JP2014007038A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】正極と負極との間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができる蓄電素子を提供する。
【解決手段】正極410と負極420とセパレータ430と電解質塩を含む非水電解質とを備える蓄電素子10であって、少なくとも正極410及び負極420の何れか一方とセパレータ430との間に、無機粒子を含む無機フィラー層432が配置され、当該無機粒子は、カルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むケイ酸アルミニウム化合物を備え、電解質塩は、フッ素を含有する塩を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、正極と、負極と、当該正極と負極との間に配置されるセパレータと、電解質塩を含む非水電解質とを備えた蓄電素子に関する。
世界的な環境問題への取り組みとして、ガソリン自動車から電気自動車への転換が重要になってきている。このため、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を動力源に用いた電気自動車の開発が進められている。
リチウムイオン二次電池は、正極と負極とを備えるとともに、当該正極と負極との間にセパレータを介在させ、非水電解質を含んだ基本構成であるが、さらに、正極と負極との間に介在するセパレータに無機層を有する蓄電素子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、セパレータに無機フィラーを塗工して無機層を形成することでセパレータに耐熱性を確保させ、これにより使用時の内部短絡を防止するなど安全性の向上を図っている。
特開2010−240936号公報
しかしながら、上記従来の正極と負極との間のセパレータに無機層を有する蓄電素子では、当該蓄電素子の使用中に当該無機層が剥がれて離脱することで、微小短絡が起こる場合がある。特に、高出力及び高容量の中大型の蓄電素子においては、使用面積が大きいために当該微小短絡の発生確率が高くなるおそれがあった。このため、歩留まりが低下することが課題である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、少なくとも正極及び負極の何れか一方とセパレータとの間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制することができる(歩留まりを向上させることができる)蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に配置されるセパレータと、電解質塩を含む非水電解質と、を備える蓄電素子であって、少なくとも前記正極及び前記負極の何れか一方と前記セパレータとの間に、無機粒子を含む無機フィラー層が配置され、前記無機粒子は、カルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むケイ酸アルミニウム化合物を備え、前記電解質塩は、フッ素を含有する塩を含む。
上記の蓄電素子の構成において、微小短絡の発生を抑制することができることを見出した。つまり、電解質塩がフッ素を含有する塩を含み、蓄電素子内に存在する水分濃度が1000ppm以下である場合に、蓄電素子内で微量のフッ化水素(HF)が発生し、ケイ酸アルミニウム化合物を構成するシリカが当該HFに溶解する。そして、当該シリカが、ケイ酸アルミニウム化合物に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素と反応し、再結晶化することにより、無機層同士を一部結着させて無機層離脱を抑制する。これにより、少なくとも正極及び負極の何れか一方とセパレータとの間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができる。結果的に、蓄電素子の生産時における歩留まりを向上させることができる。
また、前記無機粒子に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素存在量は、前記無機粒子中に存在する全ての金属元素の元素存在量に対して0.01at%より多く、5at%より少ないことにしてもよい。
これにより、少なくとも正極及び負極の何れか一方とセパレータとの間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができる。結果的に、蓄電素子の生産時における歩留まりを向上させることができる。
また、前記蓄電素子の重量に対する水分量で定義される前記蓄電素子内の水分濃度が10ppm以上であることにしてもよい。
これにより、少なくとも正極及び負極の何れか一方とセパレータとの間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができる。結果的に、蓄電素子の生産時における歩留まりを向上させることができる。
また、前記無機フィラー層は、前記セパレータに設けられることにしてもよい。
これによれば、蓄電素子において、無機フィラー層がセパレータに設けられるため、簡易な構成で、無機フィラー層を正極と負極との間に配置することができる。
また、前記電解質塩に含まれるフッ素を有する塩は、LiPFであることにしてもよい。
電解質塩に含まれるフッ素を有する塩として、電気的に安定でイオン伝導度が高いLiPFを使用するのが実用化においてより好ましい。
