JP2014027027A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及び、ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な電流利得を備えるヘテロ接合バイポーラトランジスタと、その製造方法を提供する。
【解決手段】ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、基板201と、p型バッファ層203と、サブコレクタ層207と、コレクタ層209と、ベース層211と、エミッタ層213とを備える。ベース電極コンタクト領域内のエミツタ層213をエッチングし、ベース層でエッチングを止めるのには、複数のエッチング処理が用いられる。コレクタ電極コンタクト領域内のベース層211とコレクタ層209はサブコレクタ層で停止するエッチング処理によって、除去され、コレクタ電極は、コレクタ電極コンタクト領域内のサブコレクタ層の上に設けられる。エミッタ電極はエミッタ層の上に設けられる。
【選択図】図4
【解決手段】ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、基板201と、p型バッファ層203と、サブコレクタ層207と、コレクタ層209と、ベース層211と、エミッタ層213とを備える。ベース電極コンタクト領域内のエミツタ層213をエッチングし、ベース層でエッチングを止めるのには、複数のエッチング処理が用いられる。コレクタ電極コンタクト領域内のベース層211とコレクタ層209はサブコレクタ層で停止するエッチング処理によって、除去され、コレクタ電極は、コレクタ電極コンタクト領域内のサブコレクタ層の上に設けられる。エミッタ電極はエミッタ層の上に設けられる。
【選択図】図4
Description
本発明は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(以下、HBT)及びヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法に関する。特に、本発明は、コレクタ層と基板との間にp型バッファ層を挿入することによって良好な電流利得を備えるHBT構造に関する。
良好な電流利得を備えるHBTは、高効率、高直線性、高電流密度、装置の小型化という点において、利点を有する。HBTは、ワイヤレス接続におけるマイクロ波電力増幅器として一般に用いられる重要な装置である。
図1は従来のHBTのエピタキシャル層構造を模式的に示す断面図である。エピタキシャル層構造は、基板101上に形成されており、サブコレクタ層107と、コレクタ層109と、ベース層111と、エミッタ層113とエミッタキャップ層115と、エミッタコンタクト層117と、をこの順に備える。
デバイスの層構造をエピタキシャル成長させた後、ベース電極121と、コレクタ電極119と、エミッタ電極123とが形成される。第一にベースコンタクト領域及びコレクタコンタクト領域は、従来のフォトリソグラフィと、それに続くエッチング処理によって規定される。コレクタコンタクト領域のためのエッチング処理はサブコレクタ層107で終了するのに対して、ベースコンタクト領域のためのエッチング処理は、ベース層111で終了する。ベース電極121は、ベースコンタクト領域に設けられ、ベース層111とオーミックコンタクトを形成する。コレクタ電極コンタクト領域では、コレクタ電極119が設けられ、サブコレクタ層107との間でオーミックコンタクトが形成される。エミッタ電極123は、直接エミッタコンタクト層117の上に形成され、同様にエミッタコンタクト層117との間でオーミックコンタクトが形成される。
従来のHBTでは、高い電流利得性能を得ることは容易ではない。装置の電流利得性能は、コレクタもしくはサブコレクタ層の結晶品質に敏感であると一般的に考えられてきた。ここで、サブコレクタ層の結晶品質を低下させる要因は主に2つある。第一は、エピタキシャル成長中にサブコレクタ層中に伝搬し、HBT装置の電流利得の低下をもたらす基板101における高転移密度である。第2には、サブコレクタ層の高いドーピングレベルである。コレクタ電極119の抵抗損失を低くするためには、一般的にサブコレクタ層107を、高濃度にドープさせる(好ましくはSiを用いる)。しかしながら、ドープ量が増加すると、サブコレクタ層107の欠陥密度も同様に増加するため、電流利得の低下につながる。
