JP2014004342A - 薬剤払出方法、薬剤収容カセットおよび薬剤払出装置 - Google Patents

薬剤払出方法、薬剤収容カセットおよび薬剤払出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薬剤シートまたは薬剤セットを適切に払い出せる薬剤収容カセットおよび薬剤払出装置を提供する。
【解決手段】薬剤収容カセット1の収容部11には、PTPシートを輪ゴム99で束ねたシート束100Aを収容することができる。また、上記薬剤収容カセット1は、上記シート束100Aを上記収容部11から払い出す払出部および上記収容部11内のシート束100Aを上記払出部が位置する側の収容部壁14に向けて押す移動動作部3を備える。さらに、上記薬剤収容カセット1は、上記収容部11の上面開口を覆う開閉蓋13を備えており、上記開閉蓋13によって上記シート束100Aのせり上がりを防止する。
【選択図】図3

Description

この発明は、PTP(Press Through Package)シートやブリスター包装シート等の薬剤シートを払い出す薬剤払出方法、薬剤払出に用いる薬剤収容カセットおよび薬剤払出装置に関する。
薬剤払出装置は、薬剤ごとのPTPシートが収容される薬剤収容カセットを多数備えており、入力された処方箋データに基づいて選択した薬剤収容カセットから必要枚数のPTPシートを払い出す。このような薬剤払出装置としては、特許文献1において開示された薬剤払出装置がある。
特許文献1の薬剤払出装置で用いられている薬剤収容カセットは、複数枚のPTPシートを立てた状態で横方向に並べて収容する。上記薬剤収容カセットの奥側には上記PTPシートを上記薬剤収容カセットの手前側へと押す移動動作装置が設けられている。そして、上記薬剤収容カセットの手前側壁の底部には払出用のスリットが形成されており、最も手前位置のPTPシートが突き押し部材によって下方に押されると当該PTPシートが上記スリットから払い出される。
特開2011−41789号公報
しかしながら、上記従来の薬剤払出装置は、上記PTPシートを切断する切断装置を備え、端数錠剤の払い出しを上記PTPシートの切断により行っているため、迅速な払出処理を行うことができない。また、同一または異なる複数のPTPシートをまとめて払い出すことはできなかった。
この発明は、上記の事情に鑑み、複数枚のPTPシートをまとめて迅速に払い出す、或いは、薬剤払出装置によって薬剤シートを切断する必要をなくして迅速に薬剤を払い出す薬剤払出方法を提供する。また、薬剤シートを輪ゴムで束ねたシート束を適切に払い出せる薬剤収容カセットおよび薬剤払出装置を提供する。
上記課題を解決するために、この発明の薬剤払出方法は、同一薬剤或いは異なる薬剤の複数枚の薬剤シートを輪ゴムで束ねた同一タイプのシート束を薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部からシート束ごと払い出すことを特徴とする。また、薬剤シートと端数部とを輪ゴムで束ねた同一タイプのシート束を薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部からシート束ごと払い出すことを特徴とする。かかる方法であれば、例えば1週間分の薬剤を処方する場合、同一薬剤或いは異なる薬剤の複数枚のPTPシートを輪ゴムで束ねたり、或いは幾つかの端数をPTPシートに束ねて提供することが薬剤払出装置の薬剤収容カセットを用いて行うことができる。すなわち、例えば頻繁に生じる処方についての一定期間分のPTPシートや端数を束ねたシート束を上記薬剤収容カセットの収容部に収容して払い出し、このような一定期間分の処方薬剤の払い出しが薬剤払出装置を用いて正確且つ迅速に行えるようになる。
上記シート束が上記収容部内を移動する時に、シート束同士が押し合い、上記輪ゴムの摩擦力でせり上がってその一部が上記収容部の上面開口の上に出てしまうことがある。このようなことが起きると、上記薬剤収容カセットを出し入れするときに上記シート束が引っ掛かるなどの問題が生じるおそれがある。
