JP2014028632A - 薬剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バケットに収納された薬剤を反転させることで放出させる薬材供給装置において、薬剤放出の確実性を高める。
【解決手段】
底部82との対向面が開口とされ、内部が薬剤TBの収納空間80とされた箱状のバケット62と、バケット62を移動させることで、開口が上向きの第1状態から開口が下向きの第2状態へとバケット62の状態を変更するバケット移動機構とを有する薬剤供給装置であって、バケット62は、第1状態では底部82側に位置するとともに薬剤TBが載置可能であり、第2状態では底部82から離隔する方向へ移動する可動部材91を、収納空間80に有していることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、薬剤供給装置に関する。
多数の薬剤を種類別に収納した複数のタブレットケースを有し、各タブレットケースから薬剤を個別に放出させてホッパーで集め、複数種類の薬剤を1回分毎に個別包装する薬剤供給装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
新薬やジェネリック医薬品の普及等により、既存のタブレットケースに対応していない新たな形状や大きさの薬品が扱われるケースが生じている。また、1つの錠剤を分割して服用する場合もある。このような薬剤に対応するため、特許文献1に記載された装置では、薬剤フィーダが設けられている。
この薬剤フィーダは、例えば、一面が開口とされた箱状部材によって構成されたバケット(セル)と、バケットが取り付けられる無端ベルトと、無端ベルトを回転させる一対のプーリとを有している。そして、バケットは、底部をベルト側に向けた状態で横並びに取り付けられている。また、無端ベルトは、上側のバケット群と下側のバケット群とが水平方向に対向して移動されるように、一対のプーリの間に架け渡されている。
この薬剤フィーダでは、開口が上向きの状態でバケットに薬剤が収納され、このバケットがプーリの位置で反転された際に、収納された薬剤が外部へ放出される。放出された薬剤はホッパーで集められ、タブレットケースから放出された薬剤と共に個別包装される。
特開2010−83496号公報
ところで、タブレットケースで扱えない薬剤にも様々な種類があり、反転後もバケットの底部に貼り付いたまま落ちてこない薬剤もある。例えば、重量が軽く静電気を帯び易い薬剤は、反転後も静電気によってバケットの底部に貼り付いたままになることがある。この場合、一回服用分の薬剤の一部が不足した状態で包装されてしまう。そして、包装後のチェックで不足(エラー)が確認されると、調剤担当者は、貼り付いた薬剤をバケットから取り出し、再度バケットに一回服用分の薬剤を投入するといった無駄な作業を強いられることとなり、作業効率が損なわれてしまうという問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バケットに収納された薬剤の放出について確実性を高めることにある。
前述の目的を達成するため、本発明は、底部との対向面が開口とされ、内部が薬剤の収納空間とされた箱状のバケットと、前記バケットを移動させることで、前記開口が上向きの第1状態から前記開口が下向きの第2状態へと前記バケットの状態を変更するバケット移動機構とを有する薬剤供給装置であって、前記バケットは、前記第1状態では前記底部側に位置するとともに前記薬剤が載置可能であり、前記第2状態では前記底部から離隔する方向へ移動する可動部材を、前記収納空間に有していることを特徴とする。
本発明によれば、バケットが第1状態のときに薬剤が可動部材に載置され、その後にバケットが第2状態に変更されると、可動部材が底部から離隔する方向に移動する。可動部材の移動に伴って薬剤も下向きに移動するので、静電気等の影響を受け難くなり、薬剤のバケットからの放出についてその確実性を高めることができる。
薬剤供給装置の斜視図である。 薬剤供給装置の内部を正面側から見た図である。 薬剤供給装置の内部を右側面から見た図である。 (a)は薬剤フィーダの平面図、(b)は薬剤フィーダの正面図である。 (a)は移動規制部剤を外した薬剤フィーダの斜視図、(b)はバケットの斜視図である。 薬剤フィーダの端部における拡大図である。 可動部材の作用を説明する図であり、(a)は開口が上向きの第1状態を、(b)は開口が下向きの第2状態をそれぞれ示す。 バケットの第1変形例を説明する図であり、(a)は第1状態を、(b)は第2状態をそれぞれ示す。 バケットの第2変形例を説明する図であり、(a)は第1状態を、(b)は第2状態をそれぞれ示す。 バケットの第3変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図3を参照して薬剤供給装置1の全体構成について説明する。
