JP2004361846A - ガラスファイバの融着接続方法 - Google Patents

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正夫 築谷
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Abstract

【課題】ガラスファイバ径が異なるガラスファイバを、接続ロスが少ない状態で確実に接続することができるガラスファイバの融着接続方法を提供する。
【解決手段】細いガラスファイバ21と、ガラスファイバの外径が、細いガラスファイバ21の外径の1.1倍以上大きい太いガラスファイバ20とを放電により直接融着接続する。放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が、細いガラスファイバ21同士を融着するのに必要とされる放電量の90%以下である。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラスファイバの融着接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モードフィールド径が異なるガラスファイバの融着接続方法として、2本のガラスファイバを一度融着した後、加熱位置をモードフィールド径が小さいガラスファイバ側にずらして再加熱してモードフィールド径の整合を図るようにした融着接続方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、両端面に貫通した挿入孔を有する融着チューブに、溶解温度が異なる2本のガラスファイバを挿入して融着接続させた後、追加放電によってモードフィールド径の整合を図るようにした融着接続方法もある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−98171号公報(第3−6頁、第1図)
【特許文献2】
特開2001−174662号公報(第4−8頁、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガラスファイバによって長距離大容量伝送を行う場合、伝送容量を制限する要因の一つに非線形効果がある。非線形効果を抑制するには、ガラスファイバの光学特性の一つである実効断面積(Aeff)を大きくする必要がある。しかし、一般に実効断面積とマイクロベンドロスとの間にはトレードオフの関係があり、実効断面積を大きくするとマイクロベンドロスが増加するという不具合が発生する。この問題を解決する手段の一つとして、ガラスファイバ径を太くしてガラスファイバの剛性を向上させることにより、マイクロベンドロスを低減させる方法が考えられる。例えば、一例として、ガラスファイバ径を170μmまで太くすることによって実効断面積を200μmまで大きくすると、ガラスファイバがボビンに巻かれた状態においてはマイクロベンドロスの殆どない波形を得られることが確認されている。しかしながら、中継器等に使用されているガラスファイバのガラスファイバ径は、通常、125μmとされている。よって、この場合、太いガラスファイバ(例えば、外径170μm)を細いガラスファイバ(例えば、外径125μm)に接続する必要が生じる。
【0006】
一般に、ガラスファイバ径が大きく異なるガラスファイバを融着接続する場合、体積が大きく異なることから、それぞれのガラスファイバに加わるエネルギ密度が異なることとなり、ガラスファイバの溶け具合が異なってくる。すなわち、太いガラスファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量で融着接続すると、細いガラスファイバが溶けすぎてコアのドーパントが拡散しすぎると言う現象が生じ、接続部の強度が不十分となったり、接続ロスが増大するなどの不具合が生じる。一方、細いガラスファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量で融着接続すると、太いガラスファイバが溶けきらないなどして、接続強度が不十分なものとなり、また、コアの接続も上手くいかず、結果として接続ロスが大きくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガラスファイバ径が異なるガラスファイバを、接続ロスが少ない状態で確実に接続することができるガラスファイバの融着接続方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法は、細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により直接融着接続するガラスファイバの融着接続方法であって、前記放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が、前記細いファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量の90%以下である。