そこで、この発明の薬剤収容カセットは、薬剤シートが収容される収容部と、薬剤シートを上記収容部から払い出す払出部と、上記収容部内の薬剤シートを上記払出部に向けて移動させる移動動作部と、上記収容部の上面開口を覆う開閉蓋と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、複数枚の薬剤シートを輪ゴムで束ねたシート束を上記収容部内に収容した場合でも、上記収容部の上面開口が上記開閉蓋によって覆われるので、閉じた状態の上記開閉蓋によって上記シート束のせり上がりを防止することができる。また、上記開閉蓋を開けて上記収容部内にシート束を補充することができる。
上記開閉蓋は2枚の蓋部材が観音開き状に開閉し、閉状態で上記2枚の蓋部材の間に間隙が形成されるようにしてもよい。これによれば、シート束の輪ゴムが上記間隙に位置するようにシート束を収容することで、上記輪ゴムが上記開閉蓋に接触しないようにシート束を移動させていくことができる。
上記収容部の底面には上記移動動作部の移動方向と平行に溝が形成されていてもよい。これによれば、シート束の輪ゴムが上記溝に位置するようにシート束を収容することで、上記輪ゴムが上記収容部に接触しないようにシート束を移動させていくことができる。
上記移動動作部は上記溝を通る捲回スプリングを有しており、上記溝内の上記捲回スプリングと上記溝の開口との間に空隙が形成されるようにしてもよい。
上記上面開口の上記払出部側が固定板で覆われ、他の部分が上記開閉蓋により覆われるようになっていてもよい。これによれば、シート束の払出動作に起因してシート束に大きなせり上がりの力が生じたとしても、上記固定板によってせり上がりを確実に防止することができる。
上記開閉蓋の内側面に上記薬剤シートの移動抵抗を軽減する摺接部が設けられていてもよい。また、上記開閉蓋の内側面および上記固定板の内側面に上記薬剤シートの移動抵抗を軽減する摺接部が設けられていてもよい。これによれば、シート束のせり上がりを防止しながら当該シート束の移動を円滑に行わせることができる。
また、この発明の薬剤払出装置は、上記薬剤収容カセットが装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、移動可能に設けられた払出操作部によって上記薬剤収容カセットから薬剤シートを払い出すことを特徴とする。
上記薬剤払出装置において、上記払出操作部は、上記薬剤収容カセットの上記払出部から払い出された薬剤シートを通過させる通路部を有しており、この通路部に上記薬剤シートを移送するベルト駆動移送部を備えていてもよい。これによれば、シート束の輪ゴムに起因して当該シート束が上記通路部を滑り落ち難くなったとしても、上記ベルト駆動移送部によって上記シート束を移送することができる。
上記薬剤払出装置において、上記払出操作部は、上記薬剤収容カセットの上記払出部に位置する薬剤シートを突き押して払い出す突き押し部材を有しており、この突き押し部材の上記薬剤シートに対面する側に凹部を有していてもよい。これによれば、シート束の輪ゴムが上記突き押し部材に接触するのを上記凹部によって回避し、上記突き押し部材の動作に起因して上記シート束がせり上がろうとするのを抑制することができる。
上記薬剤払出装置において、同一または異なる種類の複数の薬剤を一纏めにした薬剤セットが収容できる薬剤収容カセットが上記装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、処方箋データが上記薬剤セットに合致する場合に上記薬剤収容カセットから上記薬剤セットを払い出すようにしてもよい。
上記薬剤払出装置において、薬剤シートと端数部とを一纏めにした薬剤セットが収容できる薬剤収容カセットおよび上記薬剤シートが1枚ずつ収容できる通常カセットが上記装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、処方箋データが上記薬剤セットに合致する場合に上記薬剤収容カセットから上記薬剤セットを払い出し、合致しない場合に上記通常カセットから上記薬剤シートを1枚ずつ払い出すようにしてもよい。
また、この発明の薬剤払出方法は、同一または異なる種類の複数の薬剤を一纏めにした薬剤セットを薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部から薬剤セットごと払い出すことを特徴とする。
また、この発明の薬剤払出方法は、薬剤シートと端数部とを一纏めにした薬剤セットを薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部から薬剤セットごと払い出すことを特徴とする。
