JP2013544045A - 窓アンテナ - Google Patents

窓アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2013544045A
JP2013544045A JP2013534970A JP2013534970A JP2013544045A JP 2013544045 A JP2013544045 A JP 2013544045A JP 2013534970 A JP2013534970 A JP 2013534970A JP 2013534970 A JP2013534970 A JP 2013534970A JP 2013544045 A JP2013544045 A JP 2013544045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
window assembly
slot
vehicle window
conductive coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013534970A
Other languages
English (en)
Inventor
デイ、デイヴィッド
Original Assignee
ピッツバーグ グラス ワークス、エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピッツバーグ グラス ワークス、エルエルシー filed Critical ピッツバーグ グラス ワークス、エルエルシー
Publication of JP2013544045A publication Critical patent/JP2013544045A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/10Resonant slot antennas

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

車両窓アセンブリ。窓アセンブリは、ガラス・プライ、及びガラス・プライの表面上に位置付けられた導電性被覆を含む。導電性被覆は、車両枠の内側金属縁部から間隔をおいて配置されるように適合された外側周縁部を有して、アンテナ・スロットを画定する。導電性被覆は、外側周縁部に隣接する少なくとも1つの除去部分を含み、除去部分は、アンテナ・スロットを所望の共振周波数に同調させるように寸法付けられる。

