JP2001008825A - 飲料または食品の加熱装置 - Google Patents

飲料または食品の加熱装置

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JP2001008825A
JP2001008825A JP11182881A JP18288199A JP2001008825A JP 2001008825 A JP2001008825 A JP 2001008825A JP 11182881 A JP11182881 A JP 11182881A JP 18288199 A JP18288199 A JP 18288199A JP 2001008825 A JP2001008825 A JP 2001008825A
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JP
Japan
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container
beverage
tank
food
holding means
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JP11182881A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Yasutomo Onishi
康友 大西
Hajime Nojima
元 野嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質を低下させない温度で保管した容器に入
った飲料又は食品を急速に加熱する加熱装置を供給する
ことを目的とする。 【解決手段】 高温の液体を貯めるタンクと、飲料また
は食品の入った容器を前記タンク内で保持する容器保持
手段と、前記容器を前記タンク内で回転運動させる回転
手段とを備えたものであるから、飲料または食品の入っ
た容器を加熱する熱源として液体の熱を用い、容器を回
転運動させることにより飲料または食品の撹拌効果を促
進して飲料または食品を効率良く短時間で加熱できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料または食品を
急速に加熱する加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器に入った飲料または食品、例えば、
缶飲料を加熱する方法として、電熱ヒータや誘導加熱を
用いた技術がある。また、缶の内部飲料を撹拌する方法
として、缶を振動させる、あるいは、缶を回転させる、
さらに、超音波を缶にあてるなどの方法があるし、前記
複数の方法を組み合わせた技術もある。
【0003】例えば、缶飲料を加熱する方法の1つとし
て、特開平6−36133号公報では、缶飲料の周りに
缶飲料の直径よりの大きな円筒を設け、さらに、その円
筒周囲には誘導加熱コイルを設け、缶飲料を円筒内部に
配置し、缶飲料の壁面を誘導加熱すると同時に、缶飲料
を回転させることにより、飲料の撹拌効果を高め急速に
缶を加熱するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の加
熱方法では、加熱時間を短くするために大電力(例え
ば、AC200V系電源を適用する)を必要とし、通常
の家庭用コンセントであるAC100V系電源を使用し
た場合、効率良く加熱しても1kW程度の電力しか得る
ことができず、加熱時間が長くなってしまう。
【0005】また、誘導加熱の性質上、缶飲料などの金
属容器にしか適用できない。さらに、誘導加熱を用いて
缶飲料などを加熱すると局部加熱が生じやすく、飲料の
沸騰により品質を低下させる等の課題を有している。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、AC100V系電源であっても飲料または食品を、
品質を低下させることなく急速に加熱するとともに、金
属容器以外の容器に入った飲料または食品も加熱でき加
熱装置を供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の飲料または食品の加熱装置は、高温の液体
を貯めるタンクと、飲料または食品の入った容器を前記