この発明であれば、複数枚の薬剤シートをまとめて迅速に払い出すことができる。また、薬剤払出装置によって薬剤シートを切断する必要をなくして迅速に薬剤を払い出すことができる。また、薬剤シートを例えば輪ゴムで束ねたシート束が薬剤収容カセットの収容部内でせり上がるのを防止できるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る薬剤払出装置を示した説明図である。 図1の薬剤払出装置の制御系の概略を示したブロック図である。 この発明の一実施形態に係る薬剤収容カセットの斜視図である。 図3の薬剤収容カセットを裏面側から見た斜視図である。 図3の薬剤収容カセットを一部省略して示した斜視図である。 図3の薬剤収容カセットを一部省略して示した斜視図である。 図3の薬剤収容カセットを一部省略して示した斜視図である。 図3の薬剤収容カセットを一部省略して示した斜視図である。 図1の薬剤払出装置に設けられる払出操作部の詳細を示した斜視図である。 図1の薬剤払出装置に設けられる払出操作部の詳細を示した斜視図である。 図1の薬剤払出装置に設けられる払出操作部の詳細を示した斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示しているように、この実施形態の薬剤払出装置101内には上下左右に複数の装填スペース101aが設けられており、上記装填スペース101aのそれぞれに薬剤収容カセット1がその奥行き方向に出し入れ可能に設けられている。この薬剤払出装置101の払出操作部50は、上記薬剤収容カセット1の前面側において上下方向及び左右方向に移動可能に設けられている。また、上記薬剤払出装置101には、ディスプレイ102及び入力部103が設けられている。
図2に示しているように、上記薬剤払出装置101の制御部105は、上記入力部103から入力された情報を処理し、また処理した情報をディスプレイ102に表示する等の処理を行う。例えば、オペレータは、上記入力部103を用いて、どの薬剤収容カセット1にどのPTPシート100が収容されているか或いはどのようなシート束(薬剤セット)が収容されているか等を入力する初期入力、上記薬剤収容カセット1にPTPシート100を補充する際の補充枚数入力、払出のための処方箋データ入力等を行うことができる。各種情報は、上記制御部105の処理によって記憶部104に記憶することができる。また、上記制御部105は、上記処方箋データに基づいて上記払出操作部50を対象となる薬剤収容カセット1の箇所まで移動させて、PTPシート100やシート束の払出処理を実行することになる。より具体的に述べると、各薬剤収容カセット1の特定番号IDと、各薬剤収容カセット1に収容されたシート束の情報とがコード化されて記憶される。シート束の情報としては、束ねられた「薬種」又は「薬種+各薬種の錠数」が挙げられる。処方箋データに含まれる「薬種」又は「薬種+各薬種の錠数」と合致する薬剤収容カセット1からシート束を払い出すことになる。
上記薬剤収容カセット1には、PTPシート100が収容される収容部11が形成されている。上記収容部11には、複数枚のPTPシート100を立てた状態で横方向に並べて収容することができる。
また、上記薬剤収容カセット1の全て或いは幾つかは、図3に示しているように、輪ゴム99で複数枚のPTPシートを束ねたシート束100Aを立てた状態で横方向に並べて収容できるようになっている。上記輪ゴム99はシート束100Aの中央側で縦巻きに巻かれている。このように、輪ゴム99で同一薬剤或いは異なる薬剤の複数枚のPTPシート100を束ねた同一タイプのシート束100Aは、薬剤収容カセット1の収容部11に収容され、上記薬剤収容カセット1の後述する払出部2からシート束100Aごと払い出される。また、同様に、PTPシート100と端数部とを輪ゴム99で束ねた同一タイプのシート束100Aは、薬剤収容カセット1の収容部11に収容され、上記薬剤収容カセット1の払出部2からシート束100Aごと払い出される。
上記シート束100Aが収容される薬剤収容カセット1の収容部11における上面開口には、固定板12,12および開閉蓋13が設けられている。上記固定板12,12は、上記薬剤収容カセット1の手前側の位置に設けられている。上記固定板12,12の間には間隙が形成されており、この間隙を突き押し部材51(図9参照)が通ることにより、上記シート束100Aを払い出すことができる。
