JP2014016472A - 光学入出力デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】損失を低減し得る光学入出力デバイスを提供する。
【解決手段】複数本の中継用ファイバF1をマルチコアファイバF2と接続する光学入出力デバイス1であって、各中継用ファイバは、第1コアと、第1コアの屈折率よりも屈折率が低く第1コアの外周面を包囲する第2コアと、第2コアの屈折率よりも屈折率が低く前記第2コアの外周面を包囲するクラッドとを有し、光学入出力デバイス1は、複数本の中継用ファイバそれぞれを一体化し、互いの中継用ファイバ間を埋めるとともに各中継用ファイバの外周面を包囲する外周クラッド3と、複数本の中継用ファイバを一端側から他端側に向かって縮径するテーパ部31を有する。テーパ部31の大径端面EF1における第1コアの半径と、第2コアの半径と、クラッドに対する第1コアの比屈折率差と、クラッドに対する第2コアの比屈折率差との関係を適正化する。
【選択図】図1

Description

本発明は光学入出力デバイスに関し、マルチコアファイバの入出力デバイスに好適なものである。
マルチコアファイバは、複数のコアの外周面をクラッドで囲った構造を有し、それぞれのコアを介して信号を伝送することができる。
このようなマルチコアファイバの入出力デバイスとして、例えば、下記特許文献1に開示されたものがある。この入出力デバイスは、キャピラリに穿設される複数の空孔それぞれに単芯の光ファイバを一体化させながら延伸することで作製されており、当該光ファイバが一端側から他端側に向かって縮径している。
US 2011/0280517 A1
上記特許文献1のように、一端側から他端側に向かって光ファイバが縮径した場合、当該光ファイバの長さ方向におけるモードフィールド径(Mode Field Diameter)の変化の度合いが大きくなる傾向があり、伝播光における放射モードの光が増加して過剰損失が生じ易いという課題があった。
そこで、本発明は、損失をより低減し得る光学入出力デバイスを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明の光学入出力デバイスは、複数本の中継用ファイバと、前記複数本の中継用ファイバそれぞれに一体化され、互いの前記中継用ファイバ間を埋めるとともに各前記中継用ファイバの外周面を包囲する外周クラッドとを備え、前記中継用ファイバは、第1コアと、前記第1コアの屈折率よりも屈折率が低く前記第1コアの外周面を隙間なく包囲する第2コアと、前記第2コアの屈折率よりも屈折率が低く前記第2コアの外周面を隙間なく包囲するクラッドとを有し、前記外周クラッドは、前記複数本の中継用ファイバを一端側から他端側に向かって縮径するテーパ部を有し、前記テーパ部の大径端面における前記第1コアの半径をr1Sとし、前記大径端面における前記第2コアの半径をr2Sとし、前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差をΔとし、前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差をΔとし、r1S ×Δで表わされる前記第1コアの屈折率体積をV1Sとし、π(r2S −r1S )×Δで表わされる前記第2コアの屈折率体積をV2Sとした場合に、次式
Figure 2014016472
を充足することを特徴とする。
2S/V1Sが1.07r2S−13.5以上1.07r2S−11.5以下とされる場合、中継用ファイバの延伸率等にある程度の違いが生じたとしても、テーパ部の長さ方向におけるモードフィールド径の変化の度合いを低減することができる。このことは本発明者らの実験により確認されている。
また、r2S/r1Sを3以上とすることで、テーパ部の大径端面側の中継用ファイバにおいて第1コアが第2コアをクラッドに見立てた導波路として有効に機能できなくなることを未然に防止することができる。一方、r2S/r1Sを5以下とすることで、r1Sが相対的に小さくなってr2S/r1Sが5を超えた場合にテーパ部の大径端面側において特に生じ易くなる損失増加を、抑えることができる。また、r2Sが相対的に大きくなってr2S/r1Sが5を超えた場合にテーパ部の小径端面側において特に生じ易くなる単一モード特性の変化を抑え、当該単一モード特性を維持することができる。
さらに、r2S/r1Sを−3×Δ/Δ+10以上とすることで、当該r2S/r1Sが3以上5以下とされ、かつ、V2S/V1Sが1.07r2S −13.5以上1.07r2S −11.5以下とされたことが制限となって、テーパ部の大径端面側における各中継用ファイバ端面での第1コアの実効断面積が過大もしくは過小となることを未然に防ぐことができる。
