、6,6A〜6H 操作スイッチ、7 内鍋、8 被係止部、9 蓋ロック部、10a メインCPU、10b サブCPU、11a,11b ROM、12a,12b RAM、13 冷却ファン、14 ブザー、15a 温度センサ、15b 重量センサ、16 タイマー、21 外蓋、22 内蓋、23 係止部、24 撹拌モータ、25 回転体、26 撹拌体、27 蓋体側部材、28 内鍋側部材、29 回転軸、30 撹拌体兼用傘ギア、31A,32A,33A 第1撹拌体用ギア、31B,32B,33B 第2撹拌体用ギア、34A 第1撹拌体用回動軸、34B 第2撹拌体用回動軸、40 絶縁トランス、41 温度検知回路、42 チョークコイル、43 同期検出部、44 蓋ロック駆動部、45 IGBT、46,49 コンデンサ、47 電源コード、48 整流回路、50a,50b,50c 電源回路、51a,51b,51c リレー、52 発振回路、53 リセット回路、54a,54b 通信部、55 着脱検知部、56 蓋開閉検知部、57 モータ駆動回路、58 ファン駆動回路、59 カレントトランス、61,61A〜61H インジケータ、100 炊飯器、470 商用電源。

Claims (5)

  1. 調理シーケンスを実行することで被加熱物に加熱調理を施す加熱調理機であって、
    前記被加熱物を内部に収容可能な本体部と、
    前記本体部に対して開閉可能に取り付けられた蓋体と、
    前記調理シーケンスの終了の指示をユーザから受け付けるための操作部と、
    制御部と、
    前記制御部によって施錠/解錠が制御される、前記蓋体の前記本体部に対する閉状態をロックするためのロック機構と、
    前記本体部の内部に配備され、前記調理シーケンスの実行中に前記制御部が駆動可能な部材とを備え、
    前記制御部は、前記調理シーケンスの実行中は前記ロック機構を施錠し、前記調理シーケンスの実行中に前記操作部によって前記調理シーケンスの終了が指示されると前記部材の駆動を終了するための処理を実行し、前記部材の駆動を終了するための処理の後に前記ロック機構を解除する、加熱調理機。
  2. 前記部材は前記本体部の内部で回転可能な回転体を含み、
    前記制御部は、前記回転体の回転駆動を終了するための処理を実行することによって前記回転体の回転速度が所定速度以下となった後に前記ロック機構を解除する、請求項1に記載の加熱調理機。
  3. 前記制御部は、前記回転体の回転が停止した後に前記ロック機構を解除する、請求項2に記載の加熱調理機。
  4. 前記部材は、前記本体部の内部で回転可能な回転体と、前記回転体から延伸した、前記回転体に対して展開/収容可能な構成の撹拌体とを含み、
    前記制御部は、前記調理シーケンスの実行中に前記操作部によって前記調理シーケンスの終了が指示されると前記回転体に対して展開している前記撹拌体を前記回転体に収容した上で前記回転体の回転駆動を終了するための処理を実行し、前記撹拌体が前記回転体に収容されると前記ロック機構を解除する、請求項1に記載の加熱調理機。
  5. 報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記調理シーケンスの実行中に前記操作部によって前記調理シーケンスの終了が指示された後、前記部材の駆動を終了するための処理中に、前記報知部に、前記ロック機構が施錠中であることを報知する処理を行なわせる、請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理機。
JP2012170889A 2012-08-01 2012-08-01 加熱調理機 Active JP5894034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170889A JP5894034B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加熱調理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012170889A JP5894034B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加熱調理機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032795A Division JP2016101534A (ja) 2016-02-24 2016-02-24 加熱調理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014030479A true JP2014030479A (ja) 2014-02-20
JP5894034B2 JP5894034B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=50280807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012170889A Active JP5894034B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加熱調理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5894034B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114432538A (zh) * 2020-10-30 2022-05-06 上海移宇科技股份有限公司 贴片式药物输注装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101534A (ja) * 2016-02-24 2016-06-02 シャープ株式会社 加熱調理機

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713621Y2 (ja) * 1989-10-06 1995-04-05 株式会社テック 調理器
JPH10201609A (ja) * 1997-01-21 1998-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合加熱炊飯器
JPH11137420A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP2001008825A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Matsushita Refrig Co Ltd 飲料または食品の加熱装置
JP2002181338A (ja) * 2000-12-08 2002-06-26 Sharp Corp 加熱調理器
JP2008278924A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713621Y2 (ja) * 1989-10-06 1995-04-05 株式会社テック 調理器
JPH10201609A (ja) * 1997-01-21 1998-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合加熱炊飯器
JPH11137420A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP2001008825A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Matsushita Refrig Co Ltd 飲料または食品の加熱装置
JP2002181338A (ja) * 2000-12-08 2002-06-26 Sharp Corp 加熱調理器
JP2008278924A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114432538A (zh) * 2020-10-30 2022-05-06 上海移宇科技股份有限公司 贴片式药物输注装置
CN114432538B (zh) * 2020-10-30 2024-01-09 上海移宇科技股份有限公司 贴片式药物输注装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5894034B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014033712A (ja) 開閉検知回路およびそれを備える電気機器
JP6050063B2 (ja) 加熱調理器
CN104080376A (zh) 加热烹调器
JP6054082B2 (ja) 加熱調理器
JP5894034B2 (ja) 加熱調理機
JP2005118150A (ja) 炊飯器
JP2016101534A (ja) 加熱調理機
JP2009026579A (ja) 加熱調理器
JP5936960B2 (ja) 電気機器
JP6016493B2 (ja) 電子調理機器
JP2014043996A (ja) 電気機器
JP2014014426A (ja) 電気機器
JP5947150B2 (ja) 加熱調理器
JP6016535B2 (ja) 加熱調理器
JP2012125467A (ja) 炊飯器
JP2014030591A (ja) 加熱調理器
JP2014018551A (ja) 電子機器
JP2006294432A (ja) 誘導加熱調理器
JP2014033713A (ja) 開閉検知回路およびそれを備える電気機器
JP2014083240A (ja) 炊飯器
JP2016217701A (ja) 加熱調理器
JPH11187974A (ja) 電気調理器
JP2011240014A (ja) 電気炊飯器
JP4026611B2 (ja) 電気炊飯器
JP2018175759A (ja) 炊飯器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5894034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150