タンク内で保持する容器保持手段と、前記容器を前記タ
ンク内で回転運動させる回転手段とを備えている。
【0008】また、飲料または食品の入った容器をタン
ク内で保持する容器保持手段は、タンク内において、熱
伝導性の良好な材料によりタンク内の液体と容器を隔壁
した状態で容器を保持することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、タンク内において、容器の外径と同
寸又は若干大きめの円筒形状の金属によりタンク内の液
体と容器を隔壁した状態で容器を保持する容器保持手段
と、容器を前記容器保持手段内に保持した状態で前記容
器保持手段を回転運動させる回転手段とを備えている。
【0010】また、タンク内において、伸縮性のある材
料により容器と密着しタンク内の液体と容器を隔壁した
状態で容器を保持する容器保持手段と、容器を前記容器
保持手段内に保持した状態で前記容器保持手段を回転運
動させる回転手段とを備えている。
【0011】また、缶容器、またはタンク内の液体と容
器を隔壁した状態で保持する容器保持手段と対向した位
置に誘導加熱コイルを配置したことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の飲料また
は食品の加熱装置は、高温の液体を貯めるタンクと、飲
料または食品の入った容器を前記タンク内で保持する容
器保持手段と、前記容器を前記タンク内で回転運動させ
る回転手段とを備えているので、飲料または食品を加熱
する熱源となる高温の液体中で飲料または食品の入った
容器を回転運動させることにより、タンク中の液体と容
器の壁面との間の熱伝導性が上がり飲料または食品を急
速に加熱でき、特に飲料の場合では回転運動により撹拌
効果が促進できるため、さらに効率良く加熱できるとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項2記載の飲料または食品の
入った容器をタンク内で保持する容器保持手段は、タン
ク内において、熱伝導性の良好な材料によりタンク内の
液体と容器を隔壁した状態で容器を保持することを特徴
とするので、タンク中の液体と飲料または食品の入った
容器とを隔壁した状態にすることにより容器の壁面への
タンク内の液体の付着を防止し消費者に安心感を与える
とともに、タンク中の液体の損失を防止し液体の補充頻
度を下げることができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3記載の飲料または食品の
加熱装置は、タンク内において、容器の外径と同寸又は
若干大きめの円筒形状の金属によりタンク内の液体と容
器を隔壁した状態で容器を保持する容器保持手段と、容
器を前記容器保持手段内に保持した状態で前記容器保持
手段を回転運動させる回転手段とを備えているので、飲
料または食品の入った容器と容器保持手段を同時に回転
させることにより容器の壁面へのタンク内の液体の付着
を防止した状態で、タンクの液体の熱を効率良く飲料ま
たは食品に伝えることができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4記載の飲料または食品の
加熱装置は、タンク内において、伸縮性のある材料によ
り容器と密着しタンク内の液体と容器を隔壁した状態で
容器を保持する容器保持手段と、容器を前記容器保持手
段内に保持した状態で前記容器保持手段を回転運動させ
る回転手段とを備えているので、異なった直径、形状、
高さの複数種の容器に入った飲料または食品、及びPE
Tボトルやビン等金属容器以外の容器に入った飲料また
は食品を加熱できるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5記載の飲料または食品の
加熱装置は、缶容器、またはタンク内の液体と容器を隔
壁した状態で保持する容器保持手段と対向した位置に誘
導加熱コイルを配置したことを特徴とするので、タンク
中の液体が持っている熱と誘導加熱により発生させる熱
の両者を同時に飲料または食品に伝えることができ、飲
料または食品の加熱時間をより短くできるという作用を
有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は実施の形態1の飲
料または食品の加熱装置の全体構成図である。
