JP2014005757A - ウォータポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】プーリ側からボールベアリング内への水や塵などの浸入を効果的に抑制することのできるウォータポンプを提供する。
【解決手段】他端側に小径筒部9cを有するポンプハウジング1と、ポンプハウジングに回転自在に挿通配置されたポンプ軸3の他端部3bに固定されたインペラ5と、ポンプ軸の一端部3aに固定され、前記小径筒部の外周側に所定隙間を介して配置された円筒部4cを有するプーリ4と、内輪6aと外輪6bを有するボールベアリング6と、ボールベアリングの軸方向の一端部側を覆うように配置された第2シール部材18と、内輪の軸方向一端面との間に第2シール部材を挟持固定するリテーナとを備え、第2シール部材は、ほぼ円盤状のゴム材からなる外周部21の内側面に一体に設けられて、先端部24bが外輪の一端面6fに当接して摺動可能なシールリップ24を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばエンジンを冷却するための冷却水をエンジン内部に供給するために用いられるウォータポンプに関する。
この種の従来のウォータポンプとしては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
概略を説明すると、ポンプハウジングの内部に、ポンプ軸がボールベアリングによって回転自在に支持されていると共に、前記ポンプ軸の一端部に、プレス成形によって成形されたプーリが固定されていると共に、他端部にポンプ室内で回転するインペラが固定されている。
前記ボールベアリングは、外輪が前記プーリの内周側円筒部に圧入固定されている一方、内輪がポンプハウジングの筒状部の外周面に圧入固定されている。
また、前記ポンプ軸とポンプハウジングとの間には、前記ポンプ室から前記ボールベアリング方向への冷却水の漏れを防止するためのメカニカルシールが設けられている。
さらに、前記プーリの前方位置には、樹脂製のカバー部材が設けられている。このカバー部材は、前記メカニカルシールから漏出したゲル状の液体を内面に付着させてプーリへの付着を防止すると共に、外部から前記ボールベアリングへの水や塵などの浸入を防止してボールベアリングの発錆を抑制するようになっている。
特開2005−315079号公報
しかしながら、前記従来のウォータポンプにあっては、前記カバー部材によって外部からの水や塵などの浸入を防止するようになっているものの、カバー部材の外周側が開放状態になっているため、例えば洗浄水などの高圧水などが掛かった場合には、この高圧水がカバー部材の外周側から内部へ浸入してしまうおそれがある。この結果、前記ボールベアリングに水が付着して発錆し易くなり、耐久性の低下を招くおそれがある。
本発明は、前記従来のウォータポンプの実情に鑑みて案出されたもので、軸受である例えばボールベアリングへの水や塵などの浸入をさらに抑制し得るウォータポンプを提供するものである。
請求項1に記載の発明は、一端側内部にポンプ室が形成され、他端側に小径筒部を有するポンプハウジングと、該ポンプハウジングに回転自在に挿通配置された駆動軸と、該駆動軸の一端部に固定され、前記ポンプ室内に回転自在に収容されたインペラと、前記駆動軸の他端側に固定され、前記ポンプハウジングの小径筒部の外周側に所定隙間を介して配置された円筒部を有するプーリと、前記プーリの円筒部の内周面に圧入固定された外輪と、前記ポンプハウジングの小径筒部の外周面に圧入固定された内輪及び該内輪と外輪との間に介装された転動体と、を備えたベアリングと、前記ベアリングの軸方向の一端部側を覆うように配置されたシール部材と、前記ポンプハウジングの小径筒部の外周側に固定されると共に、前記内輪の軸方向一端面との間に前記シール部材を挟持固定する保持部材とを備え、前記シール部材は、少なくとも前記外輪の軸方向一端面に対向配置されたほぼ円盤状の弾性体と、該弾性体の内側面に一体に設けられて、先端部が前記外輪の一端面に当接して摺動可能なシールリップとを有することを特徴としている。
この発明によれば、前記シール部材のシールリップがベアリングの外輪に常時当接(摺動)して、該ベアリングの外周側を液密的に封止することから、ベアリング内への水や塵などの浸入を十分に抑制することができる。
