JP2014028623A - 靴収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース内から靴を取り出さなくともシューズボックス内の棚上に一足の靴を並べて載置することが出来る靴収納ケースを提供する。
【解決手段】一足の靴を片足分ずつ分けて収納する互いに同一形状同一サイズの一対のケース単体1A,1Bから成り、各ケース単体は、長方形の底板部2と、この底板部の四辺から立ち上がる周側板部3とから形成された上側解放のものであって、前記周側板部3は、高さの低いケース前半部領域5と高さの高いケース後半部領域6から構成され、ケース後半部領域6は、上端側ほど左右横巾が狭まるように構成され、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部2間の周囲が各ケース単体の周側板部3によって囲まれるように上下逆向きに重ねたとき、各ケース単体のケース後半部領域6の上端部が相手側ケース単体のケース前半部領域5の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部2に当接する構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、一足の靴を片足分ずつ分けて収納する一対のケース単体から成る靴収納ケースに関するものである。
この種の靴収納ケースとしては、特許文献1に記載されるように、一足の靴を片足分ずつ分けて収納する一対のケース単体を、前後逆向きに並列させた状態で側辺どうしを蝶番で開閉自在に連結したものが知られている。
特開2005−29168号公報
上記特許文献1に記載のような靴収納ケースでは、靴を片足分ずつ収納した状態の一対のケース単体を互いに重ねるように閉じて保管や運搬に供することが出来るが、ケースを開いて各ケース単体内に片足分ずつ収納した一足の靴を視認出来る状態にしたとき、一足の靴が前後逆向きの状態で並列することになるだけでなく、ケース全体が構造上大型になるので、そのままの状態で家具としてのシューズボックスの棚上に載置する使用法には不適である。従って、シューズボックスの棚上に靴を並べて使用する場合には、靴収納ケースから靴を取り出すことになり、空になった靴収納ケースを別途保管しなければならない不便さがあった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる靴収納ケースを提案するものであって、第1発明(請求項1)に係る靴収納ケースは、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、一足の靴を片足分ずつ分けて収納する互いに同一形状同一サイズの一対のケース単体(1A,1B)から成り、各ケース単体(1A,1B)は、長方形の底板部(2)と、この底板部(2)の四辺から立ち上がる周側板部(3) とから形成された上側解放のものであって、前記周側板部(3)は、 高さの低いケース前半部領域(5)と高さの高いケース後半部領域(6)から構成され、当該周側板部(3)のケース後半部領域(6)は、上端側ほど左右横巾が狭まるように構成され、
一対のケース単体(1A,1B)を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体(1A,1B)の底板部(2)間の周囲が各ケース単体(1A,1B)の周側板部(3)によって囲まれるように上下逆向きに重ねたとき、各ケース単体(1A,1B)のケース後半部領域(6)の上端部が相手側ケース単体のケース前半部領域(5)の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部(2)に当接する構成になっている。