この薬剤供給装置1は、薬剤供給部2と、薬剤搬送部3と、薬剤包装部4と、コントロールパネル5とを有している。薬剤供給部2は、貯留された薬剤を供給する部分である。薬剤搬送部3は、薬剤供給部2から供給された薬剤を薬剤包装部4へと搬送する部分である。薬剤包装部4は、薬剤搬送部3から搬送された薬剤をまとめて個別包装する部分である。本実施形態では、筐体6における上側部分に薬剤供給部2が設けられ、高さ方向の中間部分に薬剤搬送部3が設けられ、下側部分に薬剤包装部4が設けられている。コントロールパネル5は、調剤担当者等によって操作される部分である。
薬剤供給部2は、自動供給部21と薬剤フィーダ22とを有している。自動供給部21は、複数種類の薬剤から必要な薬剤を選択して供給する部分であり、薬剤フィーダ22は、調剤担当者によって選ばれた薬剤を供給する部分であり、薬剤供給装置1の前面上部にて、左右方向に設けられている。なお、薬剤フィーダ22については、後で詳しく説明する。
自動供給部21は、タブレットケース23と、タブレットケース収納部24とを有している。タブレットケース23は、内部に薬剤の貯留空間が形成された筒状部材であり、その底部には、貯留された薬剤を列状に整列させて下端から1個ずつ排出する排出機構(不図示)が設けられている。このタブレットケース23は、薬剤の種類毎に専用のものが用意されている。すなわち、1つのタブレットケース23には1種類の薬剤のみが貯留される。
タブレットケース収納部24は、前述のタブレットケース23が収納される部分である。このタブレットケース収納部24には、例えば100〜200個のタブレットケース23を収納することができる。このため、最大で100〜200種類の薬剤を扱うことができる。タブレットケース収納部24の底部には、タブレットケース23が個別に取り付けられるケース取付部25が設けられている。このケース取付部25には、タブレットケース23の排出機構を動作させる駆動機構(不図示)が設けられている。そして、駆動機構によってタブレットケース23から排出された薬剤は、ケース取付部25を通過して下方の薬剤搬送部3へと落下する。
薬剤搬送部3は、ベルトコンベア31と、傾斜板32と、ホッパー33とを有している。ベルトコンベア31及び傾斜板32は何れも、薬剤供給部2からの薬剤をホッパー33へと案内するための部材である。ベルトコンベア31は、ホッパー33に向けて緩やかに下り傾斜した状態に配置されており、ベルト上に落下した薬剤をホッパー33に案内する。傾斜板32は、薬剤が自重で転がり落ちる程度の下り傾斜となるように設置された板状部材であり、落下した薬剤をホッパー33に案内する。ホッパー33は、ベルトコンベア31や傾斜板32から案内されてきた薬剤を薬剤包装部4(後述するノズル41)へと案内する。このように薬剤搬送部3では、薬剤供給部2から供給された薬剤を薬剤包装部4へ搬送している。
薬剤包装部4は、ノズル41と、包装機42とを有している。ノズル41は、ホッパー33を通じて搬送された各薬剤を一時的に貯留し、所定の薬剤が揃った場合に、貯留された各薬剤を下方へ放出する部分である。このため、ノズル41は、開閉制御可能なシャッター(不図示)を有しており、薬剤の貯留時にはシャッターを閉じておき、薬剤の放出時にはシャッターを開放する。
包装機42は、ノズル41から放出された各薬剤を個別に包装する部分であり、ロール保持部43と、プリンタ44と、熱シールヘッド45と、カッター46と、コンベア47と、搬送モータ48とを有している。ロール保持部43は、ロール状の包装紙(不図示)を保持する部分である。プリンタ44は、ロール保持部43から繰り出された包装紙の表面に所定の印刷を行う部分である。そして、プリンタ44で印刷が施された包装紙は、ノズル41に案内される。
ここで、包装紙は、熱圧着される素材で作製された帯状用紙を、長手方向に沿って半分に折り返した2枚重ね構造をしている。この包装紙は、折り返し部分が下側となるように取り付けられており、V字状に開かれた状態でノズル41に案内される。このため、ノズル41から放出された各薬剤は、V字状に開かれた包装紙の内側に落下する。