本発明に係るウォータポンプの第1実施形態の要部縦断面図である。 本実施形態のウォータポンプに供されるリテーナの縦断面図である。 本実施形態のウォータポンプの縦断面図である。 本実施形態のウォータポンプの分解斜視図である。 本実施形態に供されるリテーナにテーパ面を形成しなかった場合の不具合を示す説明図である。 本発明に係るウォータポンプの第2実施形態の要部縦断面図である。
以下、本発明に係るウォータポンプの実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図3及び図4は本発明のウォータポンプの第1実施形態を示し、このウォータポンプは、自動車のラジエータとエンジンの間で冷却水である不凍液(エチレングリコール)を循環させる冷却装置に適用されている。
このウォータポンプは、図外の自動車用エンジンのシリンダブロックの側部にボルトによって直接取り付けられ、シリンダブロック側の前端部内にポンプ室2が形成されたポンプハウジング1と、該ポンプハウジング1の内部に回転自在に挿通配置された駆動軸であるポンプ軸3と、該ポンプ軸3の一端部3aに固定されたプーリ4と、前記ポンプ軸3の他端部3bに固定されて、前記ポンプ室2内に回転自在に収容されたインペラ5と、前記ポンプハウジング1とプーリ4との間に設けられて、前記プーリ4をポンプハウジング1に回転自在に軸受けする単一のベアリング(軸受)であるボールベアリング6と、ポンプハウジング1とポンプ軸3との間に介装されて、ポンプ室2と前記ボールベアリング6との間をシールするメカニカルシール7と、から主として構成されている。
前記ポンプハウジング1は、例えばアルミニウム合金材で一体に形成され、ポンプ室2側のハウジング本体8が異形円環状に形成されていると共に、該ハウジング本体8の後端側に段差径状の筒状部9を一体に有している。
前記ハウジング本体8は、前端にシリンダブロックの側部に有する平面部に当接する平坦な環状の取付面8aが形成されていると共に、外周にはシリンダブロックに螺着固定される取付ボルトが挿通される4つのボルト孔8bを構成する4つのボス部8cが複数突設されている。
また、このハウジング本体8の内部には、図外のラジエータ側の吸入ポートからポンプ室2に流入した冷却水をインペラ5の回転に伴ってシリンダブロック内のウォータジャケット内に吐出する吐出ポート8dが形成されている。
前記筒状部9は、図1及び図3に示すように、ポンプ室2側の大径筒部9aと、該大径筒部9aから前記ボールベアリング6方向へ延出した中径筒部9bと、該中径筒部9bからポンプ軸3の一端部3a方向へ延出した小径筒部9cと、から構成され、したがって、内部に段差径状の中空部9dが形成されている。
前記中径筒部9bは、重力方向の下側に前記メカニカルシール7から漏れ出た冷却水の水滴を流下させるドレン孔11が上下方向に貫通形成されていると共に、該ドレン孔11の下側には該ドレン孔11から滴下した水滴を捕集貯留するドレンチャンバ12が前記大径筒部9aの内部に跨って形成されている。このドレンチャンバ12は、下端開口がドレンキャップ13によって液密的に閉止されている。
また、前記中径筒部9bの重力方向の上側には、前記メカニカルシール7から漏出した、あるいは前記ドレンチャンバ12内などに貯留された冷却水の水蒸気を外部に排出する大気開放孔14が穿設されている。さらに、この中径筒部9bの内周側には、前記ポンプ軸3との間に円環状の環状空間15が形成されており、この環状空間15は前記ドレン孔11と大気開放孔14に上下方向で連通している。また、前記中径筒部9bの外周には、前記大気開放孔14と大気とを連通する大気連通孔10を形成する円筒状の膨出部9fが一体に形成されている。
前記小径筒部9cは、先端部の外周縁に、後述する一方のシール部材18とリテーナ25とを圧入案内するテーパガイド面9hが形成されている。
前記プーリ4は、図3及び図4に示すように、金属プレート材をプレス成形によって円盤状に一体に形成されており、前記ポンプ軸3の一端部3aが圧入固定される中央部の円筒状の固定部4aと、該固定部4aの軸方向端縁からポンプ軸3の径方向に延出した円板状のフランジ壁4bと、該フランジ壁4bの外周縁からポンプ軸3の軸方向に折曲された大径状の円筒部4cと、該円筒部4cの軸方向端縁からポンプ軸3の径方向に折曲形成された大径な第2のフランジ壁4dと、該第2のフランジ壁4dの外周縁から折り返し状に形成されたベルト装着部4eとから構成されている。