【0009】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法は、細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、ガラスファイバの外径が前記細いファイバと前記太いファイバの中間であり、MFD(モードフィールド径)が前記細いファイバ又は太いファイバと略等しいか、その中間である接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続する。
【0010】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法は、細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、ガラスファイバの外径が前記細いファイバ又は前記太いファイバと略等しいか、その中間であり、MFD(モードフィールド径)が前記細いファイバと前記太いファイバの中間である接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続する。
【0011】
好ましくは、前記細いファイバ又は前記太いファイバのいずれかは、ガラスファイバの外径が125μmであり、前記接続用ファイバは、ガラスファイバの外径が125μmである。
【0012】
また好ましくは、前記接続用ファイバは、ガラスファイバの外径が細い端部と太い端部とを有し、前記細いファイバと前記接続用ファイバの細い端部、前記太いファイバと前記接続用ファイバの太い端部とをそれぞれ接続する。
【0013】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法は、細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、前記太いファイバと同種のファイバと前記細いファイバと同種のファイバとが放電により融着接続されてなる接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続する。
【0014】
また好ましくは、ガラスファイバの外径が異なるファイバ同士の前記融着接続時において、前記放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が、前記細いファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量の90%以下である。
【0015】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法において、好ましくは、前記融着接続後、追加放電を繰返し行い、ガラスファイバの外径が太いファイバの外径を変化させる。
【0016】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法において、好ましくは、前記複数回の放電が5回以上である。
【0017】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法において、好ましくは、前記複数回の放電の1回当たりの放電時間が2秒以下である。
【0018】
また、本発明に係るガラスファイバの融着接続方法は、細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により直接融着接続するガラスファイバの融着接続方法であって、放電の中心位置は、融着接続が可能な位置であり、前記太いファイバがより多く加熱される位置にずらしてある。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、ガラスファイバを融着接続する融着接続装置の概要を説明する。図1は、融着接続装置の縦断面概略図である。図1に示すように、融着接続される2本のガラスファイバ20,21は、融着接続装置1に配設された一対のガラスファイバ固定台2にガラスファイバ20,21の被覆部(図示せず)が固定され、端面20a,21a同士が当接するように配置されている。端面20a,21aの接続部に対向する位置には、ガラスファイバ20,21の軸と略直交して一対の放電電極棒3,4が配置されている。一対の放電電極棒3,4には、放電量制御装置12が電気的に接続されており、放電量制御装置12は、電圧や電圧印加時間等を制御して一対の放電電極棒3,4に印加する放電量を任意に制御できるように構成されている。本発明において、放電量とは、一対の放電電極棒3,4に与えられる放電パワーと放電時間との積を意味する。
【0020】
略十字形に配置された2本のガラスファイバ20,21及び一対の放電電極棒3,4は、内部空間5を連通させて十字形に形成された管状部6a、6bを有する容器6内に収容されている。容器6は、例えばセラミックやガラス等から製作されており、管状部6aで軸方向に2分割可能とされ、管状部6aを開いて融着接続される2本のガラスファイバ20,21を内部に配置できるようになっている。管状部6aには、例えば、不活性ガス供給口8と不活性ガス排出口9とが設けられている。