このように上記(1)式を充足することで、損失をより低減し得る光学入出力デバイスが実現される。
したがって、例えば、作製上のばらつきなどに起因して中継用ファイバの延伸率等にある程度の違いが生じたとしても、損失をより低減し得る光学入出力デバイスが実現される。
また、前記クラッドに対する前記外周クラッドの比屈折率差は、−0.1%以上0.1%以下の範囲内とされることが好ましい。
クラッドに対する外周クラッドの比屈折率差が−0.1%未満となる場合、外周クラッドに対して当該クラッドを導波するモードが発生する可能性が大きくなる。
一方、クラッドに対する外周クラッドの比屈折率差が0.1%を超える場合、特定の中継用ファイバを複数本の中継用ファイバが囲む配置関係では、特定の中継用ファイバで生じた高次モードの光が、当該特定の中継用ファイバの周りの中継用ファイバにおけるクラッドの存在によって逃げづらくなり、特定の中継用ファイバの基本モードの光に結合する可能性が大きくなる。
したがって、クラッドに対する外周クラッドの比屈折率差が−0.1%以上0.1%以下とされることで、上記可能性に起因する多光路干渉を低減し、その分だけ損失を抑えることができる。
また、前記外周クラッドの外周面を隙間なく包囲する最外周クラッドをさらに備え、前記最外周クラッドの屈折率は、前記外周クラッドの屈折率よりも高いことが好ましい。
このようにすれば、外周クラッドの外周面付近の高次モードの吸収効率を高めることができ、当該高次モードに起因する多光路干渉を低減し、より一段と損失を抑えることができる。
以上のように本発明によれば、損失をより低減し得る光学入出力デバイスすることを提供することができる。
第1実施形態における光学入出力デバイスを示す図である。 光学入出力デバイスの長さ方向に垂直となる断面の様子を示す図である。 中継用ファイバに関するパラメータを示す図である。 中継用ファイバにおける大径側端面と小径側端面とでの光の分布の様子を示す図である。 第2実施形態における光学入出力デバイスを、図2と同じ視点で示す図である。 他の実施形態における光学入出力デバイスを、図1と同じ視点で示す図である。 中継用ファイバの延伸率を1/3.4とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 中継用ファイバの延伸率を1/3.5とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 中継用ファイバの延伸率を1/3.6とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 中継用ファイバの延伸率を1/3.7とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 中継用ファイバの延伸率を1/3.8とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 中継用ファイバの延伸率を1/3.9とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 図7〜図12に示すグラフを得た数値実験を行ったときの第2コアの半径rと、V/Vとの関係を示すグラフである。 比較例におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。 他の比較例におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。
(第1実施形態)
本発明に好適な第1実施形態について図面を用いながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態における光学入出力デバイス1を示す図である。図1に示すように、本実施形態の光学入出力デバイス1は、複数本の中継用ファイバ2と、外周クラッド3とを主な構成要素として備える。
各中継用ファイバ2は、単芯光ファイバF1のコアとマルチコアファイバF2における1つのコアとの間を中継するための光ファイバであり、外周クラッド3から露出される露出部位2Aを有している。
この露出部位2Aにおける各中継用ファイバ2は互いに空隙を隔てて配置され、当該中継用ファイバ2の端面は単芯光ファイバF1の一端面と融着接続すべき部位とされる。
図2は、光学入出力デバイス1の長さ方向に垂直となる断面の様子を示す図である。具体的に図2の(A)は図1のテーパ部31における大径端面EF1の断面を示し、図2の(B)は図2の(A)のX−X線における屈折率分布を示している。
