JP7470002B2 - 転落防止装置及び転落防止体 - Google Patents
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Description
すなわち本発明に係る転落防止体は、自転車等の軽車両や歩行者等が通行可能な通路部を有する上段部と、該上段部の外側に位置する下段部を備える場所に設置される転落防止装置であって、複数の支柱と、該各支柱の間に固定されるビーム状部を有する柵体と、該柵体の支柱に固定されて前記ビーム状部の下方に配置される転落防止体とを備え、前記転落防止体は略板状の本体部と、該本体部の上部に設けられた当接部を備え、前記本体部の幅方向の一端側が前記上段部の上面へ当接されると共に、他端側が上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置され、略板状の前記本体部の上に自転車や歩行者がのったときの該本体部の変形が前記当接部によって抑制されるように設けられていることを特徴とするものである。
また、自転車等の軽車両や歩行者等が通行可能な通路部を有する上段部と、該上段部の外側に位置する下段部を備える場所に設置される転落防止装置であって、複数の支柱と、該各支柱の間に固定されるビーム状部を有する柵体と、該柵体の支柱に固定されて前記ビーム状部の下方に配置される転落防止体とを備え、前記転落防止体は略板状の本体部と、該本体部の上部に設けられた当接部を備え、前記本体部の幅方向の一端側が前記上段部の上面へ当接されると共に、他端側が上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置されており、前記上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置される本体部の部位が前記上端部の上面へ当接される本体部の部位よりも大きく形成されると共に、略板状の前記本体部の上に自転車や歩行者がのったときの該本体部の変形が前記当接部によって抑制されるように設けられていることを特徴とするものである。
また、前記ビーム状部の下方に配置した前記転落防止体の幅方向の一端側を前記上段部の上面へ当接させると共に、他端側を上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置させるので、ビーム状部の下方の隙間へ歩行者の足や自転車の車輪が差し入れられてしまった場合でも、転落防止体の上へ載置されて下段部への転落を防止できる。
また、前記当接部を転落防止体の長手方向の略全長に亘って形成すれば、歩行者の足や自転車の車輪を当接させるという上記の効果を転落防止体の略全長に亘って得ることができる。
図面において、1は転落防止装置である。
図1~3に示す転落防止装置1は、歩行者や自転車が通行可能な通路Rに沿ってその近傍に設置されている。
前記通路Rは、外側の下段部9よりも上方に位置する上段部8に形成されており、前記転落防止装置1は上段部8と下段部9との境界の近傍に設置されている。
具体的には、前記上段部8と下段部9との境界には一般にプレキャスト基礎などと呼ばれるコンクリートの成形体7が設置されており、上段部8は前記成形体7の上面71とこの上面71へ接続する通路R等で構成され、下段部9は成形体7の上面71の縁から外側の部分で構成されている。
前記転落防止装置1は前記成形体7に設置されている。
図1に示す上段部8は、下段部9の上面より20cm程度上方に配置されている。
尚、図1の図中左右方向を長手方向とし、長手方向に対して垂直な図中上下方向を縦方向とし、長手方向と縦方向のそれぞれに対して垂直な方向を幅方向として、以降の説明を行う。
前記支柱21は丸形鋼管からなる長尺体であり、その下端部を埋設固定して立設させている。
前記ビーム状部22は丸形鋼管からなる長尺体であり、ブラケット等の取付部材23を介して各支柱21へ取り付けている。図1~3に示す柵体は、ビーム状部22を縦方向に間隔をあけて3個配置して各支柱へ取り付けている。
前記成形体7は略直方体状の外形であり、前記支柱21を設置させるための支柱取付部72を形成している。支柱取付部72は、その上面72aが成形体7の上面71と面一であり、前記支柱21の下端部を埋設固定するための埋設孔73を形成している。
前記成形体7は、前記支柱取付部72を長手方向に間隔をあけて複数配置できるように設けており、各支柱取付部72の間においてその上面71の一部が下方へ凹む形状に形成されている。前記成形体7においては、この凹む部位が下段部9の一部を構成すると共に、前記上面71や上面72aが上段部8の一部を構成している。
換言すると、支柱取付部72の埋設孔73へ埋設固定させた各支柱21の間には、前記下段部9が配置されている。
転落防止体3は、各支柱21の間に掛け渡すように取り付けており、具体的には、各支柱21へそれぞれ取り付けた取付部材4へ転落防止体3の長手方向両端部を接続している。
図4に示す取付部材4は平板状の金具であり、縦方向に長い長孔形状の貫通孔41を形成している。
貫通孔41は2個1組で形成しており、前記支柱21の外径に対応する間隔をあけて配置している。
前記取付部材4は、支柱21の外周に沿うように取り付けたUボルト5の両端の雄ねじ部分を各貫通孔41へ挿通させ、ナットを締結させて前記支柱21へ取り付けるように設けている。
貫通孔42は長手方向の端の近傍に1個づつ合計2個形成しており、貫通孔42へ挿通させたボルト・ナット6によって前記転落防止体3を取付部材4へ接続するように設けている。
図5~6に示す転落防止体3は、略矩形板状の本体部31と、この本体部31の上部に配置した当接部32を備えている。
前記当接部32は、本体部31の上面から上方へ突出する平板形状に設けており、転落防止体3の長手方向の全長に亘り形成している。
