JP2012241340A - 盗難防止具及びボルト又はナット固定物品の盗難防止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボルト又はナットで固定した物品の盗難を、容易かつ低コストで防止できないようにする。
【解決手段】被固定物体6には雌ねじ6aが穿孔され、物品7にはボルト孔7aが貫通されている。物品7を、雌ねじ6aとボルト孔7aの位置が合うように被固定物体6の上に載せ、ボルト5をボルト孔7aから挿入して雌ねじ6aに螺着し、物品7を被固定物体6に固定する。次に、盗難防止具1をボルト頭部5aに被せる。下方の導入部3の内径がボルト頭部5aの外径よりも大きいので、導入部3まではボルト頭部5aの上部を盗難防止具1の中に容易に導入することができる。盗難防止具1の上面をハンマーなどで叩くと、ボルト頭部5aよりも小さな内径の嵌合部2が樹脂の弾性により広がり、ボルト頭部5aが嵌合部2に押し込まれ、盗難防止具1の装着が完了する。これにより、いかなる工具を用いてもボルト5を回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
【選択図】図2
【解決手段】被固定物体6には雌ねじ6aが穿孔され、物品7にはボルト孔7aが貫通されている。物品7を、雌ねじ6aとボルト孔7aの位置が合うように被固定物体6の上に載せ、ボルト5をボルト孔7aから挿入して雌ねじ6aに螺着し、物品7を被固定物体6に固定する。次に、盗難防止具1をボルト頭部5aに被せる。下方の導入部3の内径がボルト頭部5aの外径よりも大きいので、導入部3まではボルト頭部5aの上部を盗難防止具1の中に容易に導入することができる。盗難防止具1の上面をハンマーなどで叩くと、ボルト頭部5aよりも小さな内径の嵌合部2が樹脂の弾性により広がり、ボルト頭部5aが嵌合部2に押し込まれ、盗難防止具1の装着が完了する。これにより、いかなる工具を用いてもボルト5を回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ボルト又はナットで固定した物品の盗難を防止するための盗難防止具、及び、被固定物体に対しボルト又はナットで固定した物品の盗難防止方法に関する。
例えば、道路の側溝などの溝状構造物や、雨水桝・集水桝などの箱状構造物には金属製の蓋(いわゆるグレーチングや鋳鉄製蓋)がボルト又はナットにより固定される場合が多い。しかし、金属製の蓋は比較的高価で換金しやすいこともあり、盗難の被害が後を絶たない。このような、ボルト又はナットで固定された金属製蓋の盗難を防止する技術が、例えば下記特許文献1に開示されている。
下記特許文献1に開示されている技術は、金属製蓋を固定するボルト頭部又はナットの形状を異形にし、この異形の形状に嵌合する専用の治具のみによってボルト又はナットの取り付け、取り外しが可能となるようにして、盗難を防止するものである。
前記の、ボルト頭部又はナットの形状を異形にし、この異形の形状に嵌合する専用の治具のみによってボルト又はナットの取り付け、取り外しが可能となるようにする技術は、特殊形状のボルト又はナットを製造しなければならないのでコスト高となり、しかも、盗人がボルト頭部又はナットの形状に嵌合する治具を入手することで、きわめて容易にボルト又はナットを取り外すことができるという問題点を有する。
本発明は、ボルト又はナットで固定した物品の盗難を、容易かつ低コストで防止でき、しかも、ボルトと又はナットの取り外しが容易にできないようにすることを課題とするものである。
〔請求項1〕
本発明は、ボルト頭部又はナットの外周に装着して、ボルト又はナットで固定した物品の盗難を防止するボルト又はナット固定物品の盗難防止具であって、
樹脂製の筒状をなし、
内周部に水平断面が六角形状をなしボルト頭部又はナットの外周と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする盗難防止具である。
本発明は、ボルト頭部又はナットの外周に装着して、ボルト又はナットで固定した物品の盗難を防止するボルト又はナット固定物品の盗難防止具であって、
樹脂製の筒状をなし、
内周部に水平断面が六角形状をなしボルト頭部又はナットの外周と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする盗難防止具である。
この盗難防止具は、後述するように、凹部に収納されているボルト頭部又はナットに装着することで、凹部内周と盗難防止具外周の隙間が小さくなり、回転治具でボルト/ナットを回転できなくなるようにすることができる。したがって、盗難防止具の平面形状(水平断面の外周形状)は、凹部の平面形状よりもやや小さい相似形が最も好ましいが、これに限るものではない。凹部内周と盗難防止具外周の隙間は、盗難防止具が凹部内で1回転できなければ良く、通常は0〜10mm程度になるようにすることが望ましい。
〔請求項2〕
また本発明は、水平断面の外周形状が円形である請求項1に記載の盗難防止具である。
また本発明は、水平断面の外周形状が円形である請求項1に記載の盗難防止具である。
