JP2018165451A - 柵取付部材及び壁構造体 - Google Patents

柵取付部材及び壁構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用性の高い柵取付部材及び壁構造体を提供する。
【解決手段】柵取付部材3は、コンクリート擁壁2の上端面24に沿って取り付けられるコンクリートブロックから成り、コンクリート擁壁2の厚さに応じた厚さ寸法を有する平端部31と、平端部31よりも大きい厚さ寸法を有する拡幅部32と、を有し、拡幅部32に、柵5を取り付けるための柵固定部33が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、柵取付部材及び壁構造体に関する。
地面に高低差を設ける場合や、急斜面の土砂崩れを防止するために、擁壁が用いられている。擁壁は、壁状の構造物であり、特にコンクリート製の擁壁の種類は多く、様々な場所で使用されている。コンクリート製の擁壁で代表的なものとしては、例えばL型擁壁が知られている。
コンクリート製の擁壁によって形成される壁の高さは、その壁の高さが5mほどになるものもあり、人や車などの転落を防止する目的で、擁壁に柵を設けることがある。特許文献1には、擁壁の立面部(壁)の上部を厚肉に形成し、当該厚肉部分に柵の支柱を取り付けるための穴が形成された擁壁構造が記載されている。
特開2000−064310号公報
しかしながら、引用文献1に記載の擁壁構造は、擁壁ではなく単なる壁として用いる場合においては、厚肉部分が壁から突出して邪魔となる場合があり、壁として使いにくいという問題があった。
そこで、本発明は、汎用性の高い柵取付部材及び壁構造体を提供することを課題とする。
本発明の一の態様である柵取付部材は、壁に柵を取り付けるための柵取付部材であって、前記壁の上端面に沿って取り付けられるコンクリートブロックから成り、前記壁の厚さに応じた厚さ寸法を有する平端部と、前記平端部よりも大きい厚さ寸法を有する拡幅部と、を有し、前記拡幅部に、前記柵を取り付けるための柵固定部が形成されていることを特徴とする。
上記の態様においては、前記拡幅部が、一方向側に突出して形成され、前記柵固定部が、前記拡幅部の厚さ方向中央部に形成されていることが好ましい。
また、上記の態様においては、前記柵固定部が、上下方向に延びる孔であることが好ましい。
本発明の一の態様である壁構造体は、壁と、柵と、上記の柵取付部材と、を備え、前記壁と前記柵取付部材とが締結部材により固定可能に形成されていることを特徴とする。
また、上記の態様においては、前記壁の前記上端面には、ボルトを螺合する螺合部が形成され、前記柵取付部材には、前記ボルトを挿通するための挿通孔が形成されており、前記柵取付部材が、前記ボルトにより前記壁に取り付け可能に形成されていることが好ましい。
また、上記の態様においては、前記壁の厚さに応じた厚さ寸法を有するとともに、前記壁の上端面に前記柵取付部材との間に設けられる調整部材を有することが好ましい。
本発明の一態様である柵取付部材は、壁の上端面に沿って取り付けられるコンクリートブロックから成り、壁の厚さに応じた厚さ寸法を有する平端部と、平端部よりも大きい厚さ寸法を有する拡幅部と、を有し、拡幅部に、柵を取り付けるための柵固定部が形成されている。このような構成により、柵取付部材を壁の上端面に取り付けることで、柵取付部材を介して壁に柵を取り付けることができるため、柵を取り付ける壁を選ばず、汎用性が高い。
上記の態様において、拡幅部が、一方向側に突出して形成され、柵固定部が、前記拡幅部の厚さ方向中央部に形成されている構成とすれば、柵固定部の周囲を均一な厚みとすることができ、強度を高めることができる。
また、上記の態様において、前記柵固定部が、上下方向に延びる孔である構成とすれば、支柱を孔に挿通させることで柵を固定することができる。
本発明の一態様である壁構造体は、壁と、柵と、上記の柵取付部材と、を備え、壁と柵取付部材とが締結部材により固定可能に形成されているため、柵を取り付けない場合であっても、壁のみで使用することも可能であるため、汎用性が高い。また、締結部材により柵取付部材及び柵を壁に強固に固定することができる。
上記の態様において、壁の上端面には、ボルトを螺合する螺合部が形成され、柵取付部材には、ボルトを挿通するための挿通孔が形成されており、柵取付部材が、ボルトにより壁に取り付け可能に形成されている構成とすれば、柵取付部材及び柵を壁により強固に固定することができる。
また、上記の態様において、壁の厚さに応じた厚さ寸法を有するとともに、壁の上端面に柵取付部材との間に設けられる調整部材を有する構成とすれば、柵の支柱が配されない個所に、柵取付部材に代えて、調整部材を配することができるため、コストを削減することができる。
本発明の一実施形態に係る柵取付部材を備える壁構造体の概略構成を示した図である。 柵取付部材を示す斜視図である。 図1の壁構造体が備える調整部材を示す斜視図である。 壁構造体の分解図である。