上記本発明を実施する場合、第2発明(請求項2)のように、各ケース単体(1A,1B)の周側板部の内、左右両側板部(3c,3d)は、 前後両側板部(3a,3b)の高さと等しい高さで底板部(2)と平行な前端側上側辺と後端側上側辺、及びこれら前後両上側辺をつなぐ斜辺を有するように構成し、一対のケース単体(1A,1B)を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体(1A,1B)の底板部(2)間の周囲が各ケース単体(1A,1B) の周側板部(3)によって囲まれるように上下逆向きに重ねて、各ケース単体(1A,1B)のケース後半部領域(6)の上端部を相手側ケース単体のケース前半部領域(5)の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部(2)に当接させたとき、両ケース単体(1A,1B) の前記左右両側板部の斜辺どうしが互いに隣接するように構成することが出来る。更に、第3発明(請求項3)のように、各ケース単体(1A,1B)の周側板部(3)における前後両側板部(3a,3b)の内、ケース後半部領域(6)を構成する後側板部(3b)には、相手側ケース単体におけるケース前半部領域(5) の内側に嵌合する上端部分より低い位置で開口窓(7)を設けることが出来る。
更に、第4発明のように、各ケース単体(1A,1B)の前後両側板部(3a,3b)の内の一方の上端に突出部(25)を設け、各ケース単体(1A,1B)の前後両側板部(3a,3b)の内の他方の下端に隣接する底板部(2)側には、一対のケース単体(1A,1B)を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体(1A,1B)の底板部(2)間の周囲が各ケース単体(1A,1B)の周側板部(3)によって囲まれるように上下逆向きに重ねたときに相手側のケース単体の前記突出部(25)が嵌合する被係合凹部(19)を設けることが出来る。
前記第1発明の構成によれば、一足の靴を片足分ずつ分けて収納する2つのケース単体は、蝶番によって互いに連結されるものではなく、横に並べたり上下に重ねたり出来る独立したものであるから、例えば季節的に使用頻度が高くなった靴を、普段の選択使用に便利なように、シューズボックス内の視認し易い領域の棚上に載置するときも、ケースに収納していない靴を一足分揃えてシューズボックス内の棚上に載置するときと同じように、一足の靴を片足分ずつ分けて収納した2つのケース単体を、その前後向きを同一にして横に並べて載置することにより、棚上に載置された靴の視認による選択や取出しを容易にすることが出来る。又、使用されていない靴は常にケース単体に収納した状態であるから、シューズボックス内が汚れる恐れもなくなる。更に、季節的に使用頻度が高くなった靴をケースから取り出してシューズボックス内の視認し易い領域の棚上に載置した場合のように、靴を取り出した後の空のケースの取り扱いに困るというようなことも無い。勿論、2つのケース単体は、蝶番で互いに連結する必要のないものであって、厚紙などで最小限のサイズの軽量なものに構成することが出来るものであるから、2つのケース単体を横に並べてシューズボックス内の棚上に載置しても、シューズボックス内の収納効率を実質的に低下させてしまう恐れも無い。
しかも、例えば季節的に使用頻度が低くなった靴を、シューズボックス内の上部領域や別の保管場所に保管するような場合には、ケースに収納していない一足の靴を、前後逆向きで靴上面どうしが互いに対面するように重ねるときと同じように、一足の靴を片足分ずつ分けて収納した2つのケース単体を、前後逆向きで収納された靴上面どうしが互いに対面するように重ね合わせ、各ケース単体のケース後半部領域の上端部を相手側ケース単体のケース前半部領域の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部に当接させることにより、前後逆向きで靴上面どうしが互いに対面するように重ね合わせた一足の靴を両ケース単体間で完全に包み込むようにして保護出来る。このとき、両ケース単体は、相対位置関係が不安定な状態で単に重なっているのではなく、前後両端部で互いに嵌合し合って完全な1つの収納ケースを形成しているので、この状態での靴収納ケースの持ち運びや積み重ねも容易に行える。