基板からサブコレクタ層に伝搬する転位密度を減少させる方法は、先行技術で開示されている。図2は、別の先行技術における電流利得が改善されたHBTのエピタキシャル層構造を模式的に示す図である。バッファ層103が基板101とサブコレクタ層107との間に挿入されていることを除いて、基本的に主な構造は図1に示す例と同じである。バッファ層103は、酸素ドープAlGaAsから形成される。バッファ層103によって、基板101からHBTのサブコレクタ層へ転移が伝搬することを抑制することができ、装置の電流利得を向上させることができる。
サブコレクタ層107の高濃度ドーピングによる電流利得の低下を避ける方法は、別の先行技術に開示されている。図3は、別の先行技術における高い電流利得を有するHBTを模式的に示す断面図である。δドープ層105が基板101とサブコレクタ層107との間に挿入されている点を除いて、主な構造は図1に示す構造と類似である。δドープ層105は、一原子の層(プレーナドーピング層とも呼ばれる)というごく僅かな厚みのドーピング層である。δドープ層105のドーパントとしては、一般にSiが用いられる。高いドーピングレベルから生ずるサブコレクタ層107の欠陥密度は、δドープ層を用いることで抑制することができる。従って、装置の電流利得を改善することが可能となる。
装置の電流利得を低下させてしまうと考えられる上述した2つの要素のいずれをも解決するため、本発明は、基板101からサブコレクタ層への転移の伝搬を抑制するだけでなく、高いドーピングレベルによって生ずるサブコレクタ層107の欠陥密度をも抑制することが可能な、改善されたHBT構造と、その製造方法を提供する。これにより、低いコレクタ抵抗と、電流利得の改善されたHBT装置と、長期間における信頼性を得ることができる。
本発明は、p型バッファ層がHBT構造の基板とサブコレクタ層との間に挿入された改善されたHBT構造と、その製造方法を提供することを主な目的とする。p型バッファ層は、Si不純物を高濃度にドープした際にサブコレクタ層のエピタキシャル成長中に生じる欠陥、恐らくはGaの空孔、を吸収することができる。p型バッファ層は、基板から上方への転位の伝搬を抑制することもできる。p型バッファ層として適切な材料とドーパントとを選択すること、ドーピングレベルを最適化することにより、求められる装置性能を有する改善されたHBTを得ることができる。HBTのオン状態の抵抗を低くすることができ、電力増幅効率を高めることができ、電流利得を改善することができる。
上述した目的を達成するため、本発明の第一の観点に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタは、
基板と、p型バッファ層と、サブコレクタ層と、コレクタ層と、ベース層と、エミッタ層とを、下から上に向かってこの順に備え、
ベース層の一つの端には、ベース電極が設けられ、サブコレクタ層の一端には、コレクタ電極が設けられ、エミッタ層の上にはエミッタ電極が設けられる、ことを特徴とする。
基板と、p型バッファ層と、サブコレクタ層と、コレクタ層と、ベース層と、エミッタ層とを、下から上に向かってこの順に備え、
ベース層の一つの端には、ベース電極が設けられ、サブコレクタ層の一端には、コレクタ電極が設けられ、エミッタ層の上にはエミッタ電極が設けられる、ことを特徴とする。
上述した目的を達成するため、本発明の第二の観点に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法は、
基板上に、p型バッファ層と、サブコレクタ層と、コレクタ層と、ベース層と、エミッタ層とを、この順に形成する工程と、
フォトリソグラフィによって、ベース電極コンタクト領域を規定する工程と、
ベース電極コンタクト領域をエッチングにより形成し、エッチングプロセスを制御することにより、ベース層でエッチングを終了させる工程と、
フォトリソグラフィによって、ベース電極コンタクト領域において、コレクタ電極コンタクト領域を規定する工程と、
コレクタ電極コンタクト領域をエッチングにより形成し、エッチングプロセスを制御することにより、コレクタ層でエッチングを終了させる工程と、
ベース層の上のベース電極コンタクト領域にベース電極を設け、ベース層とオーミックコンタクトさせる工程と、
コレクタ電極をサブコレクタ層上のコレクタ電極コンタクト領域に設け、サブコレクタ層とオーミックコンタクトさせる工程と、
エミッタ電極を直接エミッタ層の上に設け、エミッタ層とオーミックコンタクトさせる工程と、を備えることを特徴とする。
基板上に、p型バッファ層と、サブコレクタ層と、コレクタ層と、ベース層と、エミッタ層とを、この順に形成する工程と、
フォトリソグラフィによって、ベース電極コンタクト領域を規定する工程と、
ベース電極コンタクト領域をエッチングにより形成し、エッチングプロセスを制御することにより、ベース層でエッチングを終了させる工程と、
フォトリソグラフィによって、ベース電極コンタクト領域において、コレクタ電極コンタクト領域を規定する工程と、