図2の(A)に示すように、本実施形態における中継用ファイバ2の本数は7本とされる。そして、1つの中継用ファイバ2が中心とされ、6つの中継用ファイバ2が中心の中継用ファイバ2から等距離となる関係で配置される。また、各中継用ファイバ2の中心間距離は等しい距離とされる。
このように配置される7本の中継用ファイバ2は、当該中継用ファイバ2の配置に起因する光学的性質が均質となるよう、外周クラッド3の軸に対して対称とされる。
また、中継用ファイバ2は、第1コア21と、当該第1コア21の外周面を隙間なく包囲する第2コア22と、当該第2コア22の外周面を隙間なく包囲するクラッド23とを有する構造とされる。
図1及び図2の(A)に示すように、外周クラッド3は、複数本の中継用ファイバ2それぞれの途中位置から他端までの部位2Bに一体化され、互いの中継用ファイバ部位間を埋めるとともに各中継用ファイバ部位の外周面を包囲する。また、外周クラッド3は、各中継用ファイバ2を一端側から他端側に向かって縮径するテーパ部31を有している。
本実施形態の場合、テーパ部31における大径端面EF1の逆側となる小径端面EF2には、当該小径端面EF2の径と同程度の径で延在する細径部32が一体形成される。この細径部32の端面はマルチコアファイバF2の一端面と融着接続すべき部位とされる。
このような光学入出力デバイス1は、キャピラリに穿設される複数の空孔それぞれに中継用ファイバ2を挿入し、キャピラリ全体を加熱して各中継用ファイバ2に融着させながら、当該キャピラリが縮径されるようにキャピラリの一端を延伸することで作製される。
次に、光学入出力デバイス1における屈折率等のパラメータに関して説明する。図2の(B)に示すように、中継用ファイバ2における第2コア22の屈折率nは第1コア21の屈折率nよりも低く、クラッド23の屈折率nは第2コア22の屈折率nよりも低くされる。つまり、中継用ファイバ2の屈折率は、中継用ファイバ2の中心に位置する第1コア21が最も高く、当該中心位置から段階的に第2コア22、クラッド23の順序で低くなっている。さらに、屈折率nの外周クラッド3を有する。
なお、Δはクラッド23に対する第1コア21の比屈折率差を示し、Δはクラッド23に対する第2コア22の比屈折率差を示し、Δはクラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差を示している。
図3は、中継用ファイバ2に関するパラメータを示す図である。具体的に図3の(A)は第1コア21に関するパラメータを示し、図3の(B)は第2コア22に関するパラメータを示している。
図3に示すように、テーパ部31の大径端面EF1(図1)における第1コア21の半径をr1Sとし、当該大径端面EF1における第2コア22の半径をr2Sとし、クラッド23に対する第1コア21の比屈折率差をΔとし、クラッド23に対する第2コア22の比屈折率差をΔとした場合、第1コア21の屈折率体積V1Sは、πr1S ×Δで表わされる。また、第2コア22の屈折率体積V2Sは、π(r2S −r1S )×Δで表わされる。これら屈折率体積V1S及びV2Sは、伝搬光を第1コア21又は第2コア22内に閉じ込めておく能力を示す指標となるものである。
本実施形態の場合、第1コア21の半径をr1Sに対する第2コア22の半径r2Sの比r2S/r1Sと、第1コア21の屈折率体積V1Sに対する第2コア22の屈折率体積V2Sの比V2S/V1Sとは、上記(1)式を充足する。すなわち、r2S/r1Sは3以上5以下かつ−3×Δ/Δ+10以上とされ、V2S/V1Sは1.07r2S−13.5以上1.07r2S−11.5以下とされる。
また本実施形態の場合、クラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差Δは、−0.1%以上0.1%以下とされる。
以上説明したように、本実施形態の光学入出力デバイス1では、複数本の中継用ファイバ部位2Bそれぞれが外周クラッド3と一体化され、当該外周クラッド3によって、中継用ファイバ部位2B間が埋められるとともに各中継用ファイバ部位2Bの外周面が包囲される。そして、これら中継用ファイバ部位2Bは、外周クラッド3のテーパ部31によって、一端側から他端側に向かって縮径される。
したがって、光学入出力デバイス1は、テーパ部31の大径端面EF1側となる中継用ファイバ2の端面それぞれに融着接続される単芯光ファイバF1のコアを、テーパ部31の小径端面EF2側となる細径部32端面に融着接続されるマルチコアファイバF2のコアとして結合することができる。
図4は、テーパ部31における中継用ファイバ2の大径端面側と小径端面側とでの光の分布の様子を示す図である。