熱シールヘッド45は、各薬剤が落下した包装紙を熱圧着し、各薬剤を個別空間に封入する部分である。カッター46は、薬剤が封入された包装紙を切断する部分である。コンベア47は、カッター46で切断された分包を、取出口7まで搬送する部分である。搬送モータ48は、コンベア47の動力源となるモータである。
このように構成された薬剤包装部4では、薬剤搬送部3から搬送された各種薬剤を分包にし、取出口7まで搬送する。
コントロールパネル5は、図1に示すように、表示部51と入力部52とを有している。表示部51は、液晶表示パネル等によって構成され、各種の情報が表示される。入力部52は、複数の操作スイッチによって構成され、調剤担当者からの指示が入力される。すなわち、調剤担当者は、表示部51に表示された各種情報を参照しつつ入力部52の操作スイッチを操作することで、薬剤供給装置1に対する各種の指示を行う。
次に、薬剤フィーダ22について説明する。この薬剤フィーダ22は、調剤担当者によって選ばれた薬剤を供給する部分であり、自動供給部21では供給が難しい形状の薬剤や分割された錠剤を供給する際に用いられる。このため、図1に示すように、薬剤フィーダ22は、薬剤供給装置1の前面上部に設けられ、上向きに開口された複数の収納空間を左右方向に区画している。これにより、調剤担当者による薬剤のセットを容易に行えるようにしている。
図3に示すように、薬剤フィーダ22にセットされた薬剤は、薬剤フィーダ22の右端部で放出され、シュート26を通じて傾斜板32に案内される。このため、自動供給部21から供給された薬剤と同様に、ホッパー33を通じてノズル41に貯留された後、分包化される。なお、図3では、薬剤フィーダ22の右端部を示しているが左端部も同様に構成されている。この場合、放出された薬剤は、シュートを通じてベルトコンベア31に案内される。そして、ホッパー33を通じてノズル41に貯留された後、分包化される。
図4及び図5に示すように、薬剤フィーダ22は、フレーム61と、バケット62と、移動規制部材63と、バケット移動機構64と、右側案内部材65と、左側案内部材66とを有している。なお、図の煩雑さを避けるため、図4では、左右両端に位置するバケット62を記載し、途中のバケット62を省略した。同様に、図5(a)の斜視図では、バケット62を簡略化して記載した。
フレーム61は、バケット62やバケット移動機構64が取り付けられるとともに、ユニットを筐体6に取り付けるための板状部材であり、本実施形態では横長矩形状の金属板(SUS板)によって構成されている。
バケット62は、図5(b)に示すように、開口を有する箱状部材によって構成されている。このバケット62の内部は、薬剤が収納される収納空間80になっており、この収納空間80には、薬剤を確実に放出させるために可動部材91が配置されている。また、可動部材91には、この可動部材91の移動を規制するストッパ92が設けられている。なお、バケット62については、後で詳しく説明する。
移動規制部材63は、可動部材91の移動を規制するための板状部材であり、図4に示すように、バケット62の前面と近接した位置に設けられている。そして、ストッパ92が当接することで、可動部材91の移動を規制する。なお、移動規制部材63についても、後で詳しく説明する。
バケット移動機構64は、バケット62を移動させるための機構であり、図4(b)、図5(a)に示すように、無端ベルト71と、駆動プーリ72と、従動プーリ73と、駆動モータ74と、伝達ベルト75とを有している。
無端ベルト71は、バケット62が取り付けられる部材である。本実施形態では、底部82を無端ベルト71に対向させた状態で、複数のバケット62が横並びに取り付けられている。この無端ベルト71は、右側に配置された駆動プーリ72と、左側に配置された従動プーリ73との間に架け渡されており、駆動プーリ72の回転に伴って移動するように構成されている。これにより、無端ベルト71の上列に配置されるバケット群は開口を上向きにした第1状態となり、無端ベルト71の下列に配置されるバケット群は開口を下向きにした第2状態となる。
無端ベルト71の移動に伴ってバケット62も移動する。例えば、駆動プーリ72が時計回りに回転するとき、上列に位置するバケット群は左から右へと移動し、下列に位置するバケット群は右から左へと移動する。そして、無端ベルト71の右端(駆動プーリ72の位置)でバケット62は反転し、開口が上向きの第1状態から開口が下向きの第2状態へと変換される。同様に、無端ベルト71の左端(従動プーリ73の位置)でもバケット62は反転し、第2状態から第1状態へと変換される。なお、駆動プーリ72が反時計回りに回転する場合は、上記と逆方向に各バケット62が移動される。
