JP2014003224A - レーザ光の波長制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で且つ精度良くファインチューニングを行うことができるレーザ光の波長制御方法を提供する。
【解決手段】エタロンの温度を第1の温度T1、第2の温度T2のうちいずれか一方に制御し、エタロンを通過したレーザ光の強度に基づいて、グリッド波長λ1,λ2を含む所定の波長範囲E1,E2内でレーザ光の波長を制御する。グリッド波長λ1は波長域D1に含まれる波長であり、グリッド波長λ2は波長域D2に含まれる波長である。第1の温度T1は、波長−透過率特性における透過率のボトム値を0%とし、ピーク値を100%としたときに、グリッド波長λ1に対するエタロンの透過率が40%以上となる温度である。第2の温度T2は、グリッド波長λ2に対するエタロンの透過率が40%以上となる温度である。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ光の波長制御方法に関するものである。
特許文献1には、可変波長光源装置が開示されている。この装置は、波長可変半導体レーザから出力された光を分岐してエタロン及び波長校正用ガスセルに与え、エタロンの出力に応じて波長可変半導体レーザを制御する装置である。この装置では、エタロンで測定された結果と波長校正用ガスセルの複数の吸収波長間隔とを一致させるため、エタロンの温度を調整するための構成が設けられている。
特許文献2には、エタロンの波長−透過率特性の周期よりも短い帯域において出力光の波長制御を行うための装置が開示されている。
特開2002−374033号公報 特開2006−216860号公報
出力波長の選択が可能な半導体レーザ(以下、波長可変型半導体レーザという)に、エタロンフィルタ(以下、エタロンという)を組み合わせて出力波長を制御する方法が知られている。エタロンは周期的な波長−透過率特性を有するため、この方法では、波長可変型半導体レーザから出力されたレーザ光をエタロン入射させてその通過光の強度を測定する。そして、その測定結果を波長可変型半導体レーザの動作温度にフィードバックする。これにより、レーザ光の波長を、等間隔で規定されているグリッド波長に高い精度で一致させることができる。
また、上記のような波長制御において、グリッド波長を中心とする短い波長範囲で出力波長の微調整を行う、いわゆるファインチューニングと呼ばれる調整を行うことがある。ファインチューニングでは、例えば50GHz間隔の波長グリッドにおいて、出力波長を数GHz(一例では±7GHz)程度の範囲で調整する。
例えば、このようなファインチューニングは、エタロンの波長−透過率特性が温度によって変化することを利用し、エタロン温度を変更することにより行われる。このような方法は、波長可変型半導体レーザの温度を制御するための熱電冷却素子(Thermoelectric Cooler;TEC)と、エタロンの温度を制御するためのTECとがそれぞれ独立して設けられている場合に有効である。
しかし、エタロンは比較的大きな光学部品であるため熱容量が大きく、その温度変化は緩やかであり、所望のエタロン温度に変更するために時間を要するという問題がある。また、エタロンの1℃の温度変化によって波長−透過率特性における等価点は0.7GHz程度しか変化しないので、ファインチューニングにおける数GHzといった波長調整範囲では数℃〜数十℃の温度変化が必要になる。したがって、更に時間を要することとなる。
ここで、図6は、エタロンの波長−透過率曲線の典型例を示すグラフである。同図において、縦軸は透過率を表し、横軸は光の波長を表している。なお、ここでは簡単のためエタロンでの光吸収はないものとしている。同図に示されるように、エタロンの波長−透過率曲線では、周期的な複数のピークPと複数のボトムBとが一定の周期で交互に並んでいる。そして、例えばエタロン通過後の光強度の目標値に相当する透過率(以下、目標透過率という)は、図中のA1に設定される。この目標透過率A1は、隣接する目標透過率A1を規定する点までの波長間隔が、グリッド波長の間隔と一致する値に設定される。すなわち、図6において1目盛がグリッド波長間隔に相当する。