図4に示すように、中継用ファイバ部位2Bはテーパ部31によって一端側から他端側に向かって縮径されているため、中継用ファイバ部位2Bの大径端面側では、第2コア22がクラッドに見立てた導波路として機能し、伝搬光は主に第1コア21に閉じ込められる。これに対し、中継用ファイバ部位2Bの小径端面側では、クラッド23に対して第2コア22がコアとなる導波路として機能し、伝搬光は主に第2コア22に閉じ込められる。
ところが、光学入出力デバイス1における作製上のばらつき等に起因して、中継用ファイバ部位2Bの伸長率あるいは中継用ファイバ部位2Bの長さ方向に対する第1コア21又は第2コア22の縮径の度合いなどが相違し易い傾向がある。
このような相違があると、第1コア21及び第2コア22での光閉じ込め能の減少の度合いが、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向においてばらつき、この結果、当該長さ方向におけるモードフィールド径の変化の度合いが大きくなる。
この点、本実施形態の光学入出力デバイス1では、上記(1)式に示したように、第1コア21の屈折率体積V1Sに対する第2コア22の屈折率体積V2Sの比V2S/V1Sが、1.07r2S−13.5以上1.07r2S−11.5以下とされる。
このような条件を充足することで、中継用ファイバ2における延伸率等にある程度の違いが生じたとしても、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるモードフィールド径の変化の度合いを低減することができる。このことは本発明者らの実験により確認されている。
また、本実施形態の光学入出力デバイス1では、上記(1)式に示したように、第1コア21の半径r1Sに対する第2コア22の半径r2Sの比r2S/r1Sが、3以上5以下とされる。
2S/r1Sが3よりも小さい場合、外周クラッド3から露出される中継用ファイバ部位2Aやテーパ部31の大径端面側において第2コア22がクラッドに見立てた導波路として有効に機能せず、第2コア22が外周クラッド3に対して作用する伝搬が支配的となる。このため、単心コアファイバF1とのモードフィールド径に極端な差が生じ、過大な接続損失が発生する。また、外周クラッド3に対して、第2コア22はマルチモードとなるために、単心コアファイバF1と中継用ファイバ部位2Aとの軸ずれにより高次モードが発生する可能性が高くなる。発生した高次モードはテーパ部31において、隣接コアに結合しクロストーク発生要因となるため好ましくない。したがって、r2S/r1Sを3以上とすることで、挿入損失が小さくクロストークが良好なデバイスを得ることができる。
一方、r2S/r1Sにおけるr1Sが相対的に小さくなってr2S/r1Sが5を超えた場合、テーパ部31の大径端面側において損失が増加する傾向が特に生じ易い。また、r2S/r1Sにおけるr2Sが相対的に大きくなってr2S/r1Sが5を超えた場合、テーパ部31の小径端面側において単一モード特性が維持できなくなる傾向が特に生じ易い。したがって、r2S/r1Sを5以下とすることで、テーパ部31の大径端面側における損失の増加を抑えるとともに、当該テーパ部31の小径端面側において単一モード特性を維持することができる。
ところで、光学入出力デバイス1の挿入損失を低減するには、当該光学入出力デバイス1両端の実効断面積もしくはモードフィールド径と、単心光ファイバF1及びマルチコアファイバF2それぞれの実効断面積もしくはモードフィールド径との差を小さくすることが、好ましい。
コアを伝播する光のモードフィールド径が互いに異なる2つの光ファイバのコアを伝播する光のモードフィールド径をそれぞれMFD,MFDとすると、それぞれの光ファイバを接続する場合に発生する光の損失aは、次式
Figure 2014016472
で示される。
例えば、2つの光ファイバのコアを伝播する光のモードフィールド径を、それぞれ9μm、及び、8.4μmとした場合、接続損失aは上記(2)より0.04dBとなる。このような接続損失であれば、2つの光ファイバは実用的に問題なく接続することができる。また、それぞれの光ファイバのモードフィールド径の差が1μmである場合、接続損失aは0.06dBとなり、この場合のおいても、2つの光ファイバは実用的に問題なく接続することができる。
したがって、テーパ部31の大径端面側となる各中継用ファイバ端面のモードフィールド径と、当該端面に接続すべき単心コアファイバF1端面のモードフィールド径との差を1μm以内とし、テーパ部31の小径端面側となる各中継用ファイバ端面のモードフィールド径と、当該端面に接続すべきマルチコアファイバF2における各ファイバ端面のモードフィールド径との差が1μm以内とした場合、実用的に問題の無い接続損失となる。