上記開閉蓋13は2枚の蓋部材13a,13aからなり、これら2枚の蓋部材13a,13aは、上記薬剤収容カセット1の左右縁の上部側を回動中心にして観音開き状に開閉する。また、上記蓋部材13a,13aの幅は上記収容部11の幅の半分より狭く、閉状態において上記蓋部材13a,13aの間に間隙が形成される。上記蓋部材13a,13aにより形成される間隙と上記固定板12,12に形成されている間隙は、上記収容部11の中央側で連続するようになっている。また、各蓋部材13aの内側面(裏面)および上記固定板12の内側面(裏面)には、上記シート束100Aの縁が接触した場合でも移動抵抗を軽減することができる樹脂製の摺接部17が設けられている。すなわち、上記摺接部17は上記蓋部材13aおよび上記固定板12の内側面の摩擦係数よりも小さい摩擦係数を有している。また、上記蓋部材13a,13aの手前側の縁部には、上記固定板12,12に当たる当たり部13cがそれぞれ設けられている。
図4に示しているように、上記薬剤収容カセット1における手前側位置の底部には、上記シート束100Aが払い出される払出部2が設けられている。この払出部2は上記底部に形成された払出開口21と、この払出開口21を開閉する回動板22と、上記回動板22が上記払出開口21を下から閉じるように付勢する巻きバネ23を有する。上記突き押し部材51によって上記シート束100Aが下方に突き押されると当該シート束100Aは上記回動板22を押し開けて上記払出開口21から落下する。
図5に示しているように、上記薬剤収容カセット1の奥側には磁石13bが2個設けられており、各磁石13bによって各蓋部材13aは閉状態を保持することができる。上記蓋部材13aは、鉄などの磁性体で形成されたものでもよいし、上記磁石に接する部位だけが磁性体で形成されるものでもよい。また、上記薬剤収容カセット1の上記収容部11内の左右位置には、収容されるシート束100Aの幅に応じてガイド幅を例えば6段階で変えることができるように、仕切り板18が設けられている。
図6および図7に示しているように、上記収容部11内には、当該収容部11内に収容されたシート束100Aを上記払出部2が位置する側の収容部壁14に向けて押して移動させる移動動作部3が設けられている。そして、上記磁石13b,13b間には上記移動動作部3が位置できる初期位置スペース15が形成されており、この初期位置スペース15よりも手前側の収容空間を利用して上記シート束100Aを収容していくことができる。また、上記収容部壁14には、上記移動動作部3により移動されるシート束100Aが押し当てられる凸面14a,14aと、これら凸面14a,14a間に位置し、上記突き押し部材51を通過させる凹部14bと、が形成されている。上記凸面14a,14aが設けられていることにより、払い出し対象となる最も手前のシート束100Aを上記収容部壁14から少し離して位置させることができる。
上記移動動作部3は、例えば上記シート束100Aに接触する接触部材31と定荷重バネ(例えば商品名コンストンバネ)32とからなる。上記定荷重バネ32にはロック部32aが設けられており、上記移動動作部3を上記初期位置スペース15に移動させてロックをかけた状態で、上記シート束100Aをセットしていくことができる。そして、上記シート束100Aをセットした後にロックを外すと上記シート束100Aに対する押圧動作が開始される。また、上記定荷重バネ32の下面には、上記収容部11の裏面側に入り込んで当該定荷重バネ32の浮き上がりを防止する鍔状部が形成されている。
図8にも示しているように、上記定荷重バネ32は、捲回スプリング32bを有しており、この捲回スプリング32bの先端部は上記払出部2の払出開口21の近傍に固定されている。上記移動動作部3を上記初期位置スペース15に移動させたときに最も上記捲回スプリング32bが延びる状態となる。また、上記ロック部32aにおけるギヤ部32cは、上記収容部11の底面に形成された歯状部11aに歯合しており、上記ギヤ部32cの回動が制限されることで上記移動動作部3がロックされる状態となる。
上記収容部11の底面中央には、上記移動動作部3の押圧方向と平行に凹溝16が形成されている。上記捲回スプリング32bの上記先端部は上記凹溝16内において固定されており、当該捲回スプリング32bの延ばされた部分および上記定荷重バネ32の下端部分が上記凹溝16内に位置するようになっている。そして、上記凹溝16内の上記捲回スプリング32bの延ばされた部分は、上記凹溝16の開口よりも下側の溝底に位置する。また、上記払出部2の近傍であって上記凹溝16の左右側位置には払出幅調節部材24が設けられており、この払出幅調節部材24の固定位置を調節することで上記回動板22の位置が調整され、その結果として上記払出開口21の幅が規制され、種々の厚みのシート束100Aに対応することができる。