しかしながら、図6に示されるように、エタロンの波長−透過率曲線は、複数のピークP付近での傾きが急峻であり、複数のボトムB付近での傾きが緩やかであるという特徴がある。一方、複数のグリッド波長を一定の波長間隔で設定するためには、曲線の山の高さ(ピーク値−ボトム値)を100とした時、目標透過率A1をそのボトムから測って28%程度に抑える必要がある。しかし、このような目標透過率付近では傾きが小さくなっているため、ファインチューニングの際の波長制御の精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、短時間で且つ精度良くファインチューニングを行うことができるレーザ光の波長制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明によるレーザ光の波長制御方法は、波長可変型半導体レーザから出力されるレーザ光がエタロンを通過して得られる光の強度に基づいてレーザ光の波長を制御する方法であって、エタロンの温度を第1及び第2の温度のうちいずれか一方に制御する温度制御ステップと、エタロンを通過したレーザ光の強度に基づいて、等間隔の波長グリッドを交互に構成する第1及び第2のグリッド波長のうち何れか一方を含む所定の波長範囲内でレーザ光の波長を制御する波長制御ステップとを備え、第1のグリッド波長は、エタロンの周期的な波長−透過率特性において波長の増加に対する透過率の増加率が正である第1の波長域に含まれる波長であり、第2のグリッド波長は、該波長−透過率特性において波長の増加に対する透過率の増加率が負である第2の波長域に含まれる波長であり、第1の温度は、波長−透過率特性における透過率のボトム値を0%とし、ピーク値を100%としたときに、第1のグリッド波長に対するエタロンの透過率が40%以上となる温度であり、第2の温度は、第2のグリッド波長に対するエタロンの透過率が40%以上となる温度であり、波長制御ステップの際に第1のグリッド波長を含む波長範囲内でレーザ光の波長を制御する場合は、温度制御ステップの際にエタロンの温度を第1の温度に制御し、波長制御ステップの際に第2のグリッド波長を含む波長範囲内でレーザ光の波長を制御する場合は、温度制御ステップの際にエタロンの温度を第2の温度に制御することを特徴とする。
また、レーザ光の波長制御方法は、第1の温度が、第1のグリッド波長に対するエタロンの透過率が50%以下となる温度であり、第2の温度が、第2のグリッド波長に対するエタロンの透過率が50%以下となる温度であることを特徴としてもよい。
また、レーザ光の波長制御方法は、温度制御ステップの前に、第1及び第2のグリッド波長のうち少なくとも一方のグリッド波長に対するエタロンの透過率を設定する透過率設定ステップを更に備え、透過率設定ステップにおいて、周期的な波長−透過率特性に含まれる複数の周期のうち一の周期に含まれる第1及び第2のグリッド波長うち少なくとも一方のグリッド波長に対し、エタロンの透過率が40%以上50%以下となるようにエタロンの温度を調整するステップと、複数の周期のうち別の周期に含まれる少なくとも一方のグリッド波長に対し、エタロンの透過率が40%以上50%以下となるようにエタロンの温度を調整するステップとを繰り返し行った後、一の周期に含まれる少なくとも一方のグリッド波長に対するエタロンの透過率、及び別の周期に含まれる少なくとも一方のグリッド波長に対するエタロンの透過率に基づく内挿又は外挿によって、複数の周期の少なくとも一方のグリッド波長に対するエタロンの透過率を求めることを特徴としてもよい。
また、レーザ光の波長制御方法は、一の周期に含まれる少なくとも一方のグリッド波長が、波長グリッドに含まれる複数の当該グリッド波長のうち最も短い波長であり、別の周期に含まれる少なくとも一方のグリッド波長が、波長グリッドに含まれる複数の当該グリッド波長のうち最も長い波長であることを特徴としてもよい。