なお、一般的に広く用いられているシングルモードファイバは、ITU−T G.652(2009年11月版)として勧告化されており、そのモードフィールド径のトーレランスは±0.6μmと規定されている。また、海底線路などの長距離伝送線路用ファイバは、ITU−T G.654(2006年12月)として勧告化されており、そのモードフィールド径のトーレランスは±0.7μmと規定されている。これらのトーレランスは、軸ずれも含めた接続損失の観点から定められたものである。従って、上記のようにモードフィールド径の差を1μm以内とすれば国際勧告にも準拠した十分に低い接続損失が確保できる。
一方、光ファイバを伝播する光のモードフィールド径MFDと、このときのコアの実効断面積Aeffとの関係は、次式
Figure 2014016472
で表わされる。なお、上記(3)式のkはコアの屈折率分に依存する係数である。
この係数kは、ITU−T G.650.2, Transmission media and optical systems characteristics − Optical fibre cables(2007年7月版)によると、一般的な光ファイバでは概ね0.960〜0.985の値をとる。モードフィールド径が10μmの場合、コアの実効断面積Aeffは上記(3)式より75μm〜77μmとなる。モードフィールド径MFDが、MFDからMFDへと変化する場合に、その変化量をΔとすると、コアの実効断面積Aeffの変化量ΔAeffは、次式
Figure 2014016472
で与えられる。なお、上記(4)式におけるAeff1は、モードフィールド径がMFDである場合の実効断面積を示し、上記(4)式におけるAeff2は、モードフィールド径がMFDである場合の実効断面積を示す。
例えば、モードフィールド径が10μmから11μmへ1μm変化した場合、コアの実効断面積は、15.8μm〜16.2μmの変化となる。したがって、コアの実効断面積が中心値に対しておおむね±15μmの範囲に収まっていれば、十分に低い損失で接続できる。さらに±10μmに収まっていれば更に低い損失での接続が期待できる。
本実施形態の光学入出力デバイス1では、接続損失低減の観点から、テーパ部31の大径端面側における各中継用ファイバ端面での第1コア21の実効断面積Aeffが、単心光ファイバF1端面でのコアの実効断面積Aeffに対して設計中心値±15μmにある必要があり、かつ、テーパ部31の小径端面側における各中継用ファイバ端面での第2コア22の実効断面積Aeffが、マルチコアファイバF2端面でのコアの実効断面積Aeffに対して設計中心値±15μmにある必要がある。また、テーパ部31の大径端面側における各中継用ファイバ端面での第1コア21と、当該テーパ部31の小径端面側における各中継用ファイバ端面での第2コア22との実効断面積Aeffのばらつきが±10μmであればさらに望ましい。
このような要件を満たすためには、r2S/r1Sが−3×Δ/Δ+10以上とされる必要がある。
2S/r1Sが−3×Δ/Δ+10を下回ると、テーパ部31の小径端面側における各中継用ファイバ端面での第2コア22の実効断面積Aeffが小さくなりすぎる。しかしながら、上記(1)式における上段及び中段の条件が制限となって、テーパ部31の大径端面EF1側における各中継用ファイバ端面での第1コア21の実効断面積Aeffが過大となることは防ぐことができる。
このように上記(1)式を充足することで、損失をより低減し得る光学入出力デバイス1が実現される。したがって、例えば、作製上のばらつきなどに起因して中継用ファイバ2の延伸率等にある程度の違いが生じたとしても、損失をより低減し得る光学入出力デバイス1が実現される。
また、本実施形態の場合、クラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差は、−0.1%以上0.1%以下とされる。
クラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差が―0.1%未満となる場合、当該クラッド23において生じた高次モードの光が外周クラッド3へ伝搬せず、当該高次モードの光が基本モードの光に結合する可能性が大きくなる。
一方、クラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差が0.1%を超える場合、外周クラッド3の軸上にある中継用ファイバ2で生じた高次モードの光が、当該中継用ファイバ2の周りの中継用ファイバ2におけるクラッド23の存在によって逃げづらくなる。この結果、高次モードの光が、外周クラッド3の軸上にある中継用ファイバ2における基本モードの光に結合する可能性が大きくなる。