前記固定部4aは、先端部に前記ポンプ軸3の一端部3aのスムーズな圧入性を確保するための空気抜き孔4fが貫通形成されている。
前記フランジ壁4bは、図4にも示すように、径方向のほぼ中央位置に6つの貫通孔16が円周方向のほぼ等間隔位置に穿設されている。この各貫通孔16は、前記筒状部9の小径筒部9cの外周に前記ボールベアリング6の後述する内輪6aを圧入する際に図外の圧入用治具を挿入する作業用孔としての機能を有していると共に、前記ドレンチャンバ12内などから蒸発して小径筒部9cの内部に到達した水蒸気を外部に排出させる機能も有している。したがって、前記各貫通孔16は、それぞれの形成位置と内径が前記各役割を果たすに必要な位置と大きさに設定されている。
前記円筒部4cは、図1にも示すように、内周面4gに前記ボールベアリング6の後述する外輪6bが圧入固定されるようになっており、したがって、その軸方向の長さが前記外輪6bの軸方向の長さよりも大きく形成されていると共に、内周面4gの内径が圧入代を考慮して前記外輪6bの外径よりも僅かに小さく形成されている。
前記第2のフランジ壁4dは、前記インペラ5方向へ膨出状に折曲形成され、これによって剛性を確保するようになっている。
前記ベルト装着部4eは、波形歯状に形成された外周に図外のクランクシャフトの先端部に固定された駆動プーリに巻回された伝達ベルトが巻回されて回転力が伝達されるようになっている。
前記ボールベアリング6は、図1、図3に示すように、前記小径筒部9cの外周面9gに圧入された内輪6aと、前記円筒部4cの内周面4gに圧入された外輪6bと、前記内輪6aと外輪6bとの間に保持器を介して転動自在に設けられた複数の転動部材であるボール6cと、から構成されている。また、前記内輪6aと外輪6bとの間には、潤滑用のグリース6dが充填されている。
前記内輪6aは、その軸方向の最大圧入位置が前記筒状部9の中径筒部9bの前端縁に設けられた環状突部9eによって、後述する第1シール部材18を介して規制されている一方、外輪6bは、内輪6aの位置決めによって自ずと前記円筒部4cへの圧入によってその軸方向の位置が設定されている。
前記内輪6aと外輪6bの前後端内には、内部に塵芥などの浸入を阻止する一対のベアリングシール17、17がそれぞれ設けられている。同一構成の両ベアリングシール17は、外側の環状ゴム17aと内側の芯金17bが加硫接着によって一体的に結合されてなり、前記環状ゴム17aの外周部が前記外輪6bの軸方向の各端部に固定されている一方、内周部の複数のシールリップが前記内輪6aに摺動自在に当接して、内部を封止して前記グリース6dの漏出を阻止するようになっている。
また、前記ボールベアリング6の前端側とフランジ壁4bとの間には、前記水蒸気などを前記各貫通孔16方向へ導く円環状の隙間Sが形成されている。
そして、前記ボールベアリング6の前後位置には、図1〜図3に示すように、一対の第1、第2シール部材18、18が設けられており、この両シール部材18、18は、ボールベアリング6の軸方向両側を覆うように対向配置されている。
前記両シール部材18,18は、基本構成が同一であるから同一箇所には同一の符番を付けて説明する。
すなわち、前記両シール部材18、18は、円環状のゴム材からなる弾性体であるシール本体19、19と、前記シール本体19、19と加硫接着によって一体的に結合された芯金20、20と、から構成されて、該前記両シール本体19、19と芯金20、20とは、後述する外周部21,21がボールベアリング6の外輪6bから軸方向へ離間するように断面ほぼクランク状に折曲形成されている。
前記シール本体19,19は、前記円筒部4c側へ延出した円環板状の前記外周部21、21と、該外周部21、21の内周縁に一体に形成されて、前記小径筒部9c側へ延出した内周部22、22と、前記外周部21、21と内周部22、22との間に形成された段差部23、23と、を有している。
また、前記両シール部材18,18は、外径dが前記プーリ4の円筒部4cの内径よりも僅かに小さく設定されて、各外周部21、21の外周面と円筒部4cの間に約1mm以下のクリアランスC、Cが形成されている。