本発明は、少なくとも正極及び負極の何れか一方とセパレータとの間に、無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電素子の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電極体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電極体の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るセパレータの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る無機フィラー層に含まれる無機粒子のXRD測定結果の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
まず、蓄電素子10の構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の外観斜視図である。なお、同図は、容器内部を透視した図となっている。図2は、本発明の実施の形態に係る電極体400の構成を示す斜視図である。なお、同図は、図1に示した電極体400の捲回状態を一部展開した図である。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。例えば、蓄電素子10は、正極の活物質塗工総面積が0.5m以上の高出力及び高容量の中大型の非水電解質二次電池である。
これらの図に示すように、蓄電素子10は、容器100と、正極端子200と、負極端子300とを備え、容器100は、上壁であるふた板110を備えている。また、容器100内方には、電極体400と、正極集電体120と、負極集電体130とが配置されている。
なお、蓄電素子10の容器100の内部には電解液などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。また、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。
容器100は、金属からなる矩形筒状で底を備える筐体本体と、当該筐体本体の開口を閉塞する金属製のふた板110とで構成されている。また、容器100は、電極体400等を内部に収容後、ふた板110と筐体本体とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。
電極体400は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。具体的には、電極体400は、図3に示すように、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものを全体が長円形状となるように捲回されて形成されている。なお、同図では、電極体400の形状としては長円形状を示したが、円形状または楕円形状でもよい。また、電極体400の形状は捲回型に限らず、平板状極板を積層した形状でもよい。電極体400の詳細な構成については、後述する。
正極端子200は、電極体400の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子300は、電極体400の負極に電気的に接続された電極端子である。つまり、正極端子200及び負極端子300は、電極体400に蓄えられている電気を蓄電素子10の外部空間に導出し、また、電極体400に電気を蓄えるために蓄電素子10の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。また、正極端子200及び負極端子300は、電極体400の上方に配置されたふた板110に取り付けられている。
正極集電体120は、電極体400の正極と容器100の側壁との間に配置され、正極端子200と電極体400の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、正極集電体120は、電極体400の正極と同様、アルミニウムで形成されている。
負極集電体130は、電極体400の負極と容器100の側壁との間に配置され、負極端子300と電極体400の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、負極集電体130は、電極体400の負極と同様、銅で形成されている。
また、容器100の内部に封入される非水電解質(電解液)は、様々なものを選択することができる。例えば、非水電解質の有機溶媒として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、スルホラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、2−メチル−1,3−ジオキソラン、ジオキソラン、フルオロエチルメチルエーテル、エチレングリコールジアセテート、プロピレングリコールジアセテート、エチレングリコールジプロピオネート、プロピレングリコールジプロピオネート、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピル、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピルカーボネート、エチルプロピルカーボネート、ジプロピルカーボネート、メチルイソプロピルカーボネート、エチルイソプロピルカーボネート、ジイソプロピルカーボネート、ジブチルカーボネート、アセトニトリル、フルオロアセトニトリル、エトキシペンタフルオロシクロトリホスファゼン、ジエトキシテトラフルオロシクロトリホスファゼン、フェノキシペンタフルオロシクロトリホスファゼンなどのアルコキシ及びハロゲン置換環状ホスファゼン類または鎖状ホスファゼン類、リン酸トリエチル、リン酸トリメチル、リン酸トリオクチルなどのリン酸エステル類、ホウ酸トリエチル、ホウ酸トリブチルなどのホウ酸エステル類、N−メチルオキサゾリジノン、N−エチルオキサゾリジノン等の非水溶媒が挙げられる。