【0019】図2は実施の形態1における容器保持手段
の構成例1である。
【0020】図1において、1はタンクであり、沸点の
高い液体を入れておくためのものであり、温水でも良
い。2は容器に入った飲料または食品であり、加熱する
対象物である。
【0021】尚、本実施の形態では、タンク1に入れる
液体を高温のお湯とし、容器に入った飲料または食品2
を缶入りコーヒー等の缶飲料として説明することとす
る。
【0022】3は容器保持手段であり、缶飲料2をタン
ク1の液体中で保持するものである。4は回転体上、5
は回転体下である。回転体上4は、缶飲料2を出し入れ
するために開口している。本実施の形態では、図2に示
すように、容器保持手段3は複数本の細いワイヤーで構
成され、回転体上4及び回転体下5と連結され、内部に
缶飲料2が入れられる構造になっている。図2では、容
器保持手段3はワイヤーとしたが、丈夫な紐状の物であ
れば良い。
【0023】6はモータにより構成された回転手段であ
り、回転体下5と連結され、モータ6が駆動されると回
転体下5が回転する。本実施の形態では、回転体とモー
タが直接連結された構造での例を用いて説明するが、回
転体とモータを直接連結しない構造(プーリーなど用い
て回転体を回転させる方法など)でも良い。
【0024】7は蓋であり、容器保持手段3の内部に缶
飲料2を入れた後、回転体上4の上部を覆うものであ
り、缶飲料2が容器保持手段3から外に飛び出さないよ
うにするものである。8は電熱ヒータであり、タンク1
に入れた温水の温度を95〜99℃程度の沸騰に近い状
態で保温する。図2の構成により、缶飲料2の容器の外
側壁面とタンク1に入ったお湯は直接ふれる構造とな
る。
【0025】上記構成の飲料または食品の加熱装置の動
作を図1、図2、図3、図4を用いて説明する。
【0026】まず、タンク1に数リットル(例えば3リ
ットル)の水を入れ、電熱ヒータ8に通電する事により
水を加熱し、高温のお湯(例えば99℃)にする。お湯
温度は、高温とするほうが良いが、任意の温度に設定し
ても良い。
【0027】お湯温度が設定温度に達すると、電熱ヒー
タ8は、お湯温度が一定温度になるように通電/非通電
を繰り返す。(本実施の形態では、お湯温度が99℃と
設定することとし、以下を説明する。) 次に、缶飲料2を容器保持手段3の内側に挿入し蓋7を
閉める。蓋7を閉めると同時にモータ6に通電され駆動
される。また、蓋7はモータ6が回転中は開かないよう
にロックされる。モータ6と回転体下5は連結されてお
り、モータ6の駆動と同時に回転体下5が回転する。
【0028】回転体下5が回転し始めると、回転体下5
と連結されている容器保持手段3であるワイヤーの回転
体下5側のみ回転体下5の回転方向に動き、複数本のワ
イヤーが回転方向に捻られる。さらに、回転体下5の回
転が続くと、缶飲料2は複数本のワイヤー3により締め
付けられ固定される。缶飲料2が固定されると、回転体
上4もワイヤー3に引っ張られ回転体下5と同一方向に
回転を始め、最終的に缶飲料2、回転体上4、回転体下
5、複数本のワイヤー3は、見かけ上1つの個体とな
り、モータ6と同じ回転数で回転する。
【0029】缶飲料2は複数本のワイヤー3により固定
され回転するが、缶飲料2の缶壁はほぼ全面(ワイヤー
3の接触部以外)がお湯と接触しており、回転により缶
飲料2内部は撹拌され、お湯との間の熱移動は促進さ
れ、缶飲料2の内部温度は急速に上昇する。最終的に
は、缶飲料2の内部温度とお湯温度は同じになるが、決
してお湯の温度を越えることはなく、缶飲料2内に焦げ
付きなどは発生しない。
【0030】図3は本実施の形態における缶飲料内部温
度の経時変化の例であり、図4は本実施の形態における
缶飲料の回転数と缶飲料の加熱必要時間の測定結果例で
ある。
【0031】図3において、特性1は、ある温度(例え
ば5℃)で冷蔵されたある大きさの缶飲料(例えば34
0g)を、数リットル(例えば3リットル)のお湯の中
(例えば99℃)に無回転で湯煎した時の缶飲料内部温
度変化を、特性2は同じ条件の缶飲料をある回転数で回
転させたながら湯煎した時の缶飲料内部温度変化を示
す。
【0032】すなわち、同じ缶飲料を湯煎しても、回転
の有無により缶飲料内部温度の経時変化は明らかに異な
り、回転により熱伝達が促進されていることが分かる。
【0033】尚、図3の特性は、缶飲料を湯煎した時の