Description

後窓、及びウインドシールドの埋込式ワイヤ、又は銀プリントのアンテナを含む自動車両窓アンテナは、長年にわたり使用されてきた。最近では、金属被覆された赤外線反射薄膜がアンテナとして使用されている。
ガラス窓の層の上、又は層の間の薄膜、若しくは導電性被覆によって車両窓内に形成された4分の1、若しくは2分の1の波長のワイヤ・アンテナを使用する幾つかのアンテナが提案されている。こうした設計には、「T」形の幾つかの電気的に相互接続された被覆領域と透明の被覆を有する自動車用アンテナが含まれる。また、導電性被覆を2片に分割し、分離したAMとFMのアンテナを有して、AM雑音を低減し、システム性能を向上させるアンテナが知られている。
他の提案される解決法は、窓の金属枠と窓に接着された導電性透明膜パネルの間にスロット・アンテナを形成し、窓枠の内縁から間隔をおいて配置された外側周縁部を有して、スロット・アンテナを画定することである。例では、車両本体の窓枠に重ねられた導電性被覆を有する少なくとも1つの縁部を使用して、被覆を結合によって高周波数で地面に短絡させ、無線周波の送信及び受信を向上させる。
美的観点から、スロット・アンテナの構想は、アンテナが目に見えず、どの窓にも使用できるため、一般に良好な解決法である。他の利点は、スロット・アンテナでは、他のアンテナの概念と比較して、加熱される反射被覆の小さい面積しか除去されないため、熱負荷が低減されることである。特に車両のウインドシールドにスロット・アンテナを実装する様々な技術的取り組みがなされている。第1に、アンテナ素子を設置するのに窓の周囲に限られた領域しかなく、性能要件を満たすようにアンテナを設計するのが難しい。第2に、スロット・アンテナは、アンテナ特性がスロットの大きさに依存するため、周波数帯域に同調するのが難しい。例えば、窓の周囲は最大スロット長を画定し、それによって最低周波数の用途が限定される。最低周波数用途が関心のある周波数帯域内ではない可能性がある。様々なウインドシールド、及び後部ガラス窓のスロット・アンテナは、FM周波数帯域をカバーすることができるが、TV帯域I(47MHz〜68MHz)をカバーすることができない。従って、例えば、ウインドシールド隠れアンテナなど、様々な用途に調整可能な周波数帯域を有するアンテナが求められている。また、改良型アンテナ整合を有する車両用スロット・アンテナ、及び熱反射被覆の全ての太陽の恩恵を保持し、良好な美観を有する、許容可能な性能を持つアンテナの設計に使用することができる周波数調整方法も求められている。
米国特許第3,655,545号 米国特許第3,962,488号 米国特許第4,898,789号
本発明の様々な実施例は車両窓アセンブリを対象とする。車両窓アセンブリは、内側金属縁部を有する枠、及び枠に固定された窓ガラスを含む。窓ガラスは、内側ガラス・プライ、外側ガラス・プライ、及び内側ガラス・プライと外側ガラス・プライの間の中間層を含む。窓ガラスは、外側ガラス・プライの表面上に配置された導電性被覆も含み、導電性被覆は、枠の内側金属縁部から間隔をおいて配置された外側周縁部を有して、アンテナ・スロットを画定し、導電性被覆は、アンテナ・スロットに隣接する少なくとも1つの除去部分を含み、除去部分は、アンテナ・スロットを所望の共振周波数に同調させるように寸法付けられる。車両窓アセンブリは、さらに、導電性被覆の外側周縁部に電気的に接続されたアンテナ給電構造を含む。
本発明の様々な実施例は車両窓アセンブリを対象とする。車両窓アセンブリは、ガラス・プライ、及びガラス・プライの表面上に位置付けられた導電性被覆を含む。導電性被覆は、車両枠の内側金属縁部から間隔をおいて配置されて、アンテナ・スロットを画定するように適合された外側周縁部を有する。導電性被覆は、外側周縁部に隣接する少なくとも1つの除去部分を含み、除去部分は、アンテナ・スロットを所望の共振周波数に同調させるように寸法付けられる。
本発明の上記その他の詳細、目的、及び利点は、本発明の実施例を示す以下の説明、及び図面から、より良く理解され、又は明らかになるであろう。
本発明の様々な実施例を以下の図と併せて、例によって、本明細書に記載する。
本発明の様々な実施例による透明ガラス・アンテナを示す図である。 本発明の様々な実施例による図1の線2−2に沿って切り取られた断面図である。 本発明の様々な実施例による図1の線2−2に沿って切り取られた断面図である。 本発明の様々な実施例による図1の線2−2に沿って切り取られた断面図である。 本発明の様々な実施例による透明ガラス・アンテナを示す図である。 アンテナ共振周波数帯域47MHzから860MHzまでのアンテナ反射減衰量を示すプロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。 垂直、及び水平の偏波についての様々な周波数帯域での本発明の様々な実施例による車両アンテナの指向性パターンを示す極座標プロットである。
本発明の実施例は、車両用スロット・アンテナを対象とする。スロット・アンテナは、窓の金属枠と、スロット・アンテナを画定するために窓枠の内縁から間隔をおいて配置された外側周縁部を有する窓に接着された導電性透明膜パネルの間に形成される。スロット長は、関心のある周波数帯域で基本モードを支持するように選択される。車両枠と導電性被覆縁部の間に形成される環状スロットが最長スロット寸法であり、従って、最低共振周波数を有する基本モードを確定する。スロット全長は、基本励振モードについて、環状スロット・アンテナでは1波長でもよく、又は非環状形のスロットでは2分の1波長でもよい。
窓の被覆の1つ又は複数の縁部と車両枠を重ねて、無線周波数信号が結合によって車両枠に短絡されるように、スロット長を電気的に短縮することができる。それによって、スロット・アンテナをより高周波数帯域の様々な用途に調整する方法が提供される。窓の様々な側部から形成されるスロット・アンテナは、様々な電界分布、及び様々なアンテナ・パターンを有し、従って、ダイバーシティ受信を行う。
導電性被覆を除去することによって、1つ又は複数のスリットをスロットの周囲に作製することにより、スロット長を延長することができる。無線周波数電流を強制して、スリットの周囲を迂回させ、従って、スロットの電気的長さが延長されるようにする。その結果、共振モード周波数がより低い周波数帯域に移動される。スリットの長さ、幅、及び数は、窓の寸法、及び関心のある周波数帯域によって決定される。
様々な実施例で、スロット・アンテナに直接、又は容量結合によって、給電することができる。結合給電は、アンテナの調整、及び製造をより容易にする利点を有することができる。様々な実施例で、アンテナ給電構造は、スロット・アンテナの複数のモードを励振して、様々な周波数帯域で様々な電子装置の用途を支持するように設計される。