【0021】
これにより、不活性ガス供給口8から、窒素、ヘリウム、アルゴン、等の不活性ガスを供給し、不活性ガス排出口9から排出させることによって、容器6の内部が不活性ガス雰囲気下とされる。
【0022】
そして、放電量制御装置12から一対の放電電極棒3,4に所定の放電量を与えてアーク放電させ、2本のガラスファイバ20,21の端面20a,21aを溶融することにより、2本のガラスファイバ20,21の端面20a,21aが互いに融着接続される。
【0023】
以下、本発明の実施形態に係るガラスファイバの融着接続方法について説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図2(A)の模式図に示すように、上述した融着接続装置1によって外径が異なる2本のガラスファイバ20,21を融着接続する第1実施形態について説明する。太いガラスファイバ20の外径は細いガラスファイバ21の外径の1.1倍以上とされており(後述する実施形態にても同様)、例えば、太いガラスファイバ20は外径が170μmであり、細いガラスファイバ21は外径が125μmとされている。一対のガラスファイバ固定台2で太いガラスファイバ20及び細いガラスファイバ21を把持して、それぞれの端面20aと端面21aとが当接するように配置する。
【0025】
ガラスファイバ20,21の軸と直交して配置されている一対の放電電極棒3,4に放電量制御装置12から所定放電量の放電を与え、端面20aと端面21aとを溶融させて直接融着接続する。ここで、放電量制御装置12から一対の放電電極棒3,4に供給される放電量は、細いガラスファイバ21同士を融着接続するのに必要とされる放電量(以下、必要放電量と言う)の90%以下である。また、一般的に接続ファイバ同士のMFDが除々に整合することによって、低ロスな接続ロスが可能である。さらに熱を加えることによってドーパントが拡散をおこすが、ドーパントの濃度が濃い方から薄い方へ拡散を起こす。放電時間が長いとドーパント量の多いコアにかかるエネルギーが大きくなる為、一気にドーパント濃度が濃いコアにてコア構造の整合が行われるが、これよりも、短時間の放電により、ガラスの外側の部分から除々に整合を行う方が、最終的に接続したときに、きれいに整合が行われる。これによって低ロスの接続が可能となる。また、短時間の放電を繰り返すことは、冷却期間での余熱効果によるゆっくりとした拡散効果により精密な整合が図られることから低接続ロス性に優れている。以上の理由から、1回当たりの放電時間は例えば2秒以下とされるのが好ましく、1.5秒以下とされるのがさらに好ましい(後述する実施形態にても同様)。本発明において、必要放電量とは、ガラスファイバの端面同士が、端面に起因する境界が残ることなく融着接続するのに必要とされる放電量の最低値をいうものとする。図2(B)の模式図に示すように、初期の放電によって、ガラスファイバ20,21は溶けきらずに、低い温度で融着接続するが、融着接続部22の表面は滑らかでなく、そのテーパー角度も大きい。
【0026】
その後、必要放電量の90%以下の放電量で複数回、放電を繰り返し行うことにより(追加放電)、図2(C)の模式図に示すように、太いガラスファイバ20の外径を変化させて、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21の融着接続部22は、滑らかなテーパー状に整えられる。これにより、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21とを確実に(高強度に)接続できる。また、外形が滑らかなテーパー状になることによって、加えられた放電エネルギはコアに均一に伝達されるようになる。更に、同様の放電を繰り返し行うことによって、コア中の不純物の拡散がおこる。不純物の拡散速度は、不純物の密度が高い方が速い。一般的に、モードフィールド径が小さいガラスファイバは、コアの比屈折率差が高く、不純物の密度が高いので、主としてモードフィールド径の小さいガラスファイバから不純物が拡散してモードフィールド径の整合が行われ、接続ロスの少ない融着接続が行われる。
【0027】
前記放電は5回以上行うのが好ましい(後述する実施形態にても同様)。これにより、前記融着接続部22を、より確実に、図2(C)に示すような滑らかなテーパー状にすることができ、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21とを確実に(高強度に)融着接続できる。また、放電を5回以上繰り返すことによって、ガラスファイバ20,21のようにモードフィールド径が異なる場合であっても、モードフィールド径の整合を確実に実施でき、接続ロスの少ない融着接続を確実に(高強度で)行うことができる。