前記各外周部21、21は、シール本体19、19がクランク状に折曲形成されたことによって前記ボールベアリング6の外輪6bの両端面6e、6fから所定幅だけ離間して配置され、これによって、前記両端面6e、6fとの間に所定幅Wの環状隙間S1,S1が形成されている。
また、この外周部21,21の対向内面の径方向のほぼ中央位置には、シールリップ24、24が突設されている。この各シールリップ24,24は、外周部21、21の対向内面に一体に結合された肉厚な基部24a、24aと、該基部24a、24aから前記各環状隙間S1,S1を介して外方へ傾斜状に立ち上がった先端部24b、24bとから構成されている。
前記各先端部24b、24bは、先端先細り状に形成されていると共に、この先端縁が前記外輪6bの前後端面6e、6fにそれぞれ弾性的に当接している。
前記内周部22,22は、内周面22a、22aが前記ハウジング本体9の小径筒部9cの外周面9gに密着状態に嵌合当接していると共に、前記芯金20、20の内周部20b、20bの外面に形成された薄肉な端面シール部22b、22bを有している。
前記段差部23,23は、内周面23a、23aが平坦な円環状に形成されていると共に、外側部に断面ほぼ三角形の突部23b、23bが一体に設けられている。
前記芯金20、20は、鉄系金属によって円盤状に形成されて、軸方向外側へ折曲された外周部20a、20aの一部が前記シール本体19の外周部21,21内に埋設されているが、内周部20b、20bの対向側面が前記内輪6aの軸方向両端面にメタルタッチしている。
そして、図1中、右側、つまり前記中径筒部9b側の第1シール部材18は、内周側が前記シール本体19の内周部22と芯金20の内周部20bを介して前記環状突部9eと内輪6aの一端面との間に挟持状態に固定されている。
一方、前記左側、つまりフランジ壁4b側の第2シール部材18は、内周側が前記シール本体19の内周部22と芯金20の内周部20bを介して保持部材であるリテーナ25によって内輪6aの他方側端面との間に挟持状態に固定されている。
前記リテーナ25は、鉄系金属によって一体に形成され、図1、図2及び図4に示すように、前記小径筒部9cの外周面9gに圧入する筒状部25aと、該筒状部25aの軸方向端縁から径方向へ折曲されたフランジ状の円環部25bと、から構成されている。
前記筒状部25aは、軸方向へ所定長さに形成されていると共に、内径が前記ポンプハウジング8の小径筒部9cの外周面9gとの圧入代を確保する大きさに設定されている。
前記円環部25bは、その平坦な外周面25cの外径が前記第2シール部材18の段差部23の内径とほぼ同一に設定されており、これによって、前記筒状部25aを介して前記小径筒部9cに圧入した際に、第2シール部材18の径方向の位置決めと安定した支持が得られるようになっている。
また、この円環部25bの内輪6a側の外面25dには、テーパ面25eが形成されている。このテーパ面25eは、円環部25bの径方向のほぼ中央位置から外周面25c方向に沿って下り傾斜状に形成されて、リテーナ25を小径筒部9cに圧入しつつ円環部25bの外面25dを前記第2シール部材18の内周部22(端面シール部22b)に軸方向から圧接した際に、第2シール部材18の外周部21側がボールベアリング6の外輪6b側への倒れを抑制するものであるが、具体的には後述する。
前記ポンプ軸3は、図3及び図4に示すように、金属材によってほぼ全体が均一な外径に形成されていると共に、外周面3cの軸方向のほぼ中央位置に環状に切り欠かれた環状溝である小径軸部26が形成されている。
すなわち、この小径軸部26は、前記環状空間室15に臨む位置に設けられており、前記メカニカルシール7側の一端面が段差部である第1段差面26aとして構成され、これと反対側の他端面が第2段差面26bとして構成されている。
前記第1、第2段差面26a、26bは、ポンプ軸3の軸直角方向に形成されて、前記各外周縁が前記環状空間室15を介して前記ドレン孔11や大気開放孔14に臨んでいる。
前記インペラ5は、プレス成形によって一体に形成され、前記ポンプ軸3の他端部3bに圧入固定された円筒状の圧入固定部5aと、該圧入固定部5aの軸方向端縁から径方向に延出した複数の羽根部5bとから構成されている。なお、前記圧入固定部5aの中央位置には、ポンプ軸3をスムーズに圧入するための空気抜き孔5cが穿設されている。