駆動モータ74は、駆動プーリ72に回転力を付与する動力源であり、伝達ベルト75は、駆動モータ74の回転力を駆動プーリ72に伝達するための部材である。そして、駆動モータ74の回転速度、回転方向、動作時間等は、コントロールパネル5からの制御情報等に基づき、コントローラー(不図示)によって制御される。
右側案内部材65は、無端ベルト71の右端で第1状態から第2状態へと反転したバケット62から放出された薬剤を案内するホッパー状部材である。同様に、左側案内部材66は、無端ベルト71の左端で第1状態から第2状態へと反転したバケット62から放出された薬剤を案内するホッパー状部材である。各案内部材の下端は、前述したシュート26に接続されている。このため、放出された薬剤は、シュート26等を通じてノズル41に一時貯留された後に分包化される。
次に、バケット62及び移動規制部材63について詳細に説明する。まず、バケット62について説明する。
図5(b)に示すように、バケット62は、バケット本体81と、可動部材91と、ストッパ92とを有している。
バケット本体81は、底部82と、傾斜前面部83と、一対の側面部84と、背面部85と、遮蔽部86とを有しており、底部82と対向する面が開口された箱状部材である。そして、前述したようにバケット62の内部が薬剤を収納するための収納空間80になっている。この収納空間80の幅は、人間の指の幅よりも多少余裕を持った幅に定められている。このため、一旦収納した薬剤を指先で掻き出すことが可能である。また、本実施形態のバケット本体81は、樹脂の一体成形によって作製されている。
底部82は、無端ベルト71と対向する部分であり、矩形板状に作製されている。傾斜前面部83は、底部82における前縁から立設された矩形板状の部分であり、底部82から離隔するほどに前方にせり出すように斜めに設けられている。この傾斜前面部83には、縦方向(底部82と開口とを結ぶ方向)に長いガイド孔87が形成されている。このガイド孔87は、ストッパ92の根元部分が配置される長孔である。このため、ストッパ92の根元部分は、ガイド孔87の範囲内で移動ができる。側面部84は、底部82の左右両側縁から立設された板状の部分であり、傾斜前面部83の傾斜にあわせて台形状をしている。背面部85は、底部82の後縁から立設された矩形板状の部分である。
遮蔽部86は、背面部85の開口縁から連続して底部82から離隔する方向に設けられた板状部分である。この遮蔽部86は、各バケット62の通過をフォトセンサ(図示せず)に検出させるためのものである。すなわち、バケット62の反転位置(右側案内部材65や左側案内部材66の位置)における遮蔽部86の通過経路にはフォトセンサが配置されている。そして、遮蔽部86がフォトセンサを通過することで、バケット62が反転したこと(薬剤が放出されたであろうこと)が電気的に検出される。
可動部材91は、薬剤が載置される部材であり、収納空間80に配置されている。そして、バケット62が第1状態にあるときには底部82側に位置し、第2状態にあるときには底部82から離隔する方向へ移動する。図6に示すように、可動部材91は、底部82の内表面及び傾斜前面部83の内表面に沿って屈曲された金属製の屈曲板片によって構成されている。本実施形態では、長方形状のSUS板をく字状に屈曲させることで作製されている。そして、可動部材91における底部82と接する部分の大きさは、底部82を一回り小さくした矩形状であり、バケット本体81と可動部材91の隙間に薬剤が入り込まないようになっている。
ストッパ92は、コ字状に屈曲させた金属片によって作製されており、可動部材91における傾斜前面部83に対応する部分にリベット止めされている。このため、傾斜前面部83に設けたガイド孔87にはリベット93が挿通され、このリベット93がストッパ92の根元部分を構成する。これにより、ストッパ92は、ガイド孔87を介してバケット62の外側に配置されている。なお、リベット止めに際し、ストッパ92は平面視でコ字状となる向きに固定されている。
本実施形態のストッパ92は、可動部材91と同様にSUS板によって作製されている。そして、リベット93は導電性を有する金属製のものを用いている。このため、可動部材91とストッパ92とがリベット93を介して導通された状態になっている。
