JP7223382B1 - ピッチ変換器製造装置 - Google Patents

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【課題】本開示では、小型のピッチ変換器を製造可能なピッチ変換器製造装置を提供することを目的とする。【解決手段】本開示に係るピッチ変換器製造装置は、ジャケット管内に挿入された複数のダブルコア光ファイバ及び前記ジャケット管を加熱し、前記複数のダブルコア光ファイバを前記ジャケット管に溶着して光ファイバ母材を生成する溶着機構と、生成された前記光ファイバ母材を局所的に加熱して溶融し、溶融した前記光ファイバ母材を延伸する延伸機構と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、小型のピッチ変換器を製造する装置に関する。
複数の光ファイバをシリコン光回路に配線するためには、MTコネクタピッチとシリコン光回路とのピッチ変換を行うマルチコア光ファイバを用いたピッチ変換器が必要になる。このピッチ変換器の製造工程では、光ファイバの延伸が行われる。
光ファイバの延伸技術として、マイクロヒータにより加熱をして光ファイバを延伸する手法が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、少なくとも3本以上並列状態で近接された光ファイバを、マイクロヒータで均一に加熱させて融着処理することにより、ムラのない延伸状態にする。
しかし、特許文献1のように、マイクロヒータにより光ファイバを加熱して延伸する場合、マイクロヒータの加熱範囲より小さい範囲を局所的に加熱して延伸することは困難である。そのため、特許文献1では、延伸部が大きくなり、ピッチ変換器の小型化が難しいという問題があった。
特開2005-043797
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたもので、小型のピッチ変換器を製造可能なピッチ変換器製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示では、光ファイバ母材を生成する溶着工程と、光ファイバ母材を局所的に加熱して延伸する延伸工程とを行う。
具体的には、本開示に係るピッチ変換器製造装置は、
ジャケット管内に挿入された複数のダブルコア光ファイバ及び前記ジャケット管を加熱し、前記複数のダブルコア光ファイバを前記ジャケット管に溶着して光ファイバ母材を生成する溶着機構と、
生成された前記光ファイバ母材を局所的に加熱して溶融し、溶融した前記光ファイバ母材を延伸する延伸機構と、
を備える。
本開示によれば、小型のピッチ変換器を製造可能なピッチ変換器製造装置を提供することができる。
実施形態1に係るピッチ変換器製造装置の概略構成を説明する図である。 実施形態1に係るジャケット管の断面及びダブルコア光ファイバの屈折率を説明する図である。 実施形態1に係る溶着工程を説明する図である。 実施形態1に係る延伸工程を説明する図である。 実施形態1に係る延伸工程を説明する図である。 実施形態1に係るアーク放電用電極の極性の例を示す図である。 実施形態1に係る溶着工程及び延伸工程を説明する図である。 実施形態1に係るピッチ変換器の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本開示は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態に係るピッチ変換器製造装置の概略構成を図1に示す。本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10は、溶着機構31と、延伸機構32と、切断機構33と、を備える。本実施形態に係るピッチ変換器製造方法は、溶着機構31が溶着工程を行い、延伸機構32が延伸工程を行い、切断機構33が切断工程を行う。以下、各工程について説明する。
(溶着工程)
溶着機構31は、図1に示すように、ジャケット管21内に挿入された複数のダブルコア光ファイバ22及びジャケット管21を加熱し、複数のダブルコア光ファイバ22をジャケット管21に溶着して光ファイバ母材23を生成する。
ここで、ダブルコア光ファイバ22が挿入されたジャケット管21のz軸に垂直な断面(xy平面)を図2(a)に示す。本実施形態では、図2(a)に示すように、ジャケット管21の断面において、ダブルコア光ファイバ22の断面がx軸方向に一列に並ぶようにジャケット管21に4本のダブルコア光ファイバ22を挿入する。
本開示では、各ダブルコア光ファイバ22をジャケット管21に溶着することで、光ファイバ母材23を生成する。そのため、ジャケット管21の外径は2mm以下であることが望ましい。また、ジャケット管21のダブルコア光ファイバ22を配置する複数の貫通孔の各内径は0.5mm以下であることが望ましい。