したがって、クラッド23に対する外周クラッド3の比屈折率差が−0.1%以上0.1%以下とされることで、上記可能性に起因する多光路干渉を低減し、その分だけ損失を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に好適な第2実施形態について図面を用いながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。
図5は、第2実施形態における光学入出力デバイスを、図2と同じ視点で示す図である。図5の(A)に示すように、本実施形態の光学入出力デバイスは、外周クラッド3の外周面を隙間なく包囲する最外周クラッド4を新たに有する点において、第1実施形態の光学入出力デバイス1と相違する。
図5の(B)に示すように、最外周クラッド4の屈折率nは、外周クラッド3の屈折率nよりも高い屈折率とされる。本実施形態の場合、最外周クラッド4の屈折率nは、第1コア21、第2コア22、クラッド23及び外周クラッド3の中で最も高い第1コア21の屈折率nよりも高くされる。
したがって、外周クラッド3の外周面付近における高次モードの吸収効率を高めることができ、当該高次モードに起因する多光路干渉を低減し、より一段と損失を抑えることができる。
なお、外周クラッド3の外周面と、外周クラッド3の軸上に配置される中継用ファイバ2の周囲にある中継用ファイバ2の外周面との間の距離は、単芯光ファイバにおけるコアとクラッドとの間の距離に比べると一般的には小さくなる。したがって、外周クラッド3の外周面付近における高次モードの吸収効率を高めることは、複数本の中継用ファイバ2が外周クラッド3に包囲される光学入出力デバイス1では、特に有意となる。
上記実施形態が一例として説明されているが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、テーパ部31における小径端面EF2に細径部32が一体形成されたが、当該細径部32が省略されていても良い。また、図6に示す光学入出力デバイスのように、テーパ部31における大径端面EF1に、当該端面EF1の径と同程度の径で延在する太径部33が一体形成されていても良い。要するに、外周クラッド3は、複数本の中継用ファイバ2を一端側から他端側に向かって縮径するテーパ部を有していれば良い。
また、上記実施形態では、中継用ファイバ2の一部が露出部位2Aとして外周クラッド3から露出されたが、当該露出部位2Aは省略されても良い。なお、外周クラッド3の大径端面EF1側における中継用ファイバ2の端面それぞれに単芯光ファイバF1を簡易に融着接続する観点では、中継用ファイバ2の一部が露出部位2Aとして外周クラッド3から露出されるほうが好ましい。
また、上記実施形態では、中継用ファイバ2の本数が7本とされたが、2〜6本のいずれかとされても良く、8本以上とされても良い。要するに、2本以上であれば様々な本数を適用することができる。なお、中継用ファイバ2の配置に起因する光学的性質を均質とする観点では、外周クラッド3の軸に対して対称に配置可能な本数を適用することが好ましい。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例)
光学入出力デバイス1におけるテーパ部31の長さを5mmで固定とし、第1コア21の半径r1S及び比屈折率差Δと第2コアの比屈折率差Δとを所定値で固定とし、当該第2コアの半径r2Sと中継用ファイバ2の延伸率とを可変したときの中継用ファイバ部位2Bのコアの実効断面積(有効コア断面積)について数値実験を行った。なお、この数値実験において中継用ファイバ部位2Bに入射される光の波長は1550nmとしている。
図7は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.4とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフであり、図8は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.5とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。また、図9は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.6とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフであり、図10は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.7とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。さらに、図11は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.8とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフであり、図12は、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.9とした場合におけるコアの実効断面積の変化を示すグラフである。