前記当接部32は、断面L字形状の長尺体で形成しており、具体的には所謂L形鋼で形成している。前記当接部32は、一方の板状部分の板面を金属板からなる本体部31の上面へ溶接して固定し、他方の板状部分を本体部31の上面から縦方向へ突出させている。
また、前記当接部32は、本体部31から突出させた板状部分に光を反射させる反射部33を設けており、反射部33は光の再帰反射性を有する反射テープを貼着して形成している。
前記転落防止体3は、ボルト・ナット6のボルトを前記各貫通孔32aと前記取付部材4の貫通孔42とへ挿通させ、ナットを締結して取付部材4へ接続するよう設けている。
図7は図2の支柱21付近を拡大して示す図である。
支柱21の長手方向両側にそれぞれ配置させた転落防止体3は、当接部32の貫通孔32aへ挿通させたボルト・ナット6を介して、取付部材4へ接続させ、支柱21へ取り付けている。
また、本体部31の上方に配置させた前記当接部32は、本体部31の上にのった自転車の車輪や歩行者の足が幅方向外側へ向けて滑ったときに当接する滑り止めとして機能するので、下段部9への転落を効果的に防止できる。
また、当接部32に設けた反射部33は、特に夜間などにおいて自転車の灯火や歩行者が持つ照明器具の光を光源方向へ反射させて視認性を高めるので、下段部への転落を抑制する効果が期待できる。
上記のように転落防止体3を配置することで、自転車や歩行者が本体部31の上にのって本体部31に荷重がかかったときに、本体部31と当接部32の両端部分が支柱取付部72の上面72aに支えられるようになされて転落防止体3の変形を抑制し、自転車や歩行者の下段部9への転落を効果的に防止できる。
図8~10に示す転落防止体3は、本体部31の板面全体に亘るように丸形状の貫通孔31aを多数形成している構成と、本体部31と当接部32とを溶接ではなくボルト・ナットで固定している構成とが、図5~6に示す前記転落防止体3と異なる主な事項である。
具体的には、前記転落防止体3の下部には、平板状の長尺体に形成した受け部材34を前記当接部32に対応させた位置に配置させており、当接部32と本体部31と前記受け部材34とへ挿通させたボルト・ナット35を締結して。当接部32を本体部31へ固定している。
図8~10に示すように、転落防止装置1を構成する転落防止体3は、前記本体部3を所謂パンチング板で形成してもよい。
尚,図8(イ)や図9では、本体部31に形成した一部の貫通孔31aの図示を省略して、図面を簡略化している。
例えば、図1~3に示す前記転落防止装置1は、間隔をあけて立設させた支柱21の間に下段部9が配置される場所に設置しているが、これに限るものではなく、各支柱21の間には下段部9が配置されずに、各支柱21の位置よりも幅方向外側に下段部9が配置されているような場所に設置させても良い。このような場合には、本体部31の端を幅方向外側へ延出させるようにより大きく形成し、本体部31の一部が下段部9の上方に配置されるように設ける。
2 柵体
21 支柱
22 ビーム状部
23 取付部材
3 転落防止体
31 本体部
32 当接部
33 反射部
34 受け部材
4 取付部材
5 Uボルト
6 ボルト・ナット
7 成形体
71 上面
72 支柱取付部
73 埋設孔
8 上段部
9 下段部
R 通路
Claims (6)
- 自転車等の軽車両や歩行者等が通行可能な通路部を有する上段部と、該上段部の外側に位置する下段部を備える場所に設置される転落防止装置であって、
複数の支柱と、該各支柱の間に固定されるビーム状部を有する柵体と、該柵体の支柱に固定されて前記ビーム状部の下方に配置される転落防止体とを備え、
前記転落防止体は略板状の本体部と、該本体部の上部に設けられた当接部を備え、
前記本体部の幅方向の一端側が前記上段部の上面へ当接されると共に、他端側が上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置され、
略板状の前記本体部の上に自転車や歩行者がのったときの該本体部の変形が前記当接部によって抑制されるように設けられていることを特徴とする転落防止装置。 - 自転車等の軽車両や歩行者等が通行可能な通路部を有する上段部と、該上段部の外側に位置する下段部を備える場所に設置される転落防止装置であって、
複数の支柱と、該各支柱の間に固定されるビーム状部を有する柵体と、該柵体の支柱に固定されて前記ビーム状部の下方に配置される転落防止体とを備え、
前記転落防止体は略板状の本体部と、該本体部の上部に設けられた当接部を備え、
前記本体部の幅方向の一端側が前記上段部の上面へ当接されると共に、他端側が上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置されており、
前記上端部の外側へ延出して下段部の上方に配置される本体部の部位が前記上端部の上面へ当接される本体部の部位よりも大きく形成されると共に、略板状の前記本体部の上に自転車や歩行者がのったときの該本体部の変形が前記当接部によって抑制されるように設けられていることを特徴とする転落防止装置。 - 前記転落防止体の上部には当接部が設けられ、該当接部は転落防止体の上面に接続する、又は転落防止体の上面から間隔をあけて配置されると共に、前記転落防止体の長手方向の略全長に亘り形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の転落防止装置。
- 前記転落防止体の上部に、光の再帰反射性を有する反射部が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の転落防止装置。
- 既設の柵体に前記転落防止体を取り付けて設けられる請求項1~4のいずれかに記載の転落防止装置。
- 請求項1~5のいずれかに記載の前記転落防止装置に用いられることを特徴とする転落防止体。
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