また、これに公知の添加剤を加えることもできる。また、固体電解質を用いる場合は、高分子固体電解質として有孔性高分子固体電解質膜を用い、高分子固体電解質にさらに電解液を含有させることで良い。また、ゲル状の高分子固体電解質を用いる場合には、ゲルを構成する電解液と、細孔中等に含有されている電解液とは異なっていてもよい。但し、高出力、高容量が要求される中大型電池の場合は、固体電解質や高分子固体電解質を用いるよりも非水電解質を単独で用いるほうがより好ましい。
また、非水電解質に含まれる電解質塩としては、フッ素を含有する公知の塩が特に限定なく使用できる。例えば、電解質塩に含まれるフッ素を含有する塩として、LiPF、LiBF、LiAsF、LiSbF等のイオン性化合物及びそれらの2種類以上の混合物などが挙げられるが、この中でも電気的に安定で、イオン伝導度が高いLiPFが実用化においてより好ましく使用される。
蓄電素子10においては、これらの有機溶媒と電解質塩とを組み合わせて、非水電解質として使用する。ここで、蓄電素子10に含まれる水分濃度が1000ppm以下であり、また、当該水分濃度が10ppm以上であるのが好ましい。なお、上記水分濃度とは、非水電解質に含まれる水分の量を蓄電素子10の重量で除した値、つまり、蓄電素子10の全重量に対する全水分量の割合である。
次に、電極体400の詳細な構成について、説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る電極体400の構成を示す断面図である。具体的には、同図は、図2に示された電極体400の捲回状態が展開された部分をA−A断面で切断した場合の断面を示す図である。
同図に示すように、電極体400は、正極410と負極420と2つのセパレータ430とが積層されて形成されている。
正極410は、アルミニウムからなる長尺帯状の正極基材シートの表面に、正極活物質層が形成されたものである。なお、本発明に係る蓄電素子10に用いられる正極410は、特に従来用いられてきたものと異なるところはなく、通常用いられているものが使用できる。
例えば、正極活物質としては、公知の化合物を特に限定なく使用できるが、その中でも、LiNiM1M2NbZr(但し、式中、a、b、c、d、x、y、zは、0≦a≦1.2、0≦b≦1、0≦c≦0.5、0≦d≦0.5、0≦x≦0.1、0≦y≦0.1、0≦z≦0.1、b+c+d=1を満たす。M1、M2はMn、Ti、Cr、Fe、Co、Cu、Zn、Al、Ge、Sn及びMgからなる群から選択される少なくとも1種の元素である)で表される化合物が用いられる。
負極420は、銅からなる長尺帯状の負極基材シートの表面に、負極活物質層が形成されたものである。なお、本発明に係る蓄電素子10に用いられる負極420は、特に従来用いられてきたものと異なるところはなく、通常用いられているものが使用できる。
例えば、負極活物質としては、公知の化合物を特に限定なく使用できるが、その中でも、ハードカーボン、ソフトカーボン、グラファイト等の炭素材料やTiO、LiTi12等の遷移金属酸化物が用いられるのが好ましく、ハードカーボンが用いられる。
セパレータ430は、正極410と負極420との間に配置される長尺帯状のセパレータである。このセパレータ430が、正極410及び負極420とともに長手方向(Y軸方向)に捲回され複数層積層されることで、電極体400が形成される。このセパレータ430の構成について、以下に詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係るセパレータ430の構成を示す断面図である。具体的には、同図は、図3に示されたセパレータ430を拡大して示す図である。
同図に示すように、セパレータ430は、基材層431及び無機フィラー層432を備えている。
基材層431は、セパレータ430の本体であり、樹脂多孔膜全般が使用できる。例えば、基材層431としては、ポリマー、天然繊維、炭化水素繊維、ガラス繊維もしくはセラミック繊維の織物または不織繊維を有する樹脂多孔膜が用いられる。また、当該樹脂多孔膜は、好ましくは、織物または不織ポリマー繊維を有する。特に、当該樹脂多孔膜は、ポリマー織物またはフリースを有するかまたはこのような織物またはフリースであるのが好ましい。ポリマー繊維としては、好ましくは、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリアミド(PA)、ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)及び/またはポリオレフィン(PO)、例えばポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)またはこのようなポリオレフィンの混合物や複合膜から選択したポリマーの非電導性繊維を有する。また、当該樹脂多孔膜は、ポリオレフィン微多孔膜、不織布、紙等であってもよく、好ましくはポリオレフィン微多孔膜である。なお、電池特性への影響を考慮すると、基材層431の厚みは5〜30μm程度であるのが好ましい。