本発明によるレーザ光の波長制御方法によれば、短時間で且つ精度良くファインチューニングを行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザ光の波長制御方法に使用される波長可変レーザモジュールの概略構成を示す図である。 図2は、一実施形態の波長制御方法を示すフローチャートである。 図3は、一実施形態における第1及び第2のグリッド波長を説明するためのグラフであって、エタロンが有する周期的な波長−周波数特性の一部を拡大して示している。 図4は、エタロンの温度変更によりファインチューニングを行う従来の方法による発振周波数の時間変化を示すグラフである。 図5は、一実施形態の波長制御方法によってファインチューニングを行ったときの発振周波数の時間変化を示すグラフである。 図6は、エタロンの波長−透過率曲線の典型例を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら本発明によるレーザ光の波長制御方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザ光の波長制御方法に使用される波長可変レーザモジュール10Aの概略構成を示す図である。図1に示されるように、この波長可変レーザモジュール10Aは、半導体レーザ20、エタロン30、並びに温度制御部40及び50を備えている。半導体レーザ20は温度制御部40上に搭載されており、エタロン30は温度制御部50上に搭載されている。
半導体レーザ20は、波長可変型半導体レーザである。半導体レーザ20は、レーザ本体の温度及びレーザ本体に設けられた電極に対する入力信号等を制御することにより、複数の波長の中から一の波長のレーザ光を選択的に出力することが可能である。また、半導体レーザ20の温度は、温度制御部40によって変更可能となっている。温度制御部40は、例えばペルチェ素子といった熱電冷却素子(TEC)によって好適に構成される。
本実施形態の半導体レーザ20は、CSG−DBR(Chirped Sampled Grating Distributed BraggReflector)領域22、SG−DFB(Sampled Grating Distributed Feedback)領域24、及びSOA(Semiconductor Optical Amplifier)領域26が順に連結された構造を有する。ここで、波長可変に寄与し、波長選択部に相当する領域はCSG−DBR領域22及びSG−DFB領域24である。
CSG−DBR領域22は、回折格子が所定の間隔で設けられた光導波路を含み、所定の間隔の複数のピークを有する反射スペクトルを示す。ここで、後述するSG−DFB領域24による複数の利得ピークがもつ所定の間隔と、CSG−DBR領域22の反射ピーク間隔は僅かに異なっている。そして、この2つの波長選択領域による複数のピークの組み合わせのうち、最も反射強度の大きな波長で半導体レーザ20が発振する。また、CSG−DBR領域22には、この領域上にモノリシックに集積されたヒータが3つ設けられており、ヒータに与える熱量により光導波路の屈折率を変化させることで反射スペクトルの波長を調整する。すなわち、ヒータに設けられた電極28a、28b、28cに印加する電力により、波長が変化する。さらに、この反射スペクトルはレーザの動作温度によっても変化する。
SG−DFB領域24は、回折格子が所定の間隔で設けられ、かつ利得領域と屈折率可変領域によって形成された光導波路を含み、所定間隔の複数のピークを有する利得スペクトルを示す。SG−DFB領域24には、利得領域に対して駆動電流を注入するための電極25と、屈折率可変領域に対して電気信号を与える電極27とが設けられている。屈折率可変領域は、電極27から注入される電流によって屈折率を変化させることで、SG−DFB領域24の利得スペクトルの波長を変化させる。さらに、この利得スペクトルは、レーザの動作温度によっても変化する。
SOA領域26は、光導波路を含んでおり、その光導波路での光増幅率を制御するための電極29を有している。この電極29へのキャリア(電流)注入量を変更することにより、光増幅率を調整可能である。なお、これらのCSG−DBR領域22、SG−DFB領域24、及びSOA領域26は、それらの光導波路が互いに光結合されている。
半導体レーザ20は、上記のような構造を有することで、レーザの動作温度を一定に制御した状態で、ヒータへの印加電力及び屈折率可変領域への注入電流によって出力光の波長特性を高速に制御できるように構成されている。
