JP5570276B2 - 容器の中栓 - Google Patents

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本発明は、内容物を注出するのに使われる容器の中栓に関するものであり、該中栓を取り外す等の必要なしに効率的に内容物を詰替えようとするものである。
シャンプーやリンス、整髪剤、化粧料、調味料等を入れるハンディタイプの容器には、内容物の適量取り出しを可能とする観点から容器の口部には、適切なサイズに設定された開孔を有する中栓が装着されている。
かかる中栓は、ベース部に設けられた周壁とこの周壁の内側に位置する内筒との間で下向きに開放された環状溝部を形成して該環状溝部を容器の口部の先端部に嵌合させることによって固定保持されているのが普通であるところ、内容物の詰め替えを行なうには、該中栓を一旦取り外さなければならない面倒な作業が必要であり使い勝手がよいとはいえないのが現状であった(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−61046号公報
本発明の課題は、内容物の詰替えに際して取り外しが不要であり、かつ、注出開孔を所定の開口サイズに維持できる容器の中栓を提案するところにある。
本発明は、容器内につながる貫通開口を有し容器の口部に固定保持される本体部分と、前記容器内の内容物を外界へ排出する注出孔を有し前記本体部分の貫通開口を該注出孔を残して閉塞するディスク状の隔壁とを備え、
前記隔壁に、前記注出孔の縁部から本体部分に向けて切り離し可能に伸延し、詰替えるべき内容物を収容した容器に装着された注出ノズルのノズル部が前記貫通開口に差し込まれることにより切り離されることで該隔壁を前記注出孔の周りで複数箇所に分断する薄肉弱化部を設けたことを特徴とする容器の中栓である。
前記薄肉弱化部としては、間隔をおいて設けられた放射状配列とするのが好ましく、また、隔壁は、初期姿勢への復元を可能とする弾性部材にて構成するのが望ましい。
薄肉弱化部を設けて隔壁を複数箇所で分断することにより中栓の注出孔のサイズを拡大することができるため、拡大された通路による内容物の効率的な移し替えが可能となる。
また、隔壁を初期姿勢への復元を可能とする弾性部材で構成することにより、詰替え後においては注出孔からのみの内容物の注出が可能であり、内容物の適量取り出しが行なえる。
(a)(b)は、本発明にしたがう容器の中栓の実施の形態を示した図であり、(a)は平面図であり、(b)は側面を断面で示した図である。 移し替えるべき内容物を充填した容器を示した図である。 本発明に従う容器の中栓を用いて内容物の詰替えを行なっている状況を示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1(a)(b)は、本発明にしたがう中栓の実施の形態を容器の口部に取り付けた状態で示した図である。
図における符号1は、内容物の詰替えを行なうべき容器(継続使用容器)である。容器1の頂部には、円筒状の口部1aが設けられ、その外周には、ねじ部を設けることが可能であって、図示しないキャップをねじ込むことによって容器1を密封状態に保持することができるようになっている。
また、2は、容器1の口部1aに装着された中栓である。中栓2は、容器内につながる貫通開口hを有し、容器1の口部1aにアンダーカットによって着脱自在に固定保持される本体部分2aと、容器1の傾倒、振り出しあるいはスクイズ等にて該容器1内の内容物を外界へ排出する注出孔hを有し前記本体部分2aの貫通開口hを該注出孔hを残して閉塞する隔壁2bからなっている。
中栓2のうち、本体部分2aは、容器1の口部1aの内側壁に嵌合する内筒2aと、容器1の口部1aの外側壁において嵌合する外筒2aと、該内筒2a及び外筒2aを上端部で連結し、その相互間に下向きに開放された環状溝mを形成する天面壁2aから構成されている。
また、隔壁2bは、貫通開口hにおいてその通路を分断するように配置された弾性体(ゴムやエラストマー、合成樹脂等)からなるディスク状の壁体2bから構成されており、該壁体2bには注出孔hの縁部から本体部分2aに向けて伸延しその周りに間隔をおいて放射状に配列された複数本の線状の薄肉弱化部3が設けられている。