【0028】
細いガラスファイバ21同士の融着接続における必要放電量の90%以下の放電量の放電を複数回実施する際のガラスファイバの組み合わせとしては、ガラスファイバ同士の外径比を1.1倍以上とした組み合わせにおいて高強度および低接続ロスの効果が発現する。好ましくはガラスファイバの外径比が1.2倍以上、より好ましくはガラスファイバの外径比が1.3倍以上のときに高強度および低接続ロスの効果が顕著に表れる。また、必要放電量の80%以下の放電量の放電を複数回実施すると、さらに高強度、低接続ロスの効果が現れ、好ましい。また、ガラスファイバ同士の外径比は、被覆径(被覆が設けれらた状態でのガラスファイバの外径)の整合性の面から通常、2.0倍以下とされるのが好ましい(以上、後述する実施形態においても同様)。1回の放電量が大きすぎる場合は、細いガラスファイバが必要以上に溶けすぎて、コアの曲がり等が起きて接続ロスが増大する。また、放電量が小さい場合は、最終的に融着接続できるものの放電の回数が多くなりすぎるので、細いガラスファイバ21同士の融着接続における必要放電量の50%以上とされるのが好ましい。また、1回の放電量が前記規定した範囲にあっても放電の回数が1回であると、接続の強度が不充分となって、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21とを確実に(高強度に)融着接続できない。
【0029】
次に、上述した融着接続方法によって、外径及びモードフィールド径の異なるガラスファイバ同士を融着接続した試験について説明する。
試験に供した太いガラスファイバ20は、外径170μm,モードフィールド径16.0μm(1550nm)である。細いガラスファイバ21は、外径125μm,モードフィールド径11.6μm(1550nm)である。ここで、細いガラスファイバ21のモードフィールド径は、通常用いられている外径125μmのガラスファイバのモードフィールド径(10.5μm(1550nm))と比較して、大きくなっている。このように細いガラスファイバ21のモードフィールド径を大きくして、太いガラスファイバ20のモードフィールド径との差を少なくすることは、接続ロスの少ない状態で融着接続するのに有効である。
【0030】
本試験における放電条件は、放電量が、細いガラスファイバ21、すなわち、直径125μm、モードフィールド径11.6μm(1550nm)のガラスファイバを融着接続するための必要放電量の78%となっている(前記必要放電量は放電時間が1.5秒であり、本試験における放電条件においては、放電パワーを、必要放電量の放電パワーの78%に設定する)。放電時間は、1.5秒であり、放電間隔(放電休止時間)を10秒以上として複数回の放電がなされる。なお、一対の放電電極棒3,4は、放電を行う毎に劣化するので、融着の最適条件も変化する。従って、外径125μmの1.3μm帯零分散波長のガラスファイバ同士を接続する際、ガラスの溶け具合を観察して、放電パワーを設定し、そのパワーに応じた放電時間の設定を行う。このときのガラスファイバ20,21の端面に起因する境界を消失条件させることのできる放電量の最低量を必要放電量とする。
【0031】
図3に上記放電条件で融着接続する際における放電回数と、融着接続されたガラスファイバの接続ロスとの関係を示す。図3から分かるように、1回の放電で融着接続したガラスファイバの接続ロスは、0.5dBと大きいが、放電を多数回実施するのに伴って次第に減少し、20回の放電によって0.18dBまで低下している。従って、ガラスファイバ径及びモードフィールド径が異なるガラスファイバ同士の融着接続においても、小さな接続ロスで接続できることを確認できる。
【0032】
本試験において融着接続に用いた細いガラスファイバ21は、モードフィールド径11.6μm(1550nm)であり、通常用いられている外径125μmのガラスファイバのモードフィールド径(10.5μm(1550nm))と比較して大きい。細いガラスファイバ21と、モードフィールド径10.5μm(1550nm(外径125μm))のガラスファイバ同士の接続ロスは、0.1dB程度であることから、モードフィールド径10.5μm(1550nm)の通常の細いガラスファイバと、太いガラスファイバ20とを融着接続したときの接続ロスを、0.3dB以下とすることができ、接続ロスを確実に低減できる。
【0033】
(第2実施形態)
次に、接続用ガラスファイバを用いて外径が異なる2本のガラスファイバを融着接続する第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、既に説明した部材等においては、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
図4は放電電極によって融着接続されるガラスファイバの模式図である。図4に示すように、太いガラスファイバ20は、例えば外径D1=170μm、モードフィールド径d1=16.0μm(1550nm)であり、細いガラスファイバ21は、例えば外径D2=125μm、モードフィールド径d2=11.6μm(1550nm)である。