無機フィラー層432は、基材層431の少なくとも一面に配され、基材層431に設けられた層である。つまり、無機フィラー層432は、正極410及び負極420の少なくとも一方とセパレータ430との間に配置された層である。なお、同図では、無機フィラー層432は、基材層431の上面に塗工されているが、基材層431の下面、または両側に塗工されていてもよく、基材層431内にあってもよい。また、無機フィラー層432は、基材層431上でなくとも正極410と負極420との間に配置されていればよい。なお、無機フィラー層432は、同図のように基材層431上に設けられるのが好ましい。この理由として、セパレータの熱収縮を効果的に抑制することができるからである。
具体的には、無機フィラー層432は、耐熱粒子として、耐熱性の無機粒子を含む耐熱塗工層である。当該無機粒子としては、合成品及び天然産物のいずれでも、特に限定なく用いることができる。例えば、当該無機粒子としては、カオリナイト、ディカイト、ナクライト、ハロイサイト、オーディナイト、バーチェリン、アメサイト、ケリアイト、フレイポナイト、ブリンドリアイト、パイロフィライト、サポナイト、ソーコナイト、シンホルダイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、ボルコンスコアイト、バーミキュライト、黒雲母、金雲母、鉄雲母、イーストナイト、シデロフィライトテトラフェリ鉄雲母、鱗雲母、ポリリシオナイト、白雲母、セラドン石、鉄セラドン石、鉄アルミノセラドン石、アルミノセラドン石、砥部雲母、ソーダ雲母、クリントナイト、木下、ビテ雲母、真珠雲母、クリノクロア、シャモサイト、ペナンタイト、ニマイト、ベイリクロア、ドンバサイト、クッケアイト、スドーアイトなどが挙げられる。
また、無機フィラー層432は、無機粒子及びバインダを溶媒に分散させた溶液を基材層431に塗布することによって形成されることが望ましい。このバインダとしては、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリフォスファゼン、ポリシロキサン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、ポリスチレンまたはポリカーボネートを挙げることができる。特に、本実施の形態で用いるバインダは、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸またはスチレン−ブタジエンゴムであるのが好ましい。なお、正極410または負極420において使用されるバインダについても、上記と同様のバインダが使用される。
また、無機フィラー層432に含まれる無機粒子は、カルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むケイ酸アルミニウム化合物を含んでいる。また、当該無機粒子に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素(以下、微量元素という)の存在量は、無機粒子中に存在する全ての金属元素の元素存在量に対して0.01at%(アトミックパーセント)より多く、5at%より少ないのが好ましく、さらに好ましくは0.03〜1at%である。
なお、バインダに上記の微量元素が含まれており、無機粒子とバインダとが混ぜ合わされることで、無機粒子に微量元素が含まれるようにしてもよい。
ここで、図5に示すように、無機粒子に含まれるケイ酸アルミニウム化合物は、Cu−Kα線を用いたX線回折(XRD)において2θが15〜25度の間に、半値幅が5度以上のピークを有するアルミノシリケートであるのが好ましい。図5は、本発明の実施の形態に係る無機フィラー層432に含まれる無機粒子のXRD測定結果の一例を示すスペクトルである。つまり、当該ケイ酸アルミニウム化合物は、非晶質の化合物であるのが好ましい。
次に、正極と負極との間に無機フィラー層432を有する蓄電素子10が、無機フィラー層432の離脱による微小短絡の発生を抑制させることができることについて、詳細に説明する。
[実施例]
まず、蓄電素子10の製造方法について説明する。具体的には、以下のようにして、後述する実施例1〜21及び比較例1〜7における蓄電素子としての電池の作製を行った。なお、実施例1〜21は、いずれも、上述した実施の形態に係る蓄電素子10に関するものである。
(1−1)正極の作製
正極活物質として、LiNi0.16Mn0.16Co0.67を用いた。また、導電助剤にはアセチレンブラック、バインダにはPVDFを用い、正極活物質が90質量%、導電助剤が5質量%、バインダが5質量%となるように配合した。また、箔には、厚み20μmのアルミニウム箔を用いた。
(1−2)負極の作製
負極活物質として、ハードカーボンを用いた。また、バインダにはPVDFを用い、負極活物質が95質量%、バインダが5質量%となるように配合した。また、箔には、厚み15μmの銅箔を用いた。
(1−3)セパレータの作製
基材層として、厚み20μmのポリオレフィン製微多孔膜を使用した。また、実施例1〜21及び比較例4〜7については、上記のケイ酸アルミニウム化合物を含んだ無機粒子とバインダとを、溶剤中で質量比が97:3となるように混合し、コート剤を作製した。また、比較例1〜3については、上記のケイ酸アルミニウム化合物に代えて、アルミナとシリカとの混合物、アルミナ、シリカをそれぞれ含んだ無機粒子とバインダとを、溶剤中で質量比が97:3となるように混合し、コート剤を作製した。