図1は、本発明の様々な実施例による、透明ウインドシールド・アセンブリ10、及びその関連する本体構造を示している。ウインドシールド20は金属枠30によって包囲され、金属枠30は車両本体窓縁部11によって画定される窓開口部を有する。本明細書に記載されるように、本発明の実施例を、ウインドシールドではない、他のタイプの窓、又は窓アセンブリである、窓、及び窓アセンブリに使用することができる。例えば、本発明の実施例を任意の窓、又はサンルーフに組み込むことができる。明瞭にするため、全てのこうした窓、及び窓アセンブリが本明細書でウインドシールド20として示される。ウインドシールド20の外縁部21は、枠30の環状フランジ38に重ねられて、ウインドシールド20を、枠30が一部である車両本体に固定することができるようになされる。図2で見られるように、環状シール部材35がウインドシールド20とフランジ38の間に配置され、モールディング34が枠30とウインドシールド20の間の外側間隙を架橋する。
ウインドシールド20は、挿入層、又は中間層18によって接着された外側ガラス・プライ12と内側ガラス・プライ14で形成された標準の積層車両ウインドシールドでもよい。挿入層18を、例えば、標準のポリビニルブチラール、又は任意のタイプのプラスチック材料で構築することができる。外側ガラス・プライ14は、車両の外側の(慣例的に番号1表面と呼ばれる)外面140、及び(慣例的に番号2表面と呼ばれる)内面142を有する。内側ガラス・プライ12は、車両の内部の(慣例的に番号3表面と呼ばれる)外面122、及びウインドシールド20に対して内側の(慣例的に番号4表面と呼ばれる)内面120を有する。中間層18は表面142と122の間に存在する。
図2で示したように、ウインドシールド20は、ウインドシールド20の周囲の暗色、又は黒の塗料帯22を含んで、ウインドシールド20の縁部の周りのアンテナ素子、及び他の装置(図示せず)を隠すことができる。
ウインドシールド20は、さらに、透明性の昼光開口部をふさぐ導電性素子、又は導電性被覆16を含む。被覆16を、当技術分野で周知の任意の方法で、(図2で示したように)外側ガラス・プライ14の表面142上、又は内側ガラス・プライ12の表面122上に塗布された透明導電性被覆で構築することができる。被覆16は、単一、又は複数の層内に、例えば、Gillery他の米国特許第3,655,545号、Gilleryの第3,962,488号、Finleyの第4,898,789号に開示されたものなどの被覆を含む金属を含むことができる。
導電性被覆16は、車両本体窓縁部11から間隔をおいて配置された周縁部17を有し、縁部11と周縁部17の間に環状アンテナ・スロット13が画定される。一実施例では、スロット幅は、信号がショートしないように、動作周波数でスロット中の容量効果が非常に僅かであるように、十分大きい。一実施例では、スロット幅は10mmよりも大きい。一実施例では、スロット13の長さは、所望の用途の共振周波数に関して、環状スロットでは波長の整数の倍数、又は非環状スロットでは波長の2分の1の整数の倍数である。通常の車両のウインドシールドでは、スロット長は、VHS帯域で共振し、TV VHF帯域、及びFM用途に使用することができる長さである。
図2は、スロット・アンテナが、同軸ケーブル50など、不平衡伝送線路によって直接給電される一実施例を示している。銅箔32など、金属箔が周縁部17に導電的に接続され、外側ガラス・プライ14と内側ガラス・プライ12の間の中間層18で積層される。銅箔32は、中間層18と内側ガラス・プライ12の縁部の周囲で折り畳まれ、内側ガラス・プライ12の表面120とシール部材(例えば、接着ビード)35の間でサンドイッチにされる。銅箔32は、同軸ケーブル50の中心導体44に導電的に接続される。銅箔32を、例えば、プラスチック・テープで覆い、銅箔32を金属枠30と接触しないように隔離し、無線周波数信号がフランジ38、及びシール部材35を通過するときに、ショートするようにすることができる。ケーブル接地46は、窓フランジ38の内側金属縁部11付近の枠30に接続される。
被覆16が薄いため、同軸ケーブル50の中心導体44を被覆16に導電的に接続するのは難しい可能性がある。また、アンテナ素子が容易にアクセスできないようにガラス・プライ12、及び14の内部で積層されるため、アンテナの整合、及び調整も難しいことがある。スロット13の高次モードでは、かなりのリアクティブ成分が示され、一実施例では、本明細書に記載したアンテナ給電方法を使用して、約50Ωのモード・インピーダンスでVHF帯域の2つの比較的低次モードだけを励振することができる。
図3は、内側ガラス・プライ12の表面120上にプリントされたセラミック線を使用して、中心導体44を被覆16に容量的に接続するのに使用することができるアンテナ給電構成の一実施例を示している。従って、中心導体44は、内側ガラス・プライ12の表面上のより堅牢なセラミック・プリントに接続される。図3で示したように、アンテナ給電素子40はガラス・プライ12と14の間に組み込まれる。給電素子40は、内側ガラス・プライ12の表面122に接着され、中間層18によって被覆16から分離された、例えば、銅テープ、銀セラミック、又は任意の他の金属テープなど、金属層でもよい。アンテナ給電素子40にハンダ付けされ、例えばプラスチック・テープで覆われた、銅箔33など金属箔は、例えば、ハンダ付けなど従来の方法で、又は対合するブレード・コネクタなどによって、同軸ケーブル50の中心導体44に導電的に接続される。
図4は、金属テープ、又は銀セラミックなど、アンテナ給電素子41が内側ガラス・プライ12の内面120に接着された一実施例を示している。アンテナ給電素子41は、中間層18、及び内側ガラス・プライ12によって被覆16から分離される。同軸ケーブル50の中心導体44は、例えば、ハンダ付け又は対合するブレード・コネクタなど従来の方法で、絶縁ワイヤ、若しくは箔により、アンテナ給電素子41に接続される。
様々な実施例で、容量結合は、好ましくはアンテナ給電構成でもよい。なぜなら、様々な実施例で、アンテナ給電構成は、製造方法が比較的容易であり、アンテナ調整、及びインピーダンス整合を行うことができるからである。アンテナ給電構成では、給電位置、周波数、及びモードの関数であるインピーダンスを、それ自体のインピーダンスを有するスロット・アンテナ・モードに転換することができる。例えば50Ωなど、伝送線路特性インピーダンスに整合するモードだけを励振することができる。図2で示した直接給電と比較して、図4で示した容量結合給電は、アンテナ給電素子41が内側ガラス・プライ12の内面120上に存在するため、キャパシタンスを調整してインピーダンスを整合するためのアクセスをより容易にすることができる。本発明の実施例によるスロット・アンテナ13のインピーダンスは、実数部、及びリアクティブ成分を有する。様々な実施例で、スロット・アンテナ13のより高次モードは、導電性のリアクティブ成分を有することが判明している。実数部だけが放射損失を示す。アンテナ給電素子41と被覆16の間のキャパシタンスは、境界面積、素子間の距離、及び材料の比誘電率によって決定されるため、境界面積、及び距離を、アンテナを伝送線路に合わせる設計によって選択し、従って、伝送線路で見られる正味のリアクティブ成分を最小限に抑え、それによって、特にUHF周波数帯域についての無線周波数エネルギ移動を最大にすることができる。アンテナ給電位置を、それぞれ様々な周波数の用途のために幾つかのモードを励振することができるように選択することができる。容量結合では、被覆16の抵抗が、例えば、除曇、又は氷結防止のために使用される場合、被覆16をDC接地することもできる。