【0034】
接続用ガラスファイバとしては、「ガラスファイバの外径が細いガラスファイバ21と太いガラスファイバ20の中間であり、MFDd3が細いガラスファイバ21又は太いガラスファイバ20と略等しいか、その中間である接続用ガラスファイバ(1)」あるいは「ガラスファイバの外径が細いガラスファイバ21又は太いガラスファイバ20と略等しいか、その中間であり、MFDが細いガラスファイバ21と太いガラスファイバ20の中間である接続用ガラスファイバ(2)」を使用することができる。ここで、前記接続用ガラスファイバ(1)の具体例であり、かつ、前記接続用ガラスファイバ(2)の具体例であるものとして、接続用ガラスファイバ25の外径D3は、太いガラスファイバ20の外径D1より小さく、かつ、細いガラスファイバ21の外径D2より大きく設定されている。また、接続用ガラスファイバ25のモードフィールド径d3は、太いガラスファイバ20のモードフィールド径d1より小さく、かつ細いガラスファイバ21のモードフィールド径d2より大きく設定されている。
【0035】
融着接続は、先ず、太いガラスファイバ20の端面20aと接続用ガラスファイバ25の端面25aとを対向させて配置し、一対の放電電極棒3,4によって接続用ガラスファイバ25同士を融着接続するのに必要とされる必要放電量の90%以下の放電量の放電を複数回、行い、端面20aと端面25aとを融着接続する。次いで、接続用ガラスファイバ25のもう一方の端面25aと細いガラスファイバ21の端面21aとを対向させて配置し、一対の放電電極棒3,4を移動させ、細いガラスファイバ21同士を融着するのに必要とされる必要放電量の90%以下の放電量の放電を複数回、行い、端面21aと端面25aとを融着接続する。
【0036】
外径の異なる2本のガラスファイバ20,21の間に、接続用ガラスファイバ25を介在させて融着接続することにより、融着接続位置において、ガラスファイバ20,21のモードフィールド径の差をより低減できるので、モードフィールド径の整合を行いやすく、接続ロスの少ない融着接続を確実に実施できる。なお、複数回の放電による融着接続の経緯は、図2及び図3で既に説明したものと同様であるので、説明を省略する。
【0037】
また、本実施形態の接続に供される太いガラスファイバ20のモードフィールド径d1と接続用ガラスファイバ25のモードフィールド径d3との比(d1/d3)、及び、接続用ガラスファイバ25のモードフィールド径d3と細いガラスファイバ21のモードフィールド径d2との比(d3/d2)の好適な範囲としては、1.1〜1.5を挙げることができる。
【0038】
なお、細いガラスファイバ又は太いガラスファイバのいずれかが、広範に使用されている外径が125μmのファイバである場合には、前記接続用ガラスファイバ(2)として外径が125μmのものを使用しても良く、この場合、接続用ガラスファイバの一端部における融着に関しては、外径125μmの端面同士の融着とすることができ、接続を容易に実施できる。
【0039】
(第3実施形態)
次に、放電量を一方に偏らせて外径が異なる2本のガラスファイバを直接融着接続する第3実施形態について説明する。図5は放電電極によって融着接続されるガラスファイバの模式図である。図5に示すように、太いガラスファイバ20は、例えば外径D1=170μm、モードフィールド径d1=16.0μm(1550nm)であり、細いガラスファイバ21は、例えば外径D2=125μm、モードフィールド径d2=11.6μm(1550nm)である。
【0040】
放電量を一方に偏らせて放電させる方法としては、例えば太いガラスファイバ20の端面20aと細いガラスファイバ21の端面21aとの接合面から、一対の放電電極棒3,4を所定の距離Cだけ太いガラスファイバ20側に移動させることによって容易に達成できる。このようにして、多くの放電量を太いガラスファイバ20に作用させ、また少ない放電量を細いガラスファイバ21に作用させることにより、両方のガラスファイバ20,21のエネルギ密度が均一となるようにしてガラスファイバ20,21を同程度に溶融させることができる。これによって、太いガラスファイバ20の外径を変化させて、外径が異なるガラスファイバ20,21同士を、接続ロスを低減しつつ、均一に融着接続することができ、確実に(高強度に)融着接続できる。本実施形態の融着接続方法が好適に適用できる太いガラスファイバの外径D1と、細いガラスファイバの外径D2との比(D1/D2)の範囲としては、1.1〜2.0を挙げることができる。
【0041】
(第4実施形態)