図9に示しているように、上記払出操作部50は、例えば電磁石によって上記薬剤収容カセット1の前面磁性部に磁力吸着して当該薬剤収容カセット1を出し入れする。そして、上記薬剤収容カセット1を引き出した状態で、固定板12,12の上記間隙上に上記突き押し部材51を位置させ、この突き押し部材51を上下動させることで上記シート束100Aを払い出すことができる。上記突き押し部材51を支持する本体部には、ラック部51aが形成されている。このラック部51aには、モーター52によって回転される図示しないピニオンが歯合しており、上記モーター52の駆動によって上記突き押し部材51を上下動させることができる。
図10および図11に示しているように、上記突き押し部材51の上記シート束100Aに対面する側には、上記シート束100Aの輪ゴム99を避けるように凹部51bが形成されている。また、上記突き押し部材51の下方に位置する通路部には、払い出されたシート束100Aを下方へと送るベルト駆動移送部53が設けられている。このベルト駆動移送部53における搬送ベルトは、下側回転軸54と上側回転軸55に掛け渡されている。そして、上記上側回転軸55の端部にはプーリーが設けられており、このプーリーにはモーター56の回転力が伝達ベルト57によって伝達される。また、上記ベルト駆動移送部53には図示しないシャッタが設けられている。上記払出操作部50が上記薬剤払出装置101内の図示しない薬剤収容籠の配置位置に移動した後、上記シャッタを開き、上記ベルト駆動移送部53を動作させると、上記払出操作部50内のシート束100Aが上記薬剤収容籠に移される。
このように、上記薬剤収容カセット1は、上記収容部11の上面開口を覆う開閉蓋13を備えたので、上記シート束100Aがせり上がるのを防止することができる。そして、当該薬剤収容カセット1内へのシート束100Aの補充は、上記開閉蓋13を開けることにより行うことができる。
上記開閉蓋13は2枚の蓋部材13aが観音開き状に開閉し、閉状態で上記2枚の蓋部材13aの間に間隙が形成されるので、シート束100Aの輪ゴム99を上記間隙に位置させ、当該輪ゴム99が上記開閉蓋13に接触しないように上記収容部11内でシート束100Aを移動させていくことができる。なお、上記仕切り板18の配置次第でシート束100Aの輪ゴム99が必ずしも収容部11の中央に位置しないことがあり得るので、このような場合でも上記輪ゴム99が上記蓋部材13aに接触しないように、上記間隙の幅を広くしておくのがよい。また、観音開き状に開閉する構造に限らず、スライド構造等の開閉蓋とする場合でも、上記間隙を形成することは可能である。
上記移動動作部3における捲回スプリング32bが通される凹溝16が上記収容部11内に形成されており、上記凹溝16内の上記捲回スプリング32bと上記凹溝16の開口面との間に間隙が形成されるようにしている。これにより、上記シート束100Aの輪ゴム99を上記凹溝16に位置させ、当該輪ゴム99が上記収容部11に接触しないように上記収容部11内でシート束100Aを移動させていくことができる。なお、上記仕切り板18の配置次第でシート束100Aの輪ゴム99が必ずしも収容部11の中央に位置しないことがあり得るので、このような場合でも上記輪ゴム99が上記収容部11の底に接触しないように、上記凹溝16の幅を広くしておくのがよい。
上記上面開口の上記払出部2側は固定板12によって覆われている。これにより、上記突き押し部材51の上下動作に起因してシート束100Aに大きなせり上がりの力が生じたとしても、このせり上がりを上記固定板12で確実に防止することができる。なお、固定板12を設けずに、上記上面開口の全体を上記開閉蓋13で覆うようにしてもよい。また、この場合に、上記払出部2側に位置する一部分を他の部分から分割した分割開閉蓋としてもよいし、さらに上記分割開閉蓋の閉状態を保持するための磁石の磁力を上記磁石13bよりも強力にしてもよい。