コレクタ電極コンタクト領域をエッチングにより形成し、エッチングプロセスを制御することにより、コレクタ層でエッチングを終了させる工程と、
ベース層の上のベース電極コンタクト領域にベース電極を設け、ベース層とオーミックコンタクトさせる工程と、
コレクタ電極をサブコレクタ層上のコレクタ電極コンタクト領域に設け、サブコレクタ層とオーミックコンタクトさせる工程と、
エミッタ電極を直接エミッタ層の上に設け、エミッタ層とオーミックコンタクトさせる工程と、を備えることを特徴とする。
エミッタ層とエミッタ電極との間にエミッタキャップ層を更に備え、エミッタ電極とエミッタキャップ層との間でオーミックコンタクトさせてもよい。更には、エミッタコンタクト層を、エミッタ層とエミッタ電極との間に設け、エミッタコンタクト層とエミッタ電極との間でオーミックコンタクトを形成してもよい。エミッタキャップ層をエミッタ層とエミッタコンタクト層との間に更に備えてもよい。
p型バッファ層の半導体材料は、GaAs、AlGaAs、InGaP、InAlP、InGaAsP、及びAlGaInPからなる群から選択される。p型バッファ層のドーパントとしては、C、Zn、Mg、Be、S、Te、及びこれらの物質の組合せ、からなる群から選択される。p型バッファ層の厚さは、好ましくは10Å〜10000Åである。
本発明の特徴と効果の理解のため、いくつかの好ましい実施形態を図を用いて説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)のエピタキシャル層構造を模式的に示す図である。この構造では、基板201と、p型バッファ層203と、サブコレクタ層207と、コレクタ層209と、ベース層211と、エミッタ層213と、コレクタ電極219と、ベース電極221と、エミッタ電極223と、がこの順に形成される。
本実施形態の構造では、基板201は、好ましくは半絶縁体のGaAs基板である。p型バッファ層203は、基板201に、エピタキシャル成長法、分子線エピタキシー法(MBE)、有機金属化学気相成長法(MOCVD)等によって形成される。
p型バッファ層としては、好ましくはGaAs、AlGaAs、InGaP、InAlP、InGaAsP及びAlGaInPからなる群から選択された物質を用いる。p型バッファ層のドーパントは、好ましくはC、Zn、Mg、Be、S、Te及びこれらの物質の組合せからなる群から選択される。p型バッファ層の厚みは、好ましくは10Åから10000Åの間である。p型バッファ層203の形成後、サブコレクタ層207をその上に形成する。
サブコレクタ層207は、通常、Siを高濃度にドープさせたn型GaAsの層である。
コレクタ層209は、サブコレクタ層207の上に形成される。コレクタ層209は、通常Siをドープさせたn型GaASの層である。
ベース層211は、コレクタ層209の上に形成される。ベース層211は、通常p型ドープGaAsの層であり、好ましくは炭素、もしくは他のp型のドーパントが添加されている。
エピタキシャル層構造は、最後はエミッタ層213をベース層211に成長させて完成する。エミッタ層213は、好ましくはSiをドープさせたn型のInGaPから形成される。
図8は、本実施形態のエピタキシャル層構造を備えるHBTの製造方法を示すフローチャートである。
ステップAに示すように、デバイスの層構造は、第一にエピタキシャル成長法を用いて形成される。
次に、ステップB〜Fに示すように、ベース電極と、コレクタ電極と、エミッタ電極とをそれぞれ設ける。ベース電極コンタクト領域が、第一に従来のフォトリソグラフィによって規定される。ベース電極コンタクト領域内のエミッタ層213は、ドライエッチング又はウエットエッチングによって除去される。
エッチング工程は、ドライエッチングの場合はエッチング時間を調節することによりベース層211で終了する。又は、エミッタとベース層との物質間で選択的にエッチングが可能な適切なエッチング液を用いることによってなされてもよい。
ベース電極コンタクト領域を形成した後、コレクタ電極コンタクト領域を、ベース電極コンタクト領域内にフォトリソグラフィによって、規定する。コレクタ電極コンタクト領域内のベース層211とコレクタ層209は、エッチングによって除去される。エッチングは、エッチング処理を調節することにより、サブコレクタ層207で停止される。ベース電極コンタクト領域において、ベース電極221がベース層211上に設けられ、オーミックコンタクトを形成する。
コレクタ電極219は、コレクタ電極コンタクト領域内に設けられ、サブコレクタ層207との間でオーミックコンタクトを形成する。
最後に、エミッタ電極223がエミッタ層213の上に形成され、オーミックコンタクトを直接形成する。