一時例であり、飲料の種類等によって特性は異なるもの
である。
【0034】図4は、図3の特性2のように、ある大き
さの缶飲料(例えば340g)を回転させながら湯煎さ
せた場合において、ある温度(例えば5℃)の缶飲料
が、飲み頃温度(例えば60℃)になるまでの時間を回
転数別に示したものであり、缶飲料を高回転数(例えば
1000rpm)で回転させたほうが加温時間は短くな
ることが分かる。
【0035】尚、図4の特性は、缶飲料を回転数をかえ
て湯煎した時の一時例を示しただけであり、飲料の種類
等によって特性は異なるものである。
【0036】例えば、缶飲料2を適度な温度に加熱した
い場合、モータ6を1000rpmで回転したとする
と、図4より、ある温度(例えば5℃)の缶飲料が、飲
み頃温度(例えば60℃)になるまでの時間は約28秒
であることがわかるので、モータ6も28秒間のみ回転
させておけば良い。
【0037】缶飲料2の温度が飲み頃温度になるまでの
時間は、容器の種類、大きさ等により異なるため、あら
かじめデータを取っておき、容器の種類や大きさ等を判
別した上で決定すれば良い。容器の種類や大きさ等の判
別方法については、容器に記載されたバーコードにより
判別が可能である。また、別の方法として赤外線センサ
等を用いて缶飲料2の壁面温度を測定し、壁面温度から
内部温度を推定し飲み頃温度になった時に回転を止めて
も良い。この場合、缶飲料2の内部飲料は回転により撹
拌され内部の温度差は比較的少ないため、内部温度の推
定は比較的容易である。
【0038】回転時間が終了すると、モータ6を停止さ
せ、回転体下5も停止する。同時に、蓋7のロックは解
除され蓋7は開く。回転体下5が停止すると、缶飲料2
を締め付けていた複数本のワイヤー3は弛むため、缶飲
料2を取り出すことが可能となる。
【0039】一方、タンク1のお湯温度は、缶飲料2へ
の熱流出のため、加熱開始時よりも低くなる。
【0040】例えば、340cc入りの缶飲料を考える
と、5℃の飲料を60℃まで温めるのに必要な熱量は、
18.70kcalである。ただし、本実施の形態で
は、熱量はcal表示(1cal=4.18605J)
し、比熱をすべて1cal/(kg・℃)(=4.18
605J/(kg・K))とした。タンク1のお湯から
缶飲料を温めるのに必要なエネルギーが損失無しですべ
て缶飲料に加わったとすると(缶飲料2への熱流出)、
お湯からは、缶飲料が必要とする熱量18.80kca
lと同じ熱量が抜かれたこととなり、お湯の温度は下が
る。例えば、お湯の容積を3リットルであるとすると、
99℃のお湯は4.6℃程度下がることになる。
【0041】このため、缶飲料2の加熱が終了すると、
タンク1のお湯温度を上昇させておく必要がある。お湯
の加熱には、電熱ヒータ8等を用いれば良く、お湯温度
が設定温度(例えば、99℃)になるまで電熱ヒータ8
を最大能力(例えば、AC100V系の電源であれば1
kW程度)で通電する。電熱ヒータ8は、お湯温度が設
定温度(例えば、99℃)になれば最大能力での通電を
止め、以後、お湯温度が設定温度となるよう保温制御す
れば良い。電熱ヒータ8の制御方法についての説明は割
愛するが、電熱ヒータ8(例えば1kW)を通電し、設
定温度(99℃)に回復させておけば、次の缶も同様に
加熱できる。
【0042】また、電源の電流容量(電力事情にもよる
が、AC100V系であれば最大15A程度)を保つこ
とができれば、容器保持手段3が回転中も電熱ヒータ8
等を通電しても良い。
【0043】上述のように湯煎時に容器を回転させるこ
とにより加熱時間を短縮することができる。熱量計算で
は、340cc入りの缶飲料に1kW相当の熱が加わっ
たとすると、飲料温度を5℃から60℃にするまでに約
78秒必要であり、2kW相当であれば39秒、3kW
相当であれば26秒必要となる。
【0044】しかし、タンク1に缶飲料2を沈め、10
00rpm程度で回転させると、28秒程度で60℃に
できる。すなわち、加熱時間は、前述した1kW相当の
熱が加わったとした時の熱量計算結果と比較して1/3
程度で済み、缶飲料には、お湯の持つ熱と飲料を回転し
て得た撹拌効果により、ほぼ3kW相当の熱量が加わっ
たのと同じ効果を得ることができる。
【0045】上記形態により、容器に入った飲料または
食品を加熱する熱として、高温の液体(お湯)を用い