以下、本発明の一実施形態に係る柵取付部材及び壁構造体について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、本実施形態の柵取付部材3を備える壁構造体1の概略構成を示した図であり、図2は、柵取付部材3を示す斜視図であり、図3は、壁構造体1が備える調整部材4を示す斜視図であり、図4は、壁構造体1の分解図である。
本実施形態の壁構造体1は、壁としてのコンクリート擁壁2と、締結部材としてのボルト6によりコンクリート擁壁2に固定される柵取付部材3と、調整部材4と、コンクリート擁壁に取り付けられる柵5と、を備えている。図1においては、2つのコンクリート擁壁2が並べられ、1つのコンクリート擁壁2に対し、1つの柵取付部材3及び1つの調整部材4が、取り付けられている。
コンクリート擁壁2は、プレキャストコンクリート製のL型擁壁であり、垂直方向に延び、厚さ寸法W1を有する略長方形状の側壁21と、側壁21に対して略垂直に設けられた略長方形状の底板22と、を備えている。コンクリート擁壁2の図1の紙面方向略手前側(底板22が配された側)には側壁21の上端部近傍まで土壌(図示せず)が配されて地面が形成されており、コンクリート擁壁2の紙面方向略手前側と紙面方向略奥側とでは、側壁21の高さに応じた地面の高低差が形成されている。
側壁21は、長辺が上下方向に配され、底板22と接合する下端部を除き、厚さ寸法W1に均一に形成されている。側壁21には、土壌中の水分を排出するための複数の水抜き穴23が形成されている。側壁21の上端面24には、ボルト6を螺合するための螺合部25が複数形成されている(図4)。螺合部25は、上端面24の長手方向に等間隔に形成されている。
柵取付部材3は、側壁21に柵5を取り付けるために用いられる部材である。柵取付部材3は、略直方体に形成されたコンクリートブロックから成り(図2)、側壁21の上端面24に沿って取り付けられる(図4)。柵取付部材3は、側壁21の厚さに応じた厚さ寸法W2を有する平端部31と、平端部31よりも大きい厚さ寸法W3を有する拡幅部32と、を有している。本実施形態においては、厚さ寸法W1と厚さ寸法W2は等しく形成されている。柵取付部材3において、平端部31と拡幅部32とは、上端面24の長手方向に沿って、平端部31、拡幅部32、平端部31の順に並んで配されている。
拡幅部32は、厚さ方向の一方向側に突出して形成されており、図1においては、底板22が設けられた側に突出している。拡幅部32は、厚さ寸法W3から厚さ寸法W2(厚さ寸法W1)を減じた分だけ、側壁21から突出している。
拡幅部32には、柵5を取り付けるための柵固定部33が形成されている。柵固定部33は、柵5の支柱51を挿通可能に形成されており、支柱51を柵固定部33に挿通することで、柵5をコンクリート擁壁2に取り付けることができる。柵固定部33は、柵取付部材3の上面34(平端部31及び拡幅部32の上面)と、コンクリート擁壁2の上端面24に対向する面である下面(図示せず)とを貫通して設けられた貫通孔により形成されている。柵取付部材3がコンクリート擁壁2に取り付けられると、柵固定部33の下側の開口は、紙面方向略手前側に形成された地面と同じ高さとなり、当該下側の開口は地面により塞がれる。
また、柵固定部33は、拡幅部32の厚さ方向中央部に形成され、柵取付部材3がコンクリート擁壁2に取り付けられると、柵固定部33は、側壁21の略上方に配される。
また、柵取付部材3には、ボルト6を挿通するための挿通孔35が複数形成されており、挿通孔35は柵取付部材3の長手方向に等間隔に形成されている。挿通孔35は、上面34と、コンクリート擁壁2の上端面24に対向する面である下面(図示せず)とを貫通して設けられた貫通孔により形成され、上面34側の開口の近傍は、ボルト6の頭部を収容するために拡径されている。挿通孔35は、柵取付部材3が側壁21の上端面24に配された際に、螺合部25が形成された位置に対応する位置に設けられている。
調整部材4は、複数の柵取付部材3の間に配され、柵取付部材3が配される間隔を調整する部材であり、側壁21の上端面24において、柵5の支柱51が配されない箇所に、柵取付部材3の代わりに配される(図1及び図4)。調整部材4は、略直方体に形成されたコンクリートブロックから成り(図3)、側壁21の上端面24に沿って取り付けられる(図4)。柵取付部材3は、側壁21の厚さに応じた厚さ寸法W4を有するように形成されている。本実施形態においては、厚さ寸法W1、厚さ寸法W2及び厚さ寸法4は等しく形成されている。