ダブルコア光ファイバ22の屈折率について図2(b)に示す。ダブルコア光ファイバ22は、屈折率nの第1のコア22aと、屈折率nの第2のコア22bと、屈折率nのクラッド22cとで構成される。第1のコア22aと第2のコア22bとの比屈折率差は0.33%以下であり、第2のコア22bとクラッド22cとの比屈折率差は1.5%以上であることが望ましい。このような比屈折率差のダブルコア光ファイバ22を用いることにより、延伸された光ファイバ母材23においては、第1のコア22aが光を閉じ込める力を失い、第2のコア22bが光を閉じ込めることなる。つまり、延伸された光ファイバ母材23内のダブルコア光ファイバ22は、第2のコア22bのシングルコアファイバとみなせる。また、第2のコア22bとクラッド22cの比屈折率差が1.5%以上であれば、基板端のMTコネクタからシリコン光回路結合用光ファイバへのピッチ変換損失を低減できる。
ジャケット管21に挿入するダブルコア光ファイバ22の本数及び配置は、本実施形態に限定されない。例えば、シリコン光回路におけるコアの配置やコネクタにおけるシングルコア光ファイバの配置に応じて、ジャケット管21の断面において、ダブルコア光ファイバ22の断面がx軸方向に4列かつy軸方向に2列等のx軸方向及びy軸方向にそれぞれ複数列あるように配置してもよい。
溶着機構31の動作の一例を図3に示す。溶着機構31は、4極のアーク放電用電極11-1~11-4を備える。なお、図3では、yz平面に含まれるアーク放電用電極11-1及び11-2のみを記載している。図3においては、ジャケット管21の長軸方向をz軸とし、z軸に垂直な方向をy軸とする。図3に示す断面図は、ジャケット管21に挿入されたダブルコア光ファイバ22の断面を含むyz平面である。なお、以下、y軸及びz軸に垂直な軸をx軸とする。
アーク放電用電極11-1及び11-2は、y軸方向に沿ってジャケット管21の両側に配置されている。アーク放電用電極11-3及び11-4は、x軸方向に沿ってジャケット管21の両側に配置されている。アーク放電用電極11-1~11-4は、ジャケット管21の両側からアーク放電を行うことで、ダブルコア光ファイバ22及びジャケット管21を加熱する。
アーク放電用電極11-1~11-4は、後述するアーク放電用電極12-1~12-4のアーク放電ADと同様のアーク放電ADによりジャケット管21及びダブルコア光ファイバ22を加熱しながらz軸の負方向に移動し、ダブルコア光ファイバ22をジャケット管21に溶着する。アーク放電用電極11-1~11-4の移動速度(溶着速度)は1mm/sec以下であることが望ましい。
溶着機構31は、溶着度を上げるための機構としてハンドルチューブ13を備えていてもよい。図3に示すように、ハンドルチューブ13をジャケット管21にかぶせ、ハンドルチューブ13内を減圧する。これにより、ジャケット管21とダブルコア光ファイバ22との間に空気層が残らないため、低損失のピッチ変換器又はマルチコア光ファイバが実現可能となる。
(延伸工程)
延伸機構32は、図1に示すように、生成された光ファイバ母材23を局所的に加熱して溶融し、溶融した光ファイバ母材23を延伸する。光ファイバ母材23の断面図を図4に示す。図4に示す断面図は、光ファイバ母材23に挿入されたダブルコア光ファイバ22の断面を含むyz平面である。本実施形態に係る延伸機構32は、4極のアーク放電用電極12-1~12-4を備える。なお、図4では、yz平面に含まれるアーク放電用電極12-1及び12-2のみを記載している。
アーク放電用電極12-1~12-4は、光ファイバ母材23の長軸方向に垂直な同一面上に配置されている。例えば、アーク放電用電極12-1及び12-2は、y軸方向に沿って、光ファイバ母材23の延伸部24の両側に配置されている。アーク放電用電極12-3及び12-4は、x軸方向に沿って、光ファイバ母材23の延伸部24の両側に配置されている。図4に示すように、アーク放電用電極12-1~12-4がアーク放電を行うことで、光ファイバ母材23を局所的に加熱する。
延伸機構32の動作の一例を図5に示す。延伸機構32は、対向する電極同士又は隣り合う電極同士のアーク放電ADを熱源として、光ファイバ母材23の延伸部24を加熱する。例えば、対向するアーク放電用電極12-1及び12-2の間で放電させるか、或いは対向するアーク放電用電極12-3及び12-4の間で放電させる。また、隣り合う放電用電極12-1及び12-3の間で放電させるか、或いは隣り合う放電用電極12-4及び12-2の間で放電させるか、或いは隣り合う放電用電極12-2及び12-3の間で放電させるか、或いは隣り合う放電用電極12-3及び12-1の間で放電させる。