前記メカニカルシール7は、一般的なものであって、前記筒状部9の中径筒部9bの内周面に固定されたカートリッジ部7aと、前記ポンプ軸3の外周面に支持されたスリーブ部7bと、前記カートリッジ7aの内周側と前記スリーブ部7bの外周側との間に設けられて摺動するシール部7cとから構成されている。
〔本実施形態の作用〕
したがって、この実施形態によれば、機関のクランクシャフトが回転駆動して前記プーリ4が回転駆動されると、前記ポンプ軸3を介して前記インペラ5が回転してポンプ作用を行い、冷却水を前記吐出ポート8dから機関のウォータジャケットに圧送してエンジンの冷却を行う。
そして、本実施形態では、前記ボールベアリング6の内部に対して、該ボールベアリング6の両側端側に配置された一対のベアリングシール17、17と一対の第1、第2シール部材18、18によって内外二重にシールされることから、シール性能が大幅に向上する。
特に、前記各シール部材18,18は、外周部21,21の対向内面にそれぞれシールリップ24,24が設けられ、その先端部24b、24bが外輪6bの両端面6e、6fに常時当接しつつ摺動していることから、ボールベアリング6に対するシール効果が十分に大きくなる。したがって、車両走行時の跳ね上げられた泥水や塵などの浸入は勿論のこと、たとえ洗浄水などの高圧水などが掛かった場合でも、この高圧水などの浸入を十分に阻止することが可能になる。
この結果、ボールベアリング6の発錆を抑制することができ、耐久性の向上が図れる。
また、前記第1、第2シール部材18、18の外周部21、21の外周面と円筒部4cの内周面との間に幅が1mm以下のクリアランスC、Cに形成されていることから、ここでラビリンス効果が得られて、この部位においても十分なシール効果が得られる。
さらに、前記各シール部材18、18は、クランク状に折曲形成したことによって外周部21,21と外輪6bの両端面6e、6fとの間に環状隙間S1、S1を形成し、この幅W、Wを精度良く管理することによって各シールリップ24,24の形成と各先端部24b、24bの前記両端面6e、6fに対する当接精度を高めることが可能になる。これによって、各シールリップ24,24の良好なシール性能を長期に渡って維持することが可能になる。
また、前述したように、前記リテーナ25の円環部25bの外周面25dにテーパ面25eを形成したことによって、第1シール部材18のボールベアリング6方向への倒れを抑制することができる。
すなわち、図5に示すように、前記円環部25bの外面25dにテーパ面25eが存在しない場合は、円環部25bの外面25dを前記第2シール部材18の内周部22(端面シール部22b)に軸方向から圧接した際に、加工精度などに起因して前記外周面25dの外周部側が端面シール部22bを押圧する力が大きくなって、シール部材18の外周部21側が、図中一点鎖線で示すように、外輪6b側へ倒れ変形してしまうおそれがある。この結果、前記シールリップ24の先端部24bが外輪6bの一端面6fへの当接力が強くなって反り返り変形してしまい、シール性能の低下を招来するおそれがある。
そこで、本実施形態では、前記テーパ面25eを形成することによって、外周面25dでの端面シール部22bを押圧する力を低減させて、前記第2シール部材18の倒れを抑制することにより、シールリップ24の一端面6fに対する適正な当接力にさせて、シール性能の低下を抑制することができる。
なお、前記第2シール部材18の倒れを抑制するためには、前記テーパ面25eだけではなく、前記円環部25bの外周部を貫通孔16方向へ僅かに変形させることによっても行うことができる。
また、前記各シール部材18、18の内周部22,22の内周面22a、22aが、前記筒状部9の小径筒部9cの外周面9gに密着状態に当接していることから、この部位での十分なシール性が得られる。特に、両シール部材18、18は、各端面シール部22bが筒状部9の環状突起9eやリテーナ25の外周面25dに押し付けられて圧着状態になっていることから、前記内周面22a、22aによる良好なシール性と相俟ってより高いシール性が得られる。