エタロン30の一方の面は、ビームスプリッタ32を介して半導体レーザ20の一方の共振端面と光学的に結合されている。また、エタロン30の他方の面は、例えばフォトダイオードといった光検出素子34と光学的に結合されている。半導体レーザ20から出射されたレーザ光Laの一部は、ビームスプリッタ32およびエタロン30を通過して光検出素子34に入射する。なお、半導体レーザ20から出射されたレーザ光Laの他の一部は、ビームスプリッタ32によって分岐され、例えばフォトダイオードといった光検出素子36に入射する。
光検出素子36は、エタロン30を介さずに半導体レーザ20からのレーザ光Laを受光することにより、レーザ光Laの光強度を検出する。一方、光検出素子34は、半導体レーザ20からのレーザ光Laをエタロン30を介して受光することにより、エタロン30の透過率に応じて減衰されたレーザ光Laの光強度を検出する。光検出素子34,36による検出結果は、レーザ温度制御部62へ提供される。
エタロン30は、図6に示されたように、周期的な波長−透過率特性を有する。また、エタロン30の温度は、温度制御部50によって変更可能となっている。温度制御部50は、例えばペルチェ素子といった熱電冷却素子(TEC)によって好適に構成される。
レーザ温度制御部62は、光検出素子34,36における光強度の比に基づいて、レーザ光Laの現在の波長を検出する。レーザ温度制御部62は、レーザ光Laの現在の波長を目標波長と比較し、温度制御部40の温度制御を行うことにより、レーザ光Laの波長を目標波長に近づける。なお、目標波長は、所定の波長グリッドを構成する複数のグリッド波長の中から選択された一のグリッド波長を含む所定の波長範囲内で設定される。複数のグリッド波長の間隔は例えば0.4nm(周波数に換算すると50GHz)であり、所定の波長範囲とは、例えばグリッド波長±0.056nm(周波数に換算すると±7GHz)である。
エタロン温度制御部64は、例えば温度制御部50上に搭載されたサーミスタ等の温度検知素子からの信号に基づいて、エタロン30の現在の温度を検出する。エタロン温度制御部64は、エタロン30の現在の温度と目標温度とを比較し、温度制御部50の温度制御を行うことにより、エタロン30の温度を目標温度に近づける。エタロン30の光透過特性は温度により変化し、温度が下がるとその光透過特性は短波長側(高周波数側)にシフトし、温度が上がるとその光透過特性は長波長側(低周波数側)にシフトする。なお、目標温度は、エタロン温度制御部64が有する記憶手段に格納されるとよい。また、目標温度には第1の温度と第2の温度とがあるが、その詳細については後述する。
続いて、本実施形態によるレーザ光の波長制御方法について説明する。図2は、本実施形態の波長制御方法を示すフローチャートである。図2に示されるように、この波長制御方法は、透過率設定ステップS11と、温度制御ステップS12と、波長制御ステップS13とを含んでいる。透過率設定ステップS11では、波長制御ステップS13において使用されるエタロン30の目標透過率、すなわちフォトダイオード34で検出されるモニタ光の強度を設定する。温度制御ステップS12では、エタロン30の温度を第1及び第2の温度のうちいずれか一方を制御する。また、波長制御ステップS13は、エタロン30を通過したレーザ光Laの強度に基づいて、等間隔の波長グリッドを交互に構成する第1及び第2のグリッド波長のうち何れか一方を含む所定の波長範囲内でレーザ光Laの波長を制御する。温度制御ステップS12は、例えば図1に示されたエタロン温度制御部64によって行われる。また、波長制御ステップS13は、例えば図1に示されたレーザ温度制御部62によって行われる。なお、透過率設定ステップS11については後に詳しく述べる。
ここで、図3は、本実施形態における第1及び第2のグリッド波長を説明するためのグラフであって、エタロン30が有する周期的な波長−透過率特性の一部を拡大して示している。なお、図3において、縦軸は光透過率を表しており、横軸は光の波長を表している。
