JP2014025296A - 側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側溝ブロック50の歩行者側の側壁52の外側上部の取付凹部10と、取付凹部10にフェンス支柱Fを固定し取り付ける取付具20と、取付具20を取付凹部10に螺着するボルト30と、を備え、取付凹部10は中央内側の支持壁と支持壁の両側からそれぞれ斜め外側に向け延出する固定壁とを備え、支持壁の上部は外側に向けて開口し、固定壁の上部はそれぞれ天部を備え、固定壁にはそれぞれボルト孔が形成され、取付具20は平面視で略逆W字状で係止孔26を備え、円柱状のフェンス支柱Fを取付凹部10内で取付具20を介してボルト30で固定し取り付けることを特徴とする側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造100。
【選択図】図7
Description
小径部27、27の径は、ボルト30、30の軸径より幅広に形成されているので遊びがあり、また小径部27、27は外側に向け傾斜して形成されている。
支持壁11の上部に形成される天部15を金槌等の工具を用いて破砕し、図7に示すように天部15を除去する。天部15の外周には、複数の凹陥部16、16、16が形成されているので、天部15を容易に破砕し綺麗に除去することができる。このように支持壁11の上部に天部15を形成し、施工の際に破砕し除去する構成としたのは、施工現場の状況によってフェンス支柱Fを取り付ける間隔が広い場合も狭い場合もあり、取り付ける間隔が広くすべての取付凹部10にフェンス支柱Fを取り付ける必要がない場合、フェンス支柱Fを取り付けない取付凹部10の支持壁11の上部が外側に向けて開口していると取付凹部10内にゴミが溜まったり、歩行者が開口に足を引っ掛ける虞があり、美観上も好ましくないからである。また、側溝ブロックの施工時には側溝ブロック上を歩行する歩行者の数が少なく、予算面等を考慮してフェンスを取り付けなかったものの、後々、近隣の宅地開発等により側溝ブロック上を歩行する歩行者の数が増加し、転落防止のためフェンスを取り付けることが必要になった場合、フェンスを取り付けることができる側溝ブロックに変更するための再工事を行う必要がなく、天部15を金槌等の工具を用いて破砕・除去することによりフェンス支柱Fを容易に取り付けることができるので、無駄な工事を回避し工事費の節減を図ることができる。
(1)本発明が適用できる側溝ブロックの構成には特に限定がなく、延出ブロックを設けない構成としてもよい。
(2)本発明は、上記の実施形態に係る側溝ブロックに限定されず、擁壁ブロックの外側上部に形成することもでき、擁壁ブロックはL型擁壁、逆L型擁壁、逆T型擁壁のいずれでもよい。
(3)本発明は、上記の実施形態に係る支持壁の上部に固定壁の天部より厚み幅が薄い天部を形成することなく、支持壁の上部が外側に向けて開口する構成としてもよい。
(4)本発明に係る支持壁の上部に形成される天部を金槌等の工具を用いて破砕・除去することを容易にするための手段は、上記の実施形態に係る凹陥部に限定されず、破砕・除去が容易にできる限りどのような手段でもよく、例えば凹陥部に代え穿孔を形成してもよく、また天部の外周以外の箇所にも凹陥部や穿孔を形成してもよい。
(5)本発明は、上記の実施形態に係る支持壁の上部に固定壁の天部より厚み幅が薄い天部を形成することなく、支持壁の上部を外側に向けて開口とし、当該開口に取り外し可能な蓋体で閉蓋する構成としてもよい。
(6)本発明に係る取付具は、突片を設けない構成としてもよい。
(7)取付具は、剛性のある合成樹脂で形成してもよい。
11 支持壁
12 固定壁
13 ボルト孔
14 天部
15 天部
20 取付具
21 第1支持部
23 突起
24 第2支持部
25 固定部
26 係止孔
27 小径部
28 大径部
30 ボルト
50 側溝ブロック
51 側壁
52 側壁
100 フェンス支柱の取付構造
Claims (5)
- 対向する側壁間に側溝を有する側溝ブロック又は擁壁ブロックにおける円柱状のフェンス支柱の取付構造であって、
歩行者側の側壁の外側上部又は擁壁の外側上部に形成される取付凹部と、当該取付凹部に前記フェンス支柱を固定し取り付ける取付具と、当該取付具を前記取付凹部に螺着するボルトと、を備え、
前記取付凹部は中央内側の支持壁と当該支持壁の両側からそれぞれ斜め外側に向け延出する固定壁とを備え、前記支持壁の上部は外側に向けて開口し、前記固定壁の上部はそれぞれ天部を備え、前記固定壁にはそれぞれボルト孔が形成され、
前記取付具は平面視で略逆W字状をなし、板状の第1支持部と、当該第1支持部の各先端からそれぞれ斜め直線状に延出する板状の第2支持部と、当該第2支持部の各先端からそれぞれ斜め直線状に延出する板状の固定部とから構成され、当該固定部には係止孔が形成され、
前記フェンス支柱を前記取付凹部内で前記取付具を介して前記ボルトで固定し取り付けることを特徴とする側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造。 - 支持壁の上部に固定壁の天部より厚み幅が薄い天部が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造。
- 係止孔は、小径部と大径部とから構成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造。
- 取付具の第1支持部の底部近辺に突起が形成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造。
- 請求項2に記載の側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造の内、歩行者側の側壁の外側上部又は擁壁の外側上部に形成される取付凹部と、支持壁の上部に形成される、固定壁の天部より厚み幅が薄い天部とを備えてなることを特徴とする側溝ブロック又は擁壁ブロック。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017160726A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | ケイコン株式会社 | 仮設用落下防止柵の構築方法及び仮設用落下防止柵 |
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2012
- 2012-07-27 JP JP2012167742A patent/JP5944776B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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