この盗難防止具は、外周面が円筒形であるため、これをボルト頭部又はナットの外周部に装着することで、どのような治具を用いてもボルト又はナットを回転することが困難になる。したがって、この盗難防止具は、ボルト又はナットが凹部に収納されていない場合でも盗難を防止できる。ボルト又はナットを回転させて物品を盗難するには、盗難防止具を外すか破壊しなければならず、そのためには相当の労力と時間を必要とするので、盗難防止効果がある。また、この盗難防止具は筒状をした樹脂製であるため、容易かつ安価に製造することができる。
樹脂の種類は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、AES樹脂、ナイロンなど任意である。
樹脂の種類は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、AES樹脂、ナイロンなど任意である。
〔請求項3〕
また本発明は、前記嵌合部の内径が、前記ボルト頭部又はナットの径よりも0〜0.5mm小さく、該嵌合部の下方に、前記ボルト頭部又はナットの径よりも大きな内径を有する導入部が形成されている請求項1又は2に記載の盗難防止具である。
また本発明は、前記嵌合部の内径が、前記ボルト頭部又はナットの径よりも0〜0.5mm小さく、該嵌合部の下方に、前記ボルト頭部又はナットの径よりも大きな内径を有する導入部が形成されている請求項1又は2に記載の盗難防止具である。
嵌合部の内径を、ボルト頭部又はナットの径と同じか、若干(0.5mm以下程度)小さくすることで、嵌合部が樹脂の弾性によりボルト頭部又はナットに強固に嵌合し、盗難防止具を容易に外せなくなる。また、嵌合部の下方に、ボルト頭部又はナットの径よりも大きな内径を有する導入部を設けると、導入部がボルト頭部又はナットの上部に嵌合するように盗難防止具をボルト頭部又はナットの上に載せ、その後ハンマーなどで盗難防止具を叩きつけることで、盗難防止具を容易に装着することができる。
〔請求項4〕
また本発明は、上端が天板により閉塞されている請求項1〜3のいずれかに記載の盗難防止具である。
また本発明は、上端が天板により閉塞されている請求項1〜3のいずれかに記載の盗難防止具である。
盗難防止具の上端が天板により閉塞されていると、固定手段であるボルト又はナットが隠されるため、どのような固定手段を用いているのか分かりにくくなり、盗難を防ぐ効果が増大する。
〔請求項5〕
また本発明は、物品にボルト孔を形成し、被固定物体に雌ねじを形成し、前記ボルト孔から挿入したボルトを前記雌ねじに螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にボルト頭部が収納される凹部を形成し、該凹部内のボルト頭部に対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするボルト固定物品の盗難防止方法である。
また本発明は、物品にボルト孔を形成し、被固定物体に雌ねじを形成し、前記ボルト孔から挿入したボルトを前記雌ねじに螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にボルト頭部が収納される凹部を形成し、該凹部内のボルト頭部に対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするボルト固定物品の盗難防止方法である。
〔請求項6〕
また本発明は、物品にボルト孔を形成し、被固定物体にボルトを突設し、前記ボルト孔に前記ボルトを挿入した後該ボルトにナットを螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にナットが収納される凹部を形成し、該凹部内のナットに対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするナット固定物品の盗難防止方法である。
また本発明は、物品にボルト孔を形成し、被固定物体にボルトを突設し、前記ボルト孔に前記ボルトを挿入した後該ボルトにナットを螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にナットが収納される凹部を形成し、該凹部内のナットに対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするナット固定物品の盗難防止方法である。
ボルト孔の周囲にボルト頭部又はナットが収納される凹部を形成し、凹部内のボルト頭部又はナットに対して盗難防止具を装着することで、盗難防止具が凹部内に収納され、盗難防止具を外すのが更に困難になる。凹部の平面形状に制限はないが円形や四辺形が好ましく、凹部の内周と盗難防止具の外周の隙間が小さいほど、盗難防止具の取り外しが困難になる。
凹部の深さは、ボルト頭部又はナットの全高が収納されるようにすることが望ましいが、全高でなく一部が収納されるような深さであっても、相応の効果が期待できる。
凹部の深さは、ボルト頭部又はナットの全高が収納されるようにすることが望ましいが、全高でなく一部が収納されるような深さであっても、相応の効果が期待できる。
〔請求項7〕
また本発明は、前記被固定物体が溝状又は箱状構造物であり、前記物品が蓋である請求項5又は6に記載の物品の盗難防止方法である。
また本発明は、前記被固定物体が溝状又は箱状構造物であり、前記物品が蓋である請求項5又は6に記載の物品の盗難防止方法である。