以上のように構成されたバケット62では、開口が上向きの第1状態において、図7(a)に示すように可動部材91は自重で下側に移動する。これにより、底部82の内表面と傾斜前面部83の内表面に接した状態になる。一方、開口が下向きの第2状態において、図7(b)に示すように可動部材91は自重で下側に移動する。これにより、可動部材91は、ストッパ92がガイド孔87の端部に当接するまで移動し、底部82から離隔される。すなわち、バケット62が第1状態から第2状態へと変更されることで、可動部材91は底部82に近接した状態から底部82から離隔した状態に切り替わる。
これにより、第1状態で可動部材91に載置された薬剤TBは、第2状態において可動部材91の移動に伴って底面から離隔される。さらに、ストッパ92の根元(リベット93)がガイド孔87の端部に当接すると、その衝撃が可動部材91にも伝達され、薬剤TBを可動部材91から離すように作用する。これらにより、薬剤TBを確実に収納空間80の外部へと放出させることができる。
次に、移動規制部材63について説明する。図4(b)及び図6に示すように、移動規制部材63は、金属板(本実施形態ではSUS板)によって作製され、バケット62の前方であってバケット62と近接した位置に配置されている。そして、その上端部はバケット62側へ斜めに屈曲されており、第1状態のバケット62が有するストッパ92の上面との間に若干のクリアランスを空けて近接されている。また、この移動規制部材63は、アース線(不図示)を介して筐体6と電気的に接続されている。この筐体6は接地(FG)されているので、移動規制部材63もまた接地されている。
この移動規制部材63は、第1状態のバケット62が有する可動部材91の上側への移動を規制する。この移動規制部材63は、例えばバケット62に収納した薬剤を調剤担当者が取り出そうとする場合に有効に機能する。
すなわち、薬剤を取り出そうとする場合、調剤担当者は、指先をバケット62内に入れて底面から傾斜前面部83に向かって手前側に指先を動かし、薬剤を収納空間80から掻き出す。その際、指との摩擦によって可動部材91が上方へ移動しようとするが、ストッパ92が移動規制部材63に下側から当接するので、可動部材91の上方への移動が規制される。これにより、薬剤を円滑に収納空間80から掻き出すことができる。
また、移動規制部材63は、収納空間80に収納された薬剤を飛び出し難くする機能も有している。すなわち、バケット62の左右方向への移動時に生じる振動によって可動部材91が上側に移動しようとしても、ストッパ92が移動規制部材63に当接するので、過度な移動が制限される。これにより、収納された薬剤が弾むのを防止し、収納空間80から飛び出し難くすることができる。
さらに、本実施形態では、移動規制部材63が導電性の金属板(SUS板)によって構成され、かつ、移動規制部材63が接地されているので、可動部材91が静電気を帯びていても、バケット62の左右方向への移動に伴って静電気を除去できる。すなわち、バケット62の左右方向への移動に伴ってストッパ92が移動規制部材63に当接するが、その際に可動部材91の静電気は、リベット93、ストッパ92、移動規制部材63及び筐体6を通じてグランドに放出される。
このように、可動部材91等を通じて静電気を除去しているので、底部82が静電気を帯びていても、薬剤が可動部材91等に張り付き難くなる。その結果、薬剤を確実に収納空間80の外部へと放出させることができる。
以上説明した様に本実施形態では、底部82との対向面が開口され、内部が薬剤の収納空間80とされた箱状のバケット62と、バケット62を移動させることで、開口が上向きの第1状態から開口が下向きの第2状態へとバケット62の状態を変更するバケット移動機構64とを有する薬剤供給装置1において、バケット62の収納空間80には、第1状態では底部82側に位置するとともに薬剤が載置可能であり、第2状態では底部82から離隔する方向へ移動する可動部材91を設けているので、バケット62が第2状態に変更されると可動部材91が底部82から離隔する方向に移動し、可動部材91とともに薬剤も移動する。これにより、薬剤は静電気等の影響を受け難くなり、バケット62から確実に放出させることができる。
また、本実施形態の可動部材91は、樹脂よりも密度の大きい金属板片(SUS板)によって作製されているので、自重によって可動部材91を確実に移動させることができる。すなわち、第1状態では、可動部材91を底部82側へ確実に位置させることができ、第2状態では、可動部材91を底部82から確実に離隔させることができる。