再び図1を参照すると、一実施例では、ウインドシールド20が搭載された車両本体のA柱に沿って2つのアンテナを対称に配置することができる。一実施例では、2つのアンテナ給電は、少なくともλ/4波長離れて配置され、弱結合され、従って両方を、例えば、FM、及びTVダイバーシティ・アンテナ・システムに同時に使用することができる。アンテナにウインドシールド20の頂部、及び底部で給電することができ、結果として、より空間的になり、パターンの多様性を得ることができる。側部でのアンテナ給電は、水平偏波に対するアンテナ利得がより大きくなり、頂部、及び底部でのアンテナ給電は、垂直偏波に対する利得が大きくなる。
アンテナ基本モードの共振周波数は、スロット長によって主に決定され、スロット長は、モード共振周波数が車両の電子系の動作周波数と同調するように設計することができる。無線周波数信号が容量結合によって枠30に短絡するように、被覆16の1つ又は複数の側縁部を車両枠30に重ねることによって、スロット長を短縮することができる。こうした構成により、スロット・アンテナ13をより高い周波数帯域の様々な用途に調整することができるようになる。最長のスロット長は、ウインドシールドの周囲の全長であり、すなわち図1で示したスロット13の長さである。被覆16の一部、又は複数の部分を除去することによって、被覆16の縁部分付近に1つ又は複数のスリットを作製して、スロット長をさらに延長することができる。無線周波数電流をスリットの周囲を迂回するように強制し、それによってスロット13の電気的長さが延長される。その結果、共振モード周波数がより低い周波数帯域に移動される。従って、本発明の実施例の特徴を組み込んだアンテナは、車両の電子系のニーズを満たすように、アンテナ共振周波数をより高く、又はより低くなるように調整することができる構成を提供する。
図5は、本発明の様々な実施例による透明ガラス・アンテナを示している。スロット全長は、被覆16の周囲に3つのスリット46を作製することによって延長される。これは、例えば、マスク、又はレーザ除去によって、被覆16の標的領域を除去することによって行われる。電磁電流がスリット46の周囲を迂回するように強制され、従って、スロット13の電気的長さが延長される。その結果、共振モード周波数がより低い周波数帯域に移動される。スリットの長さ、幅、及び数は、窓の寸法、及び関心のある周波数帯域によって決定される。一実施例では、スリットは、例えば、暗色塗料帯22内の導電性被覆16の任意の部分に作製されて、除去が目に見えないようになされる。
図5で示したものと同様の一実施例が構築され、試験された。図6は、スロット・アンテナ13の反射減衰量(S11)のプロットである。反射減衰量S11は、アンテナから反射されるパワーの大きさを示す。S11=0dBの場合、アンテナから全パワーが反射され、放射されたものはない。S11=−10dBの場合、アンテナに送られたパワーの10%が反射されたことを示す。残りは、アンテナによって「受け取られ」、アンテナに送られたパワーの大半は放射された。図6は、アンテナが、TV帯域I(47〜68MHz)、TV帯域III(174MHz〜230MHz)、DAB帯域III(174MHz〜240MHz)、Remote Keyless Entry(RICE)(315MHz及び433.92MHz)、並びにTV帯域IVとV(474MHz〜860MHz)をカバーする45MHzから860MHzまでの複数の帯域を良好に放射することを示している。スロット・アンテナは、複数帯域の用途に適応できることを示しており、それによって、アンテナの数を減少し、アンテナ増幅設計を簡単にし、アンテナ・システムの全体コストを下げることができる。
図7〜16は、4つの周波数帯域で車両の前部に対する信号の到来方向の関数としての受信信号の振幅を示す極座標プロットである。プロットでは、各円が10dBの変化を示しており、(等方向性アンテナ源に対して)半径はdBiと呼ばれる信号パワーに比例する。円軸は車両前部に対する方向の目盛360°を示す。各プロットは、垂直、及び水平偏波で各周波数帯域の1つの周波数でのアンテナ利得パターンを示す。図7、及び8は、それぞれ垂直、及び水平偏波についてTV帯域Iの59MHzでのアンテナ利得パターンを示している。パターンは、垂直偏波について2つの側部、及び水平偏波について頂部、及び底部の注目すべきヌルを示している。図9、及び10は、TV帯域IIIの230MHzでの両方の偏波について同じアンテナのアンテナ・パターンを示している。パターンにヌルがあるが、助手席側と運転席側のアンテナについて同じ方向ではなく、ダイバーシティ・アンテナ・システムの両方のアンテナの組み合わせによって、方位角360°にわたりより均一なパターンが提供される。図11、及び12は、433.92MHzのRemote Keyless Entry周波数でのアンテナ・パターンを示している。垂直偏波、又は水平偏波のいずれについても、両方のアンテナが、送信機に対する車両の方向が変わったときに、僅かな信号変動で、方位的に全方向の挙動を示している。TV帯域IVについて474MHzでの垂直、及び水平偏波のアンテナ利得パターンが図13、及び14に示されている。パターンにヌルが存在するが、助手席側と運転席側のアンテナでは同じ方向に生じておらず、TVダイバーシティ・アンテナ・システムについてのさらに方位的に均一な到達範囲が提供される。図15、及び16は、TV帯域Vの858MHzでの両方の偏波についての同じアンテナのアンテナ・パターンを示している。パターンに注目すべきヌルが存在するが、助手席側と運転席側のアンテナについて同じ位置に存在せず、ダイバーシティ・アンテナ・システムについて両方のアンテナの組み合わせが方位角360°にわたるより均一なパターンを提供する。
本発明の実施例は、例として、自動車など車両用透明スロット・アンテナを対象とする。スロット・アンテナは、窓の領域に塗布された外側ガラス・プライの表面上の導電性被覆を含む。導電性被覆の周縁部は、窓の縁部から間隔をおいて配置され、環状スロット・アンテナが画定される。最初の2つのモードの共振周波数は、例えば、暗色、又は黒の塗料帯の被覆の除去によって、導電性被覆の周縁部の周囲に幾つかのスリットを作製することによって調整可能である。容量結合給電構造を使用して、少なくとも、例えば6つのモードのスロット・アンテナを励振して、例えば、TV VHF/UHF、Remote Keyless Entry(RKE)、及びDABIII周波数帯域を含む、45MHzから860MHzまでの範囲の周波数をカバーする。
本発明の幾つかの実施例を記載したが、明らかなように、当業者は、本発明の一部、又は全ての利点を得るとともに、こうした実施例への様々な修正、変更、及び適合を思いつくであろう。従って、本発明の範囲、及び精神から逸脱することなく、こうした修正、変更、及び適合は全て包含されるものとする。