また、図3には、目標温度としての第1の温度T1におけるエタロン30の波長−透過率特性(グラフG11)と、別の目標温度としての第2の温度T2におけるエタロン30の波長−透過率特性(グラフG12)と、基準温度T0におけるエタロン30の波長−透過率特性(グラフG13)とが示されている。なお、基準温度T0とは、図6に示された従来の波長制御においてエタロン30に設定される温度である。また、第1の温度T1は基準温度T0よりも高く、第2の温度T2は基準温度T0よりも低い。
前述したように、エタロン30の波長−透過率特性では、周期的な複数のピークPと複数のボトムBとが一定の周期で交互に並んでいる。そして、従来の波長制御方法では、エタロン30を通過するレーザ光Laの目標透過率は、図中のA1に設定される。この目標透過率A1は、基準温度T0におけるエタロン30の波長−透過率曲線(グラフG13)において、グリッド波長λ1,λ2,λ1’,λ2’,・・・の隣接波長間隔が一定となる値に設定される。ここで、λ1、λ1’・・・は波長−透過率特性の右肩上がりの領域に設定されるグリッド波長であり、λ2、λ2’・・・は波長−透過率特性の右肩下がりの領域で設定されるグリッド波長である。
しかしながら、エタロン30の波長−透過率曲線には、ピークP付近での曲線の傾き(図中のΔt/Δλ)が大きく急峻であり、ボトムB付近での曲線の傾き(図中のΔt/Δλ)が小さく緩やかという特徴がある。したがって、このような従来の波長制御方法において、複数のグリッド波長λ1,λ2,λ1’,λ2’,・・・を一定の波長間隔で設定するためには、透過率曲線の山の高さ(ピーク値−ボトム値)を100としたときに、目標透過率A1を28%程度に設定する必要がある。目標透過率A1が28%といった小さい値である場合、グリッド波長λ1,λ2,λ1’,λ2’,・・・におけるファインチューニングのための閉ループ利得が低下してしまい、また波長制御の精度及びその安定性を損なうおそれもある。
このような問題に対し、本実施形態の波長制御方法では、温度制御ステップS12において、エタロン30の温度を第1の温度T1(>T0)及び第2の温度T2(<T0)の何れか一方に設定する。すなわち、波長制御ステップS13の際に、図中のグリッド波長λ1(第1のグリッド波長)を含む所定の波長範囲E1内(すなわち、透過率曲線の右肩上がりの領域)でレーザ光Laの波長を制御する場合には、波長制御ステップS13の前に行う温度制御ステップS12において、エタロン30の温度を第1の温度T1に制御しておく。これにより、エタロン30の波長−透過率特性は、グラフG11に示されるように、基準温度T0におけるエタロン30の波長−周波数特性(グラフG13)に対して短波長側にシフトする。また、波長制御ステップS13の際に、図中のグリッド波長λ2(第2のグリッド波長)を含む所定の波長範囲E2内(すなわち、透過率曲線における右肩下がりの領域)でレーザ光Laの波長を制御する場合には、温度制御ステップS12において、エタロン30の温度を第2の温度T2に制御しておく。これにより、エタロン30の波長−透過率特性は、グラフG12に示されるように、基準温度T0におけるエタロン30の波長−周波数特性(グラフG13)に対して長波長側にシフトする。なお、所定の波長範囲E1,E2の幅は、ファインチューニングで変動させる波長の変動幅に相当し、例えばグリッド波長間隔の20%程度である。
ここで、グリッド波長λ1は、基準温度T0におけるエタロン30の波長−透過率特性において、波長の増加に対する透過率の増加率が正である波長域D1(第1の波長域)、すなわちピークPに対して短波長側に位置する半周期分の波長域に含まれるグリッド波長である。また、グリッド波長λ2は、基準温度T0におけるエタロン30の波長−透過率特性において、波長の増加に対する透過率の増加率が負である波長域D2(第2の波長域)、すなわちピークPに対して長波長側に位置する半周期分の波長域に含まれるグリッド波長である。