なお、図7〜図12の(A)は、それぞれ、第1コア21の半径r1Sを4.5μm、比屈折率差Δを0.55%、第2コアの比屈折率差Δを0.20%で固定とし、第2コアの半径r2Sを14μm〜17μmの値にそれぞれ可変している。図7〜図12の(B)は、それぞれ、第1コア21の半径r1Sを4.5μm、比屈折率差Δを0.60%、第2コアの比屈折率差Δを0.25%で固定とし、第2コアの半径r2Sを16μm〜19μmの値にそれぞれ可変している。図7〜図12の(C)は、それぞれ、第1コア21の半径r1Sを4.5μm、比屈折率差Δを0.65%、第2コアの比屈折率差Δを0.30%で固定とし、第2コアの半径r2Sを18μm〜21μmの値にそれぞれ可変している。図7〜図12の(D)は、それぞれ、第1コア21の半径r1Sを4.5μm、比屈折率差Δを0.70%、第2コアの比屈折率差Δを0.35%で固定とし、第2コアの半径r2Sを19μm〜22μmの値にそれぞれ可変している。
図7〜図12に示すとおり、いずれの場合においても、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるコアの実効断面積は、70μm〜100μmの範囲に収まっている。このことは、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるモードフィールド径の変化が小さいことを表している。
また、図7〜図12に示すグラフを得た数値実験を行ったときの第2コアの半径r2Sと、V2S/V1Sとの関係を図13に示す。
図13に示すとおり、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるコアの実効断面積が70μm〜100μmの範囲に収まっているときのV2S/V1Sについては、1.07r2S−13.5以上1.07r2S−11.5以下の範囲に収まっていることが分かる。
(比較例)
第1コア21の半径r1Sを4.5μm、第2コア22の半径r2Sを22μm、第1コア21の比屈折率差Δを0.55%、第2コア22の比屈折率差Δを0.20%、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.6と設定した場合の特性を比較例として数値実験を行った。なお、この数値実験において中継用ファイバ部位2Bに入射される光の波長は1550nmとしている。
この場合、上記(1)式におけるr2S/r1Sは4.7となり、 Δ/Δは2.75となり、V2S/V1Sは7.56となり、1.07r2S−13.5は8.97となるため、上記(1)式の中段の条件を充足していない。この場合のコアの実効断面積の変化を図14に示す。
図14に示すとおり、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるコアの実効断面積は、上記実施例の図7〜図12と異なり、70μm〜100μmの範囲をこえている。また、テーパ部31の小径端面におけるコアの実効断面積Aeffは100μmを超えており、コアの実効断面積Aeffが80μmのファイバとの接続の点からも不適切である。
また、第1コア21の半径r1Sを4.5μm、第2コアの半径r2Sを16μm、第1コア21の比屈折率差Δを0.70%、第2コア22の比屈折率差Δを0.35%、中継用ファイバ2の延伸率を1/3.6と設定した場合の特性を比較例として数値実験を行った。なお、この数値実験において中継用ファイバ部位2Bに入射される光の波長は1550nmとしている。
この場合、r2S/r1Sは3.56となり、Δ/Δは2.0となり、V2S/V1Sは5.82となり、上記(1)式の下段の条件を充足していない。この場合のコアの実効断面積の変化を図15に示す。
図15に示すとおり、中継用ファイバ部位2Bの長さ方向におけるコアの実効断面積は、上記実施例の図7〜図12と異なり、70μm〜100μmの範囲をこえている。また、テーパ部31の小径端面におけるコアの実効断面積Aeffは65μmを下回っており、コアの実効断面積Aeffが80μmのファイバとの接続の点からも不適切である。