また、各蓋部材13aの内側面、さらには上記固定板12の内側面には、上記シート束100Aの移動抵抗を軽減する樹脂製の摺接部17が設けられている。これにより、シート束100Aのせり上がりを防止しながら当該シート束100Aの移動を円滑に行わせることができる。
また、上記薬剤払出装置101において、上記払出操作部50は、上記薬剤収容カセット1の上記払出部2から払い出されたシート束100Aが通過する通路部に上記ベルト駆動移送部53を備えている。これにより、上記輪ゴム99に起因してシート束100Aが上記通路部を滑り落ちにくくなったとしても、上記ベルト駆動移送部53の動作によって確実に上記シート束100Aを移送することができる。
また、上記突き押し部材51の上記シート束100Aに対面する側には凹部51bが形成されている。これにより、シート束100Aの輪ゴム99が上記突き押し部材51に接触するのが上記凹部51bによって回避され、上記突き押し部材51の引き上げ動作で上記シート束100Aがせり上がろうとするのを防止することができる。
なお、上記の実施形態では、定荷重バネ32から成る移動動作部3を備えたが、これに限らず、例えば薬剤収容カセット1の底部を傾斜配置し且つ振動させてシート束100Aを払出部2側へ移動させるようにしてもよい。
また、上記薬剤セットは、複数の薬剤シートが輪ゴムで束ねられた上記シート束に限らず、複数の薬剤シートがテープまたはバンドなどで束ねられたものでもよい。また、上記薬剤セットは、同一または異なる種類の複数の薬剤を輪ゴムや袋などで一纏めにしたものでもよいし、或いは、薬剤シートと端数部とを輪ゴムや袋などで一纏めにしたものでもよい。このような場合も、処方箋データによる薬剤種および薬剤数が上記薬剤セットの薬剤種および薬剤数に合致する場合に上記薬剤収容カセット1から1回の払い出し操作で払い出すことができ、払出処理の時間短縮が図れる。例えば、上記処方箋データにおいて2週間分の薬剤が処方され、2週間分の薬剤が一纏めにされた薬剤セットが上記薬剤収容カセット1内に収容されている場合には、必要となる薬剤が1回の払い出しで得られることになる。なお、基本的には、1つの薬剤収容カセット1内には薬剤種および薬剤数が同じである同一タイプの薬剤セットが複数収容されることになる。
上記薬剤払出装置101は、上記薬剤セットが収容できる上記薬剤収容カセット1だけでなく、薬剤シートが1枚ずつ払い出せる通常カセットを上記装填スペース101aに設けておくこともできる。上記通常カセットとしては、例えば、上記薬剤収容カセット1において上記開閉蓋13が取り外されたものなどが用いられる。なお、上記薬剤収容カセット1を通常カセットとして利用することもできる。また、1枚の薬剤シートと上記薬剤セットとでは、その厚みが相違することになるが、この場合、1枚用突き押し部材を上記払出操作部50に設け、この1枚用突き押し部材で1枚の薬剤シートも上記薬剤セットも突き押すようにすればよい。
上記通常カセットも用いられる場合、薬剤シートと端数部とを一纏めにした薬剤セットが収容できる上記薬剤収容カセット1、および上記薬剤シートと同一薬種の薬剤シートが1枚ずつ収容される通常カセットが上記装填スペース101a内に出し入れ可能に装填される。そして、この薬剤払出装置101は、処方箋データが上記薬剤セットの薬剤数に合致する場合に上記薬剤収容カセット1から上記薬剤セットを払い出し、処方箋データが上記薬剤セットの薬剤数に合致しない場合には上記通常カセットから上記薬剤シートを1枚ずつ払い出す。
また、上記薬剤払出装置101においては、同一または異なる種類の複数の薬剤を一纏めにした薬剤セットが収容できる上記薬剤収容カセット1が上記装填スペース101a内に出し入れ可能に装填される。そして、この薬剤払出装置101は、処方箋データが上記薬剤セットの薬剤種および薬剤数に合致する場合に上記薬剤収容カセットから上記薬剤セットを払い出す。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 薬剤収容カセット
11 収容部
12 固定板
13 開閉蓋
13a 蓋部材
14 収容部壁
16 凹溝
17 摺接部
2 払出部
21 払出開口
3 移動動作部
31 接触部材
32 定荷重バネ
32b 捲回スプリング
50 払出操作部
51 突き押し部材
51b 凹部
53 ベルト駆動移送部
99 輪ゴム
100 PTPシート(薬剤シート)
100A シート束(薬剤セット)
101 薬剤払出装置
101a 装填スペース

Claims (14)