そして、エタロン30の波長−透過率曲線における山の高さを100とした時、第1の温度T1は、グリッド波長λ1に対するエタロン30の透過率A2が40%以上となる温度であって、より好ましくは透過率A2が40%以上50%以下の範囲に含まれることとなる温度である。また、第2の温度T2は、グリッド波長λ2に対するエタロン30の透過率A3が40%以上となる温度であって、より好ましくは透過率A3が40%以上50%以下の範囲に含まれることとなる温度である。なお、透過率A2及びA3は、図3に示されるように互いに等しくてもよい。
温度制御ステップS12においてエタロン30の温度を第1の温度T1若しくは第2の温度T2に制御したのち、波長制御ステップS13を行う。すなわち、グリッド波長λ1を含む所定の波長範囲E1内でレーザ光Laの波長を制御する場合には、レーザ光Laの波長が該波長範囲E1内に設定された目標波長に近づくように、波長可変型の半導体レーザ20(図1を参照)の発振波長を制御する。また、グリッド波長λ2を含む所定の波長範囲E2内でレーザ光Laの波長を制御する場合には、レーザ光Laの波長が該波長範囲E2内に設定された目標波長に近づくように、波長可変型の半導体レーザ20の発振波長を制御する。なお、波長制御ステップS13における半導体レーザ20の発振波長の制御は、レーザ温度制御部62が温度制御部40の温度を変更することにより行われる。
上述した本実施形態の波長制御方法では、図6に示された従来の方法とは異なり、グリッド波長λ1,λ2に対するエタロン30の透過率が40%以上といった大きな値となるように、エタロン30の波長−透過率特性をシフトさせている。前述したように、エタロン30の波長−透過率曲線には、ピークPとボトムBとの中間(50%)付近での曲線の傾きが直線に近く、ボトムB付近では曲線の傾きがゆるやかになるという特徴がある。したがって、このように波長−透過率特性をシフトさせることによって、グリッド波長λ1,λ2における波長−透過率曲線の傾きが直線に近づくので、ファインチューニングの際の波長制御の精度を向上させ、また波長制御の安定性を高めることができる。
また、本実施形態の波長制御方法では、ファインチューニングの際に、エタロン30の温度を第1の温度T1若しくは第2の温度T2で一定としつつ、半導体レーザ20の温度を制御して出力波長を変更するので、エタロンの温度変更によってファインチューニングを行う従来の方法と比較して、ファインチューニングに要する時間を短縮することができる。
なお、エタロン30の波長−透過率曲線の傾きが直線に最も近づくのは曲線の変曲点(山の高さを100とした時、そのボトム値から測って54%)なので、グリッド波長λ1,λ2に対するエタロン30の透過率が54%となるように、エタロン30の波長−透過率特性をシフトさせてもよい。しかしながら、グリッド波長λ1,λ2に対するエタロン30の透過率の数値を大きくするほど、グリッド波長λ1に対するエタロン30の温度T1と、グリッド波長λ2に対するエタロン30の温度T2の温度の変更幅が大きくなり、温度変更に要する時間が長くなってしまう。また、この透過率を50%に設定する場合と54%に設定する場合とで、エタロン30の波長−透過率曲線の直線性に大きな差はない。したがって、本実施形態のように、グリッド波長λ1,λ2に対するエタロン30の透過率を40%以上50%以下とすることにより、波長−透過率曲線を短時間でシフトしつつ、グリッド波長λ1,λ2における波長−透過率曲線の十分な直線性を得ることができる。
また、ファインチューニングの際の波長制御に使用される波長と透過率との関係は、グリッド波長λ1,λ2におけるエタロン30の波長−透過率曲線の傾きを直線近似したもののほか、エタロン30の波長−透過率曲線の傾きの変化に合わせて該直線を補正したものであってもよい。これにより、ファインチューニングの精度を更に向上させることができる。
ここで、図4は、エタロンの温度変更によりファインチューニングを行う従来の方法による発振周波数の時間変化を示すグラフである。図4中、A,aはエタロン温度が35℃である場合を示しており、B,bはエタロン温度が75℃である場合を示している。また、A、Bは発振波長の+5GHzシフトさせた時に安定化するまでの時間を、a、bは−5GHzシフトさせた時に安定化するまでの挙動を示している。エタロン温度が35℃である場合には、目標周波数で安定するまで5秒前後を要している。エタロン温度が75℃である場合には、これが15秒程度以上にまで長くなる。このように、エタロンの温度変更によりファインチューニングを行う従来の方法では、発振波長が目標波長で安定するまでに長時間を要する。