尚、前記第2発明の構成によるときは、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部間の周囲が各ケース単体の周側板部によって囲まれるように上下逆向きに重ねて、各ケース単体のケース後半部領域の上端部を相手側ケース単体のケース前半部領域の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部に当接させたとき、両ケース単体のケース後半部領域間に開口部が形成されることが無く、前後逆向きで靴上面どうしが互いに対面するように重ね合わせた一足の靴の全体を、一般的な深いケース本体と浅い蓋体との組み合わせから成る靴収納ケースを使用する場合と同様に、2つのケース単体で完全に包み込んで保護することが出来る。
又、前記第3発明によるときは、前後逆向きで靴上面どうしが互いに対面するように重ね合わせた一足の靴を2つのケース単体間に収納した状態においても、ケース単体の前後向きに関係なく、収納されている靴の踵部をケース外から開口窓を通して視認することが出来、収納されている靴の選択を容易に行うことが出来る。
尚、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部間の周囲が各ケース単体の周側板部によって囲まれるように上下逆向きに重ねて、両ケース単体間に形成される空間内に、前後逆向きで靴上面どうしが互いに対面するように重ね合わせた一足の靴を収納させたとき、上下に重なるケース単体がその長さ方向の一方に相対移動することは、両ケース単体の前後両側板部どうしの対接により阻止出来るが、逆方向の相対移動は、収納されている靴によって阻止されることになる。然るに第4発明の構成によれば、上記のように両ケース単体を互いに重ねたときに、一方のケース単体の前後両側板部の一方の上端に形成された突出部が、当該前後両側板部の一方の外側に隣接する他方のケース単体の前後両側板部の下端に隣接するように底板部側に設けられた被係合凹部に嵌合して、両ケース単体の互いに隣接する前後両側板部が互いに離れる方向に相対移動するのを阻止する。従って、上記のように両ケース単体を互いに重ねたとき、両ケース単体が長さ方向の前後何れ側にも相対移動することが出来ない状態、即ち、上下に重ねられた靴を収納出来る1つの深い箱本体の上端開口部を蓋で閉じる形式の一般的な靴収納ケースと同じ状態になり、靴収納状態のケースの取り扱いが容易に行える。
図1Aは、1つのケース単体を前端側から見た斜視図であり、図1Bは、同1つのケース単体を後端側から見た斜視図である。 2つのケース単体を前後同一向きで横に並べた状態の斜視図である。 図3Aは、2つのケース単体を前後及び上下逆向きで互いに重ね合わせた靴保管状態を示す斜視図であり、図3Bは、同靴保管状態を示す側面図である。 図4は、ケース本体を形成する厚紙素材の展開状態を示す平面図である。
本発明において使用される2つのケース単体、即ち、互いに同一形状同一サイズの2つのケース単体1A,1Bの1つを図1に基づいて説明する。ケース単体1A/1Bは、長方形の底板部2と、その上側周囲を取り囲むように底板部2の四辺から立ち上がる周側板部3から成る上側解放のものである。周側板部3は、前後両側板部3a,3bと左右両側板部3c,3dから成り、前側板部3aは、収納する靴のつま先部の高さより少し高く、後側板部3bは、収納する靴の踵側高さより少し高い。又、左右両側板部3c,3dは、互いに同一形状のものであって、前側板部3aと同一高さで当該前側板部3aから一定長さにわたって底板部2と平行に延びる低位上側辺4aと、後側板部3bと同一高さで当該後側板部3bから一定長さにわたって底板部2と平行に延びる高位上側辺4bと、低位上側辺4aの内端と高位上側辺4bの内端とをつなぐ斜辺4cを備えたものである。
上記構成により、ケース単体1A/1Bの周側板部3は、前側板部3aと左右両側板部3c,3dの低位上側辺4a、及び斜辺4cの低位上側辺4a側の領域から形成される、高さの低いケース前半部領域5と、後側板部3bと左右両側板部3c,3dの高位上側辺4b、及び斜辺4cの高位上側辺4b側の領域から形成される、高さの高いケース後半部領域6を備える構造になっている。そして、前記周側板部3の前側板部3aは、その高さ全域にわたって左右横巾w1が底板部2の左右横巾と同一の横長長方形に形成されているが、前記周側板部3の後側板部3bは、その下端の左右横巾w1(底板部2の左右横巾)よりも上端の左右横巾w2が若干狭くなった、左右対称の台形状に形成されている。従って、周側板部3の左右両側板部3c,3dは、後側板部3b側ほど上窄まりに傾斜し、ケース後半部領域6は、上端側ほど左右横巾が狭まるように構成されていることになる。又、前後両側板部3a,3bの内、高さの高い方の後側板部3bには、その上端から高さの低い方の前側板部3aの高さ分だけ下がった位置から下端までの領域内に、縦長長円形の開口窓7が設けられている。