Claims (26)

  1. 内側金属縁部を有する枠と、
    前記枠に固定された窓ガラスであって、
    内側ガラス・プライ、
    外側ガラス・プライ、
    前記内側ガラス・プライと前記外側ガラス・プライの間の中間層、及び
    前記外側ガラス・プライの表面上に位置付けられた導電性被覆を備え、前記導電性被覆が前記枠の前記内側金属縁部から間隔をおいて配置された外側周縁部を有してアンテナ・スロットを画定し、前記導電性被覆が前記アンテナ・スロットに隣接する少なくとも1つの除去部分を含み、前記除去部分が前記アンテナ・スロットを所望の共振周波数に同調させるように寸法付けられる、窓ガラスと、
    前記導電性被覆の前記外側周縁部に電気的に接続されたアンテナ給電構造とを含む、車両窓アセンブリ。
  2. 前記アンテナ給電構造が前記窓ガラスの周辺領域上に位置付けられた暗色塗料帯内に位置付けられる、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  3. 前記アンテナ・スロットの幅が少なくとも1つの動作周波数での前記アンテナ・スロット中の容量効果が実質的に非常に僅かであるように寸法付けられる、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  4. 前記アンテナ・スロットの前記幅が10mmよりも大きい、請求項3に記載の車両窓アセンブリ。
  5. 前記アンテナ・スロットの全長が基本励振モードの環状スロットでは1波長であり、非環状スロットでは2分の1波長である、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  6. 前記アンテナ給電構造が前記スロット・アンテナに容量的に結合される、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  7. 前記内側ガラス・プライの表面上に位置付けられ前記導電性被覆の前記外側周縁部に実質的に平行に延びる容量結合金属素子をさらに備え、前記容量結合金属素子が無線周波数信号を前記スロット・アンテナに結合させ、非結合させるためのものである、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  8. 前記アンテナ給電構造が前記スロット・アンテナに結合されて、VHF及びUHF帯域の基本モードとより高次モードの両方を励振するようになされる、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  9. 前記除去部分がマスク除去及びレーザ除去の1つを使用して除去される、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  10. 前記アンテナ給電構造が前記スロット・アンテナを伝送線路に合わせて、前記伝送線路で見られる正味のリアクティブ成分を最小限に抑え、RFエネルギ移動を最大にするように構成される、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  11. 前記スロット・アンテナが45MHzから860MHzまでの周波数帯域をカバーするように構成される、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  12. 前記導電性被覆の前記外側周縁部の少なくとも一部が前記枠と接触状態である、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  13. 前記中間層がプラスチックを含む、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  14. 前記導電性層が実質的に透明である、請求項1に記載の車両窓アセンブリ。
  15. ガラス・プライと、
    前記ガラス・プライの表面上に位置付けられた導電性被覆と、を含み、前記導電性被覆が車両枠の内側金属縁部から間隔をおいて配置されてアンテナ・スロットを画定するように適合された外側周縁部を有し、前記導電性被覆が前記外側周縁部に隣接する少なくとも1つの除去部分を含み、前記除去部分が前記アンテナ・スロットを所望の共振周波数に同調させるように寸法付けられる、車両窓アセンブリ。
  16. 第2のガラス・プライ及び前記ガラス・プライと前記第2のガラス・プライの間に位置付けられた中間層をさらに含む、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  17. 前記ガラス・プライの縁部上に位置付けられた暗色塗料帯をさらに含む、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  18. 前記アンテナ・スロットの幅が少なくとも1つの動作周波数での前記アンテナ・スロット中の容量効果が実質的に非常に僅かであるように寸法付けられる、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  19. 前記アンテナ・スロットの幅が10mmよりも大きい、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  20. 前記アンテナ・スロットの全長が基本励振モードの環状スロット・アンテナでは1波長であり、非環状スロット・アンテナでは2分の1波長である、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  21. 前記ガラス・プライの表面上に位置付けられ前記導電性被覆の前記外側周縁部に実質的に平行に延びる容量結合金属素子をさらに含み、前記容量結合金属素子が無線周波数信号を前記スロット・アンテナに結合させ、非結合させるためのものである、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  22. 前記除去部分がマスク除去及びレーザ除去の1つを使用して除去される、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  23. 前記スロット・アンテナが45MHzから860MHzまでの周波数帯域をカバーするように構成される、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  24. 前記導電性被覆の前記外側周縁部の少なくとも一部が前記車両窓アセンブリが前記車両枠内に設置された後に前記車両枠と接触状態であるように構成される、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
  25. 前記中間層がプラスチックを含む、請求項16に記載の車両窓アセンブリ。
  26. 前記導電性層が実質的に透明である、請求項15に記載の車両窓アセンブリ。
JP2013534970A 2010-10-22 2011-10-14 窓アンテナ Pending JP2013544045A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/910,343 2010-10-22
US12/910,343 US8466842B2 (en) 2010-10-22 2010-10-22 Window antenna
PCT/US2011/056321 WO2012054330A1 (en) 2010-10-22 2011-10-14 Window antenna

