JP2014008261A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布具用の金型を省くことができるので、塗布具を含めたコストを大きく削減することができる容器を提案する。
【解決手段】本発明の容器は、上部開口12を有しその内側に内容物の充填空間Mを備える容器本体10と、上部開口12を覆う天壁21を有し容器本体10に装着される中栓20とを備え、天壁21は、天壁本体21aと天壁本体21aに引きむしり可能に一体成形される天壁部分21bとからなり、その引きむしりによって充填空間Mにつながる取り出し口25を形成するとともに、むしり取った天壁部分21bが充填空間M内の内容物を掬い取る塗布具になることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばクリーム状やゲル状の内容物を収容する容器に関するものであり、特に、内容物を掬い取って対象物へ塗布する塗布具を用いて好適な容器に関する。
容器に収容した、例えば、クリーム状やゲル状の内容物(化粧料等)を取り出すにあたっては、指で直接掬い取る他、へら状の塗布具(スパチュラとも言う)を用いることがある。そして、このような塗布具を容器と一緒に保管することができれば、内容物を塗布したい時に直ぐに塗布具を使用することができて利便性が高まることから、本出願人は、容器の側方に塗布具を保持することができる容器の付属品保持具を既に提案している(例えば特許文献1参照)。
特開2004−331105号公報
ところで、このような塗布具は、安価で提供できるように合成樹脂材を用いることが多いものの、容器の各種構成部品を成型する金型とは別の、塗布具用の金型が必要となることから、コストの削減にも限界があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、容器に係る構成部品の金型を利用して塗布具を形成することで、これまで必要であった塗布具の金型を省くことが可能となり、塗布具を含めたコストを大きく削減することができる、新たな容器を提案するところにある。
本発明は、上部開口を有しその内側に内容物の充填空間を備える容器本体と、該上部開口を覆う天壁を有し該容器本体に装着される中栓とを備える容器において、
前記天壁は、天壁本体と該天壁本体に引きむしり可能に一体成形される天壁部分とからなり、その引きむしりによって前記充填空間につながる取り出し口を形成するとともに、むしり取った天壁部分が充填空間内の内容物を掬い取る塗布具になることを特徴とする容器である。
前記天壁は、その表面壁及び裏面壁の少なくとも一方に、前記天壁本体と前記天壁部分とを区画する環状溝部を有することが好ましい。
前記天壁は、前記天壁本体と前記天壁部分との相互間にこれらをつなぐ少なくとも1つの連結片を備えることが好ましい。
前記天壁は、前記天壁部分を、前記天壁本体とは異なる材料で形成するとともにインサート成形にて一体成形することが好ましい。
前記天壁部分は、エラストマーであることが好ましい。
天壁を、天壁本体と、天壁本体に引きむしり可能に一体成形される天壁部分とで構成し、引きむしりによって内容物の充填空間につながる取り出し口を形成するとともに、むしり取った天壁部分が充填空間内の内容物を掬い取る塗布具になるように構成することで、塗布具用の金型が不要となり、コストを削減することができる。
天壁部分を引きむしり可能に設けるにあたっては、天壁の表面壁及び裏面壁の少なくとも一方に、天壁本体と前記天壁部分とを区画する環状溝部を設けても、また、天壁本体と天壁部分との相互間にこれらをつなぐ少なくとも1つの連結片を設けても、さらに、天壁部分を、天壁本体とは異なる材料で形成するとともにインサート成形にて一体成形させてもよく、所期する塗布具の形態やこれらを成型する金型構造に応じて、種々の構成を選択できる。
また、天壁部分を、エラストマーで形成する場合は、塗布具に高い弾性を持たせることができるので、掬い取った内容物を直接肌に塗布する際に肌あたりがよくなる。
本発明に従う容器の実施形態を示す斜視図(蓋体を二点鎖線で示す)である。 図1に示す容器につき、(a)は平面図(蓋体は取り外して示す)であり、(b)は軸線を境として側面図及び断面図を示す図である。 図1に示す容器の天壁部分を引きむしって形成される取り出し口を示すとともに、塗布具としての天壁部分を、天壁上に載置した状態を示す図である。 本発明に従う容器の他の実施形態を示す平面図(蓋体は取り外して示す)である。 本発明に従う容器のさらに他の実施形態を示す平面図(蓋体は取り外して示す)である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う容器の実施形態を示す斜視図(蓋体を二点鎖線で示す)であって、図2は、図1に示す容器につき、(a)は平面図(蓋体は取り外して示す)であり、(b)は軸線を境として側面図及び断面図を示す図であり、図3は、図1に示す容器の天壁部分を引きむしって形成される取り出し口を示すとともに、塗布具としての天壁部分を、天壁上に載置した状態を示す図である。
図1において符号1は、本発明に従う容器である。本実施形態において容器1は、容器本体10と、容器本体10に装着される中栓20と、中栓20に覆い被さり容器本体10に着脱自在に保持される蓋体30とを備えている。