アーク放電用電極12-1~12-4の直径Dは3mm以下であることが望ましい。これにより、延伸部24を長くすることなく、光ファイバ母材23を延伸することができる。
延伸機構32は、送出機構(不図示)をさらに備えてもよい。送出機構は、光ファイバ母材23を送り方向(z軸の正方向)に送り出す。図4のVinは、送出機構が光ファイバ母材23を送り出す送り速度である。送り速度Vinは、0.2mm/sec以下が望ましい。
延伸機構32は、アーク放電用電極12-1~12-4のアーク放電ADで加熱された光ファイバ母材23を延伸方向(z軸の正方向)に延伸する。図5に示す延伸方向と送り方向は同じ方向である。図4のVoutは、延伸機構32が光ファイバ母材23を延伸する延伸速度である。延伸速度Voutは、送り速度Vinに比べて速い。延伸速度Voutは、15mm/sec以下が望ましい。延伸機構32は、光ファイバ母材23を所望の直径に延伸することができる。
アーク放電用電極12-1~12-4のそれぞれの極性の例を図6に示す。本実施形態に係るピッチ変換器製造装置は、アーク放電用電極12-1~12-4のそれぞれを図6(a)から(d)のいずれかに示す極性にすることで、対向する電極同士又は隣り合う電極同士でアーク放電ADを発生させる。そして、本実施形態に係るピッチ変換器製造装置は、発生したアーク放電ADを延伸部24に照射することにより、延伸部24を加熱する。
また、本実施形態に係るピッチ変換器製造装置は、アーク放電用電極12-1~12-4のそれぞれの極性を、例えば、一定時間ごとに、図6(a)~(d)に示す極性に順々に変化させることでアーク放電ADの照射箇所を光ファイバ母材23の周方向に沿って変えることができる。これにより、光ファイバ母材23の延伸部24を周方向に均等に加熱することができる。なお、アーク放電用電極12-1~12-4によるアーク放電ADは直流でも交流でも可能である。具体的には、アーク放電用電極12-1~12-4への印可電圧は、約800Vでグロー放電が起こり、次ぎにアーク放電ADが起こる約300Vに落ち着く。
本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10では、溶着工程を行って光ファイバ母材23を完成させてから延伸工程を行う2段階構成も可能である。また、溶着工程と延伸工程を同時に行う事も可能である。溶着工程と延伸工程を同時に行う場合について図7を用いて説明する。
図7において、ダブルコア光ファイバ22が挿入されたジャケット管21に沿ってz軸の負方向にアーク放電用電極11-1~11-4を移動させながらダブルコア光ファイバ22をジャケット管21に溶着する。そして、溶着工程が完了する前に、ダブルコア光ファイバ22がジャケット管21に溶着されて光ファイバ母材23となっている部分については、延伸工程を行う。そうすると、ダブルコア光ファイバ22がジャケット管21に溶着されていない部分については溶着工程を行い、それと同時に、光ファイバ母材23となっている部分については延伸工程を行うことになる。この際、ジャケット管21は、送り速度Vinでz軸の正方向に送り出されるので、アーク放電用電極11-1~11-4の移動速度は、送り速度Vinに合わせて調整する必要がある。
(切断工程)
本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10は、図1に示すように、光ファイバ母材23をカットする切断機構33を備えてもよい。切断機構33が延伸工程後に図1のカット位置CP1及びCP2で光ファイバ母材23をカットすることによってピッチ変換器30を製造することができる。なお、延伸された光ファイバ母材23の長さによっては、図1の位置CP2で切断しなくてもよい。また、切断機構33が延伸工程後に図1のカット位置CP2で光ファイバ母材23を切断することにより複数のダブルコア光ファイバ22で構成されるマルチコア光ファイバの製造を行うことも可能である。切断工程において、切断機構33としてアーク放電用電極11-1~11-4又はアーク放電用電極12-1~12-4を用いてアーク放電ADによりカットすると、時間の短縮になり、生産性を大幅に向上させることができる。
本開示のピッチ変換器30では、ダブルコア光ファイバ22を用いることより、ピッチ変換による光接続損失を低減することができる。また、前述したように、ジャケット管21の外径が2mm以下、ダブルコア光ファイバ22を配置する複数の貫通孔の各内径が0.5mm以下、アーク放電電極11-1~11-4の直径が3mm以下、溶着機構31での溶着速度が1mm/sec以下とすれば、溶着機構31におけるアーク放電ADの炎が安定的となり、外径精度が高い光ファイバ母材23を得る事ができる。