また、本実施形態のバケット62は、可動部材91に連結され、ガイド孔87を介してバケット62の外側に配置されるストッパ92と、バケット62が第1状態にあるときにストッパ92に当接して、可動部材91の移動を規制する移動規制部材63とを有している。このため、調剤担当者による薬剤の取り出し時の作業性を向上させることができる。また、バケット62の移動時に薬剤が収納空間80の外部に飛び出してしまう不具合も防止できる。
また、本実施形態のバケット62では、底部82の前縁から延出されるとともにこの前縁から開口の前縁に向かうほど前方にせり出した傾斜前面部83を有している。そして、可動部材91は、底部82の内表面及び傾斜前面部83の内表面に沿ってく字状に屈曲された屈曲板片によって構成されている。さらに、ガイド孔87は、傾斜前面部83に設けられた長孔によって構成されている。この構成では、可動部材91と傾斜前面部83とが面で接しているので、第1状態から第2状態に切り替わった際に、可動部材91を円滑に移動させることができる。これにより、薬剤を確実に放出させることができる。
また、ガイド孔87が長孔によって構成されているので、エアーダスターやブロアー等の空気吹付け型清掃具によって収納空間80を清掃する際に、内部のゴミ(錠剤の削りかすや埃)が長孔を通じて外部に排出されやすい。このため、清掃時の作業効率を高めることもできる。
また、本実施形態の可動部材91及びストッパ92は、導電性を有するSUS板によって作製されている。そして、移動規制部材63は、導電性を有するSUS板によって作製されているとともに筐体6を介して接地されている。この構成では、バケット本体81の底部82に静電気がたまっていたとしても、可動部材91、ストッパ92、移動規制部材63、及び、筐体6を介して静電気をグランドへ放出させることができる。これにより、静電気に起因する薬剤の貼り付きを防止し、確実に放出させることができる。
ところで、前述の実施形態のバケット62では、く字状に屈曲させた可動部材91を傾斜前面部83に沿って移動させるものであったが、可動部材91はこの構成に限られない。以下、可動部材91を変更した変形例のバケット62について説明する。なお、各変形例において、バケット本体81は前述したものと同じ構成であるため、同一符号を付して説明は省略する。
図8に示す第1変形例のバケット62Aでは、可動部材91Aが、前端に軸受け部94を設けた板状部材によって構成されている。この可動部材91Aは、例えば、前端を筒状に曲げ加工された金属板によって作製される。そして、両側面部84の底部側前端に架設された回転軸95を中心に回転可能に構成されている。
開口が上向きの第1状態では、図8(a)に示すように、可動部材91Aの後端が底部82に当接した状態になっている。そして、薬剤TBは可動部材91Aの表面に載置される。そして、開口が下向きの第2状態では、図8(b)に示すように、後端が下向きとなるまで可動部材91Aが略90度回転される(すなわち前端を中心に後端側が底部82から離隔する方向へ回転される)。これにより、載置されていた薬剤TBが確実に放出される。
図9に示す第2変形例のバケット62Bでも可動部材91Bは、軸受け部94を有する板状部材によって構成されている。なお、第1変形例では前端に軸受け部94が設けられていたが、第2変形例では第1状態で左側となる側縁に軸受け部94が設けられている。このため、回転軸95は、傾斜前面部83と背面部85の間であって、第1状態において左下隅部となる位置に架設されている。
開口が上向きの第1状態では、図9(a)に示すように、可動部材91Bの自由端部(同図における右端部)が底部82に当接した状態になっている。そして、薬剤TBは可動部材91Bの表面に載置される。そして、開口が下向きの第2状態では、図9(b)に示すように、可動部材91Bの自由端部が底部82から離隔するように回転される(すなわち軸受け部94を中心に自由端部側が底部82から離隔する方向へ回転される)。この第2変形例でも、載置されていた薬剤TBが確実に放出される。
図10に示す第3変形例のバケット62Cでは、可動部材91Cが、前述の実施形態のようにく字状に屈曲されている。さらに薬剤TBの載置部分に対して複数のスリットが形成されており、フォーク状に形成されている。この第3変形例では、可動部材91における薬剤載置部分がフォーク状であるため、薬剤TBとの接触面積をスリットの分だけ少なくすることができる。これにより、薬剤TBの静電気による貼り付きを一層確実に防止できる。
