JP6266388B2 - ウォータポンプ - Google Patents
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Description
〔第1の実施形態〕
ウォータポンプ1は、図1〜図3に示すように、エンジンを構成する図外のシリンダブロックの側部にボルト固定等により直接取り付けられ、シリンダブロック側の前端部内にポンプ室3が形成されたポンプハウジング2と、該ポンプハウジング2の外周側に、単一の軸受であるボールベアリング5によって回転自在に支持されたプーリ4と、前記ポンプハウジング2の内部に挿通配置され、一端部6aが前記プーリ4に固定された駆動軸であるポンプ軸6と、該ポンプ軸6の他端部6bに固定されて、前記ポンプ室3内に回転自在に収容されたインペラ7と、前記ポンプハウジング2とポンプ軸6との間に介装されて、ポンプ室3と前記ボールベアリング5との間をシールするシール部材であるメカニカルシール8と、を備えている。
〔本実施形態の作用〕
したがって、この実施形態によれば、機関のクランクシャフトが回転駆動して前記プーリ4が回転駆動されると、前記ポンプ軸6を介して前記インペラ7が回転してポンプ作用を行い、冷却水をポンプ室3内から機関のウォータジャケットに圧送してエンジンの冷却を行う。
〔第2の実施形態〕
以下、図4〜図10は他の実施形態を示し、図4に示す第2の実施形態は、小径部10cの先端側内端縁にテーパ部14を設けずに、該小径部10cの内周面全体を中径部10bに向かって拡径するラッパ状に形成したものである。すなわち、小径部10cの内周面の下側には、その外端縁から案内面13方向に所定角度をもって一様に下り傾斜状のガイド面12が形成されている。
〔第3の実施形態〕
図5に示す第3の実施形態は、第2の実施形態をさらに変形させたもので、筒状ボス部4aの外周面を先端縁4fから小径フランジ壁4bに向かって拡径するラッパ状に形成したものである。すなわち、筒状ボス部4aの外周面の下側には、その先端縁4fから小径フランジ壁4b方向に一様に下り傾斜状のテーパ面22が形成されている。
〔第4の実施形態〕
図6に示す第4の実施形態は、基本的には第1実施形態のものと同じであるが、小径部10cの内周面を、筒状ボス部4aの先端縁4fと対応する位置から案内面13にかけてラッパ状に形成したものである。すなわち、小径部10cの内周面の下側には、一端縁12aが筒状ボス部4aの先端縁4fと対応する位置にまで延設されると共に、案内面13方向に所定角度をもって下り傾斜状のガイド面12が形成されている。また、ガイド面12とテーパ部14との間には、平坦面23が形成されている。
〔第5の実施形態〕
図7に示す第5の実施形態は、基本的には第4の実施形態のものと同じであるが、テーパ部14がガイド面12の一端縁12aから小径部10cの先端側内端縁にかけて形成されている。
〔第6の実施形態〕
図8に示す第6の実施形態は、基本的には第4の実施形態のものと同じであるが、小径部10cの内周縁にテーパ部14を設けていない。すなわち、小径部10cの内周面には、その端縁からガイド面12の一端縁12aにかけて平坦面23が形成されている。
〔第7の実施形態〕
図9に示す第7の実施形態では、基本的には第1実施形態の構造と同じであるが、メカニカルシール8側の筒状ボス部4aの先端縁4fが拡径するように屈曲形成されている。すなわち、筒状ボス部4aの外端縁が重力方向の下側に凸の突起部24を形成するようになっている。
〔第8の実施形態〕
図10に示す第8の実施形態では、基本的には第1実施形態の構造と同じであるが、筒状ボス部4aの先端部に径の大きな筒状の拡径部25が形成されている。この拡径部25を設けたことによって、該拡径部25の内周面によってポンプ軸6の外周面6cを伝達する冷却水を効果的に堰き止めることができる。また、小径部10cの内周面と筒状ボス部4aの外周面との間隙がより狭まることから、ガイド面12を逆行してボールベアリング5方向へ流動しようとする冷却水の伝達を抑制することができる。
2…ポンプハウジング