上記実施例の数値実験を基に、下記表1に示す構造の光学入出力デバイスを試作した。
Figure 2014016472
上記表1に示す構造の光学入出力デバイスでは、第1コア21の屈折率体積V1Sが35.0%μmであり、第2コア22の屈折率体積V2Sが110.4%μmである。したがって、V2S/V1Sは3.15となり、1.07r2S−13.5は1.48となり、1.07r2S−11.5は3.48となる。この結果、V2S/V1Sは、上記(1)式の上段及び中段の条件を満足する。また、r2S/r1Sは3.11となり、Δ/Δは2.75となり、−3×Δ/Δ+10は1.75となるため、r2S/r1Sは、上記(1)式の下段の条件も充足する。
このように試作された光学入出力デバイスにおける平均クロストークは−50dB以下となり、平均挿入損失は0.5dBとなり、クラッドに光が漏れる過剰損失が非常に小さいことが確認された。なお、挿入損失とは、大径端面における通常のシングルコアファイバとの接続損失、小径端面におけるマルチコアファイバとの接続損失および本デバイス中の構造変化の過程で発生する損失をすべて含んだ損失である。
また、上記実施例の数値実験を基に、下記表2に示す構造の光学入出力デバイスを試作した。
Figure 2014016472
上記表2に示す構造の光学入出力デバイスは、上記第2実施形態に相当するものである。この試作では、第1コア21の屈折率体積V1Sが35.0%μmとなり、第2コア22の屈折率体積V2Sが110.4%μmとなり、V2S/V1Sは3.15となり、1.07r2S−13.5は1.48となり、1.07r2S−11.5は3.48となる。この結果、V2S/V1Sは、上記(1)式の上段及び中段の条件を充足する。また、r2S/r1Sは3.11となり、Δ/Δは2.75となり、−3×Δ/Δ+10は1.75となるため、r2S/r1Sは、上記(1)式の下段の条件も充足する。
このように試作された光学入出力デバイスにおける中継用ファイバ部位2B間の平均クロストークは−55dB以下となり、平均挿入損失は0.5dBとなり、クラッドに光が漏れる過剰損失が非常に小さいことが確認された。
本発明に係る光学入出力デバイスは、マルチコアファイバを取り扱う産業上分野において利用可能性がある。
1・・・光学入出力デバイス
2・・・中継用ファイバ
21・・・第1コア
22・・・第2コア
23・・・クラッド
3・・・外周クラッド
31・・・テーパ部
32・・・細径部
33・・・太径部
4・・・最外周クラッド

Claims (3)

  1. 複数本の中継用ファイバと、
    前記複数本の中継用ファイバそれぞれに一体化され、互いの前記中継用ファイバ間を埋めるとともに各前記中継用ファイバの外周面を包囲する外周クラッドと
    を備え、
    前記中継用ファイバは、第1コアと、前記第1コアの屈折率よりも屈折率が低く前記第1コアの外周面を隙間なく包囲する第2コアと、前記第2コアの屈折率よりも屈折率が低く前記第2コアの外周面を隙間なく包囲するクラッドとを有し、
    前記外周クラッドは、前記複数本の中継用ファイバを一端側から他端側に向かって縮径するテーパ部を有し、
    前記テーパ部の大径端面における前記第1コアの半径をr1Sとし、前記大径端面における前記第2コアの半径をr2Sとし、前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差をΔとし、前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差をΔとし、r1S ×Δで表わされる前記第1コアの屈折率体積をV1Sとし、π(r2S −r1S )×Δで表わされる前記第2コアの屈折率体積をV2Sとした場合に、次式
    Figure 2014016472
    を充足することを特徴とする光学入出力デバイス。
  2. 前記クラッドに対する前記外周クラッドの比屈折率差は、−0.1%以上0.1%以下とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学入出力デバイス。
  3. 前記外周クラッドの外周面を隙間なく包囲する最外周クラッド
    をさらに備え、
    前記最外周クラッドの屈折率は、前記外周クラッドの屈折率よりも高い
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学入出力デバイス。
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