前記リテーナ25は、円環部25bの外周面25cが第2シール部材18の段差部23の内周面23aに当接して該第2シール部材18の径方向の位置決めをすると共に、円環部25bの外周面25cと前記内輪6aの一端面との間に内周部22を芯金20の内周部20bと一緒に挟持固定することから、軸方向の位置決めと安定した支持が得られる。
また、前記各芯金20、20は、各内周部20b、20bが内輪6aの両端面にメタルタッチすることによって各シール部材18,18の支持性が向上する。
さらに、本実施形態では、前記各シール部材18,18のシールリップ24、24が外輪6bの両端面6e、6fに摺動することによって発熱して、ボールベアリング6に伝熱される。このため、該ボールベアリング6の全体の温度が上昇して内部のグリース6dが熱劣化し易くなるなどの悪影響を招くおそれがある。
しかし、前記各シールリップ24,24で発生した熱は、第1シール部材18側では、この内部を通ってそのまま筒状部9の中径筒部9bや小径筒部9cに伝達され、第2シール部材18側では、内周部22bが前記リテーナ25の円環部25bと接していることから、前記リテーナ25の内部を通って前記小径筒部9cに伝達されて、これらのそれぞれの部位で効果的に放熱される。これにより、前記第2シール部材18をカシメ固定などにより固定する場合と比較し、効果的な放熱が可能となる。
したがって、ボールベアリング6の温度上昇が抑制されて、内部に充填されているグリース6dの熱的劣化を抑えることができる。
特に、前記ポンプハウジング1は、放熱性の高いアルミニウム合金材によって形成されていることから、ボールベアリング6の冷却効率が向上する。
また、前記第1シール部材18と第2シール部材18とは、構成のすべてが同一であるから共用化が可能になるので、製造コストの低減化が図れる。
なお、例えば、前記メカニカルシール7の摺動するシール部7cから漏れ出した冷却水は、ポンプ軸3の外周面3cを伝って一端部3a側に流動し、この流動した冷却水は、第1段差面26aに到達すると、ポンプ軸3の回転遠心力の作用に伴って第1段差面26aの外周縁で切られて、前記環状空間室15を介してドレン孔11からドレンチャンバ12内に滴下してここに捕集貯留される。したがって、ボールベアリング6方向への流出を抑制できる。
〔第2実施形態〕
図6は本発明の第2実施形態を示し、この実施形態では、第2シール部材18とリテーナ25を一体化したものである。
すなわち、第2シール部材18は、外周部22やシールリップ24、芯金20の外周部20aは第1実施形態と同じ構成であるが、前記内周部22や段差部23及び端面シール部22bが廃止されていると共に、芯金20の内周部20bの内周縁とリテーナ25の円環部25bの外周縁が一体に結合されている。
また、前記芯金20の内周部20bは、第1実施形態のものに比較して薄肉に形成されて、この内面20cとこれに対面するボールベアリング6の一端面との間に円盤状の空間部26が形成されている。これによって、前記リテーナ25の円環部25bの外周面25dと内輪6aの一端面を軸方向からメタルタッチさせて、筒状部25aの小径筒部9cに対する圧入とともに前記第2シール部材18の安定した支持が得られるようになっている。
また、前記リテーナ25の円環部25bを内輪6aにメタルタッチさせることによって、前記第2シール部材18の外周部21と内面と外輪6bの一端面6fとの間の環状隙間S1の幅Wの高い精度を確保して、シールリップ24の前記一端面6fに対する高い当接精度を維持することができる。
また、前記シールリップ24の摺動に伴う発熱を、芯金20からリテーナ25へ直接的に伝達できるため、小径筒部9cへの伝熱性が良好になって、放熱効果が一層向上する。この結果、ボールベアリング6内のグリース6dの熱的劣化をさらに抑制できる。
本実施形態は、前記第2シール部材18とリテーナ25を一体化(単一化)することによって、部品点数の削減が図れることから、構造の簡素化が図れると共に、製造作業や組付作業能率が向上してコストの低減化が図れる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、ベアリング(軸受)としては、前記ボールベアリング6に限定されるものではなく、例えばニードルベアリングなどであってもよい。