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015187126A Division JP6230201B2 (ja) 2010-10-22 2015-09-24 窓アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013544045A true JP2013544045A (ja) 2013-12-09

Family

ID=44860566

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013534970A Pending JP2013544045A (ja) 2010-10-22 2011-10-14 窓アンテナ
JP2015187126A Active JP6230201B2 (ja) 2010-10-22 2015-09-24 窓アンテナ
JP2017168225A Pending JP2018014737A (ja) 2010-10-22 2017-09-01 窓アンテナ

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015187126A Active JP6230201B2 (ja) 2010-10-22 2015-09-24 窓アンテナ
JP2017168225A Pending JP2018014737A (ja) 2010-10-22 2017-09-01 窓アンテナ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8466842B2 (ja)
EP (1) EP2630690B1 (ja)
JP (3) JP2013544045A (ja)
CN (1) CN103270646B (ja)
CA (1) CA2815352C (ja)
PL (1) PL2630690T3 (ja)
WO (1) WO2012054330A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016104137A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 旭硝子株式会社 電気接続部材及びそれを用いた積層板
DE102021003539A1 (de) 2020-07-15 2022-01-20 AGC Inc. Fensterscheiben- festlegungsstruktur
DE102023120254A1 (de) 2022-08-02 2024-02-08 AGC Inc. Fahrzeugantenne