上記構成の互いに同一形状同一サイズの2つのケース単体1A/1Bの使用方法について説明すると、図2に示すように、一足の靴の右側靴単体SRと左側靴単体SLを各ケース単体1A,1Bに分けて収納することになるが、この場合、各靴単体SR,SLのつま先側が高さの低いケース前半部領域5に収まり、各靴単体SR,SLの踵側が高さの高いケース後半部領域6に収まるように靴の向きを定める。勿論、側面視において各靴単体SR,SLは、ケース単体1A/1B内から(左右両側板部3c,3dの上側辺から)上方には突出していない。このように一足の靴を分けて収納した2つのケース単体1A/1Bを、両靴単体SR,SLの前後向きが揃う状態で横に並べてシューズボックス内の棚上などに載置することが出来る。この状態では、ケースに収納していない状態の一足の靴を左右に並べて載置したときと殆ど変りなく、そのデザインや色彩を視認して、使用する靴の選択などが容易に行える。
季節外れで使用頻度が低くなった靴は、その靴単体SR,SLを収納している2つのケース単体1A,1Bごと取り出し、当該ケース単体1A,1Bを互いに前後逆向きとなるように向きを変えて底板部2側で支持し、両ケース単体1A,1Bを内側に傾倒させて靴単体SR,SLの上面側が互いに対面する向きにしながら、両ケース単体1A,1Bを互いに重ね合わせる。このとき、ケース後半部領域6は上端側ほど左右横巾が狭くなっているので、図3に示すように、両ケース単体1A,1Bのケース後半部領域6の上端部を相手側のケース単体1B,1Aのケース前半部領域5内に嵌合させることが出来る。
上記操作により、両ケース単体1A,1Bのケース後半部領域6の上端部、即ち、左右両側板部3c,3dの高位上側辺4bが、相手側のケース単体1B,1Aに収納されている靴単体SR,SLのつま先側の外側でケース前半部領域5内に入り込んで、当該相手側のケース単体1B,1Aの底板部2に当接することになる。この結果、両ケース単体1A,1Bを上下に重なる向きにしたとき、上側のケース単体1A/1Bは、下向きになっているケース後半部領域6の上端部(左右両側板部3c,3dの高位上側辺4b)が下側のケース単体1B/1Aの底板部2の前端側で支持されると共に、下向きになっている底板部2の前端側が下側のケース単体1B/1Aのケース後半部領域6の上端部(左右両側板部3c,3dの高位上側辺4b)によって支持され、更に両ケース単体1A,1Bの左右両側板部3c,3dの斜辺4cどうしが互いに隣接し、両ケース単体1A,1Bの外側になる底板部2が互いに平行になる状態で、1つの靴収納ケース8を構成することになる。そしてこの靴収納ケース8内に収納されている靴単体SR,SLは、その上面側どうしが互いに対接する状態で、当該靴収納ケース8内の閉じられた空間内で保護される状態になる。
以上のように操作して、一足の靴をまとめて収納する状態となった靴収納ケース8は、保管場所の棚板上などに、その棚板上の奥行き方向と両ケース単体1A,1Bの前後方向とが一致する向きで載置することが出来るが、両ケース単体1A,1Bの耐荷重強度の範囲内であれば、上記のようにして構成された靴収納ケース8を上下複数段に積み重ねることも可能である。何れにしても棚の正面側には、上下何れかのケース単体1A/1Bの後側板部3bに設けられた開口窓7が位置することになるので、当該開口窓7を通じて内部に収納の靴の色彩などを視認し、この結果に基づいて特定の靴が収納されている靴収納ケース8を取り出すことが出来る。