さらに、4は、貫通開口hを覆い隠し該貫通開口hを取り囲む縁部(本体部分2aの天面壁2aにおいて引き剥がし可能に貼着される密封シートである。密封シート4としては、一度引き剥がしたら貼着することができないバージンタイプのシートを用いることが可能であり、密封シート4が貼着されているかどうかで不正な開封が行なわれたかどうかを視認することができるようになっている(図1(a)には密封シート4の表示は省略してある。)。キャップ(図示せず)の内側に密封用のパッキンを配置しておけば、密封シート4はなくてもかまわない。
図2は、詰替えるべき内容物を充填し上掲図1に示した容器1への詰め替えを行なうための容器であり、図中、5は、容器本体、6は、容器本体5の口部5aに着脱可能に装着された注出ノズルである。この注出ノズル6は、容器本体5の口部5aにねじあるいはアンダーカットによって係合させることができるベースキャップ6aと、このベースキャップ6aの天面壁6aにおいて起立するノズル部6bと、このノズル部6bの基部に設けられ、中栓2の天面壁2aに当接する凸部6cから構成されている。また、7はノズル部5bの先端に一体的に設けられ、手指によりもぎることによって容器本体5を開封する栓体である。
注出ノズル6の外周壁には、そのA−A断面を図2に示す如く詰替え時に空気置換経路を形成するための縦溝6bが設けられ、凸部6cには、該縦溝6bにつながる切欠凹所6cが形成されている。
容器本体5内の内容物を容器1に詰替えるには、まず、栓体7をもぎ取ったのち、ノズル部6を図3に示すように、貫通開口hに差し込む。そうすると隔壁2bを構成する壁体2bは、薄肉弱化部3により複数枚の舌片に切り離されて下は向きに倒れ込むこととなり、縦溝6b、切欠凹所6cによる空気置換のもとでノズル部6bを通した内容物の効率的な移し替えが可能となる。
内容物を移し替えたのちノズル部6を貫通開口hから引き抜くと各舌片は薄肉弱化部3において切り離されてはいるものの、元の姿勢(水平姿勢)へと復元し容器1の傾倒、振り出しあるいは容器1のスクイズ等により注出孔hからの内容物の適量注出が行える。
壁体2bは図示の例では、水平状態にある場合を初期姿勢(元の姿勢)として示したが、該壁体2bが元の姿勢に復元する際に貫通開口hから外側へ突出してしまうことが懸念される場合には、注出孔hが最も低くなるように傾斜を設けておいてもよく、この点については限定されない。
隔壁2bを構成する壁体2bは、成型性、容器の口部への嵌合性の観点から合成樹脂にて形成することができる。また、、内容物の詰替え後において該壁体2bを確実に初期姿勢に復元させるためにゴムやエラストマー等の軟質材を用いてもよい。
容器の口部からの取り外しを行なう等の面倒な作業を要することなしに内容物の詰替えを効率的に行える中栓が提供できる。
1 容器(継続使用容器)
1a 口部
2 中栓
2a 本体部分
2b 隔壁
3 薄肉弱化部
4 密封シート
5 容器本体
5a 口部
6 注出ノズル
6a ベースキャップ
6b ノズル部
6c 凸部
7 栓体

Claims (4)

  1. 容器内につながる貫通開口を有し容器の口部に固定保持される本体部分と、前記容器内の内容物を外界へ排出する注出孔を有し前記本体部分の貫通開口を該注出孔を残して閉塞するディスク状の隔壁とを備え、
    前記隔壁に、前記注出孔の縁部から本体部分に向けて切り離し可能に伸延し、詰替えるべき内容物を収容した容器に装着された注出ノズルのノズル部が前記貫通開口に差し込まれることにより切り離されることで該隔壁を前記注出孔の周りで複数箇所に分断する薄肉弱化部を設けたことを特徴とする容器の中栓。
  2. 前記薄肉弱化部が、間隔をおいて設けられた放射状配列になる、請求項1記載の容器の中栓。
  3. 前記隔壁が、初期姿勢への復元を可能とする弾性部材からなる、請求項1又は2記載の容器の中栓。
  4. 前記中栓は、前記貫通開口を覆い隠し該貫通開口を取り囲む縁部において引き剥がし可能に貼着させる密封シートを備える、請求項1〜3の何れかに記載の容器の中栓。
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