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0922191D0 (en) * 2009-12-21 2010-02-03 Pilkington Group Ltd Vehicle glazing
JP6160687B2 (ja) 2013-02-21 2017-07-12 旭硝子株式会社 車両用窓ガラス及びアンテナ
JP2016105527A (ja) * 2013-03-14 2016-06-09 旭硝子株式会社 車両用窓ガラス
EP2973845B1 (en) * 2013-03-15 2016-08-17 AGC Automotive Americas R & D, Inc. Window assembly with transparent regions having a performance enhancing slit formed therein
USD747298S1 (en) 2014-01-22 2016-01-12 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Antenna
US9406996B2 (en) 2014-01-22 2016-08-02 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Window assembly with transparent layer and an antenna element
USD774024S1 (en) 2014-01-22 2016-12-13 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Antenna
US9806398B2 (en) 2014-01-22 2017-10-31 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Window assembly with transparent layer and an antenna element
USD771602S1 (en) 2014-01-22 2016-11-15 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Antenna
US9653792B2 (en) 2014-02-03 2017-05-16 Pittsburgh Glass Works, Llc Window antenna loaded with a coupled transmission line filter
US9564674B2 (en) * 2014-02-03 2017-02-07 Pittsburgh Glass Works, Llc Window antenna connector with impedance matching
US9337525B2 (en) 2014-02-03 2016-05-10 Pittsburgh Glass Works, Llc Hidden window antenna
US9162552B2 (en) * 2014-03-05 2015-10-20 Fca Us Llc Self-locating water-soluble glass support
KR102212112B1 (ko) * 2014-07-14 2021-02-04 삼성전자 주식회사 안테나 운영 방법 및 이를 구현하는 전자장치
JP6696502B2 (ja) * 2015-05-21 2020-05-20 Agc株式会社 車両用窓ガラス及びアンテナ
WO2017018324A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 旭硝子株式会社 ガラスアンテナ及びガラスアンテナを備える車両用窓ガラス
US9837699B2 (en) * 2015-08-08 2017-12-05 Pittsburgh Glass Works, Llc Multi-element window antenna
US20170274832A1 (en) * 2016-03-24 2017-09-28 Nidec Elesys Corporation Windshield including vehicle-mounted radar
GB201608383D0 (en) * 2016-05-12 2016-06-29 Pilkington Group Ltd Connector for antennas, a glazing comprising the connector and an antenna system comprising the connector
JP6743486B2 (ja) * 2016-05-24 2020-08-19 Agc株式会社 車両用窓ガラス
US10804592B2 (en) * 2017-03-29 2020-10-13 Central Glass Company, Limited Antenna and window glass
US10811760B2 (en) * 2018-04-12 2020-10-20 Pittsburgh Glass Works, Llc Multi-band window antenna
US10923795B2 (en) * 2018-04-12 2021-02-16 Pittsburgh Glass Works, Llc Hidden multi-band window antenna
CN110576724B (zh) * 2019-08-09 2021-11-16 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车窗玻璃
WO2023249141A1 (ko) * 2022-06-23 2023-12-28 엘지전자 주식회사 차량에 배치되는 안테나 모듈

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645817A (ja) * 1992-03-16 1994-02-18 Ppg Ind Inc スロットアンテナ
JPH09175166A (ja) * 1995-09-02 1997-07-08 Flachglas Automot Gmbh 車体の少くとも1個所の窓ガラス用開口にアンテナ窓ガラスが装着されている、ことに個人用の自動車
JP2005012587A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ装置
JP2005278159A (ja) * 2004-03-01 2005-10-06 Thomson Licensing 多帯域平面アンテナ

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655545A (en) 1968-02-28 1972-04-11 Ppg Industries Inc Post heating of sputtered metal oxide films
US3962488A (en) 1974-08-09 1976-06-08 Ppg Industries, Inc. Electrically conductive coating
US4003057A (en) 1975-09-05 1977-01-11 The United States Of America As Represented By The Field Operations Bureau Of The Federal Communications Commision Rear window direction finding antenna
GB2193846B (en) 1986-07-04 1990-04-18 Central Glass Co Ltd Vehicle window glass antenna using transparent conductive film
US4707700A (en) 1986-07-25 1987-11-17 General Motors Corporation Vehicle roof mounted slot antenna with lossy conductive material for low VSWR
US4721963A (en) 1986-07-25 1988-01-26 General Motors Corporation Vehicle roof mounted slot antenna with separate AM and FM feeds
GB2200498B (en) 1986-12-19 1990-07-18 Central Glass Co Ltd Vehicle window glass antenna using transparent conductive film
KR890001219A (ko) 1987-06-27 1989-03-18 노브오 사수가 자동차용 수신장치
DE3808401A1 (de) * 1988-03-12 1989-09-21 Blaupunkt Werke Gmbh Sichtscheibe fuer fahrzeuge
US4898789A (en) 1988-04-04 1990-02-06 Ppg Industries, Inc. Low emissivity film for automotive heat load reduction
JP2537390B2 (ja) 1988-12-23 1996-09-25 原田工業株式会社 プレ―ンアンテナ
JPH03196704A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Mazda Motor Corp 車両のアンテナ装置
US5083135A (en) 1990-11-13 1992-01-21 General Motors Corporation Transparent film antenna for a vehicle window
DE69421028T2 (de) 1993-09-10 2000-02-03 Ford Werke Ag Schlitzantenne mit reduzierter Erdungsfläche
KR0145052B1 (ko) 1993-12-29 1998-08-01 와다 요시히로 차량용 안테나 및 그 설정방법
US5670966A (en) 1994-12-27 1997-09-23 Ppg Industries, Inc. Glass antenna for vehicle window
US5739794A (en) * 1995-05-22 1998-04-14 General Motors Corporation Vehicle window antenna with parasitic slot transmission line
US5528314A (en) 1995-05-22 1996-06-18 General Motors Corporation Transparent vehicle window antenna
US5999134A (en) * 1996-12-19 1999-12-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Glass antenna system with an impedance matching network
DE19730173A1 (de) 1997-07-15 1999-01-21 Fuba Automotive Gmbh Kraftfahrzeug-Karosserie aus Kunststoff mit Antennen
US6020855A (en) * 1998-05-26 2000-02-01 General Motors Corporation Transparent vehicle window antenna with capacitive connection apparatus
GB9813129D0 (en) 1998-06-17 1998-08-19 Harada Ind Europ Limited Multiband vehicle screen antenna
US6097345A (en) 1998-11-03 2000-08-01 The Ohio State University Dual band antenna for vehicles
JP2000156606A (ja) 1998-11-19 2000-06-06 Harada Ind Co Ltd Its適合自動車用アンテナ装置
US6307519B1 (en) 1999-12-23 2001-10-23 Hughes Electronics Corporation Multiband antenna system using RF micro-electro-mechanical switches, method for transmitting multiband signals, and signal produced therefrom
WO2001059875A2 (en) 2000-02-11 2001-08-16 Ppg Industries Ohio, Inc. Vehicle antenna
US6317090B1 (en) 2000-08-03 2001-11-13 General Motors Corporation AM/FM solar-ray antenna with mirror wiring grounding strap
JP2002290145A (ja) 2001-03-28 2002-10-04 Honda Business Service Kk 車両用スロットアンテナ装置
US6646618B2 (en) 2001-04-10 2003-11-11 Hrl Laboratories, Llc Low-profile slot antenna for vehicular communications and methods of making and designing same
US6806839B2 (en) 2002-12-02 2004-10-19 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Wide bandwidth flat panel antenna array
ITRE20030042A1 (it) * 2003-04-24 2004-10-25 Ask Ind Spa "antenna planare multibanda"
JP2005012588A (ja) 2003-06-20 2005-01-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ装置
JP2005142616A (ja) 2003-11-04 2005-06-02 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナおよび車両用ガラスアンテナ装置
US7190316B2 (en) 2004-03-05 2007-03-13 Delphi Techologies, Inc. Vehicular glass-mount antenna and system
US7675471B2 (en) 2004-03-05 2010-03-09 Delphi Technologies, Inc. Vehicular glass-mount antenna and system
WO2011156055A1 (en) * 2010-06-11 2011-12-15 Tokyo Electron Limited Apparatus and method for chemical vapor deposition control