ガラスファイバの外径が太い端部と細い端部とを有する接続用ガラスファイバを用いて外径が異なる2本のガラスファイバを融着接続する第4実施形態について説明する。図6は、放電電極によって融着接続されるガラスファイバの模式図である。図6に示すように、接続用ガラスファイバ26は、外形が例えばテーパー状に形成されることにより、ガラスファイバの外径が太い端部26aと細い端部26bとを有している。ガラスファイバの外径が太い端部26aの外径D1は、太いガラスファイバ20の外径と同一寸法、例えば170μmであり、また、接続用ガラスファイバ26のガラスファイバの外径が細い端部26bの外径D2は、細いガラスファイバ21の外径と同一寸法、例えば125μmとなっている。なお、外径だけでなく、モードフィールド径もテーパー状として、それらの端部の外径を太いガラスファイバ20及び細いガラスファイバ21のモードフィールド径と同一寸法とするのが望ましい。
【0042】
そして、太いガラスファイバ20と接続用ガラスファイバ26との融着接続は、接続用ガラスファイバ26のガラスファイバの外径が太い端部26aと太いガラスファイバ20の端面20aとを当接させ、一対の放電電極棒3,4によって太いガラスファイバ20同士を融着接続するのに必要とされる放電量(必要放電量)の放電を1回実施することによって行うことができる。また、細いガラスファイバ21と接続用ガラスファイバ26との融着接続は、接続用ガラスファイバ26のガラスファイバの外径が細い端部26bと細いガラスファイバ21の端面21aとを当接させ、一対の放電電極棒3,4を移動させて、細いガラスファイバ21同士を融着接続するのに必要とされる放電量の放電を1回実施することによって行うことができる。このように、融着接続位置において、ガラスファイバ20,21と接続用ガラスファイバ26の外径を略同一寸法にできるので、同じ寸法同士のガラスファイバを融着接続する従来の接続と全く同様にして接続することができる。従って、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21とを、接続用ガラスファイバ26を介して、接続ロスを低減しつつ確実に(高強度に)融着接続することができる。また、各接続は、1回で融着接続できるので効率的に接続することができる。
【0043】
(第5実施形態)
ガラスファイバの外径が太い端部と細い端部とを有する別の接続用ガラスファイバを用いて外径が異なる2本のガラスファイバを融着接続する第5実施形態について図7を用いて説明する。
図7(a)に示すように、太いガラスファイバ20と同種のファイバ20’と細いガラスファイバ21と同種のファイバ21’とを用意する。次いで、ファイバ20’の一端面20’aとファイバ21の’の一端面21’aとを当接させ、前記した一対の放電電極棒3,4から所定放電量の放電を与え、端面20’aと端面21’aとを溶融させて融着接続する(図7(b)参照)。ここで放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が細いファイバ同士(ここでは、ファイバ21’)を融着するのに必要とされる放電量の90%以下であるのが、ガラスファイバの外径が細い端部と太い端部とが高強度で接続されるとともに、接続ロスの少ない接続用ガラスファイバとすることができるので好ましい。
【0044】
以上のようにして得られる接続用ガラスファイバ27は、ガラスファイバの外径が太い端部27aが、太いガラスファイバ20と同種(ガラスファイバ外径、モードフィールド径が同じ)であり、また、ガラスファイバの外径が細い端部27bが、細いガラスファイバ21と同種(ガラスファイバ外径、モードフィールド径が同じ)である。よって、このような接続用ガラスファイバ27を予め用意することにより、通常の融着技術にて、太いガラスファイバ20の端面20aと、接続用ガラスファイバ27の外径が太い端部27aとを接続できるとともに、細いガラスファイバ21の端面21aと接続用ガラスファイバ27の外径が細い端部27bとを接続できる。これにより、ガラスファイバの接続現場等にて、特別な技術を持ち込むことなく、太いガラスファイバ20と細いガラスファイバ21とを、接続用ガラスファイバ27を介して、接続ロスを低減しつつ確実に(高強度に)融着接続することができる。また、各接続は、1回で融着接続できるので効率的に接続することができる。
【0045】
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0046】
【発明の効果】
本発明のガラスファイバの融着接続方法によれば、ガラスファイバ径が異なるガラスファイバを、接続ロスが少ない状態で確実に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】融着接続装置の縦断面概略図である。
【図2】外径の異なるガラスファイバが融着接続される状態を示す模式図である。
【図3】放電回数と接続ロスとの関係を示すグラフである。
【図4】接続用ガラスファイバを用いて外径の異なるガラスファイバが融着接続される状態を示す模式図である。
【図5】放電を太いガラスファイバ側に偏らせて行い、外径の異なるガラスファイバを融着接続する状態を示す模式図である。