図5は別の実施形態の装置の層構造を模式的に示す図である。エミッタキャップ層215がエミッタ層213とエミッタ電極223との間に挿入されている点を除いて、基本的な構造は図4に示す実施形態と同じである。
エミッタキャップ層215は、好ましくはSiがドープされたn型のGaAsから形成される。エミッタキャップ層215としては、n型のAlGaAs層を用いてもよく、GaAsとAlGaAs層とを組み合わせて形成されたn型のマルチレイヤを用いてもよい。
エミッタキャップ層215を設けることにより、ベース電極コンタクト領域を形成するため(図8に示すステップB)の追加的なエッチングプロセスが必要となる。ベース電極コンタクト領域内のエミッタキャップ層215は、最初にエッチングされる必要があり、続いてエミッタ層213のためのエッチング処理を行う。加えて、エミッタ電極223はエミッタキャップ層215の上に直接設けられ、オーミックコンタクトを形成する。
図6は、本発明の別の実施形態に係る装置の層構造を模式的に示す図である。エミッタコンタクト層217がエミッタ層213とエミッタ電極223との間に挿入されていることを除いて、基本的な主な構造は図4に示す実施形態と同じである。
エミッタコンタクト層217は、好ましくはn型のInGaAs層であり、好ましいドーパントは、Te、Siもしくはこれらに類似する物質である。
ベース電極コンタクト領域を形成する間(図8に示すステップB)、エミッタ層213をエッチングする処理の前に、エミッタコンタクト層217のための追加的なエッチング処理が必要である。この構造では、エミッタ電極223がエミッタコンタクト層217との間でオーミックコンタクトを形成する。
図7は、本発明の別の実施形態の装置の層構造を模式的に示す図である。エミッタキャップ層215が、エミッタ層213とエミッタコンタクト層217との間に挿入されている点を除き、基本的な主な構造は図6に示す実施形態と同じである。
エミッタキャップ層215は、好ましくはSiがドープされたn型のGaAsから形成される。 エミッタキャップ層215は、n型のAlGaAs層であってもよく、GaAsとAlGaAs層とを組み合わせたn型のマルチレイヤであってもよい。
エミッタコンタクト層217とエミッタ層213とのエッチング処理の間に、ベース電極コンタクト領域を形成するため、エミッタキャップ層215のエッチング処理を追加する必要がある。
このように、本発明はp型バッファ層を形成することでHBTの電流利得を改善することができる。装置のオン状態抵抗を著しく低下させることができ、一方で電流利得と電力増幅効率とを際だって高めることができる。また、本発明は、装置の信頼性が改善されたHBTの製造方法を提供することができる。
本発明の好ましい実施形態は、上述の図面を用いた説明に限られない。本発明の主旨を逸脱しない範囲において、当業者によれば、多くの同等の変化、変更が可能であり、このような変更、修正は、請求項に記載された発明の範囲に取り込まれているものとする。
101、201・・・基板
103・・・バッファ層
105・・・δドープ層
107、207・・・サブコレクタ層
109、209・・・コレクタ層
111、211・・・ベース層
113、213・・・エミッタ層
115、215・・・エミッタキャップ層
117、217・・・エミッタコンタクト層
119、219・・・コレクタ電極
121、221・・・ベース電極
123、223・・・エミッタ電極
203・・・p型バッファ層
103・・・バッファ層
105・・・δドープ層
107、207・・・サブコレクタ層
109、209・・・コレクタ層
111、211・・・ベース層
113、213・・・エミッタ層
115、215・・・エミッタキャップ層
117、217・・・エミッタコンタクト層
119、219・・・コレクタ電極
121、221・・・ベース電極
123、223・・・エミッタ電極
203・・・p型バッファ層
Claims (16)
- 基板と、
前記基板の上に形成されたp型バッファ層と、
前記p型バッファ層の上に形成されたサブコレクタ層と、
前記サブコレクタ層の上に形成されたコレクタ層と、
前記コレクタ層の上に形成されたベース層と、
前記ベース層の上に形成されたエミッタ層と、
前記サブコレクタ層の一端に設けられたコレクタ電極と、
前記ベース層の一端に設けられたベース電極と、
前記エミッタ層上に設けられたエミッタ電極と、