調整部材4には、ボルト6を挿通するための挿通孔42が複数形成されており、挿通孔42は調整部材4の長手方向に等間隔に形成されている。挿通孔42は、上面41と、コンクリート擁壁2の上端面24に対向する面である下面(図示せず)とを貫通して設けられた貫通孔により形成され、上面41側の開口の近傍は、ボルト6の頭部を収容するために拡径されている。挿通孔42は、調整部材4が側壁21の上端面24に配された際に、螺合部25が形成された位置に対応する位置に設けられている。
次に、本実施形態の柵取付部材3を用いた柵5の取り付け方法及び壁構造体1の組み立て方法について、図4を用いて説明する。まず、予め工場などで成形されたコンクリート擁壁2を、柵5を設けたい場所に設置する。そして、コンクリート擁壁2の図4の紙面方向略手前側(底板22が配された側)には側壁21の上端部近傍まで土壌(図示せず)が配されて地面が形成される。
次に、柵取付部材3を、拡幅部32の突出が紙面方向略手前側(底板22が配された側)に配されるように、上端面24の長手方向一方側に寄せて配する。予め、柵取付部材3を上端面24に取付た際に、挿通孔35と螺合部25との形成された位置が対応するよう形成されているため、柵取付部材3を上端面24に配した際、挿通孔35と螺合部25とは連通した状態となっている。次に、ワッシャー61を備えたボルト6を挿通孔35に挿通して、螺合部25に螺合する。これにより、柵取付部材3のコンクリート擁壁2への取り付けが完了する。
次に、調整部材4を、上端面24の柵取付部材3の隣に配する。予め、調整部材4を上端面24に取り付けた際に、挿通孔42と螺合部25との形成された位置が対応するよう形成されているため、調整部材4を上端面24に配した際、挿通孔42と螺合部25とは連通した状態となっている。次に、ワッシャー61を備えたボルト6を挿通孔42に挿通して、螺合部25に螺合する。これにより、調整部材4のコンクリート擁壁2への取り付けが完了する。
次に、柵5の支柱51を柵固定部33に挿通し、柵5を仮固定する。次に、支柱51と柵固定部33との間にモルタルを充填する。また、併せて、ボルト6の頭部が収容された、挿通孔35及び挿通孔42において拡径された部分にもモルタルを充填する。モルタルが硬化すると、柵5がコンクリート擁壁2に固定される。
上述したように、本実施形態の柵取付部材3は、側壁21の上端面24に沿って取り付けられるコンクリートブロックから成り、側壁21の厚さに応じた厚さ寸法W2を有する平端部31と、平端部31よりも大きい厚さ寸法W3を有する拡幅部32と、を有し、拡幅部32に、柵5を取り付けるための柵固定部33が形成されている。このような構成により、柵取付部材3を、側壁21の上端面24に取り付けることで、柵取付部材3を介してコンクリート擁壁2に柵5を取り付けることができるため、柵5を取り付ける壁(コンクリート擁壁2)を選ばず、汎用性が高い。
また、本実施形態の柵取付部材3は、柵5の形状(支柱51の配される間隔)に対して、上端面24上の配置を変えることで対応することができるため、柵5の取り付け現場において、柵5の形状(支柱51の配される間隔)に応じてコンクリート擁壁2を加工する必要がなく、柵5の取り付けが容易である。さらに、本実施形態の柵取付部材3は、柵固定部33が形成される部分のみの厚さ寸法を大きく形成することで、使用するコンクリートを削減することができるため、コストを削減することができる。
また、本実施形態の柵取付部材3は、拡幅部32が、一方向側(底板22が設けられた側)に突出して形成され、柵固定部33が、拡幅部32の厚さ方向中央部に形成されている。このような構成により、柵固定部33の周囲の厚みを均一とすることができ、柵固定部33の強度を高めることができる。
また、上記実施形態の柵取付部材3は、柵固定部33が上下方向に延びる孔により構成されているため、支柱51を柵固定部33に挿通させることで柵5を取り付けることができる。つまり、モルタルを充填しない場合であっても柵5をコンクリート擁壁2に取り付けることが可能である。
また、上記実施形態の柵取付部材3は、ボルト6によりコンクリート擁壁2に取り付けられているため、取り付けが容易であるとともに、柵取付部材3及び柵5をコンクリート擁壁2に強固に固定することができる。
また、本実施形態の壁構造体1のコンクリート擁壁2は、厚さ寸法W1に均一に形成されている。そのため、コンクリート擁壁2のみを擁壁として用いず、単なる壁として用いた場合であっても、壁に形成された厚肉部分などが邪魔になることがなく、使いやすい。従って、汎用性が高い。
また、本実施形態の壁構造体1は、柵取付部材3との間に設けられる調整部材4を有し、調整部材4は、側壁21の厚さに応じた厚さ寸法W4に形成されている。このような構成により、柵5の支柱51が配されない個所に、柵取付部材3に代えて、調整部材4を配することができるため、拡幅部32を有する柵取付部材3のみを配する場合に比してコストを削減することができる。具体的には、拡幅部32に相当する部分のコンクリートを削減することにより、コストを削減することができる。