て、回転により飲料等の撹拌効果を促進できるため、品
質を低下させない温度で保管した飲料または食品を、効
率良く急速に加熱できる。
【0046】尚、本実施の形態では、容器に入った飲料
または食品に缶飲料を適用した場合について説明した
が、加熱時間は異なるがペットボトル入り飲料、ビン入
り飲料等でも良いし、冷蔵庫などで大きな容器に入れて
保管した飲料または食品を容器保持手段により保持でき
る容器に小分けして加熱しても良い。さらには、飲料ま
たは食品の加熱装置のタンク内に容器を組み込んでおき
飲料または食品をその容器に直接入れて加熱しても良
い。
【0047】また、撹拌効果は期待できないが、容器保
持手段により保持できるものであれば、缶詰等を温めて
も良い。
【0048】また、本実施の形態では、容器保持手段3
を複数本のワイヤーを用いた構造にて説明したが、容器
保持手段3は筒状でその壁面に多数の穴が開いた構造を
用いても良く、缶飲料2の容器の外側壁面とタンク1に
入ったお湯が直接ふれる構造であれば良い。
【0049】また、本実施の形態では、容器保持手段3
と、回転体上4及び回転体下5は図2に示すように、そ
れぞれを連結し容器保持手段3を回転させる構造での例
を用いて説明したが、容器保持手段3と回転手段6は連
結されない構造でも良い。例えば、容器保持手段3は回
転させずにタンク中に固定し、容器を保持した状態で回
転ローラー等からなる回転手段6を容器に接触させて容
器を回転させても良い。
【0050】(実施の形態2)図5は実施の形態2にお
ける容器保持機構の構成例2である。
【0051】実施の形態2における飲料または食品の加
熱装置の全体構成は、実施の形態1とほぼ同一の構成で
あるが容器保持手段3が異なる。実施の形態1と同一の
構成及び動作については説明を割愛する。
【0052】図5に示す容器保持手段3は筒状であり、
その壁面の材料は熱伝導性良好なものである。容器保持
手段3は金属材料等(例えば、ステンレス、スチール
等)とし、内径は飲料または食品の入った容器2の外径
と同寸又は若干大きめとする。また、容器に入った飲料
または食品2は実施の形態1と同様に缶飲料として説明
する。
【0053】図5において、回転体上4及び回転体下5
は、円筒形状の容器保持手段3で密着して連結されてお
り、連結した状態では一体の構造となる。容器保持手段
3の片側は回転体下5により密閉され内部にはお湯は入
ってこない構造となっている。回転体上4は、缶飲料2
を出し入れするために開口している。
【0054】尚、本実施の形態では、容器保持手段3と
回転体下5との組み合わせにより、その内部にお湯が入
ってこない構造にしたが、容器保持手段3は筒状で下端
のみ閉じた構造のものであっても良い。
【0055】缶飲料2を容器保持手段3内に入れ、蓋7
を閉じるとモータ6が駆動する。モータ6が駆動する
と、容器保持手段3、回転体上4及び回転体下5が一体
となって回転運動し、同時に缶飲料2も回転する。
【0056】以後、動作は実施の形態1と同様であるの
で、割愛する。
【0057】容器保持手段3を図5の構成にすることに
より、缶飲料2の壁面とお湯の間には、円筒形状の容器
保持手段3が存在するため、缶飲料2の壁面がお湯に直
接接触している場合よりも加熱能力は劣るが、缶飲料2
の壁面は、タンク1のお湯とは接触しない状態で加熱さ
れることになる。
【0058】上記形態により、高温の液体と飲料または
食品の入った容器の壁面を隔壁した状態を確保できるた
め、容器の壁面にタンクの液体の付着を防止でき、飲料
消費者に安心感を与えることができる。さらに、容器保
持手段の内径を飲料または食品の入った容器の外径と同
寸又は若干大きめとすることにより、お湯の持つ熱を効
率良く、飲料または食品に伝達することができる。
【0059】(実施の形態3)図6は実施の形態3にお
ける容器保持機構の構成例3である。
【0060】実施の形態3における飲料または食品の加
熱装置の全体構成は、実施の形態1とほぼ同一の構成で
あるが容器保持手段3が異なる。実施の形態1と同一の
構成及び動作については説明を割愛する。
【0061】図6に示す容器保持手段3は、エラストマ
ー等の伸縮性のある薄肉材料を筒状に成形したものであ
り、回転体上4と回転体下5とで上下の開口部を密着固
定し、タンク1のお湯が内部に侵入しない構造となって
いる。回転体上4は、缶飲料2を出し入れするために開