図5は、本実施形態の波長制御方法によってファインチューニングを行ったときの発振周波数の時間変化を示すグラフである。なお、図5において、A,B,a,bはそれぞ図4で説明した条件の場合に相当する。
図5に示されるように、本実施形態の波長制御方法では、目標周波数で安定するまでその波長変動方向がプラス側、マイナス側に係らず1秒を要しない。このように、本実施形態の波長制御方法によれば、従来の方法と比較して極めて短時間でファインチューニングを行うことができる。
ここで、図2に示された透過率設定ステップS11について、詳細に説明する。透過率設定ステップS11では、グリッド波長λ1,λ2に対するエタロン30の透過率を調べ、その透過率をレーザ温度制御部62の記憶手段に格納する。波長制御ステップS13では、その透過率と、エタロン30を透過したレーザ光Laの強度とに基づいて、レーザ光Laの現在の波長を知ることができる。この透過率設定ステップS11は、例えば波長可変レーザモジュール10A(図1を参照)の製造時に行われる。
まず、半導体レーザ20の発振波長を、エタロン30の波長−透過率特性に含まれる複数の周期のうち一の周期に含まれるグリッド波長λ1に調整する。そして、エタロン30の透過光の強度をモニタしながら、エタロン30の透過率がそのピークの高さ(ピーク値−ボトム値)の40%以上50%以下となるようにエタロン30の温度を調整する(第1のステップ)。次に、半導体レーザ20の発振波長を、エタロン30の波長−透過率特性に含まれる複数の周期のうち上記一の周期とは別の周期に含まれるグリッド波長λ1に調整する。そして、再びエタロン30の透過光の強度をモニタしながら、エタロン30の透過率が40%以上50%以下となるようにエタロン30の温度を調整する(第2のステップ)。そして、これら第1及び第2のステップを繰り返し行うことにより、上記一の周期と上記別の周期との双方において、グリッド波長λ1及びλ1’に対するエタロン30の透過率がいずれも40%以上50%以下となるエタロン温度を求める。なお、この温度は、第1の温度T1としてエタロン温度制御部64の記憶手段に格納される。
そして、上記一の周期のグリッド波長λ1に対するエタロン30の透過率と、上記別の周期のグリッド波長λ1’に対するエタロン30の透過率とに基づいて、複数の周期のグリッド波長λ1(n)に対するエタロン30の透過率を、内挿又は外挿により求める。なお、透過率曲線における右肩下がりの領域にあるグリッド波長λ2に対するエタロン30の透過率もまた、上述したグリッド波長λ1の場合と同様にして求めることができる。
なお、上述した透過率設定ステップS11において、上記一の周期に含まれるグリッド波長λ1は、波長グリッドに含まれる複数のグリッド波長λ1(n)のうち最も短いグリッド波長であり、別の周期に含まれるグリッド波長λ1’は、波長グリッドに含まれる複数のグリッド波長λ1(n)のうち最も長い波長であることが好ましい。同様に、上記一の周期に含まれるグリッド波長λ2は、波長グリッドに含まれる複数のグリッド波長λ2(n)のうち最も短い波長であり、別の周期に含まれるグリッド波長λ2’は、波長グリッドに含まれる複数のグリッド波長λ2(n)のうち最も長い波長であることが好ましい。これにより、内挿の精度を高めてより正確な透過率を求めることができる。
以上、本発明に係るレーザ光の波長制御方法の好適な実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上記各実施形態に限られず、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
10A…波長可変レーザモジュール、20…半導体レーザ、30…エタロン、32…ビームスプリッタ、34,36…光検出素子、40…温度制御部、50…温度制御部、62…レーザ温度制御部、64…エタロン温度制御部、D1…第1の波長域、D2…第2の波長域、E1,E2…所定の波長範囲、La…レーザ光、λ1…第1のグリッド波長、λ2…第2のグリッド波長。