また、ポンプハウジング1を鉄系金属によって形成することも可能であり、また、リテーナ25をアルミニウム合金材などで形成することも可能である。
前記実施形態から把握される前記請求項以外の発明の技術的思想について以下に説明する。
〔請求項a〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記ポンプハウジングは、アルミニウム合金材によって形成されていることを特徴とするウォータポンプ。
本発明によれば、シールリップの外輪との摺動に伴う発熱がシール部材から保持部材を介して熱伝導率の高いポンプハウジングに伝達され、ここから放熱されることからベアリングの冷却性が向上する。これによって、ベアリング内部のグリースなどの潤滑剤の熱的劣化を抑制できる。
〔請求項b〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記保持部材を、鉄系金属によって形成したことを特徴とするウォータポンプ。
保持部材を鉄系金属によって形成したことによって、前記ポンプハウジングへの熱伝達性が向上すると共に、成形加工が容易になる。
〔請求項c〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記保持部材を、アルミニウム合金材によって形成したことを特徴とするウォータポンプ。
アルミニウム合金材であるから、さらに熱伝達性が向上する。
〔請求項d〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記保持部材は、前記ポンプハウジングの円筒部の外周面に圧入固定される筒状部と、該筒状部の軸方向端部に一体に結合されて、前記シール部材の内周部を前記内輪側へ押圧するフランジ状の円環部と、から構成されていることを特徴とするウォータポンプ。
この発明によれば、筒状部によってポンプの円筒部外周面に対する接触面積が大きくなるので、より保持部材からポンプハウジングへの伝熱効果が大きくなる。
〔請求項e〕請求項dに記載のウォータポンプであって、
前記円環部は、薄板円形状に形成されていることを特徴とするウォータポンプ。
円形状に形成することによって内輪側への押圧力が均一となり、安定した保持が可能になる。
〔請求項f〕請求項eに記載のウォータポンプであって、
前記円環部の内輪側の外側面に、内周側から外周側に沿って下り傾斜状のテーパ面を形成したことを特徴とするウォータポンプ。
この発明によれば、前記保持部材の円環部によってシール部材の内周部を軸方向から押圧して内輪の一端面と協働して挟持した際に、前記テーパ面によって円環部の外周部によるシール部材の外周部に対する外輪方向への押し出し力が小さくなることから、シール部材の外輪側への倒れを抑制できる。この結果、前記シールリップの先端部が、前記外輪の一端面に対して強く当接して反り返り変形することがなくなり、常時密着かつ安定した当接性が得られる。
〔請求項g〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記保持部材は、ポンプハウジングの円筒部に圧入によって固定されていることを特徴とするウォータポンプ。
圧入によって前記ポンプハウジングの円筒部に固定したことによって、圧入荷重の管理ができることから、安定した固定が可能になる。
〔請求項h〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記プーリの内周部前端壁には、少なくとも1つの作業用孔が貫通形成されていることを特徴とするウォータポンプ。
ウォータポンプの各構成部の組付け時に、前記作業用孔を利用して前記保持部材を介して内輪を軸方向へ押圧することができると共に、ポンプハウジング内の水蒸気を、前記作業用孔を利用して外部に排出することができる。
〔請求項i〕請求項hに記載のウォータポンプであって、
前記シール部材と保持部材は、前記内輪と外輪の前記インペラと反対側に設けられていることを特徴とするウォータポンプ。
この発明によれば、前記作業用孔からポンプハウジング内に浸入した水や塵などを前記シール部材と保持部材によってそれ以上の浸入を阻止できる。
〔請求項j〕請求項1に記載のウォータポンプであって、
前記保持部材を、前記シール部材に一体に設けたことを特徴とするウォータポンプ。