口している。
【0062】また、回転体上4と回転体下5とは複数本
の連結棒10で連結され、回転時には一体となって回転
する。
【0063】図7は図6の容器保持手段3のX−Y方向
の断面略図である。
【0064】図7において、容器保持手段3の内部にな
にも入れない状態の時、図8は直径の小さな缶飲料等を
入れた時、図9は直径の大きなペットボトル等を入れた
時を想定した場合での容器保持手段3の状態を示してい
る。
【0065】伸縮性のある材料からなる容器保持手段3
は、伸縮性があるため内部にものが無いときは、内径Φ
Dは最小値x(例えばΦ50)であるが、最小値xより
大きな直径をした缶飲料等を入れた時は、その直径と同
じ大きさに伸び容器の壁面に密着する。容器保持手段3
には、加熱対象となる飲料または食品の入った容器の直
径が、回転体上4の開口部の内径以下のものまで入れる
ことができる。
【0066】また、容器保持手段3が伸縮性を持つた
め、加熱対象となる容器が円筒状にでなくても、容器の
壁面に密着することができる。
【0067】容器に入った飲料及び食品2を容器保持手
段3内に入れ、蓋7を閉じると、モータ6は駆動する。
モータ6が駆動すると、飲料または食品の入った容器2
の壁面と容器保持手段3の内側壁面とが密着した状態
で、容器保持手段3、回転体上4及び回転体下5が一体
となって回転する。
【0068】以後、動作は実施の形態1と同様であるの
で、割愛する。
【0069】飲料または食品の入った容器2を抜き取れ
ば、容器保持手段3の内径は、元の最小値xに戻る。
【0070】上記形態により、一つの容器保持手段で異
なった直径、形状、高さの複数種の飲料または食品の入
った容器を隔壁した状態で加熱できる。
【0071】(実施の形態4)図10は実施の形態4の
飲料または食品の加温装置の全体構成図である。
【0072】なお、実施の形態1と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0073】図10において、21は誘導加熱コイルで
ある。誘導加熱コイル21は、容器保持手段3と対向し
た位置に配置し、容器保持手段3との距離は数mm程度
(例えば2mm程度)とする。
【0074】容器保持手段3は図2のような構成例1で
も良いし、図5、図6のような構成例2、3でも良い。
【0075】以下、上記構成の飲料または食品の加熱装
置の動作について説明する。
【0076】尚、実施の形態1と同様の動作について
は、説明を割愛する。
【0077】本実施の形態4では、容器に入った飲料ま
たは食品2を缶飲料として説明を行うものとするが、容
器に入った飲料または食品は缶飲料に限らない。例え
ば、図2の構成による容器保持手段3を用い、内部に缶
飲料を入れた場合の加熱では、容器保持手段3を回転さ
せ、タンク1に入ったお湯の持つ熱により、缶飲料2を
加熱することは実施の形態1及び2、3と同様である
が、本実施の形態4では、さらに、加熱コイル21を用
いた加熱も同時に行う。
【0078】容器保持手段3に缶飲料2が挿入され、蓋
7と閉じると、モータ6が駆動し、容器保持手段3が缶
飲料2を保持しながら回転する。モータ6の駆動と同時
に、誘導加熱コイル21に高周波電流を流す(高周波電
流を発生させるインバータの説明は割愛する)。誘導加
熱コイル21に高周波電流が流れると、缶飲料2の缶壁
には渦電流が発生し、缶飲料2の壁面は誘導加熱され
る。
【0079】これにより、缶飲料2には、お湯の熱(例
えば3kW相当)に誘導加熱により缶壁に発生する熱
(例えば1kW相当)が加わり加熱時間をさらに短縮で
きる。誘導加熱は加熱対象物の容器の壁面が金属材料
(例えば、ステンレス、スチール等)であれば利用でき
る。
【0080】缶飲料2が飲み頃温度になればモータ6を
停止し、同時に誘導加熱コイル21への通電を止める。
【0081】図11に、缶飲料を湯煎・回転させ、さら
に、誘導加熱有りの場合と無しの場合での、缶飲料内部
温度変化の1事例を示す。
【0082】図11において、特性2(図3の特性2と
同じ)が誘導加熱無しの場合であり、特性3が誘導加熱
有りの状態での缶飲料2の内部温度変化である。図9よ
り誘導加熱有りの場合は、缶飲料内部温度が飲み頃温度
に到達するまでの時間は短くなることが分かる。
【0083】また、容器保持手段3を、図6に示すよう