また、一般的に擁壁に柵を設ける場合には、擁壁の内側に支柱を立てる為の独立基礎を設置する必要がある。そのため、独立基礎が配される分、柵は擁壁より内側に配されることとなり、擁壁と柵との間に無駄なスペースが形成される。一方、本実施形態の壁構造体1であれば、柵取付部材3がコンクリート擁壁2に取り付けられると、柵固定部33は、側壁21の略上方に配されるため、柵5は側壁21の略上方に配される。そのため、側壁21と柵5との間の無駄なスペースを減らすことができ、コンクリート擁壁2(側壁21)により囲われた区画の面積と、柵5により囲われた区画の面積との差を小さくすることができる。
以上、説明した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、当該実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の柵取付部材及び壁構造体の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上記実施形態において壁構造体1は、壁としてコンクリート擁壁2を用いて説明したが、本発明の柵取付部材は汎用性が高く、壁であれば特に限定されることはない。また、上記実施形態において柵固定部材3は、コンクリート擁壁2に取り付けられる構成としたが、これに限定されることはなく、他の壁に用いることもできる。例えば、プレキャストコンクリート製でなくてもよく、L型擁壁でなくてもよい。
また、上記実施形態において壁構造体1は、調整部材4を有する構成としたが、これに限定されることはなく、調整部材4を有する構成でなくてもよい。さらに、上記実施形態においては、1つのコンクリート擁壁2に対して、1つの柵取付部材3及び1つの調整部材4を有する構成としたが、これに限定されることはない。例えば、1つのコンクリート擁壁2に対して、2つの柵取付部材3及び1つの調整部材4を有する構成としてもよく、柵5の支柱51の配される間隔により、適宜調整することができる。
また、上記実施形態において柵取付部材3は、拡幅部32が一方向側に突出するように形成される構成としたが、これに限定されることはない。例えば、両方向に突出するように形成してもよい。さらに、上記実施形態において壁構造体1は、拡幅部32が壁構造体1の底板22が設けられた側に突出するように柵取付部材3を配する構成としたが、これに限定されることはなく、底板22が設けられた側とは反対側に突出するように柵取付部材3を配してもよい。
また、上記実施形態においては、柵固定部33が、上下方向に延びる孔により構成される構成としたが、これに限定されることはなく、例えば、上面34側に開口した穴により構成してもよい。さらに、上記実施形態においては、柵固定部33が、拡幅部32の厚さ方向中央部に形成される構成としたが、これに限定されることはなく、拡幅部32の先端近傍に設ける構成としてもよい。
1 壁構造体
2 コンクリート擁壁(壁)
24 上端面
25 螺合部
3 柵固定部材
31 平坦面
32 拡幅部
33 柵固定部
35 挿通孔
4 調整部材
5 柵
6 ボルト(締結部材)

Claims (6)

  1. 壁に柵を取り付けるための柵取付部材であって、
    前記壁の上端面に沿って取り付けられるコンクリートブロックから成り、
    前記壁の厚さに応じた厚さ寸法を有する平端部と、前記平端部よりも大きい厚さ寸法を有する拡幅部と、を有し、
    前記拡幅部に、前記柵を取り付けるための柵固定部が形成されていることを特徴とする柵取付部材。
  2. 前記拡幅部が、一方向側に突出して形成され、
    前記柵固定部が、前記拡幅部の厚さ方向中央部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柵取付部材。
  3. 前記柵固定部が、上下方向に延びる孔であることを特徴とする請求項1又は2に記載の柵取付部材。
  4. 壁と、
    柵と、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の柵取付部材と、を備え、
    前記壁と前記柵取付部材とが締結部材により固定可能に形成されていることを特徴とする壁構造体。
  5. 前記壁の前記上端面には、ボルトを螺合する螺合部が形成され、
    前記柵取付部材には、前記ボルトを挿通するための挿通孔が形成されており、
    前記柵取付部材が、前記ボルトにより前記壁に取り付け可能に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の壁構造体。
  6. 前記壁の厚さに応じた厚さ寸法を有するとともに、前記壁の前記上端面に前記柵取付部材との間に設けられる調整部材を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の壁構造体。
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