なお、上記無機粒子の平均粒子径D50は2μmであり、ケイ酸アルミニウム化合物、アルミナとシリカとの混合物、アルミナ、シリカには、後述の微量元素が含まれるように調整した。また、バインダにはアクリル樹脂を使用した。
そして、当該コート剤を基材層上にグラビアコートし、80℃で12時間乾燥させることにより、厚み5μmの無機フィラー層を備えた無機コートセパレータを作製した。
(1−4)非水電解質の生成
非水電解質には、プロピレンカーボネート(PC):ジメチルカーボネート(DMC):エチルメチルカーボネート(EMC)=3:2:5(体積比)の混合溶媒に、実施例1〜21及び比較例1〜3、5〜7についてはLiPFを、比較例4についてはLiClOを1mol/l添加した。また、添加剤として、硫酸ジエチルを0.02mol/l、リン酸トリス(トリメチルシリル)を0.005mol/l添加し、水分濃度がそれぞれ後述の値となるように、水分量の調整を行った。
(1−5)電池の作製
正極、負極及びセパレータを、セパレータの無機フィラー層が正極に対向するように積層して捲回後、容器に挿入し、非水電解質を注入して封口した。
次に、以下のようにして、電池の評価試験を行った。
(2−1)水分濃度の測定
電池を解体し、正極活物質層、負極活物質層、セパレータ、及び、その他の含水性部材の水分量をカールフィッシャー水分計にて測定し、電池内に含まれる水分量を電池内水分量とした。そして、当該電池内水分量を電池重量で除した値を、水分濃度とした。
(2−2)微小短絡確認試験
電池化成後に電池定格容量の20%まで充電し、25℃にて20日間保存した場合に、保存前の電池電圧と保存後の電池電圧との差(電池電圧低下)が0.1V以上であった電池の割合(%)を微小短絡発生率とした。なお、本実施例では、3.1Vの定電圧充電を3時間実施した後、12時間以内に電圧測定し、25℃にて20日間保存した後に再度電圧測定を行い、その差異を電池電圧低下とした。そして、1水準あたり50セルの試験を行い、当該割合を計算して微小短絡発生率とした。
以上のようにして取得した電池の水分濃度と微小短絡発生率とを、以下の表1〜表5に示す。つまり、以下の表1〜表5では、実施例1〜21及び比較例1〜7について、無機粒子に含まれる物質の種類、微量元素の量、電解質塩に含まれる塩、水分濃度、微量元素の種類を変化させた場合の、電池の微小短絡発生率を比較している。
まず、以下の表1を用いて、実施例1及び比較例1〜3について説明する。以下の表1に示すように、実施例1及び比較例1〜3は、微量元素の種類、微量元素の量、電解質塩に含まれる塩、水分濃度を固定し、無機粒子に含まれる物質の種類を変化させた場合の電池の微小短絡発生率を示したものである。なお、表1における「微量Ca」は、微量元素としてカルシウムを含んでいることを示している。以下の表2〜表4においても同様である。
この表1に示すように、無機粒子にケイ酸アルミニウム化合物が含まれる場合に、電池の微小短絡発生率を抑制することができている。
Figure 2014007038
次に、以下の表2を用いて、実施例1〜8について説明する。以下の表2に示すように、実施例1〜8は、無機粒子に含まれる物質の種類、微量元素の種類、電解質塩に含まれる塩、水分濃度を固定し、微量元素の量を変化させた場合の電池の微小短絡発生率を示したものである。
この表2に示すように、微量元素の量が0.03〜1at%の場合に、電池の微小短絡発生率を抑制することができている。同様にして、本願発明者らは、少なくとも、微量元素の量の総和が0.01at%より多く、5at%より少ない場合に、電池の微小短絡発生率を効果的に抑制することができることを見出した。
Figure 2014007038
次に、以下の表3を用いて、実施例1及び比較例4について説明する。以下の表3に示すように、実施例1及び比較例4は、無機粒子に含まれる物質の種類、微量元素の種類、微量元素の量、水分濃度を固定し、電解質塩に含まれる塩を変化させた場合の電池の微小短絡発生率を示したものである。
この表3に示すように、電解質塩に含まれる塩がフッ素を含有する塩である場合、特に、当該塩がLiPFである場合に、電池の微小短絡発生率を抑制することができている。
Figure 2014007038
次に、以下の表4を用いて、実施例1、9〜16及び比較例5〜7について説明する。以下の表4に示すように、実施例1、9〜16及び比較例5〜7は、無機粒子に含まれる物質の種類、微量元素の種類、微量元素の量、電解質塩に含まれる塩を固定し、水分濃度を変化させた場合の電池の微小短絡発生率を示したものである。
この表4に示すように、水分濃度が1000ppm以下である場合、さらに、水分濃度が10ppm以上である場合に、電池の微小短絡発生率を抑制することができている。尚、非水電解質を用いた蓄電素子内に存在する水分濃度は通常1000ppm以下である。
Figure 2014007038
次に、以下の表5を用いて、実施例1、17〜21について説明する。以下の表5に示すように、実施例1、17〜21は、無機粒子に含まれる物質の種類、微量元素の量、電解質塩に含まれる塩、水分濃度を固定し、微量元素の種類を変化させた場合の電池の微小短絡発生率を示したものである。なお、表5における「微量元素(0.1at%)」は、ケイ酸アルミニウム化合物が、0.1at%の微量元素(カルシウム、ナトリウム、チタン)を含んでいることを示している。
この表5に示すように、微量元素がカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素である場合に、電池の微小短絡発生率を抑制することができている。