各ケース単体1A/1Bの製造方法は特に限定されるものではないが、一例を図4に基づいて説明すると、適当な強度を持つ厚板を裁断して図4に示す形状の1枚の展開厚板素材9を製造する。この展開厚板素材9は、底板部2の四辺に前後両側板部3a,3bと左右両側板部3c,3dが谷折り線10a〜10dを介して一体に連設されると共に、左右両側板部3c,3dの前端側には、前側板部3aの内側に重ねる舌片部11a,11bが谷折り線12a,12bを介して連設されている。又、左右両側板部3c,3dの後端側には、後側板部3bの内側に重ねるための、後側板部3bと同一形状の重ね用後側板部13a,13bが谷折り線14a,14bを介して連設されている。
前側板部3aには、当該前側板部3aとの間で左右両舌片部11a,11bを挟み込む内側折り返し板部15が谷折り線16を介して連設されると共に、この内側折り返し板部15には、更に底板部2上に重ねる舌片部17が山折り線18を介して連設されている。この舌片部17には、山折り線18に隣接して左右巾方向に長い長孔から成る被係合凹部19が形成されている。又、後側板部3bには、当該後側板部3bとの間で左右両重ね用後側板部13a,13bを挟み込む内側折り返し板部20が谷折り線21を介して連設され、当該内側折り返し板部20の左右両側辺の先端部には、固定用突出片22a,22bが突設されている。更に、重ね用後側板部13a,13bの上側辺中央部には突出部23a,23bが突設され、後側板部3bと内側折り返し板部20との間の谷折り線21には、前記突出部23a,23bを入り込ませるためのスリット24が設けられている。
上記構成の展開厚板素材9の組立て手順を説明すると、左右両側板部3c,3dに対して舌片部11a,11bを谷折り線12a,12bにおいて内側に折曲すると共に、左右両側板部3c,3dに対して重ね用後側板部13a,13bを谷折り線14a,14bにおいて内側に折曲する。次に、底板部2に対して前後両側板部3a,3bと左右両側板部3c,3dを谷折り線10a〜10dにおいて内側に折曲して起立させ、舌片部11a,11bを前側板部3aの内側に重ねると共に、重ね用後側板部13a,13bを後側板部3bの内側に重ねる。この後、前側板部3aに対して内側折り返し板部15を谷折り線16において内側に折曲して、前側板部3aと内側折り返し板部15との間で左右両舌片部11a,11bを挟み込み、同時に舌片部17を山折り線18において外側へ折曲して底板部2上に重ねる。この舌片部17は底板部2上に接着又はホッチキス針などにより固定しても良い。
そして後側板部3bに対して内側折り返し板部20を谷折り線21において内側に折曲し、後側板部3bとの間で二枚重ねの重ね用後側板部13a,13bを挟み込むのであるが、このとき、二枚重ねの重ね用後側板部13a,13bの上側辺から突出している二枚重ねの突出部23a,23bを、後側板部3bと内側折り返し板部20との境界部に形成されるスリット24内に嵌合させる。内側折り返し板部20は、その両側辺下端の固定用突出片22a,22bを折曲させながら左右両側板部3c,3dの内側面に圧接させる。この結果、後側板部3bと内側折り返し板部20との間で二枚重ねの重ね用後側板部13a,13bを挟み込んだ状態が保持されるが、当該固定用突出片22a,22bを左右両側板部3c,3dの内側面に接着又はホッチキス針などにより固定しても良い。
尚、図示するように、後側板部3bと重ね用後側板部13a,13bは、上端側ほど横巾が狭くなる左右対称の台形状に形成されている。又、スリット24は、その長さ方向の両端に連設されたT字状の切込みを備えており、二枚重ねの重ね用後側板部13a,13bの上側辺から突出している二枚重ねの突出部23a,23bを当該スリット24内に嵌合させたとき、当該スリット24の両側辺の板部が後側板部3bと内側折り返し板部20の延長姿勢を保持して、当該スリット24に嵌合した二枚重ねの突出部23a,23bと共に合計四枚重ねの突出部25が形成される。
図4に示す展開厚板素材9の折り曲げによって組み立てられたケース単体は、先に説明したケース単体1A/1Bの構造を全て備えると共に、この2つのケース単体を図3に示すように重ね合わせたとき、一方のケース単体1A/1Bが備える三枚重ねの後側板部3b,13a,13b(内側折り返し板部20を含めるならば四枚重ねとなる)の上端から突出する突出部25が、他方のケース単体1B/1Aが備える前側板部3aの下端内側の被係合凹部19に嵌合することになる。従って、図3に示すように重ね合わせられた2つのケース単体1A,1Bが、互いに隣接する前後両側板部3a,3bが離れる方向に相対移動することは、前記突出部25と被係合凹部19との嵌合により阻止される。