Claims (4)

  1. 波長可変型半導体レーザから出力されるレーザ光がエタロンを通過して得られる光の強度に基づいて前記レーザ光の波長を制御する方法であって、
    前記エタロンの温度を第1及び第2の温度のうちいずれか一方に制御する温度制御ステップと、
    前記エタロンを通過した前記レーザ光の強度に基づいて、等間隔の波長グリッドを交互に構成する第1及び第2のグリッド波長のうち何れか一方を含む所定の波長範囲内で前記レーザ光の波長を制御する波長制御ステップと
    を備え、
    前記第1のグリッド波長は、前記エタロンの周期的な波長−透過率特性において波長の増加に対する透過率の増加率が正である第1の波長域に含まれる波長であり、前記第2のグリッド波長は、該波長−透過率特性において波長の増加に対する透過率の増加率が負である第2の波長域に含まれる波長であり、
    前記第1の温度は、前記波長−透過率特性における透過率のボトム値を0%とし、ピーク値を100%としたときに、前記第1のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率が40%以上となる温度であり、前記第2の温度は、前記第2のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率が40%以上となる温度であり、
    前記波長制御ステップの際に前記第1のグリッド波長を含む波長範囲内で前記レーザ光の波長を制御する場合は、前記温度制御ステップの際に前記エタロンの温度を前記第1の温度に制御し、前記波長制御ステップの際に前記第2のグリッド波長を含む波長範囲内で前記レーザ光の波長を制御する場合は、前記温度制御ステップの際に前記エタロンの温度を前記第2の温度に制御する
    ことを特徴とする、レーザ光の波長制御方法。
  2. 前記第1の温度は、前記第1のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率が50%以下となる温度であり、前記第2の温度は、前記第2のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率が50%以下となる温度であることを特徴とする、請求項1に記載のレーザ光の波長制御方法。
  3. 前記温度制御ステップの前に、前記第1及び第2のグリッド波長のうち少なくとも一方のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率を設定する透過率設定ステップを更に備え、
    前記透過率設定ステップにおいて、周期的な前記波長−透過率特性に含まれる複数の周期のうち一の周期に含まれる前記第1及び第2のグリッド波長うち少なくとも一方のグリッド波長に対し、前記エタロンの透過率が40%以上50%以下となるように前記エタロンの温度を調整するステップと、前記複数の周期のうち別の周期に含まれる前記少なくとも一方のグリッド波長に対し、前記エタロンの透過率が40%以上50%以下となるように前記エタロンの温度を調整するステップとを繰り返し行った後、前記一の周期に含まれる前記少なくとも一方のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率、及び前記別の周期に含まれる前記少なくとも一方のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率に基づく内挿又は外挿によって、前記複数の周期の前記少なくとも一方のグリッド波長に対する前記エタロンの透過率を求めることを特徴とする、請求項2に記載のレーザ光の波長制御方法。
  4. 前記一の周期に含まれる前記少なくとも一方のグリッド波長は、前記波長グリッドに含まれる複数の当該グリッド波長のうち最も短い波長であり、前記別の周期に含まれる前記少なくとも一方のグリッド波長は、前記波長グリッドに含まれる複数の当該グリッド波長のうち最も長い波長であることを特徴とする、請求項3に記載のレーザ光の波長制御方法。
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