Figure 2014007038
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10によれば、正極410と負極420との間に、無機粒子を含む無機層である無機フィラー層432を配置し、当該無機粒子は、カルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むケイ酸アルミニウム化合物を含み、非水電解質に含まれる電解質塩は、フッ素を含有する塩を含み、蓄電素子10内の水分濃度が1000ppm以下である。ここで、本願発明者らは、鋭意検討と実験の結果、上記の蓄電素子10の構成において、微小短絡の発生を抑制することができることを見出した。メカニズムとして次のような理由が考えられる。電解質塩がフッ素を含有する塩を含み、蓄電素子10内の水分濃度が1000ppm以下である場合に、蓄電素子10内で微量のフッ化水素(HF)が発生し、ケイ酸アルミニウム化合物を構成するシリカが当該HFに溶解する。そして、当該シリカが、ケイ酸アルミニウム化合物に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素と反応し、再結晶化することにより、無機層同士を一部結着させて無機フィラー層432の離脱を抑制する。これにより、少なくとも正極410及び負極420の何れか一方とセパレータ430との間に無機フィラー層432を有する蓄電素子10において、無機フィラー層432の離脱による微小短絡の発生を抑制して歩留まりを向上させることができる。また、無機フィラー層432の離脱による微小短絡の発生を抑制することにより、蓄電素子10の容量保持率を向上させることができる。
また、本願発明者らは、鋭意検討と実験の結果、無機粒子に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素存在量は、当該無機粒子中に存在する全ての金属元素の元素存在量に対して、0.01at%より多く、5at%より少ない場合に、微小短絡の発生を効果的に抑制することができることを見出した。このため、少なくとも正極410及び負極420の何れか一方とセパレータ430との間に無機フィラー層432を有する蓄電素子10において、無機フィラー層432の離脱による微小短絡の発生を抑制して歩留まりを向上させることができる。
また、本願発明者らは、鋭意検討と実験の結果、蓄電素子10内の水分濃度が10ppm以上である場合に、微小短絡の発生を抑制することができることを見出した。このため、少なくとも正極410及び負極420の何れか一方とセパレータ430との間に無機フィラー層432を有する蓄電素子10において、無機フィラー層432の離脱による微小短絡の発生を抑制して歩留まりを向上させることができる。
また、蓄電素子10において、無機フィラー層432がセパレータ430の基材層431に設けられるため、簡易な構成で、無機フィラー層432を正極410と負極420との間に配置することができる。
なお、本発明は、このような蓄電素子10として実現することができるだけでなく、蓄電素子10が備えるセパレータ430として実現することもできる。
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、正極と負極との間に無機層を有する蓄電素子において、当該無機層の離脱による微小短絡の発生を抑制して安全性を向上させることができる蓄電素子等に適用できる。
10 蓄電素子
100 容器
110 ふた板
120 正極集電体
130 負極集電体
200 正極端子
300 負極端子
400 電極体
410 正極
420 負極
430 セパレータ
431 基材層
432 無機フィラー層

Claims (5)

  1. 正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に配置されるセパレータと、電解質塩を含む非水電解質と、を備える蓄電素子であって、
    少なくとも前記正極及び前記負極の何れか一方と前記セパレータとの間に、無機粒子を含む無機フィラー層が配置され、
    前記無機粒子は、カルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むケイ酸アルミニウム化合物を備え、
    前記電解質塩は、フッ素を含有する塩を含む
    蓄電素子。
  2. 前記無機粒子に含まれるカルシウム、ナトリウム及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素存在量は、前記無機粒子中に存在する全ての金属元素の元素存在量に対して0.01at%より多く、5at%より少ない
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記蓄電素子の重量に対する水分量で定義される前記蓄電素子内の水分濃度が10ppm以上である
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記無機フィラー層は、前記セパレータに設けられる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記電解質塩に含まれるフッ素を有する塩は、LiPFである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
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