尚、被係合凹部19は、1枚の舌片部17に設けられた長孔によって形成されているので、突出部25の突出量も、展開厚板素材9の板厚分とほぼ等しくなるように構成されている。勿論、ケース単体1a,1Bの構造によっては、底板部2の前側板部3aに隣接する端部に左右横巾方向の長孔を直接設けて被係合凹部19とすることも出来る。更に、後側板部3bの上端から突出する突出部25も、上記構造に限定されない。
本発明の靴収納ケースは、靴底を外側にして上下に重ねた状態の一足分の靴を収納することが出来る保管に好適なケースでありながら、シューズボックス内の棚上に一足の靴を左右に並べて載置する場合にも、ケース内から靴を取り出さないでケースごと棚上に並べることが出来る靴収納ケースとして活用出来る。
1A,1B ケース単体
2 底板部
3 周側板部
3a 前側板部
3b 後側板部
3c,3d 左右両側板部
4a 低位上側辺
4b 高位上側辺
4c 斜辺
5 ケース前半部領域
6 ケース後半部領域
7 開口窓
8 靴収納ケース
9 展開厚板素材
10a〜10d,12a,12b,14a,14b,16,21 谷折り線
11a,11b,17 舌片部
13a,13b 重ね用後側板部
15 内側折り返し板部
18 山折り線
19 被係合凹部
20 内側折り返し板部
22a,22b 固定用突出片
23a,23b,25 突出部
24 スリット

Claims (4)

  1. 一足の靴を片足分ずつ分けて収納する互いに同一形状同一サイズの一対のケース単体から成り、各ケース単体は、長方形の底板部と、この底板部の四辺から立ち上がる周側板部とから形成された上側解放のものであって、前記周側板部は、高さの低いケース前半部領域と高さの高いケース後半部領域から構成され、当該周側板部のケース後半部領域は、上端側ほど左右横巾が狭まるように構成され、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部間の周囲が各ケース単体の周側板部によって囲まれるように上下逆向きに重ねたとき、各ケース単体のケース後半部領域の上端部が相手側ケース単体のケース前半部領域の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部に当接するように構成された、靴収納ケース。
  2. 各ケース単体の周側板部の内、左右両側板部は、前後両側板部の高さと等しい高さで底板部と平行な前端側上側辺と後端側上側辺、及びこれら前後両上側辺をつなぐ斜辺を有するように構成され、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部間の周囲が各ケース単体の周側板部によって囲まれるように上下逆向きに重ねて、各ケース単体のケース後半部領域の上端部を相手側ケース単体のケース前半部領域の内側に嵌合して相手側ケース単体の底板部に当接させたとき、両ケース単体の前記左右両側板部の斜辺どうしが互いに隣接するように構成された、請求項1に記載の靴収納ケース。
  3. 各ケース単体の周側板部における前後両側板部の内、ケース後半部領域を構成する後側板部には、相手側ケース単体におけるケース前半部領域の内側に嵌合する上端部分より低い位置で開口窓が設けられている、請求項1又は2に記載の靴収納ケース。
  4. 各ケース単体の前後両側板部の内の一方の上端に突出部が設けられ、各ケース単体の前後両側板部の内の他方の下端に隣接する底板部側には、一対のケース単体を互いに前後逆向きで且つ両ケース単体の底板部間の周囲が各ケース単体の周側板部によって囲まれるように上下逆向きに重ねたときに相手側のケース単体の前記突出部が嵌合する被係合凹部が設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載の靴収納ケース。
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