を備えることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。 - 前記p型バッファ層は、GaAs、AlGaAs、InGaP、InAlP、InGaAsP及びAlGaInPからなる群から選択された物質から形成されることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 前記p型バッファ層のドーパントは、C、Zn、Mg、Be、S、Te及びこれらの物質の組み合わせからなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 前記p型バッファ層の厚みは、10Å〜10000Åであることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 前記エミッタ層と前記エミッタ電極との間に、エミッタキャップ層が更に備えることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 前記エミッタキャップ層と前記エミッタ電極との間に、エミッタコンタクト層が更に備えることを特徴とする請求項5に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 前記エミッタ層と前記エミッタ電極との間に、エミッタコンタクト層を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
- 基板上に、p型バッファ層と、サブコレクタ層と、コレクタ層と、ベース層と、エミッタ層とを、この順に形成する工程と、
フォトリソグラフィ法によって、ベース電極コンタクト領域を規定する工程と、
前記ベース電極コンタクト領域の中のエミッタ層をエッチングし、前記ベース層にてエッチングを終了させる工程と、
フォトリソグラフィ法により、前記ベース電極コンタクト領域に、コレクタ電極コンタクト領域を規定する工程と、
前記コレクタ電極コンタクト領域中の前記ベース層をエッチングし、前記サブコレクタ層でエッチングを終了させる工程と、
前記コレクタ電極コンタクト領域中の前記サブコレクタ層の上にコレクタ電極を設け、前記サブコレクタ層とオーミックコンタクトを形成する工程と、
前記ベース電極コンタクト領域中の前記ベース層の上にベース電極を設け、前記ベース層との間でオーミックコンタクトを形成する工程と、
前記エミッタ層の一端にエミッタ電極を設ける工程と、
を備えることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。 - 前記p型バッファ層は、GaAs、AlGaAs、InGaP、InAlP、InGaAsP及びAlGaInPからなる群から選択された物質から形成されることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記p型バッファ層のドーパントは、C、Zn、Mg、Be、S、Te及びこれらの物質の組み合わせからなる群から選択されることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記p型バッファ層の厚みは、10Å〜10000Åであることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記エミッタ電極は、前記エミッタ層とオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記エミッタ層と前記エミッタ電極との間に、エミッタキャップ層を更に備えることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記エミッタ電極は、前記エミッタキャップ層とオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項13に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記エミッタキャップ層と前記エミッタ電極との間に、更にエミッタコンタクト層が形成され、前記エミッタ電極は前記エミッタコンタクト層とオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項13に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
- 前記エミッタ層と前記エミッタ電極との間に、エミッタコンタクト層を更に備え、前記エミッタ電極は前記エミッタコンタクト層とオーミックコンタクトを形成することを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
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JP2005159112A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
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