部品の単一化が図れるので、製造作業や組立作業能率の向上が図れると共に、シール部材から保持部材を介してポンプハウジングへの熱伝達性が向上する。
1…ポンプハウジング
2…ポンプ室
3…ポンプ軸
3a…一端部
3b…他端部
4…プーリ
5…インペラ
6…ボールベアリング(ベアリング、軸受)
6a…内輪
6b…外輪
6c…ボール(転動部材)
6e、6f…外輪両端面
7…メカニカルシール
8…ハウジング本体
9…筒状部
9b…中径部
9c…小径部
16…貫通孔
17、17…ベアリングシール
18…第1、第2シール部材
19…シール本体
20…芯金
21…外周部
22…内周部
23…段差部
24…シールリップ
24b…先端部
25…リテーナ
25a…筒状部
25b…円環部
25c…外周面
25d…外周面

Claims (3)

  1. 一端側内部にポンプ室が形成され、他端側に小径筒部を有するポンプハウジングと、
    該ポンプハウジングに回転自在に挿通配置された駆動軸と、
    該駆動軸の一端部に固定され、前記ポンプ室内に回転自在に収容されたインペラと、
    前記駆動軸の他端側に固定され、前記ポンプハウジングの小径筒部の外周側に所定隙間を介して配置された円筒部を有するプーリと、
    前記プーリの円筒部の内周面に圧入固定された外輪と、前記ポンプハウジングの小径筒部の外周面に圧入固定された内輪と、該内輪と外輪との間に介装された転動体と、を備えたベアリングと、
    前記ベアリングの軸方向の一端部側を覆うように配置されたシール部材と、
    前記ポンプハウジングの小径筒部の外周側に固定されると共に、前記内輪の軸方向一端面との間に前記シール部材を挟持固定する保持部材とを備え、
    前記シール部材は、少なくとも前記外輪の軸方向一端面に対向配置されたほぼ円盤状の弾性体と、該弾性体の内側面に一体に設けられて、先端部が前記外輪の一端面に当接して摺動可能なシールリップとを有することを特徴とするウォータポンプ。
  2. 駆動力が伝達されるプーリと、
    一端側内部にポンプ室が形成されたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジング内に回転自在に設けられ、一端部がポンプ室に臨み他端部が前記プーリに固定された駆動軸と、
    該駆動軸の一端部に固定され、前記ポンプ室内に回転自在に収容されたインペラと、
    前記プーリの内周側に圧入固定された外輪と、前記ポンプハウジングの外周面に圧入固定された内輪と、該内輪と外輪との間に介装された転動体と、を有する軸受と、
    を備え、
    前記プーリの前記軸受の軸方向一端部と対向する位置に、少なくとも一つの作業用孔を貫通形成すると共に、
    前記プーリとポンプハウジングとの間に、前記軸受の軸方向一端部側を覆うように配置され、内側面に、前記内輪と外輪のうちいずれか一方の一端面に当接するシールリップを一体に有する遮蔽部材を設け、
    前記ポンプハウジングの前記軸受近傍に、前記遮蔽部材を前記内輪と外輪のうちいずれか他方と協働して挟持状態に保持する保持部材を設けたことを特徴とするウォータポンプ。
  3. 駆動力が伝達されるプーリと、
    一端側内部にポンプ室が形成されたポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジング内に回転自在に設けられ、一端部がポンプ室に臨み他端部が前記プーリに固定された駆動軸と、
    該駆動軸の一端部に固定され、前記ポンプ室内に回転自在に収容されたインペラと、
    前記ポンプハウジングとプーリとの間に内輪と外輪を介して設けられ、前記ポンプハウジングに対して前記プーリを回転自在に軸支する軸受と、
    該軸受の軸方向の一端部側を覆うように配置されていると共に、シールリップが前記外輪の一端面に当接することによって前記外輪と内輪の間をシールするシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材を前記内輪と外輪の一方側に固定する保持部材を設けたことを特徴とするウォータポンプ。
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