4…プーリ
4a…筒状ボス部
4c…筒状基部
4f…先端縁
5…ボールベアリング(軸受)
5a…内輪
5b…外輪
5c…ボール
6…ポンプ軸(駆動軸)
6a…一端部
6b…他端部
7…インペラ
8…メカニカルシール(シール部材)
10…円筒部
10c…小径部(プーリ側の先端部)
11…ドレン孔(排水孔)
12…ガイド面(傾斜面)
12a…一端縁
12b…他端縁
13…案内面(傾斜面)
14…テーパ部
Claims (8)
- 軸方向一端側に円筒部を有するポンプハウジングと、
前記円筒部の外周を取り囲む筒状基部と、前記筒状基部の内周側を前記ポンプハウジングの軸方向一端側から他端側へ向かって内側に折り曲げて前記円筒部の内周面と対向するように形成された筒状ボス部とを有し、前記円筒部と前記筒状基部との間に介設された軸受を介して回転自在に支持され、外部から動力が伝達されて回転するプーリと、
前記ポンプハウジングの内部に軸方向に沿って挿通配置され、一端部が前記筒状ボス部の内周に固定された駆動軸と、
前記駆動軸の他端部に固定され、前記駆動軸と一体回転可能に設けられたインペラと、
前記円筒部の内周面と前記駆動軸の外周面との間に介装されたシール部材と、
前記駆動軸の回転軸方向における前記シール部材と前記筒状ボス部間において、前記円筒部の重力方向下側に設けられた排水孔と、
前記筒状ボス部の先端縁によって、前記駆動軸の外周側に拡径状に形成された段部と、
を備え、
前記段部と対向する前記円筒部の内周面に、前記排水孔へ向かって下り傾斜状の傾斜面が形成されていることを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
前記円筒部の内周面と前記筒状ボス部の外周面との間隙が前記円筒部の前記プーリ側へ向かって狭くなるように形成したことを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項2に記載のウォータポンプにおいて、
前記駆動軸の全体をほぼ均一な外径に形成したことを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
前記シール部材方向へ延設された前記筒状ボス部の軸方向先端部を拡径形成したことを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
前記排水孔を大気へ開放するように形成したことを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
前記排水孔の重力方向下側に排水を貯留するドレンチャンバを設けたことを特徴とするウォータポンプ。 - 請求項1に記載のウォータポンプにおいて、
前記軸受は内輪と外輪及びこの間のボールとから構成された単列型であることを特徴とするウォータポンプ。 - 軸方向一端側に円筒部を有するポンプハウジングと、
前記円筒部の外周を取り囲む筒状基部と、前記筒状基部の内周側を前記ポンプハウジングの軸方向一端側から他端側へ向かって内側に折り曲げて前記円筒部の内周面と対向するように形成された筒状ボス部とを有し、前記筒状基部と前記円筒部との間に介設された軸受を介して回転自在に支持され、外部から動力が伝達されて回転するプーリと、
前記ポンプハウジングの内周側に軸線方向に沿って挿通配置され、一端部が前記筒状ボス部の内周に固定された駆動軸と、
前記駆動軸の他端部に固定され、前記駆動軸と一体回転可能に設けられたインペラと、
前記円筒部の内周面と前記駆動軸の外周面との間に介装されたシール部材と、
前記駆動軸の回転軸方向における前記シール部材と前記筒状ボス部間において、前記円筒部の内周面の重力方向下側に設けられた排水孔と、
前記筒状ボス部の先端縁によって、前記駆動軸の外周側に拡径状に形成された段部と、
を備え、
前記段部と対向する前記円筒部の内周面が、前記排水孔へ向かって拡径状に形成されていることを特徴とするウォータポンプ。
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