な薄肉のエラストマー等熱伝導性の良好な伸縮性のある
材料とした場合でも、加熱対象物の容器の壁面が金属材
料であれば同様に誘導加熱を行える。
【0084】また、容器保持手段3を、図5に示すよう
な熱伝導性の良好な、かつ、誘導加熱により加熱しやす
い材料(例えば、ステンレス、スチールなど)とした場
合、容器保持手段3の壁面は、お湯の熱を飲料または食
品の入った容器2に伝導するとともに、容器保持手段3
の壁面に渦電流が発生し壁面は誘導加熱される。これに
より、飲料または食品の入った容器2には、容器保持手
段3に伝わった熱(お湯の熱)と容器保持手段3に発生
する熱(加誘導加熱により発生する熱)が伝導されるこ
ととなる。この場合、加熱対象物の容器の壁面はPET
やビン等金属以外の材料でも良い。
【0085】上記形態により、缶容器、または、タンク
にためた液体と容器を隔壁した状態で保持する容器保持
手段3と対向した位置に誘導加熱コイルを配置したもの
であり、タンク内の液体が持っている熱と、誘導加熱に
より発生させる熱の両者を飲料または食品の入った容器
に伝えることができ、飲料または食品の加熱時間をより
短くできる。
【0086】さらに、タンク中の液体(お湯)の加熱と
保温の熱源として、容器保持手段3(例えば、ステンレ
ス、スチール等を用いた場合)の壁面に誘導加熱により
発生する熱を用いても良く、この場合、容器保持手段3
に飲料または食品の入った容器を入れない状態でモータ
6及び誘導加熱コイル21に通電し、容器保持手段の壁
面を誘導加熱して液体(お湯)を加熱する。
【0087】従って、図5に示すような容器保持手段3
で、材料を熱伝導性の良好な、かつ、誘導加熱により加
熱しやすいもの(例えば、ステンレス、スチールなど)
にした場合、電熱ヒータなどは必要なく安価に装置を構
成できる。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高温の液
体を貯めるタンクと、飲料または食品の入った容器を前
記タンク内で保持する容器保持手段と、前記容器を前記
タンク内で回転運動させる回転手段とを備えたものであ
るから、飲料または食品の品質を低下させることなく急
速に加熱でき、特に飲料の場合は回転運動による撹拌効
果によりさらに効率良く加熱できるという効果がある。
【0089】また、飲料または食品の入った容器をタン
ク内で保持する容器保持手段は、タンク内において、熱
伝導性の良好な材料によりタンク内の液体と容器を隔壁
した状態で容器を保持することを特徴とするものである
から、容器の壁面へのタンク内の液体の付着を防止し消
費者に安心感を与えるとともに、タンク中の液体の損失
を防止し液体の補充頻度を下げることができるという効
果がある。
【0090】また、タンク内において、容器の外径と同
寸又は若干大きめの円筒形状の金属によりタンク内の液
体と容器を隔壁した状態で容器を保持する容器保持手段
と、容器を前記容器保持手段内に保持した状態で前記容
器保持手段を回転運動させる回転手段とを備えたもので
あるから、タンク中の液体と飲料または食品の入った容
器とを隔壁した状態で、飲料または食品の入った容器と
容器保持手段を同時に回転させることにより容器の壁面
へのタンク内の液体の付着を防止しタンクの液体の熱を
効率良く飲料または食品に伝えることができるという効
果がある。
【0091】また、タンク内において、伸縮性のある材
料により容器と密着しタンク内の液体と容器を隔壁した
状態で容器を保持する容器保持手段と、容器を前記容器
保持手段内に保持した状態で前記容器保持手段を回転運
動させる回転手段とを備えたものであるから、異なった
直径、形状、高さの複数種の容器に入った飲料または食
品、及びPETボトルやビン等金属容器以外の容器に入
った飲料または食品を加熱できるという効果がある。
【0092】また、缶容器、またはタンク内の液体と容
器を隔壁した状態で保持する容器保持手段と対向した位
置に誘導加熱コイルを配置したことを特徴とするもので
あるから、飲料または食品の加熱時間をさらに短縮でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の飲料または食品の加熱
装置の全体構成図
【図2】本発明の実施の形態1における容器保持手段の
斜視図
【図3】本発明の実施の形態1における缶飲料内部温度