被固定物体及び物品はどのようなものでも良いが、例えば、被固定物体として溝状又は箱状構造物、物品としてこれらの蓋を挙げることができる。
溝状構造物は、例えば道路の側溝などである。箱状構造物は、例えば雨水桝や集水桝などである。
溝状構造物は、例えば道路の側溝などである。箱状構造物は、例えば雨水桝や集水桝などである。
本発明の盗難防止具は、ボルト頭部又はナットの外周部に容易に装着することができ、樹脂製であるため安価に製造できる。装着された盗難防止具は外周面が円筒形であるため、どのような治具を用いてもボルト又はナットを回転することが困難になり、ボルト又はナットで固定された物品の盗難防止効果が発揮される。
図1は、実施例の盗難防止具1の平面図、底面図、側面図及びA−A線断面図である。盗難防止具1は樹脂製で、上端が天板4で閉塞された筒状をなし、筒壁の水平断面における外周形状は円形で、内周部には水平断面が六角形状の嵌合部2が形成されている。嵌合部2の内径d1はボルト頭部の外径D(図2)及びナットの外径D(図3)よりも若干(0〜0.5mm程度)小さくなっている。
嵌合部2の下方は、ボルト頭部又はナットの径(D)よりも若干(0.2〜2mm程度)大きな内径d2を有する導入部3となっている。
嵌合部2の下方は、ボルト頭部又はナットの径(D)よりも若干(0.2〜2mm程度)大きな内径d2を有する導入部3となっている。
次に、図2に基づいて、被固定物体にボルトで固定された物品の盗難防止方法について説明する。被固定物体6には雌ねじ6aが穿孔され、物品7にはボルト孔7aが貫通されている。物品7を、雌ねじ6aとボルト孔7aの位置が合うように被固定物体6の上に載せ、ボルト5をボルト孔7aから挿入して雌ねじ6aに螺着し、物品7を被固定物体6に固定する。次に、盗難防止具1をボルト頭部5aに被せる。下方の導入部3の内径がボルト頭部の外径よりも大きいので、図2上段に示すように、導入部まではボルト頭部の上部を盗難防止具の中に容易に導入することができる。図2の上段の状態から、盗難防止具1の上面をハンマーなどで叩くと、ボルト頭部よりも小さな内径の嵌合部2が樹脂の弾性により広がり、図2の下段に示すようにボルト頭部が嵌合部に押し込まれ、盗難防止具1の装着が完了する。
これにより、ラチェットやスパナなどのいかなる工具を用いてもボルトを回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
これにより、ラチェットやスパナなどのいかなる工具を用いてもボルトを回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
図3は、物品7のボルト孔7aの周囲にボルト頭部5aが収納される凹部7bを形成した場合である。この場合、ボルト頭部5a及び盗難防止具1が凹部7bに収納される以外は、図2と全く同様に盗難防止具1がボルト頭部5aに装着される。
次に、図4に基づいて、被固定物体にナットで固定された物品の盗難防止方法について説明する。被固定物体6にはボルト5が表面から突出するように埋め込まれ、物品7にはボルト孔7aが貫通されている。物品7を、ボルト5がボルト孔7aを挿通するようにして被固定物体6の上に載せ、ナット8をボルト5に螺着して物品7を被固定物体6に固定する。次に、盗難防止具1をナット8に被せる。下方の導入部3の内径がナットの外径よりも大きいので、図4上段に示すように、導入部まではナット上部を盗難防止具の中に容易に導入することができる。図4の上段の状態から、盗難防止具1の上面をハンマーなどで叩くと、ナットよりも小さな内径の嵌合部2が樹脂の弾性により広がり、図4の下段に示すようにナットが嵌合部に押し込まれ、盗難防止具1の装着が完了する。
これにより、ラチェットやスパナなどのいかなる工具を用いてもナットを回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
これにより、ラチェットやスパナなどのいかなる工具を用いてもナットを回転させることができず、物品7の盗難が防止される。
図5は、物品7のボルト孔7aの周囲にナット8が収納される凹部7bを形成した場合である。この場合、ナット8及び盗難防止具1が凹部7bに収納される以外は、図4と全く同様に盗難防止具1がナット8に装着される。
図6〜8は、被固定物体としてコンクリート製の側溝9、物品として側溝の蓋10に本発明を適用した例を示している。側溝9は断面がU字状をなす、いわゆるU字溝で、対向する両側壁の上面に雌ねじが形成されたインサート9aが埋設されている。蓋10は鋳鉄製で、四隅にボルト孔10aが貫通され、その周囲の表面側に凹部10bが凹設されている。側溝9に蓋10を被せ、ボルト5をボルト孔10aからインサート9aに螺着し、蓋10を固定する。その後、盗難防止具1をボルト頭部5bに装着している。なお、図7において符号11はワッシャーである。
雨水桝や集水桝のような箱状の構造物の場合でも、その周壁の上面に雌ねじを設け、蓋にボルト孔、凹部を設けることで、図7に示されるのと同様に盗難防止具を装着し、蓋の盗難を防止することができる。
図9に示される盗難防止具1Aは、天板を有しない点を除いて、図1の盗難防止具1と全く同様の構成を有するものである。盗難防止具1Aも、前記盗難防止具1と同様にボルト頭部又はナットに装着し、物品の盗難を防止できる。