本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10によって製造されたピッチ変換器30の一例を図8に示す。本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10では、光ファイバ母材23を局所的に加熱することが可能な延伸機構32を用いる。これにより、延伸部24を短くすることができる。その結果、ピッチ変換器30は、テーパ長TLが短くなり、小型となる。
また、本実施形態に係るピッチ変換器製造装置10は、溶着工程及び延伸工程を連続して、又は同時に行うことで、ピッチ変換器の製造効率及び歩留まりを向上することができる。
(実施例1)
実施形態1に係るピッチ変換器製造装置10の実施例を説明する。図2(a)及び(b)に示すダブルコア光ファイバ22は、第1コア22aの屈折率がnでコア径が9μm、第2コア22bの屈折率がnでコア径が24μm、クラッド22cの屈折率がn3、外径が82μmとする。
第1コア22aと第2コア22bの比屈折率差は、基板外からのSMF(シングルモードファイバ)と相性が良い(n1―)/n=0.28%とする。第2コア22bとクラッド22cの比屈折率差は、光ファイバ母材23を延伸する際に放射損失が生じないように、(n2―)/n=1.5%とする。
ジャケット管21は石英ガラスであり、外径ΦBが1mmであり、4個の貫通孔の内径が92μmでピッチ間隔125μmで並んでいる。図3に示すように、4個の貫通孔にダブルコア光ファイバ22が挿入されたジャケット管21の外側からアーク放電用電極11-1~11-4のアーク放電ADでジャケット管21を1500℃以上で加熱しながら、z軸の負方向にアーク放電用電極11-1~11-4を移動する。その際、ダブルコア光ファイバ22とジャケット管21が密着するように、ジャケット管21にハンドルチューブ13を取り付けて1気圧(1013.25ヘクトパスカル)以下でジャケット管21とダブルコア光ファイバ22の隙間を減圧して溶着する。
溶着後、図4に示すように光ファイバ母材23をアーク放電用電極12-1~12-4により1500℃以上で加熱して延伸する。延伸速度Voutは10mm/sec、光ファイバ母材23の送り速度Vinは0.15mm/secであった。
以上の工程により延伸された光ファイバ母材23は、外径ΦSが125μm、ダブルコア光ファイバ22の第1コア径が1.1μm、第2コア径が3μm、コア間ピッチが16μmであった。
延伸後、光ファイバ母材23を図1のカット位置CP1でカットして図8のピッチ変換器30を製造した。本実施例で製造したピッチ変換器30の寸法を測定したところ、図8に示すテーパ長TLが1mm、光ファイバ長OLが400mm得られた。
上記実施形態では、光ファイバ母材23を水平方向に延伸する構造の装置を例に説明したが鉛直方向に延伸する装置であってもよい。また、延伸機構32は、光ファイバ母材23を局所的に加熱可能な熱源であればよく、アーク放電用電極に限定されない。
本開示に係るピッチ変換器製造装置は、光通信産業に適用することができる。
10:ピッチ変換器製造装置
11、12:アーク放電用電極
13:ハンドルチューブ
21:ジャケット管
22:ダブルコア光ファイバ
23:光ファイバ母材
30:ピッチ変換器
31:溶着機構
32:延伸機構
33:切断機構

Claims (3)

  1. 石英ガラスのジャケット管内に挿入された複数の光ファイバ及び前記ジャケット管を、電極対を前記ジャケット管の長軸手方向に移動しながらアーク放電を用いて加熱することで、前記複数の光ファイバが前記ジャケット管に溶着された光ファイバ母材を生成する溶着機構と、
    生成された前記光ファイバ母材の延伸部、アーク放電を用いて局所的にテーパ状に延伸する延伸機構と、
    を備えるピッチ変換器製造装置。
  2. 前記延伸機構は、前記光ファイバ母材の長軸方向に垂直な第1の方向に沿って両側から前記光ファイバ母材の前記延伸部を挟むように配置された第1の電極対と、前記長軸方向及び前記第1の方向のそれぞれに垂直な第2の方向に沿って両側から前記延伸部を挟むように配置された第2の電極対と、を備え、
    前記第1の電極対及び前記第2の電極対の直径は3mm以下であり、
    前記第1の電極対及び前記第2の電極対のうちの対向する電極同士又は隣り合う電極同士のアーク放電で前記延伸部を加熱して溶融する
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ変換器製造装置。
  3. 前記延伸機構は、前記第1の電極対及び前記第2の電極対の各電極の極性を一定時間毎に変化させ
    前記延伸の後に、前記延伸と同じ電極対を用いて、前記延伸された光ファイバ母材を切断する
    ことを特徴とする請求項2に記載のピッチ変換器製造装置。
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