  1. 薬剤シートが収容される収容部と、薬剤シートを上記収容部から払い出す払出部と、上記収容部内の薬剤シートを上記払出部に向けて移動させる移動動作部と、上記収容部の上面開口を覆う開閉蓋と、を備えたことを特徴とする薬剤収容カセット。
  2. 請求項1に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記開閉蓋は2枚の蓋部材が観音開き状に開閉し、閉状態で上記2枚の蓋部材の間に間隙が形成されることを特徴とする薬剤収容カセット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記収容部の底面には上記移動動作部の移動方向と平行に溝が形成されていることを特徴とする薬剤収容カセット。
  4. 請求項3に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記移動動作部は上記溝を通る捲回スプリングを有しており、上記溝内に位置する上記捲回スプリングは上記溝の開口よりも下に位置することを特徴とする薬剤収容カセット。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記上面開口の上記払出部側が固定板で覆われ、他の部分が上記開閉蓋により覆われることを特徴とする薬剤収容カセット。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記開閉蓋の内側面に上記薬剤シートの移動抵抗を軽減する摺接部が設けられていることを特徴とする薬剤収容カセット。
  7. 請求項5に記載の薬剤収容カセットにおいて、上記開閉蓋の内側面および上記固定板の内側面に上記薬剤シートの移動抵抗を軽減する摺接部が設けられていることを特徴とする薬剤収容カセット。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の薬剤収容カセットが装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、移動可能に設けられた払出操作部によって上記薬剤収容カセットから薬剤シートを払い出すことを特徴とする薬剤払出装置。
  9. 請求項8に記載の薬剤払出装置において、上記払出操作部は、上記薬剤収容カセットの上記払出部から払い出された薬剤シートを通過させる通路部を有しており、この通路部に上記薬剤シートを移送するベルト駆動移送部を備えていることを特徴とする薬剤払出装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の薬剤払出装置において、上記払出操作部は、上記薬剤収容カセットの上記払出部に位置する薬剤シートを突き押して払い出す突き押し部材を有しており、この突き押し部材の上記薬剤シートに対面する側に凹部を有することを特徴とする薬剤払出装置。
  11. 請求項8〜請求項10のいずれか1項に記載の薬剤払出装置において、同一または異なる種類の複数の薬剤を一纏めにした薬剤セットが収容できる薬剤収容カセットが上記装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、処方箋データが上記薬剤セットに合致する場合に上記薬剤収容カセットから上記薬剤セットを払い出すことを特徴とする薬剤払出装置。
  12. 請求項8〜請求項11のいずれか1項に記載の薬剤払出装置において、薬剤シートと端数部とを一纏めにした薬剤セットが収容できる薬剤収容カセットおよび上記薬剤シートが1枚ずつ収容できる通常カセットが上記装填スペース内に出し入れ可能に装填されており、処方箋データが上記薬剤セットに合致する場合に上記薬剤収容カセットから上記薬剤セットを払い出し、合致しない場合に上記通常カセットから上記薬剤シートを1枚ずつ払い出すことを特徴とする薬剤払出装置。
  13. 同一または異なる種類の複数の薬剤を一纏めにした薬剤セットを薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部から薬剤セットごと払い出すことを特徴とする薬剤払出方法。
  14. 薬剤シートと端数部とを一纏めにした薬剤セットを薬剤収容カセットの収容部に収容し、上記薬剤収容カセットの払出部から薬剤セットごと払い出すことを特徴とする薬剤払出方法。
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