図10〜13は、被固定物体としてコンクリート製の側溝9、物品として側溝の蓋であるグレーチング12に本発明を適用した例を示している。側溝9は断面がU字状をなす、いわゆるU字溝で、対向する両側壁の上部に内側が切欠した蓋受部が形成され、該蓋受部の蓋受面に、内周面に雌ねじが形成されたインサート9aが埋設されている。
グレーチング12は金属製で、外枠板13、主部材14及び連結材15を溶接して作成されており、4隅部に平面形状が四辺形の凹部12bが設けられ、その底面にボルト孔12aが貫通している。
グレーチング12は、図13に示されるように、側溝9の蓋受面に載せ、ボルト5をボルト孔12aからインサート9aに螺着して固定する。その後、盗難防止具1Bをボルト頭部に装着する。
盗難防止具1Bは、平面形状が凹部12bと相似の四辺形で、内周部分は、前記盗難防止具1と全く同じ嵌合部2及び導入部3が形成されている。図12に示されるように、盗難防止具1Bは凹部12b内で回転不能であるから、結局ボルト5も回転不能であり、グレーチングの盗難が防止される。
本発明の盗難防止具及び盗難防止方法は、前記の実施例に限らず、ボルト又はナットで固定したあらゆる物品の盗難防止に適用することができる。
1 盗難防止具
1A 盗難防止具
1B 盗難防止具
2 嵌合部
3 導入部
4 天板
5 ボルト
5a ボルト頭部
6 被固定物体
6a 雌ねじ
7 物品
7a ボルト孔
7b 凹部
8 ナット
9 側溝
9a インサート
10 蓋
10a ボルト孔
10b 凹部
11 ワッシャー
12 グレーチング
12a ボルト孔
12b 凹部
13 外枠板
14 主部材
15 連結材
1A 盗難防止具
1B 盗難防止具
2 嵌合部
3 導入部
4 天板
5 ボルト
5a ボルト頭部
6 被固定物体
6a 雌ねじ
7 物品
7a ボルト孔
7b 凹部
8 ナット
9 側溝
9a インサート
10 蓋
10a ボルト孔
10b 凹部
11 ワッシャー
12 グレーチング
12a ボルト孔
12b 凹部
13 外枠板
14 主部材
15 連結材
Claims (7)
- ボルト頭部又はナットの外周に装着して、ボルト又はナットで固定した物品の盗難を防止するボルト又はナット固定物品の盗難防止具であって、
樹脂製の筒状をなし、
内周部に水平断面が六角形状をなしボルト頭部又はナットの外周と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする盗難防止具。 - 水平断面の外周形状が円形である請求項1に記載の盗難防止具。
- 前記嵌合部の内径が、前記ボルト頭部又はナットの径よりも0〜0.5mm小さく、該嵌合部の下方に、前記ボルト頭部又はナットの径よりも大きな内径を有する導入部が形成されている請求項1又は2に記載の盗難防止具。
- 上端が天板により閉塞されている請求項1〜3のいずれかに記載の盗難防止具。
- 物品にボルト孔を形成し、被固定物体に雌ねじを形成し、前記ボルト孔から挿入したボルトを前記雌ねじに螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にボルト頭部が収納される凹部を形成し、該凹部内のボルト頭部に対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするボルト固定物品の盗難防止方法。
- 物品にボルト孔を形成し、被固定物体にボルトを突設し、前記ボルト孔に前記ボルトを挿入した後該ボルトにナットを螺着して物品を被固定物体に固定する物品の固定方法であって、前記ボルト孔の周囲にナットが収納される凹部を形成し、該凹部内のナットに対して、前記請求項1〜4のいずれかに記載の盗難防止具を装着することを特徴とするナット固定物品の盗難防止方法。
- 前記被固定物体が溝状又は箱状構造物であり、前記物品が蓋である請求項5又は6に記載の物品の盗難防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011109750A JP2012241340A (ja) | 2011-05-16 | 2011-05-16 | 盗難防止具及びボルト又はナット固定物品の盗難防止方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019872A1 (ja) | 2013-08-05 | 2015-02-12 | 鍋屋バイテック 株式会社 | ネジセット |
-
2011
- 2011-05-16 JP JP2011109750A patent/JP2012241340A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015019872A1 (ja) | 2013-08-05 | 2015-02-12 | 鍋屋バイテック 株式会社 | ネジセット |
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Legal Events
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