容器本体10は、図2(b)に示すように、本実施形態では円板状となる底壁11の外縁に、上部を開口させた(上部開口12)円筒状の側壁13を一体連結している。また、底壁11及び側壁13にて取り囲まれる空間(充填空間M)には、内容物が収容される。
側壁13の上部外周面には、図示の例ではねじ部14を設けていて、さらにねじ部14の上方には、係合部15を設けている。
中栓20は、上部開口12を覆う円板状の天壁21を備えている。天壁21の外縁には、同心二重配置となる一対の環状壁を有するとともにこれらの上部同士を連結して設けた係合受け部22を一体連結している。これにより中栓20は、係合受け部22の一対の環状壁間に形成される下向き開放の凹部空間に係合部15を挿入させて、容器本体10に保持されている。
本実施形態において天壁21の裏面壁には、平面視にて三日月形に取り囲んだ環状溝部23が、天壁21の端寄りに設けられていて、天壁21を、環状溝部23の外側部分(天壁本体21a)と環状溝部23の内側部分(天壁部分21b)に区画している。なお、天壁部分21bの外形形状は、他にも長方形状、楕円形状等、種々選択することができる。また、環状溝部23は、天壁21の表面壁に設けても、また、裏面壁及び表面壁の両方に設けてもよい。
また、天壁部分21bの表面壁には、図1に示すように、天壁部分21bから起立する柱体の上部に天壁21に沿って片側に突出させて設けた、L字状の摘み部24を設けている。摘み部24の形状は種々変更が可能であり、柱体の上部に天壁21に沿って両側に突出させて設けたT字状となるものであっても、また、柱体の上部に天壁21に沿って全周に亘って突出させて設けたものであってもよい。
蓋体30は、図2(b)に示すように、容器本体10と略同形状となる円板状の頂壁31と、頂壁31の外縁から垂下される円筒状の外周壁32とを備えていて、外周壁32の内周面には、ねじ部14に対応するねじ部33が設けられている。これにより蓋体30は、ねじ止めにて容器本体10に着脱自在に保持される。なお、これらのねじ部14、33に代えてアンダーカットを設けて、蓋体30を保持することもできる。また、中栓20と蓋体30との相互間には、空間(収納空間S)が形成される。
上記のように構成される容器1は、摘み部24に指を掛けて引き上げることで、天壁部分21bを天壁本体21aから引きむしることができる。これにより、図3に示すように、元の天壁部分21bには、充填空間Mにつながる内容物の取り出し口25が形成される。また、引きむしった天壁部分21bは、内容物を掬い取る塗布具として用いることができる。
塗布具となる天壁部分21bは、図3に示すように、天壁本体21a上に載置することができる。これにより、塗布具としての天壁部分21bを収納空間S内に収納することができ、また、蓋体30に覆われて埃等が付着するおそれがなくなるので、塗布具を衛生的に保管することができる。
図4は、本発明に従う容器の他の実施形態を示す平面図(蓋体30は取り外して示す)である。本発明に従う容器は、図4に示すように、上述した環状溝部23に代えて、相互に分離した天壁本体21aと天壁部分21bとを、少なくとも1つの連結片26にて一体連結させて構成することもできる。
また本発明は、図5に示す、さらに他の実施形態のように、天壁部分21bを、天壁本体21aの材料(例えばポリエチレン)とは異なる材料(例えばウレタンゴム等のエラストマー)で形成し、インサート成形にて両者を一体成形させてもよい。この場合、引きむしり後に形成される取り出し口25の端縁は、段差やエッジ等が生じることなく滑らかに形成されることになるので、内容物を取り出し口25から掬い取る際に、指等を傷つけてしまうおそれがなくなる。また、天壁部分21bをエラストマーで形成することで、内容物を直接肌に塗布する際に肌あたりがよくなる。
本発明によれば、容器に係る構成部品の金型を利用して塗布具を形成することができ、これにより、塗布具用の金型が不要になるので、塗布具を含めたコストを大きく削減することができる、新たな容器を提供できる。
1 容器
10 容器本体
12 上部開口
20 中栓
21 天壁
21a 天壁本体
21b 天壁部分(塗布具)
23 環状溝部
25 取り出し口
26 連結片
M 充填空間

Claims (5)

  1. 上部開口を有しその内側に内容物の充填空間を備える容器本体と、該上部開口を覆う天壁を有し該容器本体に装着される中栓とを備える容器において、
    前記天壁は、天壁本体と該天壁本体に引きむしり可能に一体成形される天壁部分とからなり、その引きむしりによって前記充填空間につながる取り出し口を形成するとともに、むしり取った天壁部分が充填空間内の内容物を掬い取る塗布具になることを特徴とする容器。
  2. 前記天壁は、その表面壁及び裏面壁の少なくとも一方に、前記天壁本体と前記天壁部分とを区画する環状溝部を有する請求項1に記載の容器。
  3. 前記天壁は、前記天壁本体と前記天壁部分との相互間にこれらをつなぐ少なくとも1つの連結片を備える請求項1に記載の容器。
  4. 前記天壁は、前記天壁部分を、前記天壁本体とは異なる材料で形成するとともにインサート成形にて一体成形させてなる請求項1に記載の容器。
  5. 前記天壁部分は、エラストマーである請求項4に記載の容器。
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