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645817A (ja) * 1992-03-16 1994-02-18 Ppg Ind Inc スロットアンテナ
JPH09175166A (ja) * 1995-09-02 1997-07-08 Flachglas Automot Gmbh 車体の少くとも1個所の窓ガラス用開口にアンテナ窓ガラスが装着されている、ことに個人用の自動車
JP2005012587A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ装置
JP2005278159A (ja) * 2004-03-01 2005-10-06 Thomson Licensing 多帯域平面アンテナ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016104137A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 旭硝子株式会社 電気接続部材及びそれを用いた積層板
JPWO2016104137A1 (ja) * 2014-12-24 2017-11-24 旭硝子株式会社 電気接続部材及びそれを用いた積層板
DE102021003539A1 (de) 2020-07-15 2022-01-20 AGC Inc. Fensterscheiben- festlegungsstruktur
DE102023120254A1 (de) 2022-08-02 2024-02-08 AGC Inc. Fahrzeugantenne

Also Published As

Publication number Publication date
US8466842B2 (en) 2013-06-18
CN103270646B (zh) 2016-11-02
CA2815352A1 (en) 2012-04-26
CA2815352C (en) 2015-05-26
JP6230201B2 (ja) 2017-11-15
CN103270646A (zh) 2013-08-28
JP2018014737A (ja) 2018-01-25
WO2012054330A1 (en) 2012-04-26
US20120098716A1 (en) 2012-04-26
PL2630690T3 (pl) 2024-04-22
JP2016027745A (ja) 2016-02-18
EP2630690B1 (en) 2023-12-06
EP2630690A1 (en) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6230201B2 (ja) 窓アンテナ
JP6250399B2 (ja) 広帯域のアンテナ
JP3568011B2 (ja) 車体の少くとも1個所の窓ガラス用開口にアンテナ窓ガラスが装着されている自動車
US10811760B2 (en) Multi-band window antenna
KR960015569B1 (ko) 슬롯 안테나
US9337525B2 (en) Hidden window antenna
US10923795B2 (en) Hidden multi-band window antenna
US9350071B2 (en) Window-glass antenna for vehicle
US9653792B2 (en) Window antenna loaded with a coupled transmission line filter
US9837699B2 (en) Multi-element window antenna
JP2017034675A (ja) 窓組立体のためのマルチバンドアンテナ
CN107394356A (zh) 用于gps和sdars频带的cpw馈电圆形极化贴花天线
US11569580B2 (en) Multilayer glass patch antenna
US20220263218A1 (en) Vehicle antenna glazing
WO2005060046A2 (en) Concealed vehicle antenna utilizing body panel slot
CN107453027A (zh) Gps,glonass和sdars频带的cpw馈电修改套筒单极
US20210184333A1 (en) Vehicle antenna glazing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150924

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20151124

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20151225

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20161021

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161031