以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれる。例えば、次のように構成してもよい。
可動部材91に関し、前述の実施形態ではSUS板を例示したが、SUS板に限定されない。他の種類の金属板であってもよい。また、樹脂板によって作製してもよい。そして、薬剤が載置される載置面に関し、粗面化したり、エンボス加工を施したり、粗面化用のシールを貼付したりして、薬剤との接触面積を低減してもよい。
バケット本体81に関し、前面部が前方に傾斜された側面視台形状の箱状部材を例示したが、この構成に限定されない。底部82との対向面が開口とされていれば、直方体状であってもよい。
底部82の静電気を除去するための構成に関し、前述の実施形態では、可動部材91及びストッパ92をSUS板で作製するとともに導電性を有するリベット93で固定し、かつ、移動規制部材63をSUS板で作製して筐体6を介して接地していたが、この構成に限定されるものではない。可動部材91、ストッパ92及び移動規制部材63に関し、他の種類の導電性金属で作製してもよい。また、金属に限らず導電性樹脂によって作製してもよい。また、移動規制部材63に関し、筐体6を介さずに直接接地させてもよい。
1…薬剤供給装置,2…薬剤供給部,3…薬剤搬送部,4…薬剤包装部,5…コントロールパネル,6…筐体,7…取出口,21…自動供給部,22…薬剤フィーダ,23…タブレットケース,24…タブレットケース収納部,25…ケース取付部,26…シュート,31…ベルトコンベア,32…傾斜板,33…ホッパー,41…ノズル,42…包装機,43…ロール保持部,44…プリンタ,45…熱シールヘッド,46…カッター,47…コンベア,48…搬送モータ,51…表示部,52…入力部,61…フレーム,62…バケット,62A…第1変形例のバケット,62B…第2変形例のバケット,62C…第3変形例のバケット,63…移動規制部材,64…バケット移動機構,65…右側案内部材,66…左側案内部材,71…無端ベルト,72…駆動プーリ,73…従動プーリ,74…駆動モータ,75…伝達ベルト,80…収納空間,81…バケット本体,82…底部,83…傾斜前面部,84…側面部,85…背面部,86…遮蔽部,87…ガイド孔,91…可動部材,91A…第1変形例の可動部材,91B…第2変形例の可動部材,91C…第3変形例の可動部材,92…ストッパ,93…リベット,94…軸受け部,95…回転軸,TB…薬剤

Claims (5)

  1. 底部との対向面が開口とされ、内部が薬剤の収納空間とされた箱状のバケットと、
    前記バケットを移動させることで、前記開口が上向きの第1状態から前記開口が下向きの第2状態へと前記バケットの状態を変更するバケット移動機構とを有する薬剤供給装置であって、
    前記バケットは、
    前記第1状態では前記底部側に位置するとともに前記薬剤が載置可能であり、前記第2状態では前記底部から離隔する方向へ移動する可動部材を、前記収納空間に有していることを特徴とする薬剤供給装置。
  2. 前記可動部材が金属板片によって作製されていることを特徴とする請求項1に記載の薬材供給装置。
  3. 前記バケットは、前記可動部材に連結され、ガイド孔を介して前記バケットの外側に配置されるストッパを有し、
    前記バケットが前記第1状態にあるときに前記ストッパに当接し、前記可動部材の移動を規制する移動規制部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬材供給装置。
  4. 前記バケットは、底部前縁から延出されるとともに前記底部前縁から開口前縁に向かうほど前方にせり出した傾斜前面部を有し、
    前記可動部材は、前記底部の内表面及び前記傾斜前面部の内表面に沿って屈曲された屈曲板片によって構成され、
    前記ガイド孔は、前記傾斜前面部に設けられた長孔であることを特徴とする請求項3に記載の薬材供給装置。
  5. 前記可動部材及び前記ストッパは、導電性を有する素材によって作製され、
    前記移動規制部材は、導電性を有する素材によって作製されているとともに接地されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の薬材供給装置。
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