【図6】接続用ガラスファイバを用いて外径の異なるガラスファイバが融着接続される状態を示す模式図である。
【図7】別の接続用ガラスファイバを用いて外径の異なるガラスファイバが融着接続される状態を示す模式図である。
【符号の説明】
20 太いガラスファイバ(太いファイバ)
20a,21a 端面(端部)
21 細いガラスファイバ(細いファイバ)
25,26,27 接続用ガラスファイバ
26a,27a ガラスファイバの外径が太い端部
26b,27b ガラスファイバの外径が細い端部
D1 太いガラスファイバの外径
D2 細いガラスファイバの外径
D3 接続用ガラスファイバの外径
d1 太いガラスファイバのモードフィールド径
d2 細いガラスファイバのモードフィールド径
d3 接続用ガラスファイバのモードフィールド径

Claims (11)

  1. 細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により直接融着接続するガラスファイバの融着接続方法であって、
    前記放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が、前記細いファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量の90%以下であるガラスファイバの融着接続方法。
  2. 細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、
    ガラスファイバの外径が前記細いファイバと前記太いファイバの中間であり、MFD(モードフィールド径)が前記細いファイバ又は太いファイバと略等しいか、その中間である接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続するガラスファイバの融着接続方法。
  3. 細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、
    ガラスファイバの外径が前記細いファイバ又は前記太いファイバと略等しいか、その中間であり、MFD(モードフィールド径)が前記細いファイバと前記太いファイバの中間である接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続するガラスファイバの融着接続方法。
  4. 前記細いファイバ又は前記太いファイバのいずれかは、ガラスファイバの外径が125μmであり、前記接続用ファイバは、ガラスファイバの外径が125μmである請求項3に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  5. 前記接続用ファイバは、ガラスファイバの外径が細い端部と太い端部とを有し、前記細いファイバと前記接続用ファイバの細い端部、前記太いファイバと前記接続用ファイバの太い端部とをそれぞれ接続する請求項3に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  6. 細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により融着接続するガラスファイバの融着接続であって、
    前記太いファイバと同種のファイバと前記細いファイバと同種のファイバとが放電により融着接続されてなる接続用ファイバを用意し、前記細いファイバと前記接続用ファイバ、前記太いファイバと前記接続用ファイバとをそれぞれ融着接続するガラスファイバの融着接続方法。
  7. ガラスファイバの外径が異なるファイバ同士の前記融着接続時において、前記放電は、複数回実施され、1回当たりの放電量が、前記細いファイバ同士を融着するのに必要とされる放電量の90%以下である請求項2または3に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  8. 前記融着接続後、追加放電を繰返し行い、ガラスファイバの外径が太いファイバの外径を変化させる請求項1または7のいずれか1項に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  9. 前記複数回の放電が5回以上である請求項8に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  10. 前記複数回の放電の1回当たりの放電時間が2秒以下である請求項8に記載のガラスファイバの融着接続方法。
  11. 細いファイバと、ガラスファイバの外径が、前記細いファイバの外径の1.1倍以上大きい太いファイバとを放電により直接融着接続するガラスファイバの融着接続方法であって、
    放電の中心位置は、融着接続が可能な位置であり、前記太いファイバがより多く加熱される位置にずらしてあるガラスファイバの融着接続方法。
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