の経時変化を示すグラフ
【図4】本発明の実施の形態1における缶飲料の回転数
と缶飲料の加温必要時間を示すグラフ
【図5】本発明の実施の形態2における容器保持手段の
分布斜視図
【図6】本発明の実施の形態3における容器保持手段の
斜視図
【図7】本発明の実施の形態3の容器保持手段のX−Y
方向の断面略図
【図8】実施の形態3における直径の小さな容器入り飲
料を加熱するときの断面図
【図9】実施の形態4における直径の大きな容器入り飲
料を加熱するときの断面図
【図10】本発明の実施の形態4の飲料または食品の加
熱装置の全体構成図
【図11】本発明の実施の形態4のにおける缶飲料内部
温度の経時変化のグラフ
【符号の説明】
1 タンク 2 飲料または食品の入った容器 3 容器保持手段 4 回転体上 5 回転体下 6 回転手段(モータ) 7 蓋 8 電熱ヒータ 10 連結棒 21 誘導加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野嶋 元 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AA08 AB04 AC47 AD03 CD03 4B054 AA02 AA16 AB01 AC20 BA05 BA09 BA10 BA18 BB01 BB12 BC07 CA15 CB07 CE01 4B055 AA01 AA09 AA31 AA32 BA22 BA36 CA68 CA71 CB30 CC04 CC52 CC58 CD58 DB14 FA04 FB01 FC01 FC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の液体を貯めるタンクと、飲料また
    は食品の入った容器を前記タンク内で保持する容器保持
    手段と、前記容器を前記タンク内で回転運動させる回転
    手段とを備えた飲料または食品の加熱装置。
  2. 【請求項2】 飲料または食品の入った容器をタンク内
    で保持する容器保持手段は、タンク内において、熱伝導
    性の良好な材料によりタンク内の液体と容器を隔壁した
    状態で容器を保持することを特徴とする請求項1記載の
    飲料または食品の加熱装置。
  3. 【請求項3】 タンク内において、容器の外径と同寸又
    は若干大きめの円筒形状の金属によりタンク内の液体と
    容器を隔壁した状態で容器を保持する容器保持手段と、
    容器を前記容器保持手段内に保持した状態で前記容器保
    持手段を回転運動させる回転手段とを備えた請求項2記
    載の飲料または食品の加熱装置。
  4. 【請求項4】 タンク内において、伸縮性のある材料に
    より容器と密着しタンク内の液体と容器を隔壁した状態
    で容器を保持する容器保持手段と、容器を前記容器保持
    手段内に保持した状態で前記容器保持手段を回転運動さ
    せる回転手段とを備えた請求項2記載の飲料または食品
    の加熱装置。
  5. 【請求項5】 缶容器、またはタンク内の液体と容器を
    隔壁した状態で保持する容器保持手段と対向した位置に
    誘導加熱コイルを配置したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項3または請求項4記載の飲料
    または食品の加熱装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002233456A (ja) * 2001-02-08 2002-08-20 Frontier Engineering:Kk 飲食物の加熱装置
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JP2014030479A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Sharp Corp 加熱調理機
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WO2021187690A1 (ko) * 2020-03-20 2021-09-23 엘지전자 주식회사 캔 가열 장치

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